JPH0812893A - Uv吸収剤を含む感光性有機材料 - Google Patents

Uv吸収剤を含む感光性有機材料

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JPH0812893A
JPH0812893A JP41341290A JP41341290A JPH0812893A JP H0812893 A JPH0812893 A JP H0812893A JP 41341290 A JP41341290 A JP 41341290A JP 41341290 A JP41341290 A JP 41341290A JP H0812893 A JPH0812893 A JP H0812893A
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carbon atoms
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atom
alkyl group
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JP41341290A
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Godwin Berner
ベルネル ゴドヴィン
Andreas Valet
ファレット アンドレアス
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Novartis AG
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Ciba Geigy AG
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 新規なUV吸収剤を含む感光性有機材料及
び、UV吸収剤として使用することができる新規なチオ
キサントン化合物を得る。 【構成】 次式(1): で表わされる新規なチオキサントン化合物及び、UV吸
収剤として、少なくとも1種の前記の新規なチオキサン
トン化合物を含む感光性有機材料。 【効果】 本発明の感光性有機材料は、耐候後の光沢の
保留性が優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なUV吸収剤を含む
感光性有機材料、新規なチオキサントン化合物及びUV
吸収剤としてのその用途に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CH−A−379760には、光特にU
V線の有害な作用から感光性材料(ここでは、1−ヒド
ロキシキサントン化合物が使用されている)を保護する
ための方法が開示されている。
【0003】
【課題を解決するための手段】特定のアントロン、アク
リドン及びチオキサントンも前記目的のために有効に使
用し得ることが今や見出された。
【0004】本発明は、UV吸収剤として、少なくとも
1種の次式(1):
【化4】 〔式中、XはCH2 基、NH基又はS原子を表わし、R
0 は水素原子又は式−(CH2 n CO2 R(式中、n
は1又は2を表わし、そしてRは炭素原子1個ないし1
8個を有するアルキル基又は式−(CH2 CH2 O)m
H(式中、mは1ないし12を表わす)で表わされる基
を表わす)で表わされる基を表わし、R1は水素原子、
炭素原子1個ないし12個を有するアルキル基、ヒドロ
キシル基により置換された及び/又は酸素原子により中
断された炭素原子2個ないし18個を有するアルキル
基、炭素原子2個ないし12個を有するアルケニル基又
は−COR4 基(式中、R4 は炭素原子1個ないし12
個を有するアルキル基、炭素原子2個ないし12個を有
するアルケニル基、−(CH2 y COR5 基又は−O
CH2 CH(OH)CH2 OCOR5 基を表わす)を表
わし、又はR1 は−(CH2 y OCOR5 基を表わ
し、式中、R5 は炭素原子1個ないし12個を有するア
ルキル基又は炭素原子2個ないし12個を有するアルケ
ニル基を表わし、そしてyは1ないし12を表わし、、
2 及びR3 は互いに独立して水素原子、炭素原子1個
ないし12個を有するアルキル基、炭素原子2個ないし
12個を有するアルケニル基、−OR1 基(式中、R1
は定義されたものと同じ意味を表わす)、又は塩素原子
を表わし、そしてR6 は水素原子又は炭素原子1個ない
し4個を有するアルキル基を表わす〕で表わされる化合
物を含む感光性有機材料に関するものである。
【0005】本発明は更に、式(1)で表わされる化合
物を所望により立体障害アミンと共に使用することによ
りUV照射から感光性有機材料を保護するための方法、
式(1)で表わされるチオキサントン化合物及びその製
造方法に関するものである。
【0006】本発明の材料中に存在する式(1)で表わ
される化合物において、置換基R0は水素原子又は式−
(CH2 n CO2 Rで表わされる基の何れかを表わ
す。前記式中、Rは炭素原子1個ないし18個を有する
アルキル基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ウンデ
1ル基、ドデシル基、ヘキサデシル基及びオクタデシル
キ基、並びに相当する分岐鎖状異性体、又は式−(CH
2 CH2 O)m H(式中、mは1ないし12を表わす)
で表わされる基を表わす。指数nは、1又は2を表わ
す。水素原子とは別に、R1 は炭素原子1個ないし18
個を有するアルキル基、例えばメチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、デシル基、ドデシル基、ヘキサデシル基又はオク
タデシルキ基を表わし、相当する分岐鎖状アルキル基で
あってもよい。炭素原子2個ないし18個を有するアル
キル基R1 は、一つ又はそれより多くのヒドロキシル基
により置換されていてよい。それらは一つ又はそれより
多くの酸素原子により中断されていてよく、そして所望
により更に一つ又はそれより多くのヒドロキシル基を有
し得る。前記アルキル基の例は、−(CH2 x O(C
2 y H基及び−(CH2 x O(CH2 yO(C
2 z H基(x及びyの合計又はx、y及びzの合計
は2を表わすか、又は各々3ないし18を表わす)、及
び−CH2 CH(OH)CH2 (O)r (CH2 s
基(式中、rは0又は1を表わし、そしてsは1ないし
15を表わす)のような群である。
【0007】R1 は更に、炭素原子2個ないし12個を
有するアルケニル基、例えばエテニル基、プロペニル
基、ブテニル基、ヘキセニル基、オクテニル基、ノネニ
ル基及びドデセニル基を表わし、アルケニル基R1 は多
不飽和性であってもよい。R1は更に、相当する分岐鎖
状異性体であってもよい。
【0008】R1 が式−COR4 で表わされる基を表わ
す場合は、R4 は炭素原子1個ないし12個を有するア
ルキル基、炭素原子2個ないし12個を有するアルケニ
ル基(適する基の例は上記のものである)、又は他に−
(CH2 y COR5 基又は−OCH2 CH(OH)C
2 OCOR5 基(式中、R5 は炭素原子1個ないし1
2個を有するアルキル基又は炭素原子2個ないし12個
を有するアルケニル基を表わし(例は上記参照)、そし
てyは1ないし12を表わす)を表わす。
【0009】R1 は更に−(CH2 y OCOR5
(式中、R5 及びy は定義されたものと同じ意味を表わ
す)を表わす。
【0010】置換基R2 及びR3 は互いに独立して水素
原子、炭素原子1個ないし12個を有するアルキル基、
炭素原子2個ないし12個を有するアルケニル基(例は
上記参照)、−OR1 基(式中、R1 は定義されたもの
と同じ意味を表わす)、又は塩素原子を表わす。
【0011】水素原子とは別に、R6 は炭素原子1個な
いし4個を有するアルキル基、例えばメチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基又は第三ブチル基を表
わす。
【0012】二価基XはCH2 基、NH基又はS原子を
表わす。式(1)で表わされる化合物が立体障害アミン
又はヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール誘導体と共
に使用される場合には、Xは更にO原子を表わしてもよ
い。
【0013】式(1)で表わされる化合物において、置
換基R2 及びR3 は好ましくは水素原子を表わす。
【0014】他の好ましい式(1)で表わされる化合物
は、式中、R0 が式−CH2 CH2CO2 R(式中、R
は炭素原子1個ないし18個を有するアルキル基又は式
−(CH2 CH2 O)m H(式中、mは6ないし8を表
わす)で表わされる基を表わす)で表わされる基を表わ
す化合物、及び式中、R0 が式−CH2 CH2 CO2
3 で表わされる基を表わす化合物である。
【0015】好ましく使用される式(1)で表わされる
化合物の他の群においては、置換基R1 が水素原子、炭
素原子4個ないし8個を有するアルキル基、ヒドロキシ
ル基により置換された及び/又は酸素原子により中断さ
れた炭素原子2個ないし12個を有するアルキル基、炭
素原子4個ないし12個を有するアルケニル基又は−C
OR4 基(式中、R4 は炭素原子4個ないし8個を有す
るアルキル基を表わす)を表わす。
【0016】前記化合物において、式中、置換基R1
水素原子又は各々炭素原子4個ないし8個を有するアル
キル基又はアルケニル基を表わす化合物が特に適する。
【0017】少なくとも1種の式(1)で表わされる化
合物を含む保護層例えばラッカーを備えるか又は、前記
化合物を有機材料に慣用の方法で混入することにより、
UV照射の有害な作用から感光性有機材料を保護するこ
とができる。式(1)〔式中、XはCH2 基、NH基、
O原子又はS原子を表わす〕で表わされる前記化合物
と、立体障害アミン型の公知の光安定剤との又はヒドロ
キシフェニルベンゾトリアゾール誘導体との組み合わせ
は、この目的のために有効に使用され得る。
【0018】本発明に従って光の有害作用から保護され
得る感光性有機材料の種々の例は下記のものである。
【0019】1.モノオレフィン及びジオレフィンのポ
リマー、例えばポリプロピレン、ポリイソブチレン、ポ
リブテ−1−エン、ポリメチルペンテ−1−エン、ポリ
イソプレン又はポリブタジエン、並びにシクロオレフィ
ンのポリマー、例えばシクロペンテン又はノルボルネン
のポリマー、及びポリエチレン(これは、非架橋であっ
ても架橋されていてもよい)、例えば高密度ポリエチレ
ン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)及び
直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)。
【0020】2.1)において記載したポリマーの混合
物、例えばポリプロピレンとポリイソプレンとの混合物
及びポリプロピレンとポリエチレンとの混合物(例え
ば、PP/HDPE、PP/LDPE)及びポリエチレ
ンの異なる種類の混合物(例えば、LDPE/HDP
E)。
【0021】3.モノオレフィン及びジオレフィンの互
