JPH08122037A - 管内検査装置 - Google Patents
管内検査装置Info
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- JPH08122037A JPH08122037A JP25510994A JP25510994A JPH08122037A JP H08122037 A JPH08122037 A JP H08122037A JP 25510994 A JP25510994 A JP 25510994A JP 25510994 A JP25510994 A JP 25510994A JP H08122037 A JPH08122037 A JP H08122037A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 管内からの反射電波の受信を明確に識別し、
電波を反射した物体までの距離を確実に算出できる管内
検査装置を提供する。 【構成】 検査装置の結合器2は、管9に嵌合する内径
の有底の筒状体であり、内側には送信アンテナ5および
受信アンテナ6が直線状に配設されている。更に、結合
器2の周囲には固定用のねじ4及び内面には管との位置
決め用のストッパ8が設けられている。したがって、位
置検出用の電波を送信アンテナから送信すると、管内の
障害物に反射し、その反射波は受信アンテナで受信され
て時間差等によって障害物までの距離が算出される。そ
の際、受信アンテナが送信アンテナと別個設けられ、し
かも直線状に配置されていることから、反射波と送信ア
ンテナから送信された送信波とが混在せず、明瞭に分離
されて管内に存在する障害物の状況を確実に検査するこ
とができる。
電波を反射した物体までの距離を確実に算出できる管内
検査装置を提供する。 【構成】 検査装置の結合器2は、管9に嵌合する内径
の有底の筒状体であり、内側には送信アンテナ5および
受信アンテナ6が直線状に配設されている。更に、結合
器2の周囲には固定用のねじ4及び内面には管との位置
決め用のストッパ8が設けられている。したがって、位
置検出用の電波を送信アンテナから送信すると、管内の
障害物に反射し、その反射波は受信アンテナで受信され
て時間差等によって障害物までの距離が算出される。そ
の際、受信アンテナが送信アンテナと別個設けられ、し
かも直線状に配置されていることから、反射波と送信ア
ンテナから送信された送信波とが混在せず、明瞭に分離
されて管内に存在する障害物の状況を確実に検査するこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管内に電波を送信し障
害物により反射された反射波を検知することにより管内
の状態を検査する管内検査装置に関する。
害物により反射された反射波を検知することにより管内
の状態を検査する管内検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば地中には、燃料用ガスを需要者に
供給する多数のガス管が配管されており、又化学プラン
ト等においては各種流体を搬送する管が地中地上を問わ
ず多数配設されている。このようなガス管や各種流体を
搬送している管は、地上を走行する車からの振動や地中
の圧力、あるいは工場内のモータ等から伝わる振動など
の外的影響力を絶えず受けており、これら外的影響力が
原因となって引き起こされる亀裂や折損事故を未然に防
止するため適確な検査が必要とされる。又、地震が発生
した時にはガスの供給を行なう前に管に亀裂が生じてい
ないかどうか検査が必要とされる。
供給する多数のガス管が配管されており、又化学プラン
ト等においては各種流体を搬送する管が地中地上を問わ
ず多数配設されている。このようなガス管や各種流体を
搬送している管は、地上を走行する車からの振動や地中
の圧力、あるいは工場内のモータ等から伝わる振動など
の外的影響力を絶えず受けており、これら外的影響力が
原因となって引き起こされる亀裂や折損事故を未然に防
止するため適確な検査が必要とされる。又、地震が発生
した時にはガスの供給を行なう前に管に亀裂が生じてい
ないかどうか検査が必要とされる。
【0003】ところで、地中に埋設された管の検査は容
易でなく、掘削して検査するには多くの時間と労力が必
