JPH0812926A - 感光性樹脂組成物の製造方法 - Google Patents

感光性樹脂組成物の製造方法

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JPH0812926A
JPH0812926A JP14640194A JP14640194A JPH0812926A JP H0812926 A JPH0812926 A JP H0812926A JP 14640194 A JP14640194 A JP 14640194A JP 14640194 A JP14640194 A JP 14640194A JP H0812926 A JPH0812926 A JP H0812926A
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JP
Japan
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hlb value
organic pigment
weight
nonionic surfactant
photosensitive resin
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JP14640194A
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English (en)
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Munehiro Hatai
宗宏 畠井
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 有機顔料が微細化された、保存安定性の良
い、特にカラーフイルタの作製に適した感光性樹脂組成
物の製造方法を提供する。 【構成】 有機顔料をHLB値が8〜14のノニオン性
界面活性剤を含む水中に分散し、得られた有機顔料分散
液に、HLB値が14を超えるノニオン性界面活性剤を
添加、混合し、次いで、水溶性アクリル系ポリマーと光
架橋剤を添加、混合することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性樹脂組成物の製
造方法に関し、特に、カラー液晶表示装置のカラーフイ
ルタの作製に適した感光性樹脂組成物の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カラー液晶表示装置のカラーフイルタの
作製に使用する感光性樹脂組成物として、溶剤系の組成
物と水系の組成物がある。水系の組成物は、水に有機顔
料を分散し、さらに水溶性の感光性樹脂を添加した組成
物であるが、溶剤系の組成物に比較し、消防法上、工程
上、作業環境面等において有利である。カラーフイルタ
の作製に適した水系の感光性樹脂組成物として特開平4
−329545号公報に、特定のポリビニルアルコール
水溶液に、顔料分散水溶液を混合し、光架橋剤としてジ
フェニルアミン−4−ジアゾニウム塩と4,4’−ビス
−メトキシメチル−ジフェニルエーテルからなる重縮合
生成物を添加溶解した組成物が開示されている。この発
明では、顔料分散水溶液としては、顔料をノニオン性界
面活性剤とn−ブタノールを含む水溶液に3本ロール等
で練肉混合した後、平均粒径を250nm以下に加工し
た分散水溶液が使用されている。また、この発明におい
て、ポリビニルアルコールは、顔料の分散剤として作用
すると共に光架橋によって架橋されてバインダーとして
作用するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記発
明は有機顔料等の疎水性顔料に対して、親水性ポリマー
であるポリビニルアルコールを分散剤として使用するた
め、顔料表面に吸着するポリマーの量が少なく、顔料の
分散安定性が良くない。また、ノニオン性界面活性剤だ
けで顔料を分散すると顔料は微細化されるが、界面活性
剤が低分子量であるので、顔料表面に安定な吸着層が形
成されないため、顔料の保存安定性が良くない。本発明
は、上記の問題点を解決するものであり、その目的は、
有機顔料が微細化された、保存安定性の良い、特にカラ
ーフイルタの作製に適した感光性樹脂組成物の製造方法
