JPH08125445A - 高周波検波回路 - Google Patents

高周波検波回路

Info

Publication number
JPH08125445A
JPH08125445A JP28287794A JP28287794A JPH08125445A JP H08125445 A JPH08125445 A JP H08125445A JP 28287794 A JP28287794 A JP 28287794A JP 28287794 A JP28287794 A JP 28287794A JP H08125445 A JPH08125445 A JP H08125445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
circuit
mirror
output
current mirror
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28287794A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Ueki
豊 植木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP28287794A priority Critical patent/JPH08125445A/ja
Publication of JPH08125445A publication Critical patent/JPH08125445A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、高い周波数によって検波回路の位
相遅れ等による検波変換誤差を生じるのを低減した良好
な高周波用の全波整流回路を実現することを目的とす
る。 【構成】 交流入力信号100を受けて、トランジスタ
Q1、Q2と、電流バランス用抵抗R55と、定電流源
40を有して、対応する反転電流出力を第1カーレント
ミラー回路16に供給し、正転電流出力を第2カーレン
トミラー回路18に供給する差動増幅回路12を設け、
トランジスタQ3、Q6と、抵抗R51とを有して、カ
ーレントミラーを構成して半波整流電流を出力する第1
カーレントミラー回路16を設け、トランジスタQ4、
Q5と、抵抗R52、R53とを有して、カーレントミ
ラーを構成して半波整流電流を出力する第2カーレント
ミラー回路16を設け、トランジスタQ6、Q5の両コ
レクタからの出力電流を合成して全波整流の全ミラー電
流iQ65を出力する構成手段。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高周波の交流信号を
全波整流する検波回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の例としては、高速OPアンプ
を使用して高周波の入力交流信号を全波整流する回路例
がある。これについて、図6、図7を参照して説明す
る。本回路の構成は、図6に示すように、半波整流部7
0と、加算バッファ部80と、ローパスフィルタ(LP
F)90とで構成している。
【0003】半波整流部70は、入力信号100を受け
て、正信号のみをゲイン2倍で反転増幅する半波整流し
て増幅する回路であり、高速OPアンプ71と、ダイオ
ードD76、D78と、抵抗R72、R74とで構成し
ている。2つのダイオードは、正方向と負方向の信号に
対して別々の帰還ループのゲインを与える為に挿入して
いる。一方のD76は、入力信号100の正信号成分側
の帰還ループ用であり、抵抗R74が帰還抵抗となり、
R74=2×R72の抵抗比とすることで、正信号成分
は増幅度2倍の振幅で反転増幅されて、図7(a)に示
す波形151aを出力する。他方のD78は、入力信号
100の負信号成分側の帰還ループ用であり、抵抗なし
の帰還であるから、正信号成分は増幅度0となり振幅な
しで図7(a)に示す波形151bを出力する。
【0004】加算バッファ部80は、2つの入力信号1
00、101を受けて、両者を抵抗加算してゲイン1倍
で反転増幅する回路であり、高速OPアンプ81と、抵
抗R82、R84、R86とで構成している。本回路
は、通常の反転増幅器であり、R82=R84=R86
の抵抗比とし、R82の入力端は入力信号100に接続
し、R84の入力端は半波整流部70のD76とR74
の接続点に接続する。これにより、図7(a)の波形図
