JPH08123207A - 湿式画像形成装置 - Google Patents

湿式画像形成装置

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JPH08123207A
JPH08123207A JP26415694A JP26415694A JPH08123207A JP H08123207 A JPH08123207 A JP H08123207A JP 26415694 A JP26415694 A JP 26415694A JP 26415694 A JP26415694 A JP 26415694A JP H08123207 A JPH08123207 A JP H08123207A
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JP
Japan
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electrode
toner
scraper
rotating body
developing
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Withdrawn
Application number
JP26415694A
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English (en)
Inventor
Makoto Niikura
眞 新倉
Yoshio Shoji
佳男 庄子
Satoshi Usui
聡 臼井
Akihiro Ida
明寛 井田
Yoshinori Machida
義則 町田
Shinichi Uchiumi
慎一 内海
Kiyoshi Shigehiro
清 重廣
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/10—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer
    • G03G15/11—Removing excess liquid developer, e.g. by heat

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】現像ローラ電極や逆転スクイーズローラのよう
に液体現像剤と接触する回動体と、該回動体に付着した
液体現像剤を掻き取るスクレーパを備えた湿式画像形成
装置において、上記スクレーパ部での凝集トナーの発生
を防止する。 【構成】バイアス電位が印加される回動体(現像ローラ
電極43もしくは逆転スクイーズローラ51)とスクレ
ーパ9とを備え、回動体43、51に近接して、上記ス
クレーパ9の近傍かつ上記回動体43、51の回動方向
上流側の位置に、回動体43、51上のトナー45aを
引き寄せる方向の電界が印加される剥離電極91を配設
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電潜像が形成される
回動する像担持体と、この静電潜像にトナーを含有する
液体現像剤を供給して現像を行う現像器とを備え、該現
像器は、上記像担持体に近接して配置され、液体現像剤
と接触し、トナーを引き寄せる方向の電位を印加された
回動体と、その回動体に付着した液体現像剤を除去する
スクレーパとを備えてなる湿式画像形成装置に関し、特
に電子写真複写機に採用するに好適な湿式画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機等に用いられる画像形成
装置の一つとして、従来より、静電潜像が形成された像
担持体に対してトナーを分散液中に分散させた液体現像
剤を供給し、現像ローラ電極を用いて現像を行う湿式現
像方式が知られている。ところで、湿式現像方式におい
ては、現像ローラ電極は均一な現像電界を形成すること
でフリンジ現像を防止し、良好な現像像を得るために重
要な役割を果たすが、印加されるバイアス電位は、背景
部を汚さないようにするため、像電位と背景電位との間
に設定するのが一般的である。その結果、現像に使われ
なかったトナーは特に背景部において現像ローラ電極に
付着し後の現像像に悪影響を与える。
【0003】そこで、このような現像ローラ電極へのト
ナーの付着による問題を解決するため、例えば特公昭5
2−8100号公報に記載されているように、現像ロー
ラ電極に対してスクレーパを設け、このスクレーパで現
像位置の後に現像ローラ電極上の液体現像剤を掻き取
り、常にトナーが付着していないきれいな現像ローラ電
極で現像を可能としたものが提案されている。
【0004】また、上記のような湿式画像形成装置にお
いては、後の転写工程での像流れを防止すべく現像され
た像担持体上の現像剤からの余剰の分散液を除去すると
共に背景部の不要トナーを除去するため、逆転スクイー
ズローラを設けるものが知られている。この逆転スクイ
ーズローラは、像担持体と微小なギャップを保ちながら
逆方向に回転し、像担持体上の液膜内に引き裂き力を発
生させての余剰の分散液を掻き取るものであり、さらに
は現像バイアスと同極性のバイアス電位を印加して背景
部の不要トナーを除去するように構成されている。そし
て、このような逆転スクイーズローラにおいても、該ロ
ーラに付着した余剰の分散液を掻き取って像担持体、対
向部へは概略乾燥したローラ表面を送り込むためにスク
レーパを設けたものがある(例えば特公昭54−345
41号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現像ロ
ーラ電極に上記のようなスクレーパを備えたものにおい
ては、現像ローラ電極に付着したトナーを掻き落とす際
にトナーがスクレーパ部で凝集し易く、装置の停止後に
その凝集したトナーが乾燥固着し、始動時にモータ負荷
となったり、あるいは凝集トナーが脱落して現像槽へ混
入し、画像に悪影響を与えると共に液体現像剤の分散状
態が悪化し、液体現像剤をそのまま再使用することがで
きなくなるという問題がある。
【0006】また、上記スクレーパを備えた逆転スクイ
ーズローラにおいても、上記スクレーパを備えた現像ロ
ーラ電極と同様にスクレーパ部でのトナーの凝集が生
じ、あるいはそれが脱落するという問題がある。本発明
は、上記事情に鑑み、上記現像ローラ電極や逆転スクイ
ーズローラのように液体現像剤と接触する回動体と、そ
の回動体に付着した液体現像剤を掻き取るスクレーパを
備えた湿式画像形成装置において、上記スクレーパ部で
の凝集トナーの発生を防止することができる湿式画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の湿式画像形成装
置は、上記目的を達成するため、静電潜像が形成される
回動する像担持体と、この静電潜像にトナーを含有する
液体現像剤を供給して現像を行う現像器とを備え、該現
像器は、上記像担持体に近接して配置され、バイアス電
位が印加される、上記液体現像剤と接触する回動体と、
該回動体に付着した上記液体現像剤を除去するスクレー
パとを備えてなる湿式画像形成装置において、上記回動
体に近接して、上記スクレーパの近傍かつ上記回動体の
回転方向上流側の位置に、上記回動体上のトナーを引き
寄せる方向の電位が印加された剥離電極が設けられてい
ることを特徴とする。
【0008】上記現像器内に上記回動体が複数設けられ
ている場合、上記剥離電極は各回動体に対してそれぞれ
別個に設けてもよい。また、上記現像器内に上記回動体
が複数設けられている場合、複数の回動体に対する上記
剥離電極が1つの剥離電極により共用されていてもよ
い。上記の回動体の具体例としては上記像担持体上の静
電潜像にトナーを付着させて現像を行うために現像バイ
アス電位が印加される現像ローラ電極、あるいは、静電
潜像の現像後記録媒体上への可視像の転写前に像担持体
上の余剰液体現像剤を像担持体上から除去するための、
像担持体に近接して配置され、かつバイアス電位が印加
される逆転スクイーズローラ電極等を挙げることができ
る。
【0009】上記現像器は、上記回動体として、上記現
像ローラ電極のみを備えたものであってもよいし、上記
逆転スクイーズローラ電極のみを備えたものであっても
よいし、現像ローラ電極と逆転スクイーズローラ電極と
の双方を備えたものであってもよい。
【0010】
【作用】本発明に係る湿式画像形成装置は、上記の、例
えば、スクレーパを備えた現像ローラ電極や逆転スクイ
ーズローラ等の回動体に対して、該回動体に近接して、
スクレーパの近傍かつ回動体の回転方向上流側の位置に
設けられた、回動体上のトナーを引き寄せる方向の電位
が印加された剥離電極を備えているので、回動体と剥離
電極との間に形成される電界により回動体上のトナーは
剥離電極側に引き寄せられ、そのため、スクレーパ部で
は回動体表面近傍にはトナーが存在せず、回動体上の液
体現像剤は容易にスクレーパにより掻き取られ、スクレ
ーパ部でのトナーの凝集、固着を防止することができ
る。
【0011】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明する。図1は本発明に係る湿式画像形成装置の
一実施例を示す概略図である。図示の湿式画像形成装置
は、ドラム状の感光体(ドラムに感光体を被覆したも
の)からなる像担持体1を備え、像担持体1は、駆動装
置(図示せず)により一定の速度で矢印方向に回転駆動
され、その周囲には帯電手段2、露光手段3、現像手段
4、余剰液除去手段5、転写手段6、清掃手段7、及び
除電手段8が配置されている。上記現像手段4及び余剰
液除去手段5は本発明における現像器を構成している。
