JPH06127016A - 多針記録ヘッド - Google Patents
多針記録ヘッドInfo
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- JPH06127016A JPH06127016A JP30066492A JP30066492A JPH06127016A JP H06127016 A JPH06127016 A JP H06127016A JP 30066492 A JP30066492 A JP 30066492A JP 30066492 A JP30066492 A JP 30066492A JP H06127016 A JPH06127016 A JP H06127016A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 片面のプリント基板を使用することができか
つ1回の露光で製作できるサイズにプリント基板を分割
できる多針記録ヘッドの結線構造。 【構成】 配線基板20の片面上に複数のコネクタ22
a,22bにグループ分けされる配線23が交差しない
状態で2M個の端子21を設ける一方、N組ずつの第1
及び第2の記録電極101a,101b(線材15)群
からグループ化すべきN本ずつの電極に分けられた2M
組の線材15の束を配線基板20の対応する各端子位置
21において束ね、グループ化すべきN本の記録電極の
配線基板20への接続箇所を1箇所としかつそれが配線
基板20の端子部21の配列方向に対しほぼ直交方向に
引き出されている。
つ1回の露光で製作できるサイズにプリント基板を分割
できる多針記録ヘッドの結線構造。 【構成】 配線基板20の片面上に複数のコネクタ22
a,22bにグループ分けされる配線23が交差しない
状態で2M個の端子21を設ける一方、N組ずつの第1
及び第2の記録電極101a,101b(線材15)群
からグループ化すべきN本ずつの電極に分けられた2M
組の線材15の束を配線基板20の対応する各端子位置
21において束ね、グループ化すべきN本の記録電極の
配線基板20への接続箇所を1箇所としかつそれが配線
基板20の端子部21の配列方向に対しほぼ直交方向に
引き出されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電記録方式の記録ヘ
ッドとして好適な多針記録ヘッドに関する。更に詳述す
ると、本発明は、多針記録ヘッドの記録電極の配線基板
への結線構造の改良に関する。
ッドとして好適な多針記録ヘッドに関する。更に詳述す
ると、本発明は、多針記録ヘッドの記録電極の配線基板
への結線構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】静電記録方式に用いられる同一面制御形
の多針記録ヘッドは、一般に、図14に示すように、一
定ピッチで高密度に配置された2列の記録電極101
a,101bとこれに対応する2列の制御電極102
a,102bとが電気絶縁性樹脂等の電極支持ブロック
103によって固められたものである。例えば、M(=
128)本を1組としてN(=55)組から成るM×N
(=7040)本の第1の記録電極(本明細書ではこれ
をODD側記録電極ともいう)101aと、これと平行
に所定間隔をあけて配置されるM×N(=7040)本
の第2の記録電極(本明細書ではこれをEVEN側記録
電極ともいう)101bと、この第1及び第2の記録電
極101a,101bの列に沿って列の外側にそれぞれ
配置される制御電極102a,102bとがそれぞれの
端面を絶縁性樹脂から成る1m程度の長さの樹脂ブロッ
ク・電極支持ブロック103の表面に露呈させるように
設けられている。
の多針記録ヘッドは、一般に、図14に示すように、一
定ピッチで高密度に配置された2列の記録電極101
a,101bとこれに対応する2列の制御電極102
a,102bとが電気絶縁性樹脂等の電極支持ブロック
103によって固められたものである。例えば、M(=
128)本を1組としてN(=55)組から成るM×N
(=7040)本の第1の記録電極(本明細書ではこれ
をODD側記録電極ともいう)101aと、これと平行
に所定間隔をあけて配置されるM×N(=7040)本
の第2の記録電極(本明細書ではこれをEVEN側記録
電極ともいう)101bと、この第1及び第2の記録電
極101a,101bの列に沿って列の外側にそれぞれ
配置される制御電極102a,102bとがそれぞれの
端面を絶縁性樹脂から成る1m程度の長さの樹脂ブロッ
ク・電極支持ブロック103の表面に露呈させるように
設けられている。
【0003】この多針記録ヘッドは、従来、例えば図1
2及び図13に示すようなドラム状の成形型202を用
いる製法によって得られている。ドラム状の成形型20
2には、電極支持ブロック103となる電気絶縁性樹脂
203を注入するための凹部204が軸線方向に設けら
れかつ外周面に一定ピッチ(例えば直径0.0635m
mの線材を使用する場合には0.127mm)で螺旋溝
(図示省略)が形成されている。この成形型202によ
ると、外周面の螺旋溝に記録電極となる線材201を巻
きつけた後、その上から凹部204部分に型板205を
被せて凹部204との間の空間Sに電気絶縁性樹脂20
3を注入して固めることにより多針記録ヘッドが得られ
る。ここで、図中の符号207は線材201及び型板2
05を仮固定する両面接着テープである。線材201は
樹脂203が固まった電極支持ブロック103の表面近
く(例えば図中に符号X−Xで示される部位)において
切断される。因みに、線材201は、ドラム202の螺
旋溝に巻きつけた後にスペーサ206を被せてから更に
巻きつけ、2重に巻回されている。したがって、ドラム
202の螺旋溝に嵌入された一方の線材(電極101
a)は一定ピッチで配置される一方、その上にスペーサ
206を介して巻回される他方の線材(電極101b)
はドラムの溝に保持された線材201と線材201の間
に嵌まり込むようにして千鳥状に配置されることとな
る。
2及び図13に示すようなドラム状の成形型202を用
いる製法によって得られている。ドラム状の成形型20