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の感光性樹脂組成
物の製造方法は、有機顔料をHLB値が8〜14のノニ
オン性界面活性剤を含む水中に分散し、得られた有機顔
料分散液に、HLB値が14を超えるノニオン性界面活
性剤を添加、混合し、次いで、水溶性アクリル系ポリマ
ーと光架橋剤を添加、混合することを特徴とする。
【0005】本発明で使用されるノニオン性界面活性剤
としては、HLB値が8〜14のものと、HLB値が1
4を超えるものがあるが、HLBとは、界面活性剤の分
子内の親水性と親油性のバランス(hydrophilic-lipoph
ilic balance) のことであり、界面活性剤の水に対する
溶解性の大小を示す指標として用いられ、HLB値が大
きくなると、親水性が大きくなるものである。
【0006】上記のノニオン性界面活性剤としては、例
えば、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピレンブロックポリマー、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンアルキルアミンエーテル、脂肪酸ジエ
タノールアマイド、ポリオキシエチレンラノリンアルコ
ールエーテル、ポリオキシエチレンラノリン脂肪酸エス
テル等が挙げられる。これらは、単独でまたは2種以上
併用して使用されてよい。
【0007】本発明で使用される有機顔料としては、従
来からカラーフイルタの作製に使用されてきたものが使
用可能であり、例えば、アゾキレート系、不溶性アゾ
系、縮合アゾ系、フタロシアニン系、キナクリドン系、
ジオキサジン系、イソインドリノン系、アントラキノン
系、ペリノン系、カーボンブラック等があり、また、こ
れらの混合物も使用可能である。
【0008】本発明で使用される水溶性アクリル系ポリ
マーとしては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、2
−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、アクリル
アミド、N−メチロールアクリルアミド、N,N−ジメ
チルアクリルアミド、メタアクリルアミド、N−イソプ
ロピルアクリルアミド、アクリロニトリル等をモノマー
として重合して得られるホモポリマーまたはコポリマー
が挙げられる。
【0009】本発明で使用される光架橋剤としては、例
えば、ジアゾ化合物、アジド化合物等が挙げられる。上
記ジアゾ化合物とは、1分子中に1個、好ましくは2個
以上のジアゾ塩を有するものを指し、芳香族ジアゾ化合
物が好ましい。ジアゾ化合物の例としては、p−ジアゾ
ジフェニルアミン;2,5−ジメトキシ−4−p−トリ
ルメルカプトベンゼンジアゾニウム;2,5−ジメトキ
シ−4−モルホリノベンゼンジアゾニウムとホルムアル
デヒドとの縮合物等が挙げられる。
【0010】上記アジド化合物とは、1分子中に1個、
好ましくは2個以上のアジド塩を有するものを指す。ア
ジド化合物は、通常、スルホン酸またはスルホン酸塩の
形で使用される。アジド化合物の例としては、4,4−
ジアジドスツルベン−2,2’−ジスルホン酸ナトリウ
ム、2,6−ビス(4−アジドベンザール)アセトン2
−スルホン酸、2,6−ビス(4−アジドベンザール)
アセトン2,2’−ジスルホン酸、2,6−ビス(4−
アジドベンザール)シクロヘキサノン−2,2’−ジス
ルホン酸、2,6−ビス(4−アジドベンザール)メチ
ルシクロヘキサノン−2,2’−ジスルホン酸等が挙げ
られる。
【0011】以下、本発明の感光性樹脂組成物の製造方
法について説明する。まず、有機顔料をHLB値が8〜
14のノニオン性界面活性剤を含む水中に分散する。こ
こでHLB値が8〜14のノニオン性界面活性剤を使用
する理由は、有機顔料表面が疎水性であるので、ノニオ
ン性界面活性剤が親水性よりもやや疎水性であるほうが
有機顔料の微粒化が促進されるからである。ノニオン性
界面活性剤のHLB値が14を超えると有機顔料は微粒
化されず、HLB値が8未満ではノニオン性界面活性剤
が水中に溶解しないので有機顔料を安定に分散できな
い。
【0012】上記の有機顔料分散工程における配合比率
としては、有機顔料濃度が高くなると、分散安定性が低
下するので、有機顔料は、有機顔料、ノニオン性界面活
性剤および水中に、30重量%以下の濃度で配合される