要で全てを検査するのは経済的にも不可能である。また
直接内部を観察したり、複雑に配管された長大な管を逐
一目視で検査することも非常に困難である。
易でなく、掘削して検査するには多くの時間と労力が必
要で全てを検査するのは経済的にも不可能である。また
直接内部を観察したり、複雑に配管された長大な管を逐
一目視で検査することも非常に困難である。
【0004】そこで本発明者は、管内に挿入したアンテ
ナから電波を送信し、その電波の反射状態を検出して管
内の障害物を検査するようにして埋設管に発生した異常
を検出する装置を発明し、既に出願している。(特願平
5−172231号等)
ナから電波を送信し、その電波の反射状態を検出して管
内の障害物を検査するようにして埋設管に発生した異常
を検出する装置を発明し、既に出願している。(特願平
5−172231号等)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1基の
アンテナで送信アンテナと受信アンテナを兼用した場合
には、アンテナに送られた送信波が直接受信装置に流入
してしまうことから通常は図6に示すよう、送受信アン
テナ31にサーキュレータ30やデュプレクサ(図示せ
ず)等を設け、一定方向にしか電波を流さないようにし
ているが、部品点数が増加し、又広帯域に対応可能なも
のでは製作が困難で高価となってしまう問題があった。
アンテナで送信アンテナと受信アンテナを兼用した場合
には、アンテナに送られた送信波が直接受信装置に流入
してしまうことから通常は図6に示すよう、送受信アン
テナ31にサーキュレータ30やデュプレクサ(図示せ
ず)等を設け、一定方向にしか電波を流さないようにし
ているが、部品点数が増加し、又広帯域に対応可能なも
のでは製作が困難で高価となってしまう問題があった。
【0006】又アンテナ31の送信効率が100%でな
いことから、アンテナ31から放射されなかった送信波
がアンテナ31で反射してサーキュレータ30に戻り、
受信装置33に入力することがある。このように送信波
が直接受信装置33に入力されてしまうと障害物の位置
を示す受信波とこの送信波とが重なり識別が非常に困難
となり、殊に障害物が近い距離にある場合には受信ピー
クが送信波に埋没して判読できなくなることがあった。
いことから、アンテナ31から放射されなかった送信波
がアンテナ31で反射してサーキュレータ30に戻り、
受信装置33に入力することがある。このように送信波
が直接受信装置33に入力されてしまうと障害物の位置
を示す受信波とこの送信波とが重なり識別が非常に困難
となり、殊に障害物が近い距離にある場合には受信ピー
クが送信波に埋没して判読できなくなることがあった。
【0007】更に、サーキュレータ30等を通過するこ
とによって送信波及び受信波が減衰されることから電波
の到達距離が短縮され、又S/N比が悪化するので、一
度の検査で行なえる検査距離が短くなるという問題点が
あった。
とによって送信波及び受信波が減衰されることから電波
の到達距離が短縮され、又S/N比が悪化するので、一
度の検査で行なえる検査距離が短くなるという問題点が
あった。
【0008】本発明は、上記課題を解決し障害物からの
反射波の判読を容易にし、長距離にわたる管内の状態を
確実にかつ容易に検査することができる管内検査装置を
提供することを目的とする。
反射波の判読を容易にし、長距離にわたる管内の状態を
確実にかつ容易に検査することができる管内検査装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため管の端部より電波を送信し、管内の障害物に
反射した送信波の反射波を受信することにより管内にあ
る障害物を感知する管内検査装置において、前記管の端
部に取り付ける導電性を有する本体と、該本体に設けら
れた送信用及び受信用の一対のアンテナとからなる同軸
金属管結合器を備えて管内検査装置を構成した。
決するため管の端部より電波を送信し、管内の障害物に
反射した送信波の反射波を受信することにより管内にあ
る障害物を感知する管内検査装置において、前記管の端
部に取り付ける導電性を有する本体と、該本体に設けら
れた送信用及び受信用の一対のアンテナとからなる同軸
金属管結合器を備えて管内検査装置を構成した。