2には、電極支持ブロック103となる電気絶縁性樹脂
203を注入するための凹部204が軸線方向に設けら
れかつ外周面に一定ピッチ(例えば直径0.0635m
mの線材を使用する場合には0.127mm)で螺旋溝
(図示省略)が形成されている。この成形型202によ
ると、外周面の螺旋溝に記録電極となる線材201を巻
きつけた後、その上から凹部204部分に型板205を
被せて凹部204との間の空間Sに電気絶縁性樹脂20
3を注入して固めることにより多針記録ヘッドが得られ
る。ここで、図中の符号207は線材201及び型板2
05を仮固定する両面接着テープである。線材201は
樹脂203が固まった電極支持ブロック103の表面近
く(例えば図中に符号X−Xで示される部位)において
切断される。因みに、線材201は、ドラム202の螺
旋溝に巻きつけた後にスペーサ206を被せてから更に
巻きつけ、2重に巻回されている。したがって、ドラム
202の螺旋溝に嵌入された一方の線材(電極101
a)は一定ピッチで配置される一方、その上にスペーサ
206を介して巻回される他方の線材(電極101b)
はドラムの溝に保持された線材201と線材201の間
に嵌まり込むようにして千鳥状に配置されることとな
る。
【0004】このような方法によって得られた多針記録
ヘッドは、図14及び図15に示すように、各記録電極
101a,101b並びに制御電極102a,102b
を一旦配線基板104上に結線してから外部の駆動回路
等に接続するように構成されている。
ヘッドは、図14及び図15に示すように、各記録電極
101a,101b並びに制御電極102a,102b
を一旦配線基板104上に結線してから外部の駆動回路
等に接続するように構成されている。
【0005】このとき、M×N本の多数の記録電極10
1a,101bは駆動回路を簡略化するために複数のブ
ロックに分けられてドライバ回路に接続される。そこ
で、最も長い配線部分ではヘッドの一端から配線基板1
04の他端側へと配線する場合、相当の長い線材を必要
とする。しかし、ヘッドから引き出される線材の長さは
等しいことから配線基板104の全域に線材を引き回し
て結線することはできない。そこで、従来は、図16に
示すように、配線基板104までの記録電極・線材の引
き回し長さをできるだけ短くするために、記録電極群を
大きくヘッドの右半分と左半分とに2つに分けてから配
線基板に接続するようにしている。即ち、配線基板10
4の表面(説明の便宜上、ODD側コネクタ105aを
形成する面を表面、EVEN側コネクタ105bを形成
する面を裏面という)の右半分にヘッドの右半分の記録
電極(27×128×2本)を結線する256箇所の端
子106を形成する一方、裏面の左半分にヘッドの左半
分の記録電極(28×128×2本)を結線する256
箇所の端子107を設け、本来1つのグループにすべき
各電極を一旦2つのグループに分けてから配線基板10
4に接続するようにしている。更に、この表面と裏面の
同一グループに属する電極を1つにまとめてコネクタに
接続するための256箇所のスルーホール108を設
け、このスルーホール108と表面並びに裏面の各端子
106,107とを配線109で接続することによっ
て、1グループにまとめてからコネクタ105aあるい
は105bに接続するようにしている。
1a,101bは駆動回路を簡略化するために複数のブ
ロックに分けられてドライバ回路に接続される。そこ
で、最も長い配線部分ではヘッドの一端から配線基板1
04の他端側へと配線する場合、相当の長い線材を必要
とする。しかし、ヘッドから引き出される線材の長さは
等しいことから配線基板104の全域に線材を引き回し
て結線することはできない。そこで、従来は、図16に
示すように、配線基板104までの記録電極・線材の引
き回し長さをできるだけ短くするために、記録電極群を
大きくヘッドの右半分と左半分とに2つに分けてから配
線基板に接続するようにしている。即ち、配線基板10
4の表面(説明の便宜上、ODD側コネクタ105aを
形成する面を表面、EVEN側コネクタ105bを形成
する面を裏面という)の右半分にヘッドの右半分の記録
電極(27×128×2本)を結線する256箇所の端
子106を形成する一方、裏面の左半分にヘッドの左半
分の記録電極(28×128×2本)を結線する256
箇所の端子107を設け、本来1つのグループにすべき
各電極を一旦2つのグループに分けてから配線基板10
4に接続するようにしている。更に、この表面と裏面の
同一グループに属する電極を1つにまとめてコネクタに
接続するための256箇所のスルーホール108を設
け、このスルーホール108と表面並びに裏面の各端子
106,107とを配線109で接続することによっ
て、1グループにまとめてからコネクタ105aあるい
は105bに接続するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この結
線構造では、配線基板104の右半分に形成された25
6箇所の端子106並びに左半分の256箇所の端子1
07と全面に形成された256箇所のスルーホール10
8とを結線する配線109を配線基板104の全面に形
成しなければならないため、右半分の端子106と左半
分の端子107とにそれぞれ接続される配線109が交
差しないように両面の配線基板を用いなければならな
い。しかも、配線パターンは配線基板104の全面を横
切るように形成されるため、ほぼ1mの長さを有する一
体基板である必要がある。依って、記録ヘッドとほぼ同
じ長さ(約1m)の一体基板が必要となり、通常の配線
基板(約50cm程度まで)では使用不可能となってし
まうし、現在一般的なプリント配線設備によると、一度
に配線パターンを露光することができずに左半分と右半
分とに2回に分けて露光しなければならない。このた
め、特別な配線基板を作成する必要があり極めて高価な
ものとなってしまう。
線構造では、配線基板104の右半分に形成された25
6箇所の端子106並びに左半分の256箇所の端子1
07と全面に形成された256箇所のスルーホール10
8とを結線する配線109を配線基板104の全面に形