に示すように、R82の入力端では波形152であり、
R84の入力端では波形151a、151bである。両
者を抵抗加算すると、波形153a、153bとなり、
全波整流された波形が得られる。これを高速OPアンプ
81で反転増幅して出力する。
【0005】LPF90は、加算バッファ部80で全波
整流された波形成分中で、交流成分をフィルタ除去して
直流成分のみを出力するローパスフィルタであり、入力
信号100を全波整流した波形に対応した検波直流信号
120を出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記説明では、高速O
Pアンプ71が入力信号100の周波数に対して十分無
視できる周波数領域での動作、いわゆる理想オペアンプ
動作状態とみなして説明していたが、実際には入力信号
100の周波数が数MHzを超える周波数になってくる
と、理想オペアンプとみなせなくなってくる。また、こ
の高周波で精度の良い検波を行える高速のオペアンプの
入手は困難である。この為、実際の検波回路の動作にお
いては、図7(b)に示す波形151bのように、入力
信号100の位相と半波整流部70で増幅した後の信号
101との両者間に位相差やゲイン変動や波形歪みの悪
影響をもたらしてくる。この結果、検波直流信号120
に変換誤差を生じて、検波の直線性の誤差が多くなって
くる難点があった。そこで、本発明が解決しようとする
課題は、高い周波数によって検波回路の位相遅れ等によ
る検波変換誤差を生じるのを低減した良好な高周波用の
全波整流回路を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】第1図と5図は、本発明に
よる第1の解決手段を示している。上記課題を解決する
ために、本発明の構成では、交流入力信号100を受け
て、トランジスタQ1、Q2と、電流バランス用抵抗R
55と、定電流源40を有して、差動増幅回路12の反
転電流出力を第1カーレントミラー回路16に供給し、
差動増幅回路12の正転電流出力を第2カーレントミラ
ー回路18に供給する差動増幅回路12を設け、トラン
ジスタQ3、Q6と、抵抗R51とを有して、カーレン
トミラーを構成して半波整流電流を出力する第1カーレ
ントミラー回路16を設け、トランジスタQ4、Q5
と、抵抗R52、R53とを有して、カーレントミラー
を構成して半波整流電流を出力する第2カーレントミラ
ー回路16を設け、抵抗R51と抵抗R52との抵抗比
を1:1とし、カーレントミラーの出力側であるトラン
ジスタQ6、Q5の両コレクタからの出力電流を合成し
て全波整流した全ミラー電流iQ65を出力する構成手段
にする。これにより、高周波の交流入力信号100を検
波する検波回路を実現する。
【0008】本回路の接続手段としては、入力信号10
0をトランジスタQ1のベース電極に供給し、Q1のエ
ミッタ電極は可変抵抗R55の一端に接続し、このR5
5の他端はトランジスタQ2のエミッタ電極に接続し、
R55の中点端は定電流源40の一端に接続し、この定
電流源40の他端は一方の電源端に接続する。トランジ
スタQ2のベース電極は抵抗R56を介し、あるいは介
さず回路グランドに接続する。第1カーレントミラー回
路16のトランジスタQ3のコレクタ電極はこのQ3の
ベース電極とトランジスタQ6のベース電極とトランジ
スタQ1のコレクタ電極に接続し、このQ3のエミッタ
電極は抵抗R51の一端に接続し、このR51の他端は
他方の電源端に接続する。トランジスタQ6のコレクタ
電極はトランジスタQ5のコレクタ電極に接続し、負荷
抵抗R57に接続する。Q6のエミッタ電極はトランジ
スタQ5のエミッタ電極に接続し、抵抗R53の一端に
接続し、この抵抗R53の他端は他方の電源端に接続す
る。第2カーレントミラー回路18のトランジスタQ4
のコレクタ電極はこのQ4のベース電極とトランジスタ
Q5のベース電極とトランジスタQ2のコレクタ電極に
接続する。Q4のエミッタ電極は抵抗R52の一端に接
続し、このR52の他端は他方の電源端に接続する。
【0009】上記基本構成手段に加えて、全波整流した
全ミラー電流iQ65を受けて、交流成分をフィルタ除去
して直流成分のみを出力するローパスフィルタ90を追
加して構成する手段がある。更に、上記構成に加えて、
ローパスフィルタ90からの直流成分を受けて、全ミラ
ー電流iQ65に含まれている直流オフセット分を差し引
いて出力するオフセット減算部45を追加して構成する
手段がある。
