JPH0812966A - 蓄冷材 - Google Patents

蓄冷材

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JPH0812966A
JPH0812966A JP6171936A JP17193694A JPH0812966A JP H0812966 A JPH0812966 A JP H0812966A JP 6171936 A JP6171936 A JP 6171936A JP 17193694 A JP17193694 A JP 17193694A JP H0812966 A JPH0812966 A JP H0812966A
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JP
Japan
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konjak
bag
water
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cold storage
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Withdrawn
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JP6171936A
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English (en)
Inventor
Eiichi Kosuge
栄市 小菅
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Publication date
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  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は蓄冷材の使用後の処理を容易に
することにある。 【構成】コンニャク精粉および/またはコンニャクイモ
の摩砕物と水とを混練し、該混練物と多糖類からなら安
定剤を袋詰めしてゲル化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物品を保冷するために用
いられる蓄冷材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来蓄冷材としてはポリビニルアルコー
ル、ポリアクリル酸塩類等の合成糊料の水溶液を袋詰め
したものが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の蓄冷材は、使用後に廃棄する場合、ポリビニルアルコ
ール、ポリアクリル酸塩等の合成糊料が微生物によって
分解されず環境汚染を引き起こし、また水を多量に含ん
でいるので焼却処理をすることも困難である。また従来
の灰汁、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム等のゲル化
剤を使用してゲル化させたコンニャクを袋詰めしたもの
を使用しても蓄冷剤として使用可能ではあるが、凍結さ
せると解凍したときに組織の荒れや離水変化のためコン
ニャク加工物は凍みた状態となり、弾性を失ってコンニ
ャク加工物としての再利用が困難である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段としてコンニャク精粉および/ま
たはコンニャクイモの摩砕物を多糖類からなる安定剤で
ゲル化させたコンニャク加工物を袋詰めした蓄冷材を提
供するものである。
【0005】本発明の蓄冷剤に使われる安定剤として
は、海草抽出物である寒天、カラギーナン、ファ−セレ
ラン、アルギン酸塩、アルギン酸プロピレン、グリコー
ルエステル、植物種子粘質物であるグァーガム、ローカ
スビーンガム、タマリンド種子多糖類、タラガム、植物
樹脂粘質物であるアラビアガム、トラガントガム、カラ
ヤガム、植物果実粘質物であるペクチン、アラビノガラ
クタン、微生物産生粘質物であるキサンタンガム、スク
レロガムブルラン、デキストラン、動物性たんぱく質で
あるゼラチン、アルブミン、カゼイン、植物性たんぱく
質である大豆たんぱく質、小麦たんぱく質セルロース及
びその誘導体であるカルボキシメチルセルロース、メチ
ルセルロース、微結晶セルロース並びに澱粉及びその誘
導体である澱粉、澱粉リン酸エステル、澱粉グリコール
酸ナトリウム等の多糖類が使用される。該多糖類は増粘
性を有することが望ましい。上記安定剤は単独で使用さ
れてもよいし、二種以上が併用されてもよい。上記多糖
類は通常5〜20重量%程度の添加量で使用される。
【0006】本発明の蓄冷材につかわれるコンニャク源
としては、コンニャクイモを生のまま潰した、あるいは
煮てから潰したもの、またはコンニャクイモを切断、乾
燥、摩砕して製粉した荒粉、該荒粉を更に風選してマン
ナン粒子を取り出した精粉あるいはこれらの混合物等が
使用できる。
【0007】
【作用】本発明の蓄冷剤は水溶性高分子によってコンニ
ャク精粉またはコンニャクイモの摩砕物をゲル化したも
のであるので、取扱は容易で、またその蓄冷効果も優れ
ている。更に本発明の蓄冷材はコンニャク精粉および/
またはコンニャクイモの摩砕物と動植物性の多糖類、た
んぱく質等の水溶性高分子と水とからなるから、使用後
に廃棄する場合微生物による分解が可能であり環境汚染
を引き起こすことがない。また上記水溶性高分子は酸性
におけるたんぱく質の安定性を付与し、また粘性、結着
性を増加させたり、乳化粒子系を安定させたり、該水溶
性高分子を付加した食品のゲル化を促進したりすること
ができる。更に該水溶性高分子と水との親和性により遊
離水の割合が減少し、凍結したときの氷晶の大きさが小
さくなり、凍結解凍した時の組織の荒れや離水変化を防
止することができ、凍結前のゲル状態を維持するので、
上記蓄冷剤は凍結、解凍後も不要になれば、ゼリー、ド
リンク、あるいはコンニャク加工物として食用に供する
ことができる。
【0008】
【実施例】
〔実施例1〕コンニャク精粉3重量%、水97重量%を
含む混合物を混練してコンニャク精粉を膨潤させた混合
物に、更に安定剤としてカラギーナン5重量%を添加
し、クエン酸を用いてpHを3.5に調節した。該混合
物をポリエチレン製の袋に充填し、該袋を真空パックす
る。その後該袋を湯煎して、該袋中の混合物をゲル化さ
せる。
【0009】〔実施例2〕コンニャクイモ1kgを煮沸し
た後摩砕し、該摩砕されたコンニャク摩砕物に安定剤と
してファーセレラン60gを添加して混練し、ジャンプ
を用いてpHを3.0に調節した。該混練物をポリプロ
ピレン製の袋に充填し、該袋を真空パックする。その後
該袋を湯煎して、該袋中の混合物をゲル化させる。
【0010】〔蓄冷効果〕実施例1および2で作成した
蓄冷剤に熱伝対を取付け、冷凍庫にいれて凍結させ、そ
の後室温に放置して、該蓄冷剤の温度変化を測定した。
図1にその結果を示す。図1から明らかなように実施例
1で作成した蓄冷剤は放置後30分から3時間30分後
の3時間にわたって0℃を維持し、高い蓄冷効果を示し
た。また実施例2で作成した蓄冷剤も放置後30分から
1時間30分までの1時間の間0℃付近を維持し、その
後昇温した。以上のことから本発明の蓄冷剤の蓄冷効果
は充分に満足のいくものであることが明らかになった。
【0011】上記実施例1および2で製造された蓄冷剤
は、例えば家庭用冷蔵庫あるいは冷凍庫で冷却し、氷枕
として使用したり、炎症を起している患部に当てたりす
る他、クーラーボックスに野菜、魚、肉等とともに収納
すれば、該野菜、魚、肉等の鮮度を維持したままキャン
プ場等へ運搬することができるし、またクーラーボック
スに蓄冷剤を収納して釣った魚の保管箱としても使用す
ることができる。そして該蓄冷剤が不要となれば、蓄冷
剤はゼリー、ドリンク、あるいはコンニャク加工物とし
て食用に供することができる。上記の他に該蓄冷剤は種
々な用途に使用することができる。
【0012】
【発明の効果】したがって本発明の方法においては使用
後に廃棄した場合にも微生物によって分解可能で環境を
汚染することがなく、更に使用後不要になった場合には
ゼリー、ドリンクあるいはコンニャク加工物として食用
に供することができる蓄冷剤が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蓄冷剤の蓄冷効果を示すグラフ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月15日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 蓄冷材
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物品を保冷するために用
いられる蓄冷材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来蓄冷材としてはポリビニルアルコー
ル、ポリアクリル酸塩類等の合成糊料の水溶液を袋詰め
したものが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の蓄冷材は、使用後に廃棄する場合、ポリビニルアルコ
ール、ポリアクリル酸塩等の合成糊料が微生物によって
分解されず環境汚染を引き起こし、また水を多量に含ん
でいるので焼却処理をすることも困難である。また従来
の灰汁、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム等のゲル化
剤を使用してゲル化させたコンニャクを袋詰めしたもの
を使用しても蓄冷として使用可能ではあるが、凍結さ
せると解凍したときに組織の荒れや離水変化のためコン
ニャク加工物は凍みた状態となり、弾性を失ってコンニ
ャク加工物としての再利用が困難である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段としてコンニャク精粉および/ま
たはコンニャクイモの摩砕物を多糖類からなる安定剤で
ゲル化させたコンニャク加工物を袋詰めした蓄冷材を提
供するものである。
【0005】 本発明の蓄冷に使われる安定剤として
は、海草抽出物である寒天、カラギーナン、ファ−セレ
ラン、アルギン酸塩、アルギン酸プロピレン、グリコー
ルエステル、植物種子粘質物であるグァーガム、ローカ
スビーンガム、タマリンド種子多糖類、タラガム、植物
樹脂粘質物であるアラビアガム、トラガントガム、カラ
ヤガム、植物果実粘質物であるペクチン、アラビノガラ
クタン、微生物産生粘質物であるキサンタンガム、スク
レロガムブルラン、デキストラン、動物性たんぱく質で
あるゼラチン、アルブミン、カゼイン、植物性たんぱく
質である大豆たんぱく質、小麦たんぱく質セルロース及
びその誘導体であるカルボキシメチルセルロース、メチ
ルセルロース、微結晶セルロース並びに澱粉及びその誘
導体である澱粉、澱粉リン酸エステル、澱粉グリコール
酸ナトリウム等の多糖類が使用される。該多糖類は増粘
性を有することが望ましい。上記安定剤は単独で使用さ
れてもよいし、二種以上が併用されてもよい。上記多糖
類は通常5〜20重量%程度の添加量で使用される。
【0006】 本発明の蓄冷材につかわれるコンニャク
源としては、コンニャクイモを生のまま潰した、あるい
は煮てから潰したもの、またはコンニャクイモを切断、
乾燥、摩砕して製粉した荒粉、該荒粉を更に風選してマ
ンナン粒子を取り出した精粉あるいはこれらの混合物等
が使用できる。
【0007】
【作用】本発明の蓄冷は水溶性高分子によってコンニ
ャク精粉またはコンニャクイモの摩砕物をゲル化したも
のであるので、取扱は容易で、またその蓄冷効果も優れ
ている。更に本発明の蓄冷材はコンニャク精粉および/
またはコンニャクイモの摩砕物と動植物性の多糖類、た
んぱく質等の水溶性高分子と水とからなるから、使用後
に廃棄する場合微生物による分解が可能であり環境汚染
を引き起こすことがない。また上記水溶性高分子は酸性
におけるたんぱく質の安定性を付与し、また粘性、結着
性を増加させたり、乳化粒子系を安定させたり、該水溶
性高分子を付加した食品のゲル化を促進したりすること
ができる。更に該水溶性高分子と水との親和性により遊
離水の割合が減少し、凍結したときの氷晶の大きさが小
さくなり、凍結解凍した時の組織の荒れや離水変化を防
止することができ、凍結前のゲル状態を維持するので、
上記蓄冷は凍結、解凍後も不要になれば、ゼリー、ド
リンク、あるいはコンニャク加工物として食用に供する
ことができる。
【0008】
【実施例】 〔実施例1〕コンニャク精粉3重量%、水97重量%を
含む混合物を混練してコンニャク精粉を膨潤させた混合
物に、更に安定剤としてカラギーナン5重量%を添加
し、クエン酸を用いてpHを3.5に調節した。該混合
物をポリエチレン製の袋に充填し、該袋を真空パックす
る。その後該袋を湯煎して、該袋中の混合物をゲル化さ
せる。
【0009】〔実施例2〕コンニャクイモ1kgを煮沸し
た後摩砕し、該摩砕されたコンニャク摩砕物に安定剤と
してファーセレラン60gを添加して混練し、ジャンプ
を用いてpHを3.0に調節した。該混練物をポリプロ
ピレン製の袋に充填し、該袋を真空パックする。その後
該袋を湯煎して、該袋中の混合物をゲル化させる。
【0010】〔蓄冷効果〕実施例1および2で作成した
蓄冷に熱伝対を取付け、冷凍庫にいれて凍結させ、そ
の後室温に放置して、該蓄冷の温度変化を測定した。
図1にその結果を示す。図1から明らかなように実施例
1で作成した蓄冷は放置後30分から3時間30分後
の3時間にわたって0℃を維持し、高い蓄冷効果を示し
た。また実施例2で作成した蓄冷も放置後30分から
1時間30分までの1時間の間0℃付近を維持し、その
後昇温した。以上のことから本発明の蓄冷の蓄冷効果
は充分に満足のいくものであることが明らかになった。
【0011】 上記実施例1および2で製造された蓄冷
は、例えば家庭用冷蔵庫あるいは冷凍庫で冷却し、氷
枕として使用したり、炎症を起している患部に当てたり
する他、クーラーボックスに野菜、魚、肉等とともに収
納すれば、該野菜、魚、肉等の鮮度を維持したままキャ
ンプ場等へ運搬することができるし、またクーラーボッ
クスに蓄冷を収納して釣った魚の保管箱としても使用
することができる。そして該蓄冷が不要となれば、蓄
はゼリー、ドリンク、あるいはコンニャク加工物と
して食用に供することができる。上記の他に該蓄冷
種々な用途に使用することができる。
【0012】
【発明の効果】したがって本発明の方法においては使用
後に廃棄した場合にも微生物によって分解可能で環境を
汚染することがなく、更に使用後不要になった場合には
ゼリー、ドリンクあるいはコンニャク加工物として食用
に供することができる蓄冷が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蓄冷の蓄冷効果を示すグラフ
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンニャク精粉および/またはコンニャク
    イモの摩砕物を多糖類からなる安定剤でゲル化させたコ
    ンニャク加工物を袋詰めしたことを特徴とする蓄冷材
JP6171936A 1994-06-29 1994-06-29 蓄冷材 Withdrawn JPH0812966A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6171936A JPH0812966A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 蓄冷材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6171936A JPH0812966A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 蓄冷材

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JPH0812966A true JPH0812966A (ja) 1996-01-16

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ID=15932578

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6171936A Withdrawn JPH0812966A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 蓄冷材

Country Status (1)

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JP (1) JPH0812966A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6101830A (en) * 1997-12-03 2000-08-15 Behr Gmbh & Co., Cold storage device, in particular for an automobile
CN109439275A (zh) * 2018-09-03 2019-03-08 捷成实业(深圳)有限公司 一种环保果冻胶及其制备方法

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6101830A (en) * 1997-12-03 2000-08-15 Behr Gmbh & Co., Cold storage device, in particular for an automobile
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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20010904