成しなければならないため、右半分の端子106と左半
分の端子107とにそれぞれ接続される配線109が交
差しないように両面の配線基板を用いなければならな
い。しかも、配線パターンは配線基板104の全面を横
切るように形成されるため、ほぼ1mの長さを有する一
体基板である必要がある。依って、記録ヘッドとほぼ同
じ長さ(約1m)の一体基板が必要となり、通常の配線
基板(約50cm程度まで)では使用不可能となってし
まうし、現在一般的なプリント配線設備によると、一度
に配線パターンを露光することができずに左半分と右半
分とに2回に分けて露光しなければならない。このた
め、特別な配線基板を作成する必要があり極めて高価な
ものとなってしまう。
【0007】本発明は、片面のプリント基板を使用する
ことができかつ1回の露光で製作できるサイズにプリン
ト基板を分割できる多針記録ヘッドの結線構造を提供す
ることを目的とする。
ことができかつ1回の露光で製作できるサイズにプリン
ト基板を分割できる多針記録ヘッドの結線構造を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、M本を1組としてN組から成るM×N本
の第1の記録電極と、これと平行に所定間隔をあけて配
置されるM×N本の第2の記録電極とを一定ピッチで配
列させ、第1及び第2の各記録電極を前記配線基板に一
旦結線してから外部駆動回路に接続する多針記録ヘッド
において、前記配線基板の片面上に複数のコネクタにグ
ループ分けされる配線が互いに交差しない状態で2M個
の端子を設ける一方、N組ずつの前記第1及び第2の記
録電極群からグループ化すべきN本ずつの電極に分けら
れた2M組の線材の束を前記配線基板の対応する各端子
位置において束ね、グループ化すべきN本の記録電極の
前記配線基板への接続箇所を1箇所としかつそれが前記
配線基板の端子部の配列方向に対しほぼ直交方向に引き
出されるようにしている。
め、本発明は、M本を1組としてN組から成るM×N本
の第1の記録電極と、これと平行に所定間隔をあけて配
置されるM×N本の第2の記録電極とを一定ピッチで配
列させ、第1及び第2の各記録電極を前記配線基板に一
旦結線してから外部駆動回路に接続する多針記録ヘッド
において、前記配線基板の片面上に複数のコネクタにグ
ループ分けされる配線が互いに交差しない状態で2M個
の端子を設ける一方、N組ずつの前記第1及び第2の記
録電極群からグループ化すべきN本ずつの電極に分けら
れた2M組の線材の束を前記配線基板の対応する各端子
位置において束ね、グループ化すべきN本の記録電極の
前記配線基板への接続箇所を1箇所としかつそれが前記
配線基板の端子部の配列方向に対しほぼ直交方向に引き
出されるようにしている。
【0009】
【作用】したがって、グループ化すべきN本のODD側
記録電極とEVEN側記録電極とに対応する2M個の端
子と外部駆動回路に接続されるコネクタとを接続する配
線パターンがすべて縦方向(配線基板の端子配列方向と
直交する方向)に形成され、配線基板を端子配列方向に
分割可能とする。そこで、配線基板を適宜大きさに分断
して片面に配線パターンを1回露光でそれぞれ形成した
ものを機械的に連結することによって全ての記録電極を
結線する大型の配線基板が得られる。
記録電極とEVEN側記録電極とに対応する2M個の端
子と外部駆動回路に接続されるコネクタとを接続する配
線パターンがすべて縦方向(配線基板の端子配列方向と
直交する方向)に形成され、配線基板を端子配列方向に
分割可能とする。そこで、配線基板を適宜大きさに分断
して片面に配線パターンを1回露光でそれぞれ形成した
ものを機械的に連結することによって全ての記録電極を
結線する大型の配線基板が得られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
【0011】まず、図5−図10に基づいて本発明の多
針記録ヘッドを製造する場合に用いられる成形型につい
て説明する。
針記録ヘッドを製造する場合に用いられる成形型につい
て説明する。
【0012】本実施例において示す成形型1は、2つの
多針記録ヘッドを同時に得る2個取り用成形型であり、
同じ構造の2個の成形型1,1を突合せその間で多針記
録ヘッドの電極支持ブロックを形成するキャビティを構
成する。成形型1は、制御電極13を収容しかつこの制
御電極13と記録電極となる線材15とを固めるための
樹脂を注入するキャビティ溝2,3を平行に形成し、そ
のキャビティ溝2とキャビティ溝3との間及び両キャビ
ティ溝2,3の外側に突堤部4,5,6を形成し、これ
ら突堤部4,5,6に記録電極となる線材15を保持さ
せるための線材保持用溝14を一定ピッチで形成してい
る。そして、一方の成形型1に収容される制御電極13
及び記録電極(線材15)をODD側とすると共に、他
方の成形型1に収容される制御電極13及び記録電極
(線材)をEVEN側としている。尚、キャビティ溝
2,3には、図8に示すように、各突堤部4,5,6に
沿ってプレート嵌合溝16が形成され、制御電極13並
びにこれにはんだ付けされた回路基板12とを保持する
制御電極支持プレート11を嵌合させることによって、
制御電極13を所定位置に配置し得るように設けられて
いる。
多針記録ヘッドを同時に得る2個取り用成形型であり、
同じ構造の2個の成形型1,1を突合せその間で多針記
録ヘッドの電極支持ブロックを形成するキャビティを構
成する。成形型1は、制御電極13を収容しかつこの制
御電極13と記録電極となる線材15とを固めるための
樹脂を注入するキャビティ溝2,3を平行に形成し、そ
のキャビティ溝2とキャビティ溝3との間及び両キャビ
ティ溝2,3の外側に突堤部4,5,6を形成し、これ
ら突堤部4,5,6に記録電極となる線材15を保持さ
せるための線材保持用溝14を一定ピッチで形成してい
る。そして、一方の成形型1に収容される制御電極13
及び記録電極(線材15)をODD側とすると共に、他
方の成形型1に収容される制御電極13及び記録電極
(線材)をEVEN側としている。尚、キャビティ溝
2,3には、図8に示すように、各突堤部4,5,6に