いの又は他のビニルモノマーとのコポリマー、例えばエ
チレン/プロピレンコポリマー、直鎖状低密度ポリエチ
レン(LLDPE)及び低密度ポリエチレン(LDP
E)とのその混合物、プロピレン/ブテ−1−エンコポ
リマー、プロピレン/イソブチレンコポリマー、エチレ
ン/ブテ−1−エンコポリマー、エチレン/ヘキセンコ
ポリマー、エチレン/メチルペンテンコポリマー、エチ
レン/ヘプテンコポリマー、エチレン/オクテンコポリ
マー、プロピレン/ブタジエンコポリマー、イソブチレ
ン/イソプレンコポリマー、エチレン/アルキルアクリ
レートコポリマー、エチレン/アルキルメタクリレート
コポリマー、エチレン/酢酸ビニルコポリマー又はエチ
レン/アクリル酸コポリマー及びそれらの塩(イオノマ
ー)、並びにエチレンとプロピレン及びジエン例えばヘ
キサジエン、ジシクロペンタジエン又はエチリデンノル
ボルネンとのターポリマー;及び更に前記コポリマーの
互いの及び1)において記載したポリマーとの混合物、
例えばポリプロピレン−エチレン/プロピレンコポリマ
ー、LDPE−エチレン/酢酸ビニルコポリマー、LD
PE−エチレン/アクリル酸コポリマー、LLDPE−
エチレン/酢酸ビニルコポリマー及びLLDPE−エチ
レン/アクリル酸コポリマー。
【0022】3a.炭化水素樹脂(例えば炭素原子数5
ないし9)〔その水素化変性体(例えば接着剤)を含
む〕。
【0023】4.ポリスチレン、ポリ(p−メチルスチ
レン)及びポリ(α−メチルスチレン)。
【0024】5.スチレン又はα−メチルスチレンとジ
エン又はアクリル酸誘導体とのコポリマー、例えばスチ
レン/ブタジエン、スチレン/アクリロニトリル、スチ
レン/アルキルメタクリレート、スチレン/ブタジエン
/アルキルアクリレート、スチレン/マレイン酸無水物
及びスチレン/アクリロニトリル/メチルアクリレー
ト;スチレンコポリマーと他のポリマー例えばポリアク
リレート、ジエンポリマー又はエチレン/プロピレン/
ジエンターポリマーとの高衝撃性混合物;及びスチレン
のブロックコポリマー、例えばスチレン/ブタジエン/
スチレン、スチレン/イソプレン/スチレン、スチレン
/エチレン−ブチレン/スチレン又はスチレン/エチレ
ン−プロピレン/スチレン。
【0025】6.スチレン又はα−メチルスチレンのグ
ラフトコポリマー、例えばポリブタジエンへのスチレン
のグラフトコポリマー;ポリブタジエン/スチレン又は
ポリブタジエン/アクリロニトリルコポリマーへのスチ
レンのグラフトコポリマー;ポリブタジエンへのスチレ
ン及びアクリロニトリル(又はメタクリロニトリル)の
グラフトコポリマー;ポリブタジエンへのアクリロニト
リル及びメチルメタクリレートのグラフトコポリマー;
ポリブタジエンへのスチレン及びマレイン酸無水物のグ
ラフトコポリマー;ポリブタジエンへのスチレン、アク
リロニトリル及びマレイン酸無水物又はマレイミドのグ
ラフトコポリマー;ポリブタジエンへのスチレン及びマ
レイミドのグラフトコポリマー;ポリブタジエンへのス
チレン及びアルキルアクリレート又はアルキルメタクリ
レートのグラフトコポリマー;エチレン/プロピレン/
ジエンターポリマーへのスチレン及びアクリロニトリル
のグラフトコポリマー;ポリアルキルアクリレート又は
ポリアルキルメタクリレートへのスチレン及びアクリロ
ニトリルのグラフトコポリマー;及びアクリレート/ブ
タジエンコポリマーへのスチレン及びアクリロニトリル
のグラフトコポリマー;並びに5)において記載したコ
ポリマーとのそれらの混合物、例えばABS、MBS、
ASA又はAESポリマーとして知られる混合物。
【0026】7.ハロゲン化ポリマー、例えばポリクロ
ロプレン、塩素化ゴム、塩素化又はスルホクロル化ポリ
エチレン、エチレンと塩素化エチレンとのコポリマー、
及びエピクロロヒドリンホモポリマー及びコポリマー、
及び特にハロゲン化ビニル化合物のポリマー、例えばポ
リ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ弗化ビニル及
びポリ弗化ビニリデン;並びにそれらのコポリマー、例
えば塩化ビニル/塩化ビニリデン、塩化ビニル/酢酸ビ
ニル又は塩化ビニリデン/酢酸ビニル。
【0027】8.α,β−不飽和酸及びその誘導体から
誘導されたポリマー、例えばポリアクリレート及びポリ
メタクリレート、ポリアクリルアミド及びポリアクリロ
ニトリル。
【0028】9.8)において記載したモノマーの互い
の又は他の不飽和モノマーとのコポリマー、例えばアク
リロニトリル/ブタジエンコポリマー、アクリロニトリ
ル/アルキルアクリレートコポリマー、アクリロニトリ
ル/アルコキシアルキルアクリレートコポリマー又はア
クリロニトリル/ハロゲン化ビニルコポリマー、又はア
クリロニトリル/アルキルメタクリレート/ブタジエン
ターポリマー。
【0029】10.不飽和アルコールとアミン又はその
アシル誘導体又アセタールとから誘導されたポリマー、
例えばポリビニルアルコール、ポリビニルアセテート、
ポリビニルステアレート、ポリビニルベンゾエート、ポ
リビニルマレエート、ポリビニルブチラール、ポリアリ
ルフタレート又はポリアリルメラミン;並びに1)にお
いて記載したオレフィンとのそのコポリマー。
【0030】11.環状エーテルのホモポリマー及びコ
ポリマー、例えばポリアルキレングリコール、ポリエチ
レンオキシド、ポリプロピレンオキシド又はビスグリシ
ジルエーテルとのそのコポリマー。
【0031】12.ポリアセタール、例えばポリオキシ
メチレン、及びコモノマー例えばエチレンオキシドを含
むポリオキシメチレン;及び熱可塑性ポリウレタン、ア
クリレート又はMBSを用いて変性されたポリアセター
ル。
【0032】13.ポリフェニレンオキシド及びスルフ
ィド及びスチレンポリマー又はポリアミドとのそれらの
混合物。
【0033】14.一成分としての末端ヒドロキシル基
を有するポリエーテル、ポリエステル及びポリブタジエ
ンと、他成分としての脂肪族又は芳香族ポリイソシアネ
ートとから誘導されたポリウレタン、並びにその前駆物
質。
【0034】15.ジアミンとジカルボン酸とから及び
/又はアミノカルボン酸又は相当するラクタムから誘導
されたポリアミド及びコポリアミド、例えばポリアミド
4、ポリアミド6、ポリアミド6/6,6/10,6/
9,6/12及び4/6、ポリアミド11、ポリアミド
12、及びm−キシリレンジアミンとアジピン酸とから
得られた芳香族ポリアミド;ヘキサメチレンジアミンと
イソフタル酸及び/又はテレフタル酸と、所望により変
性剤としてのエラストマーとから製造されたポリアミ
ド、例えばポリ−2,4,4−トリメチルヘキサメチレ
ンテレフタルアミド又はポリ−m−フェニレンイソフタ
ルアミド;前記ポリアミドとポリオレフィン、オレフィ
ンコポリマー、イオノマー又は化学的に結合したか又は
グラフトしたエラストマーとの、又はポリエーテル例え
ばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール
又はポリテトラメチレングリコールとのブロックコポリ
マー;及び更にEPDM又はABSを用いて変性された
ポリアミド又はコポリアミド、及び加工中に縮合したポ
リアミド(“RIMポリアミド系”)
【0035】16.ポリ尿素、ポリイミド、ポリアミド
−イミド及びポリベンズイミダゾール。
【0036】17.ジカルボン酸とジアルコールとから
及び/又はヒドロキシカルボン酸又は相当するラクトン
から誘導されたポリエステル、例えばポリエチレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ−1,
4−ジメチロールシクロヘキサンテレフタレート及びポ
リヒドロキシベンゾエート、並びにヒドロキシル末端ポ
リエーテルから誘導されたポリエーテル−エステル;及
び更にポリカーボネート又はMBSを用いて変性された
ポリエステル。
【0037】18.ポリカーボネート及びポリエステル
−カーボネート。
【0038】19.ポリスルホン、ポリエーテル−スル
ホン及びポリエーテル−ケトン。
【0039】20.一成分としてのアルデヒドと他成分
としてのフェノール、尿素又はメラミンとから誘導され
た架橋ポリマー、例えばフェノール/ホルムアルデヒド
樹脂、尿素/ホルムアルデヒド樹脂及びメラミン/ホル
ムアルデヒド樹脂。
【0040】21.乾性及び非乾性アルキド樹脂。
【0041】22.飽和及び不飽和ジカルボン酸と多価
アルコール、及び架橋剤としてのビニル化合物とから誘
導された不飽和ポリエステル樹脂、及び更にその低燃焼
性のハロゲン化変性体。
【0042】23.置換アクリル酸エステル、例えばエ
ポキシアクリレート、ウレタンアクリレート又はポリエ
ステルアクリレートから誘導された架橋性アクリル樹
脂。
【0043】24.メラミン樹脂、尿素樹脂、ポリイソ
シアネート又はエポキシ樹脂を用いて架橋されたアルキ
ド樹脂、ポリエステル樹脂及びアクリレート樹脂。
【0044】25.ポリエポキシドから、例えばビスグ
リシジルエーテルから又は脂環式ジエポキシドから誘導
された架橋エポキシ樹脂。
【0045】26.天然ポリマー、例えばセルロース、
天然ゴム及びゼラチン、及びポリマー均質化方法により
化学的に変性されたそれらの誘導体、例えば酢酸セルロ
ース、プロピオン酸セルロース及び酪酸セルロース、又
はセルロースエーテル、例えばメチルセルロース;及び
ロジン及び誘導体。
【0046】27.前記ポリマーの混合物(ポリブレン
ド)、例えばPP/EPDM、ポリアミド/EPDM又
はABS、PVC/EVA、PVC/ABS、PVC/
MBS、PC/ABS、PBTP/ABS、PC/AS
A、PC/PBT、PVC/CPE、PVC/アクリレ
ート、POM/熱可塑性PUR、PC/熱可塑性PU
R、POM/アクリレート、POM/MBS、PPO/
HIPS、PPO/PA66及びコポリマー、PA/H
DPE、PA/PP及びPA/PPO。
【0047】式(1)〔式中、XはCH2 基、NH基、
O原子又はS原子を表わす〕で表わされる化合物と組み
合わせて使用することができる障害アミンの例は、少な
くとも一つの次式:
【化5】 〔式中、Rは水素原子又はメチル基を表わす〕で表わさ
れる基を含むポリアルキルピペリジン化合物である。R
は好ましくは水素原子を表わす。前記化合物はポリアル
キルピペリジンの誘導体、特に2,2,6,6−テトラ
メチルピペリジンである。これらの化合物は、好ましく
はピペリジン環の4位に一つ又は二つの極性置換基又は
極性スピロ環系を有する。前記化合物は、低分子量の又
はオリゴマー状の又はポリマー状の化合物であってよ
い。
【0048】下記種類のポリアルキルピペリジンは特に
重要である。
【0049】a)次式III:
【化6】 〔式中、nは1ないし4、好ましくは1又は2の数を表
わし、Rは水素原子又はメチル基を表わし、R21は水素
原子、オキシル基、ヒドロキシル基、炭素原子数1ない
し12のアルキル基、炭素原子数3ないし8のアルケニ
ル基、炭素原子数3ないし8のアルキニル基、炭素原子
数7ないし12のアルアルキル基、炭素原子数1ないし
18のアルコキシ基、炭素原子数5ないし8のシクロア
ルコキシ基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルコキ
シ基、炭素原子数1ないし8のアルカノイル基、炭素原
子数3ないし5のアルケノイル基、炭素原子数1ないし
18のアルカノイルオキシ基、ベンジルオキシ基、グリ
シジル基又は基−CH2 CH(OH)Z(式中、Zは水
素原子、メチル基又はフェニル基を表わす)を表わし、
21は好ましくは水素原子、炭素原子数1ないし4のア
ルキル基、アリル基、ベンジル基、アセチル基又はアク
リロイル基を表わし、そしてR22はnが1を表わす場合
には水素原子、酸素原子1個又はそれより多くにより中
断されていてよい炭素原子数1ないし18のアルキル
基、シアノエチル基、ベンジル基、グリシジル基、脂肪
族,脂環式,芳香脂肪族,不飽和又は芳香族カルボン
酸、カルバミン酸又は燐含有酸の一価基、又は一価シリ
ル基、好ましくは炭素原子2個ないし18個を有する脂
肪族カルボン酸基、炭素原子7個ないし15個を有する
脂環式カルボン酸基、炭素原子3個ないし5個を有する
α,β−不飽和カルボン酸基、又は炭素原子7個ないし
15個を有する芳香族カルボン酸基を表わし、R22はn
が2を表わす場合には炭素原子数1ないし12のアルキ
レン基、炭素原子数4ないし12のアルケニレン基、キ
シリレン基、脂肪族,脂環式,芳香脂肪族又は芳香族ジ
カルボン酸、ジカルバミン酸又は燐含有酸の二価基、又
は二価シリル基、好ましくは炭素原子2個ないし36個
を有する脂肪族ジカルボン酸基、炭素原子8個ないし1
4個を有する脂環式又は芳香族ジカルボン酸基、炭素原
子8個ないし14個を有する脂肪族,脂環式又は芳香族
ジカルバミン酸基を表わし、R22はnが3を表わす場合
には脂肪族,脂環式又は芳香族トリカルボン酸の、芳香
族トリカルバミン酸の又は燐含有酸の三価基、又は三価
シリル基を表わし、そしてR22はnが4を表わす場合に
は脂肪族,脂環式又は芳香族テトラカルボン酸の四価基
を表わす。
【0050】何れかの炭素原子数1ないし12のアルキ
ル基は、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、
n−ブチル基、第二ブチル基、第三ブチル基、n−ヘキ
シル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、n−
ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基又はn−ド
デシル基を表わす。
【0051】炭素原子数1ないし18のアルキル基とし
てのR21及びR22は、例えば上記基及び更に例えばn−
トリデシル基、n−テトラデシル基、n−ヘキサデシル
基又はn−オクタデシル基を表わし得る。
【0052】炭素原子数3ないし8のアルケニル基とし
てのR21は、例えばプロペ−1−エニル基、アリル基、
メタリル基、ブテ−2−エニル基、ペンテ−2−エニル
基、ヘキセ−2−エニル基、オクテ−2−エニル基又は
4−第三ブチルブテ−2−エニル基を表わし得る。
【0053】炭素原子数3ないし8のアルキニル基とし
てのR21は、好ましくはプロパルギル基を表わす。
【0054】炭素原子数7ないし12のアルアルキル基
としてのR21は、特にフェネチル基及び特にベンジル基
を表わす。
【0055】炭素原子数1ないし8のアルカノイル基と
してのR21は、例えばホルミル基、プロピオニル基、ブ
チリル基又はオクタノイル基を表わすが、しかし好まし
くはアセチル基を表わし、そして炭素原子数3ないし5
のアルケノイル基としてのR21は、特にアクリロイル基
を表わす。
【0056】炭素原子数1ないし18のアルコキシ基と
してのR21は、例えばヘキシルオキシ基、ヘプチルオキ
シ基、オクチルオキシ基又はデシルオキシ基を表わす。
シクロアルコキシ基としてのR21は、好ましくはシクロ
ヘキシルオキシ基を表わす。フェニルアルコキシ基とし
てのR21は、好ましくはベンジルオキシ基を表わす。ア
ルカノイルオキシ基としてのR21は、例えばアセトキシ
基、ブチロイルオキシ基、ヘキサノイルオキシ基、オク
タノイルオキシ基、デカノイルオキシ基又はステアロイ
ルオキシ基を表わす。
【0057】カルボン酸の一価基としてのR22は、例え
ば酢酸基、カプロイン酸基、ステアリン酸基、アクリル
酸基、メタクリル酸基、安息香酸基又はβ−(3,5−
ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸
基を表わす。
【0058】ジカルボン酸の二価基としてのR22は、例
えばマロン酸基、コハク酸基、グルタル酸基、アジピン
酸基、スベリン酸基、セバシン酸基、マレイン酸基、イ
タコン酸基、フタル酸基、ジブチルマロン酸基、ジベン
ジルマロン酸基、ブチル(3,5−ジ−第三ブチル−4
−ヒドロキシベンジル)マロン酸基又はビシクロヘプテ
ンジカルボン酸基を表わす。
【0059】トリカルボン酸の三価基としてのR22は、
例えばトリメリト酸基、クエン酸基又はニトリロ三酢酸
基を表わす。
【0060】テトラカルボン酸の四価基としてのR
22は、例えばブタン−1,2,3,4−テトラカルボン
酸又はピロメリト酸の四価基を表わす。
【0061】ジカルバミン酸の二価基としてのR22は、
例えばヘキサメチレンジカルバミン酸基又は2,4−ト
ルイレンジカルバミン酸基を表わす。
【0062】好ましい式IIIで表わされる化合物は、
式中、Rが水素原子を表わし、R21が水素原子又はメチ
ル基を表わし、nが1を表わし、そしてR22が炭素原子
数1ないし18のアルキル基を表わすか、又はnが2を
表わし、そしてR22が炭素原子4個ないし12個を有す
る脂肪族ジカルボン酸のジアシル基を表わす化合物であ
る。
【0063】下記の化合物はこの種類のポリアルキルピ
ペリジン化合物の例である。
【0064】1)4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジン 2)1−アリル−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジン 3)1−ベンジル−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−
テトラメチルピペリジン 4)1−(4−第三ブチルブテ−2−エニル)−4−ヒ
ドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン 5)4−ステアロイルオキシ−2,2,6,6−テトラ
メチルピペリジン 6)1−エチル−4−サリチロイルオキシ−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン 7)4−メタクリロイルオキシ−1,2,2,6,6−
ペンタメチルピペリジン 8)1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン−4
−イルβ−(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート 9)ジ(1−ベンジル−2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン−4−イル)マレエート 10)ジ(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−
4−イル)スクシネート 11)ジ(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−
4−イル)グルタレート 12)ジ(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−
4−イル)アジペート 13)ジ(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−
4−イル)セバケート 14)ジ(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジ
ン−4−イル)セバケート 15)ジ(1,2,3,6−テトラメチル−2,6−ジ
エチルピペリジン−4−イル)セバケート 16)ジ(1−アリル−2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン−4−イル)フタレート 17)1−ヒドロキシ−4−β−シアノエトキシ−2,
2,6,6−テトラメチルピペリジン 18)1−アセチル−2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン−4−イルアセテート 19)トリ(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
−4−イル)トリメリテート 20)1−アクリロイル−4−ベンジルオキシ−2,
2,6,6−テトラメチルピペリジン 21)ジ(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−
4−イル)ジエチルマロネート 22)ジ(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−
4−イル)ジブチルマロネート 23)ジ(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−
4−イル)ブチル(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロ
キシベンジルマロネート 24)ジ(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テト
ラメチルピペリジン−4−イル)セバケート 25)ジ(1−シクロヘキシルオキシ−2,2,6,6
−テトラメチルピペリジン−4−イル)セバケート 26)ヘキサン−1′,6′−ビス(4−カルバモイル
オキシ−1−n−ブチル−2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジン) 27)トルエン−2′,4′−ビス(4−カルバモイル
オキシ−1−n−プロピル−2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジン) 28)テトラ(2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン−4−イル)ブタン−1,2,3,4−テトラカルボ
キシレート 29)テトラ(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペ
リジン−4−イル)ブタン−1,2,3,4−テトラカ
ルボキシレート 30)トリス(1−プロピル−2,2,6,6−テトラ
メチルピペリジン−4−イル)ホスフィット 31)トリス(1−プロピル−2,2,6,6−テトラ
メチルピペリジン−4−イル)ホスフェート 32)フェニル〔ビス(1,2,2,6,6−ペンタメ
チルピペリジン−4−イル)〕ホスホネート 33)4−ヒドロキシ−1,2,2,6,6−ペンタメ
チルピペリジン 34)4−ヒドロキシ−N−ヒドロキシエチル−2,
2,6,6−テトラメチルピペリジン 35)4−ヒドロキシ−N−(2−ヒドロキシプロピ
ル)−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン 36)1−グリシジル−4−ヒドロキシ−2,2,6,
