JPH081257B2 - オイルシール - Google Patents
オイルシールInfo
- Publication number
- JPH081257B2 JPH081257B2 JP2222021A JP22202190A JPH081257B2 JP H081257 B2 JPH081257 B2 JP H081257B2 JP 2222021 A JP2222021 A JP 2222021A JP 22202190 A JP22202190 A JP 22202190A JP H081257 B2 JPH081257 B2 JP H081257B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lip
- oil
- shaft
- seal
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はオイルシールに係り、特に回転方向が一定し
ていない軸部にも適用を可能とし、かつ寿命の向上を図
ったオイルシールに関する。
ていない軸部にも適用を可能とし、かつ寿命の向上を図
ったオイルシールに関する。
(従来の技術) 従来、例えば、クランクケース内にあるクランクシャ
フトの軸受部のオイルを外部に洩らさないようにするた
めに前記クランクケースの端部に、第5図に示すように
2つの金属環11,12の間に挟まれてリップ13先端にねじ1
4を有するオイルシールが使用されている。
フトの軸受部のオイルを外部に洩らさないようにするた
めに前記クランクケースの端部に、第5図に示すように
2つの金属環11,12の間に挟まれてリップ13先端にねじ1
4を有するオイルシールが使用されている。
図中、15はダストリップである。
しかしてこのリップ13の先端部の形状は第6図
(a),(b)に示すようにカッタでスリットを付けた
ねじタイプ、あるいは型押し成形したねじタイプ等があ
り、何れもこのねじ部分のポンピング作用でオイルを外
側に洩らさないような機能を有している。
(a),(b)に示すようにカッタでスリットを付けた
ねじタイプ、あるいは型押し成形したねじタイプ等があ
り、何れもこのねじ部分のポンピング作用でオイルを外
側に洩らさないような機能を有している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらこのように作られたリップも摺動により
摩耗してねじの部分が摩滅した時点で、シールとしての
機能はなくなり、このオイルシールは比較的短時間で使
用不可能となる。
摩耗してねじの部分が摩滅した時点で、シールとしての
機能はなくなり、このオイルシールは比較的短時間で使
用不可能となる。
つまり、シールの寿命は第6図(a),(b)のねじ
深さd,d′で決まり、また、d,d′はリップ厚さt,t′に
より制約される。
深さd,d′で決まり、また、d,d′はリップ厚さt,t′に
より制約される。
ところがシールの偏心追従性を確保するためにはリッ
プの厚さt,t′は余り厚くすることはできず、したがっ
てオイルシールの寿命を長くすることは不可能であっ
た。
プの厚さt,t′は余り厚くすることはできず、したがっ
てオイルシールの寿命を長くすることは不可能であっ
た。
また、ねじは円周の一定方向(例えば右回り)に設け
られているため、これを取り付ける軸の回転方向が規制
されてしまい、軸が正逆何れの方向に回転するものに対
しては、このタイプのオイルシールは適用できなかっ
た。
られているため、これを取り付ける軸の回転方向が規制
されてしまい、軸が正逆何れの方向に回転するものに対
しては、このタイプのオイルシールは適用できなかっ
た。
本発明はこれに鑑み、正逆何れの方向に回転する軸に
対しても適用できると共に、シールの寿命の延長可能な
オイルシールを提供して従来技術の持つ欠点の解消を図
ることを目的としてなされたものである。
対しても適用できると共に、シールの寿命の延長可能な
オイルシールを提供して従来技術の持つ欠点の解消を図
ることを目的としてなされたものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は、大径部となる外周
面に所定の幅を有し、かつ、断面をL字状とし同芯に重
ねられた大小の金属環と、両金属環の軸方向隙間に基端
部に挟まれ、かつ、軸面に当接して油をシールするオイ
ルリップを有するオイルシールにおいて、軸面に当接す
るリップ先端に切り込みを有し、かつ、軸の回転方向に
そって曲がるリップ先端を有する第1のオイルリップ
と、第1のオイルリップの曲がり時の重なりを規制し第
1のオイルリップに直径方向に重ねられた第2のオイル
リップとからなることを特徴とする。
面に所定の幅を有し、かつ、断面をL字状とし同芯に重
ねられた大小の金属環と、両金属環の軸方向隙間に基端
部に挟まれ、かつ、軸面に当接して油をシールするオイ
ルリップを有するオイルシールにおいて、軸面に当接す
るリップ先端に切り込みを有し、かつ、軸の回転方向に
そって曲がるリップ先端を有する第1のオイルリップ
と、第1のオイルリップの曲がり時の重なりを規制し第
1のオイルリップに直径方向に重ねられた第2のオイル
リップとからなることを特徴とする。
(作用) 上記構成によれば、軸にオイルシールを装着した時、
軸の周面に直接接している第1リップ先端部は軸の回転
に伴って軸回転方向に曲げられ、軸周面のオイルを回転
する方向に押し出すポンピング作用が行える。
軸の周面に直接接している第1リップ先端部は軸の回転
に伴って軸回転方向に曲げられ、軸周面のオイルを回転
する方向に押し出すポンピング作用が行える。
(実施例) 以下、本発明を第1図乃至第4図に示す実施例を参照
して説明する。
して説明する。
本発明にかかるオイルシールは、、大径部となる外周
面1a,2aに適宜幅を有し、かつ断面をほぼL字状として
同心に重ねられた大小の金属環1,2と、該金属環1,2の軸
方向隙間3に基端部が挟まれ先端部が開放されたオイル
リップ4とダストリップ5からなるオイルシールにおい
て、該オイルリップを2つのリップ6,7で構成し、第1
リップ6をダストリップ5側に隣接させて設け、第2リ
ップ7を第1のリップ6の先端部6aをカバーするように
隣り合って設けると共に、装着時、軸面に接する第1リ
ップ6の先端部6aの周囲には、端面から軸方向に所望長
さの多数の切り込み8を設けたものである。
面1a,2aに適宜幅を有し、かつ断面をほぼL字状として
同心に重ねられた大小の金属環1,2と、該金属環1,2の軸
方向隙間3に基端部が挟まれ先端部が開放されたオイル
リップ4とダストリップ5からなるオイルシールにおい
て、該オイルリップを2つのリップ6,7で構成し、第1
リップ6をダストリップ5側に隣接させて設け、第2リ
ップ7を第1のリップ6の先端部6aをカバーするように
隣り合って設けると共に、装着時、軸面に接する第1リ
ップ6の先端部6aの周囲には、端面から軸方向に所望長
さの多数の切り込み8を設けたものである。
前記金属環1,2は大径部となる外周面1a,2aに適宜幅を
有する環状体で、断面図はほぼL字状をなしており、し
たがって左右の内径は異なっている。また、金属環1の
内側に金属環2が同心状に重なるようになっており、こ
のため金属環1,2間には隙間がないように設けられてい
る。
有する環状体で、断面図はほぼL字状をなしており、し
たがって左右の内径は異なっている。また、金属環1の
内側に金属環2が同心状に重なるようになっており、こ
のため金属環1,2間には隙間がないように設けられてい
る。
さらに、金属環1,2間の軸方向には前記オイルリップ
6,7とダストリップ5を挟むことができるように隙間3
が設けられている。
6,7とダストリップ5を挟むことができるように隙間3
が設けられている。
そして実施例においては、オイルリップ用のシール材
質としてテフロンを用いている。
質としてテフロンを用いている。
第2図はオイルリップ4のうち、第2リップ7を除い
た第1リップ6の先端部6aの拡大図を示すもので、軸に
接する端部には、軸方向に所望長さの平行な多数の切り
込み8が設けられており、図示していない第2リップ7
は、第1リップ6の先端部6aが軸回転によりラジアル方
向に片寄って極部的に膨れるのを防止するようにカバー
している。
た第1リップ6の先端部6aの拡大図を示すもので、軸に
接する端部には、軸方向に所望長さの平行な多数の切り
込み8が設けられており、図示していない第2リップ7
は、第1リップ6の先端部6aが軸回転によりラジアル方
向に片寄って極部的に膨れるのを防止するようにカバー
している。
つぎに作用を説明する。
第3図に示すように軸の回転が矢印方向(下向き)の
場合、第1リップ6の先端部6aは軸の回転の影響によ
り、回転方向(下向き)に曲がってオイルを回転方向に
掻き出すポンピング作用が生ずる。また、第4図に示す
ように軸の回転が矢印方向(上向き)の場合も同様に、
第1リップ6の先端部6aは軸の回転の影響により、回転
方向(上向き)に曲がってオイルを回転方向に掻き出す
ポンピング作用が生ずる。
場合、第1リップ6の先端部6aは軸の回転の影響によ
り、回転方向(下向き)に曲がってオイルを回転方向に
掻き出すポンピング作用が生ずる。また、第4図に示す
ように軸の回転が矢印方向(上向き)の場合も同様に、
第1リップ6の先端部6aは軸の回転の影響により、回転
方向(上向き)に曲がってオイルを回転方向に掻き出す
ポンピング作用が生ずる。
これにより軸の回転方向が正逆何れの場合でも回転方
向に応じてポンピング作用が生じ、したがって良好なシ
ール効果が得られる。
向に応じてポンピング作用が生じ、したがって良好なシ
ール効果が得られる。
そしてこの場合、第2リップ7は、切り込み8により
分岐した第1リップ6の先端部6aが軸回転により盛り上
って重なってしまう等の不具合の発生を防止している。
また、第1リップ6の先端部6aは完全に摩耗するまで使
用できる。
分岐した第1リップ6の先端部6aが軸回転により盛り上
って重なってしまう等の不具合の発生を防止している。
また、第1リップ6の先端部6aは完全に摩耗するまで使
用できる。
(発明の効果) 本発明は以上説明したように、大径部となる外周面に
適宜幅を有し、かつ断面をほぼL字状として同心に重ね
られた大小の金属環と、該金属環の軸方向隙間に基端部
が挟まれて先端部が開放されたオイルリップとダストリ
ップからなるオイルシールにおいて、該オイルリップを
2つのリップで構成し、第1リップをダストリップ側に
隣接させて設け、第2リップを第1リップ先端部をカバ
ーするように隣り合って設けると共に、装着時、軸面に
接する第1リップ先端部の周囲には、端面から軸方向に
所望長さの多数の切り込みを設けたから、軸の回転に追
従して回転方向にポンピング作用を生じさせることが可
能となり、したがって回転方向を特定することなく使用
することができる。
適宜幅を有し、かつ断面をほぼL字状として同心に重ね
られた大小の金属環と、該金属環の軸方向隙間に基端部
が挟まれて先端部が開放されたオイルリップとダストリ
ップからなるオイルシールにおいて、該オイルリップを
2つのリップで構成し、第1リップをダストリップ側に
隣接させて設け、第2リップを第1リップ先端部をカバ
ーするように隣り合って設けると共に、装着時、軸面に
接する第1リップ先端部の周囲には、端面から軸方向に
所望長さの多数の切り込みを設けたから、軸の回転に追
従して回転方向にポンピング作用を生じさせることが可
能となり、したがって回転方向を特定することなく使用
することができる。
また、従来のようにリップにねじを設けていないた
め、ねじの摩耗により寿命となる従来タイプに比べ、大
幅な寿命の延長を可能とすることができる。
め、ねじの摩耗により寿命となる従来タイプに比べ、大
幅な寿命の延長を可能とすることができる。
第1図は本発明にかかるオイルシールの一実施例の側面
図、第2図は第1図のオイルリップの拡大図、第3図は
本発明のオイルシールを装着した軸が上面から見て下向
き方向に回転する場合のオイルリップ先端の変形状態を
示す平面図、第4図は本発明のオイルシールを装着した
軸が上面から見て上向き方向に回転する場合のオイルリ
ップ先端の変形状態を示す平面図、第5図は従来のオイ
ルシールの側面図、第6図は第5図のオイルシールのオ
イルリップ先端部の拡大図を示し、(a)はカッタによ
る切り込みねじタイプ、(b)は型押し成形ねじタイプ
である。 1,2…金属環、1a,2a…外周面、3…隙間、4…オイルリ
ップ、5…ダストリップ、6…第1リップ、6a…先端
部、7…第2リップ、8…切り込み。
図、第2図は第1図のオイルリップの拡大図、第3図は
本発明のオイルシールを装着した軸が上面から見て下向
き方向に回転する場合のオイルリップ先端の変形状態を
示す平面図、第4図は本発明のオイルシールを装着した
軸が上面から見て上向き方向に回転する場合のオイルリ
ップ先端の変形状態を示す平面図、第5図は従来のオイ
ルシールの側面図、第6図は第5図のオイルシールのオ
イルリップ先端部の拡大図を示し、(a)はカッタによ
る切り込みねじタイプ、(b)は型押し成形ねじタイプ
である。 1,2…金属環、1a,2a…外周面、3…隙間、4…オイルリ
ップ、5…ダストリップ、6…第1リップ、6a…先端
部、7…第2リップ、8…切り込み。
Claims (1)
- 【請求項1】大径部となる外周面に所定の幅を有し、か
つ、断面をL字状とし同芯に重ねられた大小の金属環
と、両金属環の軸方向隙間に基端部に挟まれ、かつ、軸
面に当接して油をシールするオイルリップを有するオイ
ルシールにおいて、軸面に当接するリップ先端に切り込
みを有し、かつ、軸の回転方向にそって曲がるリップ先
端を有する第1のオイルリップと、第1のオイルリップ
の曲がり時の重なりを規制し第1のオイルリップに直径
方向に重ねられた第2のオイルリップとからなることを
特徴とするオイルシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2222021A JPH081257B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | オイルシール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2222021A JPH081257B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | オイルシール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04102767A JPH04102767A (ja) | 1992-04-03 |
| JPH081257B2 true JPH081257B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=16775861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2222021A Expired - Fee Related JPH081257B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | オイルシール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081257B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102156248B1 (ko) * | 2015-12-24 | 2020-09-15 | 반도 카가쿠 가부시키가이샤 | 공작 기계용 실 부재 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0544617Y2 (ja) * | 1986-07-30 | 1993-11-12 | ||
| JPH0266763U (ja) * | 1988-11-04 | 1990-05-21 |
-
1990
- 1990-08-23 JP JP2222021A patent/JPH081257B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04102767A (ja) | 1992-04-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |