JPH08125461A - 単電源差動増幅器の充電回路 - Google Patents
単電源差動増幅器の充電回路Info
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- JPH08125461A JPH08125461A JP6257803A JP25780394A JPH08125461A JP H08125461 A JPH08125461 A JP H08125461A JP 6257803 A JP6257803 A JP 6257803A JP 25780394 A JP25780394 A JP 25780394A JP H08125461 A JPH08125461 A JP H08125461A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 単電源差動増幅器1の帰還端子6に接続され
た低域カットオフ回路7を構成する容量C1 に、入力信
号5 の直流オフセット電圧V1 に対応する電圧まで急速
に充電する。 【構成】 単電源差動増幅器1の出力端子4に充電電圧
検出回路13、電源投入後から所定の時間を計測する時
間制御回路10および前記2つの回路の出力を合成する
制御信号合成回路15を設ける。充電回路12により予
め低域カットオフ回路7を構成する容量に充分に高い電
圧を印加して充電し、前記制御信号合成回路を通過した
充電電圧検出回路13の信号で充電をていしする。ま
た、電源投入後から所定の時間の経過後は時間制御回路
10の出力で充電動作を禁止する回路構成とする。
た低域カットオフ回路7を構成する容量C1 に、入力信
号5 の直流オフセット電圧V1 に対応する電圧まで急速
に充電する。 【構成】 単電源差動増幅器1の出力端子4に充電電圧
検出回路13、電源投入後から所定の時間を計測する時
間制御回路10および前記2つの回路の出力を合成する
制御信号合成回路15を設ける。充電回路12により予
め低域カットオフ回路7を構成する容量に充分に高い電
圧を印加して充電し、前記制御信号合成回路を通過した
充電電圧検出回路13の信号で充電をていしする。ま
た、電源投入後から所定の時間の経過後は時間制御回路
10の出力で充電動作を禁止する回路構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は単電源で作動する差動増
幅器に関し、更に詳しくは差動増幅器の帰還端子に接続
した低域カットオフ回路を構成する容量の充電に関する
ものである。
幅器に関し、更に詳しくは差動増幅器の帰還端子に接続
した低域カットオフ回路を構成する容量の充電に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の単電源差動増幅器の帰還端子に接
続された低域カットオフ回路を構成する容量に充電をす
る充電回路について、図6ないし図8を参照して説明す
る。
続された低域カットオフ回路を構成する容量に充電をす
る充電回路について、図6ないし図8を参照して説明す
る。
【0003】まず、単電源で動作する差動増幅器を用い
た増幅回路について図6を参照して説明する。単電源差
動増幅器とは唯一つの電源電圧で作動するものであり、
従って、増幅しようとする信号源5の信号は、その振幅
中心をGNDレベルから電源電圧V0とGNDとの中間
に設定する必要があり、その設定は例えば図6(a)に
示すような電圧オフセット回路2を用いて実現する。
た増幅回路について図6を参照して説明する。単電源差
動増幅器とは唯一つの電源電圧で作動するものであり、
従って、増幅しようとする信号源5の信号は、その振幅
中心をGNDレベルから電源電圧V0とGNDとの中間
に設定する必要があり、その設定は例えば図6(a)に
示すような電圧オフセット回路2を用いて実現する。
【0004】前記電圧オフセット回路2は容量C3 と可
変抵抗VRの時定数で決まる周波数以上の信号を、VR
によるオフセット電圧V1 を振幅中心にして単電源差動
増幅器1の入力端子3に入力される。また、単電源差動
増幅器1の帰還端子6は直流分をカットしACGain
を決めるため低域カットオフ回路7が設けられていて、
抵抗R1 と容量C1 の直列で構成されている。更に、増
幅の周波数特性を決める帰還回路8は抵抗R2 と容量C
2 の直列回路と前記直列回路に並列な抵抗R3とで構成
されている。
変抵抗VRの時定数で決まる周波数以上の信号を、VR