6−テトラメチルピペリジン
【0065】b)次式IV:
【化7】 〔式中、nは1又は2の数を表わし、R及びR21はa)
において定義されたものと同じ意味を表わし、R23は水
素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原
子数2ないし5のヒドロキシアルキル基、炭素原子数5
ないし7のシクロアルキル基、炭素原子数7又は8のア
ルアルキル基、炭素原子数2ないし18のアルカノイル
基、炭素原子数3ないし5のアルケノイル基、ベンゾイ
ル基又は次式:
【化8】 で表わされる基を表わし、そしてR24はnが1を表わす
場合には水素原子、炭素原子数1ないし18のアルキル
基、炭素原子数3ないし8のアルケニル基、炭素原子数
5ないし7のシクロアルキル基;ヒドロキシル基,シア
ノ基,アルコキシカルボニル基又はカルバミド基により
置換された炭素原子数1ないし4のアルキル基、グリシ
ジル基又は式−CH2 CH(OH)Z又は式−CONH
Z(式中、Zは水素原子、メチル基又はフェニル基を表
わす)で表わされる基を表わし、R24はnが2を表わす
場合には炭素原子数2ないし12のアルキレン基、炭素
原子数6ないし12のアリーレン基、キシリレン基、基
−CH2 CH(OH)CH2 −又は基−CH2 CH(O
H)CH2 ODO−(式中、Dは炭素原子数1ないし1
0のアルキレン基、炭素原子数6ないし15のアリーレ
ン基又は炭素原子数6ないし12のシクロアルキレン基
を表わす)を表わし、又は、R23がアルカノイル基、ア
ルケノイル基又はベンゾイル基を表わさない場合には、
24は脂肪族,脂環式又は芳香族ジカルボン酸又はジカ
ルバミン酸の二価基又は基−CO−を表わしてもよく、
又はR23及びR24は一緒になって、nが1を表わす場合
には、脂肪族,脂環式又は芳香族1,2−又は1,3−
ジカルボン酸の二価基を表わし得る〕で表わされる化合
物。
【0066】何れかの炭素原子数1ないし12又は炭素
原子数1ないし18のアルキル置換基は、既にa)にお
いて定義されたものと同じ意味を表わす。
【0067】何れかの炭素原子数7又は8のシクロアル
キル置換基は、特にシクロヘキシル基を表わす。
【0068】炭素原子数7又は8のアルアルキル基とし
てのR23は、特にフェニルエチル基又は特にベンゾイル
基を表わす。炭素原子数2ないし5のヒドロキシルアル
キル基としてのR23は、特に2−ヒドロキシルエチル基
又は2−ヒドロキシルプロピル基を表わす。
【0069】炭素原子数2ないし18のアルカノイル基
としてのR23は、例えばプロピオニル基、ブチリル基、
オクタノイル基、ドデカノイル基、ヘキサデカノイル基
又はオクタデカノイル基、しかし好ましくはアセチル基
を表わし、そして炭素原子数3ないし5のアルケノイル
基としてのR23は、特にアクリロイル基を表わす。
【0070】炭素原子数2ないし8のアルケニル基とし
てのR24は、例えばアリル基、メタリル基、ブテ−2−
エニル基、ペンテ−2−エニル基、ヘキセ−2−エニル
基又はオクテ−2−エニル基を表わす。
【0071】ヒドロキシル基,シアノ基,アルコキシカ
ルボニル基又はカルバミド基により置換された炭素原子
数1ないし4のアルキル基としてのR24は、例えば2−
ヒドロキシルエチル基、2−ヒドロキシルプロピル基、
2−シアノエチル基、メトキシカルボニルメチル基、2
−エトキシカルボニルエチル基、2−アミノカルボニル
プロピル基又は2−(ジメチルアミノカルボニル)エチ
ル基であってよい。
【0072】何れかの炭素原子数2ないし12のアルキ
レン置換基は、例えばエチレン基、プロピレン基、2,
2−ジメチルプロピレン基、テトラメチレン基、ヘキサ
メチレン基、オクタメチレン基、デカメチレン基又はド
デカメチレン基を表わす。
【0073】何れかの炭素原子数6ないし15のアルキ
レン置換基は、例えばo−,m−又はp−フェニレン
基、1,4−ナフチレン基又は4,4′−ジフェニレン
基を表わす。
【0074】炭素原子数6ないし12のシクロアルキレ
ン基としてのDは、特にシクロヘキシレン基を表わす。
【0075】好ましい式IVで表わされる化合物は、式
中、nが1又は2を表わし、Rが水素原子を表わし、R
21が水素原子又はメチル基を表わし、R23が水素原子、
炭素原子数1ないし12のアルキル基又は次式:
【化9】 で表わされる基を表わし、そしてR24が、n=1である
場合には、水素原子又は炭素原子数1ないし12のアル
キル基を表わし、そしてn=2である場合には、炭素原
子数2ないし8のアルキレン基を表わす化合物である。
【0076】下記の化合物はこの種類のポリアルキルピ
ペリジン化合物の例である。
【0077】37)N,N′−ビス(2,2,6,6−
テトラメチルピペリジン−4−イル)ヘキサメチレン−
1,6−ジアミン 38)N,N′−ビス(2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン−4−イル)ヘキサメチレン−1,6−ジア
セトアミド 39)ビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
−4−イル)アミン 40)4−ベンゾイルアミノ−2,2,6,6−テトラ
メチルピペリジン 41)N,N′−ビス(2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン−4−イル)−N,N′−ジブチルアジパミ
ド 42)N,N′−ビス(2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン−4−イル)−N,N′−ジシクロヘキシル
−2−ヒドロキシプロピレン−1,3−ジアミン 43)N,N′−ビス(2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン−4−イル)−p−キシリレンジアミン 44)N,N′−ビス(2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン−4−イル)スクシンジアミド 45)ジ(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−
4−イル)N−(2,2,6,6−テトラメチルピペリ
ジン−4−イル)−β−アミノジプロピオネート 46)次式:
【化10】 で表わされる化合物。 47)4−(ビス−2−ヒドロキシエチルアミノ)−
1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン 48)4−(3−メチル−4−ヒドロキシ−5−第三ブ
チルベンズアミド)−2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン 49)4−メタクリルアミド−1,2,2,6,6−ペ
ンタメチルピペリジン
【0078】次式V:
【化11】 〔式中、nは1又は2の数を表わし、R及びR21はa)
において定義されたものと同じ意味を表わし、そしてR
25は、nが1を表わす場合には炭素原子数2ないし8の
アルキレン基、炭素原子数2ないし8のヒドロキシアル
キレン基又は炭素原子数4ないし22のアシルオキシア
ルキレン基を表わし、そしてnが2を表わす場合には基
(−CH2 2 C(CH2 −)2 を表わす〕で表わされ
る化合物。
【0079】炭素原子数4ないし22のアシルオキシア
ルキレン基としてのR25は、例えば2−エチル−2−ア
セトキシメチルプロピレン基を表わす。
【0080】下記の化合物はこの種類のポリアルキルピ
ペリジン化合物の例である。
【0081】50)9−アザ−8,8,10,10−テ
トラメチル−1,5−ジオキサスピロ〔5.5〕ウンデ
カン 51)9−アザ−8,8,10,10−テトラメチル−
3−エチル−1,5−ジオキサスピロ〔5.5〕ウンデ
カン 52)8−アザ−2,7,7,8,9,9−ヘキサメチ
ル−1,4−ジオキサスピロ〔4.5〕デカン 53)9−アザ−3−ヒドロキシメチル−3−エチル−
8,8,9,10,10−ペンタメチル−1,5−ジオ
キサスピロ〔5.5〕ウンデカン 54)9−アザ−3−エチル−3−アセトキシメチル−
9−アセチル−8,8,10,10−テトラメチル−
1,5−ジオキサスピロ〔5.5〕ウンデカン 55)2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−
スピロ−2′−(1′,3′−ジオキサン)−5′−ス
ピロ−5″−(1″,3″−ジオキサン)−2″−スピ
ロ−4″′−(2″′,2″′,6″′,6″′−テト
ラメチルピペリジン)
【0082】d)次式VIA,VIB及びVIC:
【化12】 〔式中、nは1又は2の数を表わし、R及びR21はa)
において定義されたものと同じ意味を表わし、R26は水
素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、アリル
基、ベンジル基、グリシジル基又は炭素原子数2ないし
6のアルコキシアルキル基を表わし、R27はnが1を表
わす場合には水素原子、炭素原子数1ないし12のアル
キル基、炭素原子数3ないし5のアルケニル基、炭素原
子数7ないし9のアルアルキル基、炭素原子数5ないし
7のシクロアルキル基、炭素原子数2ないし4のヒドロ
キシアルキル基、炭素原子数2ないし6のアルコキシア
ルキル基、炭素原子数6ないし10のアリール基、グリ
シジル基又は式−(CH2 p COOQ又は式−(CH
2 p OCOQ(式中、pは1又は2を表わし、そして
Qは炭素原子数1ないし4のアルキル基又はフェニル基
を表わす)で表わされる基を表わし、そしてR27はnが
2を表わす場合には炭素原子数2ないし12のアルキレ
ン基、炭素原子数4ないし12のアルケニレン基、炭素
原子数6ないし12のアリーレン基、基−CH2 CH
(OH)CH2 ODOCH2 CH(OH)CH2 −(式
中、Dは炭素原子数2ないし10のアルキレン基、炭素
原子数6ないし15のアリーレン基又は炭素原子数6な
いし12のシクロアルキレン基を表わす)、又は基−C
2 CH(OZ′)CH2 (OCH2 CH(OZ′)C
22 −(式中、Z′は水素原子、炭素原子数1ない
し18のアルキル基、アリル基、ベンジル基、炭素原子
数2ないし12のアルカノイル基又はベンゾイル基を表
わす)を表わし、そしてT1 及びT2 は互いに独立して
水素原子、炭素原子数1ないし18のアルキル基又は炭
素原子数6ないし10のアリール基又は非置換又はハロ
ゲン原子又は炭素原子数1ないし4のアルキル基により
置換された炭素原子数7ないし9のアルアルキル基を表
わし、又はT1 及びT2 はそれらが結合している炭素原
子特と一緒になって炭素原子数5ないし12のシクロア
ルカン環を形成する〕で表わされる化合物。
【0083】何れかの炭素原子数1ないし12のアルキ
ル置換基は、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル
基、n−ブチル基、第二ブチル基、第三ブチル基、n−
ヘキシル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、
