JPH0812731A - 塗料用光硬化性樹脂組成物及び塗料 - Google Patents

塗料用光硬化性樹脂組成物及び塗料

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JPH0812731A
JPH0812731A JP6147615A JP14761594A JPH0812731A JP H0812731 A JPH0812731 A JP H0812731A JP 6147615 A JP6147615 A JP 6147615A JP 14761594 A JP14761594 A JP 14761594A JP H0812731 A JPH0812731 A JP H0812731A
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JP
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resin composition
photocurable resin
acrylate
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JP6147615A
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English (en)
Inventor
啓司 ▲濱▼田
Keiji Hamada
Kenichi Yukiyasu
健一 往安
Kuniaki Sato
邦明 佐藤
Takashi Amano
高志 天野
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 1分子中にイソシアネート基を2個有するイ
ソシアネート化合物(a)、数平均分子量300〜1,
300のポリオキシテトラメチレングリコール化合物
(b)、一般式(I) 【化1】 (但し、nは1〜3の整数を示す)で表されるグリコー
ル化合物(c)及びヒドロキシル基含有不飽和化合物
(d)を反応させて得られる両末端に不飽和基を有する
ウレタン化合物(A)、光重合性単量体(B)並びに光
重合開始剤(C)を含有してなる塗料用光硬化性樹脂組
成物及びその塗料用光硬化性樹脂組成物を含有してなる
塗料。 【効果】 密着性、伸び、抗張力及び表面硬化性に優
れた塗膜を生じ、また廉価な材料で製造できるので、光
硬化性塗料として最適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線又は電子線の照
射によって硬化可能なプラスチック、木工基材などの塗
料として有用な塗料用光硬化性樹脂組成物及びこれを用
いた塗料に関する。特に、硬化させた場合に塗膜表面の
硬化性に優れ、かつ硬化フィルムの伸び、抗張力に優れ
た塗膜を形成できる塗料用光硬化性樹脂組成物及びこれ
を用いた塗料に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリウレタンアクリレートを含有する光
硬化性樹脂組成物は、例えば特開昭50−66596号
公報、特開昭50−94090号公報、特開昭48−2
5095号公報等に記載されているように公知である。
そして、昨今、生産性の向上を目的に、これらの光硬化
性樹脂組成物をコーティング用に使用するようになって
きている。また、コーティング用途に於ける要求性能と
しても多種多彩になり、なかでも硬化塗膜の伸びが大き
く、柔軟性のある光硬化性樹脂組成物を用いた塗料の要
求が高くなっている。しかしながら、硬化性と柔軟性の
バランスを兼ね備えた廉価な光硬化性樹脂組成物を用い
た塗料は知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はプラスチッ
ク、木工基材などに対する密着性に優れ、表面のタック
感がなく、かつ塗膜の良好な柔軟性が得られる塗料用光
硬化性樹脂組成物及び塗料を、廉価な材料で提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、1分
子中にイソシアネート基を2個有するイソシアネート化
合物(a)、数平均分子量300〜1,300のポリオ
キシテトラメチレングリコール化合物(b)、一般式
(I)
【化3】 (但し、nは1〜3の整数を示す)で表されるグリコー
ル化合物(c)及びヒドロキシル基含有不飽和化合物
(d)を反応させて得られる両末端に不飽和基を有する
ウレタン化合物(A)、光重合性単量体(B)並びに光
重合開始剤(C)を含有してなる塗料用光硬化性樹脂組
成物、並びに、該光硬化性樹脂組成物を含有してなる塗
料に関する。
【0005】まず、両末端に不飽和基を有するウレタン
化合物(A)について詳述する。本発明で使用される1
分子中にイソシアネート基を2個有するジイソシアネー
ト化合物(a)としては、トリレンジイソシアネート、
キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソ
シアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメ
チルヘキサメチレンジイソシアネート、テトラメチルキ
シリレンジイソシアネート、イソフォロンジイソシアネ
ート、水素添加されたトリレンジイソシアネート、水素
添加されたキシリレンジイソシアネート、水素添加され
たジフェニルメタンジイソシアネートなどが挙げられ
る。これらの化合物は単独で又は2種以上を混合して用
いることができる。得られるウレタン化合物(A)のハ
ンドリング性を考えると、イソフォロンジイソシアネー
トは粘度が低く、またチキソ性が低いので最適である。
【0006】さらに本発明では2種類のグリコール成
分、即ち、特定のポリオキシテトラメチレングリコール
(b)及び一般式(I)
【化4】 (但し、nは1〜3の整数を示す)で表されるグリコー
ル化合物(c)を使用する。これらを併用することによ
り、硬化塗膜のタックがなく、充分な伸び(柔軟性)を
与える塗膜を得ることができる。
【0007】ポリオキシテトラメチレングリコール
(b)としては得られる光硬化性樹脂組成物に充分な伸
びを与える上で数平均分子量300〜1,300のもの
を用いる。すなわち、数平均分子量が300未満である
と充分な伸びが得られず、1,300を超えると硬化塗
膜のタックが残る。グリコール化合物(c)の繰り返し
数nは、得られる樹脂組成物に充分な表面硬化性を与え
る上で1〜3である。3を超えると充分な表面硬化性が
得られない。ヒドロキシル基含有不飽和化合物(d)成
分としては、例えば、2−ヒドロキエチル(メタ)アク
リレート[(メタ)アクリレートは、メタクリレート及
びアクリレートを意味する、以下同様]、2−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチ
ル(メタ)アクリレートなどのヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレートを好ましいものとして挙げることがで
きる。
【0008】さらに本発明に於いては、両末端に不飽和
基を有するウレタン化合物(A)における各成分の構成
比が、(a)成分中に存在するイソシアネート基のモル
数(i)、(b)成分中に存在するヒドロキシル基のモ
ル数(ii)、(c)成分中に存在するヒドロキシル基の
モル数(iii)及びヒドロキシル基含有不飽和化合物の
分子中に存在するヒドロキシル基のモル数(iv)の関係
が、(iv)=2としたときに、
【数2】 (但し、(i)は2〜6であり、(ii)≧(iii)であ
る)を満足するように調整するのが好ましい。ここで、
(ii)+(iii)が1より小さくなると得られる樹脂組
成物に充分な伸びと良好な表面硬化性を与えにくくな
る。また、(ii)+(iii)が5より大きくなると得ら
れる樹脂組成物に良好な硬化性、充分な伸びを付与でき
にくくなり、また粘度が増加し、良好なハンドリングが
得られにくくなる。さらに(b)成分中に存在するヒド
ロキシル基のモル数(ii)が、(c)成分中に存在する
ヒドロキシル基のモル数(iii)より小さいと得られる
樹脂組成物に充分な伸びを付与しにくくなる。
【0009】本発明の光硬化性樹脂組成物には、さらに
(B)成分として光重合性単量体を用いる。光重合性単
量体としては、単官能性又は多官能性のアクリレート系
化合物などを好ましく用いることができる。これらの光
重合性単量体としては例えば、メチル(メタ)アクリレ
ート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メ
タ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、
t−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)
アクリレート、エチルヘキシル(メタ)アクリレート、
イソデシル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メ
タ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、
ラウリル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)ア
クリレート、エトキシエチル(メタ)アクリレート、メ
トキシエチル(メタ)アクリレート、グリシジル(メ
タ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−メトキ
シエトキシエチル(メタ)アクリレート、2−エトキシ
エトキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシジエチ
レングリコール(メタ)アクリレート、エトキシジエチ
レングリコール(メタ)アクリレート、メトキシジプロ
ピレングリコール(メタ)アクリレート、オクタフルオ
ロペンチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アク
リレート、1,3−ブタンジオール(メタ)アクリレー
ト、1,4−ブタンジオール(メタ)アクリレート、
1,6−ヘキサンジオール(メタ)アクリレート、ポリ
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグ
リコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸エス
テルネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、
トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレート、1,
3−ビス(ヒドロキシエチル)−5,5−ジメチルヒダ
ントイン、3−メチルペンタンジオール(メタ)アクリ
レート、α,ω−ジアクリルビスジエチレングリコール
フタレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アク
リレート、ペンタエリトリット(メタ)アクリレート、
ペンタエリトリットヘキサ(メタ)アクリレート、ジペ
ンタエリトリットモノヒドロキシペンタ(メタ)アクリ
レート、α,ω−テトラアリルビストリメチロールプロ
パンテトラヒドロフタレート、2−ヒドロキシエチルア
クリロイルフォスフェート、エチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アク
リレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリ
レート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)クリレー
ト、ジアクリロキシエチルフォスフェート、ジメタクロ
キシエチルフォスフェート、トリスヒドロキシエチルイ
ソシアヌレートのトリ(メタ)アクリレート、N−ビニ
ルピロリドンなどが挙げられる。
【0010】中でも下記一般式(II)
【化5】 (但し、Rは水素原子又はメチル基を示す)で表される
単量体を必須成分とするとプラスチックに対する密着性
が向上し、また希釈性に優れ、一次皮膚刺激性が低く安
定性に優れるので好ましい。この場合、一般式(II)で
表される単量体は、(A)成分及び(B)成分の合計量
に対し10〜75重量%、特に10〜50重量%配合す
るのが好ましい。この単量体が10重量%未満であると
得られる塗膜の伸びが充分でなく、密着性も劣る傾向に
あり、また、75重量%を超えると得られる塗膜の硬化
性及び塗膜特性が全般的に低下する傾向にある。
【0011】一般式(II)の単量体とその他の単量体を
用いる場合、その他の光重合性単量体成分は、単独で又
は2種以上の混合物として用いることができる。一般式
(II)の単量体以外の光重合性単量体は、(A)及び
(B)成分の合計量を基準として50重量%以下配合さ
れるのが好ましく、特に25重量%以下で配合されるの
が好ましい。この量が50重量%を超えると得られる塗
膜の伸び、密着性などの特性が全般的に低下する傾向に
ある。(A)成分と(B)成分の配合比は、(A)成分
25〜90重量%、(B)成分75〜10重量%(合計
100重量%)が好ましい。(A)成分が25重量%未
満では塗膜の硬化性、伸びなどが低下する傾向にあり、
90重量%を超えると塗膜の密着性が低下する傾向にあ
る。
【0012】さらに、本発明の硬化性樹脂組成物は、
(C)成分として光重合開始剤を含有する。この光重合
開始剤としては、例えば、カルボニル系[ベンゾフェノ
ン、ジアセチル、ベンジル、ベンゾイン、ω−ブロモア
セトフェノン、クロロアセトン、アセトフェノン、2,
2−ジエトキシアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−
2−フェニルアセトン、p−ジメチルアミノアセトフェ
ノン、p−ジメチルアミノプロピオフェノン、2−クロ
ロベンゾフェノン、p,p′−ビスジエチルアミノベン
ゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンゾインメチルエーテ
ル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾイン−n−
ブチルエーテル、ベンジルジメチルケタール、1−ヒド
ロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ
−2−メチル−1−オン、1−(4−イソプロピルフェ
ニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オ
ン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロ
パン−1−オン、メチルベンゾイルホルメート、2,2
−ジエトキシアセトフェノン、4−N,N′−ジメチル
アセトフェノン等]、スルフィド系(ジフェニルジスル
フィド、ジベンジルジスルフィド等)、キノン系(ベン
ゾキノン、アントラキノン等)、アゾ系(アゾビスイソ
ブチロニトリル、2,2′−アゾビスプロパン、ヒドラ
ジン等)、スルホクロリド系、チオキサントン系(チオ
キサントン、2−クロロチオキサントン、2−メチルチ
オキサントン等)、過酸化物系(過酸化ベンゾイル、ジ
−t−ブチルペルオキシド等)、o−ジメチルアミノ安
息香酸イソアミルなどが挙げられる。これらの光重合開
始剤は、単独で又は2種以上組み合わせて用いることが
できる。これらの中で、樹脂への溶解性が良好な点でベ
ンジルジメチルケタール、1−ヒドロキシシクロヘキシ
ルフェニルケトン及び2−ヒドロキシ−2−メチル−1
−フェニル−プロパン−1−オンが好ましい。これらの
光重合開始剤は、上記(A)及び(B)成分の総和10
0重量部に対して、1〜10重量部、特に3〜5重量部
の量で使用されるのが好ましい。この量が1重量部未満
であると光硬化性が充分でなく、10重量部を超えると
得られた塗膜の物性が全般的に低下する傾向にある。
【0013】さらに本発明の光硬化性樹脂組成物に、目
的に応じて、(i)不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエ
ステル樹脂、ビニルウレタン樹脂、ビニルエステルウレ
タン樹脂、ポリイソシアネート、ポリエポキシド、エポ
キシ末端ポリオキサゾリドン、アクリル樹脂類、アルキ
ド樹脂類、尿素樹脂類、メラミン樹脂類、ポリジエン系
エラストマー、飽和ポリエステル類、飽和ポリエーテル
類、ニトロセルロース、セルロースアセテートブチレー
ト等のセルロース誘導体、アマニ油、桐油、大豆油、ヒ
マシ油、エポキシ化油等の油脂類等の天然及び合成高分
子物質、(ii)炭酸カルシウム、タルク、マイカ、クレ
ー、シリカパウダー、コロイダルシリカ、硫酸バリウ
ム、水酸化アルミニウム、ステアリン酸亜鉛、亜鉛華、
ベンガラ、アゾ顔料などの各種充填剤や顔料、(iii)
ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、
ベンゾキノン、p−t−ブチルカテコール、2,6−ジ
−t−ブチル−4−メチルフェノール等の重合禁止剤な
どを添加して光硬化性塗料とすることができる。
【0014】本発明の光硬化性塗料は、鉄、アルミニウ
ム等の金属素材、珪酸カルシウム板、軽量コンクリート
板、石綿セメント板、モルタル等の無機建材、木工合
板、家具、床、木工装飾材等の木材、紙材、塩化ビニル
樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂等のプラスチ
ック基材などを被塗物として使用できる。また、塗料と
して使用するときにレベリング剤、その他の改質剤を添
加することもできる。
【0015】
【実施例】次に、本発明を実施例及び比較例により詳細
に説明するが、本発明はこれらによって制限されるもの
ではない。なお、以下において、「部」及び「%」は、
特に断りのない限り、全て重量基準である。
【0016】製造例1(ウレタンアクリレート化合物の
製造) 撹拌機、温度計、冷却管及び空気ガス導入管を装備した
反応容器に空気ガスを導入させた後、イソフォロンジイ
ソシアネート(ダイセル・ヒュルス社製 VESTAN
AT IPDI)555部、酢酸エチル338部を仕込
み、70℃に昇温後70〜75℃に保温し、2−ヒドロ
キシエチルアクリレート232部、ポリオキシテトラメ
チレングリコール(保土谷化学社製、PTG650S
N、数平均分子量約650)232部、ジエチレングリ
コール(日曹丸善ケミカル社製)53部、ハイドロキノ
ンモノメチルエーテル0.75部、ジブチル錫ジラウレ
ート(東京ファインケミカル社製 L101)0.75
部及び酢酸エチル300部の混合液体を3時間で均一滴
下し反応を行った。滴下完了後約5時間反応させたとこ
ろIR測定の結果イソシアネートが消失したことを確認
し反応を終了し、固形分が約70%のウレタンアクリレ
ート化合物を得た。
【0017】製造例2(ウレタンアクリレート化合物の
製造) 撹拌機、温度計、冷却管及び空気ガス導入管を装備した
反応容器に空気ガスを導入させた後、イソフォロンジイ
ソシアネート(ダイセル・ヒュルス社製 VESTAN
AT IPDI)888部、酢酸エチル547部を仕込
み70℃に昇温後70〜75℃に保温し、2−ヒドロキ
シエチルアクリレート232部、ポリオキシテトラメチ
レングリコール(保土谷化学社製、PTG650SN、
分子量約650)1275部、ジエチレングリコール
(日曹丸善ケミカル社製)159部、ハイドロキノンモ
ノメチルエーテル1.27部、ジブチル錫ラウレート
(東京ファインケミカル社製 L101)1.27部及
び酢酸エチル546部の混合液体を3時間で均一滴下し
反応を行った。滴下完了後約5時間反応させたところI
R測定の結果イソシアネートが消失したことを確認し反
応を終了し、固形分が約70%のウレタンアクリレート
化合物を得た。
【0018】製造例3(ウレタンアクリレート化合物の
製造) 撹拌機、温度計、冷却管及び空気ガス導入管を装備した
反応容器に空気ガスを導入させた後、イソフォロンジイ
ソシアネート(ダイセル・ヒュルス社製 VESTAN
AT IPDI)555部、酢酸エチル453部を仕込
み70℃に昇温後70〜75℃に保温し、2−ヒドロキ
シエチルアクリレート232部、ポリオキシテトラメチ
レングリコール(保土谷化学社製、PTG650SN、
分子量約650)975部、ハイドロキノンモノメチル
エーテル0.88部、ジブチル錫ラウレート(東京ファ
インケミカル社製 L101)0.88部及び酢酸エチ
ル302部の混合液体を3時間で均一滴下し反応を行っ
た。滴下完了後約5時間反応させたところ、IR測定の
結果イソシアネートが消失したことを確認し反応を終了
し、固形分が約70のウレタンアクリレート化合物を得
た。
【0019】製造例4(ウレタンアクリレート化合物の
製造) 撹拌機、温度計、冷却管及び空気ガス導入管を装備した
反応容器に空気ガスを導入させた後、イソフォロンジイ
ソシアネート(ダイセル・ヒュルス社製 VESTAN
AT IPDI)888部、酢酸エチル789部を仕込
み70℃に昇温後70〜75℃に保温し、2−ヒドロキ
シエチルアクリレート232部、ポリオキシテトラメチ
レングリコール(保土谷化学社製、PTG650SN、
分子量約650)1950部、ハイドロキノンモノメチ
ルエーテル1.53部、ジブチル錫ラウレート(東京フ
ァインケミカル社製 L101)1.53部及び酢酸エ
チル526部の混合液体を3時間で均一滴下し反応を行
った。滴下完了後約5時間反応させたところIR測定の
結果イソシアネートが消失したことを確認し反応を終了
し、固形分が約70%のウレタンアクリレート化合物を
得た。
【0020】製造例5(ウレタンアクリレート化合物の
製造) 撹拌機、温度計、冷却管及び空気ガス導入管を装備した
反応容器に空気ガスを導入させた後、イソフォロンジイ
ソシアネート(ダイセル・ヒュルス社製 VESTAN
AT IPDI)444部、酢酸エチル340部を仕込
み70℃に昇温後70〜75℃に保温し、2−ヒドロキ
シエチルアクリレート232部、ポリオキシテトラメチ
レングリコール(保土谷化学社製、PTG650SN、
分子量約650)650部、ハイドロキノンモノメチル
エーテル0.66部、ジブチル錫ラウレート(東京ファ
インケミカル社製 L101)0.66部及び酢酸エチ
ル227部の混合液体を3時間で均一滴下し反応を行っ
た。滴下完了後約5時間反応させたところIR測定の結
果イソシアネートが消失したことを確認し反応を終了
し、固形分が約70%のウレタンアクリレート化合物を
得た。
【0021】製造例1〜5のモル配合比を表1に示す。
【表1】
【0022】実施例1〜2 表2に示す(A)〜(C)成分を配合して均一に混合す
ることにより、本発明に係る2種類の光硬化性樹脂組成
物を調製した。
【0023】比較例1〜3 表2に示す(A)〜(C)成分を配合して均一に混合す
ることにより、本発明以外の3種類の光硬化性樹脂組成
物を調製した。
【0024】
【表2】
【0025】塗装試験 上記各実施例及び比較例で得られた光硬化性樹脂組成物
を、透明硬質塩化ビニル樹脂板(日本テストパネル社
製、150mm×70mm×2mm)にバーコータNo.20で
塗装し、60℃に加温した熱風乾燥機内で約10分間乾
燥し有機溶剤を揮発させた後紫外線照射装置(6kW、8
0W/cm×2灯、UV照射装置;日本電池社製)で80W/
cm高圧水銀灯1灯、照射距離15cm、コンベア速度10
m/分(1回の照射量約250mJ/cm2)で照射した。ま
た、硬化塗膜フィルムの伸び率、抗張力を測定するため
に、ガラス板上にアプリケータ150μで塗装後、60
℃に加温した熱風乾燥機内で約10分間乾燥し有機溶剤
を揮発させた後紫外線照射装置(6kW、80W/cm×2
灯、UV照射装置;日本電池株式会社製)で80W/cm高
圧水銀灯1灯、照射距離15cm、コンベア速度10m/分
(1回の照射量約250mJ/cm2)で照射して厚さ約10
0μmの硬化フィルムを得た。
【0026】こうして得られた塗膜について、各種の性
能試験を行った。結果を表に示す。 (1)表面硬化性:塗膜表面を指触し表面のタック感を
下記の基準で評価した。基準:○(タック感なし)、△
(タック感が残る)、×(タック感がかなり残る) (2)耐汚染性:赤及び黒色の油性マジックを用いて塗
膜を汚染させた後常温に6時間放置せしめた後n−ブタ
ノールで拭き取り塗膜の汚染の程度と状態を総合的に目
視により下記の基準で判定した。 基準:◎(汚染が全くない)、○(汚染がほとんどな
い)、△(汚染が残る)、×(かなり汚染が残る) (3)密着性:JIS−K5400碁盤目剥離試験に基
づき行った。 (4)鉛筆硬度:JIS−K5400鉛筆引っ張り試験
に基づき行った。 (5)硬化フィルムの伸び率及び抗張力:硬化フィルム
を長さ100mm、幅10mmの短冊形に切り出し、テスト
スパン50mmに調整し、引っ張り速度50mm/分の速度
で硬化フィルムが破断するまで引っ張りを行い、破断時
の伸び(mm)および強度(kgf)から計算伸び率(%)
及び抗張力を下記の計算式から求めた。
【数3】
【数4】
【0027】結果を表3に示す。
【表3】
【0028】
【発明の効果】本発明の光硬化性樹脂組成物は、密着
性、伸び、抗張力及び表面硬化性に優れた塗膜を生じ、
また廉価な材料で製造できるので、光硬化性塗料として
最適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 高志 茨城県鹿島郡波崎町大字砂山五番壱 日立 化成工業株式会社鹿島工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1分子中にイソシアネート基を2個有す
    るイソシアネート化合物(a)、数平均分子量300〜
    1,300のポリオキシテトラメチレングリコール化合
    物(b)、一般式(I) 【化1】 (但し、nは1〜3の整数を示す)で表されるグリコー
    ル化合物(c)及びヒドロキシル基含有不飽和化合物
    (d)を反応させて得られる両末端に不飽和基を有する
    ウレタン化合物(A)、光重合性単量体(B)並びに光
    重合開始剤(C)を含有してなる塗料用光硬化性樹脂組
    成物。
  2. 【請求項2】 両末端に不飽和基を有するウレタン化合
    物(A)における各成分の比が、(a)成分中に存在す
    るイソシアネート基のモル数(i)、(b)成分中に存
    在するヒドロキシル基のモル数(ii)、(c)成分中に
    存在するヒドロキシル基のモル数(iii)とヒドロキシ
    ル基含有不飽和化合物の分子中に存在するヒドロキシル
    基のモル数(iv)の関係を、(iv)=2としたときに、 【数1】 (但し、(i)は2〜6であり、(ii)≧(iii)であ
    る)を満足するものとする請求項1記載の塗料用光硬化
    性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 光重合性単量体(B)が、一般式(II) 【化2】 (但し、Rは水素原子又はメチル基を示す)で示される
    化合物を必須成分とするものである請求項1又は2記載
    の塗料用光硬化性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 両末端に不飽和基を有するウレタン化合
    物(A)と光重合性単量体(B)の重量比が(A)/
    (B)で25/75〜90/10であり、光重合開始剤
    (C)が(A)成分と(B)成分の合計量に対して1〜
    10重量%である請求項1、2又は3記載の塗料用光硬
    化性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 一般式(II)で表される化合物を(A)
    成分及び(B)成分の合計量に対して10〜75重量%
    配合するものである請求項3記載の塗料用光硬化性樹脂
    組成物。
  6. 【請求項6】 両末端に不飽和基を有するウレタン化合
    物(A)において、イソシアネート化合物(a)が、イ
    ソフォロンジイソシアネートである請求項1〜5のいず
    れかに記載の塗料用光硬化性樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の塗料用
    光硬化性樹脂組成物を含有してなる塗料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001114845A (ja) * 1999-10-15 2001-04-24 Hitachi Chem Co Ltd 光硬化性樹脂組成物及び塗料
KR100845338B1 (ko) * 2007-02-15 2008-07-10 동국대학교 산학협력단 익모초 추출물을 함유하는 고혈압의 예방 및 치료용약학조성물
KR20220026190A (ko) * 2020-08-25 2022-03-04 부산대학교 산학협력단 3d 프린트용 아크릴-폴리우레탄 화합물 및 이를 포함하는 uv 경화액 조성물

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