【0012】上記像担持体1は、帯電手段2及び帯電用
電源21により全面均一に帯電された後、露光手段3で
複写すべき画像情報を担持したレーザビーム31により
露光がなされて静電潜像が形成され、その静電潜像は現
像手段4にて液体現像剤45で現像され、余剰液除去手
段5で余剰液体現像剤45が除去された後、転写手段6
及び転写用電源62により被転写媒体61上に転写さ
れ、清掃手段7で残留トナー及び分散液が除去され、し
かる後、除電手段8で電気的に初期状態に戻され、これ
により像担持体1を次の複写動作に備えさせる。
【0013】像担持体1は、上記回動するドラム状感光
体の代わりに回動するベルト状感光体で構成することが
でき、あるいは露光手段3の代わりに多針電極ヘッドや
イオン流書き込み手段を使用することにより、回転する
ドラム状もしくはベルト状の誘電体で構成することもで
きる。いずれの場合も周囲の移動方向に沿って静電潜像
が形成される。転写手段6はコロトロン転写手段のほか
にバイアスローラを使用してもよく、転写紙等の被転写
媒体61に転写後定着をし、複写物を得る方法や、一
度、中間転写媒体に転写後、転写像を調整し最終的に転
写紙に転写する等の変形が考えられる。現像手段4は現
像ローラ電極43を備え、液体現像剤槽41よりトナー
と絶縁性液体であるところの分散液を主成分とする液体
現像剤45がポンプ42により給送され、現像手段4上
方より現像ローラ電極43に向けて散布される。
【0014】上記現像手段4について、その拡大図であ
る図2を参照しながらより詳細に説明する。この現像手
段4は、本発明の回動体としての現像ローラ電極43を
備えている。この現像ローラ電極43は、その表面が像
担持体1表面より所定間隔、例えば0.05〜1mmの
間隙を置いて像担持体1に対向して設置され、像担持体
1表面と同方向(図2に示す矢印方向)に像担持体1の
表面スピードより早い表面スピードで回転駆動され、静
電潜像の画像部1aの電位(像電位)と背景部(1bの
電位(背景電位)との中間バイアス電位が現像バイアス
用電源46により印加されている。現像ローラ電極43
と像担持体1の対向部間隙に液体現像剤45が供給さ
れ、像担持体1に対向した位置で液体現像剤中のトナー
45aは、そこの電界の作用を受けて画像部1aでは像
担持体1表面に、非画像部5即ち背景部1bでは現像ロ
ーラ電極43表面に向かって電気泳動現象により移動す
る。これにより、像担持体1上に像電位に応じたトナー
像が形成される。現像ローラ電極43は像担持体1と同
方向(矢印方向)に回転しているため、現像ローラ電極
43と像担持体1の対向部間隔出口部では、分散液45
bは、像担持体1表面と現像ローラ電極43表面の表面
状態、速度差等により決まるが、像担持体1上と現像ロ
ーラ電極43上におよそ50%づつに分かれる。
【0015】像担持体1表面上のトナー45aと分散液
45bは次に余剰液除去手段5に到るが、トナー45a
が不均一に付着すると共に分散液45bが付着した現像
ローラ電極43は、1回転後の現像条件として見掛けの
トナー濃度が変化することや、電極43表面に付着した
トナー45aが現像電界に悪影響を与えること等を回避
するため、スクレーパ9を当接させて電極43表面上の
トナー45aと分散液45bが除去される。
【0016】ところで、トナー45aは電極43表面に
付着しているのでスクレーパ9部に凝集堆積しやすく、
装置の長期停止中に凝集したトナー45aが固化して再
スタート時のモータ負荷になったり、あるいはスクレー
パ9の負担が過大になり清掃しきれず画像品質に悪影響
を与える恐れがある。そこで、本実施例では、現像ロー
ラ電極43に近接して、スクレーパ9の近傍かつ現像ロ
ーラ電極43の回転方向上流側に、現像ローラ電極43
表面よりトナー45aを浮かせるに十分な電圧が剥離バ
イアス用電源93により印加された剥離電極91が設け
られている。この剥離電極91と現像ローラ電極43と
の間に形成される電界により、現像表面に付着したトナ
ー45aは該電極43表面から剥離して剥離電極91側
に引き寄せられ、スクレーパ部では現像ローラ電極43
表面上にトナーが付着しておらず、スクレーパ部でのト
ナーの凝集堆積が防止される。
【0017】一方、像担持体1側において、前述のよう
に、現像ローラ電極43出口でおよそ50%の分散剤が
像担持体1上に残り、そのままではトナー像における分
散液比率が大きすぎてトナー同志の結合力が弱く、転写
時に像流れが生じる恐れがあり、また背景部1bにもト
ナーを含む多くの分散液が存在するため、転写前に画像
部1aの余剰分散液と背景部1bのトナー及び分散液を
像担持体1上より除去する必要がある。
【0018】余剰液除去手段5は、本発明の回動体とし
ての逆転スクイーズローラ51を備えており、該ローラ
51は、その表面が像担持体1表面より一般的には0.