n−ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基又はn
−ドデシル基を表わす。
【0084】何れかの炭素原子数1ないし18のアルキ
ル置換基は、例えば上記の基であってよく、そして更に
例えばn−トリデシル基、n−テトラデシル基、n−ヘ
キサデシル基又はn−オクタデシル基を表わす。
【0085】何れかの炭素原子数2ないし6のアルコキ
シアルキル置換基は、例えばメトキシメチル基、エトキ
シメチル基、プロポキシメチル基、第三ブトキシメチル
基、エトキシエチル基、エトキシプロピル基、n−ブト
キシエチル基、第三ブトキシエチル基、イソプロポキシ
エチル基又はプロポキシプロピル基を表わす。
【0086】炭素原子数3ないし5のアルケニル基とし
てのR27は、例えばプロペ−1−エニル基、アリル基、
メタリル基、ブテ−2−エニル基又はペンテ−2−エニ
ル基を表わす。
【0087】炭素原子数7ないし9のアルアルキル基と
してのR27、T1 及びT2 は、特にフェネチル基又は特
にベンジル基を表わす。T1 及びT2 が炭素原子と一緒
になってシクロアルカン環を形成する場合は、前記環は
例えばシクロペンタン環、シクロヘキサン環、シクロオ
クタン環又はシクロドデカン環であってよい。
【0088】炭素原子数2ないし4のヒドロキシアルキ
ル基としてのR27は、例えば2−ヒドロキシエチル基、
2−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシブチル基又
は4−ヒドロキシブチル基を表わす。
【0089】炭素原子数6ないし10のアリール基とし
てのR27、T1 及びT2 は、特に非置換又はハロゲン原
子又は炭素原子数1ないし4のアルキル基により置換さ
れたフェニル基又はα−又はβ−ナフチル基を表わす。
【0090】炭素原子数2ないし12のアルキレン基と
してのR27は、例えばエチレン基、プロピレン基、2,
2−ジメチルプロピレン基、テトラメチレン基、ヘキサ
メチレン基、オクタメチレン基、デカメチレン基又はド
デカメチレン基を表わす。
【0091】炭素原子数4ないし12のアルケニレン基
としてのR27は、特にブテ−2−エニレン基、ペンテ−
2−エニレン基又はヘキセ−2−エニレン基を表わす。
【0092】炭素原子数6ないし12のアリーレン基と
してのR27は、例えばo−,m−又はp−フェニレン
基、1,4−ナフチレン基又は4,4′−ジフェニレン
基を表わす。
【0093】炭素原子数2ないし12のアリーレン基と
してのZ′は、例えばプロピオニル基、ブチリル基、オ
クタノイル基又はドデカノイル基、しかし好ましくはア
セチル基を表わす。
【0094】炭素原子数2ないし10のアルキレン基、
炭素原子数6ないし15のアリーレン基又は炭素原子数
6ないし12のシクロアルキレン基としてのDは、b)
において定義されたものと同じ意味を表わす。
【0095】下記の化合物はこの種類のポリアルキルピ
ペリジン化合物の例である。
【0096】56)3−ベンジル−1,3,8−トリア
ザ−7,7,9,9−テトラメチルスピロ〔4.5〕デ
カン−2,4−ジオン 57)3−n−オクチル−1,3,8−トリアザ−7,
7,9,9−テトラメチルスピロ〔4.5〕デカン−
2,4−ジオン 58)3−アリル−1,3,8−トリアザ−1,7,
7,9,9−ペンタメチルスピロ〔4.5〕デカン−
2,4−ジオン 59)3−グリシジル−1,3,8−トリアザ−7,
7,8,9,9−ペンタメチルスピロ〔4.5〕デカン
−2,4−ジオン 60)1,3,7,7,8,9,9−ヘプタメチル−
1,3,8−トリアザスピロ〔4.5〕デカン−2,4
−ジオン 61)2−イソプロピル−7,7,9,9−テトラメチ
ル−1−オキサ−3,8−ジアザ−4−オキソスピロ
〔4.5〕デカン 62)2,2−ジブチル−7,7,9,9−テトラメチ
ル−1−オキサ−3,8−ジアザ−4−オキソスピロ
〔4.5〕デカン 63)2,2,4,4−テトラメチル−7−オキサ−
3,20−ジアザ−21−オキソジスピロ〔5.1.1
1.2〕ヘンエイコサン 64)2−ブチル−7,7,9,9−テトラメチル−1
−オキサ−4,8−ジアザ−3−オキソスピロ〔4.
5〕デカン 65)8−アセチル−3−ドデシル−1,3,8−トリ
アザ−7,7,9,9−テトラメチルスピロ〔4.5〕
デカン−2,4−ジオン 又は下記式:
【化13】 で表わされる化合物。
【0097】e)次式VII:
【化14】 〔式中、nは1又は2の数を表わし、R28は次式:
【化15】 (式中、R及びR21はa)において定義されたものと同
じ意味を表わし、Eは−O−基又は−NR21−基を表わ
し、Aは炭素原子数2ないし6のアルキレン基又は−
(CH2 3 O−基を表わし、そしてxは0又は1の数
を表わす〕で表わされる基を表わし、R29はR28と同じ
意味を表わすか又は以下の基−NR3132、−OR33
−NHCH2 OR33及び−N(CH2 OR332 のうち
の一つを表わし、R30はn=1の場合にはR28又はR29
と同じ意味を表わし、そしてn=2の場合には基−EB
E−(式中、Bは−N(R31)−基により中断されてい
てよい炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わす)
を表わし、R31は炭素原子数1ないし12のアルキル
基、シクロヘキシル基、ベンジル基、炭素原子数1ない
し4のヒドロキシアルキル基又は次式:
【化16】 で表わされる基を表わし、R32は炭素原子数1ないし1
2のアルキル基、シクロヘキシル基、ベンジル基又は炭
素原子数1ないし4のヒドロキシアルキル基を表わし、
そしてR33は水素原子、炭素原子数1ないし12のアル
キル基又はフェニル基を表わし、又はR31及びR32は一
緒になって炭素原子数4又は5のアルキレン基又は炭素
原子数4又は5のオキサアルキレン基:例えば次式:
【化17】 で表わされる基、又は次式:
【化18】 で表わされる基を表わし、又はR31及びR32は各々次
式:
【化19】 で表わされる基を表わす〕で表わされる化合物。
【0098】何れかの炭素原子数1ないし12のアルキ
ル置換基は、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル
基、n−ブチル基、第二ブチル基、第三ブチル基、n−
ヘキシル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、
n−ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基又はn
−ドデシル基を表わす。
【0099】何れかの炭素原子数1ないし4のヒドロキ
シルアルキル置換基は、例えば2−ヒドロキシエチル
基、2−ヒドロキシプロピル基、3−ヒドロキシプロピ
ル基、2−ヒドロキシブチル基又は4−ヒドロキシブチ
ル基を表わす。
【0100】炭素原子数2ないし6のアルキレン基とし
てのAは、例えばエチレン基、プロピレン基、2,2−
ジメチルプロピレン基、テトラメチレン基又はヘキサメ
チレン基を表わす。
【0101】下記式で表わされる化合物は、この種類の
ポリアルキルピペリジン化合物の例である。
【0102】
【化20】
【化21】
【化22】
【化23】
【化24】
【0103】f)繰り返し構造単位が式(1)で表わさ
れる2,2,6,6−テトラアルキルピペリジン化合物
を含むオリゴマー状又はポリマー状化合物、特にポリエ
ステル、ポリエーテル、ポリアミド、ポリアミン、ポリ
ウレタン、ポリ尿素、ポリアミノトリアジン、ポリ(メ
タ)アクリレート、ポリ(メタ)アクリルアミド及び前
記の基を含むそれらのコポリマー。
【0104】下記式で表わされる化合物は、前記種類の
2,2,6,6−ポリアルキルピペリジン光安定剤の例
である(ここで、mは2ないし約200の数を表わ
す)。
【化25】
【化26】
【化27】
【0105】前記種類の化合物において、種類a),
d),e)及びf)は特に好適であり、特に化合物番号
10,13,14,23,24,28,29,63,6
5,75,77,81,84,92及び93が好適であ
る。
【0106】式中、XがCH2 基、NH基又はS原子を
表わす式(1)で表わされる化合物とは別に、又は、式
中、XがCH2 基、NH基、O原子又はS原子を表わす
式(1)で表わされる化合物と障害アミンとの配合物と
は別に、本発明の材料は他の慣用の安定剤及び添加剤、
例えば酸化防止剤、他の光安定剤、金属不活性化剤、加
工安定剤、核剤、充填剤及び他の添加剤を含んでもよ
い。前記添加成分の例は以下のものである。
【0107】1.酸化防止剤
【0108】1.1.アルキル化モノフェノール、 例えば2,6−ジ第三ブチル−4−メチルフェノール、
2−第三ブチル−4,6−ジメチルフェノール、2,6
−ジ第三ブチル−4−エチルフェノール、2,6−ジ第
三ブチル−4−n−ブチルフェノール、2,6−ジ第三
ブチル−4−イソブチルフェノール、2,6−ジシクロ
ペンチル−4−メチルフェノ−ル、2−(α−メチルシ
クロヘキシル)−4,6−ジメチルフェノール、2,6
−ジオクタデシル−4−メチルフェノ−ル、2,4,6
−トリシクロヘキシルフェノール、2,6−ジ第三ブチ
ル−4−メトキシメチルフェノール、2,6−ジノニル
−4−メチルフェノール。
【0109】1.2.アルキル化ヒドロキノン、 例えば2,6−ジ第三ブチル−4−メトキシフェノー
ル、2,5−ジ第三ブチルヒドロキノン、2,5−ジ第
三アミルヒドロキノン、2,6−ジフェニル−4−オク
タデシルオキシフェノール。
【0110】1.3.ヒドロキシル化チオジフェニルエ
ーテル、 例えば2,2′−チオビス(6−第三ブチル−4−メチ
ルフェノール)、2,2′−チオビス(4−オクチルフ
ェノール)、4,4′−チオビス(6−第三ブチル−3
−メチルフェノール)、4,4′−チオビス(6−第三
ブチル−2−メチルフェノール)。
【0111】1.4.アルキリデンビスフェノール、 例えば2,2′−メチレンビス(6−第三ブチル−4−
メチルフェノール)、2,2′−メチレンビス(6−第
三ブチル−4−エチルフェノール)、2,2′−メチレ
ンビス〔4−メチル−6−(α−メチルシクロヘキシ
ル)フェノール〕、2,2′−メチレンビス(4−メチ
ル−6−シクロヘキシルフェノール)、2,2′−メチ
レンビス(6−ノニル−4−メチルフェノール)、2,
2′−メチレンビス(4,6−ジ第三ブチルフェノー
ル)、2,2′−エチリデンビス(4,6−ジ第三ブチ
ルフェノール)、2,2′−エチリデンビス(6−第三
ブチル−4−イソブチルフェノール)、2,2′−メチ
レンビス〔6−(α−メチルベンジル)−4−ノニルフ
ェノール〕、2,2′−メチレンビス〔6−(α,α−
ジメチルベンジル)−4−ノニルフェノール〕、4,
4′−メチレンビス(2,6−ジ第三ブチルフェノー
ル)、4,4′−メチレンビス(6−第三ブチル−2−
メチルフェノール)、1,1−ビス(5−第三ブチル−
4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン、2,6
−ビス(3−第三ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシ
ベンジル)−4−メチルフェノール、1,1,3−トリ
