JPH08128073A - 一対のクローラ走行装置の間隔変更用油圧回路構造 - Google Patents

一対のクローラ走行装置の間隔変更用油圧回路構造

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JPH08128073A
JPH08128073A JP26794294A JP26794294A JPH08128073A JP H08128073 A JPH08128073 A JP H08128073A JP 26794294 A JP26794294 A JP 26794294A JP 26794294 A JP26794294 A JP 26794294A JP H08128073 A JPH08128073 A JP H08128073A
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JP
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oil
oil passage
crawler traveling
relief valve
traveling devices
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Seiji Matsui
聖司 松井
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一方の油圧シリンダ10におけるピストンロ
ッド側油室用油路19とボトム側油室用油路20に、ポ
ンプ側油路21と排油回収部側油路22が各別に連通し
た状態と、他方の油圧シリンダ12におけるピストンロ
ッド側油室用油路24とボトム側油室用油路23に、ポ
ンプ側油路21と排油回収部側油路22が各別に連通し
た状態とに切換え自在に構成し、油の流れを切換える第
2切換弁25を設け、両ピストンロッド側油室用油路1
9,24同士を連通接続し、互いに連通接続したボトム
側油室用油路20,23同士間の副リリーフ弁26のリ
リーフ圧P2を、ピストンを伸長駆動可能な値に設定
し、主リリーフ弁27のリリーフ圧P1を副リリーフ弁
26のリリーフ圧P2よりも小に設定してある。 【効果】 例えば所定の作業を完了した後の両クローラ
走行装置の中心側への寄せ操作を効率よく行うことがで
きて、作業性の向上を可能にする一対のクローラ走行装
置の間隔変更用油圧回路構造を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばバックホウ等の
作業車に設けられる一対のクローラ走行装置の間隔変更
用油圧回路構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の一対のクローラ走行装置の
間隔変更用油圧回路構造は、特開平5‐331877号
公報に示すように、左右一対のクローラ式走行装置を互
いの間隔が変更可能に横移動させるための1本の複動型
の油圧シリンダを設けて、その油圧シリンダにおけるピ
ストンロッド側油室用の油路とボトム側油室用の油路
に、ポンプ側の油路と排油回収部側の油路を各別に連通
し、作動油の流れを正逆方向に切換える切換弁を設けて
構成してあった〔前記公報の図1,図3〕。
【0003】この構成によれば、1本の複動型の油圧シ
リンダで左右一対のクローラ式走行装置を横移動させる
ために、両クローラ走行装置ともそれらの間の中心から
同一量だけ近接あるいは離間して互いの間隔が変更され
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、上記のような
一対のクローラ走行装置の間隔変更用油圧回路構造を設
けたバックホウでは、作業開始前には、格納スペース上
の問題等から両クローラ走行装置を旋回台の中心側に寄
せて、互いの間隔を狭くしていることが多い。
【0005】そして、壁等の障害物がない広い空間で掘
削作業する場合は、両クローラ走行装置を前記旋回台の
中心(一般的には旋回台中心)から離間移動させ、左右
のクローラ走行装置の間隔を最大幅にして、安定した状
態で土を掘削し、また、左右一方側の壁際の土を掘削を
する場合は、旋回台が壁に近接しているときほど壁近く
の土を掘削することができることから、旋回台をできる
だけ壁に近接させることができるように、クローラ走行
装置を前記中心側に位置させたままで、機体を壁に沿わ
せて土を掘削している。
【0006】ところで、上記従来の構成では、左右一対
のクローラ走行装置同士の間隔を変更操作すると、両ク
