JPH08121540A - エンジンのバランサドライブギヤ取付構造 - Google Patents

エンジンのバランサドライブギヤ取付構造

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JPH08121540A
JPH08121540A JP26282294A JP26282294A JPH08121540A JP H08121540 A JPH08121540 A JP H08121540A JP 26282294 A JP26282294 A JP 26282294A JP 26282294 A JP26282294 A JP 26282294A JP H08121540 A JPH08121540 A JP H08121540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive gear
balancer drive
balancer
pin
engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP26282294A
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English (en)
Inventor
Tadashi Akagi
正 赤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バランサドライブギヤを小径化し、エンジンの
コンパクト化を可能にしたエンジンのバランサドライブ
ギヤ取付構造を提供するにある。 【構成】クランクシャフト25のクランクウェブ38
と、上記クランクシャフト25を軸支するベアリング2
6との間にバランサドライブギヤ40を配置したエンジ
ンにおいて、上記クランクウェブ38には加工基準穴4
7が設けられると共に上記バランサドライブギヤ40に
はピン穴48が形成され、上記両穴47,48に段付ピ
ン46を嵌合させて上記バランサドライブギヤ40の位
置決めを行う一方、上記段付ピン46は大径部46Lと
小径部46Sとを有し、上記大径部46Lを上記加工基
準穴47に嵌合し、また、上記小径部46Sを上記ピン
穴48に嵌合したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンのバランサドラ
イブギヤ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車に用いられる例えば単気筒や
二気筒(特に狭角のV型二気筒)の4サイクルエンジン
は、ピストンの往復運動に基く一次振動が発生しやす
い。そのため、エンジンはこの一次振動を除去するため
のバランサ装置を備えたものがある。
【0003】図3に示すように、このエンジン1のバラ
ンサ装置2は、例えばピストン3やコンロッド4等の全
質量に見合ったバランサウェイト5をバランサシャフト
6に設け、このバランサシャフト6に設けられたバラン
サドリブンギヤ7をクランクシャフト8に設けられたバ
ランサドライブギヤ9等で連動回転させ、エンジン1運
転時の振動を除去している。そして、バランサドライブ
ギヤ9は、図4にも示すように、クランクシャフト8の
ウェブ10とクランクシャフト8を軸支するベアリング
11との間のクランクジャーナル12に圧入されてい
る。
【0004】ところで、バランサウェイト5とクランク
シャフト8とは決められた位相関係に配置されなければ
ならない。すなわち、バランサドライブギヤ9はクラン
クシャフト8の所定位置に固定されなければならない。
そこで、クランクシャフト8のウェブ10に設けられた
加工基準穴13と同径のピン穴14をバランサドライブ
ギヤ9に設け、ピン15を両穴13,14に挿通させて
バランサドライブギヤ9の位置決めを行っている。
【0005】バランサドライブギヤ9のクランクシャフ
ト8への取付構造は、まずバランサドライブギヤ9のピ
ン穴14にピン15を取付け、このピン15をガイドに
してバランサドライブギヤ9をクランクシャフト8のク
ランクジャーナル12に圧入している。
【0006】なお、ピン15がバランサドライブギヤ9
のピン穴14から抜けるとバランサウェイト5とクラン
クシャフト8との位相がずれて好ましくないため、ピン
15はバランサドライブギヤ9のピン穴14に圧入され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ピンを
バランサドライブギヤのピン穴に圧入する場合、バラン
サドライブギヤの割れを防ぐためにピン穴の周囲にある
程度の肉厚部を必要とする。その結果、バランサドライ
ブギヤが大径化してしまい、クランクシャフトとバラン
サシャフトとの軸間距離Lが増大してエンジンも大型
化してしまう。
【0008】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、バランサドライブギヤを小径化し、エンジンの
コンパクト化を可能にしたエンジンのバランサドライブ
ギヤ取付構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエンジンの
バランサドライブギヤ取付構造は、上述した課題を解決
するために、請求項1に記載したように、クランクシャ
フトのクランクウェブと、上記クランクシャフトを軸支
するベアリングとの間にバランサドライブギヤを配置し
たエンジンにおいて、上記クランクウェブには加工基準
穴が設けられると共に上記バランサドライブギヤにはピ
ン穴が形成され、上記両穴に段付ピンを嵌合させて上記
バランサドライブギヤの位置決めを行う一方、上記段付
ピンは大径部と小径部とを有し、上記大径部を上記加工
基準穴に嵌合し、また、上記小径部を上記ピン穴に嵌合
したものである。
【0010】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、クラン
クシャフトのクランクウェブと、上記クランクシャフト
を軸支するベアリングとの間にバランサドライブギヤを
配置したエンジンの上記クランクウェブに加工基準穴を
設けると共に上記バランサドライブギヤにピン穴を形成
し、上記両穴に段付ピンを嵌合させて上記バランサドラ
イブギヤの位置決めを行う一方、上記段付ピンは大径部
と小径部とを有し、上記大径部を上記加工基準穴に嵌合
し、また、上記小径部を上記ピン穴に嵌合したため、上
記段付ピンは上記両穴から抜けることがなく、上記段付
ピンをバランサドライブギヤに圧入する必要もなくなっ
て上記ピン穴周囲の肉厚部が不要となり、その結果、バ
ランサドライブギヤの小径化ができ、エンジンのコンパ
クト化が可能とする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は、この発明を適用したエンジンの一
例を示す部分断面図である。このエンジン21は、主に
クランクケース22、シリンダ23およびシリンダヘッ
ド24から構成される。クランクケース22内にはクラ
ンクシャフト25が配置され、一対のベアリング26
L、26Rによりクランクケース22内に支持される。
クランクシャフト25は例えば左右に二分割されたもの
で、クランクピン27により接続され、一体化される。
クランクピン27には、コンロッド28の大端部28a
が連結され、また、コンロッド28の小端部28bは、
ピストンピン29を介してピストン30が連結される。
そして、このピストン30がシリンダ23内を往復し、
この往復ストロークがコンロッド28を介してクランク
シャフト25に伝達され、クランクシャフト25を回転
運動させる。
【0013】クランクシャフト25の図における左端部
はマグネト室31内に突出し、その端部にマグネト32
が設けられる。また、このマグネト32と図における左
側ベアリング26Lとの間にはスタータクラッチ33お
よびスタータギヤ34が配置される。一方、クランクケ
ース22の背面にはスタータモータ35が配置され、こ
のスタータモータ35はマグネト室31内に配置された
複数のアイドルギヤ36を介してスタータギヤ34に作
動連結される。そして、マグネト室31はマグネトカバ
ー37により覆われる。
【0014】一方、クランクシャフト25のクランクウ
ェブ38と図における右側ベアリング26Rとの間のク
ランクジャーナル39にはバランサドライブギヤ40が
クランクシャフト25に圧入され回転一体に固定され
る。
【0015】クランクシャフト25の図における下方に
はバランサシャフト41が配置される。バランサシャフ
ト41は、一対のベアリング42L、42Rによりクラ
ンクケース22内にクランクシャフト25と平行に支持
される。バランサシャフト41の中央部付近には、例え
ばピストン30やコンロッド28等の全質量に見合った
バランサウェイト43が設けられる。また、バランサシ
ャフト41の右端部の右側ベアリング42R手前にはバ
ランサドリブンギヤ44が設けられ、このバランサドリ
ブンギヤ44と上述したバランサドライブギヤ40とを
作動連結させることによりバランサ装置45が構成され
る。なお、バランサドリブンギヤ44とバランサドライ
ブギヤ40とは図示しないチェーンやベルトによって作
動連結されてもよい。
【0016】図2は、図1のバランサドライブギヤ40
が圧入されたクランクジャーナル39の拡大断面図であ
る。図1および図2に示すように、バランサドライブギ
ヤ40は段付ピン46によりその位置決めがなされる。
段付ピン46は、大径部46Lと小径部46Sとを有
し、大径部46Lはクランクウェブ38に予め設けられ
た加工基準穴47に嵌合される一方、小径部46Sはバ
ランサドライブギヤ40の予め設定された位置に穿設さ
れたピン穴48に嵌合される。
【0017】バランサドライブギヤ40のクランクシャ
フト25への取付構造は、まずクランクウェブ38の加
工基準穴47に段付ピン46の大径部46Lを取付け、
この段付ピン46の小径部46Sをバランサドライブギ
ヤ40のピン穴48に合わせるようにしてバランサドラ
イブギヤ40をクランクシャフト25のクランクジャー
ナル39に圧入する。
【0018】段付ピン46は、大径部46Lの端面がバ
ランサドライブギヤ40に当接しているので加工基準穴
47もしくはピン穴48から抜けることはない。よっ