沿ってプレート嵌合溝16が形成され、制御電極13並
びにこれにはんだ付けされた回路基板12とを保持する
制御電極支持プレート11を嵌合させることによって、
制御電極13を所定位置に配置し得るように設けられて
いる。
【0013】突堤部4,5,6の上面には、図1及び図
6に示すように、キャビティ溝2,3を横切る方向(成
形型1の軸方向と直交する向き)にM本を1組とするN
組のM×N本の線材保持用溝14が形成されている。例
えば、128本を1組として55組(総計7040本)
の線材保持用溝が形成されている。この線材保持用溝1
4は、図10に示すように、記録電極を構成する線材1
5の直径の2倍とほぼ等しい溝ピッチPでかつその直径
とほぼ等しい深さ及び幅のほぼV形に形成されていて、
成形型1に巻かれる線材15の一部分を係合させ、M×
N本の線材15を一定ピッチで平行に整列させて保持す
るものである。
6に示すように、キャビティ溝2,3を横切る方向(成
形型1の軸方向と直交する向き)にM本を1組とするN
組のM×N本の線材保持用溝14が形成されている。例
えば、128本を1組として55組(総計7040本)
の線材保持用溝が形成されている。この線材保持用溝1
4は、図10に示すように、記録電極を構成する線材1
5の直径の2倍とほぼ等しい溝ピッチPでかつその直径
とほぼ等しい深さ及び幅のほぼV形に形成されていて、
成形型1に巻かれる線材15の一部分を係合させ、M×
N本の線材15を一定ピッチで平行に整列させて保持す
るものである。
【0014】また、両側の突堤部5,6の更に外側には
線材15の方向付けをするODD側とEVEN側の方向
付けピン7L ,7R 、ブロック毎に分けられた同種の線
材15をグループ化して束ねるODD側とEVEN側の
束ねピン8L ,8R 及び線材15を転回させるODD側
とEVEN側のターンピン9L ,9R を設け、これらO
DD側とEVEN側の各ピン7L ,7R ,8L ,8R ,
9L ,9R を利用して張り渡す線材15の位置並びに向
きを変えるようにしている。線材15は、方向付けピン
7L ,7R の間においてキャビティ溝2,3を横切るよ
うに張り渡され、キャビティ溝2とキャビティ溝3との
間の突堤部4並びに両キャビティ溝2,3の外側の突堤
部5,6に形成された線材保持用溝14によって保持さ
れている。尚、成形型1には、当該成形型1を線材巻つ
け機などに揺動自在に支持させるための回転軸10が設
けられている。
線材15の方向付けをするODD側とEVEN側の方向
付けピン7L ,7R 、ブロック毎に分けられた同種の線
材15をグループ化して束ねるODD側とEVEN側の
束ねピン8L ,8R 及び線材15を転回させるODD側
とEVEN側のターンピン9L ,9R を設け、これらO
DD側とEVEN側の各ピン7L ,7R ,8L ,8R ,
9L ,9R を利用して張り渡す線材15の位置並びに向
きを変えるようにしている。線材15は、方向付けピン
7L ,7R の間においてキャビティ溝2,3を横切るよ
うに張り渡され、キャビティ溝2とキャビティ溝3との
間の突堤部4並びに両キャビティ溝2,3の外側の突堤
部5,6に形成された線材保持用溝14によって保持さ
れている。尚、成形型1には、当該成形型1を線材巻つ
け機などに揺動自在に支持させるための回転軸10が設
けられている。
【0015】方向付けピン7L ,7R は、図4に拡大し
て示すように、線材保持用溝14,14に係合される線
材15の方向付けをするものでそれぞれ2M(=25
6)本ずつ設けられている。線材束ねピン8L ,8
R は、線材保持用溝14にN組に組分けされて配列され
た線材群から同一グループに属するN本の線材15を対
応する1つのターンピン9L ,9R に案内するためのも
ので、正確にN(=55)本の線材を巻き掛けられるよ
うになっている。更に、ターンピン9L ,9R は、1本
でN(=55)本の線材15を巻き掛けて束ねると共に
転回させて他のピンに線材を案内するものである。これ
ら線材束ねピン8L ,8R とターンピン9L ,9R は、
それぞれM(=128)本ずつ設けられている。そし
て、ODD側の各ピン8R ,9R は、図3に示すよう
に、32本ずつの4つのグループA1 ,A2,A3 ,A
4 に分けられ、各グループA1 〜A4 の間に同じピッチ
で32本分のピンが占有する隙間Cをあけて設けられて
いる。また、EVEN側の各ピン8L,9L も同様に、
隙間Cをあけて32本ずつの4つのグループB1 ,
B2 ,B3,B4 に分けられ、ODD側のピン8R ,9
R の各グループA1 〜A4 の間の隙間Cに位置するよう
に設けられている。したがって、ODD側とEVEN側
の各ピン8R ,9R ,8L ,9L で束ねられた線材の束
は、1つの平面に重ね合せたときに互いに重ならないよ
うに配置される。この各ピン7L ,7R ,8L ,8R,
9L ,9R への線材の掛け方は、例えばODD側の第1
ターンピンには1,129,257,…,6913番目
の線材保持用溝14に架設された55本の記録電極・線
材15が掛けられるように、1,129,257,…,
6913番目の線材保持用溝14の近傍の方向突けピン
7R と1番目の線材束ねピン8R とを利用して線材が引
き回されている。このとき、EVEN側においては、O
DD側の第1ターンピン9R から数えて第33番目のタ
ーンピンとなる位置にあるEVEN側の第1ターンピン
9L に55本の記録電極が掛けられる。
て示すように、線材保持用溝14,14に係合される線
材15の方向付けをするものでそれぞれ2M(=25
6)本ずつ設けられている。線材束ねピン8L ,8
R は、線材保持用溝14にN組に組分けされて配列され
た線材群から同一グループに属するN本の線材15を対
応する1つのターンピン9L ,9R に案内するためのも
ので、正確にN(=55)本の線材を巻き掛けられるよ
うになっている。更に、ターンピン9L ,9R は、1本
でN(=55)本の線材15を巻き掛けて束ねると共に
転回させて他のピンに線材を案内するものである。これ
ら線材束ねピン8L ,8R とターンピン9L ,9R は、
それぞれM(=128)本ずつ設けられている。そし