【0010】又、送信アンテナと受信アンテナとを前記
結合器の中心を挟み直線状に配置させたり、送信アンテ
ナ及び受信アンテナと結合器の底部の間隔を発信電波の
波長の(1/4+1/2n)倍(n=0、1、2、3
…)として管内検査装置を構成した。
結合器の中心を挟み直線状に配置させたり、送信アンテ
ナ及び受信アンテナと結合器の底部の間隔を発信電波の
波長の(1/4+1/2n)倍(n=0、1、2、3
…)として管内検査装置を構成した。
【0011】更に、結合器本体が管の外径に嵌合する有
底筒状の金属からなり、本体の開口近くに中心方向に螺
進するねじを設け、本体の底部近くに送信アンテナ及び
受信アンテナを設け、かつねじと送信アンテナとの間に
管を嵌合させたとき管に当接するストッパを設けること
とした。
底筒状の金属からなり、本体の開口近くに中心方向に螺
進するねじを設け、本体の底部近くに送信アンテナ及び
受信アンテナを設け、かつねじと送信アンテナとの間に
管を嵌合させたとき管に当接するストッパを設けること
とした。
【0012】又距離測定方式をパルス方式、FM−CW
方式、もしくはAM−CW方式とした。
方式、もしくはAM−CW方式とした。
【0013】
【作用】送信装置から発信された電波は同軸金属管結合
器の送信アンテナを通して管内に送信される。管内に送
られた電波が管内にある障害物に反射して戻ると、同軸
金属管結合器の受信アンテナによって受信される。結合
器の送信アンテナと受信アンテナが分離しているので、
送信アンテナで送信されなかった送信波が直接受信装置
に入ることがなく、受信波の識別を容易にできる。
器の送信アンテナを通して管内に送信される。管内に送
られた電波が管内にある障害物に反射して戻ると、同軸
金属管結合器の受信アンテナによって受信される。結合
器の送信アンテナと受信アンテナが分離しているので、
送信アンテナで送信されなかった送信波が直接受信装置
に入ることがなく、受信波の識別を容易にできる。
【0014】また2つのアンテナを分離して一直線状に
配置したことにより送信アンテナから出力された送信波
(電波)が直接受信アンテナに入る強度を低くすること
ができる。更に、サーキュレータやデュプレクサ等を介
さないので送信波や受信波が減衰されず管内で反射した
反射波を明瞭に受信することができ、反射波から管内の
障害物の状況を正確に検査できる。
配置したことにより送信アンテナから出力された送信波
(電波)が直接受信アンテナに入る強度を低くすること
ができる。更に、サーキュレータやデュプレクサ等を介
さないので送信波や受信波が減衰されず管内で反射した
反射波を明瞭に受信することができ、反射波から管内の
障害物の状況を正確に検査できる。
【0015】
【実施例】本発明の管内検査装置の一実施例について説
明する。
明する。
【0016】検査装置1は、図4に示すように検査器
3、及び結合素子(送信アンテナ及び受信アンテナ)を
有する結合器2から構成されている。まず検査器3につ
いて説明する。図3に示すように検査器3は、送信アン
テナ5に接続される送信装置10、受信アンテナ6に接
続される受信装置11、送信装置10に送信信号を送信
する信号発生器12、受信装置11の受信信号を処理す
る演算手段13、演算結果を表示する表示装置15、及
び受信送信11と受信アンテナ6との間に設けられたア
ンプ18等から構成されている。
3、及び結合素子(送信アンテナ及び受信アンテナ)を
有する結合器2から構成されている。まず検査器3につ
いて説明する。図3に示すように検査器3は、送信アン
テナ5に接続される送信装置10、受信アンテナ6に接
続される受信装置11、送信装置10に送信信号を送信
する信号発生器12、受信装置11の受信信号を処理す
る演算手段13、演算結果を表示する表示装置15、及
び受信送信11と受信アンテナ6との間に設けられたア
ンプ18等から構成されている。
【0017】信号発生器12は、パルス信号を発生させ
る発生装置であり、送信装置10は、信号発生器12か
らの信号を送信波として送信アンテナ5に送信する送信
装置である。受信装置11は、送信装置10から管9内
に発信された電波が異物等反射物により反射されて戻っ
た電波(反射波)を受信する受信装置である。演算手段
13は、信号発生器12に接続し送信装置10からの発
信と同期をとり、受信装置11が受信した電波強度から
反射波を検出して送信装置10の発信から反射波が戻る
までの経過時間に基づいて反射波を生じさせた障害物ま
での距離を算出する演算手段である。障害物までの距離
の算出は、距離=1/2×C(光速)×時間差(経過時
間)の式で求められる。表示装置15は、演算手段13
の結果等を表示する表示装置である。又、アンプ18は
受信アンテナ6からの受信波を増幅する増幅器である。
る発生装置であり、送信装置10は、信号発生器12か
らの信号を送信波として送信アンテナ5に送信する送信
装置である。受信装置11は、送信装置10から管9内
に発信された電波が異物等反射物により反射されて戻っ
た電波(反射波)を受信する受信装置である。演算手段
13は、信号発生器12に接続し送信装置10からの発
信と同期をとり、受信装置11が受信した電波強度から
反射波を検出して送信装置10の発信から反射波が戻る
までの経過時間に基づいて反射波を生じさせた障害物ま
での距離を算出する演算手段である。障害物までの距離
の算出は、距離=1/2×C(光速)×時間差(経過時
間)の式で求められる。表示装置15は、演算手段13
の結果等を表示する表示装置である。又、アンプ18は
受信アンテナ6からの受信波を増幅する増幅器である。
【0018】次に、結合器2を図1及び図2を用いて説
明する。結合器2は、底部7を有する有底の筒状体で、
金属からなり管9の端部に嵌合する内径となっている。
底部7の周囲には図2に示すように縁部20が形成さ
れ、ねじ4が3箇所中心に向って設けられ、このねじ4
の締結により管9に一体に固定される。
明する。結合器2は、底部7を有する有底の筒状体で、
金属からなり管9の端部に嵌合する内径となっている。
底部7の周囲には図2に示すように縁部20が形成さ
れ、ねじ4が3箇所中心に向って設けられ、このねじ4
の締結により管9に一体に固定される。
【0019】又結合器2の内側には、送信アンテナ5、
受信アンテナ6及びストッパ8が設けられている。送信
アンテナ5と受信アンテナ6は、バー状のアンテナで、
底部7との間に送信波の1/4波長の間隔をもって平行
にかつ一直線状に取り付けられている。尚、アンテナと
底部7との間隔は波長の1/4+1/2n倍、(n=
0、1、2、3…)であればよい。
受信アンテナ6及びストッパ8が設けられている。送信
アンテナ5と受信アンテナ6は、バー状のアンテナで、
底部7との間に送信波の1/4波長の間隔をもって平行
にかつ一直線状に取り付けられている。尚、アンテナと
底部7との間隔は波長の1/4+1/2n倍、(n=
0、1、2、3…)であればよい。
【0020】ストッパ8は、結合器2の内周面に3か所
均等にしかも送信アンテナ2等とねじ4との中間の位置
に突出して設けられ、結合器2を管9に嵌合させると管
端がストッパ8に当接するようになっている。管9は地
中に埋設されたガス管であるが、プラントに使用されて
いるような地上に配設された流体搬送用の管でもよい。
均等にしかも送信アンテナ2等とねじ4との中間の位置
に突出して設けられ、結合器2を管9に嵌合させると管
端がストッパ8に当接するようになっている。管9は地
中に埋設されたガス管であるが、プラントに使用されて
いるような地上に配設された流体搬送用の管でもよい。
【0021】次に、検査装置1の作動について説明す
る。
る。
【0022】まず結合器2を、検査する管9の端部に嵌
め合わせ、周囲のねじ4を螺進させて図4に示すように
管9に固定する。送信アンテナ5及び受信アンテナ6の
コネクタ(図示せず)にそれぞれ送信装置10と受信装
置11からの同軸ケーブルを接続し、送信装置10から
送信電波を送信アンテナ5に送る。すると管9の内部に
送信アンテナ5から電波(パルス信号)が発信され、管
9の内部に例えば金属片や石等の障害物が存在するとか
かる障害物に当たり一部が反射して結合器2に戻る。
め合わせ、周囲のねじ4を螺進させて図4に示すように
管9に固定する。送信アンテナ5及び受信アンテナ6の
コネクタ(図示せず)にそれぞれ送信装置10と受信装
置11からの同軸ケーブルを接続し、送信装置10から
送信電波を送信アンテナ5に送る。すると管9の内部に
送信アンテナ5から電波(パルス信号)が発信され、管
9の内部に例えば金属片や石等の障害物が存在するとか