02〜0.2mm程度の間隙をおいて像担持体1に対向
して設置され像担持体1表面と逆方向(図2に示す矢印
方向)に回転駆動され、静電潜像の像電位と背景電位と
の中間バイアス電位をスクイーズバイアス用電源52に
より印加されている。
【0019】上記余剰液除去手段5に、分散液45bを
余剰に含んだ画像部1aと若干のトナー45aを含んだ
分散液45bが付着した背景部1bが移動してくると、
像担持体1と逆転スクイーズローラ51との間に液体現
像剤45によるブリッジが形成され、像担持体1上の電
位と逆転スクイーズローラ51に印加されるバイアス電
位との差による電界の作用で、画像部1aのトナー45
aには像担持体1表面に押しつけられる力がかかるため
トナー45aはさらに像担持体1に密着してトナー45
aの結合力をより高めることができ、また背景部1bに
残っていた、現像ローラ電極43で除去されなかったト
ナー45aは、逆転スクイーズローラ51側に引き寄せ
られて背景部1bを清掃することができる。さらに、両
表面が逆方向に動くため液中に剪断力が働き、両表面の
スピード、間隙、液体の粘度ほかの諸物性により決定さ
れる比率で像担持体1上の余剰分散液45bが逆転スク
イーズローラ51により掻き取られる。
【0020】上記逆転スクイーズローラ51に余剰液除
去機能を持たせるためには、間隙部におよそ乾いた逆転
スクイーズローラ51表面を供給する必要があり、逆転
スクイーズローラ51表面は間隙通過後スクレーパ9が
当接せしめられ、逆転スクイーズローラ51上のトナー
45aと分散液45bとが除去される。しかるに、この
スクレーパ9の部分にも、先に現像ローラ電極43のと
ころで述べたのと同様に、トナー45aの凝集堆積が生
じる恐れがある。そこで、本実施例では、逆転スクイー
ズローラ51に近接して、スクレーパ9の近傍かつ逆転
スクイーズローラ51の回転方向上流側に、剥離バイア
ス用電源93により逆転スクイーズローラ51表面より
トナー45aを浮かせるに十分な電圧が印加された剥離
電極91が取り付けられている。この剥離電極91と逆
転スクイーズローラ51との間に形成される電界によ
り、逆転スクイーズローラ51の表面に付着したトナー
45aは該ローラ51の表面から剥離して剥離電極91
側に引き寄せられ、スクレーパ部でのトナー凝集堆積が
防止される。
【0021】以上の説明の中で、剥離電極91として、
現像ローラ電極43用剥離電極91は板状の導電体、逆
転スクイーズローラ51用の剥離電極91はワイヤー
(線)状の導電体で示したが、剥離電極91の形状に制
限はなく、後で述べる取付位置、取付部スペース等によ
って板状、線状あるいはその他の適宜の形状のものを使
用することができるものである。したがって、以下の実
施例では全て線状の剥離電極91を使用しているが、こ
れに限定されるものではない。また、各要素への印加電
圧(正・負の関係)もごく一般的な例で示しているが、
像担持体の帯電特性ほか各要素の電気的仕様により逆転
可能であると同時に、露光手段での背景部照射方法や画
像部照射方法、現像手段での反転現像などシステムの構
成によって変更可能であることは、本発明の他の実施例
においても変わりはない。
【0022】次に、図3を参照しながら、第2の実施例
であるシュー電極現像方式への本発明の適用例を説明す
る。現像シュー電極44は像担持体1と0.1〜1mm
離間して設置され、像担持体1の回転方向上流側から液
体現像剤45が供給され、且つ現像バイアス用電源46
により現像バイアス電位が印加される。シュー電極44
は現像ローラ電極の如く回転せずに静止状態にあり、従
って清掃が極めて困難なため、本実施例の場合、シュー
電極44にはトナー45aと同極性のバイアス電位を印
加することによりシュー電極44の表面にトナー45a
が付着するのを防止している。すなわち、像担持体1の
背景部1bにもトナー45aが移動、付着する「背景か
ぶり現像」の状態を作り出す。
【0023】現像シュー電極44の部分を出た像担持体
1上のトナー45aと分散剤45bは、像担持体1の回
動によって余剰液除去手段5に到達する。本実施例によ
る余剰液除去手段5も、逆転スクイーズローラ51を備
えてなるものであり、その表面が像担持体1表面より一