て、ODD側の各ピン8R ,9R は、図3に示すよう
に、32本ずつの4つのグループA1 ,A2,A3 ,A
4 に分けられ、各グループA1 〜A4 の間に同じピッチ
で32本分のピンが占有する隙間Cをあけて設けられて
いる。また、EVEN側の各ピン8L,9L も同様に、
隙間Cをあけて32本ずつの4つのグループB1 ,
B2 ,B3,B4 に分けられ、ODD側のピン8R ,9
R の各グループA1 〜A4 の間の隙間Cに位置するよう
に設けられている。したがって、ODD側とEVEN側
の各ピン8R ,9R ,8L ,9L で束ねられた線材の束
は、1つの平面に重ね合せたときに互いに重ならないよ
うに配置される。この各ピン7L ,7R ,8L ,8R,
9L ,9R への線材の掛け方は、例えばODD側の第1
ターンピンには1,129,257,…,6913番目
の線材保持用溝14に架設された55本の記録電極・線
材15が掛けられるように、1,129,257,…,
6913番目の線材保持用溝14の近傍の方向突けピン
7R と1番目の線材束ねピン8R とを利用して線材が引
き回されている。このとき、EVEN側においては、O
DD側の第1ターンピン9R から数えて第33番目のタ
ーンピンとなる位置にあるEVEN側の第1ターンピン
9L に55本の記録電極が掛けられる。
【0016】以上のように構成された成形型1を使用し
て多針記録ヘッドは次のようにして得られる。
て多針記録ヘッドは次のようにして得られる。
【0017】まず、線材15を一対の成形型1,1にそ
れぞれ巻き始める前に、制御電極13などの必要部品が
各成形型1,1のキャビティ溝2,3の所定位置に収容
されて設置される。
れぞれ巻き始める前に、制御電極13などの必要部品が
各成形型1,1のキャビティ溝2,3の所定位置に収容
されて設置される。
【0018】それから、例えば図5に示すような巻線機
を用いて各成形型1,1のODD側及びEVEN側の各
ピン7L ,7R ,8L ,8R ,9L ,9R に線材15を
巻き掛けあるいは引掛けることによって、M×N本の線
材保持用溝14に線材15を嵌合させて一定ピッチに整
列させつつキャビティ溝2,3の上を横切らせるように
架設させる。この線材15の各ピン7L ,7R ,8L ,
8R ,9L ,9R への引掛けは、成形型1の揺動と線材
15を供給するノズル17のピン配列方向への移動との
組合せ運動によって行われる。そして、線材15を配線
基板20の対応する端子21の位置でグループ化すべき
N本ずつの電極の束に束ねる。例えば、図3に基いて説
明すると、線材15を1番目のODD側ターンピン9R
→1番目のODD側線材束ねピン8R →1番目のODD
側方向付けピン7R →1番目の線材保持用溝14→1番
目のEVEN側方向付けピン7L →1番目(1番目のO
DD側ターンピン9R からの累積ピン数では33番目:
以下、累積ピン数を括弧書きする)のEVEN側線材束
ねピン8L →1番目(33番目)のEVEN側ターンピ
ン9L →1番目(33番目)のEVEN側線材束ねピン
8L →129番目の線材保持用溝14の近くのEVEN
側方向付けピン7L →129番目の線材保持用溝14→
129番目の線材保持用溝の近傍のODD側方向付けピ
ン7R →1番目のODD側線材束ねピン8R →1番目の
ODD側ターンピン9R →1番目のODD側線材束ねピ
ン8R →257番目の線材保持用溝14の近傍のODD
側方向付けピン7R →257番目の線材保持用溝14→
256番目の線材保持用溝14の近傍のEVEN側方向
付けピン7L →1番目(33番目)のEVEN側線材束
ねピン8L →1番目(33番目)のEVEN側ターンピ
ン9L →1番目(33番目)のEVEN側線材束ねピン
8L →385番目の線材保持用溝14の近傍のEVEN
側方向付けピン7L →385番目の線材保持用溝14へ
と順次巻き掛けて、1,129,257,…,6913
番目の合計55箇所の線材保持用溝14に線材15を落
し込む。次いで、線材15を2番目のODD側ターンピ
ン9R →2番目のODD側線材束ねピン8R →2番目の
線材保持用溝14の近傍のODD側方向付けピン7R →
2番目の線材保持用溝14→2番目の線材保持用溝14
の近傍のEVEN側方向付けピン7L →2番目(34番
目)のEVEN側線材束ねピン8L →2番目(34番
目)のEVEN側ターンピン9L →2番目(34番目)
のEVEN側線材束ねピン8L →130番目の線材保持
用溝14の近傍のEVEN側方向付けピン7L →130
番目の線材保持用溝14→129番目の線材保持用溝1
4の近傍のODD側方向付けピン7R →2番目のODD
側線材束ねピン8R →2番目のODD側ターンピンへ9
R と順次巻き掛けて、2,130,258,…,691
4番目の合計55箇所の線材保持用溝14に線材15を
落し込む。このような作業を繰返してM×N本(704
0本)分の線材15を全て巻掛ける。この状態を図3に
示す。ここで、巻線機は成形型1の回転軸10を揺動さ
せるモータ18Yとノズル17を直線移動させる送り機
構(スクリュー)を回転させるモータ18Xとを制御装
置19によって同期制御させるように設けられている。
を用いて各成形型1,1のODD側及びEVEN側の各
ピン7L ,7R ,8L ,8R ,9L ,9R に線材15を
巻き掛けあるいは引掛けることによって、M×N本の線
材保持用溝14に線材15を嵌合させて一定ピッチに整
列させつつキャビティ溝2,3の上を横切らせるように
架設させる。この線材15の各ピン7L ,7R ,8L ,
8R ,9L ,9R への引掛けは、成形型1の揺動と線材
15を供給するノズル17のピン配列方向への移動との
組合せ運動によって行われる。そして、線材15を配線
基板20の対応する端子21の位置でグループ化すべき
N本ずつの電極の束に束ねる。例えば、図3に基いて説
明すると、線材15を1番目のODD側ターンピン9R
→1番目のODD側線材束ねピン8R →1番目のODD
側方向付けピン7R →1番目の線材保持用溝14→1番
目のEVEN側方向付けピン7L →1番目(1番目のO