かる障害物に当たり一部が反射して結合器2に戻る。
【0023】反射されて結合器2に戻った電波は受信ア
ンテナ6に受信され、受信装置11を通して演算手段1
3に送られる。演算手段13では、送信装置10が電波
を送信してから反射波が戻るまでの時間を計測し、計測
した時間と管9内での電波の進行速度(光速)に基づい
て結合器2から障害物までの距離を算出する。
ンテナ6に受信され、受信装置11を通して演算手段1
3に送られる。演算手段13では、送信装置10が電波
を送信してから反射波が戻るまでの時間を計測し、計測
した時間と管9内での電波の進行速度(光速)に基づい
て結合器2から障害物までの距離を算出する。
【0024】このように管9内の障害物までの距離を算
出するにあたり、受信アンテナ6が送信アンテナ5と個
別に結合器2に設けられていることから、送信アンテナ
5に送られた送信波で最終的に送信アンテナ5から管9
内に発信されなかった送信波があってもかかる電波が受
信装置11に直接侵入することがなく、しかもバー状の
送信アンテナ5と受信アンテナ6を一直線状に配置した
ことから、送信アンテナ5から発信された電波が直接受
信アンテナ6に受信されるのを非常に小さくできる。こ
れは、アンテナがバー状の場合にアンテナは、アンテナ
に対して垂直な方向に送信波を送信する特性を有するた
めで、受信アンテナ6が送信アンテナ5と一直線状に配
置されると、送信アンテナ5の電界強度の弱い部分に位
置されることとなり、送信アンテナ5から直接受信アン
テナ6に到達する量が大幅に減少するからである。
出するにあたり、受信アンテナ6が送信アンテナ5と個
別に結合器2に設けられていることから、送信アンテナ
5に送られた送信波で最終的に送信アンテナ5から管9
内に発信されなかった送信波があってもかかる電波が受
信装置11に直接侵入することがなく、しかもバー状の
送信アンテナ5と受信アンテナ6を一直線状に配置した
ことから、送信アンテナ5から発信された電波が直接受
信アンテナ6に受信されるのを非常に小さくできる。こ
れは、アンテナがバー状の場合にアンテナは、アンテナ
に対して垂直な方向に送信波を送信する特性を有するた
めで、受信アンテナ6が送信アンテナ5と一直線状に配
置されると、送信アンテナ5の電界強度の弱い部分に位
置されることとなり、送信アンテナ5から直接受信アン
テナ6に到達する量が大幅に減少するからである。
【0025】したがって、本実施例の検査装置1によれ
ば、アンテナ5から送信される送信電波が受信波の中に
混入することが少なく、受信波の中から反射波を明瞭に
把握して時間経過を容易に計測できる。更に、受信波の
検出に際して送信波と同期をとるため、複数の送信波が
連続して出力された場合や反射波が複数ある場合でも確
実に時間差を検出することができる。又、広帯域にわた
りフラットな特性を有することから、受信時における送
信パルス波のひずみが小さく、送信波と受信波の時間差
を容易に計測でき、障害物までの距離を確実に算出する
ことができる。そして、算出された値は表示装置15に
表示され、検査員は表示された値から管9内のどの位置
に障害物が存在しているかを容易に判断することができ
る。
ば、アンテナ5から送信される送信電波が受信波の中に
混入することが少なく、受信波の中から反射波を明瞭に
把握して時間経過を容易に計測できる。更に、受信波の
検出に際して送信波と同期をとるため、複数の送信波が
連続して出力された場合や反射波が複数ある場合でも確
実に時間差を検出することができる。又、広帯域にわた
りフラットな特性を有することから、受信時における送
信パルス波のひずみが小さく、送信波と受信波の時間差
を容易に計測でき、障害物までの距離を確実に算出する
ことができる。そして、算出された値は表示装置15に
表示され、検査員は表示された値から管9内のどの位置
に障害物が存在しているかを容易に判断することができ
る。
【0026】尚、上記実施例では送信波の送信方式をパ
ルス方式としたが、結合器2は広帯域にわたり非常にフ
ラットな特性を有するため、本発明はこれに限らず、例
えば周波数変調の時間差を検出するFM−CW方式や、
振幅変調を利用したAM−CW方式など各種の方式に適
用可能で、いずれの方式によっても非常に良好な結果を
得ることができる。