般的には0.02〜0.2mm程度の間隙を有して設置
され、像担持体1表面と逆方向に回転駆動され、静電潜
像の画像部1aと背景部1bの中間のバイアス電位がス
クイーズバイアス用電源52により印加されている。分
散液45bを余剰に含んだ画像部1aと背景部1bが移
動してくると、像担持体1上の電位と逆転スクイーズロ
ーラ51に印加されるバイアス電位との差による電界で
画像部1aのトナー45aはより像担持体1表面に押し
つけられ、背景部1bに存在したかぶり現像状態のトナ
ー45aは逆転スクイーズローラ51に引き寄せられて
背景部1bを清掃することができる。さらに、両表面が
逆方向に動くため液中に剪断力が働き、両表面のスピー
ド、ギャップ、液体の粘度ほかの諸物性により決定され
る比率で、像担持体1上の余剰分散液45bが逆転スク
イーズローラ51で掻き取られる。
【0024】また、逆転スクイーズローラ51表面には
分散液45b及び多量のトナー45aが付着しており、
前述した理由によりこれらを除去すべくスクレーパ9が
設けられている。また、このスクレーパ9の部分では前
述のようにトナーの凝集が生じる恐れがあるので、前述
の逆転スクイーズローラ51と同様に、逆転スクイーズ
ローラ51表面に付着したトナー45aの除去を効率的
に行うために、スクレーパ9よりも逆転スクイーズロー
ラ51の回転方向上流側の、逆転スクイーズローラ51
表面より離間した位置に剥離電極91が設けられ、この
剥離電極91には、逆転スクイーズローラ51表面より
トナー45aを浮かせるに十分な電圧が剥離バイアス用
電源93により印加され、これにより逆転スクイーズロ
ーラ51へのトナー45aの付着を解除し、スクレーパ
9でのトナー45aの除去を容易かつ確実に行うことが
できる。
【0025】次に、図4を参照しながら、第3の実施例
であるスプレー現像方式への本発明の適用例を説明す
る。スプレー現像方式は、現像ローラ電極兼逆転スクイ
ーズローラである、本発明の回動体としての兼用ローラ
電極53を備え、この兼用ローラ電極53と像担持体1
との間隙に液体現像剤45をスプレー状に供給するもの
である。兼用ローラ電極53は、像担持体1と一般的に
は0.02〜0.2mm程度の間隙を有して設置され、
像担持体1表面と逆方向(図示の矢印方向)に回転駆動
され、静電潜像の画像部1aと背景部1bとの中間のバ
イアス電位が印加され、逆転スクイーズローラとして機
能すると同時に現像ローラ電極としても機能する。上記
間隙に液体現像剤45が供給されると、像担持体1の電
位と兼用ローラ電極53に現像同時スクイーズローラバ
イアス用電源54より印加されるバイアス電位との差に
よる電界で、画像部1aのトナー45aは像担持体1表
面に移動し、背景部1bに存在するトナー45aは兼用
ローラ電極53側に移動する。さらに両表面が逆方向に
動くため液中に剪断力が働き、両表面のスピード、ギャ
ップ、液体の粘度ほかの諸物性により決定される比率
で、像担持体1上の余剰分散液45bが兼用ローラ電極
53で掻き取られる。なお、この兼用ローラ電極53及
び電源54は現像手段4及び余剰液除去手段5の双方を
構成している。
【0026】本実施例の兼用ローラ電極53表面には、
前述のように分散液45b及び多量のトナー45aが付
着しており、前述した理由によりこれらを除去すべくス
クレーパ9が設けられている。また、このスクレーパ9
の部分では前述のようにトナーの凝集が生じる恐れがあ
るので、前述の現像ローラ電極や逆転スクイーズローラ
と同様に、兼用ローラ電極53表面に付着したトナー4
5aの除去を効率的に行うために、スクレーパ9よりも
兼用ローラ電極53の回転方向の上流側かつ兼用ローラ
電極53表面より離間した位置に剥離電極91が設けら
れ、この剥離電極91には兼用ローラ電極53表面より
トナー45aを浮かせるに十分な電圧が剥離バイアス用
電源93により印加され、これにより、兼用ローラ電極
53へのトナー45aの付着を解除し、スクレーパ9で
のトナー45aの除去を容易かつ確実に行うことができ
る。
【0027】以上の、第1から第3の実施例の説明で明
らかなように、現像ローラ電極43と逆転スクイーズロ
ーラ51の電気的な機能は殆ど同じである。そこで、図
5を参照し、第4の実施例である現像ローラ電極43と
逆転スクイーズローラ51に対する剥離電極91を共通
化した例を説明する。この図の中で、像担持体1、現像
ローラ電極43、逆転スクイーズローラ51の構成や、
液体現像剤45の供給等の基本的な機能は第1の実施例
と同じであるため説明を省き、剥離電極91を共通化し
たために必要な要件について述べる。
【0028】剥離電極91は対象となるローラ表面に近
接していることがバイアス電源の負担を低減する目的で
望ましく、1mm程度とするために、現像ローラ電極4
8と逆転スクイーズローラ51の間隙は2mm弱程度に
するのがよい。ここで、両ローラに対するバイアス電源
は図中に現像バイアス用電源46とスクイーズバイアス
用電源52とを共用するように示したが、グラウンドを
共通にした別電源でも可能である。上記剥離電極9は、
両ローラ表面に付着したトナー45aの除去を効率的に
行うために、スクレーパ9の上流側で両ローラ表面との
間でおよそ同じ電位勾配が得られる距離だけ離間した位
置に設けられ、両ローラ表面よりトナー45aを浮かせ
るに十分な電圧が剥離バイアス用電源装置93より印加
されている。この剥離電極91により、トナー45aの
両ローラ表面の付着を解除し、スクレーパ9での除去を
容易かつ確実に行うことができる。
【0029】次に、図6、図7を参照して、電極位置、
形状と印加するバイアス波形の影響について詳述する。
図6はローラ状電極用バイアス電源95が接続された現
像と余剰液除去の少なくとも一方の機能を有するローラ
状電極94の表面よりトナー45aを浮かせるための剥
離電極91、直流バイアス用電源93aを接続した例で
ある。この場合は剥離電極91を液体現像剤45と非接
触の状態に設置するのが望ましい。さもないと剥離電極
91にトナー45aが付着し清掃手段が必要になる。
【0030】実験ではエクソン社製アイソパーL(商標
名)を分散液45bとした液体現像液45を使用して1
000V/mmの電位勾配(剥離電極91とローラ状電
極94との距離とバイアス電位との関係が1000V/
mm)を持たせることで、ローラ状電極94表面に付着
したトナー45aを液体現像剤層の表面に移動させるこ
とができた。
【0031】図7はローラ状電極用バイアス電源95が
接続された現像と余剰液除去の少なくとも一方の機能を
有するローラ状電極94の表面よりトナー45aを浮か
せるための剥離電極91に、交流バイアス用電源93b
を接続した例である。この場合は剥離電極91を液体現
像剤45と接触状態に設置することが可能である。これ
は交流バイアスの印加により、トナー45aの撹拌、再
分散が促進され、効果的に電極94の自己清掃が可能に
なるためである。
【0032】エクソン社製アイソパーL(商標名)を分
散液45bとした液体現像剤45を使用して実験を行っ
た結果、10ヘルツ以下の低周波の交流バイアスでかつ
ピーク値500V/mmの電位勾配(剥離電極91とロ
ーラ状電極94との距離と交流バイアス電圧ピーク値と
の関係が500V/mm)を持たせることで、ローラ状
電極94表面に付着したトナー45aを剥離し、さらに
良好な分散状態の液体現像剤45として回収することが
できた。この撹拌、再分散の効果は交流バイアス用電源
93bを矩形波バイアス用電源93cに置き換えること
によりさらに高められる。このことは言い換えればアー
スもしくは低電位との間でスイッチングされた直流バイ
アスでも良好な撹拌、再分散の効果が得られるというこ
とであり、この点も実験により確認された。
【0033】以上、実施例の説明は、全て本発明を湿式
現像方式を採用した電子写真複写機あるいはプリンター
へ適用したものであったが、本発明はその他の種々の湿
式現像方式を採用した画像形成装置に適用することがで
きる。即ち、静電潜像を液体現像剤を用いて現像する湿
式現像方式を採用した全ての装置、例えば絶縁コート紙
あるいは感光体紙上に直接静電潜像を乗せて現像する湿
式静電プロッター等、電子写真方式の応用技術であると
ころの製版プロセス、印刷プルーファーなどへの適用も
容易且つ効果的である。また、湿式カラー複写機への適
用にも何ら支障なく適用可能であり、効果を発揮できる
ものである。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明による湿式画像形成
装置によれば、剥離電極を設けることにより、スクレー
パによる回動体表面の清掃に先立って回動体表面に付着
したトナーを電気泳動により剥離し、回動体表面より浮
いた状態とするので、スクレーパの負担を軽減し清掃状
態を良好にすると共に、スクレーパエッジ部にトナーが
凝集堆積し、長期停止中に乾燥固化することによる、再
スタート時の駆動系負担の増大、固化トナーの入り込み
による清掃むらの発生、さらには固化トナーの脱落によ
る回収再使用の液体現像剤における粗大トナー混入によ
るトラブルを簡単且つ低価格な部品の追加により解消可
能である。
【0035】また、交流バイアスの印加により回収され
る液体現像剤をミキシングする機能も発生し、液体現像
剤の再利用に向けて良好な分散状態の液体現像剤を回収
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した湿式画像形成装置の第1の実
施例を示す装置全体の構成図である。
【図2】図1の実施例の現像器を説明するための拡大図
である。
【図3】本発明の他の実施例における現像器を説明する
ための拡大図である。
【図4】本発明の他の実施例における現像器を説明する
ための拡大図である。
【図5】本発明の他の実施例における現像器を説明する
ための拡大図である。
【図6】剥離装置への電圧印加方法の一例を示す図であ
る。
【図7】剥離装置への電圧印加方法の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 像担持体 1a 画像部 1b 背景部 4 現像手段 5 余剰液除去手段 9 スクレーパ 43 現像ローラ電極(回動体) 45 液体現像剤 45a トナー 45b 分散液 51 逆転スクイーズローラ(回動体) 53 兼用ローラ電極(回動体) 61 被転写媒体 91 剥離電極 94 ローラ状電極(回動体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井田 明寛 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 町田 義則 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 内海 慎一 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 重廣 清 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像が形成される回動する像担持体
    と、この静電潜像にトナーを含有する液体現像剤を供給
    して現像を行う現像器とを備え、 該現像器は、前記像担持体に近接して配置され、バイア
    ス電位が印加される、回動体と、前記液体現像剤と接触
    する回動体と、該回動体に付着した前記液体現像剤を除
    去するスクレーパとを備えてなる湿式画像形成装置にお
    いて、 前記回動体に近接して、前記スクレーパの近傍かつ前記
    回動体の回転方向上流側の位置に、前記回動体上のトナ
    ーを引き寄せる方向の電位が印加される剥離電極が設け
    られていることを特徴とする湿式画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像器内に前記回動体が複数設けら
    れ、前記剥離電極が各回動体に対してそれぞれ別個に設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の湿式画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記現像器内に前記回動体が複数設けら
    れ、複数の回動体に対する前記剥離電極が1つの剥離電
    極により共用されていることを特徴とする請求項1記載
    の湿式画像形成装置。
JP26415694A 1994-10-27 1994-10-27 湿式画像形成装置 Withdrawn JPH08123207A (ja)

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