DD側ターンピン9R からの累積ピン数では33番目:
以下、累積ピン数を括弧書きする)のEVEN側線材束
ねピン8L →1番目(33番目)のEVEN側ターンピ
ン9L →1番目(33番目)のEVEN側線材束ねピン
8L →129番目の線材保持用溝14の近くのEVEN
側方向付けピン7L →129番目の線材保持用溝14→
129番目の線材保持用溝の近傍のODD側方向付けピ
ン7R →1番目のODD側線材束ねピン8R →1番目の
ODD側ターンピン9R →1番目のODD側線材束ねピ
ン8R →257番目の線材保持用溝14の近傍のODD
側方向付けピン7R →257番目の線材保持用溝14→
256番目の線材保持用溝14の近傍のEVEN側方向
付けピン7L →1番目(33番目)のEVEN側線材束
ねピン8L →1番目(33番目)のEVEN側ターンピ
ン9L →1番目(33番目)のEVEN側線材束ねピン
8L →385番目の線材保持用溝14の近傍のEVEN
側方向付けピン7L →385番目の線材保持用溝14へ
と順次巻き掛けて、1,129,257,…,6913
番目の合計55箇所の線材保持用溝14に線材15を落
し込む。次いで、線材15を2番目のODD側ターンピ
ン9R →2番目のODD側線材束ねピン8R →2番目の
線材保持用溝14の近傍のODD側方向付けピン7R →
2番目の線材保持用溝14→2番目の線材保持用溝14
の近傍のEVEN側方向付けピン7L →2番目(34番
目)のEVEN側線材束ねピン8L →2番目(34番
目)のEVEN側ターンピン9L →2番目(34番目)
のEVEN側線材束ねピン8L →130番目の線材保持
用溝14の近傍のEVEN側方向付けピン7L →130
番目の線材保持用溝14→129番目の線材保持用溝1
4の近傍のODD側方向付けピン7R →2番目のODD
側線材束ねピン8R →2番目のODD側ターンピンへ9
R と順次巻き掛けて、2,130,258,…,691
4番目の合計55箇所の線材保持用溝14に線材15を
落し込む。このような作業を繰返してM×N本(704
0本)分の線材15を全て巻掛ける。この状態を図3に
示す。ここで、巻線機は成形型1の回転軸10を揺動さ
せるモータ18Yとノズル17を直線移動させる送り機
構(スクリュー)を回転させるモータ18Xとを制御装
置19によって同期制御させるように設けられている。
【0019】そして、最後の組の線材15の巻掛けが終
了した時点で、ODD側とEVEN側の各ターンピン7
R 〜9L に掛けられたN(=55)本の記録電極・線材
15のM組の束を各ターンピン9R ,9L に近い部分に
おいて速乾性の接着剤で固定し、N本の線材15の束が
ばらばらにならないようにかつターンピン9R ,9Lま
での線材長さが変動しないようにする。これによって、
グループ化されたM本の線材15の束は、配線基板20
の対応する端子21の位置でそれぞれ束ねられ端子配列
方向と直交する方向に引き出されることとなる。そし
て、線材束の固定が済んだところで、ノズル17から引
き出されている線材15を切断する。尚、線材の巻掛け
をより確実なものとするため、線材を切断しない程度の
圧力を掛けた部材で中央の突堤部4の上を軸方向に摺接
し、溝14に係合していない線材15があった場合にこ
れを溝14へ落し込むことが好ましい。また、同様にし
て対を成す相手側のもう一つの成形型1にも線材15を
巻掛け、M×N本の線材を所定の線材保持用溝14に嵌
合させる。
了した時点で、ODD側とEVEN側の各ターンピン7
R 〜9L に掛けられたN(=55)本の記録電極・線材
15のM組の束を各ターンピン9R ,9L に近い部分に
おいて速乾性の接着剤で固定し、N本の線材15の束が
ばらばらにならないようにかつターンピン9R ,9Lま
での線材長さが変動しないようにする。これによって、
グループ化されたM本の線材15の束は、配線基板20
の対応する端子21の位置でそれぞれ束ねられ端子配列
方向と直交する方向に引き出されることとなる。そし
て、線材束の固定が済んだところで、ノズル17から引
き出されている線材15を切断する。尚、線材の巻掛け
をより確実なものとするため、線材を切断しない程度の
圧力を掛けた部材で中央の突堤部4の上を軸方向に摺接
し、溝14に係合していない線材15があった場合にこ
れを溝14へ落し込むことが好ましい。また、同様にし
て対を成す相手側のもう一つの成形型1にも線材15を
巻掛け、M×N本の線材を所定の線材保持用溝14に嵌
合させる。
【0020】そして、それぞれの成形型1,1における
M×N本の線材の整列が完了した時点で、これら成形型
1を図7〜図9に示すようにキャビティ溝2,3並びに
突堤部4,5,6同士が向い合うように突合せる。この
とき、図10に示すように、突合せた一対の成形型1,
1の間には記録電極間の所定ギャップGを維持するため
のスペーサ(図示省略)を相対する各突堤部4,5,6
間に介在させると共に一方の成形型1の記録電極を構成
する線材15と他方の成形型1の記録電極を構成する線
材15とを線材15の直径の半ピッチ分(P/2)だけ
ずらして千鳥状に配置させるようにしている。その後、
両成形型1,1の両端面に、キャビティ溝2,3の両端
開口を閉塞して成形型の一部を成す部材(図示省略)を
取付けて樹脂注入口からキャビティ溝2,3に交互に溶
融させた絶縁性樹脂を注入し、電極支持ブロックを成形
して各線材15及び制御電極13などを固定する。
M×N本の線材の整列が完了した時点で、これら成形型
1を図7〜図9に示すようにキャビティ溝2,3並びに
突堤部4,5,6同士が向い合うように突合せる。この
とき、図10に示すように、突合せた一対の成形型1,
1の間には記録電極間の所定ギャップGを維持するため
のスペーサ(図示省略)を相対する各突堤部4,5,6
間に介在させると共に一方の成形型1の記録電極を構成
する線材15と他方の成形型1の記録電極を構成する線
材15とを線材15の直径の半ピッチ分(P/2)だけ
ずらして千鳥状に配置させるようにしている。その後、
両成形型1,1の両端面に、キャビティ溝2,3の両端
開口を閉塞して成形型の一部を成す部材(図示省略)を
取付けて樹脂注入口からキャビティ溝2,3に交互に溶