て、段付ピン46をいずれの穴47,48にも圧入する
必要がない。段付ピン46をバランサドライブギヤ40
に圧入する必要のないことから、バランサドライブギヤ
40の割れを防ぐために従来必要であったピン穴48周
囲の肉厚部を不要となり、その結果、バランサドライブ
ギヤ40が小径化でき、クランクシャフト25とバラン
サシャフト41との軸間距離Lも縮小してエンジン2
1がコンパクト化できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエン
ジンのバランサドライブギヤ取付構造によれば、クラン
クシャフトのクランクウェブと、上記クランクシャフト
を軸支するベアリングとの間にバランサドライブギヤを
配置したエンジンにおいて、上記クランクウェブには加
工基準穴が設けられると共に上記バランサドライブギヤ
にはピン穴が形成され、上記両穴に段付ピンを嵌合させ
て上記バランサドライブギヤの位置決めを行う一方、上
記段付ピンは大径部と小径部とを有し、上記大径部を上
記加工基準穴に嵌合し、また、上記小径部を上記ピン穴
に嵌合したため、上記段付ピンは上記両穴から抜けるこ
とがなく、上記段付ピンをバランサドライブギヤに圧入
する必要もなくなって上記ピン穴周囲の肉厚部が不要と
なり、その結果、バランサドライブギヤの小径化がで
き、エンジンのコンパクト化が可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジンのバランサドライブギヤ
取付構造の一実施例を示すエンジンの部分断面図。
【図2】図1のバランサドライブギヤが圧入されたクラ
ンクジャーナルの拡大断面図。
【図3】従来のバランサドライブギヤ取付構造例を示す
エンジンの部分断面図。
【図4】図3のバランサドライブギヤが圧入されたクラ
ンクジャーナルの拡大断面図。
【符号の説明】
21 エンジン 25 クランクシャフト 26 ベアリング 38 クランクウェブ 39 クランクジャーナル 40 バランサドライブギヤ 41 バランサシャフト 43 バランサウェイト 44 バランサドリブンギヤ 45 バランサ装置 46 段付ピン 46L 段付ピンの大径部 46S 段付ピンの小径部 47 クランクウェブの加工基準穴 48 バランサドライブギヤのピン穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクシャフトのクランクウェブと、
    上記クランクシャフトを軸支するベアリングとの間にバ
    ランサドライブギヤを配置したエンジンにおいて、上記
    クランクウェブには加工基準穴が設けられると共に上記
    バランサドライブギヤにはピン穴が形成され、上記両穴
    に段付ピンを嵌合させて上記バランサドライブギヤの位
    置決めを行う一方、上記段付ピンは大径部と小径部とを
    有し、上記大径部を上記加工基準穴に嵌合し、また、上
    記小径部を上記ピン穴に嵌合したことを特徴とするエン
    ジンのバランサドライブギヤ取付構造。
JP26282294A 1994-10-26 1994-10-26 エンジンのバランサドライブギヤ取付構造 Pending JPH08121540A (ja)

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JP26282294A JPH08121540A (ja) 1994-10-26 1994-10-26 エンジンのバランサドライブギヤ取付構造

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JP26282294A JPH08121540A (ja) 1994-10-26 1994-10-26 エンジンのバランサドライブギヤ取付構造

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JPH08121540A true JPH08121540A (ja) 1996-05-14

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JP26282294A Pending JPH08121540A (ja) 1994-10-26 1994-10-26 エンジンのバランサドライブギヤ取付構造

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JP (1) JPH08121540A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003103410A (ja) * 2001-09-28 2003-04-08 Saint-Gobain Norton Kk コアビット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003103410A (ja) * 2001-09-28 2003-04-08 Saint-Gobain Norton Kk コアビット

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