ローラ走行装置とも前記旋回台中心に対し同一量だけ近
接あるいは離間するために、壁際の土を掘削する際に
は、両クローラ走行装置とも前記旋回台中心側に寄せ
て、左右のクローラ走行装置同士の間隔を狭くした状態
で、旋回台を壁に近接させるしかなかった。
【0007】しかしながら、左右のクローラ走行装置同
士の間隔を狭くした状態では、壁と反対側に停車してい
るトラック等に土を積み込むために旋回台を旋回させ
て、バックホウ装置を横に向かせたときに、機体のバラ
ンスが悪くなりやすかった。
【0008】本発明は上記の実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、バックホウ等の作業車によって壁際を
掘削する場合、壁際一杯までの土の掘削を可能にし、し
かも安定した掘削作業を実行可能にする一対のクローラ
走行装置の間隔変更用油圧回路構造を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、左
右一対のクローラ式走行装置を互いの間隔が変更可能に
各別に横移動させるための左右一対の複動型の油圧シリ
ンダを、油圧ポンプと排油回収部とのそれぞれに第1切
換弁を介して並列接続して、一方の油圧シリンダにおけ
るピストンロッド側油室用の油路とボトム側油室用の油
路に、ポンプ側の油路と排油回収部側の油路が各別に連
通した状態と、他方の油圧シリンダにおけるピストンロ
ッド側油室用の油路とボトム側油室用の油路に、前記ポ
ンプ側の油路と排油回収部側の油路が各別に連通した状
態とに切換え自在に構成し、前記第1切換弁内を流通す
る作動油の流れを正逆方向に切換える第2切換弁を設
け、両油圧シリンダの前記ピストンロッド側油室用の油
路同士を連通接続するとともに、前記ボトム側油室用の
油路同士を副リリーフ弁を介して連通接続し、前記ポン
プ側の油路上に主リリーフ弁を設け、前記副リリーフ弁
のリリーフ圧を、前記副リリーフ弁よりも上流側の油圧
シリンダのピストンを所定ストロークまで伸長駆動可能
な値に設定し、前記主リリーフ弁のリリーフ圧を前記副
リリーフ弁のリリーフ圧よりも小さな値に設定してある
ことにある。
【0010】
【作用】上記の構成によれば、 第1切換弁を切換え操作して、一方の油圧シリンダ
におけるピストンロッド側油室用の油路とボトム側油室
用の油路に、ポンプ側の油路と排油回収部側の油路が各
別に連通した状態に設定するとともに、第2切換弁を切
換え操作して、油圧ポンプ側からの作動油がボトム側油
室用の油路に向かうように設定すると、作動油は副リリ
ーフ弁により他方の油圧シリンダ側への流れを遮られ、
ピストンロッド側油室の作動油をピストンを介して排油
回収部側に押しやりながら、前記ピストンを所定ストロ
ークまで伸長駆動させて、ピストンロッド先端部側の一
方のクローラ走行装置を左右外方側に移動させる。この
場合、ポンプ側の油路上の主リリーフ弁のリリーフ圧を
副リリーフ弁のリリーフ圧よりも小さな値に設定してあ
るから、作動油の圧力が上がっても作動油が副リリーフ
弁から他方の油圧シリンダ側に流れ込むことがない。
【0011】 次に、前記の状態から第1切換弁を
切換え操作して、他方の油圧シリンダにおけるピストン
ロッド側油室用の油路とボトム側油室用の油路に、排油
回収部側の油路とポンプ側の油路が各別に連通した状態
に設定すると、作動油は副リリーフ弁により前記一方の
油圧シリンダ側への流れを遮られ、ピストンロッド側油
室の作動油をピストンを介して排油回収部側に押しやり
ながら、前記ピストンを所定ストロークまで伸長駆動さ
せて、ピストンロッド先端部側の他方のクローラ走行装
置を左右外方側に移動させる。この場合も上記と同様の
理由から、作動油が前記一方の油圧シリンダ側に流れ込
むことがない。
【0012】このように、左右一対のクローラ走行装置
を各別に横方向外方側に移動させて、両クローラ走行装
置の間隔を広げる。
【0013】 上記の状態から第2切換弁を切換え操
作して、第1切換弁内を流通する作動油の流れを逆方向
に設定すると、油圧ポンプ側からの作動油が、いずれの
油圧シリンダのピストンロッド側油室にも流れ込み、両
油圧シリンダのボトム側油室の作動油をピストンを介し
て排油回収部側に押しやりながら、前記ピストンを所定
ストロークまで短縮駆動させて、両ピストンロッド先端
部側の両クローラ走行装置を左右内方側に一挙に移動さ
せる。この場合、排油回収部に副リリーフ弁を介して連
通した状態になっている方のボトム側油室内の作動油
は、例えばピストンにより副リリーフ弁のリリーフ圧以