によるオフセット電圧V1 を振幅中心にして単電源差動
増幅器1の入力端子3に入力される。また、単電源差動
増幅器1の帰還端子6は直流分をカットしACGain
を決めるため低域カットオフ回路7が設けられていて、
抵抗R1 と容量C1 の直列で構成されている。更に、増
幅の周波数特性を決める帰還回路8は抵抗R2 と容量C
2 の直列回路と前記直列回路に並列な抵抗R3とで構成
されている。
【0005】次に、単電源差動増幅器1を含む図6
(a)に示した増幅回路の動作について、図6(b)に
示すゲイン特性を参照して説明する。まず、電源投入直
後は帰還端子6よりも入力端子3に加わるオフセット電
圧V1 の方が充分高く、出力端子4には出力上限のDC
電圧が出ていて、R3 を通してC1 充電をすることにな
る。充電が進み帰還端子6の電圧がV1 に近づくに従っ
て、出力端子4にも増幅された信号が出力し、正常な動
作状態になる。
(a)に示した増幅回路の動作について、図6(b)に
示すゲイン特性を参照して説明する。まず、電源投入直
後は帰還端子6よりも入力端子3に加わるオフセット電
圧V1 の方が充分高く、出力端子4には出力上限のDC
電圧が出ていて、R3 を通してC1 充電をすることにな
る。充電が進み帰還端子6の電圧がV1 に近づくに従っ
て、出力端子4にも増幅された信号が出力し、正常な動
作状態になる。
【0006】正常な動作状態においては図6(b)に示
す時定数τ1 =C1 ×R1 は略10mSec(略16H
z)であり、τ2 =C2 ×(R2 +R3 )は略3180
μSec(略50Hz)であり、τ1 =C2 ×R2 は略
70μSec〜120μSec(略1300Hz〜略2
300Hz)である。しかし、電源投入時における容量
C1 への充電は出力端子4からR3 を経由して行われる
ため、この回路の時定数τ4 はC1 ×(R1 +R3 )と
なる。一般にはC1 =33μF、R1 =270Ω、R3
=300KΩ程度であるので、結局τ4 は10Secと
なる。
す時定数τ1 =C1 ×R1 は略10mSec(略16H
z)であり、τ2 =C2 ×(R2 +R3 )は略3180
μSec(略50Hz)であり、τ1 =C2 ×R2 は略
70μSec〜120μSec(略1300Hz〜略2
300Hz)である。しかし、電源投入時における容量
C1 への充電は出力端子4からR3 を経由して行われる
ため、この回路の時定数τ4 はC1 ×(R1 +R3 )と
なる。一般にはC1 =33μF、R1 =270Ω、R3
=300KΩ程度であるので、結局τ4 は10Secと
なる。
【0007】実際の動作時においては帰還端子6が充電
完了になるまでの間、出力端子4は電源側に振られてい
るので、これをV0 とすると充電電圧Vは、 V=V0 〔1−exp(−t/τ4 )〕 従って、 t=−τ4 ln(1−V/V0 ) となり、V0 =4ボルト、V=2ボルトとすると、τ4
は10Secであるからt=略7Secとなって充電ま
でに極めて長い時間がかかる事になる。即ち電源投入
後、略7Sec間は増幅器の正常な動作を得ることがで
きない。しかし、一般にオーディオ機器では電源投入か
ら音声が出るまでの時間を0.5秒以内にすることが望
ましいと言われている。
完了になるまでの間、出力端子4は電源側に振られてい
るので、これをV0 とすると充電電圧Vは、 V=V0 〔1−exp(−t/τ4 )〕 従って、 t=−τ4 ln(1−V/V0 ) となり、V0 =4ボルト、V=2ボルトとすると、τ4
は10Secであるからt=略7Secとなって充電ま
でに極めて長い時間がかかる事になる。即ち電源投入
後、略7Sec間は増幅器の正常な動作を得ることがで
きない。しかし、一般にオーディオ機器では電源投入か
ら音声が出るまでの時間を0.5秒以内にすることが望
ましいと言われている。
【0008】上述した回路において充電時間を短くする
ためにC1 を小さくすると図6(b)に示すように低域
特性が劣化する。また、R1 はACGainを決めるも
ので、あまり変更できない。
ためにC1 を小さくすると図6(b)に示すように低域
特性が劣化する。また、R1 はACGainを決めるも
ので、あまり変更できない。
【0009】次に、上述した欠点を除去する従来の急速
充電回路について図7を参照して説明する。図7に示す
充電回路110は急速充電のための回路例であって充電
電圧を決定する電圧設定回路12、ダイオード16、電
流バイアスの電流源14およびトランジスタTr1 、T