融させた絶縁性樹脂を注入し、電極支持ブロックを成形
して各線材15及び制御電極13などを固定する。
【0021】注型後、各ターンピン9L ,9R に巻き掛
けられた線材15の束をそれぞれ外してから成形型1,
1を分割し、各キャビティ溝2,3から電極支持ブロッ
ク25で固められたヘッド素材26,26を制御電極保
持プレート11などと共に取り出す。次に、相手側の成
形型1側からも同様にしてヘッド素材26,26を取り
出す。2個のヘッド素材26,26は、図11に示すよ
うに線材15で繋がっているので、中央の突堤部4の線
材保持用溝14に係合していた部分の線材15を途中で
切断することにより、2つのヘッド素材26に分離され
る。分離されたヘッド素材は、ヘッド面を研磨して所定
の曲率半径から成る曲面に形成して多針記録ヘッドとし
て完成させる。
けられた線材15の束をそれぞれ外してから成形型1,
1を分割し、各キャビティ溝2,3から電極支持ブロッ
ク25で固められたヘッド素材26,26を制御電極保
持プレート11などと共に取り出す。次に、相手側の成
形型1側からも同様にしてヘッド素材26,26を取り
出す。2個のヘッド素材26,26は、図11に示すよ
うに線材15で繋がっているので、中央の突堤部4の線
材保持用溝14に係合していた部分の線材15を途中で
切断することにより、2つのヘッド素材26に分離され
る。分離されたヘッド素材は、ヘッド面を研磨して所定
の曲率半径から成る曲面に形成して多針記録ヘッドとし
て完成させる。
【0022】以上のようにして得られた多針記録ヘッド
は、図1に示すように、ODD側記録電極(第1の記録
電極)及びEVEN側記録電極(第2の記録電極)を構
成するそれぞれM組の線材15の束を配線基板20の片
面に設けられた2M箇所の端子部21に接続する。この
とき、ODD側記録電極とEVEN側記録電極とは成形
型1に巻掛けられてグループ分けされる際に互い違いに
位置をずらして配列されていたため、それぞれ折返して
一平面上に配置したときには互いに重なり合うことがな
い。また、制御電極13は、電極支持ブロック25内に
共に埋設した配線基板12の端子と配線基板20とを結
線することによって接続される。ここで、配線基板20
は、図2に示すように、2枚の片面プリント基板20
A,20Bから構成されている。そして、一方のプリン
ト基板20Aには128(=M)本の端子21とこれを
32個ずつの4グループに分けて外部駆動回路に接続す
るコネクタ22a,22bとが設けられている。本実施
例の場合、各端子21は一定ピッチでプリント基板の長
手方向に配列され、32個ずつの端子を1グループとし
てコネクタ22a,22bにそれぞれ配線され、最初の
グループがODD側記録電極用端子としてODD側コネ
クタ22aに接続され、次のグループがEVEN側記録
電極用端子としてEVEN側コネクタ22bに接続され
るといった配列でODD側とEVEN側とを交互に設け
ている。同様にして他方のプリント基板20Bには12
8箇所の端子21と2つのODD側コネクタ22a、2
つのEVEN側コネクタ22bとが設けられている。ま
た、図中符号23は配線パターン、24は制御電極用コ
ネクタである。
は、図1に示すように、ODD側記録電極(第1の記録
電極)及びEVEN側記録電極(第2の記録電極)を構
成するそれぞれM組の線材15の束を配線基板20の片
面に設けられた2M箇所の端子部21に接続する。この
とき、ODD側記録電極とEVEN側記録電極とは成形
型1に巻掛けられてグループ分けされる際に互い違いに
位置をずらして配列されていたため、それぞれ折返して
一平面上に配置したときには互いに重なり合うことがな
い。また、制御電極13は、電極支持ブロック25内に
共に埋設した配線基板12の端子と配線基板20とを結
線することによって接続される。ここで、配線基板20
は、図2に示すように、2枚の片面プリント基板20
A,20Bから構成されている。そして、一方のプリン
ト基板20Aには128(=M)本の端子21とこれを
32個ずつの4グループに分けて外部駆動回路に接続す
るコネクタ22a,22bとが設けられている。本実施
例の場合、各端子21は一定ピッチでプリント基板の長
手方向に配列され、32個ずつの端子を1グループとし
てコネクタ22a,22bにそれぞれ配線され、最初の
グループがODD側記録電極用端子としてODD側コネ
クタ22aに接続され、次のグループがEVEN側記録
電極用端子としてEVEN側コネクタ22bに接続され
るといった配列でODD側とEVEN側とを交互に設け
ている。同様にして他方のプリント基板20Bには12
8箇所の端子21と2つのODD側コネクタ22a、2
つのEVEN側コネクタ22bとが設けられている。ま
た、図中符号23は配線パターン、24は制御電極用コ
ネクタである。
【0023】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、本実施例ではODD側記録電極とEVEN
側記録電極とを32個ずつを1グループとしてコネクタ
に結線するようにして、ODD側コネクタとEVEN側
コネクタとを交互に4個ずつ配置するようにしている
が、これに特に限定されず、片側の配線基板にODD側
コネクタと端子、他方の配線基板にEVEN側コネクタ
と端子とを設けるようにしても良い。
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、本実施例ではODD側記録電極とEVEN
側記録電極とを32個ずつを1グループとしてコネクタ
に結線するようにして、ODD側コネクタとEVEN側
コネクタとを交互に4個ずつ配置するようにしている
が、これに特に限定されず、片側の配線基板にODD側
コネクタと端子、他方の配線基板にEVEN側コネクタ
と端子とを設けるようにしても良い。
【0024】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、記配線基板の片面上に複数のコネクタにグループ分
けされる配線が交差しない状態で2M個の端子を設ける
一方、N組ずつの第1及び第2の記録電極群からグルー