上に圧力を高められたパイロット圧で副リリーフ弁を押
し開いて排油回収部側に流れ込む。
【0014】このように、左右一対のクローラ走行装置
を一挙に横方向内方側に移動させて、両クローラ走行装
置の間隔を狭める。
【0015】 前記,のように作動するから、上
記構成の油圧回路構造を設けたバックホウ等の作業車に
よって、例えば左右一方側の壁際の土を掘削する場合、
旋回台の中心側に寄った状態の両クローラ走行装置のう
ち、壁とは反対側のクローラ走行装置を前記旋回台の中
心から離間させ、左右のクローラ走行装置の間隔を広く
して壁際の土を掘削することができる。左右のクローラ
走行装置の間隔が広くなるから、壁とは左右反対側に停
車しているトラック等に土を積み込むために、旋回台を
旋回させてバックホウ装置を横に向かせたときにも、機
体のバランスを安定させることができる。
【0016】また、壁等の障害物がない広い空間で作業
する場合は、旋回台の中心側に寄った状態の両クローラ
走行装置を、いずれも前記旋回台の中心から離間させ、
左右のクローラ走行装置の間隔を最大幅にして土を掘削
することができる。左右のクローラ走行装置の間隔が最
大幅になるから、掘削作業、及び真横に旋回してのトラ
ック等への土の積み込み作業を安定的に行うことができ
る。そして、上記の構成では前記のように作動するか
ら、所定の作業を完了して両クローラ走行装置の間隔を
元の格納間隔に狭めるときは、第2切換弁を切換え操作
するだけで両クローラ走行装置とも前記旋回台中心側に
寄って元通りの間隔になり、例えば、左右のクローラ走
行装置を片方づつ、前記旋回台の中心側に寄せ操作し
て、元通りの間隔にする場合に比べ、操作を簡単に行う
ことができる。
【0017】
【発明の効果】従って、バックホウ等の作業車によって
壁際を掘削する場合、機体のバランスを安定させた状態
で、旋回台を壁際一杯に近接させることができるから、
壁際一杯までの土の掘削を可能にするとともに、安定し
た掘削作業を実行可能にし、しかも、例えば所定の作業
を完了した後の両クローラ走行装置の旋回台中心側への
寄せ操作を簡単に行うことができるから、作業性の向上
を可能にする一対のクローラ走行装置の間隔変更用油圧
回路構造を提供することができた。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に、作業車の一例としてのバックホウを示し
ている。このバックホウは、左右一対のクローラ走行装
置1を支持する機台2に、旋回台3を縦軸心X周りで旋
回可能に設けるとともに、旋回台3には、操縦部4・原
動部5・横スイング可能なバックホウ装置6等を搭載装
備し、前記機台2にドーザ11を設けて構成している。
【0019】図2に示すように、機台2には角パイプフ
レームからなる支持フレーム7を、その長手方向を左右
方向に沿わせた状態で前後に一対連結して設けている。
一方、左側のクローラ走行装置1のトラックフレーム8
には、角パイプを機体内方に向けて、トラックフレーム
8の前後2箇所に突設してそれぞれ横向きフレーム9を
構成している。そして、それらの角パイプの先端部を、
前記支持フレーム7に嵌合して、支持フレーム7と互い
に横方向で摺動に支持している。右側のクローラ走行装
置1のトラックフレーム8にも、角パイプを機体内方に
向けて、トラックフレーム8の前後2箇所に突設して、
それぞれ横向きフレーム9を構成し、それらの角パイプ
の先端部を、前記支持フレーム7に嵌合して、支持フレ
ーム7と互いに横方向で摺動自在に支持している。
【0020】そして、左右のクローラ走行装置1同士の
間隔を変更調節するための複動型の左走行装置駆動用油
圧シリンダ10と右走行装置駆動用油圧シリンダ12と
を、前後の支持フレーム7の間に横方向に沿うように、
左右のクローラ走行装置1に各別に設けて、左右のクロ
ーラ走行装置1を機台2に対しそれぞれ独立して横移動
可能に構成してある。前記左右の走行装置駆動用油圧シ
リンダ10,12の両端部はトラックフレーム8と機台
2とにそれぞれ枢支連結してある。また、両油圧シリン
ダ10,12の駆動用操作レバー13を操縦部4に設け
てある。
【0021】図4に示すように、前記旋回台3は、左右
のクローラ走行装置1が前記縦軸芯Xに最も近接した状
態で、その旋回台3の外周面の回動軌跡Sが、左右のク
ローラ走行装置1の左右外側端にほぼ接するように構成
して、壁際一杯まで確実に掘削することができるように
してある。
【0022】前記左右のクローラ走行装置1の間隔変更
用油圧回路構造について説明すると、図3に示すよう
に、左右の走行装置駆動用油圧シリンダ10,12を、
旋回台3の原動部の油圧ポンプ15と排油回収部17と
のそれぞれに第1切換弁18を介して並列接続して、左
走行装置駆動用油圧シリンダ10におけるピストンロッ
ド側油室用の油路19とボトム側油室用の油路20に、
ポンプ側の油路21と排油回収部側の油路22が各別に
連通した状態と、右走行装置駆動用油圧シリンダ12に
おけるピストンロッド側油室用の油路24とボトム側油
室用の油路23に、前記ポンプ側の油路21と排油回収
部側の油路22が各別に連通した状態とに切換え自在に
構成し、前記第1切換弁18内を流通する作動油の流れ
を正逆方向に切換える第2切換弁25を設け、両油圧シ
リンダ10,12の前記ピストンロッド側油室用の油路
19,24同士を連通接続するとともに、前記ボトム側
油室用の油路20,23同士を副リリーフ弁26を介し
て連通接続し、前記ポンプ側の油路21上に主リリーフ
弁27を設け、前記副リリーフ弁26のリリーフ圧P2
を、前記副リリーフ弁26よりも上流側の油圧シリンダ
のピストンを所定ストロークまで伸長駆動可能な値に設
定し、前記主リリーフ弁27のリリーフ圧P1を前記副
リリーフ弁26のリリーフ圧P2よりも小さな値に設定
してある。なお、両油圧シリンダ10,12と第1切換
弁18との間には、油圧ポンプ15から機台2側へ圧油
給排するためのロータリジョント(図示せず)を設けて
あり、このロータリジョントには左右のクローラ走行装
置1を駆動させるための油圧モータと旋回台3上のモー
タ操作部とに連通接続する油路(図示せず)が装備され
ている。
【0023】上記の油圧回路構造は次のように作動す
る。 第1切換弁18を切換え操作して、一方の左走行装
置駆動用油圧シリンダ10におけるピストンロッド側油
室用の油路19とボトム側油室用の油路20に、ポンプ
側の油路21と排油回収部側の油路22が各別に連通し
た状態に設定するとともに、第2切換弁25を切換え操
作して、油圧ポンプ15側からの作動油がボトム側油室
用の油路20に向かうように設定すると、作動油は副リ
リーフ弁26により他方の油圧シリンダ12側への流れ
を遮られ、ピストンロッド側油室の作動油をピストンを
介して排油回収部17側に押しやりながら、前記ピスト
ンを所定ストロークまで伸長駆動させて、ピストンロッ
ド先端部側の左クローラ走行装置1を左右外方側に移動
させる。この場合、ポンプ側の油路21上の主リリーフ
弁27のリリーフ圧R1を副リリーフ弁26のリリーフ
圧よりも小さな値に設定してあるから、作動油の圧力が
上がっても作動油が副リリーフ弁26から右走行装置駆
動用油圧シリンダ12側に流れ込むことがない。
【0024】 次に、上記の状態から第1切換弁1
8を切換え操作して、他方の右走行装置駆動用油圧シリ
ンダ12におけるピストンロッド側油室用の油路24と
ボトム側油室用の油路23に、排油回収部側の油路22
とポンプ側の油路21が各別に連通した状態に設定する
と、作動油は副リリーフ弁26により左走行装置駆動用
油圧シリンダ10側への流れを遮られ、ピストンロッド
側油室の作動油をピストンを介して排油回収部17側に
押しやりながら、前記ピストンを所定ストロークまで伸
長駆動させて、ピストンロッド先端部側の右クローラ走
行装置1を左右外方側に移動させる。この場合も上記と
同様の理由から、作動油が前記左走行装置駆動用油圧シ
リンダ10側に流れ込むことがない。
【0025】このように、左右一対のクローラ走行装置
1を各別に横方向外方側に移動させて、両クローラ走行
装置1の間隔を広げる。
【0026】 上記の状態から第2切換弁25を切換
え操作して、第1切換弁18内を流通する作動油の流れ
を逆方向に設定すると、油圧ポンプ15側からの作動油
が、いずれの油圧シリンダ10,12のピストンロッド
側油室にも流れ込み、両油圧シリンダ10,12のボト
ム側油室の作動油をピストンを介して排油回収部17側
に押しやりながら、前記ピストンを所定ストロークまで
短縮駆動させて、両ピストンロッド先端部側の両クロー
ラ走行装置1を左右内方側に一挙に移動させる。この場
合、排油回収部17に副リリーフ弁26を介して連通し
た状態になっている方のボトム側油室内の作動油は、例
えばピストンにより副リリーフ弁26のリリーフ圧以上
に圧力を高められたパイロット圧で副リリーフ弁26を
押し開いて排油回収部17側に流れ込む。
【0027】このように、左右一対のクローラ走行装置
1を一挙に横方向内方側に移動させて、両クローラ走行
装置1の間隔を狭める。
