JPH08129829A - 信号再生方法 - Google Patents

信号再生方法

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JPH08129829A
JPH08129829A JP6266792A JP26679294A JPH08129829A JP H08129829 A JPH08129829 A JP H08129829A JP 6266792 A JP6266792 A JP 6266792A JP 26679294 A JP26679294 A JP 26679294A JP H08129829 A JPH08129829 A JP H08129829A
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JP6266792A
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Takuji Himeno
卓治 姫野
Hiroshi Takahata
弘 高畑
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 システムコントローラ27は、反転情報検出
回路36で検出した反転情報信号がため込み区間途中で
あることを示すカウントダウン中であると、再生処理回
路33を制御してミュートオン状態とし、無欠陥反転動
作を可能とするデータのため込み量を計算する。そし
て、システムコントローラ27は、ミュートオン状態を
上記無欠陥反転動作を可能とするデータため込み量が確
保されるまで続け、その後ミュートをオフとし、再生を
行わせる。このため、違和感なく無欠陥反転動作を行う
ことができる。 【効果】 反転動作前のため込み時間中に再生が開始さ
れても、反転動作中に確実に、また高品位に信号を出力
でき、かつ最短の時間で音を出せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型携帯用ディジタル
テープレコーダ等における信号再生方法に関し、特にい
わゆるオートリバース動作による再生を行う信号再生方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】信号記録再生装置、例えばいわゆるオー
トリバース機能を備えたテープレコーダの場合に、第1
の方向である往方向あるいはフォワード(FWD)方向
のテープ終端で再生方向を反転して、第2の方向である
復方向あるいはリバース(REV)方向の再生を行って
いる。
【0003】このオートリバース再生における再生方向
の反転制御方式としては、テープが完全に巻き取られて
リールの回転が停止したことを検出する方式や、テープ
エンド近傍のいわゆるリーダーテープを検出する方式等
が知られており、これらの検出に応じて素早い反転動作
を行わせている。
【0004】また、最近では、走行方向を自動反転して
再生を行う際に、機械的な反転動作に要する時間だけ再
生信号が途切れることになることを考慮して、メモリを
用いた無欠陥反転を行わせる技術が開発されてきてい
る。このような技術の一例としては、本件出願人が先に
特公平5−38379号公報や特公平5−46022号
公報等において提案した技術を挙げることができる。こ
れらの公報において提案した無欠陥反転技術について簡
単に説明すると、再生ヘッドで読み取った再生信号から
実際にオーディオ信号等として出力されるまでの遅延時
間あるいはメモリ内のデータ蓄積量を、反転前と反転後
とで異ならせ、これらの遅延時間あるいはメモリ内のデ
ータ蓄積量の差分で走行反転動作中のオーディオ信号等
の出力を持続させるものである。具体的には、反転前の
遅延時間TDAから反転後の遅延時間TDBを差し引いた差
分の時間TD(=TDA−TDB)が、走行反転所要時間TR
以上となるように各遅延時間TDA、TDB、あるいはメモ
リ内のデータ蓄積量を設定するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
無欠陥反転機能を例えばディジタルテープレコーダで、
実行させる場合、例えば上記反転前に必要とされるデー