のが好ましく、特に好ましくは20重量%以下である。
【0013】上記のノニオン性界面活性剤の濃度は、高
くなると粘度が高くなり、塗布性が低下するので、有機
顔料、ノニオン性界面活性剤および水中に、40重量%
以下の濃度で配合されるのが好ましい。
【0014】また、有機顔料とノニオン性界面活性剤の
重量比率は、ノニオン性界面活性剤が少なくなると分散
性が悪くなり、ノニオン性界面活性剤が多くなると、塗
布性が低下するので、顔料:ノニオン性界面活性剤=
1:0.05〜10が好ましい。
【0015】上記の有機顔料分散工程の攪拌は、サンド
ミル、ボールミル、ホモジナイザー等を使用して行えば
よい。
【0016】次いで、上記のようにして得られた有機顔
料分散液に、HLB値が14を超えるノニオン性界面活
性剤を添加し、混合する。HLB値が14を超えるノニ
オン性界面活性剤の添加量は、少なくなると、添加する
効果がなくなり、多くなると粘度が上昇し塗布性が悪く
なるので、上記の有機顔料分散液中の、HLB値が8〜
14のノニオン性界面活性剤100重量部に対して、2
0〜200重量部が好ましい。
【0017】HLB値が14を超えるノニオン性界面活
性剤を添加する理由は、 HLB値8〜14のノニオン性界面活性剤が既に吸着
された有機顔料表面の吸着層に、HLB値が14を超え
るノニオン性界面活性剤を更に吸着させて、吸着層を厚
くするため、および HLB値が14を超えるノニオン性界面活性剤が、有
機顔料表面に既に吸着しているHLB値8〜14のノニ
オン性界面活性剤に吸着することにより、やや疎水性で
あるHLB値8〜14のノニオン性界面活性剤と、この
工程の後に添加される親水性ポリマーである水溶性アク
リル系ポリマーとの相溶性を向上せしめるためである。
このの効果を高めるために、HLB値が14を超える
ノニオン性界面活性剤とHLB値8〜14のノニオン性
界面活性剤とは、同じ種類の官能基を有するものが好ま
しい。
【0018】上記の、HLB値が14を超えるノニオン
性界面活性剤を添加し、混合した後の有機顔料分散液
に、次に、水溶性アクリル系ポリマーを添加、混合す
る。水溶性アクリル系ポリマーの添加量は、少なくなる
と感度が悪くなり、多くなると塗布性が悪くなるので、
上記の有機顔料分散液に含まれる全界面活性剤100重
量部に対して、50〜250重量部が好ましい。
【0019】次に、上記で得られた混合物に光架橋剤を
添加、混合する。光架橋剤の添加量は、少なくなると架
橋程度が不足し、多くなると顔料分散性が低下するの
で、水溶性アクリルポリマー100重量部に対して、1
〜30重量部が好ましい。
【0020】なお、上記の水溶性アクリル系ポリマーと
光架橋剤の添加順序は、いずれが先でも構わないし、同
時に添加してもよい。
【0021】
【作用】本発明の製造方法では、疎水性の有機顔料を、
HLB値が8〜14の、やや疎水性のノニオン性界面活
性剤を含む水中で分散するので、有機顔料がよく微細化
される。次いで、HLB値が14を超えるノニオン性界
面活性剤を添加、混合するので、HLB値8〜14の
ノニオン性界面活性剤が既に吸着された有機顔料表面の
吸着層に、HLB値が14を超えるノニオン性界面活性
剤が更に吸着し、吸着層が厚くなること、およびHL
B値が14を超えるノニオン性界面活性剤が、有機顔料
表面に既に吸着しているHLB値8〜14のノニオン性
界面活性剤に吸着することにより、HLB値が8〜14
の、やや疎水性のノニオン性界面活性剤と、親水性ポリ
マーである水溶性アクリル系ポリマーとの相溶性を向上
せしめること、以上の2つの理由により、得られた感光
性樹脂組成物は、長期間に渡って顔料を分離することな
く安定に保存される。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 (実施例1)青色系顔料のフタロシアニンブルー(大日
本インキ社製、商品名「Fastogen Blue TGR 」) 、紫色
系顔料のジオキサジンヴァイオレット(大日本インキ社
製、商品名「Fastogen Super Violet RVS 」) 、界面活
性剤としてHLB値10のポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル(第一工業製薬社製、商品名「ノイゲ
ンEA80」)および水を下記の組成で配合し、粒径2
