JPH0812018B2 - 浴槽洗浄機能を具備する風呂装置 - Google Patents

浴槽洗浄機能を具備する風呂装置

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JPH0812018B2
JPH0812018B2 JP3200832A JP20083291A JPH0812018B2 JP H0812018 B2 JPH0812018 B2 JP H0812018B2 JP 3200832 A JP3200832 A JP 3200832A JP 20083291 A JP20083291 A JP 20083291A JP H0812018 B2 JPH0812018 B2 JP H0812018B2
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光男 池永
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴槽洗浄機能を具備する
風呂装置に関するもので、浴槽内壁に付着する汚れが積
極的に除去し得るようにし、これにより、すくい網等の
除塵道具を使用する場合に比べて洗浄効果の向上が図れ
るようにしたものである。
【0002】
【従来技術及び課題】浴槽内に多数の気泡を噴出させて
身体の血行改善を図り、これにより、入浴者の健康増進
に貢献できるようにした泡風呂が普及して来た。これ
は、図4に示す如き構造で、給湯機(1) から浴槽(2)に
繋がる湯張り回路(3)には湯張り弁(31)と水位計(32)が
この順序で上流側から配設されていると共に、更に該湯
張り回路(3)には浴槽(2)内に多数の気泡を噴出する為
の給気装置(33)が接続されている。又、上記湯張り弁(3
1)や給気装置(33)等は制御装置(5)で動作制御されるよ
うになっている。
【0003】浴室壁面に配設された湯張りスイッチ(50)
を投入すると、湯張り弁(31)が開くと共にガスバーナ(5
2)が燃焼して浴槽(2)への湯張り動作が開始し、浴槽
(2)内が目標水位に到達すると、このことを示す水位計
(32)の信号によって湯張り動作を停止させる。又、泡風
呂スイッチ(51)を投入すると、給気装置(33)が駆動して
浴槽(2)に多数の気泡が供給されてこれが泡風呂状態に
なる。
【0004】このものでは、入浴、特に泡風呂に入浴し
た場合には、肌を刺激する気泡で皮膚から取り除かれる
垢等の量が多くなり、入浴水に浮遊する垢や頭髪等の量
が増加する。そこで、浴槽に浮遊する垢や頭髪等の汚れ
をすくい取る除塵道具が種々提案されているが、このも
のでは、入浴水に浮遊する垢等の汚れはある程度除去し
得るものの、浴槽壁面に付着した汚れまで取除くことが
できず、浴槽内の洗浄効果が不十分であると言う問題が
あった。
【0005】[請求項1の発明について]請求項1の発
明は上記の点に鑑みて成されたもので、『給湯機(1) か
ら浴槽(2)に繋る湯張り回路(3)と、浴槽(2)に多数の
気泡を供給する給気装置(33)と、更に浴槽(2)内の水位
を検知する水位計(32)を具備する風呂装置』において、
風呂装置自体に洗浄機能を具備させて独立した除塵道具
を不要ならしめると共に浴槽(2)内の洗浄効果の向上を
図ることをその課題とする。
【0006】
【技術的手段】上記課題を解決するための請求項1の発
明の技術的手段は、『浴槽(2)を洗浄する際に投入する
洗浄スイッチ(53)と、給湯機(1) から浴槽(2)への給湯
又は給水動作中に水位計(32)の出力が一定レベルの値を
一定時間継続したときに溢水信号を出す溢水判定装置を
設け、洗浄スイッチ(53)を投入したときは、溢水判定装
置が溢水信号を出すまで浴槽(2)に給湯又は給水動作を
行うと共に、浴槽(2)が溢水状態にあるときに給気装置
(33)を駆動させるようにした』ことである。
【0007】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。洗浄ス
イッチ(53)を投入すると、溢水判定装置から溢水信号が
出るまで給湯機(1) から浴槽(2)に給水又は給湯動作が
行われる。即ち、浴槽(2)から入浴水が溢れてこれが所
定時間継続するまで給湯又は給水動作が行われるのであ
る。
【0008】又、浴槽(2)内が溢水状態にあるときには
給気装置(33)が駆動せしめられて浴槽(2)内に多数の気
泡が供給されることとなる。すると、該気泡供給によっ
て浴槽(2)内が撹拌されて該浴槽(2)の内壁に付着した
汚れが除去され、更に、該除去された汚れは浴槽(2)か
ら溢れ出る入浴水と共に外部に流出し、これにより、浴
槽内の洗浄が行える。