タ量を確保するためのため込み時間の途中で再生が開始
されると、走行反転基準位置までに十分なデータのため
込みができないので、反転動作途中でデータがなくな
り、音切れを起こしてしまっていた。
【0006】また、ため込みレートを上げるのにも限度
があり、エラーレートを増大し、結果的に音の品位を低
下させてしまうことになる。
【0007】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、反転動作前のため込み時間中に再生が開始され
ても、反転動作中に、確実に、また高品位に信号を出力
でき、かつ最短の時間で音を出せる信号再生方法の提供
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る信号再生方
法は、再生時に反転動作に必要な時間分のデータを記録
媒体の走行反転基準位置に達するまでに蓄積しておき、
反転動作中は蓄積されたデータを再生して再生内容の欠
落無く第1方向の再生から第2方向の再生に移行する信
号再生方法であって、上記データ蓄積に必要とされるテ
ープ位置よりも走行反転基準位置に近い位置で再生を開
始したときには、必要な時間分のデータが蓄積するまで
データの再生を停止することにより上記課題を解決す
る。
【0009】この場合、上記記録媒体は磁気テープであ
り、上記データはディジタルオーディオ信号である。
【0010】
【作用】第1方向の再生から第2方向の再生に反転して
移行する反転動作中に必要な時間分のデータを記録媒体
の走行反転基準位置に達するまでに蓄積しておき、反転
動作中は蓄積されたデータを再生する無欠陥反転を行う
場合、上記データ蓄積に必要とされるテープ位置よりも
走行反転基準位置に近い位置で再生を開始したときに
は、必要な時間分のデータが蓄積するまでデータの再生
を停止するので、確実に、また高品位に信号を出力で
き、かつ最短の時間で音を出せる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例の説明に先立
ち、本発明の信号再生方法に使用して好適な記録パター
ンを記録媒体に形成するための信号記録方法について説
明する。
【0012】図1は、上記信号記録方法を適用した信号
記録装置のブロック図である。この信号記録装置10
は、回転する磁気ヘッドよりなる回転ヘッド部15を有
し、ディジタルオーディオ信号を記録する小型携帯型の
ディジタルオーディオテープレコーダである。入力端子
11にはディジタルオーディオ信号が供給されている。
この入力オーディオ信号は、メモリ12に送られて書き
込み/読み出し制御され、エンコーダ13、記録アンプ
14を介して記録ヘッド部15に送られ、磁気テープ等
のテープ状記録媒体あるいは記録テープ16に記録され
る。この記録テープ16は、キャプスタン17及びピン
チローラ18により走行駆動されており、任意又は所定
の走行反転基準位置にて走行方向が反転制御される。キ
ャプスタン17はモータ19により回転駆動制御されて
いる。モータ19は、図示しないモータ駆動回路を介し
てシステムコントローラ20により制御される。
【0013】この信号記録装置10の各部の動作を制御
するためのシステムコントローラ20は、操作入力や設
定入力、制御入力等の信号を入力端子24を介して受け
取り、メモリ制御回路21、反転情報出力回路22、モ
ータ駆動回路23に制御信号を供給している。また、シ
ステムコントローラ20には、記録テープ16の終端を
検出する図示しないエンドセンサからの検出出力が供給
されている。このシステムコントローラ20からの制御
に応じて、メモリ制御回路21は、メモリ12に対する
記録データの書き込み/読み出しを制御し、データ蓄積
等の動作を行わせる。反転情報出力回路22は、後述す
る信号再生装置に再生時の自動的な走行方向反転動作を
行わせるための反転情報信号をエンコーダ13に送っ
て、記録テープ16上の所定位置に該反転情報信号を記
録させている。
【0014】この図1に示す信号記録装置10によりデ
ータと共に記録テープ16に記録される反転情報信号に
ついて図2を参照しながら説明する。この図2では、デ
ータ信号を省略している。記録テープ16が図中矢印A