【0010】第4図は、本発明による第2の解決手段を
示している。本発明の構成では、上記基本構成手段に加
えて、抵抗R51、R52に、それぞれ並列に接続し
て、抵抗R51、R52両端に発生するDCオフセット
電圧の発生を無くするコイルL21、L22を設ける構
成手段がある。これにより、DCオフセットを除いた検
波直流信号120を出力することができる。
【0011】
【作用】カーレントミラー回路16とカーレントミラー
回路18は、入力側の両トランジスタQ3、Q4のエミ
ッタ電極は独立した別々の抵抗R51、R52を設け、
他方、カーレントミラー出力側のトランジスタQ6、Q
5のエミッタ電極両者を接続して1つの抵抗R53に接
続した変形カーレントミラー回路接続とすることによ
り、入力信号100を受けて、一方のカーレントミラー
回路は能動状態となって通常のカーレントミラー作用と
して動作するが、他方のカーレントミラー回路は非能動
状態となってオフ状態、即ち電流ゼロとして働く。この
結果、図2に示す電流波形のように2つのカーレントミ
ラー回路16、18を合成した全ミラー電流iQ65は全
波整流された電流出力が得られる。このことは検波作用
を持つことを示している。差動増幅回路12とカーレン
トミラー回路16、18は、対称性のある回路を構成し
ている為、両方の伝播遅延は同等の伝播遅延である。こ
れにより、両者を合成した全ミラー電流iQ65は、位相
差のほとんど発生しない電流を出力する作用があり、高
周波領域まで検波誤差の少ない安定した検波を実現でき
る。
【0012】
【実施例】本発明の実施例は、ペアトランジスタによる
差動増幅回路と、ペアトランジスタによるカーレントミ
ラー変形回路を使用して入力交流信号を全波整流する回
路例である。これについて、図1、図2、図3を参照し
て説明する。本回路の構成は、図1に示すように、差動
増幅回路12と、第1カーレントミラー回路16と、第
2カーレントミラー回路18と、ローパスフィルタ90
と、オフセット減算部45とで構成している。
【0013】回路の接続を説明する。回路接続は、入力
信号100端子をコンデンサC65の一端に接続し、こ
のC65の他端はトランジスタQ1のベース電極と、抵
抗R54の一端に接続し、このR54の他端は回路グラ
ンドに接続する。トランジスタQ1のエミッタ電極は可
変抵抗R55の一端に接続し、このR55の他端はトラ
ンジスタQ2のエミッタ電極に接続し、R55の中点端
は定電流源40の一端に接続し、この定電流源40の他
端は電源−Vccに接続する。トランジスタQ2のベー
ス電極は抵抗R56の一端に接続し、このR56の他端
は回路グランドに接続する。ここで、トランジスタQ
1、Q2は、特性のそろったNPNペアトランジスタを
使用して温度変化による直流的変動要素を低減する。
【0014】第1カーレントミラー回路16のトランジ
スタQ3のコレクタ電極はこのQ3のベース電極とトラ
ンジスタQ6のベース電極とトランジスタQ1のコレク
タ電極に接続し、このQ3のエミッタ電極は抵抗R51
の一端に接続し、このR51の他端は電源+Vccに接
続している。ここで、トランジスタQ3、Q6は、特性
のそろったPNPペアトランジスタを使用して温度変化
による直流的変動要素を低減する。トランジスタQ6の
コレクタ電極はトランジスタQ5のコレクタ電極に接続
し、負荷抵抗R57の一端に接続し、LPFの入力端に
接続している。トランジスタQ6のエミッタ電極はトラ
ンジスタQ5のエミッタ電極に接続し、抵抗R53の一
端に接続し、この抵抗R53の他端は電源+Vccに接
続している。
【0015】第2カーレントミラー回路18のトランジ
スタQ4のコレクタ電極はこのQ4のベース電極とトラ
ンジスタQ5のベース電極とトランジスタQ2のコレク
タ電極に接続し、このQ4のエミッタ電極は抵抗R52
の一端に接続し、このR52の他端は電源+Vccに接
続している。ここで、トランジスタQ4、Q5も、特性
のそろったPNPペアトランジスタを使用して温度変化
による直流的変動要素を低減する。
【0016】次に、本回路の動作について説明する。差
動増幅回路12は、入力信号を差動で増幅する回路であ
り、トランジスタQ1、Q2と、定電流源40と、抵抗
R54、R55、R56とで構成している。可変抵抗R
55は、トランジスタQ1とQ2の電流バランスを同一
の直流バイアス電流icc/2となるように調整してお
く。定電流源40は、一定の定電流iccを流し込み(シ
ンク)している。この定電流源40の回路は、図3に示
すような回路例で定電流回路を構成する。
【0017】ここで、抵抗値は、R51=R52の関係
が必要である。また、抵抗R53の値は、無信号時の定
状状態において、カーレントミラー出力側のトランジス
タQ6、Q5が非能動状態と能動状態の遷移状態にバイ
アスする抵抗値を選ぶ。ここでは、抵抗値は、R51=
R52=R53の関係値として以後の説明をする。
【0018】入力信号100は、コンデンサC65で結
合してトランジスタQ1のベース電極に入力する。この
交流信号に対応してQ1のコレクタ側には交流電流iQ1
acを発生する。差動増幅回路であるから他方のトランジ
スタQ2のコレクタ側には同電流値の反転交流電流iQ2
acを発生する。即ちiQ1ac=−iQ2acである。トランジ
スタQ1のコレクタ電流は、直流バイアス電流icc/2
と交流電流iQ1を加算した電流iQ1=icc/2+iQ1ac
が流れている。この電流iQ1値は、第1カーレントミラ
ー回路16であるトランジスタQ6のコレクタ側にもカ
ーレントミラー作用により同量の電流iQ6=icc/2+
iQ1ac値を発生する。同様に、トランジスタQ2のコレ
クタ電流は、直流バイアス電流icc/2と交流電流iQ1
を加算した電流iQ1=icc/2+iQ2acが流れ、この結
果、第2カーレントミラー回路18であるトランジスタ
Q5のコレクタにもカーレントミラー作用により同量の
電流iQ5=icc/2+iQ2ac値を発生する。
【0019】ここで、本回路接続のカーレントミラー回
路16、18は、両トランジスタのエミッタ電極は独立
した別々の回路に接続した変形カーレントミラー回路接
続としている。この為、能動状態においては、通常のカ
ーレントミラー作用として動作するが、しかし、本カー
レントミラー回路が非能動状態、即ちベース、エミッタ
間のバイアス電圧が正常バイアス状態で無くなる場合
は、カーレントミラーとしては動作せず単にオフ状態、
即ち電流ゼロとして機能する。このことを利用して半波
整流の検波作用を持たせている。
【0020】図2を示して、検波動作について説明す
る。トランジスタQ3のエミッタ電圧をVQ3とし、Q4
のエミッタ電圧をVQ4とし、Q6、Q5のエミッタ電圧
をVQ65とする。図2の電圧波形は、これを示してい
る。他方、トランジスタQ6のコレクタ電流をミラー電
流iQ6とし、Q5のコレクタ電流をミラー電流iQ5と
し、全ミラー電流iout=iQ6+iQ5とする。図2の電
流波形は、これを示している。差動増幅回路12が直流
的にバランスしているから、無信号状態の電流値は、電
圧VQ3=VQ4=VQ65であり、R51、R52、R53
が同一抵抗値であるから、全ミラー電流iout=icc/
2となる。この電流がDCオフセット電流として常に存
在する。ここで、本来は、カーレントミラーであるか
ら、Q3とQ4の合計電流iccが全ミラー電流ioutで
なければならないが、抵抗R53に制限されている為に
icc/2の電流値となっている。このことは、カーレン
トミラー動作が非能動状態にある。
【0021】次に、入力信号100の正の半波電圧期間
200の動作を説明する。Q3のエミッタ電圧VQ3は、
負方向のサイン波形電圧201aとなり、Q4のエミッ
タ電圧VQ4は、正方向のサイン波形電圧202aとな
る。この電圧201aに対応するミラー電流iQ6は電流
211aとなり、電圧202aによるミラー電流iQ5は
電流212a=0となる。ここで、ミラー電流iQ5=0
となる理由は、トランジスタQ5が非能動状態にバイア
スされた為である。この結果、入力信号100の正の半
波電圧期間は半波整流されたことになる。
【0022】次に、入力信号100の負の半波電圧期間
300の動作を説明する。上記説明と同様にして、今度
は、Q3のエミッタ電圧VQ3は、正方向のサイン波形電
圧201bとなり、Q4のエミッタ電圧VQ4は、負方向
のサイン波形電圧202bとなる。この電圧201bに
対応するミラー電流iQ6は電流211b=0となり、電
圧202bによるミラー電流iQ5は電流212bとな
る。ここで、ミラー電流iQ6=0となる理由は、上記説
明と同様でありトランジスタQ6が非能動状態にバイア
スされた為である。この結果、入力信号100の負の半
波電圧期間は半波整流されたことになる。以後、同様に
して交互に上記動作を繰り返して全ミラー電流iout
は、全波整流された電流として出力される。
【0023】ここで、本回路の直流的な変動は、直接全