【0009】
【効果】請求項1の発明は次の特有の効果を有する。浴
槽(2)に供給される気泡によって該浴槽(2)の内壁に付
着した汚れ等が除去できるから、入浴水の表面に浮遊す
る汚れを取り除くすくい網等の独立した除塵具が不要に
なると共に、該すくい網に比べて浴槽(2)内の洗浄が一
層効果的に行える。
【0010】
【実施例】次に、上記した請求項1の発明の実施例を図
面に従って詳述する。図1に示すように、この実施例の
風呂装置は洗浄スイッチ(53)を設けた点を除いて既述し
た図4のものと同様に構成されている。湯張り弁(31)や
給気装置(33)を制御する制御装置(5)のマイコン内には
図2のフローチャートに示す如き内容の制御プログラム
が書き込まれており、以下、同図に従って図示実施例の
風呂装置の制御動作を説明する。 .先ず、洗浄スイッチ(53),泡風呂スイッチ(51)及び
湯張りスイッチ(50)の操作を監視する(図面符合(60)の
ステップ参照)。 .洗浄スイッチ(53)が操作されるとガスバーナ(52)を
燃焼させると共に湯張り弁(31)を開弁して浴槽(2)への
温水供給動作を開始する(図面符合(61)のステップ参
照)。 .次に、溢水判定ルーチン(62)を実行して入浴水が浴
槽(2)から溢れるのを待つ。即ち、水位計(32)の検知水
位(h) を水位判定メモリ(K) に記憶させ(図面符合(62
1) のステップ参照)た後30秒間の時間待ちを実行し
(図面符合(622) のステップ参照)、その後、その時点
における水位計(32)の検知水位(h) と上記水位判定メモ
リ(K) が記憶する水位(30秒前の水位計(32)の検知水
位)とを比較し、これら両水位が等しくなるまで上記図
面符合(621) 〜(623) のステップを繰返して実行する。
そして、浴槽(2)内の水位が30秒間変化しない場合は
入浴水が溢れ始めたと判断する。尚、この実施例では上
記溢水判定ルーチン(62)が技術的手段の項に記載の溢水
判定装置に対応している。
【0011】そして、入浴水が浴槽(2)から溢れ始める
と、該入浴水に浮遊する垢や頭髪等の汚れが溢水と共に
排出され始める。 .入浴水が溢れ始めると給気装置(33)を駆動させて浴
槽(2)内に多数の気泡を噴出し、該気泡で浴槽(2)内を
撹拌洗浄する(図面符合(63)のステップ参照)。これに
より、浴槽(2)の内壁に付着する垢等の汚れが取除か
れ、これが溢れる入浴水と共に浴槽(2)の外に排出され
る。そして、上記気泡による洗浄作業を5分間継続した
後に給気装置(33)を停止させる(図面符合(64)のステッ
プ参照)。 .給気装置(33)を停止させると浴槽(2)内から消失す
る気泡の体積分だけ該浴槽内水位が低下するから、再び
溢水判定ルーチン(62)を実行して入浴水を浴槽(2)から
溢れさせ、これにより、水面に浮遊する汚れを完全に排
出する。そして、その後、ガスバーナ(52)を消火させる
と共に湯張り弁(31)を閉じて浴槽(2)への温水供給動作
を停止させる。
【0012】尚、洗浄スイッチ(53),泡風呂スイッチ(5
1)及び湯張りスイッチ(50)の操作を監視する図面符合(6
0)のステップにおいて泡風呂スイッチ(51)が操作された
ことが分ると、給気装置(33)を一定時間だけ駆動させて
浴槽(2)内を泡風呂状態にする。又、湯張りスイッチ(5
0)が操作されたことが分ると、水位計(32)で浴槽内水位
を監視しながら目標水位まで湯張りする。
【0013】尚、上記実施例では給湯機(1) から浴槽
(2)に温水を供給するようにしたがガスバーナ(52)を消
火状態に維持して冷水を浴槽(2)に供給するようにして
もよい。 [請求項2の発明について]請求項2の発明は上記請求
項1の発明と同一課題を解決するものである。
【0014】
【技術的手段】上記課題を解決する為の請求項2の発明
の技術的手段は、『浴槽(2)を洗浄する際に投入する洗
浄スイッチ(53)と、給湯機(1) から浴槽(2)への給湯又
は給水動作中に水位計(32)の出力が一定レベルの値を一
定時間継続したときに溢水信号を出す溢水判定装置を設
け、洗浄スイッチ(53)を投入したときは、溢水判定装置
が溢水信号を出すまで浴槽(2)に給湯又は給水動作を行
うと共に、上記溢水信号が出た後に給気装置(33)を駆動
させるようにした』ことである。
【0015】
【作用・効果】上記技術的手段は次のように作用する。
洗浄スイッチ(53)を投入すると、請求項1の発明と同様
に入浴水が溢れるまで浴槽(2)に温水又は冷水が供給さ
れてこれが停止する。又、浴槽(2)への温水等の供給動
作が停止すると、該浴槽(2)には入浴水が満水状態にな
っており、この状態で給気装置(33)を駆動させると、請