mmのガラスビーズを詰めたサンドミルに入れ、250
0rpmで2時間分散した。 フタロシアニンブルー 20重量% ジオキサジンヴァイオレット 2重量% 界面活性剤(HLB値10) 3重量% 水 75重量%
【0023】得られた顔料分散液からガラスビーズを除
いた後、HLB値17のポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル(第一工業製薬社製、商品名「ノイゲン
EA177」)を、最終的に得られた組成物の組成が以
下になるように添加し、ホモミキサーにより1時間混合
した。次に、ポリ2−ヒドロキシエチルメタクリレート
(平均重合度600)の10重量%水溶液を最終的に得
られた組成物の組成が以下になるように添加し、ホモミ
キサーにより1時間混合した。この結果、最終的に得ら
れた組成物の組成は、以下の通りであった。 フタロシアニンブルー 9.9 重量% ジオキサジンヴァイオレット 0.99重量% 界面活性剤(HLB値10) 1.49重量% 界面活性剤(HLB値17) 0.99重量% ポリ2−ヒドロキシエチルメタクリレート 4.95重量% 水 81.68重量%
【0024】次に、得られた組成物に感光性を付与させ
るために、得られた組成物100重量部に対して、p−
ジアゾジフェニルアミン0.5重量部を添加して感光性
樹脂組成物を製造した。
【0025】(比較例1)実施例1におけるHLB値1
0の界面活性剤、HLB値17の界面活性剤およびポリ
2−ヒドロキシエチルメタクリレートの代わりに、ポリ
ビニルアルコール(日本合成化学工業社製、商品名「K
P−06」、平均重合度600、ケン化度70)を実施
例1のHLB値10の界面活性剤、HLB値17の界面
活性剤およびポリ2−ヒドロキシエチルメタクリレート
の合計量に等しい量だけ使用し、他の成分は実施例1と
同様の配合割合として一度に配合した後、この配合物を
実施例1と同様のサンドミルを使用し、2500rpm
で2時間分散した後、実施例1と同様のホモミキサーで
2時間混合した。なお、最終的に得られた組成物の組成
は、以下の通りであった。 フタロシアニンブルー 9.9 重量% ジオキサジンヴァイオレット 0.99重量% ポリビニルアルコール 7.43重量% 水 81.68重量%
【0026】次に、得られた組成物に感光性を付与させ
るために、得られた組成物100重量部に対して、p−
ジアゾジフェニルアミン0.5重量部を添加して感光性
樹脂組成物を製造した。
【0027】(比較例2)実施例1におけるHLB値1
7の界面活性剤の代わりに、同量の、実施例1と同様の
HLB値10の界面活性剤を使用し、このHLB値10
の界面活性剤を、実施例1における最初に有機顔料を分
散させるときに使用したHLB値10の界面活性剤に加
えて使用して、有機顔料を分散させたこと、およびサン
ドミルで2500rpmで2時間の顔料分散に続く、ホ
モミキサーで1時間混合する際に、新たに界面活性剤を
添加しなかったことの他は、実施例1と同様にして組成
物を製造した。なお、最終的に得られた組成物の組成
は、以下の通りであった。 フタロシアニンブルー 9.9 重量% ジオキサジンヴァイオレット 0.99重量% 界面活性剤(HLB値10) 2.48重量% ポリ2−ヒドロキシエチルメタクリレート 4.95重量% 水 81.68重量%
【0028】次に、得られた組成物に感光性を付与させ
るために、得られた組成物100重量部に対して、p−
ジアゾジフェニルアミン0.5重量部を添加して感光性
樹脂組成物を製造した。
【0029】(比較例3)実施例1におけるHLB値1
0の界面活性剤の代わりに、同量の、実施例1と同様の
HLB値17の界面活性剤を使用し、このHLB値17
の界面活性剤を、実施例1において使用したHLB値1
7の界面活性剤に加えたものを使用して、、有機顔料を
分散させたこと、およびサンドミルで2500rpmで
2時間の顔料分散に続く、ホモミキサーで1時間混合す
る際に、新たに界面活性剤を添加しなかったことの他
は、実施例1と同様にして組成物を製造した。なお、最
終的に得られた組成物の組成は、以下の通りであった。 フタロシアニンブルー 9.9 重量% ジオキサジンヴァイオレット 0.99重量% 界面活性剤(HLB値17) 2.48重量% ポリ2−ヒドロキシエチルメタクリレート 4.95重量% 水 81.68重量%
【0030】次に、得られた組成物に感光性を付与させ
るために、得られた組成物100重量部に対して、p−
ジアゾジフェニルアミン0.5重量部を添加して感光性
樹脂組成物を製造した。
【0031】(比較例4)実施例1におけるHLB値1
0の界面活性剤とHLB値17の界面活性剤を混合した
ものを用いて、有機顔料を分散させたこと、およびサン
ドミルで2500rpmで2時間の顔料分散に続く、ホ
モミキサーで1時間混合する際に、新たに界面活性剤を
添加しなかったことの他は、実施例1と同様にして組成
物を製造した。なお、最終的に得られた組成物の組成
は、実施例1の組成物と同様であった。
【0032】次に、得られた組成物に感光性を付与させ
るために、得られた組成物100重量部に対して、p−
ジアゾジフェニルアミン0.5重量部を添加して感光性
樹脂組成物を製造した。
【0033】性能評価 実施例および比較例で得られた感光性樹脂組成物を、1
ケ月間、冷暗所に保存した後、それぞれ以下の試験を行
った。感光性樹脂組成物の約10mlを、ソーダーガラ
ス基板(100mm×100mm×厚み2mm)に、ス
ポイトにて全面塗布後、スピンコーターにより800r
pmで60秒間回転させて塗膜を作製した。得られた塗
膜をホットプレート上で60℃で3分間乾燥した。乾燥
後の塗膜を肉眼で観察し、顔料が凝集している部分の数
(凝集数)を測定した。なお、この試験は5枚のソーダ
ーガラス基板について行い、試験結果はその平均値で表
した。結果は表1の通りであった。
【0034】
【表1】
【0035】
【発明の効果】本発明の感光性樹脂組成物の製造方法の
構成は、前記した通りであり、この製造方法は、水系の
感光性樹脂組成物の製造方法であり、溶剤系に比較し、
作業性がよい方法である。有機顔料をHLB値が8〜1
4のノニオン性界面活性剤を含む水中で分散するので、
有機顔料の微細化の進んだ感光性樹脂組成物が得られ
る。有機顔料を分散した後、更に高HLB値の界面活性
剤を添加するので、水溶性感光性樹脂との相溶性が良く
なり、また有機顔料表面のノニオン性界面活性剤の吸着
層も厚くなり、有機顔料の分散安定性が良い感光性樹脂
組成物を得ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機顔料をHLB値が8〜14のノニオ
    ン性界面活性剤を含む水中に分散し、得られた有機顔料
    分散液に、HLB値が14を超えるノニオン性界面活性
    剤を添加、混合し、次いで、水溶性アクリル系ポリマー
    と光架橋剤を添加、混合することを特徴とする感光性樹
    脂組成物の製造方法。
JP14640194A 1994-06-28 1994-06-28 感光性樹脂組成物の製造方法 Pending JPH0812926A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001000735A1 (fr) * 1999-06-29 2001-01-04 Clariant International Ltd. Composition resinique hydrosoluble
WO2002010280A1 (en) * 2000-07-28 2002-02-07 Sekisui Chemical Co., Ltd. Colored resin emulsion, ink for ink-jet printing, electrocoating fluid and color filter
EP1657573A4 (en) * 2003-08-11 2009-10-21 Toyo Boseki NEAR-INFRARED RADIATION-ABSORBING FILM, PROCESS FOR THE PRODUCTION THEREOF, INFRARED RADIATION-ABSORBING FILM ROLLER, PROCESS FOR PRODUCING THE SAME, AND NEAR INFRARED RADIATION-ABSORBING FILTER
KR20190111391A (ko) * 2018-03-22 2019-10-02 주식회사 케이씨씨 프리에멀전 조성물 및 이를 이용하여 제조된 수용성 아크릴계 에멀전 수지

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