波整流信号に誤差として与えることとなる為に、各ペア
トランジスタは、特性のそろった同一パッケージに入っ
たNPNペアトランジスタあるいはPNPペアトランジ
スタを使用する。このことで周囲温度変化によるDCオ
フセット電圧誤差の発生を最小限にすることができる。
LPF90は、負荷抵抗R57に発生する全波整流電圧
の交流成分をフィルタ除去して直流成分のみをオフセッ
ト減算部45出力するローパスフィルタである。オフセ
ット減算部45は、上記動作説明の全ミラー電流iout
には、定状状態の直流オフセット電流icc/2が流れて
いることになるが、これによるオフセット電圧分を差し
引くことにより目的とする本来の全波整流の検波直流信
号120が得られ出力する。
【0024】上記実施例の説明回路において、図5に示
す回路構成のように、電源の供給を±逆に供給し、かつ
NPNトランジスタをPNPトランジスタに置き換え、
PNPトランジスタをNPNトランジスタに置き換えた
回路構成でも良く、同様にして実施できる。
【0025】また、上記実施例の説明では、DCオフセ
ット電流を除去するオフセット減算部45を設けて構成
した例で説明したが、所望により、このオフセット減算
部45を削除した回路構成としても良い。
【0026】また、上記実施例の説明では、DCオフセ
ット電流が出力側に発生する場合で説明したが、入力信
号100の周波数が一定した周波数の場合においては、
図4に示すように、抵抗R51、R52に並列にコイル
L21、L22をそれぞれ接続して直流電流による直流
電圧降下を除去し、交流成分に対しては所望のインピー
ダンス負荷となるコイルを設けることで、定状状態の直
流電流icc/2によるDCオフセット電圧の発生を抑制
した全ミラー電流ioutを発生できる。このとき、所望
によりオフセット減算部45を削除した回路構成として
も良い。このように構成した回路においても、同様にし
て高周波の検波回路を実現できる。
【0027】また、上記実施例の説明では、高周波を検
波した後、直流成分を取り出す為のLPF90を設けた
回路構成の場合で説明したが、所望により、全波整流し
た脈流信号状態で良いアプリケーションの場合には、こ
のLPF90を削除した構成としても良い。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、下記に記載されるような効果を奏する。カ
ーレントミラー回路16とカーレントミラー回路18
は、入力側の両トランジスタQ3、Q4のエミッタ電極
は独立した別々の抵抗R51、R52を設け、他方、カ
ーレントミラー出力側のトランジスタQ6、Q5のエミ
ッタ電極両者を接続して1つの抵抗R53に接続した変
形カーレントミラー回路接続とすることにより、入力信
号100を受けて、一方のカーレントミラー回路は能動
状態となって通常のカーレントミラー作用として動作す
るが、他方のカーレントミラー回路は非能動状態となっ
てオフ状態、即ち電流ゼロとして働く。この結果、合成
した全ミラー電流iQ65は全波整流する効果が得られ
る。差動増幅回路12とカーレントミラー回路16、1
8は、対称性のある回路を構成している為、両方の伝播
遅延は同等の伝播遅延である。これにより、両者を合成
した全ミラー電流iQ65は、位相差のほとんど発生しな
い電流を出力できる。また、両コレクタ間の振幅は抵抗
R51、R52で決められる為周波数による変動が無く
安定している。即ち、従来のようにオペアンプの帰還ル
ープの位相回転による高周波の波形歪みや周波数依存性
がない。これらの為、高い周波数領域迄位相遅れが無く
全波整流でき、検波誤差の少ない安定した検波回路を実
現できる効果が得られる。温度に依存性を有するトラン
ジスタ回路は、対称性のある回路に同一特性のNPNペ
アトランジスタ、あるいはPNPペアトランジスタが利
用できるので温度変化によるDCオフセットの変動を最
小限の回路を実現できる。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、高周波検波回路の構成図である。
【図2】本発明の、検波動作を説明する電圧と電流波形
図である。
【図3】定電流源40の定電流回路の例である。
【図4】本発明の、抵抗R51、R52に並列にコイル
L21、L22を接続して、定状状態のDCオフセット
電圧を抑制した高周波検波回路の構成図である。
【図5】本発明の、NPNトランジスタとPNPトラン
ジスタを相互に置き換えて構成した高周波検波回路の構
成図である。