ルス方式としたが、結合器2は広帯域にわたり非常にフ
ラットな特性を有するため、本発明はこれに限らず、例
えば周波数変調の時間差を検出するFM−CW方式や、
振幅変調を利用したAM−CW方式など各種の方式に適
用可能で、いずれの方式によっても非常に良好な結果を
得ることができる。
【0027】更に上記例では、演算手段13は管9内の
障害物までの距離算出を行なったが、距離の算出を行な
わず、別に受信波の状態を表示する表示装置を設け、表
示装置に表示された受信波から反射波の到達時間を読み
取り障害物までの距離を算出するようにしてもよい。
障害物までの距離算出を行なったが、距離の算出を行な
わず、別に受信波の状態を表示する表示装置を設け、表
示装置に表示された受信波から反射波の到達時間を読み
取り障害物までの距離を算出するようにしてもよい。
【0028】図5に上記結合器2を用いた実験結果を示
す。図5において、(A)は本実施例の結合器2を用い
た結果であり、(B)は従来のアンテナを用いた結果で
ある。実験は、管の一方の側にアルミニウムの板を設け
て端部を閉塞させた約2mの長さのガス管を用い、他方
の端部に本発明にかかる結合器2と従来のアンテナを交
互に設置して行なった。図5から、本実施例の場合には
送信波aの受信強度が減少され、相対的に反射波bのピ
ークが際立ち明瞭になっていることがわかる。又、障害
物までの距離が短い場合でも送信波aの受信ピークが低
く周囲への広がりも小さいことから、送信波と反射波b
との識別が確実になることがわかる。これに対して従来
のアンテナを用いた場合には、送信波aの受信ピークが
際立って大きくなり、反射波bの識別に困難な点があっ
た。
す。図5において、(A)は本実施例の結合器2を用い
た結果であり、(B)は従来のアンテナを用いた結果で
ある。実験は、管の一方の側にアルミニウムの板を設け
て端部を閉塞させた約2mの長さのガス管を用い、他方
の端部に本発明にかかる結合器2と従来のアンテナを交
互に設置して行なった。図5から、本実施例の場合には
送信波aの受信強度が減少され、相対的に反射波bのピ
ークが際立ち明瞭になっていることがわかる。又、障害
物までの距離が短い場合でも送信波aの受信ピークが低
く周囲への広がりも小さいことから、送信波と反射波b
との識別が確実になることがわかる。これに対して従来
のアンテナを用いた場合には、送信波aの受信ピークが
際立って大きくなり、反射波bの識別に困難な点があっ
た。
【0029】
【発明の効果】本発明の管内検査装置によれば、管内に
電波を送信しその反射波を受信する同軸金属管結合器に
送信アンテナと受信アンテナとを設け、かつそれらを直
線状に配置したので、送信アンテナからの送信波が直接
入力されたり、あるいは受信アンテナを通して受信され
ることが少なくなり、送信波の受信強度を小さくでき
る。したがって、管内で反射して戻った反射波と送信ア
ンテナから送信された送信波との干渉が減少し、反射波
の読み取り、検出が容易になり、受信強度が小さい反射
波やアンテナからの距離の近い物体からの反射波でも送
信波と反射波との識別が容易にでき、管内に存在する障
害物までの距離を確実に算出できる管内検査装置を提供
できる。
電波を送信しその反射波を受信する同軸金属管結合器に
送信アンテナと受信アンテナとを設け、かつそれらを直
線状に配置したので、送信アンテナからの送信波が直接
入力されたり、あるいは受信アンテナを通して受信され
ることが少なくなり、送信波の受信強度を小さくでき
る。したがって、管内で反射して戻った反射波と送信ア
ンテナから送信された送信波との干渉が減少し、反射波
の読み取り、検出が容易になり、受信強度が小さい反射
波やアンテナからの距離の近い物体からの反射波でも送
信波と反射波との識別が容易にでき、管内に存在する障
害物までの距離を確実に算出できる管内検査装置を提供
できる。
【図1】本発明にかかる管内検査装置の結合器の一実施
例を示す正面図である。
例を示す正面図である。
【図2】本発明にかかる管内検査装置の結合器の一実施
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図3】本発明にかかる管内検査装置の一実施例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】検査装置を管に取り付けた所を示す図である。