プ化すべきN本ずつの電極に分けられた2M組の線材の
束を配線基板の対応する各端子位置において束ね、グル
ープ化すべきN本の記録電極の配線基板への接続箇所を
1箇所としかつそれが配線基板の端子部の配列方向に対
しほぼ直交方向に引き出されているので、多針記録ヘッ
ドから引き出される記録電極を接続する端子と外部駆動
回路を接続するコネクタとを結線する配線が縦割に形成
でき、配線基板をヘッドの長手方向に分割可能となる。
したがって、片面の小型サイズのプリント基板が使用で
き、これを機械的に横に連結するだけで大型の配線基板
にできる。しかも、1回の露光で製作できるサイズに分
割できるので、基板のコストダウンが可能となる。
は、記配線基板の片面上に複数のコネクタにグループ分
けされる配線が交差しない状態で2M個の端子を設ける
一方、N組ずつの第1及び第2の記録電極群からグルー
プ化すべきN本ずつの電極に分けられた2M組の線材の
束を配線基板の対応する各端子位置において束ね、グル
ープ化すべきN本の記録電極の配線基板への接続箇所を
1箇所としかつそれが配線基板の端子部の配列方向に対
しほぼ直交方向に引き出されているので、多針記録ヘッ
ドから引き出される記録電極を接続する端子と外部駆動
回路を接続するコネクタとを結線する配線が縦割に形成
でき、配線基板をヘッドの長手方向に分割可能となる。
したがって、片面の小型サイズのプリント基板が使用で
き、これを機械的に横に連結するだけで大型の配線基板
にできる。しかも、1回の露光で製作できるサイズに分
割できるので、基板のコストダウンが可能となる。
【図1】本発明の多針記録ヘッドと配線基板との結線構
造の一実施例を示す斜視図である。
造の一実施例を示す斜視図である。
【図2】プリント基板の一実施例を示す平面図である。
【図3】本発明の多針記録ヘッドを製造する際の成形型
への巻線の一例を示す平面図である。
への巻線の一例を示す平面図である。
【図4】線材保持用溝と方向付けピン、線材束ねピン及
びターンピンとの関係を拡大して示す平面図である。
びターンピンとの関係を拡大して示す平面図である。
【図5】成形型への巻線作業状態を示す斜視図である。
【図6】成形型の一例を示す平面図である。
【図7】一対の成形型の型合せ前の状態を説明する斜視
図である。
図である。
【図8】一対の成形型の型合せ状態を部分的に断面して
示す正面図である。
示す正面図である。
【図9】図8の側面図である。
【図10】型合せ状態における一対の成形型の線材保持
用溝並びに第1及び第2の記録電極の配置関係を示す説
明図である。
用溝並びに第1及び第2の記録電極の配置関係を示す説
明図である。
【図11】成形型から取出した状態のヘッド素材を示す
断面図である。
断面図である。
【図12】従来の多針記録ヘッドの製造方法を説明する
斜視図である。
斜視図である。
【図13】図12の製造方法において多針記録ヘッドを
成形する状態を示す説明図である。
成形する状態を示す説明図である。
【図14】多針記録ヘッドの一例を斜視図である。
【図15】多針記録ヘッドの配線基板との結線状態を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図16】従来の記録電極の配線基板への結線状態を説
明する斜視図である。
明する斜視図である。
1 成形型 2,3 キャビティ溝 15 記録電極を構成する線材 20 配線基板 20A,20B 配線基板を構成するプリント基板 21 配線基板の端子 22a ODD側コネクタ 22b EVEN側コネクタ 23 配線パターン
Claims (1)
- 【請求項1】 M本を1組としてN組から成るM×N本
の第1の記録電極と、これと平行に所定間隔をあけて配
置されるM×N本の第2の記録電極とを一定ピッチで配
列させ、第1及び第2の各記録電極を前記配線基板に一
旦結線してから外部駆動回路に接続する多針記録ヘッド
において、前記配線基板の片面上に複数のコネクタにグ
ループ分けされる配線が互いに交差しない状態で2M個
の端子を設ける一方、N組ずつの前記第1及び第2の記
録電極群からグループ化すべきN本ずつの電極に分けら
れた2M組の線材の束を前記配線基板の対応する各端子
位置において束ね、グループ化すべきN本の記録電極の
前記配線基板への接続箇所を1箇所としかつそれが前記
配線基板の端子部の配列方向に対しほぼ直交方向に引き
出されていることを特徴とする多針記録ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30066492A JPH06127016A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 多針記録ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30066492A JPH06127016A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 多針記録ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06127016A true JPH06127016A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17887588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30066492A Pending JPH06127016A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 多針記録ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06127016A (ja) |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP30066492A patent/JPH06127016A/ja active Pending
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