JPH0812959A - 水系接着剤組成物 - Google Patents
水系接着剤組成物Info
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- JPH0812959A JPH0812959A JP6146398A JP14639894A JPH0812959A JP H0812959 A JPH0812959 A JP H0812959A JP 6146398 A JP6146398 A JP 6146398A JP 14639894 A JP14639894 A JP 14639894A JP H0812959 A JPH0812959 A JP H0812959A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 優れた初期接着力と耐熱性を兼備し、特に工
業用接着剤として好適なウレタン樹脂エマルジョンを主
成分とする水系接着剤組成物を提供することを目的とす
る。 【構成】 下記(a)成分、(b)成分、(c)成分及
び(d)成分を必須成分として成るウレタン樹脂エマル
ジョンを主成分とする水系接着剤組成物であって、該接
着剤組成物の乾燥皮膜の剪断貯蔵弾性率が30℃におい
て5×107 〜2×108 dyn/cm2 の範囲にあ
り、180℃において1×106 〜5×10 7 dyn/
cm2 の範囲にあることを特徴とする水系接着剤組成
物。 (a)成分:数平均分子量が1000〜5000である
ポリオール (b)成分:イオン性及び/又は潜在的イオン性の官能
基、及び、イソシアネート基と反応可能な活性水素原子
を少なくとも1個以上有する官能基を含有する化合物 (c)成分:ポリイソシアネート化合物 (d)成分:イソシアネート基と反応可能な活性水素原
子を少なくとも1個以上有する官能基を含有する化合物
業用接着剤として好適なウレタン樹脂エマルジョンを主
成分とする水系接着剤組成物を提供することを目的とす
る。 【構成】 下記(a)成分、(b)成分、(c)成分及
び(d)成分を必須成分として成るウレタン樹脂エマル
ジョンを主成分とする水系接着剤組成物であって、該接
着剤組成物の乾燥皮膜の剪断貯蔵弾性率が30℃におい
て5×107 〜2×108 dyn/cm2 の範囲にあ
り、180℃において1×106 〜5×10 7 dyn/
cm2 の範囲にあることを特徴とする水系接着剤組成
物。 (a)成分:数平均分子量が1000〜5000である
ポリオール (b)成分:イオン性及び/又は潜在的イオン性の官能
基、及び、イソシアネート基と反応可能な活性水素原子
を少なくとも1個以上有する官能基を含有する化合物 (c)成分:ポリイソシアネート化合物 (d)成分:イソシアネート基と反応可能な活性水素原
子を少なくとも1個以上有する官能基を含有する化合物
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウレタン樹脂エマルジ
ョンを主成分とする水系接着剤組成物に関する。
ョンを主成分とする水系接着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、接着剤業界並びに接着剤を使用す
る業界においては、人体への安全性、火災防止や環境保
全等の観点から有機溶剤を溶媒とする溶剤型接着剤に代
わり、水を溶媒とする水溶液型もしくはエマルジョン型
接着剤等の水系接着剤が注目され、その使用量が増大し
つつある。水系接着剤のなかでもウレタン樹脂エマルジ
ョンを主成分とする接着剤は、分子内にカルボキシル基
のような親水基を含有しているので所謂自己乳化型エマ
ルジョンとなり、他の水系接着剤に比較し、接着力、耐
熱性、耐水性等が良好であるため特に有望視されてい
る。
る業界においては、人体への安全性、火災防止や環境保
全等の観点から有機溶剤を溶媒とする溶剤型接着剤に代
わり、水を溶媒とする水溶液型もしくはエマルジョン型
接着剤等の水系接着剤が注目され、その使用量が増大し
つつある。水系接着剤のなかでもウレタン樹脂エマルジ
ョンを主成分とする接着剤は、分子内にカルボキシル基
のような親水基を含有しているので所謂自己乳化型エマ
ルジョンとなり、他の水系接着剤に比較し、接着力、耐
熱性、耐水性等が良好であるため特に有望視されてい
る。
【0003】一方、接着剤の主用途を成す工業用接着剤
は一般的に工場ラインで連続的に使用され、接着直後に
移動して次工程に進むため、優れた初期接着力が要求さ
れると共に、最終的には高度な接着力、耐熱性、耐水性
等を発現する必要がある。
は一般的に工場ラインで連続的に使用され、接着直後に
移動して次工程に進むため、優れた初期接着力が要求さ
れると共に、最終的には高度な接着力、耐熱性、耐水性
等を発現する必要がある。
【0004】しかし、通常のウレタン樹脂エマルジョン
を主成分とする接着剤は、一般に初期接着力が不充分で
あり、又、稀に良好な初期接着力を発現するものは経時
の接着力昂進が乏しく、最終的な接着力、耐熱性、耐水
性等が不充分となる等の欠点があり、上記工業用接着剤
としての性能を充分満足するものではない。
を主成分とする接着剤は、一般に初期接着力が不充分で
あり、又、稀に良好な初期接着力を発現するものは経時
の接着力昂進が乏しく、最終的な接着力、耐熱性、耐水
性等が不充分となる等の欠点があり、上記工業用接着剤
としての性能を充分満足するものではない。
【0005】ウレタン樹脂エマルジョンの初期接着力や
耐熱性を改良する一つの方法として、酸成分のうちの2
0〜100モル%が芳香族ジカルボン酸であるポリエス
テルジオール、有機ジイソシアネート化合物、及び必要
により分子量500未満の鎖延長剤を所定の割合で反応
させたポリウレタン樹脂、沸点が250℃以下の水溶性
有機化合物、水、及び中和剤を所定の配合比で混合した
ウレタン樹脂エマルジョンが提案されている(特開平5
−17682号公報)が、このウレタン樹脂エマルジョ
ンも常温における初期接着力は未だ不充分であり、工業
用接着剤としては実用性に欠ける。
耐熱性を改良する一つの方法として、酸成分のうちの2
0〜100モル%が芳香族ジカルボン酸であるポリエス
テルジオール、有機ジイソシアネート化合物、及び必要
により分子量500未満の鎖延長剤を所定の割合で反応
させたポリウレタン樹脂、沸点が250℃以下の水溶性
有機化合物、水、及び中和剤を所定の配合比で混合した
ウレタン樹脂エマルジョンが提案されている(特開平5
−17682号公報)が、このウレタン樹脂エマルジョ
ンも常温における初期接着力は未だ不充分であり、工業
用接着剤としては実用性に欠ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決するため、優れた初期接着力と耐熱性を兼
備し、特に工業用接着剤として好適なウレタン樹脂エマ
ルジョンを主成分とする水系接着剤組成物を提供するこ
とを目的とする。
問題点を解決するため、優れた初期接着力と耐熱性を兼
備し、特に工業用接着剤として好適なウレタン樹脂エマ
ルジョンを主成分とする水系接着剤組成物を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明(以
下、「第1発明」と記す)による水系接着剤組成物は、
下記(a)成分、(b)成分、(c)成分及び(d)成
分を必須成分として成るウレタン樹脂エマルジョンを主
成分とする水系接着剤組成物であって、該接着剤組成物
の乾燥皮膜の剪断貯蔵弾性率が30℃において5×10
7 〜2×108dyn/cm2 の範囲にあり、180℃
において1×106 〜5×107 dyn/cm2 の範囲
にあることを特徴とし、そのことにより上記目的が達成
される。 (a)成分:数平均分子量が1000〜5000である
ポリオール (b)成分:イオン性及び/又は潜在的イオン性の官能
基、及び、イソシアネート基と反応可能な活性水素原子
を少なくとも1個以上有する官能基を含有する化合物 (c)成分:ポリイソシアネート化合物 (d)成分:イソシアネート基と反応可能な活性水素原
子を少なくとも1個以上有する官能基を含有する化合物
下、「第1発明」と記す)による水系接着剤組成物は、
下記(a)成分、(b)成分、(c)成分及び(d)成
分を必須成分として成るウレタン樹脂エマルジョンを主
成分とする水系接着剤組成物であって、該接着剤組成物
の乾燥皮膜の剪断貯蔵弾性率が30℃において5×10
7 〜2×108dyn/cm2 の範囲にあり、180℃
において1×106 〜5×107 dyn/cm2 の範囲
にあることを特徴とし、そのことにより上記目的が達成
される。 (a)成分:数平均分子量が1000〜5000である
ポリオール (b)成分:イオン性及び/又は潜在的イオン性の官能
基、及び、イソシアネート基と反応可能な活性水素原子
を少なくとも1個以上有する官能基を含有する化合物 (c)成分:ポリイソシアネート化合物 (d)成分:イソシアネート基と反応可能な活性水素原
子を少なくとも1個以上有する官能基を含有する化合物
【0008】又、請求項2記載の発明(以下、「第2発
明」と記す)による水系接着剤組成物は、上記(a)成
分のポリオールが、全ジカルボン酸中の25モル%以上
が芳香族ジカルボン酸であるポリエステルポリオール
と、常温で非晶質もしくは低結晶性であるポリオールで
あることを特徴とする請求項1記載の水系接着剤組成物
であり、そのことにより上記目的が達成される。
明」と記す)による水系接着剤組成物は、上記(a)成
分のポリオールが、全ジカルボン酸中の25モル%以上
が芳香族ジカルボン酸であるポリエステルポリオール
と、常温で非晶質もしくは低結晶性であるポリオールで
あることを特徴とする請求項1記載の水系接着剤組成物
であり、そのことにより上記目的が達成される。
【0009】第1発明による水系接着剤組成物の主成分
であるウレタン樹脂エマルジョンに(a)成分として用
いられる数平均分子量が1000〜5000であるポリ
オールの種類としては、特に限定されるものではない
が、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のポリエーテルポリオール類、アジピン酸、セバチ
ン酸、イタコン酸、無水マレイン酸、オルトフタル酸、
イソフタル酸、テレフタル酸等のジカルボン酸とエチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサン
ジオール、トリプロピレングリコール、ネオペンチルグ
リコール等のグリコールとを反応させて得られるポリエ
ステルポリオール類、ポリカプロラクトンポリオール、
ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリブタジエ
ンポリオール、水添化ポリブタジエンポリオール、ポリ
カーボネートポリオール、ポリチオエーテルポリオー
ル、ポリアクリル酸エステルポリオール等が挙げられ、
これらの1種もしくは2種以上が好適に用いられる。
であるウレタン樹脂エマルジョンに(a)成分として用
いられる数平均分子量が1000〜5000であるポリ
オールの種類としては、特に限定されるものではない
が、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のポリエーテルポリオール類、アジピン酸、セバチ
ン酸、イタコン酸、無水マレイン酸、オルトフタル酸、
イソフタル酸、テレフタル酸等のジカルボン酸とエチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサン
ジオール、トリプロピレングリコール、ネオペンチルグ
リコール等のグリコールとを反応させて得られるポリエ
ステルポリオール類、ポリカプロラクトンポリオール、
ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリブタジエ
ンポリオール、水添化ポリブタジエンポリオール、ポリ
カーボネートポリオール、ポリチオエーテルポリオー
ル、ポリアクリル酸エステルポリオール等が挙げられ、
これらの1種もしくは2種以上が好適に用いられる。
【0010】上記ポリオールの数平均分子量は1000
〜5000であることが必要である。上記ポリオールの
数平均分子量が1000未満であると、得られるウレタ
ン樹脂エマルジョンの乾燥皮膜が硬くなり過ぎて水系接
着剤組成物の初期接着力が低下し、逆に5000を超え
ると、得られるウレタン樹脂エマルジョンの乾燥皮膜が
柔らかくなり過ぎて水系接着剤組成物の耐熱性が低下す
る。
〜5000であることが必要である。上記ポリオールの
数平均分子量が1000未満であると、得られるウレタ
ン樹脂エマルジョンの乾燥皮膜が硬くなり過ぎて水系接
着剤組成物の初期接着力が低下し、逆に5000を超え
ると、得られるウレタン樹脂エマルジョンの乾燥皮膜が
柔らかくなり過ぎて水系接着剤組成物の耐熱性が低下す
る。
【0011】第1発明による水系接着剤組成物の主成分
であるウレタン樹脂エマルジョンに(b)成分として用
いられるイオン性の官能基、及び、イソシアネート基と
反応可能な活性水素原子を少なくとも1個以上有する官
能基を含有する化合物の種類としては、特に限定される
ものではないが、スルフォネート基、カルボキシレート
基のようなアニオン性の官能基やアンモニウム基のよう
なカチオン性の官能基を含有し、且つ、水酸基や1級も
しくは2級アミノ基のようなイソシアネート基と反応可
能な活性水素原子を1個以上有する官能基を含有する化
合物が挙げられ、なかでもアニオン性の官能基を含有す
る化合物の1種もしくは2種以上が好適に用いられる。
であるウレタン樹脂エマルジョンに(b)成分として用
いられるイオン性の官能基、及び、イソシアネート基と
反応可能な活性水素原子を少なくとも1個以上有する官
能基を含有する化合物の種類としては、特に限定される
ものではないが、スルフォネート基、カルボキシレート
基のようなアニオン性の官能基やアンモニウム基のよう
なカチオン性の官能基を含有し、且つ、水酸基や1級も
しくは2級アミノ基のようなイソシアネート基と反応可
能な活性水素原子を1個以上有する官能基を含有する化
合物が挙げられ、なかでもアニオン性の官能基を含有す
る化合物の1種もしくは2種以上が好適に用いられる。
【0012】又、同じく(b)成分として用いられる潜
在的イオン性の官能基、及び、イソシアネート基と反応
可能な活性水素原子を少なくとも1個以上有する官能基
を含有する化合物の種類としては、特に限定されるもの
ではないが、スルフォン基、カルボキシル基のような潜
在的アニオン性の官能基や3級アミノ基のような潜在的
カチオン性の官能基を含有し、且つ、水酸基や1級もし
くは2級アミノ基のようなイソシアネート基と反応可能
な活性水素原子を1個以上有する官能基を含有する化合
物が挙げられ、なかでもジメチロール乳酸、ジメチロー
ルプロピオン酸、ジメチロール酪酸等のような分子内に
潜在的アニオン性を示すカルボキシル基と2つの水酸基
を含有する化合物の1種もしくは2種以上が好適に用い
られる。尚、ここで言う潜在的イオン性の官能基とは、
例えば中和剤のようなイオン化剤を添加することによ
り、全部もしくは一部がイオン性の官能基に変換され得
る官能基を言う。
在的イオン性の官能基、及び、イソシアネート基と反応
可能な活性水素原子を少なくとも1個以上有する官能基
を含有する化合物の種類としては、特に限定されるもの
ではないが、スルフォン基、カルボキシル基のような潜
在的アニオン性の官能基や3級アミノ基のような潜在的
カチオン性の官能基を含有し、且つ、水酸基や1級もし
くは2級アミノ基のようなイソシアネート基と反応可能
な活性水素原子を1個以上有する官能基を含有する化合
物が挙げられ、なかでもジメチロール乳酸、ジメチロー
ルプロピオン酸、ジメチロール酪酸等のような分子内に
潜在的アニオン性を示すカルボキシル基と2つの水酸基
を含有する化合物の1種もしくは2種以上が好適に用い
られる。尚、ここで言う潜在的イオン性の官能基とは、
例えば中和剤のようなイオン化剤を添加することによ
り、全部もしくは一部がイオン性の官能基に変換され得
る官能基を言う。
【0013】上記イオン化剤である中和剤の種類として
は、特に限定されるものではないが、アンモニア、トリ
メチルアミン、トリエチルアミンのような揮発性の3級
アミン、不揮発性の3級アミン、アルカリ金属塩等が挙
げられ、なかでも揮発性の3級アミンの1種もしくは2
種以上が好適に用いられる。上記揮発性の3級アミン
は、水系接着剤組成物の乾燥時に水とともに揮散し水系
接着剤組成物の乾燥皮膜中に残存しないので、乾燥皮膜
の耐水性を低下させることが無い。
は、特に限定されるものではないが、アンモニア、トリ
メチルアミン、トリエチルアミンのような揮発性の3級
アミン、不揮発性の3級アミン、アルカリ金属塩等が挙
げられ、なかでも揮発性の3級アミンの1種もしくは2
種以上が好適に用いられる。上記揮発性の3級アミン
は、水系接着剤組成物の乾燥時に水とともに揮散し水系
接着剤組成物の乾燥皮膜中に残存しないので、乾燥皮膜
の耐水性を低下させることが無い。
【0014】第1発明による水系接着剤組成物の主成分
であるウレタン樹脂エマルジョンに(c)成分として用
いられるポリイソシアネート化合物の種類としては、分
子中に2個以上のイソシアネート基を有する有機ポリイ
ソシアネート化合物が好ましく、特に限定されるもので
はないが、例えば、1,4−テトラメチレンジイソシア
ネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、
2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネー
ト、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシア
ネート、3−イソシアネートメチル−3,5,5−トリ
メチルシクロヘキシルイソシアネート、ジシクロヘキシ
ルメタン−4,4’−ジイソシアネート、メチルシクロ
ヘキシル−2,4−ジイソシアネート、メチルシクロヘ
キシル−2,6−ジイソシアネート、キシリレンジイソ
シアネート、1,3−ビス(イソシアネート)メチルシ
クロヘキサン、テトラメチルキシリレンジイソシアネー
ト、トランスシクロヘキサン−1,4−ジイソシアネー
ト等の脂肪族ジイソシアネート類、2,4−トルイレン
ジイソシアネート、2,6−トルイレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、
1,5−ナフテンジイソシアネート、トリジンジイソシ
アネート、ジフェニルメチルメタンジイソシアネート、
テトラアルキルジフェニルメタンジイソシアネート、
4,4’−ジベンジルジイソシアネート、1,3−フェ
ニレンジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネート
類、リジンジイソシアネート、リジンエステルトリイソ
シアネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、
1,6,11−ウンデカントリイソシアネート、1,8
−ジイソシアネート−4,4−イソシアネートメチルオ
クタン、1,3,6−ヘキサメチレントリイソシアネー
ト、ビシクロヘプタントリイソシアネート等のトリイソ
シアネート類等が挙げられ、これらの1種もしくは2種
以上が好適に用いられる。
であるウレタン樹脂エマルジョンに(c)成分として用
いられるポリイソシアネート化合物の種類としては、分
子中に2個以上のイソシアネート基を有する有機ポリイ
ソシアネート化合物が好ましく、特に限定されるもので
はないが、例えば、1,4−テトラメチレンジイソシア
ネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、
2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネー
ト、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシア
ネート、3−イソシアネートメチル−3,5,5−トリ
メチルシクロヘキシルイソシアネート、ジシクロヘキシ
ルメタン−4,4’−ジイソシアネート、メチルシクロ
ヘキシル−2,4−ジイソシアネート、メチルシクロヘ
キシル−2,6−ジイソシアネート、キシリレンジイソ
シアネート、1,3−ビス(イソシアネート)メチルシ
クロヘキサン、テトラメチルキシリレンジイソシアネー
ト、トランスシクロヘキサン−1,4−ジイソシアネー
ト等の脂肪族ジイソシアネート類、2,4−トルイレン
ジイソシアネート、2,6−トルイレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、
1,5−ナフテンジイソシアネート、トリジンジイソシ
アネート、ジフェニルメチルメタンジイソシアネート、
テトラアルキルジフェニルメタンジイソシアネート、
4,4’−ジベンジルジイソシアネート、1,3−フェ
ニレンジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネート
類、リジンジイソシアネート、リジンエステルトリイソ
シアネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、
1,6,11−ウンデカントリイソシアネート、1,8
−ジイソシアネート−4,4−イソシアネートメチルオ
クタン、1,3,6−ヘキサメチレントリイソシアネー
ト、ビシクロヘプタントリイソシアネート等のトリイソ
シアネート類等が挙げられ、これらの1種もしくは2種
以上が好適に用いられる。
【0015】第1発明による水系接着剤組成物の主成分
であるウレタン樹脂エマルジョンに(d)成分として用
いられるイソシアネート基と反応可能な活性水素原子を
少なくとも1個以上有する官能基を含有する化合物と
は、いわゆる鎖長延長剤のことであり、分子中に2個以
上の1級アミノ基もしくは2級アミノ基を含有するポリ
アミン類や分子中に2個以上の水酸基を含有するポリオ
ール類等が挙げられる。
であるウレタン樹脂エマルジョンに(d)成分として用
いられるイソシアネート基と反応可能な活性水素原子を
少なくとも1個以上有する官能基を含有する化合物と
は、いわゆる鎖長延長剤のことであり、分子中に2個以
上の1級アミノ基もしくは2級アミノ基を含有するポリ
アミン類や分子中に2個以上の水酸基を含有するポリオ
ール類等が挙げられる。
【0016】上記ポリアミン類の具体例としては、特に
限定されるものではないが、エチレンジアミン、プロピ
レングリコール、1,4−ジアミノブタン、1,6−ヘ
キサメチレンジアミン、イソホロンジアミン、3−アミ
ノメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルアミ
ン等のジアミン類、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン等のアルカノールアミン類、ピペリジン、モル
ホリン、ピペラジン等の複素環式アミン類等が挙げら
れ、これらの1種もしくは2種以上が好適に用いられ
る。
限定されるものではないが、エチレンジアミン、プロピ
レングリコール、1,4−ジアミノブタン、1,6−ヘ
キサメチレンジアミン、イソホロンジアミン、3−アミ
ノメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルアミ
ン等のジアミン類、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン等のアルカノールアミン類、ピペリジン、モル
ホリン、ピペラジン等の複素環式アミン類等が挙げら
れ、これらの1種もしくは2種以上が好適に用いられ
る。
【0017】又、上記ポリオール類の具体例としては、
特に限定されるものではないが、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,
6−ヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、グリ
セリン等の多価アルコール類が挙げられ、これらの1種
もしくは2種以上が好適に用いられる。
特に限定されるものではないが、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,
6−ヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、グリ
セリン等の多価アルコール類が挙げられ、これらの1種
もしくは2種以上が好適に用いられる。
【0018】上記(a)成分、(b)成分、(c)成分
及び(d)成分を用いて行うウレタン樹脂エマルジョン
の製造方法は、特に限定されるものではなく、例えば、
先ず(a)成分、(b)成分及び(c)成分を所定の割
合で有機溶剤に溶解し、沸点重合等によりウレタンプレ
ポリマーを作製し、次いで、(b)成分が潜在的イオン
性官能基を含有する化合物である場合は、中和剤を添加
して中和した後、ホモミキサーやディスパー等の高速攪
拌機で激しく攪拌しながら(d)成分を添加してウレタ
ン化反応を行いつつエマルジョン化し、最後に減圧下で
脱溶剤を行って所望のウレタン樹脂エマルジョンを得る
ことが出来る。
及び(d)成分を用いて行うウレタン樹脂エマルジョン
の製造方法は、特に限定されるものではなく、例えば、
先ず(a)成分、(b)成分及び(c)成分を所定の割
合で有機溶剤に溶解し、沸点重合等によりウレタンプレ
ポリマーを作製し、次いで、(b)成分が潜在的イオン
性官能基を含有する化合物である場合は、中和剤を添加
して中和した後、ホモミキサーやディスパー等の高速攪
拌機で激しく攪拌しながら(d)成分を添加してウレタ
ン化反応を行いつつエマルジョン化し、最後に減圧下で
脱溶剤を行って所望のウレタン樹脂エマルジョンを得る
ことが出来る。
【0019】上記有機溶剤の種類としては、特に限定さ
れるものではないが、アセトン、メチルエチルケトン、
酢酸メチル、テトラヒドロフラン等が挙げられ、これら
の1種もしくは2種以上が好適に用いられる。
れるものではないが、アセトン、メチルエチルケトン、
酢酸メチル、テトラヒドロフラン等が挙げられ、これら
の1種もしくは2種以上が好適に用いられる。
【0020】第1発明による水系接着剤組成物は、上記
により得られるウレタン樹脂エマルジョンを主成分とし
て成り、その乾燥皮膜の剪断貯蔵弾性率が30℃におい
て5×107 〜2×108 dyn/cm2 の範囲にあ
り、180℃において1×10 6 〜5×107 dyn/
cm2 の範囲にあることが必要である。尚、ここで言う
剪断貯蔵弾性率とは、粘弾性スペクトロメーターを用
い、温度範囲−50〜250℃、周波数10ヘルツの条
件で剪断法により測定した剪断貯蔵弾性率を言う。
により得られるウレタン樹脂エマルジョンを主成分とし
て成り、その乾燥皮膜の剪断貯蔵弾性率が30℃におい
て5×107 〜2×108 dyn/cm2 の範囲にあ
り、180℃において1×10 6 〜5×107 dyn/
cm2 の範囲にあることが必要である。尚、ここで言う
剪断貯蔵弾性率とは、粘弾性スペクトロメーターを用
い、温度範囲−50〜250℃、周波数10ヘルツの条
件で剪断法により測定した剪断貯蔵弾性率を言う。
【0021】水系接着剤組成物の乾燥皮膜の30℃にお
ける上記剪断貯蔵弾性率が5×10 7 dyn/cm2 未
満であると、耐熱性が乏しくなり、逆に2×108 dy
n/cm2 を超えると、被着体に対する濡れ性が不足し
初期接着力が不充分となる。又、水系接着剤組成物の乾
燥皮膜の180℃における上記剪断貯蔵弾性率が1×1
06 dyn/cm2 未満であると、耐熱性が乏しくな
り、逆に5×107 dyn/cm2 を超えると、皮膜が
硬くなり過ぎて接着出来ない。
ける上記剪断貯蔵弾性率が5×10 7 dyn/cm2 未
満であると、耐熱性が乏しくなり、逆に2×108 dy
n/cm2 を超えると、被着体に対する濡れ性が不足し
初期接着力が不充分となる。又、水系接着剤組成物の乾
燥皮膜の180℃における上記剪断貯蔵弾性率が1×1
06 dyn/cm2 未満であると、耐熱性が乏しくな
り、逆に5×107 dyn/cm2 を超えると、皮膜が
硬くなり過ぎて接着出来ない。
【0022】第2発明による水系接着剤組成物は、第1
発明による水系接着剤組成物において、(a)成分のポ
リオールが、全ジカルボン酸中の25モル%以上が芳香
族ジカルボン酸であるポリエステルポリオールと、常温
で非晶質もしくは低結晶性であるポリオールであること
を特徴とする。
発明による水系接着剤組成物において、(a)成分のポ
リオールが、全ジカルボン酸中の25モル%以上が芳香
族ジカルボン酸であるポリエステルポリオールと、常温
で非晶質もしくは低結晶性であるポリオールであること
を特徴とする。
【0023】上記第2発明による水系接着剤組成物の主
成分であるウレタン樹脂エマルジョンは2種類のポリオ
ールを用いて成り、該2種類のポリオール中、一方のポ
リオールは、全ジカルボン酸中の芳香族ジカルボン酸の
含有量が25モル%以上であると共に、数平均分子量が
1000〜5000であるポリエステルポリオール(以
下「ポリオールA」と記す)であることが必要であり、
他方のポリオールは、常温で非晶質もしくは低結晶性で
あると共に、数平均分子量が1000〜5000である
ポリオール(以下、「ポリオールB」と記す)であるこ
とが必要である。
成分であるウレタン樹脂エマルジョンは2種類のポリオ
ールを用いて成り、該2種類のポリオール中、一方のポ
リオールは、全ジカルボン酸中の芳香族ジカルボン酸の
含有量が25モル%以上であると共に、数平均分子量が
1000〜5000であるポリエステルポリオール(以
下「ポリオールA」と記す)であることが必要であり、
他方のポリオールは、常温で非晶質もしくは低結晶性で
あると共に、数平均分子量が1000〜5000である
ポリオール(以下、「ポリオールB」と記す)であるこ
とが必要である。
【0024】一般的に、通常のウレタン樹脂エマルジョ
ンには、ポリオールとして、脂肪族ジカルボン酸と脂肪
族ジオールとから成るポリエステルポリオールやポリエ
チレングリコール、ポリプロピレングリコール等のポリ
エーテルポリオール等が用いられる。
ンには、ポリオールとして、脂肪族ジカルボン酸と脂肪
族ジオールとから成るポリエステルポリオールやポリエ
チレングリコール、ポリプロピレングリコール等のポリ
エーテルポリオール等が用いられる。
【0025】しかし、上記前者のポリエステルポリオー
ルは50℃において固体である高結晶性のポリオール
(以下、「ポリオールC」と記す)であるため、該ポリ
エステルポリオールを用いて成るウレタン樹脂エマルジ
ョンを主成分とする水系接着剤組成物は、その乾燥皮膜
の30℃における前記剪断貯蔵弾性率が高くなり、被着
体に対する濡れ性が不足し初期接着力に欠けたものとな
る。又、上記後者のポリエーテルポリオールは常温で液
状であるため、該ポリエーテルポリオールを用いて成る
ウレタン樹脂エマルジョンを主成分とする水系接着剤組
成物は、その乾燥皮膜の180℃における前記剪断貯蔵
弾性率が低くなり、耐熱性に欠けたものとなる。
ルは50℃において固体である高結晶性のポリオール
(以下、「ポリオールC」と記す)であるため、該ポリ
エステルポリオールを用いて成るウレタン樹脂エマルジ
ョンを主成分とする水系接着剤組成物は、その乾燥皮膜
の30℃における前記剪断貯蔵弾性率が高くなり、被着
体に対する濡れ性が不足し初期接着力に欠けたものとな
る。又、上記後者のポリエーテルポリオールは常温で液
状であるため、該ポリエーテルポリオールを用いて成る
ウレタン樹脂エマルジョンを主成分とする水系接着剤組
成物は、その乾燥皮膜の180℃における前記剪断貯蔵
弾性率が低くなり、耐熱性に欠けたものとなる。
【0026】第2発明による水系接着剤組成物の主成分
であるウレタン樹脂エマルジョンは、全ジカルボン酸中
の25モル%以上が芳香族ジカルボン酸であると共に、
数平均分子量が1000〜5000であるポリエステル
ポリオール(ポリオールA)と常温で非晶質もしくは低
結晶性であると共に、数平均分子量が1000〜500
0であるポリオール(ポリオールB)とを併用して成る
ので、第2発明による水系接着剤組成物は、その乾燥皮
膜の前記剪断貯蔵弾性率が30℃においては5×107
〜2×108 dyn/cm2 となり、180℃において
は1×106 〜5×107 となるので、初期接着力と耐
熱性に優れたものとなる。
であるウレタン樹脂エマルジョンは、全ジカルボン酸中
の25モル%以上が芳香族ジカルボン酸であると共に、
数平均分子量が1000〜5000であるポリエステル
ポリオール(ポリオールA)と常温で非晶質もしくは低
結晶性であると共に、数平均分子量が1000〜500
0であるポリオール(ポリオールB)とを併用して成る
ので、第2発明による水系接着剤組成物は、その乾燥皮
膜の前記剪断貯蔵弾性率が30℃においては5×107
〜2×108 dyn/cm2 となり、180℃において
は1×106 〜5×107 となるので、初期接着力と耐
熱性に優れたものとなる。
【0027】上記ポリオールAに用いられる芳香族ジカ
ルボン酸としては、特に限定されるものではないが、オ
ルトフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸等が挙げら
れ、なかでもオルトフタル酸が好適に用いられる。又、
芳香族ジカルボン酸以外のジカルボン酸としては、特に
限定されるものではないが、アジピン酸、セバチン酸、
イタコン酸、無水マレイン酸等が挙げられ、なかでもア
ジピン酸が好適に用いられる。これらのジカルボン酸と
1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール等
のジオールとを反応させることにより所望のポリオール
Aを得ることが出来る。
ルボン酸としては、特に限定されるものではないが、オ
ルトフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸等が挙げら
れ、なかでもオルトフタル酸が好適に用いられる。又、
芳香族ジカルボン酸以外のジカルボン酸としては、特に
限定されるものではないが、アジピン酸、セバチン酸、
イタコン酸、無水マレイン酸等が挙げられ、なかでもア
ジピン酸が好適に用いられる。これらのジカルボン酸と
1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール等
のジオールとを反応させることにより所望のポリオール
Aを得ることが出来る。
【0028】上記ポリオールAにおいては、全ジカルボ
ン酸中の25モル%以上が芳香族ジカルボン酸であるこ
とが必要である。全ジカルボン酸中の芳香族ジカルボン
酸の含有量が25モル%未満であると、得られる水系接
着剤組成物の耐熱性が不充分なものとなる。
ン酸中の25モル%以上が芳香族ジカルボン酸であるこ
とが必要である。全ジカルボン酸中の芳香族ジカルボン
酸の含有量が25モル%未満であると、得られる水系接
着剤組成物の耐熱性が不充分なものとなる。
【0029】又、上記ポリオールBとしては、特に限定
されるものではないが、ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール等のポリエーテルポリオール類、
ジカルボン酸とジオールとを反応させて得られるポリエ
ステルポリオール類、ポリカプロラクトンポリオール、
ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリブタジエ
ンポリオール、水添化ポリブタジエンポリオール、ポリ
カーボネートポリオール、ポリチオエーテルポリオー
ル、ポリアクリル酸エステルポリオール等が挙げられ、
これらの1種もしくは2種以上が好適に用いられるが、
なかでもポリエステルポリオール類がより好適に用いら
れる。
されるものではないが、ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール等のポリエーテルポリオール類、
ジカルボン酸とジオールとを反応させて得られるポリエ
ステルポリオール類、ポリカプロラクトンポリオール、
ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリブタジエ
ンポリオール、水添化ポリブタジエンポリオール、ポリ
カーボネートポリオール、ポリチオエーテルポリオー
ル、ポリアクリル酸エステルポリオール等が挙げられ、
これらの1種もしくは2種以上が好適に用いられるが、
なかでもポリエステルポリオール類がより好適に用いら
れる。
【0030】上記ポリエステルポリオール類としては、
特に限定されるものではないが、アジピン酸、セバチン
酸、イタコン酸、無水マレイン酸等のジカルボン酸とジ
エチレングリコール、プロピレングリコール等の脂肪族
ジオールやネオペンチルグリコール、1,2−ブタンジ
オール等の分岐ジオール等を反応させて得られるものが
挙げられ、ポリオールBとして好適に用いられる。
特に限定されるものではないが、アジピン酸、セバチン
酸、イタコン酸、無水マレイン酸等のジカルボン酸とジ
エチレングリコール、プロピレングリコール等の脂肪族
ジオールやネオペンチルグリコール、1,2−ブタンジ
オール等の分岐ジオール等を反応させて得られるものが
挙げられ、ポリオールBとして好適に用いられる。
【0031】上記ポリエステルポリオール類の作製にお
いて、ジオールとしてジエチレングリコールを用いる場
合、特に限定されるものではないが、全ジオール中に占
めるジエチレングリコールの含有量は、40モル%以上
であることが好ましく、又、ジオールとして脂肪族ジオ
ールと分岐ジオールを併用する場合、特に限定されるも
のではないが、全ジオール中に占める分岐ジオールの含
有量は、10〜50モル%程度であることが好ましい。
いて、ジオールとしてジエチレングリコールを用いる場
合、特に限定されるものではないが、全ジオール中に占
めるジエチレングリコールの含有量は、40モル%以上
であることが好ましく、又、ジオールとして脂肪族ジオ
ールと分岐ジオールを併用する場合、特に限定されるも
のではないが、全ジオール中に占める分岐ジオールの含
有量は、10〜50モル%程度であることが好ましい。
【0032】上記ポリオールBは、常温で非晶質もしく
は低結晶性であることが必要である。尚、ここで言う常
温で非晶質のポリオールとは、20℃において液体であ
るポリオールを言い、又、常温で低結晶性のポリオール
とは、20℃において固体であり50℃において液体で
あるポリオールを言う。
は低結晶性であることが必要である。尚、ここで言う常
温で非晶質のポリオールとは、20℃において液体であ
るポリオールを言い、又、常温で低結晶性のポリオール
とは、20℃において固体であり50℃において液体で
あるポリオールを言う。
【0033】前記ポリオールAは、全ジカルボン酸中の
25モル%以上が芳香族ジカルボン酸であると共に、数
平均分子量が1000〜5000のポリエステルポリオ
ールであるので、得られるウレタン樹脂エマルジョンに
優れた耐熱性を付与し、又、上記ポリオールBは、常温
で非晶質もしくは低結晶性であると共に、数平均分子量
が1000〜5000のポリオールであるので、得られ
るウレタン樹脂エマルジョンに優れた初期接着力を付与
する。従って、これらのウレタン樹脂エマルジョンを主
成分として成る水系接着剤組成物は優れた初期接着力と
耐熱性を兼備する。
25モル%以上が芳香族ジカルボン酸であると共に、数
平均分子量が1000〜5000のポリエステルポリオ
ールであるので、得られるウレタン樹脂エマルジョンに
優れた耐熱性を付与し、又、上記ポリオールBは、常温
で非晶質もしくは低結晶性であると共に、数平均分子量
が1000〜5000のポリオールであるので、得られ
るウレタン樹脂エマルジョンに優れた初期接着力を付与
する。従って、これらのウレタン樹脂エマルジョンを主
成分として成る水系接着剤組成物は優れた初期接着力と
耐熱性を兼備する。
【0034】第2発明による水系接着剤組成物の主成分
であるウレタン樹脂エマルジョンにおいては、前記ポリ
オールAと上記ポリオールBとの併用比率は、特に限定
されるものではないが、重量比でポリオールA/ポリオ
ールB=0.25〜20であることが好ましい。ポリオ
ールA/ポリオールBが0.25未満であると、得られ
る水系接着剤組成物の耐熱性が不充分となり、逆に20
を超えると、得られる水系接着剤組成物の初期接着力が
不充分となる。
であるウレタン樹脂エマルジョンにおいては、前記ポリ
オールAと上記ポリオールBとの併用比率は、特に限定
されるものではないが、重量比でポリオールA/ポリオ
ールB=0.25〜20であることが好ましい。ポリオ
ールA/ポリオールBが0.25未満であると、得られ
る水系接着剤組成物の耐熱性が不充分となり、逆に20
を超えると、得られる水系接着剤組成物の初期接着力が
不充分となる。
【0035】第2発明による水系接着剤組成物は、ポリ
オールA及びポリオールBをそれぞれ単独で用いて成る
2種類のウレタン樹脂エマルジョンを混合して得られる
混合ウレタン樹脂エマルジョンを主成分としても良い
し、ポリオールA及びポリオールBを予め混合して得ら
れる混合ポリオールを用いて成る1種類のウレタン樹脂
エマルジョンを主成分としても良く、又、これらを併用
したものであっても良い。
オールA及びポリオールBをそれぞれ単独で用いて成る
2種類のウレタン樹脂エマルジョンを混合して得られる
混合ウレタン樹脂エマルジョンを主成分としても良い
し、ポリオールA及びポリオールBを予め混合して得ら
れる混合ポリオールを用いて成る1種類のウレタン樹脂
エマルジョンを主成分としても良く、又、これらを併用
したものであっても良い。
【0036】さらに、第2発明による水系接着剤組成物
は、ポリオールAであり且つポリオールBでもあると共
に、数平均分子量が1000〜5000である1種類の
ポリエステルポリオール(以下、「ポリオールAB」と
記す)から成る1種類のウレタン樹脂エマルジョンを主
成分とするものであっても良い。
は、ポリオールAであり且つポリオールBでもあると共
に、数平均分子量が1000〜5000である1種類の
ポリエステルポリオール(以下、「ポリオールAB」と
記す)から成る1種類のウレタン樹脂エマルジョンを主
成分とするものであっても良い。
【0037】上記ポリオールABとしては、特に限定さ
れるものではないが、例えば、オルトフタル酸のような
芳香族ジカルボン酸を25モル%以上含有するジカルボ
ン酸と、ジエチレングリコールを40モル%以上含有す
るジオールやネオペンチルグリコール、1,2−プロパ
ンジオール等の分岐ジオールを10モル%以上含有する
ジオール等とを反応させて得られるもの等が挙げられ、
これらを用いて得られるウレタン樹脂エマルジョンを主
成分とする水系接着剤組成物も優れた初期接着力と耐熱
性を発現する。
れるものではないが、例えば、オルトフタル酸のような
芳香族ジカルボン酸を25モル%以上含有するジカルボ
ン酸と、ジエチレングリコールを40モル%以上含有す
るジオールやネオペンチルグリコール、1,2−プロパ
ンジオール等の分岐ジオールを10モル%以上含有する
ジオール等とを反応させて得られるもの等が挙げられ、
これらを用いて得られるウレタン樹脂エマルジョンを主
成分とする水系接着剤組成物も優れた初期接着力と耐熱
性を発現する。
【0038】又、第1発明及び第2発明による水系接着
剤組成物には、本発明の目的を阻害しない範囲で必要に
応じ、合成樹脂類、エラストマー類、接着付与剤、可塑
剤、軟化剤、充填剤、着色剤、増粘剤、安定剤、消泡
剤、防腐防黴剤等の各種配合剤が含有されていても良
い。
剤組成物には、本発明の目的を阻害しない範囲で必要に
応じ、合成樹脂類、エラストマー類、接着付与剤、可塑
剤、軟化剤、充填剤、着色剤、増粘剤、安定剤、消泡
剤、防腐防黴剤等の各種配合剤が含有されていても良
い。
【0039】
【作用】第1発明により得られる水系接着剤組成物は、
(a)成分、(b)成分、(c)成分及び(d)成分を
必須成分として成るウレタン樹脂エマルジョンを主成分
とし、その乾燥皮膜の剪断貯蔵弾性率が30℃において
5×107 〜2×108dyn/cm2 の範囲にあり、
180℃において1×106 〜5×107 dyn/cm
2 の範囲にあるので、優れた初期接着力と耐熱性を発現
する。
(a)成分、(b)成分、(c)成分及び(d)成分を
必須成分として成るウレタン樹脂エマルジョンを主成分
とし、その乾燥皮膜の剪断貯蔵弾性率が30℃において
5×107 〜2×108dyn/cm2 の範囲にあり、
180℃において1×106 〜5×107 dyn/cm
2 の範囲にあるので、優れた初期接着力と耐熱性を発現
する。
【0040】又、第2発明による水系接着剤組成物は、
第1発明による水系接着剤組成物において、全ジカルボ
ン酸中の25モル%以上が芳香族ジカルボン酸であり、
数平均分子量が1000〜5000であるポリエステル
ポリオールと、常温で非晶質もしくは低結晶性であり、
数平均分子量が1000〜5000であるポリオールを
併用して成るウレタン樹脂エマルジョンを主成分とする
ので、優れた初期接着力と耐熱性を発現する。
第1発明による水系接着剤組成物において、全ジカルボ
ン酸中の25モル%以上が芳香族ジカルボン酸であり、
数平均分子量が1000〜5000であるポリエステル
ポリオールと、常温で非晶質もしくは低結晶性であり、
数平均分子量が1000〜5000であるポリオールを
併用して成るウレタン樹脂エマルジョンを主成分とする
ので、優れた初期接着力と耐熱性を発現する。
【0041】
【実施例】本発明をさらに詳しく説明するため、以下に
実施例をあげる。
実施例をあげる。
【0042】(参考例1)
【0043】ウレタン樹脂エマルジョンの作製 表1の参考例1に示すように、ジカルボン酸としてアジ
ピン酸とオルトフタル酸を各50モル%、ジオールとし
て1,6−ヘキサンジオール100モル%を用いて得ら
れたポリエステルポリオール(数平均分子量2000、
水酸基価57)100g、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート32.4g、ジメチロールプロピオン酸6.1g及
びメチルエチルケトン(MEK)37.3gから成る混
合溶液(NCO/OHのモル比=2)を攪拌しながら沸
点重合を行い、NCO含有量4.4重量%以下のウレタ
ンプレポリマー溶液を得た。その後、トリエチルアミン
4.6g及びMEK62.2gを添加し、約20分間攪
拌して中和を行った後、混合溶液を室温まで冷却した。
次いで、エチレンジアミン4.2gの水溶液250g中
に、上記混合溶液の180gを室温で激しく攪拌しなが
ら滴下し乳化を行った後、40℃に昇温し、減圧下で攪
拌して脱溶剤を行い、固形分34.2%のウレタン樹脂
エマルジョン()を得た。
ピン酸とオルトフタル酸を各50モル%、ジオールとし
て1,6−ヘキサンジオール100モル%を用いて得ら
れたポリエステルポリオール(数平均分子量2000、
水酸基価57)100g、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート32.4g、ジメチロールプロピオン酸6.1g及
びメチルエチルケトン(MEK)37.3gから成る混
合溶液(NCO/OHのモル比=2)を攪拌しながら沸
点重合を行い、NCO含有量4.4重量%以下のウレタ
ンプレポリマー溶液を得た。その後、トリエチルアミン
4.6g及びMEK62.2gを添加し、約20分間攪
拌して中和を行った後、混合溶液を室温まで冷却した。
次いで、エチレンジアミン4.2gの水溶液250g中
に、上記混合溶液の180gを室温で激しく攪拌しなが
ら滴下し乳化を行った後、40℃に昇温し、減圧下で攪
拌して脱溶剤を行い、固形分34.2%のウレタン樹脂
エマルジョン()を得た。
【0044】(参考例2〜5)
【0045】ウレタン樹脂エマルジョンの作製におい
て、表1の参考例2〜5に示すような組成で参考例1と
同様にして4種類のウレタン樹脂エマルジョン(〜
)を得た。
て、表1の参考例2〜5に示すような組成で参考例1と
同様にして4種類のウレタン樹脂エマルジョン(〜
)を得た。
【0046】(参考例6)
【0047】ウレタン樹脂エマルジョンの作製におい
て、表1の参考例6に示すように、ジカルボン酸として
オルトフタル酸100モル%、ジオールとして1,6−
ヘキサンジオール100モル%を用いて得られたポリエ
ステルポリオール(i)(数平均分子量2000、水酸
基価57)50gとジカルボン酸としてオルトフタル酸
100モル%、ジオールとして1,6−ヘキサンジオー
ル80モル%及びネオペンチルグリコール20モル%を
用いて得られたポリエステルポリオール(ii)(数平
均分子量2000、水酸基価57)50gの2種類のポ
リエステルポリオールを用いたこと以外は参考例1と同
様にして固形分33.4%のウレタン樹脂エマルジョン
()を得た。
て、表1の参考例6に示すように、ジカルボン酸として
オルトフタル酸100モル%、ジオールとして1,6−
ヘキサンジオール100モル%を用いて得られたポリエ
ステルポリオール(i)(数平均分子量2000、水酸
基価57)50gとジカルボン酸としてオルトフタル酸
100モル%、ジオールとして1,6−ヘキサンジオー
ル80モル%及びネオペンチルグリコール20モル%を
用いて得られたポリエステルポリオール(ii)(数平
均分子量2000、水酸基価57)50gの2種類のポ
リエステルポリオールを用いたこと以外は参考例1と同
様にして固形分33.4%のウレタン樹脂エマルジョン
()を得た。
【0048】(参考例7)
【0049】ウレタン樹脂エマルジョンの作製におい
て、表1の参考例7に示すように、参考例6で得られた
ポリエステルポリオール(i)50gとジカルボン酸と
して、オルトフタル酸100モル%、ジオールとして
1,4−ブタンジオールとジエチレングリコール各50
モル%を用いて得られたポリエステルポリオール(ii
i)(数平均分子量2000、水酸基価57)50gの
2種類のポリエステルポリオールを用いたこと以外は参
考例1と同様にして固形分34.2%のウレタン樹脂エ
マルジョン()を得た。
て、表1の参考例7に示すように、参考例6で得られた
ポリエステルポリオール(i)50gとジカルボン酸と
して、オルトフタル酸100モル%、ジオールとして
1,4−ブタンジオールとジエチレングリコール各50
モル%を用いて得られたポリエステルポリオール(ii
i)(数平均分子量2000、水酸基価57)50gの
2種類のポリエステルポリオールを用いたこと以外は参
考例1と同様にして固形分34.2%のウレタン樹脂エ
マルジョン()を得た。
【0050】(参考例8〜9)
【0051】ウレタン樹脂エマルジョンの作製におい
て、表1の参考例8〜9に示すような組成で参考例1と
同様にして2種類のウレタン樹脂エマルジョン(〜
)を得た。
て、表1の参考例8〜9に示すような組成で参考例1と
同様にして2種類のウレタン樹脂エマルジョン(〜
)を得た。
【0052】(実施例1)
【0053】(1)水系接着剤組成物の調整 表2の実施例1に示すように、参考例1で得られたウレ
タン樹脂エマルジョン()50重量%と参考例3で得
られたウレタン樹脂エマルジョン()50重量%を攪
拌混合して、固形分34.8%の水系接着剤組成物を得
た。
タン樹脂エマルジョン()50重量%と参考例3で得
られたウレタン樹脂エマルジョン()50重量%を攪
拌混合して、固形分34.8%の水系接着剤組成物を得
た。
【0054】(2)評価 得られた水系接着剤組成物の各種性能を以下の方法で評
価した結果は表2に示すとおりであった。
価した結果は表2に示すとおりであった。
【0055】イ.剪断貯蔵弾性率 ポリエチレン板上に上記水系接着剤組成物を塗布し、充
分乾燥して得られた厚み1〜2mmの乾燥皮膜を7mm
×7mmに裁断して試験片を作成した。次いで、粘弾性
スペクトロメーター(VES−HF3型、岩本製作所社
製)を用い、−50℃〜+250℃の温度範囲(昇温速
度2℃/分)、周波数10ヘルツの条件で、上記試験片
の30℃及び180℃における剪断貯蔵弾性率(dyn
/cm2 )を測定した。
分乾燥して得られた厚み1〜2mmの乾燥皮膜を7mm
×7mmに裁断して試験片を作成した。次いで、粘弾性
スペクトロメーター(VES−HF3型、岩本製作所社
製)を用い、−50℃〜+250℃の温度範囲(昇温速
度2℃/分)、周波数10ヘルツの条件で、上記試験片
の30℃及び180℃における剪断貯蔵弾性率(dyn
/cm2 )を測定した。
【0056】ロ.初期接着力 厚み200μm、幅50mm、長さ150mmの塩化ビ
ニルシートに上記水系接着剤組成物をバーコーターを用
いて、塗布面積50mm×100mm、固形分の塗布量
40g/m2 となるように塗布し、60℃で1分間乾燥
した後、直ちに、厚み6mm、幅50mm、長さ100
mmの中質繊維板(MDF)を接着面積が50mm×1
00mmとなるように貼合わせ圧着して接着試験片を作
成した。次いで、上記接着試験片を幅25mmに裁断
し、塩化ビニルシートの接着されていない部分を180
度方向に折り曲げ、その下端に100gの分銅を吊り下
げた状態で20℃−65%RHの雰囲気下に垂直に1時
間懸垂放置し、1時間後の接着部分の剥離距離を測定
し、剥離距離が15mm以内であるものを合格とした。
ニルシートに上記水系接着剤組成物をバーコーターを用
いて、塗布面積50mm×100mm、固形分の塗布量
40g/m2 となるように塗布し、60℃で1分間乾燥
した後、直ちに、厚み6mm、幅50mm、長さ100
mmの中質繊維板(MDF)を接着面積が50mm×1
00mmとなるように貼合わせ圧着して接着試験片を作
成した。次いで、上記接着試験片を幅25mmに裁断
し、塩化ビニルシートの接着されていない部分を180
度方向に折り曲げ、その下端に100gの分銅を吊り下
げた状態で20℃−65%RHの雰囲気下に垂直に1時
間懸垂放置し、1時間後の接着部分の剥離距離を測定
し、剥離距離が15mm以内であるものを合格とした。
【0057】ハ.常態接着力 初期接着力の場合と同様にして作成した接着試験片を2
0℃−65%RHの雰囲気下に1日放置した後、幅25
mmに裁断し、同雰囲気下でオートグラフを用い100
mm/分の引張り速度で180度角剥離強度(kg/2
5mm)を測定した。
0℃−65%RHの雰囲気下に1日放置した後、幅25
mmに裁断し、同雰囲気下でオートグラフを用い100
mm/分の引張り速度で180度角剥離強度(kg/2
5mm)を測定した。
【0058】ニ.耐熱クリープ性 初期接着力の場合と同様にして作成した接着試験片を2
0℃−65%RHの雰囲気下に1日放置した後、幅25
mmに裁断し、塩化ビニルシートの接着されていない部
分を180度方向に折り曲げ、その下端に500gの分
銅を吊り下げた状態で60℃の雰囲気下に垂直に1日間
懸垂放置し、1日後の接着部分の剥離距離(mm)を測
定した。
0℃−65%RHの雰囲気下に1日放置した後、幅25
mmに裁断し、塩化ビニルシートの接着されていない部
分を180度方向に折り曲げ、その下端に500gの分
銅を吊り下げた状態で60℃の雰囲気下に垂直に1日間
懸垂放置し、1日後の接着部分の剥離距離(mm)を測
定した。
【0059】(実施例2〜5)
【0060】水系接着剤組成物の調整において、表2の
実施例2〜5に示すような組成で実施例1と同様にして
4種類の水系接着剤組成物を得た。
実施例2〜5に示すような組成で実施例1と同様にして
4種類の水系接着剤組成物を得た。
【0061】得られた4種類の水系接着剤組成物の各種
性能を実施例1と同様にして評価した結果は表2に示す
とおりであった。
性能を実施例1と同様にして評価した結果は表2に示す
とおりであった。
【0062】(比較例1)
【0063】水系接着剤組成物の調整において、表2の
比較例1に示すように水系接着剤組成物の組成を参考例
2で得られたウレタン樹脂エマルジョン()単独とし
たこと以外は実施例1と同様にして固形分34.3%の
水系接着剤組成物を得た。
比較例1に示すように水系接着剤組成物の組成を参考例
2で得られたウレタン樹脂エマルジョン()単独とし
たこと以外は実施例1と同様にして固形分34.3%の
水系接着剤組成物を得た。
【0064】得られた水系接着剤組成物の各種性能を実
施例1と同様にして評価した結果は表2に示すとおりで
あった。
施例1と同様にして評価した結果は表2に示すとおりで
あった。
【0065】(比較例2〜4)
【0066】水系接着剤組成物の調整において、表2の
比較例2〜4に示すような組成で実施例1と同様にして
3種類の水系接着剤組成物を得た。
比較例2〜4に示すような組成で実施例1と同様にして
3種類の水系接着剤組成物を得た。
【0067】得られた3種類の水系接着剤組成物の各種
性能を実施例1と同様にして評価した結果は表2に示す
とおりであった。
性能を実施例1と同様にして評価した結果は表2に示す
とおりであった。
【0068】
【表1】
【0069】
【表2】
【0070】
【発明の効果】以上述べたように、第1発明及び第2発
明による水系接着剤組成物は、優れた初期接着力、常態
接着力及び耐熱性を兼備すると共に、安全で環境汚染の
問題も殆ど無いので、主として工業用接着剤として好適
に用いられるものである。
明による水系接着剤組成物は、優れた初期接着力、常態
接着力及び耐熱性を兼備すると共に、安全で環境汚染の
問題も殆ど無いので、主として工業用接着剤として好適
に用いられるものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記(a)成分、(b)成分、(c)成
分及び(d)成分を必須成分として成るウレタン樹脂エ
マルジョンを主成分とする水系接着剤組成物であって、
該接着剤組成物の乾燥皮膜の剪断貯蔵弾性率が30℃に
おいて5×107 〜2×108 dyn/cm2 の範囲に
あり、180℃において1×106 〜5×107 の範囲
にあることを特徴とする水系接着剤組成物。 (a)成分:数平均分子量が1000〜5000である
ポリオール (b)成分:イオン性及び/又は潜在的イオン性の官能
基、及び、イソシアネート基と反応可能な活性水素原子
を少なくとも1個以上有する官能基を含有する化合物。 (c)成分:ポリイソシアネート化合物 (d)成分:イソシアネート基と反応可能な活性水素原
子を少なくとも1個以上有する官能基を含有する化合
物。 - 【請求項2】 上記(a)成分のポリオールが、全ジカ
ルボン酸中の25モル%以上が芳香族ジカルボン酸であ
るポリエステルポリオールと、常温で非晶質もしくは低
結晶性であるポリオールであることを特徴とする請求項
1記載の水系接着剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6146398A JPH0812959A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 水系接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6146398A JPH0812959A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 水系接着剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0812959A true JPH0812959A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15406806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6146398A Pending JPH0812959A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 水系接着剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0812959A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1150036A (ja) * | 1997-07-30 | 1999-02-23 | Sanyo Chem Ind Ltd | 二液型ドライラミネート用接着剤組成物 |
| JP2013147014A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-08-01 | Dic Corp | アルミ蒸着層若しくはアルミ箔を含む層を有するガスバリア性多層フィルム |
| JP2015507643A (ja) * | 2011-12-09 | 2015-03-12 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 複合シート貼り合わせのための水性ポリウレタン分散液の使用 |
| CN113150714A (zh) * | 2020-01-07 | 2021-07-23 | 3M创新有限公司 | 聚氨酯基可uv固化组合物及包含其的胶膜、胶带和粘结构件 |
| CN115926715A (zh) * | 2022-12-08 | 2023-04-07 | 万华化学(北京)有限公司 | 一种反应型湿固化聚氨酯热熔胶、制备方法及其应用 |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP6146398A patent/JPH0812959A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1150036A (ja) * | 1997-07-30 | 1999-02-23 | Sanyo Chem Ind Ltd | 二液型ドライラミネート用接着剤組成物 |
| JP2015507643A (ja) * | 2011-12-09 | 2015-03-12 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 複合シート貼り合わせのための水性ポリウレタン分散液の使用 |
| JP2013147014A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-08-01 | Dic Corp | アルミ蒸着層若しくはアルミ箔を含む層を有するガスバリア性多層フィルム |
| CN113150714A (zh) * | 2020-01-07 | 2021-07-23 | 3M创新有限公司 | 聚氨酯基可uv固化组合物及包含其的胶膜、胶带和粘结构件 |
| CN113150714B (zh) * | 2020-01-07 | 2023-03-10 | 3M创新有限公司 | 聚氨酯基可uv固化组合物及包含其的胶膜、胶带和粘结构件 |
| CN115926715A (zh) * | 2022-12-08 | 2023-04-07 | 万华化学(北京)有限公司 | 一种反应型湿固化聚氨酯热熔胶、制备方法及其应用 |
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