求項1の発明と同様に給気装置(33)から供給される気泡
で浴槽(2)内が撹拌されてその内壁に付着した汚れが取
れる。又、浴槽(2)に供給される多数の気泡の体積分だ
け入浴水が浴槽(2)から溢れ出し、該溢れ出る入浴水と
共に上記浴槽(2)の内壁から除去された汚れが浴槽外に
排出される。これにより、浴槽(2)の壁面に付着した汚
れが積極的に取除かれる。
【0016】
【実施例】次に、上記した請求項2の発明の実施例を図
面に従って詳述する。この実施例に使用する風呂装置は
既述した請求項1の実施例と同様に図1に示す構造を有
する。次に、請求項2の発明の実施例の風呂装置の動作
を図3に従って説明する。 .先ず、洗浄スイッチ(53),泡風呂スイッチ(51)及び
湯張りスイッチ(50)の操作を監視する(図面符合(70)の
ステップ参照)。 .洗浄スイッチ(53)が操作されるとガスバーナ(52)を
燃焼させると共に湯張り弁(31)を開弁して浴槽(2)への
温水供給動作を開始する(図面符合(71)のステップ参
照)と共に、図面符合(721)〜(723) の各ステップから
成る溢水判定ルーチン(72)を実行した後、ガスバーナ(5
2)を消火状態に維持すると共に湯張り弁(31)を閉じて浴
槽(2)への温水供給動作を停止させる(図面符合(73)の
ステップ参照)。これにより、浴槽(2)にはその上端ま
で入浴水が充満した状態になる。 .次に給気装置(33)を5分間だけ駆動させて浴槽(2)
内を撹拌洗浄する(図面符合(74)のステップ参照)。す
ると、垢等の汚れが上記多数の気泡の撹拌洗浄作用によ
って浴槽(2)の内壁から分離されると共に、浴槽(2)に
供給される多数の気泡の体積分だけ浴槽(2)から溢れ出
す入浴水と一緒に上記汚れが浴槽外に排出される。これ
により、浴槽(2)内の洗浄が行える。
【0017】尚、この実施例では、上記気泡による洗浄
後も入浴水が溢れるまで浴槽(2)に温水供給するように
している(図面符合(75),(72),(76)のステップ参
照)。気泡による浴槽(2)内の撹拌洗浄が完了して入浴
水の激しい動きが停止すると、該入浴水内深く浮遊する
汚れが水面に浮上するので、溢れるまで浴槽(2)に温水
供給してこれを排出するのである。
【0018】又、上記実施例では入浴水が溢れるまで浴
槽(2)に温水を供給したが、該温水に代えて給湯機(1)
から冷水を供給するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の発明の実施例に使用される風呂装置の説
明図
【図2】請求項1の発明の実施例の動作説明図
【図3】請求項2の発明の実施例の動作説明図
【図4】従来例の説明図
【符合の説明】
(1) ・・・給湯機 (2)・・・浴槽 (32)・・・水位計 (33)・・・給気装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯機(1) から浴槽(2)に繋る湯張り回
    路(3)と、浴槽(2)に多数の気泡を供給する給気装置(3
    3)と、更に浴槽(2)内の水位を検知する水位計(32)を具
    備する風呂装置において、浴槽(2)を洗浄する際に投入
    する洗浄スイッチ(53)と、給湯機(1) から浴槽(2)への
    給湯又は給水動作中に水位計(32)の出力が一定レベルの
    値を一定時間継続したときに溢水信号を出す溢水判定装
    置を設け、洗浄スイッチ(53)を投入したときは、溢水判
    定装置が溢水信号を出すまで浴槽(2)に給湯又は給水動
    作を行うと共に、浴槽(2)が溢水状態にあるときに給気
    装置(33)を駆動させるようにした浴槽洗浄機能を具備す
    る風呂装置。
  2. 【請求項2】 給湯機(1) から浴槽(2)に繋る湯張り回
    路(3)と、浴槽(2)に多数の気泡を供給する給気装置(3
    3)と、更に浴槽(2)内の水位を検知する水位計(32)を具
    備する風呂装置において、浴槽(2)を洗浄する際に投入
    する洗浄スイッチ(53)と、給湯機(1) から浴槽(2)への
    給湯又は給水動作中に水位計(32)の出力が一定レベルの
    値を一定時間継続したときに溢水信号を出す溢水判定装
    置を設け、洗浄スイッチ(53)を投入したときは、溢水判
    定装置が溢水信号を出すまで浴槽(2)に給湯又は給水動
    作を行うと共に、上記溢水信号が出た後に給気装置(33)
    を駆動させるようにした浴槽洗浄機能を具備する風呂装
    置。
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