で示す第1の方向であるフォワード方向に走行している
場合、記録ヘッド部15は矢印Aとは逆の方向に記録ト
ラック16A上を走行する。また、反転動作が行われた
後には、記録テープ16は図中矢印Bで示す第2の方向
であるリバース方向に走行し、記録ヘッド部15は矢印
Bとは逆の方向に記録トラック16B上を走行する。
【0015】ここで、反転情報信号は、反転準備動作開
始位置XWから反転情報出力回路22によってシステム
コントローラ20の制御に応じてエンコーダ13に出力
される。この反転情報信号は、エンコーダ13でデータ
に混合されて、記録アンプ14を介して記録ヘッド部1
5から記録テープ16に記録される。具体的には、この
反転情報信号は、20msecの周期で、反転情報出力
回路22から、“4095”、“4094”、“409
3”・・・というようにダウンカウントされてエンコー
ダ13に供給され、記録ヘッド部15から記録テープ1
6にデータと共に記録される。そして、反転情報信号が
“1”となる位置を走行反転基準位置XRとして、無欠
陥反転が行われる。反転後には、上記反転情報信号は、
アップカウント値とされる。
【0016】この反転情報信号は、記録テープ16のコ
ントロールCTLエリアの一部に書き込まれる。このコ
ントロールエリアCTLは、例えば図3に示すような記
録信号フォーマット中に設けられている。図3の記録信
号フォーマットでは、80ブロック(BLK)の音声デ
ータと中央部の12BLKのサブコードを合わせた92
BLKを必須記録領域(メインデータ領域)と呼んでい
る。この必須記録領域の両側には2重記録領域があり、
92BLK離れた必須記録領域のブロックと同じ内容が
別のアドレスで記録されていて、テープの揺動でヘッド
当りの位置がずれても互いに補い合うようになってい
る。
【0017】上記中央部の12BLKのサブコードに
は、4ブロックのCTLエリアが2つ設けられている。
上記反転情報信号は、このCTLエリアの一部に書き込
まれる。図3では、音声データの1ブロック内のフォー
マットも示している。この音声データは、例えば11ビ
ットの同期信号と、13ビットのアドレスと、誤り訂正
用のパリティP・Qのエリアが4ワード(WD)と、
L、Rについてのデータのエリアが16ワード(WD)
である。パリティは単純偶数パリティである。音声の系
列での奇数番目と偶数番目のワードに対して、独立した
クロスイントーリーブ符号を施してある。最後にアドレ
ス、パリティ、データに対する誤り検出用のCRCエリ
アがある。
【0018】以上説明したような反転情報信号を用いた
反転では、走行反転基準位置までの時間を正確に知るこ
とができる。無欠陥反転を行うような場合には、走行反
転基準位置までの時間を知ることができるので、データ
のため込みに要する時間を考慮することができる。
【0019】しかし、このような反転情報信号を用いた
無欠陥反転動作においても、走行反転基準位置の直前か
ら再生が開始されると、走行反転基準位置までに十分な
データのため込みができず、反転途中でデータがなくな
り、音切れを起こしてしまうことがあった。
【0020】そこで、本発明に係る信号再生方法が必要
とされる。以下、本発明に係る信号再生方法が適用でき
る実施例について説明する。この実施例は、回転する磁
気ヘッドよりなる再生ヘッド部を有して、オーディオ信
号を再生するような小型携帯型のディジタルテープレコ
ーダであるが、本発明はこの他種々の信号再生方法や装
置に適用できることはもちろんであり、再生を行う記録
信号もオーディオ信号のみならずビデオ信号やコンピュ
ータ信号等を使用できる。
【0021】オートリバース機能により走行方向を自動
反転して再生を行う際には、反転動作に要する時間だけ
再生信号が途切れることになることを考慮しなければな
らない。この信号再生装置においては、メモリを用いた
無欠陥反転を実現している。これは、反転動作前に、反
転動作に要する時間以上の時間の再生データをメモリに
蓄えておき、反転動作中にはこのメモリに蓄えられた再
生データを読み出すことで再生信号を連続して出力する
ようにし、反転動作時の再生信号の中断を無くすもので
ある。
【0022】さらにこの信号再生装置では、上述したよ
うに、走行反転基準位置の直前から再生が開始されて
も、確実に無欠陥オートリバースを行うことができる。
【0023】図4において、テープ16に記録された信
号は、再生ヘッド部31により再生され、再生アンプ3
2を介して再生処理回路あるいは復調回路33に送ら
れ、再生処理回路33からの再生信号がメモリ34を介
して端子35より取り出される。メモリ34は、メモリ
制御回路37により書き込み/読み出しが制御される。
再生処理回路33においては、上記反転情報信号の検出
が反転情報検出回路36により行われる。反転情報検出
回路36からの出力はシステムコントローラ27に送ら
れている。なお、このディジタルテープレコーダのテー
プ走行駆動系等の構成は、上記図1と同様であるため、
説明を省略する。また、この信号再生装置30では、反
転動作に要する時間以上の時間の再生データをメモリ3
4にため込むためのため込み動作開始位置を、上記反転
情報信号を出力し始める反転準備動作開始位置XWとす
る。
【0024】矢印Aで示す上記フォワード方向の再生が
進んで再生処理回路33からの信号中に反転情報検出回
路36により上記反転情報信号が検出されたとき、検出
を知らせる情報がシステムコントローラ27に送られ、
システムコントローラ27は図示しないモータ駆動回路
を制御してテープ走行速度を速めると共にメモリ制御回
路37を制御して、再生データの蓄積あるいはため込み
を開始する。記録テープ16が走行して上記走行反転基
準位置XRに達したことを反転情報検出回路36が検出
すると、システムコントローラ27は図示しないモータ
駆動回路を制御して、メモリ34に蓄えられたデータを
読み出すことで、再生オーディオ信号の欠落を防止し、
連続したオーディオ再生が行えるようにしている。上記
反転動作が終ると共に、リバース方向の再生動作を開始
する。ここで、システムコントローラ27には、例えば
反転位置を実際のテープエンド(60分テープの場合、
30分経過地点)より手前の始端部より25分の位置と
したい場合、入力端子38から任意の反転設定値(この
場合始端部より25分の位置)に応じた信号が供給され
てもよい。
【0025】図5に示すように、記録テープ16の走行
反転基準位置XR よりも所定長さだけ前のため込み位置
(反転準備動作開始位置)XW からテープ速度を上げ
て、テープ16から読み出されるデータ量と実際のオー
ディオ信号再生に必要とされるデータ量との差分だけメ
モリ34に蓄積するようにし、走行反転基準位置XR
達した時点では反転に要する時間以上の再生データ量が
メモリ34に蓄えられているようにする。このため、録
音時には、上記走行反転基準位置XR に基づいて上記た
め込み開始位置XW を計算により割り出し、この位置X
W から上記反転情報信号を書き込むようにする。具体的
には、上述したようにこの位置XW から上記走行反転基
準位置XR に向かって数値が減少するようなダウンカウ
ント値を書き込むことが挙げられる。この場合、上記走
行反転基準位置XR にて所定値、例えば1あるいは0と
なるようなダウンカウント値を書き込んでおくことによ
り、上記走行反転基準位置XR までの距離あるいは時間
を知ることができる。このダウンカウント値あるいは反
転情報は、上述したように図1のシステムコントローラ
20からの指令に応じて反転情報出力回路22が作成
し、エンコーダ13に送ってテープ16上の所定位置に
記録するものである。
【0026】図5のAは、テープエンドで反転する例を
示し、記録時にはテープ走行量測定によりテープ残量を
求め、このテープ残量から走行反転基準位置XR までの
時間を計算し、再生時のため込み動作に必要な蓄積開始
位置である反転準備動作開始位置XW を計算すればよ
い。また、図5のB、Cは、音楽ソース等の録音時間に
応じて走行反転基準位置XR を予め計算する例を示して
おり、この位置XR に基づいて上記蓄積開始位置である
反転準備動作開始位置XW を求めて、この位置XW から
反転情報信号を記録するようにすればよい。
【0027】さらに、この信号再生装置30は、無欠陥
反転再生に必要とされる上記データ蓄積に必要とされる
テープ位置XWよりも走行反転基準位置XRに近い位置で
再生が開始されたときには、必要な時間分のデータが蓄
積するまでデータの再生を停止する。図6及び7を参照
してこの動作を説明する。
【0028】先ず、再生開始位置が反転準備動作開始位
置XWよりも走行反転基準位置XRから遠い場合について
図6の(A)及び(B)を参照しながら説明する。ただ
し、ここでは、記録テープ16はフォワード方向である
矢印A方向に走行しており、記録ヘッド部15は矢印A
とは逆の方向に走行している。反転情報検出回路36が
反転情報信号“4095”を検出すると、システムコン
トローラ27は、テープ走行駆動系を制御して記録テー
プ16の走行スピードを上げて、図6の(B)に示すよ
うに記録テープ16から読み出されるデータ量と実際の
オーディオ信号再生に必要とされるデータ量との差分だ
けメモリ34に蓄積するようにし、走行反転基準位置X
Rに達した時点では反転に要する時間以上の再生データ
がメモリ34に蓄えられているようにする。図6の
(B)の縦軸には、データのため込み量を示す。本例で
は、無欠陥反転を行うためのため込みデータ量を70H
(ヘキサ)としている。最低ため込み量は10Hであ
る。このため、図6の(B)に示すような場合、すなわ
ち再生開始位置が反転準備動作開始位置XWよりも走行
反転基準位置XRから遠い場合には、反転に要する時間
Rで途切れることのないデータをため込むことができ
る。
【0029】これに対して、図6の(C)に示すように
再生開始位置XW’が走行反転基準位置XR寄りである場
合、従来の信号再生装置であれば、十分なため込み量を
確保することができず、反転に要する時間TRで音切れ
区間TMを生じさせていた。ここで、図中一点鎖線で示
すようにため込みのレートを上げることが考えられる
が、これではエラーレートも増大してしまう。本実施例
の信号再生装置は、このような場合、すなわち再生開始
位置XW’寄りである場合、システムコントローラ27
に図7のフローチャートに示すような制御を行わせ、図
6の(D)に示すようなため込み動作を行う。
【0030】図7のフローチャートが開始されると、シ
ステムコントローラ27は、ステップS1に示すように
反転情報検出回路36がため込み区間途中であることを
示すカウントダウン中の反転情報信号を検出したか否か
を判定する。ここで、NOと判定すると、再生はまだ反
転準備動作開始位置XWよりも走行反転基準位置XRに遠
い位置で行われおり、図6の(B)に示すような定常再
生(ステップS6)を行わせる。
【0031】一方、YESと判定すると、ステップS2
に示すように、システムコントローラ27は、再生処理
回路33を制御してミュートをオンする。さらに、シス
テムコントローラ27は、反転情報検出回路36で検出
した現在の反転情報信号からステップS3に示すよう
に、現時点から無欠陥反転を可能とするためのため込み
量を計算する。
【0032】そして、システムコントローラ27は、図
6の(D)に示すように、再生開始位置XW’からミュ
ートオンMONとして、無音状態でのため込みを時間T0
間で行う。次に、システムコントローラ27は、ステッ
プS4に示すように、メモリ34にデータが計算された
ため込み量分蓄積されたか否かを判定する。ここで、Y
ESと判定すると、システムコントローラ27は、ステ
ップS5に示すようにミュートをオフにする。(図6の
(D)にはミュートオフM0fと示す。)このミュートオ
フMofからシステムコントローラ27は、時間T1間音
声を出した状態でため込みを行う。そして、システムコ
ントローラ27は、ステップS6に示すように、定常再
生を行わせる。このため、本実施例の信号再生装置は、
反転に要する時間TD中の音切れ区間TMの発生を防ぐこ
とができる。
【0033】なお、走行反転基準位置XRの極近傍、す
なわち反転情報信号の周期をVとした場合に、96V以
内で再生が開始されたような場合には、上記時間T0
の急激なため込みの前に、走行反転基準位置XRが来て
しまうので、そのままため込にをおこなわず、反転して
裏面から再生するようにしている。
【0034】また、この信号再生装置は、図8に示すよ
うな反転情報信号を伴った記録テープ16を再生するよ
うにしてもよい。この場合、信号再生装置は、途中まで
ため込んで反転して2重書きエリアを通過したら音を出
すようにしてもよい。
【0035】ここで、図8に示すような反転情報信号の
記録を説明しておく。
【0036】反転前のフォワード走行では、20mse
cの周期で反転情報信号が、“4095”、“409
4”、“4093”・・・のようにダウンカウントさ
れ、図1のエンコーダ13に供給され、記録ヘッド部1
5から記録テープ16にデータと共に記録される。この
図8の例では、ダウンカウント値が“7”以下になった
ら速やかに、反転動作に入ることで、二重書き部分を生
じさせ、全てのデータを漏れなく読みだそうとしてい
る。
【0037】なお、本発明は上述の実施例のみに限定さ
れるものではなく、例えば、テープ状記録媒体は磁気テ
ープ以外にも光テープ等を使用でき、また、記録再生信
号もオーディオ信号の他にビデオ信号やコンピュータデ
ータ信号を用いることができる。記録ヘッド部15や再
生ヘッド部31としては、回転ヘッドの他に固定ヘッド
を用いることができる。さらに、信号記録装置や信号再
生装置は図示の例に限定されず、この他種々の構成をと
り得ることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る信号再生方法は、再生時、
反転動作に必要な時間分のデータを記録媒体の走行反転
基準位置に達するまでに蓄積しておき、反転動作中は蓄
積されたデータを再生して再生内容の欠落無く第1方向
の再生から第2方向の再生に移行する信号再生方法であ
って、上記データ蓄積に必要とされるテープ位置よりも
走行反転基準位置に近い位置で再生を開始したときに
は、必要な時間分のデータが蓄積するまでデータの再生
を停止するので、反転動作前のため込み時間中に再生が
開始されても、反転動作中に確実に、また高品位に信号
を出力でき、かつ最短の時間で音を出せる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号再生方法に使用して好適な記録パ
ターンを記録媒体に形成するための信号記録方法を適用
した信号記録装置のブロック図である。
【図2】図1に示した信号記録装置により記録テープに
記録される反転情報信号を示す図である。
【図3】上記反転情報信号が書き込まれるコントロール
CTLエリアを有する記録テープの記録信号フォーマッ
トを示す図である。
【図4】本発明に係る信号再生方法が適用される信号再
生装置のブロック図である。
【図5】無欠陥反転のときの走行反転基準位置及び反転
準備動作開始位置の例を示す図である。
【図6】図4に示した信号再生装置の動作を説明するた
めの図である。
【図7】図4に示した信号再生装置の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図8】反転情報信号の他の記録状態を示す図である。
【符号の説明】
15 記録ヘッド部 16 記録テープ 17 キャプスタン 18 ピンチローラ 19 モータ 27 システムコントローラ 31 再生ヘッド部 32 記録アンプ 33 再生処理回路 34 メモリ 36 反転情報検出回路 37 メモリ制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生時、反転動作に必要な時間分のデー
    タを記録媒体の走行反転基準位置に達するまでに蓄積し
    ておき、反転動作中は蓄積されたデータを再生して再生
    内容の欠落無く第1方向の再生から第2方向の再生に移
    行する信号再生方法であって、 上記データ蓄積に必要とされるテープ位置よりも走行反
    転基準位置に近い位置で再生を開始したときには、必要
    な時間分のデータが蓄積するまでデータの再生を停止す
    ることを特徴とする信号再生方法。
  2. 【請求項2】 上記記録媒体は磁気テープであり、上記
    データはディジタルオーディオ信号であることを特徴と
    する請求項1記載の信号再生方法。
JP6266792A 1994-10-31 1994-10-31 信号再生方法 Withdrawn JPH08129829A (ja)

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