【0028】 前記,の作動をするから、例えば
左右一方側の壁際の土を掘削する場合、旋回台3の中心
側に寄った状態の両クローラ走行装置1のうち、壁とは
反対側のクローラ走行装置1を前記旋回台3の中心から
離間させ、左右のクローラ走行装置1の間隔を広くして
壁際の土を掘削することができる(図5参照)。左右の
クローラ走行装置1の間隔が広くなるから、壁とは左右
反対側に停車しているトラック等に土を積み込むため
に、旋回台3を旋回させてバックホウ装置6を横に向か
せたときにも、機体のバランスを安定させることができ
る。
【0029】また、壁等の障害物がない広い空間で作業
する場合は、旋回台3の中心側に寄った状態の両クロー
ラ走行装置1を、いずれも前記旋回台3の中心から離間
させ、左右のクローラ走行装置1の間隔を最大幅にして
土を掘削することができる。左右のクローラ走行装置1
の間隔が最大幅になるから、掘削作業、及び真横に旋回
してのトラック等への土の積み込み作業を安定的に行う
ことができる。そして、上記の構成では前記のように
作動するから、所定の作業を完了して両クローラ走行装
置1の間隔を元の格納間隔に縮小するときは、第2切換
弁25を切換え操作するだけで両クローラ走行装置1と
も前記旋回台3中心側に寄って元通りの間隔になり、例
えば、左右のクローラ走行装置1を片方づつ、前記旋回
台3の中心側に寄せ操作して、元通りの間隔にする場合
に比べ、操作を簡単に行うことができる。
【0030】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホウを示す全体側面図
【図2】クローラ走行装置及びその支持構造を示す一部
破断平面図
【図3】バックホウの走行部における油圧回路を示す回
路図
【図4】左右のクローラ走行装置の幅を縮めた状態のバ
ックホウの全体平面図
【図5】一方のクローラ走行装置のみを左右外方側に離
間させた状態のバックホウの全体平面図
【符号の説明】
1 クローラ式走行装置 2 機台 10 油圧シリンダ 12 油圧シリンダ 15 油圧ポンプ 17 排油回収部 18 19 一方の油圧シリンダにおけるピストンロッド側油
室用の油路 20 一方の油圧シリンダにおけるボトム側油室用の油
路 21 ポンプ側の油路 22 排油回収部側の油路 23 他方の油圧シリンダにおけるボトム側油室用の油
路 24 他方の油圧シリンダにおけるピストンロッド側油
室用の油路 25 第2切換弁 26 副リリーフ弁 27 主リリーフ弁 P1 主リリーフ弁のリリーフ圧 P2 副リリーフ弁のリリーフ圧

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対のクローラ式走行装置(1)を
    互いの間隔が変更可能に各別に横移動させるための左右
    一対の複動型の油圧シリンダ(10),(12)を、油
    圧ポンプ(15)と排油回収部(17)とのそれぞれに
    第1切換弁(18)を介して並列接続して、一方の油圧
    シリンダ(10)におけるピストンロッド側油室用の油
    路(19)とボトム側油室用の油路(20)に、ポンプ
    側の油路(21)と排油回収部側の油路22が各別に連
    通した状態と、他方の油圧シリンダ(12)におけるピ
    ストンロッド側油室用の油路(24)とボトム側油室用
    の油路(23)に、前記ポンプ側の油路(21)と排油
    回収部側の油路(22)が各別に連通した状態とに切換
    え自在に構成し、前記第1切換弁(18)内を流通する
    作動油の流れを正逆方向に切換える第2切換弁(25)
    を設け、両油圧シリンダ(10),(12)の前記ピス
    トンロッド側油室用の油路(19),(24)同士を連
    通接続するとともに、前記ボトム側油室用の油路(2
    0),(23)同士を副リリーフ弁(26)を介して連
    通接続し、前記ポンプ側の油路(21)上に主リリーフ
    弁(27)を設け、前記副リリーフ弁(26)のリリー
    フ圧(P2)を、前記副リリーフ弁(26)よりも上流
    側の油圧シリンダ(10)のピストンを所定ストローク
    まで伸長駆動可能な値に設定し、前記主リリーフ弁(2
    7)のリリーフ圧(P1)を前記副リリーフ弁(26)
    のリリーフ圧(P2)よりも小さな値に設定してある一
    対のクローラ走行装置の間隔変更用油圧回路構造。
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