ス(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェ
ニル)ブタン、1,1−ビス(5−第三ブチル−4−ヒ
ドロキシ−2−メチルフェニル)−3−n−ドデシルメ
ルカプトブタン、エチレングリコールビス〔3,3−ビ
ス(3′−第三ブチル−4′ーヒドロキシフェニル)ブ
チレート〕、ビス(3−第三ブチル−4−ヒドロキシ−
5−メチルフェニル)ジシクロペンタジエン、ビス〔2
−(3′−第三ブチル−2′ーヒドロキシ−5′−メチ
ルベンジル)−6−第三ブチル−4−メチルフェニル〕
テレフタレート。
【0112】1.5.ベンジル化合物、 例えば1,3,5−トリス(3,5−ジ第三ブチル−4
−ヒドロキシベンジル)−2,4,6−トリメチルベン
ゼン、ビス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジル)スルフィド、イソオクチル3,5−ジ第三ブチ
ル−4−ヒドロキシベンジルメルカプトアセテート、ビ
ス(4−第三ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチ
ルベンジル)ジチオテレフタレート、1,3,5−トリ
ス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジルイ
ソシアヌレート、1,3,5−トリス(4−第三ブチル
−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)イソシ
アヌレート、ジオクタデシル3,5−ジ第三ブチル−4
−ヒドロキシベンジルホスホネート、モノエチル3,5
−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネート
のカルシウム塩、1,3,5−トリス(3,5−ジシク
ロヘキシル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレー
ト。
【0113】1.6.アシルアミノフェノール、 例えばラウリン酸4−ヒドロキシアニリド、ステアリン
酸4−ヒドロキシアニリド、2,4−ビス(オクチルメ
ルカプト)−6−(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロ
キシアニリノ)−s−トリアジン、N−(3,5−ジ第
三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−カルバミン酸オ
クチルエステル。
【0114】1.7.β−(3,5−ジ第三ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸の以下の一価又は
多価アルコールとのエステル、 アルコールの例:メタノール、オクタデカノール、ヘキ
サン1,6−ジオール、ネオペンチルグリコール、チオ
ジエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒ
ドロキシエチル)イソシアヌレート、N,N′−ビス
(ヒドロキシエチル)シュウ酸ジアミド。
【0115】1.8.β−(5−第三ブチル−4−ヒド
ロキシ−3−メチルフェニル)プロピオン酸の以下の一
価又は多価アルコールとのエステル、 アルコールの例:メタノール、オクタデカノール、ヘキ
サン1,6−ジオール、ネオペンチルグリコール、チオ
ジエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒ
ドロキシエチル)イソシアヌレート、N,N′−ビス
(ヒドロキシエチル)シュウ酸ジアミド。
【0116】1.9.β−(3,5−ジシクロヘキシル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸の以下の一価
又は多価アルコールとのエステル、 アルコールの例:メタノール、オクタデカノール、ヘキ
サン1,6−ジオール、ネオペンチルグリコール、チオ
ジエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒ
ドロキシエチル)イソシアヌレート、N,N′−ビス
(ヒドロキシエチル)シュウ酸ジアミド。
【0117】1.10.β−(3,5−ジ第三ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸のアミド、 例えばN,N′−ビス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニルプロピオニル)ヘキサメチレンジアミ
ン、N,N′−ビス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒド
ロキシフェニルプロピオニル)トリメチレンジアミン、
N,N′−ビス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキ
シフェニルプロピオニル)ヒドラジン。
【0118】2.UV吸収剤及び光安定剤 2.1.2−( 2′−ヒドロキシフェニル) ベンゾトリ
アゾール 、 例えば5′−メチル、3′,5′−ジ第三ブチル−、
5′−第三ブチル−、5′−(1,1,3,3−テトラ
メチルブチル) −、5−クロロ−3′,5′−ジ第三ブ
チル−、5−クロロ−3′−第三ブチル−5′−メチル
−、3′−第二ブチル−5′−第三ブチル、4′−オク
トキシ−、3′,5′−ジ第三アミル及び3′,5′−
ビス(α,α−ジメチルベンジル)誘導体。
【0119】2.2.2−ヒドロキシ−ベンゾフェノ
、 例えば4−ヒドロキシ−、4−メトキシ−、4−オクト
キシ−、4−デシルオキシ−、4−ドデシルオキシ−、
4−ベンジルオキシ−、4,2′,4′−トリヒドロキ
シ−及び2′−ヒドロキシ−4,4′−ジメトキシ誘導
体。
【0120】2.3.置換及び非置換安息香酸のエステ
、 例えば4−第三ブチルフェニルサリチレート、フェニル
サリチレート、オクチルフェニルサリチレート、ジベン
ゾイルレゾルシノール、ビス(4−第三ブチルベンゾイ
ル)レゾルシノール、ベンゾイルレゾルシノール、2,
4−ジ第三ブチルフェニル3,5−ジ第三ブチル−4−
ヒドロキシベンゾエート、ヘキサデシル3,5−ジ第三
ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート。
【0121】2.4.アクリレート、 例えばα−シアノ−β, β−ジフェニル−アクリル酸エ
チルエステル、α−シアノ−β, β−ジフェニル−アク
リル酸イソオクチルエステル、α−カルボメトキシ−桂
皮酸メチルエステル、α−シアノ−β−メチル−p−メ
トキシ桂皮酸メチルエステル、α−シアノ−β−メチル
−p−メトキシ桂皮酸ブチルエステル、α−カルボメト
キシ−p −メトキシ桂皮酸メチルエステル、N−(β−
カルボメトキシ−β−シアノビニル) −2−メチルイン
ドリン。
【0122】2.5.ニッケル化合物、 例えば2,2′−チオビス−〔4−(1,1,3,3−
テトラメチルブチル)フェノール〕のニッケル錯体、例
えば1:1又は1:2錯体であって、所望によりn−ブ
チルアミン、トリエタノールアミン若しくはN−シクロ
ヘキシルジエタノールアミンのような他の配位子を伴う
もの、ニッケルジブチルジチオカルバメート、4−ヒド
ロキシ−3,5−ジ第三ブチルベンジルホスホン酸モノ
アルキルエステル、例えばメチル、エチル若しくはブチ
ルエステルのニッケル塩、2−ヒドロキシ−4−メチル
−フェニルウンデシルケトキシムのようなケトキシムの
ニッケル錯体、1−フェニル−4−ラウロイル−5−ヒ
ドロキシピラゾールのニッケル錯体であって、所望によ
り他の配位子を伴うもの。
【0123】2.6.シュウ酸ジアミド、 例えば4,4′−ジオクチルオキシオキサニリド、2,
2′−ジオクチルオキシ−5,5′−ジ第三ブチルオキ
サニリド、2,2′−ジドデシルオキシ−5,5′−ジ
第三ブチルオキサニリド、2−エトキシ−2′−エチル
オキサニリド、N,N′−ビス(3−ジメチルアミノプ
ロピル)オキサルアミド、2−エトキシ−5−第三ブチ
ル−2′−エチルオキサニリド及び該化合物と2−エト
キシ−2′−エチル−5,4′−ジ第三ブチルオキサニ
リドとの混合物、o−及びp−メトキシ−二置換オキサ
ニリドの混合物、及びo−及びp−エトキシ−二置換オ
キサニリドの混合物。
【0124】2.7.2−(2−ヒドロキシフェニル)
−1,3,5−トリアジン、 例えば、2,4,6−トリス(2−ヒドロキシ−4−オ
クチルオキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2
−(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−
4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,
5−トリアジン、2−(2,4−ジヒドロキシフェニ
ル)−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−
1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(2−ヒドロキ
シ−4−プロポキシフェニル)−6−(2,4−ジメチ
ルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒ
ドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−4,6−ビ
ス(4−メチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、
2−(2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシフェニル)
−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,
3,5−トリアジン。
【0125】3.金属不活性化剤、 例えばN,N′−ジフェニルシュウ酸ジアミド、N−サ
リチラル−N′−サリチロイルヒドラジン、N,N′−
ビス(サリチロイル)ヒドラジン、N,N′−ビス
(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロ
ピオニル)ヒドラジン、3−サリチロイルアミノ−1,
2,4−トリアゾール、ビス(ベンジリデン)シュウ酸
ジヒドラジド。
【0126】4.ホスフィット及びホスホナイト、 例えばトリフェニルホスフィット、ジフェニルアルキル
ホスフィット、フェニルジアルキルホスフィット、トリ
ス(ノニルフェニル)ホスフィット、トリラウリルホス
フィット、トリオクタデシルホスフィット、ジステアリ
ルペンタエリトリトールジホスフィット、トリス(2,
4−ジ第三ブチルフェニル)ホスフィット、ジイソデシ
ルペンタエリトリトールジホスフィット、ビス(2,4
−ジ第三ブチルフェニル)ペンタエリトリトールジホス
フィット、トリステアリルソルビトールトリホスフィッ
ト、テトラキス(2,4−ジ第三ブチルフェニル)−
4,4′−ビフェニレンジホスホナイト、3,9−ビス
(2,4−ジ第三ブチルフェノキシ)−2,4,8,1
0−テトラオキサ−3,9−ジホスファスピロ〔5.