【図5】Aは、本発明にかかる管内検査装置の実験結果
を示すグラフである。Bは、従来の管内検査装置の実験
結果を示すグラフである。
を示すグラフである。Bは、従来の管内検査装置の実験
結果を示すグラフである。
【図6】従来の検査装置を示すブロック図である。
1 検査装置 2 結合器 3 検査器 4 ねじ 5 送信アンテナ 6 受信アンテナ 7 底部 8 ストッパ 9 管 10 送信装置 11 受信装置 12 信号発生器 13 演算手段 15 表示装置 18 アンプ 20 縁部
Claims (7)
- 【請求項1】 管の端部より電波を送信し該管内の障害
物に反射した該送信波の反射波を受信することにより前
記管内の障害物までの距離を検査する管内検査装置にお
いて、前記管の端部に取り付ける導電性を有する本体
と、該本体に設けられた送信用及び受信用の一対のアン
テナとからなる同軸金属管結合器を前記管内に電波を送
信する手段として備えたことを特徴とする管内検査装
置。 - 【請求項2】 前記送信アンテナと受信アンテナとを前
記同軸金属管結合器の中心を挟み直線状に配置させたこ
とを特徴とする請求項1に記載の管内検査装置。 - 【請求項3】 前記送信アンテナ及び受信アンテナと前
記結合器の底部の間隔を送信波の波長の(1/4+1/
2n)倍(n=0、1、2、3…)としたことを特徴と
する請求項1又は2に記載の管内検査装置。 - 【請求項4】 前記同軸金属管結合器の本体が前記管の
外径に嵌合する有底筒状の金属からなり、該本体の開口
近くに中心方向に螺進するねじを設け、該本体の底部近
くに前記送信アンテナ及び受信アンテナを設け、かつ前
記ねじと前記送信アンテナとの間に前記管を嵌合させた
とき該管に当接するストッパを設けたことを特徴とする
請求項1〜3のいずれか1項に記載の管内検査装置。 - 【請求項5】 前記電波による距離測定方式をパルス方
式としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項
に記載の管内検査装置。 - 【請求項6】 前記電波による距離測定方式をFM−C
W方式としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか
1項に記載の管内検査装置。 - 【請求項7】 前記電波による距離測定方式をAM−C
W方式としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか
1項に記載の管内検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25510994A JPH08122037A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 管内検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25510994A JPH08122037A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 管内検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08122037A true JPH08122037A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17274234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25510994A Withdrawn JPH08122037A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 管内検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08122037A (ja) |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP25510994A patent/JPH08122037A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |