JPH08129794A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH08129794A
JPH08129794A JP6268709A JP26870994A JPH08129794A JP H08129794 A JPH08129794 A JP H08129794A JP 6268709 A JP6268709 A JP 6268709A JP 26870994 A JP26870994 A JP 26870994A JP H08129794 A JPH08129794 A JP H08129794A
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誠 宮本
Kenji Sasaki
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Kozo Tajo
耕造 田場
Kazunori Tanabe
和紀 田辺
Shoji Kawahara
昭二 河原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープの始終端検出とリール台の回転検
出の構成において、部品点数を削減し低コスト化の図れ
る磁気記録再生装置を提供する。 【構成】 プリズム2には、発光素子1から出射する光
を、テープ終端検出用受光素子3aおよびテープ始端検
出用受光素子3bへ入射可能なように光路を方向転換す
る第1の反射面と、供給側リール台回転検出用受光素子
4aおよび巻取り側リール台回転検出用受光素子4bへ
入射可能なように光路を方向転換する第2の反射面とが
設けられている。第1の反射面を反射した光は、磁気テ
ープの始端または終端部に接続された透明テープを通過
して受光素子3bまたは3aに入射する。第2の反射面
を反射した光は、リール台5、6に設けたスリット部5
a、6aを介して受光素子4a、4bへ入射する。した
がって、1つの発光素子1で磁気テープの始端および終
端の検出とリール台の回転検出が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオテープレコー
ダ等の磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気記録再生装置では、磁気テー
プの始終端検出部として、図9に示すような発光素子お
よび受光素子を一組とした光信号授受手段を用いて一対
のリールに巻回した磁気テープの始端および終端を検出
する構成が一般的である。以下、図面を参照しながら従
来の磁気記録再生装置における磁気テープの始終端検出
部について説明する。図9は、従来の磁気記録再生装置
における磁気テープの始終端検出部の構成を示したもの
である。
【0003】図9において、テープカセット101が上
下ハーフ101a、101b(下ハーフ101bのみ図
示)で箱状に組み立てられており、テープカセット10
1内に装着した供給リール102と巻取りリール103
とに磁気テープ104が巻回されている。また、磁気テ
ープ104の始端側には透明リーダーテープ105が接
続されて巻取りリール103に巻回しており、一方、磁
気テープ104の終端側には透明リーダーテープ106
が接続されて供給リール102に巻回している。また、
テープカセット101を図示しない磁気記録再生装置に
装填すると、テープカセット101の前蓋107(二点
鎖線図示)が開蓋される。この際、テープカセット10
1の下ハーフ101bに設けた孔101b1 には発光素
子108が挿入され、この発光素子108から出射され
た光は、下ハーフ101bの左右両側に設けた孔101
2 、101b3 を通過して、下ハーフ101bの左右
両側の外側に配設した受光素子109、110で受光さ
れている。したがって、磁気テープ104をテープカセ
ット101から引き出して走行させる場合および引き出
さずにテープカセット101内で走行させる場合のいず
れの場合においても、発光素子108と受光素子10
9、110との間を通過する磁気テープ104は発光素
子108から出射された光を通過せず、一方、磁気テー
プ104の始端および終端に接続した透明リーダーテー
プ105、106は発光素子108から出射された光を
通過するので、磁気テープ104の始端および終端であ
ることを検出することができる。
【0004】また、テープ巻径の状態を検出してリール
台を制御するためのリール台の回転検出部についても数
多く考案されている(例えば 公開特許公報 昭62−
290334号等)。以下、図面を参照しながら従来の
磁気記録再生装置におけるリール台の回転検出部につい
て説明する。図10は、従来の磁気記録再生装置におけ
るリール台の回転検出部の構成の一例を示すものであり
反射型光センサを用いた装置である。図11は従来のリ
ール台の駆動力伝達系を示した断面図である。
【0005】リール台21の底面(図10では下面)に
は、フラット状の反射面21eが形成されている。この
反射面21eには円状の反射シート22が貼着されてい
る。この反射シート22には、中心点を中心として放射
状に所定間隔をもって白色(反射部)および黒色(非反
射部)のパターンが交互に形成されている。発光素子2
4はコントロール回路23に接続されている。この発光
素子24はリール台21の反射シート22に対向し、か
つ近接する位置に配設されている。発光素子24からの
光は、所定角度をもって反射シート22に照射される。
この角度は、反射光が受光素子25で受光されるように
設定されている。光が反射シート22に照射された場
合、反射シート22に形成された白色のパターンでは光
を反射するが、黒色のパターンでは光を吸収して反射を
妨げる。つまり反射光が発光素子24に近接して配され
ている受光素子25で受光されるのは、白色のパターン
に照射された場合のみである。受光素子25より出力さ
れる信号は、アンプ26によって増幅された後にコント
ロール回路23に供給される。コントロール回路23
は、リール台21の回転の有無を検出し、かつリール台
21の回転が停止したとほぼ同時に図示しないクラッチ
機構を作動させる等のコントロールを行う。なお、21
aは回転子、21bはフェルト環、21cはリールテー
ブル、21dは板ばね、21fはコイルスプリング、2
1gはリールハブ、21hはストッパ、31はフライホ
ール、32はアイドラである。
【0006】以上の構成において、リール台21が回転
していれば所定周期でもって反射シート22の白色のパ
ターンで反射された光が受光素子25に供給されるの
で、受光素子25より所定周期の周波数信号が出力され
てコントロール回路23に供給される。一方、テープ終
端となってリール台21の回転が停止した場合には、コ
ントロール回路23に所定周期の周波数信号が供給され
なくなるのでコントロール回路23によってクラッチ機
構が作動される。つまり図11においてアイドラ32が
回転子21aの周面から離反され、フライホイール31
の回転力がリール台21に伝達されなくなる。したがっ
て、テープ終端となった場合には、リール台21が回転
しないのでテープに無理な張力が加わる恐れもなくな
る。
【0007】また一般的には、テープの早送り/巻戻し
時のテープ終端突入に対するテープ保護とテープの種類
判別の必要性から、巻取り側、供給側の各々のリール台
に回転検出部を構成し、各々のリール台の回転を検出す
ることによってテープ巻径状況に応じたリール台の加減
速制御を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の磁気記録再生装置では、磁気テープの始終端検出のた
めに、図9に示すように巻取り側、供給側のそれぞれに
受光素子109、110が必要であり、また、リール台
の回転検出のために、巻取り側、供給側の各々のリール
台に図10,図11に示すような構成の回転検出部が必
要となる。そのため、直材コスト、部品点数が増えるだ
けでなく、素子数に応じた端子の基板へのはんだ付け等
の工数も増え低コスト化には不向きであった。
【0009】この発明は上記従来の問題を解決するもの
で、磁気テープの始終端検出とリール台の回転検出の構
成において、部品点数を削減し低コスト化の図れる磁気
記録再生装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の磁気記録
再生装置は、供給側リール台と、巻取り側リール台と、
供給側リール台と巻取り側リール台との間に配置した発
光素子と、発光素子から出射され磁気テープの端部に接
続された透明テープを透過した光を受光するテープ端検
出用受光素子と、供給側および巻取り側リール台のうち
少なくとも一方の下方に配置され発光素子から出射され
た光を受光するリール台回転検出用受光素子と、テープ
端検出用受光素子およびリール台回転検出用受光素子の
方向へ発光素子の出射光を分光する分光手段と、リール
台回転検出用受光素子を下方に配置したリール台と一体
的に構成され、リール台の回転に応じてリール台回転検
出用受光素子への入射光の遮蔽・透過を繰り返してリー
ル台回転検出用受光素子で受光される光量を周期的に変
化させるリール台回転検出用光量変化手段とを備えてい
る。
【0011】請求項2記載の磁気記録再生装置は、請求
項1記載の磁気記録再生装置において、メカニズムの動
作態様に応じて透過光量を変化させるモード検出用光量
変化手段を有したモード部材と、モード検出用光量変化
手段を透過した光を受光するモード検出用受光素子とを
設け、分光手段はモード検出用受光素子の方向へも分光
するようにしたことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の磁気記録再生装置は、供給
側リール台と、巻取り側リール台と、供給側リール台と
巻取り側リール台との間に配置した発光素子と、装填し
たテープカセットの両側近傍に配置され発光素子から出
射され磁気テープの端部に接続された透明テープを透過
した光を反射する第1および第2の反射板と、この第1
および第2の反射板により反射された光を受光する受光
素子と、第1および第2の反射板で反射された光を受光
素子へ導く導光手段とを備えている。
【0013】
【作用】請求項1記載の構成により、発光素子から出射
され分光手段により分光された光が、磁気テープの始端
および終端の端部に接続された透明テープを透過してテ
ープ端検出用受光素子に入射することにより、磁気テー
プの始端および終端の検出ができる。また、発光素子か
ら出射して分光された光は、リール台回転検出用光量変
化手段を介すことにより、リール台の回転に応じた周期
的な光としてリール台回転検出用受光素子へ入射し、リ
ール台の回転検出ができる。したがって、1つの発光素
子で磁気テープの始終端検出およびリール台の回転検出
が可能となる。
【0014】さらに請求項2記載の構成により、発光素
子から出射され分光手段により分光された光は、モード
検出用光量変化手段を介すことにより、メカニズムの動
作態様に応じた光としてモード検出用受光素子に入射す
る。したがって、1つの発光素子で磁気テープの始終端
検出、リール台の回転検出およびモード検出が可能とな
る。
【0015】請求項3記載の構成により、発光素子から
出射された光は、磁気テープの始端および終端の端部に
接続された透明テープを透過して第1・第2の反射板に
入射する。第1・第2の反射板に入射した各々の光は、
反射されて導光手段を介して受光素子に入射する。した
がって、1つの受光素子で磁気テープの始終端検出が可
能となる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
について説明する。図1(a)はこの発明の第1の実施
例における磁気記録再生装置の磁気テープの始終端検出
部およびリール台の回転検出部の構成を示す平面図、図
1(b)は同正面図である。図2は同実施例における磁
気テープの始終端検出部およびリール台の回転検出部の
発光素子とプリズムの斜視図である。
【0017】図1に示すように、シャーシ12上には、
テープ再生時に供給側となる供給側リール台5およびテ
ープ再生時に巻取り側となる巻取り側リール台6が回転
自在に支承され、かつプリズム(分光手段)2がテープ
カセット101(点線部)の孔101b1 に挿入可能な
位置に配設固定されている。供給側リール台5および巻
取り側リール台6には、発光素子1からの光を供給側リ
ール台回転検出用受光素子4aおよび巻取り側リール台
回転検出用受光素子4bに対して透過させる部分と透過
させない部分とを等間隔に構成したスリット部(リール
台回転検出用光量変化手段)5a、6aが設けられてい
る。
【0018】プリズム2には、発光素子1から出射する
光をテープ終端検出用受光素子3aおよびテープ始端検
出用受光素子3bへそれぞれ入射可能なように光路を方
向転換する第1の反射面2aと、供給側リール台回転検
出用受光素子4aおよび巻取り側リール台回転検出用受
光素子4bへそれぞれ入射可能なように光路を方向転換
する第2の反射面2bとが設けられている(図2参
照)。
【0019】また、シャーシ12の下端側に固定された
基板11上には、プリズム2へ光を発光可能なように配
設された発光素子1が電気的に接続されている。同様
に、供給側リール台回転検出用受光素子4aおよび巻取
り側リール台回転検出用受光素子4bがそれぞれスリッ
ト部5a、6aを介して発光素子1からの光を受光可能
なように配設され、かつ基板11に電気的に接続されて
いる。さらに、テープ終端検出用受光素子3aおよびテ
ープ始端検出用受光素子3bが、発光素子1からの光を
受光可能なようにそれぞれがテープカセット101の左
右両側に配設され、かつ基板11に電気的に接続されて
いる。
【0020】以上のように構成されたこの実施例の磁気
記録再生装置の動作について、以下説明する。キャプス
タンモータ(図示せず)等の駆動源からの動力は、所定
の動力伝達手段によって磁気テープ(図示せず)の走行
方向に応じて選択的に供給側、巻取り側リール台5、6
に伝達され、磁気テープが所定の方向に駆動される。供
給側リール台5、巻取り側リール台6が回転していれ
ば、発光素子1からの光はプリズム2を介してスリット
部5a、6aによって所定周期で透過、遮蔽を繰り返し
ながら供給側リール台回転検出用受光素子4a、巻取り
側リール台回転検出用受光素子4bに入射されるので、
供給側リール台回転検出用受光素子4a、巻取り側リー
ル台回転検出用受光素子4bより所定周期の周波数信号
が出力されてコントロール回路(図示せず)に供給さ
れ、供給側リール台5および巻取り側リール台6に対し
て所定の制御が行われる。テープの早送り/巻戻し時に
は、供給側リール台回転検出用受光素子4a、巻取り側
リール台回転検出用受光素子4bからの出力信号を用い
て磁気テープの巻径状況に応じた供給側リール台5また
は巻取り側リール台6の加減速制御が行われる。つまり
供給側リール台5または巻取り側リール台6は、起動時
の増速制御後、通常は所定の速度で制御されるが、テー
プ始終端近傍ではテープ始終端突入時に磁気テープに無
理な張力がかからないように減速制御される。
【0021】テープの始端または終端時には、発光素子
1から出射された光は磁気テープ(図示せず)の始端お
よび終端に接続した透明リーダーテープ(図示せず)を
透過してテープ始端検出用受光素子3bまたはテープ終
端検出用受光素子3aへ入射して所定の出力信号が得ら
れるので、磁気テープの始端または終端であることが検
出でき、コントロール回路(図示せず)によって駆動源
の回転が停止される。併せて、供給側リール台回転検出
用受光素子4a、巻取り側リール台回転検出用受光素子
4bの出力信号を用いてテープ長さ(記録時間)の異な
るテープカセットの種類判別も行う。
【0022】以上のようにこの実施例によれば、プリズ
ム2に第1、第2の反射面2a、2bを構成することに
よって一つの発光素子1によりテープ始終端検出とリー
ル台の回転検出が可能であり、部品点数削減、並びに発
光素子の削減に伴うはんだ付け作業等の工数削減等、低
コスト化に優れた磁気テープの始終端検出とリール台の
回転検出を可能とする磁気記録再生装置を実現できる。
【0023】なお、この実施例では、テープ端検出用と
して2つの受光素子3a,3bを用いたが、いずれか一
方のみでもよい。また、リール台回転検出用として2つ
の受光素子4a,4bを用いたが、いずれか一方のみで
もよい。つぎに、この発明の第2の実施例について説明
する。図3(a)はこの発明の第2の実施例における磁
気記録再生装置の磁気テープの始終端検出部およびリー
ル台の回転検出部の構成を示す平面図、図3(b)は同
正面図である。図4は同実施例における磁気テープの始
終端検出部およびリール台の回転検出部の発光素子とプ
リズムの斜視図であり、図5は図4の部分拡大図であ
る。
【0024】この第2の実施例において、第1の実施例
と異なる点は、プリズム2に第1、第2の反射面2a、
2bに加えて第3の反射面2cを構成し、メカニズムの
動作態様に応じたモード部材(モードギア8)の移動ま
たは回転動作を検出するモード検出用受光素子7へ光を
入射可能としている点である。すなわち、プリズム2に
は、発光素子1から出射する光をテープ終端検出用受光
素子3aおよびテープ始端検出用受光素子3bへそれぞ
れ入射可能なように光路を方向転換する第1の反射面2
aと、供給側リール台回転検出用受光素子4aおよび巻
取り側リール台回転検出用受光素子4bへそれぞれ入射
可能なように光路を方向転換する第2の反射面2bと、
モード検出用受光素子7へ入射可能なように光路を方向
転換する第3の反射面2cとが設けられている(図4お
よび図5参照)。なお、シャーシ12の下端側に固定さ
れた基板11上には、プリズム2へ光を発光可能なよう
に配設された発光素子1が電気的に接続されている。
【0025】そして、基板11上には、プリズム2の第
3の反射面2cにより方向転換された発光素子1からの
光を受光可能なようにモード検出用受光素子7が配設さ
れ、かつ基板11と電気的に接続されている。メカニズ
ムの動作態様に同期するモードギア8には、発光素子1
からの光をモード検出用受光素子7に対して透過させる
部分と透過させない部分とをメカニズムの動作態様に応
じた間隔に構成したスリット部(モード検出用光量変化
手段)8aが設けられ、シャーシ12上に回転自在に支
承されている。また、モードギア8は、図示していない
がモードモータ等の駆動源からの動力が伝達可能なよう
に所定の動力伝達手段によって連結されている。
【0026】以上のように構成されたこの実施例の磁気
記録再生装置の動作について、以下説明する。発光素子
1から出射した光は、プリズム2の第3の反射面2cに
よりモード検出用受光素子7が配設された方向へ光路が
方向転換される。モードギア8は、メカニズムの動作態
様(再生・早送り・巻戻し等)に同期して回転駆動され
る。このモードギア8は、一般的に1回転の回転動作内
でメカニズムの動作態様に対応すべく、モードモータ
(図示せず)からの減速比が設定されており、したがっ
てメカニズムの動作態様に応じた所定の回転角度ごと
に、スリット部8aが不規則に形成されている。また、
モード検出用受光素子7は、スリット部8aを介して入
射する発光素子1からの光を受光してメカニズムの動作
態様に応じた所定の信号を発生し、この信号がコントロ
ール回路(図示せず)に供給される。したがって、モー
ド検出用受光素子7から発生する出力信号をカウントす
ることによって相対的なメカニズムの動作態様を検出す
ることができ、その情報を基にメカニズム全体が制御さ
れる。なお、テープの始終端検出およびリール台の回転
検出動作については、第1の実施例と同様であるため説
明を省略する。
【0027】以上のようにこの実施例によれば、1つの
発光素子2によりテープ始終端検出、リール台の回転検
出およびメカニズムの動作態様検出が可能であり、部品
点数の削減、並びに発光素子の削減に伴うはんだ付け作
業等の工数の削減による低コスト化が図れる。また、従
来のブラシによる接触式モードスイッチに対して、この
実施例の構成は、非接触式のモード検出手段であるため
に接触不良等もなく、信頼性の向上が図れる等優れた磁
気記録再生装置を実現できる。
【0028】なお、この実施例では、プリズム2の第
2、第3の反射面2b、2cをそれぞれ異なる平面で構
成しているが、図6、図7に示すように、第2、第3の
反射面を同一の曲面2bcで構成してもよい。また、こ
の実施例では、モード部材を回転体(モードギア8)と
して構成しているが、この発明はこれにこだわるもので
はなく直線運動をする直動体でモード部材を構成しても
よい。
【0029】つぎに、この発明の第3の実施例について
説明する。図8(a)はこの発明の第3の実施例におけ
る磁気記録再生装置の磁気テープの始終端検出部の構成
を示す平面図、図8(b)は同正面図である。この実施
例では、発光素子1とプリズム(導光手段)2′をテー
プカセット101の孔101b1 に挿入可能なように平
面的に配設し、また、テープカセット101の左右両側
に第1、第2の反射板10a、10bを設けている。発
光素子1は、テープカセット101の孔101b1 に挿
入可能な位置に配設され、シャーシ12を介して基板1
1に電気的に接続されている。プリズム2′は、発光素
子1に平面的に隣接し、かつテープカセット101の孔
101b1 に挿入可能な位置に配設され、シャーシ12
に固定されている。また、プリズム2′には第1、第2
の反射板10a、10bにより反射された発光素子1か
らの光を受光し、かつテープ始終端検出用受光素子9に
反射する反射面2dが構成されている。なお、発光素子
1からの光が直接プリズム2′内に入射しないように、
発光素子1は第1、第2の反射板10a、10bに対し
て指向性の強い特性を有している。第1、第2の反射板
10a、10bは、発光素子1から出射する光を受光
し、かつプリズム2′の反射面2dに反射可能なように
テープカセット101の左右両側に配設されている。テ
ープ始終端検出用受光素子9は、プリズム2′に導光さ
れた光を受光可能な位置に配設されて基板11に電気的
に接続されている。
【0030】以上のように構成されたこの実施例の磁気
記録再生装置の動作について、以下説明する。まず、テ
ープの始端または終端時には、発光素子1から出射され
た光は、磁気テープ(図示せず)の始端および終端部に
接続された透明テープ(図示せず)を透過して第2の反
射板10bまたは第1の反射板10aに入射し、そこで
透明テープの方向へ反射されて再度透明テープを透過
し、かつプリズム2′の反射面2dに入射する。さらに
反射面2dに入射した光はテープ始終端検出用受光素子
9の方向へ反射し、テープ始終端検出用受光素子9に入
射する(光の進行方向を矢印で図示)。したがって、テ
ープ始終端検出用受光素子9に所定の出力信号が得られ
るので、磁気テープの始端または終端のいずれかである
ことが検出できる。
【0031】以上のようにこの実施例によれば、1つの
受光素子9でテープの始端および終端の検出が可能であ
り、従来のようにテープ始終端検出用として2つの受光
素子を必要とせず、受光素子の削減とこれに伴うはんだ
付け作業等の工数の削減等、簡単な構成で低コスト化の
図れる優れた磁気記録再生装置を実現できる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の磁気記録再生装置は、供
給側リール台と、巻取り側リール台と、供給側リール台
と巻取り側リール台との間に配置した発光素子と、発光
素子から出射され磁気テープの端部に接続された透明テ
ープを透過した光を受光するテープ端検出用受光素子
と、供給側および巻取り側リール台のうち少なくとも一
方の下方に配置され発光素子から出射された光を受光す
るリール台回転検出用受光素子と、テープ端検出用受光
素子およびリール台回転検出用受光素子の方向へ発光素
子の出射光を分光する分光手段と、リール台回転検出用
受光素子を下方に配置したリール台と一体的に構成さ
れ、リール台の回転に応じてリール台回転検出用受光素
子への入射光の遮蔽・透過を繰り返してリール台回転検
出用受光素子で受光される光量を周期的に変化させるリ
ール台回転検出用光量変化手段とを備えたことにより、
1つの発光素子により磁気テープの始終端検出用とリー
ル台の回転検出用の発光素子を兼用し、部品点数削減、
並びに発光素子の削減に伴うはんだ付け作業等の工数削
減等、低コスト化に優れた磁気テープの始終端検出とリ
ール台の回転検出を可能とする磁気記録再生装置を実現
できる。
【0033】さらに、請求項2記載の磁気記録再生装置
は、請求項1記載の磁気記録再生装置において、メカニ
ズムの動作態様に応じて透過光量を変化させるモード検
出用光量変化手段を有したモード部材と、モード検出用
光量変化手段を透過した光を受光するモード検出用受光
素子とを設け、分光手段はモード検出用受光素子の方向
へも分光するようにしたことことにより、1つの発光素
子により磁気テープの始終端検出、リール台の回転検出
およびメカニズムのモード検出が可能であり、部品点数
の削減、並びに発光素子の削減に伴うはんだ付け作業等
の工数の削減等、低コスト化が図れる。また、従来のブ
ラシによる接触式モードスイッチに対して、光学式のモ
ード検出手段であるために接触不良等もなく、信頼性の
向上が図れる等、簡単な構成で低コスト化が図れる優れ
た磁気記録再生装置を実現できる。
【0034】請求項3記載の磁気記録再生装置は、供給
側リール台と、巻取り側リール台と、供給側リール台と
巻取り側リール台との間に配置した発光素子と、装填し
たテープカセットの両側近傍に配置され発光素子から出
射され磁気テープの端部に接続された透明テープを透過
した光を反射する第1および第2の反射板と、この第1
および第2の反射板により反射された光を受光する受光
素子と、第1および第2の反射板で反射された光を受光
素子へ導く導光手段とを備えたことにより、1つの受光
素子で磁気テープの始端および終端の検出が可能であ
り、従来は磁気テープ始終端検出用として2つの受光素
子が必要であったのに対して、受光素子の削減とこれに
伴うはんだ付け作業等の工数の削減が図れる等、簡単な
構成で低コスト化が図れ磁気テープの始終端検出が可能
な優れた磁気記録再生装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の第1の実施例における磁気
記録再生装置の磁気テープの始終端検出部およびリール
台の回転検出部の構成を示す平面図、(b)は同正面図
である。
【図2】この発明の第1の実施例における磁気テープの
始終端検出部およびリール台の回転検出部の発光素子と
プリズムの斜視図である。
【図3】(a)はこの発明の第2の実施例における磁気
記録再生装置の磁気テープの始終端検出部およびリール
台の回転検出部の構成を示す平面図、(b)は同正面図
である。
【図4】この発明の第2の実施例における磁気テープの
始終端検出部およびリール台の回転検出部の発光素子と
プリズムの斜視図である。
【図5】図4の部分拡大図である。
【図6】この発明の第2の実施例における磁気テープの
始終端検出部およびリール台の回転検出部の発光素子と
プリズムの斜視図である。
【図7】図6の部分拡大図である。
【図8】(a)はこの発明の第3の実施例における磁気
記録再生装置の磁気テープの始終端検出部の構成を示す
平面図、(b)は同正面図である。
【図9】従来の磁気記録再生装置の磁気テープの始終端
検出部の構成図である。
【図10】従来の磁気記録再生装置のリール台の回転検
出部の構成図である。
【図11】従来の磁気記録再生装置のリール台駆動力伝
達系の断面図である。
【符号の説明】
1 発光素子 2 プリズム(分光手段) 2a 第1の反射面 2b 第2の反射面 2c 第3の反射面 2′ プリズム(導光手段) 3a テープ終端検出用受光素子 3b テープ始端検出用受光素子 4a 供給側リール台回転検出用受光素子 4b 巻取り側リール台回転検出用受光素子 5 供給側リール台 5a スリット部(リール台回転検出用光量変化手
段) 6 巻取り側リール台 6a スリット部(リール台回転検出用光量変化手
段) 7 モード検出用受光素子 8 モードギア(モード部材) 8a スリット部(モード検出用光量変化手段) 9 テープ始終端検出用受光素子 10a 第1の反射板 10b 第2の反射板 11 基板 12 シャーシ 101 テープカセット 101b1
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田辺 和紀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 河原 昭二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給側リール台と、 巻取り側リール台と、 前記供給側リール台と前記巻取り側リール台との間に配
    置した発光素子と、 この発光素子から出射され磁気テープの端部に接続され
    た透明テープを透過した光を受光するテープ端検出用受
    光素子と、 前記供給側および巻取り側リール台のうち少なくとも一
    方の下方に配置され前記発光素子から出射された光を受
    光するリール台回転検出用受光素子と、 前記テープ端検出用受光素子および前記リール台回転検
    出用受光素子の方向へ前記発光素子の出射光を分光する
    分光手段と、 前記リール台回転検出用受光素子を下方に配置したリー
    ル台と一体的に構成され、前記リール台の回転に応じて
    前記リール台回転検出用受光素子への入射光の遮蔽・透
    過を繰り返して前記リール台回転検出用受光素子で受光
    される光量を周期的に変化させるリール台回転検出用光
    量変化手段とを備えた磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 メカニズムの動作態様に応じて透過光量
    を変化させるモード検出用光量変化手段を有したモード
    部材と、前記モード検出用光量変化手段を透過した光を
    受光するモード検出用受光素子とを設け、分光手段は前
    記モード検出用受光素子の方向へも分光するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 供給側リール台と、 巻取り側リール台と、 前記供給側リール台と前記巻取り側リール台との間に配
    置した発光素子と、 装填したテープカセットの両側近傍に配置され前記発光
    素子から出射され磁気テープの端部に接続された透明テ
    ープを透過した光を反射する第1および第2の反射板
    と、 この第1および第2の反射板により反射された光を受光
    する受光素子と、 前記第1および第2の反射板で反射された光を前記受光
    素子へ導く導光手段とを備えた磁気記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6093925A (en) * 1996-09-06 2000-07-25 Funai Electric Co., Ltd. Reel sensor and start/finish end detecting device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6093925A (en) * 1996-09-06 2000-07-25 Funai Electric Co., Ltd. Reel sensor and start/finish end detecting device

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