5〕ウンデカン。
【0127】5.過酸化物不活性化剤、 例えばβ−チオジプロピオン酸のエステル、例えばラウ
リル、ステアリル、ミリスチル又はトリデシルエステ
ル、メルカプトベンズイミダゾール、2−メルカプトベ
ンズイミダゾールの亜鉛塩、ジブチルジチオカルバミン
酸亜鉛、ジオクタデシルジスルフィド、ペンタエリトリ
トールテトラキス(β−ドデシルメルカプト)プロピオ
ネート。
【0128】6.ポリアミド安定剤、 例えば沃化物及び/又は燐化合物と組み合わせた銅塩、
及び二価マンガンの塩。
【0129】7.塩基性補助安定剤、 例えばメラミン、ポリビニルピロリドン、ジシアンジア
ミン、トリアリルシアヌレート、尿素誘導体、ヒドラジ
ン誘導体、アミン、ポリアミド、ポリウレタン、高級脂
肪酸のアルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩、例えば
ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリ
ン酸マグネシウム、リシノール酸ナトリウム、パルミチ
ン酸カリウム、ピロカテコール酸アンチモン又はピロカ
テコール酸亜鉛。
【0130】8.核剤、 例えば4−第三ブチル安息香酸、アジピン酸、ジフェニ
ル酢酸。
【0131】9.充填剤及び強化剤、 例えば炭酸カルシウム、珪酸塩、ガラス繊維、石綿、タ
ルク、カオリン、雲母、硫酸バリウム、金属酸化物及び
水酸化物、カーボンブラック、グラファイト。
【0132】10.その他の添加剤、 例えば可塑剤、潤滑剤、乳化剤、顔料、蛍光増白剤、防
炎加工剤、帯電防止剤、発泡剤。
【0133】有機ポリマー、特に合成ポリマーは、光に
よる損傷から本発明に従って保護され得る有機材料の中
でも特筆されるべきである。熱可塑性樹脂及び特にラッ
カー組成物は、好ましく保護される;後者の場合におい
て、特にポリマー状結合剤は光の作用に対して安定化さ
れる。
【0134】ラッカー組成物又は式(1)で表わされる
化合物を含むラッカーは、例えば着色若しくは非着色又
はメタリックラッカーであってよい。それらは有機溶媒
を含有してもよいし又は無媒であってよいし、又はそれ
らは水ベースのラッカーであってよい。
【0135】ラッカーは、結合剤として上記ポリマーの
少なくとも1種を含むことができる。下記のものは、特
定の結合剤を用いたラッカーの例である。
【0136】1.低温−架橋性若しくは高温−架橋性の
アルキッド,アクリレート,ポリエステル,エポキシ又
はメラミン樹脂又はこのような樹脂の混合物、もし適当
ならば酸性硬化剤を添加したものをベースとするラッカ
ー。 2.ヒドロキシル基を含むアクリレート,ポリエステル
又はポリエーテル樹脂及び脂肪族又は芳香族ポリイソシ
アネートをベースとする2−成分のポリウレタンラッカ
ー。 3.焼付けの間、ブロックされないブロックトポリイソ
シアナートをベースとする1−成分ポリウレタンラッカ
ー。 4.(ポリ)ケトイミン及び脂肪族又は芳香族ポリイソ
シアナートをベースとする2−成分ラッカー。 5.(ポリ)ケトイミン及び不飽和アクリレート樹脂、
ポリアセトアセテート樹脂又はメタクリルアミドグリコ
レートメチルエステルをベースとする2−成分ラッカ
ー。 6.カルボキシル基又はアミノ基を含むポリアクリレー
ト及びポリエポキシドをベースとする2−成分ラッカ
ー。 7.酸無水基を含むアクリレート樹脂及びポリヒドロキ
シル又はポリアミノ成分をベースとする2−成分ラッカ
ー。 8.(ポリ)オキサゾリジン及び酸無水基を含むアクリ
レート樹脂、不飽和アクリレート樹脂又は脂肪族若しく
は芳香族ポリイソシアナートをベースとする2−成分ラ
ッカー。 9.不飽和ポリアクリレート及びポリマロネートをベー
スとする2−成分ラッカー。 10.熱可塑性アクリレート樹脂又はエーテル化したメ
ラミン樹脂を配合した外部的架橋性アクリレート樹脂を
ベースとする熱可塑性ポリアクリレートラッカー。 11.シロキサン−変性したアクリレート樹脂をベース
とするラッカー系。 12.弗素−変性したアクリレート樹脂をベースとする
ラッカー系。
【0137】ラッカーは放射線硬化性ラッカーであって
もよい。この場合、結合剤はエチレン性二重結合を含む
モノマー状又はオリゴマー状化合物からなり、これらの
化合物は化学線又は電子線の照射により架橋した高分子
型に変換される。前記結合剤は一般にこのような化合物
の混合物である。
【0138】このラッカーは一回塗り又は二回塗りのラ
ッカーであってよく、本発明の安定剤は上塗り塗料に添
加するのが好ましい。
【0139】ラッカーは、慣用の操作、例えば塗布、吹
き付け、流し込み、浸漬又は電気泳動により、基材(金
属、プラスチック、木材等)に塗布することができる。
自動車に塗布し得るラッカー(自動車の仕上塗装)が特
に好ましい。
【0140】式(1)で表わされる化合物は、ラッカー
又はラッカー組成物、並びに他の感光性有機材料に慣用
手段により混入することができる。添加されるUV吸収
剤の量は、有機材料及びその安定性の要求度に依存す
る。一般に、材料に対して0.01ないし5重量%、特
に0.02ないし3重量%のUV吸収剤が添加される。
【0141】安定剤配合物の各成分は、個々に又は混合
物として有機材料に添加することができる。式(1)で
表わされる化合物、及び所望により他の安定剤は、例え
ば熱可塑性樹脂の場合にはこの材料の成形前又は成形中
に添加するのが好ましい。しかしながら、それらは重合
前又は重合中に出発モノマーに添加してもよい。ラッカ
ー組成物の場合においては、本発明に従って使用され得
る安定剤は特に塗装前にラッカー製剤又はこのラッカー
製剤の一部と混合される。
【0142】式中、XがS原子を表わす式(1)で表わ
される本発明の化合物、及び更に式中、XがCH2 基、
NH基又はO原子を表わす式(1)で表わされる本発明
に従って使用される化合物は、光に対する高い堅牢性を
特徴とする有効なUV吸収剤であることが明らかであ
る。したがって、それらは光の有害な作用から感光性有
機材料を永続的に保護するために適する。
【0143】式(1)で表わされる化合物は、公知の方
法により製造することができる。例えば、次式(2)及
び(3):
【化28】 〔式中、R0 、R2 、R3 及びR6 は定義されたものと
同じ意味を表わす〕で表わされる化合物の混合物を加熱
することにより次式(4):
【化29】 で表わされる中間体を得ることができ、これはR1 −C
l又はR1 −Br(式中、R1 は定義されたものと同じ
意味を表わす)と反応させて相当する式(1)で表わさ
れる化合物に変換することができる。
【実施例】
【0144】下記実施例により、本発明を更に詳細に説
明する。部及び百分率は特記しない限り重量による。
【0145】製造例 例1 :1−ヒドロキシ−3−オクチルオキシキサントン 1,3−ジヒドロキシキサントン22.8g〔グローヴ
ァー(Grover),ジャーナル オブ ケミカル
ソサエティ(J.Chem.Soc.)1955,39
82に従って製造〕を、メチルエチルケトン250ml
中でK2 CO315.2g及び1−ブロモオクタン2
1.2gと15時間還流する。冷却後、塩を濾別し、次
いでこのメチルエチルケトン溶液を真空下で蒸発させ
る。ヘプタンから残部を結晶化すると、融点98℃の1
−ヒドロキシ−3−オクチルオキシキサントンを得る。
【0146】例2 1,3−ジヒドロキシキサントン22.8g(グローヴ
ァー,ジャーナル オブ ケミカル ソサエティ,19
55,3982に従って製造)を、無水エタノール30
0ml中に投入する。カリウム第三ブチレート11.2
g及び次いで沃化カリウム0.5gを少しづつゆっくり
と加える。エチルクロロアセテート12.3gを室温で
約15分間で滴下し、次いでこの反応混合物を6時間還
流する。それを水500ml中に注ぎ、次いで氷酢酸2
0mlを用いて酸性にする。生成した沈澱を吸引濾過に
より単離し、次いで乾燥する。ヘキサンからの再結晶に
より、融点165℃の次式:
【化30】 で表わされる化合物を得る。
【0147】例3 1,3−ジヒドロキシキサントン22.8g(グローヴ
ァー,ジャーナル オブ ケミカル ソサエティ,19
55,3982に従って製造)を、キシレン200ml
中で120℃に加熱する。テトラブチルアンモニウムブ
ロミド1.5gを添加後、2−エチルヘキシルグリシジ
ルエーテル20.5gを約10分で滴下し、この反応混
合物を次いで120℃で24時間攪拌する。次いで、タ
ンシル(Tansil)AC5gをこの反応溶液に加
え、これを110℃で5分間攪拌し、次いで熱濾過す
る。濾液を蒸発させ、残部をヘキサン300mlに溶解
し、次いでこの混合物をシリカゲル50g上で濾過す
る。蒸発後、次式:
【化31】 で表わされる化合物を黄味を帯びた樹脂の形態で得、こ
れはゆっくり結晶化する。この融点は56ないし58℃
である。
【0148】塗布例1 本発明のUV吸収剤を、二回塗りメタリックラッカーに
おいて試験する。
【0149】下記組成物からなる透明ラッカーを製造す
る。
【0150】 商標名:ウラクロン(Uracron)2263XB(50%)59.2部 商標名:シメル(Cymel)327(90%) 11.6部 商標名:バイシロン(Baysilon)A(1%キシレン溶液)1.0部 ブチルグリコールアセテート 5.5部 キシレン 19.4部 ブタノール 3.3部 ──────────────────────────────────── 100.0部
【0151】製造例1の化合物1部(予め、キシレン1
0部に溶解する)を加える。
【0152】この透明ラッカーを、キシレン(13
部),ブタノール(6部)及びブチルグリコールアセテ
ート(1部)の混合物を用いて噴霧可能となるように希
釈し、調製されたアルミニウムシート上に噴霧し(コイ
ル塗布,自動車充填剤,ポリエステル/セルロースアセ
テートブチレート/メラミン樹脂をベースとするメタリ
ックシルバーベースラッカー)、次いで130℃で30
分間焼き付ける。これにより、透明ラッカーの乾燥層厚
40ないし50μmを得る。比較のために、同じ方法に
より調製したアルミニウムシートを、UV吸収剤を含ま
ないこと以外は上記と同じ透明ラッカーを用いて塗布す
る。
【0153】前記方法により得た試料を、耐候後の光沢
の保留性について試験する。本発明に従って安定化され
た試料は、UV吸収剤を含まない試料よりも著しく良好
な耐候安定度を有する。
【0154】前記UV吸収剤とは別に、次式:
【化32】 で表わされる立体障害アミンを含むラッカーも同様に良
好な性能を有する。
【0155】結果を下記第1表にまとめる。
【0156】
【表1】
【化33】式(5): サイクル:70℃,UV(UVB−313)で8時間 50℃,状態調節4時間
【0157】塗布例2 次式(6):
【化34】 で表わされる化合物0.5部をUV吸収剤として使用す
ること以外は、塗布例1を繰り返す。結果を下記第2表
に示す。
【表2】

Claims (17)

    【整理番号】 C34 【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 UV吸収剤として、少なくとも1種の次
    式(1): 【化1】 〔式中、XはCH2 基、NH基又はS原子を表わし、R
    0 は水素原子又は式−(CH2 n CO2 R(式中、n
    は1又は2を表わし、そしてRは炭素原子1個ないし1
    8個を有するアルキル基又は式−(CH2 CH2 O)m
    H(式中、mは1ないし12を表わす)で表わされる基
    を表わす)で表わされる基を表わし、R1は水素原子、
    炭素原子1個ないし12個を有するアルキル基、ヒドロ
    キシル基により置換された及び/又は酸素原子により中
    断された炭素原子2個ないし18個を有するアルキル
    基、炭素原子2個ないし12個を有するアルケニル基又
    は−COR4 基(式中、R4 は炭素原子1個ないし12
    個を有するアルキル基、炭素原子2個ないし12個を有
    するアルケニル基、−(CH2 y COR5 基又は−O
    CH2 CH(OH)CH2 OCOR5 基を表わす)を表
    わし、又はR1 は−(CH2 y OCOR5 基を表わ
    し、式中、R5 は炭素原子1個ないし12個を有するア
    ルキル基又は炭素原子2個ないし12個を有するアルケ
    ニル基を表わし、そしてyは1ないし12を表わし、、
    2 及びR3 は互いに独立して水素原子、炭素原子1個
    ないし12個を有するアルキル基、炭素原子2個ないし
    12個を有するアルケニル基、−OR1 基(式中、R1
    は定義されたものと同じ意味を表わす)、又は塩素原子
    を表わし、そしてR6 は水素原子又は炭素原子1個ない
    し4個を有するアルキル基を表わす〕で表わされる化合
    物を含む感光性有機材料。
  2. 【請求項2】 式中、R0 が式−CH2 CH2 CO2
    (式中、Rは炭素原子1個ないし18個を有するアルキ
    ル基又は式−(CH2 CH2 O)m H(式中、mは4な
    いし8を表わす)で表わされる基を表わす)で表わされ
    る基を表わす請求項1記載の材料。
  3. 【請求項3】 式中、R0 が式−CH2 CH2 CO2
    3 で表わされる基を表わす請求項1記載の材料。
  4. 【請求項4】 式(1)で表わされる化合物において、
    2 及びR3 が水素原子を表わす請求項1記載の材料。
  5. 【請求項5】 式(1)で表わされる化合物において、
    1 が水素原子、炭素原子4個ないし8個を有するアル
    キル基、ヒドロキシル基により置換された及び/又は酸
    素原子により中断された炭素原子2個ないし12個を有
    するアルキル基、炭素原子4個ないし12個を有するア
    ルケニル基又は−COR4 基(式中、R4 は炭素原子4
    個ないし8個を有するアルキル基を表わす)を表わす請
    求項1記載の材料。
  6. 【請求項6】 式(1)で表わされる化合物において、
    1 が水素原子又は各々炭素原子4個ないし8個を有す
    るアルキル基又はアルケニル基を表わす請求項5記載の
    材料。
  7. 【請求項7】 UV吸収剤として、少なくとも1種の請
    求項1記載の式(1)〔式中、XはCH2 基、NH基、
    O原子又はS原子を表わす〕で表わされる化合物を、少
    なくとも1種の立体障害アミン又はヒドロキシフェニル
    ベンゾトリアゾール誘導体と共に含む感光性有機材料。
  8. 【請求項8】 ラッカー又は熱可塑性ポリマーである請
    求項1又は請求項7記載の材料。
  9. 【請求項9】 少なくとも1種の請求項1記載の式
    (1)〔式中、XはCH2 基、NH基又はS原子を表わ
    す〕で表わされる化合物を含む保護層が備えられるか又
    は、少なくとも1種の請求項1記載の式(1)〔式中、
    XはCH2 基、NH基又はS原子を表わす〕で表わされ
    る化合物が混入されてなる感光性有機材料のUV照射か
    らの保護方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも1種の請求項1記載の式
    (1)〔式中、XはCH2 基、NH基、O原子又はS原
    子を表わす〕で表わされる化合物を含む保護層が備えら
    れるか又は、少なくとも1種の請求項1記載の式(1)
    〔式中、XはCH2 基、NH基、O原子又はS原子を表
    わす〕で表わされる化合物が混入されてなり、前記請求
    項1記載の式(1)で表わされる化合物は各々の場合に
    おいて少なくとも1種の立体障害アミン又はヒドロキシ
    フェニルベンゾトリアゾール誘導体と共に使用されてな
    る感光性有機材料のUV照射からの保護方法。
  11. 【請求項11】 式中、XがS原子を表わし、R0 が水
    素原子又は式−(CH2 n CO2 R(式中、nは1又
    は2を表わし、そしてRは炭素原子1個ないし18個を
    有するアルキル基又は式−(CH2 CH2 O)m H(式
    中、mは1ないし12を表わす)で表わされる基を表わ
    す)で表わされる基を表わし、R1 が水素原子、炭素原
    子1個ないし12個を有するアルキル基、ヒドロキシル
    基により置換された及び/又は酸素原子により中断され
    た炭素原子4個ないし18個を有するアルキル基、炭素
    原子2個ないし12個を有するアルケニル基又は−CO
    4 基(式中、R4 は炭素原子1個ないし12個を有す
    るアルキル基、炭素原子2個ないし12個を有するアル
    ケニル基を表わす)、−(CH2 y COR5 基又は−
    OCH2 CH(OH)CH2 OCOR5 基、又はR1
    −(CH2 y OCOR5 基(式中、R5 は炭素原子1
    個ないし12個を有するアルキル基又は炭素原子2個な
    いし12個を有するアルケニル基を表わし、そしてyは
    1ないし12を表わす)を表わし、R2 及びR3 が互い
    に独立して水素原子、炭素原子1個ないし12個を有す
    るアルキル基、炭素原子2個ないし12個を有するアル
    ケニル基、−OR1 基(式中、R1 は定義されたものと
    同じ意味を表わす)を表わし、又は塩素原子を表わし、
    そしてR6 が水素原子又は炭素原子1個ないし4個を有
    するアルキル基を表わす〕で表わされる請求項1記載の
    式(1)で表わされる化合物。
  12. 【請求項12】 式中、R0 が式−CH2 CH2 CO2
    R(式中、Rは炭素原子1個ないし8個を有するアルキ
    ル基又は式−(CH2 CH2 O)m H(式中、mは6な
    いし8を表わす)で表わされる基を表わす)で表わされ
    る基を表わす請求項11記載の化合物。
  13. 【請求項13】 式中、R0 が式−CH2 CH2 CO2
    CH3 で表わされる基を表わす請求項11記載の化合
    物。
  14. 【請求項14】 式中、R2 及びR3 が水素原子を表わ
    す請求項11記載の化合物。
  15. 【請求項15】 式中、R1 が水素原子、炭素原子4個
    ないし8個を有するアルキル基、ヒドロキシル基により
    置換された及び/又は酸素原子により中断された炭素原
    子2個ないし12個を有するアルキル基、炭素原子4個
    ないし12個を有するアルケニル基又は−COR4
    (式中、R4 は炭素原子4個ないし8個を有するアルキ
    ル基を表わす)を表わす請求項11記載の化合物。
  16. 【請求項16】 式中、R1 が水素原子又は各々炭素原
    子4個ないし8個を有するアルキル基又はアルケニル基
    を表わす請求項11記載の化合物。
  17. 【請求項17】 次式(2)及び(3): 【化2】 〔式中、R0 、R2 、R3 及びR6 は請求項11におい
    て定義されたものと同じ意味を表わす〕で表わされる化
    合物の混合物を加熱し、次いで次式(4): 【化3】 で表わされる中間体をR1 −Cl又はR1 −Br(式
    中、R1 は請求項11において定義されたものと同じ意
    味を表わす)と反応させて相当する式(1)で表わされ
    る化合物を得、これを単離することからなる請求項1記
    載の式(1)〔式中、XはS原子を表わし、そしてR2
    及びR3 は互いに独立して−OR1 基を表わす〕で表わ
    される化合物の製造方法。
JP41341290A 1989-12-21 1990-12-21 Uv吸収剤を含む感光性有機材料 Pending JPH0812893A (ja)

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