r2 で構成されている。トランジスタTr1 のベースに
時間制御回路10の出力が接続されていて、電源投入
後、ある設定した時間内だけ充電動作をさせるものであ
る。
充電回路について図7を参照して説明する。図7に示す
充電回路110は急速充電のための回路例であって充電
電圧を決定する電圧設定回路12、ダイオード16、電
流バイアスの電流源14およびトランジスタTr1 、T
r2 で構成されている。トランジスタTr1 のベースに
時間制御回路10の出力が接続されていて、電源投入
後、ある設定した時間内だけ充電動作をさせるものであ
る。
【0010】まず、時間制御回路10の一例について図
8を参照して説明する。図8(a)に示すように一端が
接地している容量C4 と前記容量C4 の他端に接続して
いる抵抗R4 とで構成される充電回路の時定数によって
初期時間を設定するものである。スイッチ33を閉じて
電源を投入すると抵抗R4 の容量C4 に接続していない
一端が電源電圧V0 と接続する。従って、抵抗R4 と容
量C4 の接続点の電圧は図8(b)に示す充電電圧のカ
ーブに沿って充電される。充電電圧はオペアンプ30の
端子35に接続されていてボルテージフォロワで受けら
れた後、コンパレータ31に端子37から入力される。
一方の端子38には比較基準電圧発生回路32で作られ
た電圧V3 が入力していて、前記充電電圧と電圧V3 が
比較され、出力端子8には両者の大小に応じて、Hig
hまたはLowが出力される。
8を参照して説明する。図8(a)に示すように一端が
接地している容量C4 と前記容量C4 の他端に接続して
いる抵抗R4 とで構成される充電回路の時定数によって
初期時間を設定するものである。スイッチ33を閉じて
電源を投入すると抵抗R4 の容量C4 に接続していない
一端が電源電圧V0 と接続する。従って、抵抗R4 と容
量C4 の接続点の電圧は図8(b)に示す充電電圧のカ
ーブに沿って充電される。充電電圧はオペアンプ30の
端子35に接続されていてボルテージフォロワで受けら
れた後、コンパレータ31に端子37から入力される。
一方の端子38には比較基準電圧発生回路32で作られ
た電圧V3 が入力していて、前記充電電圧と電圧V3 が
比較され、出力端子8には両者の大小に応じて、Hig
hまたはLowが出力される。
【0011】図8(b)に上述した時間制御回路10の
要部の電圧波形が示されていて、時刻t10でスイッチ3
3が閉じ、充電電圧が暫時上昇し基準電圧V3 より高く
なる時刻t11でコンパレータ31の出力端子8の電圧は
Highになる。
要部の電圧波形が示されていて、時刻t10でスイッチ3
3が閉じ、充電電圧が暫時上昇し基準電圧V3 より高く
なる時刻t11でコンパレータ31の出力端子8の電圧は
Highになる。
【0012】従って、充電回路110の動作はスイッチ
33を閉じて電源を投入した後、時間制御回路10の出
力が接続しているTr1 のベースはLowであるからT
r1はOFFであり、Tr2 のベースには電圧設定回路
12で発生した充電電圧V2にダイオード16による電
圧降下分を加えた電圧が加わってTr2 をONにする。
従って、低域カットオフ回路7への充電電圧はTr2 の
ベース電圧からベース・エミッタ間の電圧を引いた値に
なり、結局、電圧設定回路12で発生した充電電圧V2
が印加することになる。
33を閉じて電源を投入した後、時間制御回路10の出
力が接続しているTr1 のベースはLowであるからT
r1はOFFであり、Tr2 のベースには電圧設定回路
12で発生した充電電圧V2にダイオード16による電
圧降下分を加えた電圧が加わってTr2 をONにする。
従って、低域カットオフ回路7への充電電圧はTr2 の
ベース電圧からベース・エミッタ間の電圧を引いた値に
なり、結局、電圧設定回路12で発生した充電電圧V2
が印加することになる。
【0013】また、時間制御回路10の設定時間後にお
いてはTr1 のベースはHighになり、Tr1 はO
N、従って、Tr2 はOFFになって充電を停止する。
いてはTr1 のベースはHighになり、Tr1 はO
N、従って、Tr2 はOFFになって充電を停止する。
【0014】つぎに、急速充電をする充電回路110の
動作について説明する。上述した電源投入直後の所定の
時間内において充電回路110は動作可能であって、帰
還端子6から直接低域カットオフ回路7の容量C1 に電
圧V2 で充電することになる。従って、この時定数τ1
=C1 ×R1 は略10mSecであり、極めて早い充電
を可能にするものである。所定の時間後は時間制御回路
10によって充電回路110の動作が停止し、単電源差
動増幅器1を含む増幅回路は定常の増幅回路動作をする
ことになる。
動作について説明する。上述した電源投入直後の所定の
時間内において充電回路110は動作可能であって、帰
還端子6から直接低域カットオフ回路7の容量C1 に電
圧V2 で充電することになる。従って、この時定数τ1
=C1 ×R1 は略10mSecであり、極めて早い充電
を可能にするものである。所定の時間後は時間制御回路
10によって充電回路110の動作が停止し、単電源差
動増幅器1を含む増幅回路は定常の増幅回路動作をする
ことになる。
【0015】しかし、前記充電回路110においてオフ
セット電圧V1 と充電電圧V2 は製造時の部品のばらつ
き等から必ずしも一致して設定できるとは限らない。従
って、充電電圧V2 がオフセット電圧V1 よりも小さい
場合、目標とした充電電圧にはならず、また、逆に充電
電圧V2 がオフセット電圧V1 よりも大きい場合、過充
電になる虞があった。
セット電圧V1 と充電電圧V2 は製造時の部品のばらつ
き等から必ずしも一致して設定できるとは限らない。従
って、充電電圧V2 がオフセット電圧V1 よりも小さい
場合、目標とした充電電圧にはならず、また、逆に充電
電圧V2 がオフセット電圧V1 よりも大きい場合、過充
電になる虞があった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は単電源で作動する差動増幅器の低域カットオフ回路を
構成する容量への充電を、入力信号のオフセット電圧に
対応した電圧まで正確でしかも急速に充電しようとする
ものである。
は単電源で作動する差動増幅器の低域カットオフ回路を
構成する容量への充電を、入力信号のオフセット電圧に
対応した電圧まで正確でしかも急速に充電しようとする
ものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの問題点
を解決するために案出されたものであって、充電する印
加電圧を入力信号のオフセット電圧よりも高く設定し、
更に充電電圧を検出する検出回路を差動増幅器の出力端
子に設け、充電電圧が目標値に達したことを検出した検
出回路からの信号によって充電回路の動作を停止する構
成にして上記課題を解決した。
を解決するために案出されたものであって、充電する印
加電圧を入力信号のオフセット電圧よりも高く設定し、
更に充電電圧を検出する検出回路を差動増幅器の出力端
子に設け、充電電圧が目標値に達したことを検出した検
出回路からの信号によって充電回路の動作を停止する構
成にして上記課題を解決した。
【0018】
【作用】充電電圧を検出する検出回路を設けて充電回路
の動作を制御することにより、低域カットオフ回路を構
成する容量に正確で急速な充電をすることができ、単電
源で作動する差動増幅器を用いた電子回路を電源投入後
の極めて短い時間で正常な動作状態にすることができ
る。
の動作を制御することにより、低域カットオフ回路を構
成する容量に正確で急速な充電をすることができ、単電
源で作動する差動増幅器を用いた電子回路を電源投入後
の極めて短い時間で正常な動作状態にすることができ
る。
【0019】
【実施例】本発明による単電源で作動する差動増幅器の
充電回路について図1ないし図5を参照して説明する。
充電回路について図1ないし図5を参照して説明する。
【0020】実施例1 本発明の第一の実施例である充電回路100の回路構成
は図1に示されているように、図7に示す従来例の充電
回路110とは充電電圧検出回路13を設け、オフセッ
ト電圧V1 よりも高い充電の印加電圧V2 を用いる点に
おいて異なっており、従って、従来例と同一の構成につ
いては同一の符号を付し、構成および機能の説明は省略
する。
は図1に示されているように、図7に示す従来例の充電
回路110とは充電電圧検出回路13を設け、オフセッ
ト電圧V1 よりも高い充電の印加電圧V2 を用いる点に
おいて異なっており、従って、従来例と同一の構成につ
いては同一の符号を付し、構成および機能の説明は省略
する。
【0021】充電電圧検出回路13は単電源差動増幅器
1の出力端子4に接続していて、充電電圧に対応した電
圧を監視し、前記充電電圧検出回路13に内蔵した基準
電圧と比較して、これと一致した場合に検出信号を出力
して充電動作を停止するものである。更に、時間制御回
路10を有していて前記充電電圧検出回路13の出力と
前記時間制御回路10の出力は制御信号合成回路15で
合成されていて全体の充電動作を制御するものである。
1の出力端子4に接続していて、充電電圧に対応した電
圧を監視し、前記充電電圧検出回路13に内蔵した基準
電圧と比較して、これと一致した場合に検出信号を出力
して充電動作を停止するものである。更に、時間制御回
路10を有していて前記充電電圧検出回路13の出力と
前記時間制御回路10の出力は制御信号合成回路15で
合成されていて全体の充電動作を制御するものである。
【0022】次に、本発明に係わる充電電圧検出回路1
3の一構成例について図3を参照して説明する。同図の
太線で記した部分が充電電圧検出回路13であり、単電
源差動増幅器1の出力端子4から抵抗R5 を介してトラ
ンジスタTr3 のベースに入力されている。トランジス
タTr3 のエミッタには検出する電圧に対応した電圧V
4 がバイアスされ、また、Tr3 のコレクタは抵抗R4
を介して制御信号合成回路15に導かれ、時間制御回路
10の出力と合成されている。
3の一構成例について図3を参照して説明する。同図の
太線で記した部分が充電電圧検出回路13であり、単電
源差動増幅器1の出力端子4から抵抗R5 を介してトラ
ンジスタTr3 のベースに入力されている。トランジス
タTr3 のエミッタには検出する電圧に対応した電圧V
4 がバイアスされ、また、Tr3 のコレクタは抵抗R4
を介して制御信号合成回路15に導かれ、時間制御回路
10の出力と合成されている。
【0023】まず、本発明に係わる制御信号合成回路1
5について図4を参照して説明すると、Tr3 のコレク
タは抵抗R4 を介してNOR回路35の入力端子37に
接続され、また、従来例で説明した時間制御回路10の
出力がNOR回路35の一方の端子38に接続されてい
る。端子37および38は各々抵抗R7 およびR8 によ
って接地されていて、予め0電位が与えられている。更
に、NOR回路35の出力はインバータ36の入力端子
39に接続されている。
5について図4を参照して説明すると、Tr3 のコレク
タは抵抗R4 を介してNOR回路35の入力端子37に
接続され、また、従来例で説明した時間制御回路10の
出力がNOR回路35の一方の端子38に接続されてい
る。端子37および38は各々抵抗R7 およびR8 によ
って接地されていて、予め0電位が与えられている。更
に、NOR回路35の出力はインバータ36の入力端子
39に接続されている。
【0024】従って、時間制御回路10の出力がLow
の場合、NOR回路35の出力は充電電圧検出回路13
の状態によって決定される。即ち充電回路100が作動
状態になる。一方、時間制御回路10の出力がHigh
の場合、NOR回路35の出力は常にLowであり、充
電回路100は動作停止の状態になる。
の場合、NOR回路35の出力は充電電圧検出回路13
の状態によって決定される。即ち充電回路100が作動
状態になる。一方、時間制御回路10の出力がHigh
の場合、NOR回路35の出力は常にLowであり、充
電回路100は動作停止の状態になる。
【0025】次に、図3に示す充電回路100の動作に
ついて説明する。時間制御回路10の出力がLowの場
合、即ち充電回路100が作動状態で更に出力端子4の
電圧が電圧V4 より高くてTr3 がOFFの場合、入力
端子37はLowであるからNOR回路35の出力はH
ighであり、インバータ36の出力はLowとなる。
従って、この状態ではTr1 はOFF、Tr2 はONと
なり単電源差動増幅器1の帰還端子6に接続されている
低域カットオフ回路7の容量C1 に電圧設定回路12で
設定した電圧でV2 で充電が行われることになる。
ついて説明する。時間制御回路10の出力がLowの場
合、即ち充電回路100が作動状態で更に出力端子4の
電圧が電圧V4 より高くてTr3 がOFFの場合、入力
端子37はLowであるからNOR回路35の出力はH
ighであり、インバータ36の出力はLowとなる。
従って、この状態ではTr1 はOFF、Tr2 はONと
なり単電源差動増幅器1の帰還端子6に接続されている
低域カットオフ回路7の容量C1 に電圧設定回路12で
設定した電圧でV2 で充電が行われることになる。
【0026】また、同じく時間制御回路10の出力がL
owで、出力端子4の電圧が電圧V4 より低くTr3 が
ONの場合、Tr3 がONになり入力端子37はHig
h、従って、NOR回路35の出力はLowであり、イ
ンバータ36の出力はHighとなる。従って、この状
態ではTr1 はON、従って、Tr2 はOFFとなり容
量C1 には充電はされない。
owで、出力端子4の電圧が電圧V4 より低くTr3 が
ONの場合、Tr3 がONになり入力端子37はHig
h、従って、NOR回路35の出力はLowであり、イ
ンバータ36の出力はHighとなる。従って、この状
態ではTr1 はON、従って、Tr2 はOFFとなり容
量C1 には充電はされない。
【0027】次に、時間制御回路10の出力がHigh
の場合は上述したように入力端子37の入力レベルの如
何に係わらず、NOR回路35の出力はLowであり、
インバータ36の出力はHighとなる。従って、この
状態ではTr1 はON、Tr 2 はOFFとなり充電回路
100は動作停止の状態になる。
の場合は上述したように入力端子37の入力レベルの如
何に係わらず、NOR回路35の出力はLowであり、
インバータ36の出力はHighとなる。従って、この
状態ではTr1 はON、Tr 2 はOFFとなり充電回路
100は動作停止の状態になる。
【0028】以上説明した充電過程を図5を参照して説
明する。まず、t=0で電源が投入され時間制御回路1
0の出力がLowで充電回路100が作動する状態にお
いて、低域カットオフ回路7の容量C1 はまだ充電され
ておらず、従って、単電源差動増幅器1の入力端子3の
電圧は帰還端子6の電圧よりも充分高く、その電位差が
増幅されて出力端子4の電圧は略電源電圧V0 となる。
即ち出力端子4の電圧は設定電圧V4 より高く、Tr3
がOFFになって上述した論理で容量C1 には電圧V2
の印加電圧で充電が開始する。
明する。まず、t=0で電源が投入され時間制御回路1
0の出力がLowで充電回路100が作動する状態にお
いて、低域カットオフ回路7の容量C1 はまだ充電され
ておらず、従って、単電源差動増幅器1の入力端子3の
電圧は帰還端子6の電圧よりも充分高く、その電位差が
増幅されて出力端子4の電圧は略電源電圧V0 となる。
即ち出力端子4の電圧は設定電圧V4 より高く、Tr3
がOFFになって上述した論理で容量C1 には電圧V2
の印加電圧で充電が開始する。
【0029】次に、充電が進み、入力端子3の電圧と帰
還端子6の電圧が略等しくなると、出力端子4の電圧は
下降し、t=1で設定電圧V4 より低くなり、Tr3 が
ONになって容量C1 への充電は停止する。
還端子6の電圧が略等しくなると、出力端子4の電圧は
下降し、t=1で設定電圧V4 より低くなり、Tr3 が
ONになって容量C1 への充電は停止する。
【0030】t=1以降は図1に示す帰還回路の抵抗R
3 を通して充電され入力のオフセット電圧V1 に収斂し
ていく。この場合、電圧V1 と電圧V4 の差は0.2V
程度であり、抵抗R3 が大きくても、短時間で電圧V1
に収斂することになる。
3 を通して充電され入力のオフセット電圧V1 に収斂し
ていく。この場合、電圧V1 と電圧V4 の差は0.2V
程度であり、抵抗R3 が大きくても、短時間で電圧V1
に収斂することになる。
【0031】尚、従来例でも説明したように時間制御回
路10の働きは、電源投入後の所定時間経過した後、充
電回路100の動作を禁止するものであって、増幅器の
定常動作中に入る大きな入力信号で出力端子4の電圧が
設定電圧V4 より高くなり、充電回路100が作動する
ことを防止するものである。
路10の働きは、電源投入後の所定時間経過した後、充
電回路100の動作を禁止するものであって、増幅器の
定常動作中に入る大きな入力信号で出力端子4の電圧が
設定電圧V4 より高くなり、充電回路100が作動する
ことを防止するものである。
【0032】実施例2 第二の実施例を図2を参照して説明する。本実施例にお
ける低域カットオフ回路7の容量C1 への充電は、図2
に示すように時間制御回路10、充電電圧検出回路1
3、制御信号合成回路15および帰還回路8の両端を短
絡するスイッチ34の構成で行われるものである。
ける低域カットオフ回路7の容量C1 への充電は、図2
に示すように時間制御回路10、充電電圧検出回路1
3、制御信号合成回路15および帰還回路8の両端を短
絡するスイッチ34の構成で行われるものである。
【0033】本実施例の充電過程を説明すると、電源投
入後、所定の時間内は時間制御回路10は作動せず、充
電電圧検出回路13の信号によって充電は制御される。
前記充電電圧検出回路13は実施例1で説明したように
電源電圧投入のt=0からt=1の間はLowを出力
し、スイッチ34は帰還回路8を短絡するように作動し
ている(この場合、スイッチ34はActive Lo
wとする)。従って、容量C1 への充電は略電源電圧V
0 の充電印加電圧と抵抗R1 と容量C1 の直列による短
い時定数の下で行われる。
入後、所定の時間内は時間制御回路10は作動せず、充
電電圧検出回路13の信号によって充電は制御される。
前記充電電圧検出回路13は実施例1で説明したように
電源電圧投入のt=0からt=1の間はLowを出力
し、スイッチ34は帰還回路8を短絡するように作動し
ている(この場合、スイッチ34はActive Lo
wとする)。従って、容量C1 への充電は略電源電圧V
0 の充電印加電圧と抵抗R1 と容量C1 の直列による短
い時定数の下で行われる。
【0034】つぎにt=1で充電電圧検出回路13の出
力はHighとなり、スイッチ34は開き帰還回路8の
両端の短絡が解除される。従って、t=1以後は抵抗R
3 を通して低域カットオフ回路7への充電が行われ、入
力のオフセット電圧V1 に収斂していく。この場合も、
電圧V1 と電圧V4 の差は0.2V程度であり、抵抗R
3 が大きくても、短時間で電圧V1 に収斂することにな
る。
力はHighとなり、スイッチ34は開き帰還回路8の
両端の短絡が解除される。従って、t=1以後は抵抗R
3 を通して低域カットオフ回路7への充電が行われ、入
力のオフセット電圧V1 に収斂していく。この場合も、
電圧V1 と電圧V4 の差は0.2V程度であり、抵抗R
3 が大きくても、短時間で電圧V1 に収斂することにな
る。
【0035】尚、実施例1で説明したように時間制御回
路10の働きは、電源投入後、所定時間の経過後の充電
動作を禁止するものである。即ち、大きな信号が入力さ
れた場合、それに応じて出力端子4の電圧が設定電圧V
4 より高くなり、スイッチ34が作動して帰還回路8の
両端を短絡する虞があり、これを防止するものである。
路10の働きは、電源投入後、所定時間の経過後の充電
動作を禁止するものである。即ち、大きな信号が入力さ
れた場合、それに応じて出力端子4の電圧が設定電圧V
4 より高くなり、スイッチ34が作動して帰還回路8の
両端を短絡する虞があり、これを防止するものである。
【0036】尚、上述した電圧オフセット回路2、時間
制御回路10、充電電圧検出回路13および制御信号合
成回路15は一つの回路例であり、同様の動作をする他
の回路構成を用いてもよいことは論を待たない。
制御回路10、充電電圧検出回路13および制御信号合
成回路15は一つの回路例であり、同様の動作をする他
の回路構成を用いてもよいことは論を待たない。
【0037】
【発明の効果】単電源で動作する差動増幅器の低域カッ
トオフ回路を構成する容量への充電を、入力信号のオフ
セット電圧に対応した電圧まで正確で急速に充電するこ
とができるため、電源投入後の単電源差動増幅器で構成
する増幅回路の起動時間を極めて短くすることができ
る。
トオフ回路を構成する容量への充電を、入力信号のオフ
セット電圧に対応した電圧まで正確で急速に充電するこ
とができるため、電源投入後の単電源差動増幅器で構成
する増幅回路の起動時間を極めて短くすることができ
る。
【0038】また、低域カットオフ回路の容量を変えて
も、充電回路の設定電圧、或いは充電電圧検出回路13
の設定電圧を調整することにより、充電時間、即ち増幅
回路の起動時間を簡単に調整することができ、容量選択
の自由度が増す。
も、充電回路の設定電圧、或いは充電電圧検出回路13
の設定電圧を調整することにより、充電時間、即ち増幅
回路の起動時間を簡単に調整することができ、容量選択
の自由度が増す。
【図1】 本発明における第一の実施例であって、単電
源差動増幅器の帰還端子に接続された容量を充電する充
電回路の構成を示す。
源差動増幅器の帰還端子に接続された容量を充電する充
電回路の構成を示す。
【図2】 本発明における第二の実施例であって、単電
源差動増幅器の帰還端子に接続された容量を充電する充
電回路の構成を示す。
源差動増幅器の帰還端子に接続された容量を充電する充
電回路の構成を示す。
【図3】 本発明における充電回路の充電電圧検出回路
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図4】 本発明における充電回路の制御信号合成回路
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図5】 本発明の充電回路による容量への充電特性を
示す図である。
示す図である。
【図6】 従来の単電源差動増幅器をもちいた回路を説
明するための図であって、(a)図は回路構成図であ
り、(b)図はゲイン特性を示す図である。
明するための図であって、(a)図は回路構成図であ
り、(b)図はゲイン特性を示す図である。
【図7】 従来の単電源差動増幅器の充電回路の例であ
る。
る。
【図8】 従来の充電回路における時間制御回路の例で
あり、(a)図は回路構成を示し、(b)図は動作電圧
波形を示す。
あり、(a)図は回路構成を示し、(b)図は動作電圧
波形を示す。
1 単電源差動増幅器 2 電圧オフセット回路 3、9 入力端子 4、8 出力端子 5 入力信号 6 帰還端子 7 低域カットオフ回路 10 時間制御回路 12 電圧設定回路 13 充電電圧検出回路 14 電流源 15 制御信号合成回路 16 ダイオード 30 オペアンプ 31 コンパレータ 32 比較基準電圧回路 33、34 スイッチ 35 NOR回路 36 インバータ C 容量 R 抵抗 VR 可変抵抗 Tr トランジスタ
Claims (3)
- 【請求項1】 単電源差動増幅器の帰還端子に接続され
た低域カットオフ回路を構成する容量に充電をする充電
回路において、 前記単電源差動増幅器の出力端子に充電電圧検出回路を
設け、 前記低域カットオフ回路の容量に目標とする充電電圧よ
り高い電圧で充電を開始し、前記充電電圧検出回路が目
的とする充電電圧を検出したときに発生する検出信号に
より充電回路の動作を停止することを特徴とする単電源
差動増幅器の充電回路。 - 【請求項2】 単電源差動増幅器の帰還端子に接続され
た低域カットオフ回路を構成する容量に充電をする充電
回路において、 前記単電源差動増幅器の出力端子に充電電圧検出回路を
設けるとともに、帰還回路と並列にスイッチを設け、 前記スイッチを閉じた状態で前記低域カットオフ回路の
容量に充電を開始し、前記充電電圧検出回路が目的とす
る充電電圧を検出したときに発生する検出信号により前
記スイッチを解放して充電を停止することを特徴とす
る、単電源差動増幅器の充電回路。 - 【請求項3】 前記低域カットオフ回路の容量に充電を
開始すると同時に、時間の計測を開始して所定時間の経
過後に信号を発生する時間制御回路を設け、前記時間制
御回路の信号により所定時間の経過後は充電動作を禁止
することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載
の単電源差動増幅器の充電回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6257803A JPH08125461A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 単電源差動増幅器の充電回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6257803A JPH08125461A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 単電源差動増幅器の充電回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08125461A true JPH08125461A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17311333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6257803A Pending JPH08125461A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 単電源差動増幅器の充電回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08125461A (ja) |
-
1994
- 1994-10-24 JP JP6257803A patent/JPH08125461A/ja active Pending
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