【図6】従来の、高速OPアンプを使用して全波整流す
る回路構成例である。
【図7】(a)従来の、検波動作を説明する電圧波形図
である。 (b)従来の、検波動作において、位相差が生じた場合
を示す電圧波形図である。
【符号の説明】
Q1〜Q6 トランジスタ 12 差動増幅回路 16、18 カーレントミラー回路 L21、L22 コイル 40 定電流源 45 オフセット減算部 R51〜R57、R72、R74、R82、R84、R
86 抵抗 C65 コンデンサ 70 半波整流部 71、81 高速OPアンプ D76、D78 ダイオード 80 加算バッファ部 90 ローパスフィルタ(LPF) 100 入力信号 120 検波直流信号 151a、151b、152、153a、153b 波
形 200、300 半波電圧期間 201a、202a、201b、202b 電圧 211a、212b 電流

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波の交流入力信号(100)を検波
    する検波回路において、 当該交流入力信号(100)を受けて、トランジスタ
    (Q1、Q2)と、電流バランス用抵抗(R55)と、
    定電流源(40)を有して、差動増幅回路(12)の反
    転電流出力を第1カーレントミラー回路(16)に供給
    し、差動増幅回路(12)の正転電流出力を第2カーレ
    ントミラー回路(18)に供給する差動増幅回路(1
    2)を設け、 トランジスタ(Q3、Q6)と、抵抗(R51)とを有
    して、カーレントミラーを構成して半波整流電流を出力
    する第1カーレントミラー回路(16)を設け、 トランジスタ(Q4、Q5)と、抵抗(R52、R5
    3)とを有して、カーレントミラーを構成して半波整流
    電流を出力する第2カーレントミラー回路(16)を設
    け、 抵抗(R51)と抵抗(R52)との抵抗比を1:1と
    し、 カーレントミラーの出力側であるトランジスタ(Q6、
    Q5)の両コレクタからの出力電流を合成して全波整流
    した全ミラー電流(iQ65)を出力し、 以上を具備していることを特徴とした高周波検波回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の構成手段に加えて、 全波整流した全ミラー電流(iQ65)を受けて、交流成
    分をフィルタ除去して直流成分のみを出力するローパス
    フィルタ(90)を設け、 以上を具備していることを特徴とした高周波検波回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の構成手段に加えて、 ローパスフィルタ(90)からの直流成分を受けて、全
    ミラー電流(iQ65)に含まれている直流オフセット分
    を差し引いて出力するオフセット減算部(45)を設
    け、 以上を具備していることを特徴とした高周波検波回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の構成手段に加えて、 抵抗(R51、R52)に、それぞれ並列に接続して、
    抵抗(R51、R52)両端に発生するDCオフセット
    電圧を無くするコイル(L21、L22)を設け、 以上を具備していることを特徴とした高周波検波回路。
JP28287794A 1994-10-21 1994-10-21 高周波検波回路 Pending JPH08125445A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28287794A JPH08125445A (ja) 1994-10-21 1994-10-21 高周波検波回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28287794A JPH08125445A (ja) 1994-10-21 1994-10-21 高周波検波回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08125445A true JPH08125445A (ja) 1996-05-17

Family

ID=17658248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28287794A Pending JPH08125445A (ja) 1994-10-21 1994-10-21 高周波検波回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08125445A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999037019A1 (en) * 1998-01-20 1999-07-22 T.I.F. Co., Ltd. Detector circuit
WO2001093416A1 (en) * 2000-05-31 2001-12-06 Sony Corporation Power detecting circuit and demodulator comprising the same
JP2021519538A (ja) * 2018-03-28 2021-08-10 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh デジタル信号を電気絶縁して伝送するための検出器回路およびシステム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999037019A1 (en) * 1998-01-20 1999-07-22 T.I.F. Co., Ltd. Detector circuit
WO2001093416A1 (en) * 2000-05-31 2001-12-06 Sony Corporation Power detecting circuit and demodulator comprising the same
US6710716B1 (en) 2000-05-31 2004-03-23 Sony Corporation Power detecting circuit and demodulator comprising the same
JP2021519538A (ja) * 2018-03-28 2021-08-10 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh デジタル信号を電気絶縁して伝送するための検出器回路およびシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2388039A1 (en) Improved floating, balanced output circuit
JP3697679B2 (ja) 安定化電源回路
JP2615269B2 (ja) 差動増幅器のオフセット低減回路
JP4343060B2 (ja) 受信信号強度測定回路、受信信号強度検出回路および無線受信機
JP2963934B2 (ja) 受光増幅回路
JP2755184B2 (ja) Ask変調における復調回路
JP3321897B2 (ja) 増幅回路
JP2004072250A (ja) 高周波増幅器
JP4859353B2 (ja) 増幅回路、及び試験装置
EP0914711B1 (en) Power amplifier
JP2607970B2 (ja) オフセットキャンセル回路
US6114909A (en) Differential amplifier for correcting offsets at inputs using low capacitance capacitor
JP2553135B2 (ja) 可変利得回路のベース電流補償回路
JPH0124363B2 (ja)
JP3535336B2 (ja) Btl型増幅装置
JPH073929B2 (ja) Am検波回路
JP2737113B2 (ja) 差動増幅器のオフセット低減回路
JP2626196B2 (ja) 差動増幅回路
JP4286538B2 (ja) 回路配列
JP3185944B2 (ja) 2線式伝送器
JPH06103813B2 (ja) 電圧制御増幅回路
JPH05226949A (ja) 増幅回路
JPH0346407A (ja) 可変利得増幅器
JPS594883B2 (ja) 音声増幅器
JPS6354809A (ja) バイアス回路

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040106

A02 Decision of refusal

Effective date: 20040511

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02