JPH08129951A - 電子放出素子 - Google Patents
電子放出素子Info
- Publication number
- JPH08129951A JPH08129951A JP26504494A JP26504494A JPH08129951A JP H08129951 A JPH08129951 A JP H08129951A JP 26504494 A JP26504494 A JP 26504494A JP 26504494 A JP26504494 A JP 26504494A JP H08129951 A JPH08129951 A JP H08129951A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cathodes
- electron
- cathode
- emitting device
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J1/00—Details of electrodes, of magnetic control means, of screens, or of the mounting or spacing thereof, common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
- H01J1/02—Main electrodes
- H01J1/30—Cold cathodes, e.g. field-emissive cathode
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J3/00—Details of electron-optical or ion-optical arrangements common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
- H01J3/02—Electron guns
- H01J3/021—Electron guns using a field emission, photo emission, or secondary emission electron source
- H01J3/022—Electron guns using a field emission, photo emission, or secondary emission electron source with microengineered cathode, e.g. Spindt-type
Landscapes
- Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のカソードから放出される電子ビームを
電子放出素子と一体的に設けた収束電極により効率よく
収束して、大電流でしかも尖鋭で解像度の高い電子ビー
ムを得ることのできる電子放出素子を提供する。 【構成】 基板1上に形成した複数の円錐状のカソード
4と、それぞれの前記カソード4を包囲するようにキャ
ビティ5を形成する絶縁層6及びゲート電極7と、この
ゲート電極7上に形成した第二の絶縁層9上にあって前
記カソード4から引き出された電子を収束する収束電極
10とを積層形成した電子放出素子において、前記収束
電極10の少なくとも一部を前記カソード4に対し偏心
させて配置する。
電子放出素子と一体的に設けた収束電極により効率よく
収束して、大電流でしかも尖鋭で解像度の高い電子ビー
ムを得ることのできる電子放出素子を提供する。 【構成】 基板1上に形成した複数の円錐状のカソード
4と、それぞれの前記カソード4を包囲するようにキャ
ビティ5を形成する絶縁層6及びゲート電極7と、この
ゲート電極7上に形成した第二の絶縁層9上にあって前
記カソード4から引き出された電子を収束する収束電極
10とを積層形成した電子放出素子において、前記収束
電極10の少なくとも一部を前記カソード4に対し偏心
させて配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電界放出型の電子放出素
子に関し、特に平面型ディスプレイの電子銃として用い
られる微小サイズの電界放出型陰極線管用電子放出素子
に関する。
子に関し、特に平面型ディスプレイの電子銃として用い
られる微小サイズの電界放出型陰極線管用電子放出素子
に関する。
【0002】
【従来の技術】平面型陰極線管の電子銃として、特開平
4−292831号公報に開示されているように、最
近、微小サイズの多数のカソードを平面的に配置した電
界放出型の電子放出素子が使用されている。この電子放
出素子は、図4に示すように、ガラス等の絶縁基板1上
にアルミニウム等から成り、例えば直径φが略10μm
の円形の開口2aを有する第一の電極2が被着形成さ
れ、この第一の電極2上に例えば厚さが略0.5μm
で、抵抗値が3000Ω・cmのシリコン薄膜等より成
る抵抗層3が全面的に被着形成されている。そして、こ
の第一の電極2の開口2a上の中心部および直径6μm
の同心円周上に、抵抗層3を介して、タングステン、モ
リブデン等の高融点かつ低仕事関数の金属からなり、尖
鋭な先端形状を有する円錐状のカソード4が9個形成さ
れている。そして、このカソード4の周囲に直径1μm
〜1.5μmの開口幅wをもったキャビティ5を有する
酸化珪素等よりなる絶縁層6が形成され、この絶縁層6
の上に、モリブデン、タングステン、ニオブ等の高融点
金属からなる第二の電極7すなわちゲート電極7がカソ
ード4に対する対向電極として配置された構造となって
いる。
4−292831号公報に開示されているように、最
近、微小サイズの多数のカソードを平面的に配置した電
界放出型の電子放出素子が使用されている。この電子放
出素子は、図4に示すように、ガラス等の絶縁基板1上
にアルミニウム等から成り、例えば直径φが略10μm
の円形の開口2aを有する第一の電極2が被着形成さ
れ、この第一の電極2上に例えば厚さが略0.5μm
で、抵抗値が3000Ω・cmのシリコン薄膜等より成
る抵抗層3が全面的に被着形成されている。そして、こ
の第一の電極2の開口2a上の中心部および直径6μm
の同心円周上に、抵抗層3を介して、タングステン、モ
リブデン等の高融点かつ低仕事関数の金属からなり、尖
鋭な先端形状を有する円錐状のカソード4が9個形成さ
れている。そして、このカソード4の周囲に直径1μm
〜1.5μmの開口幅wをもったキャビティ5を有する
酸化珪素等よりなる絶縁層6が形成され、この絶縁層6
の上に、モリブデン、タングステン、ニオブ等の高融点
金属からなる第二の電極7すなわちゲート電極7がカソ
ード4に対する対向電極として配置された構造となって
いる。
【0003】このような電子放出素子は、第二の電極7
すなわちゲート電極7とカソード4との間に、約107
v/cm以上の電界強度を付与する電圧(上記素子の場
合、数V)を印加することによりカソード4を熱するこ
となく電子を放出させることができる。ところが、上述
した構造の電子放出素子では、カソードから放出される
電子は発散角を有するため、電子ビームは外方に発散し
て電子ビームが太くなるとともに、拡散して電子ビーム
の質が低下するという問題があった。そこで、図5に示
すように、ゲート電極7に対して電子引き出し方向の前
方側に位置し、カソード4から放出された電子を収束す
る収束電極8を一体的に形成し、この収束電極8で形成
される電界により放出された電子を中心方向に向けて集
め電子ビームを収束する技術が特開平6−12974号
公報に開示されている。
すなわちゲート電極7とカソード4との間に、約107
v/cm以上の電界強度を付与する電圧(上記素子の場
合、数V)を印加することによりカソード4を熱するこ
となく電子を放出させることができる。ところが、上述
した構造の電子放出素子では、カソードから放出される
電子は発散角を有するため、電子ビームは外方に発散し
て電子ビームが太くなるとともに、拡散して電子ビーム
の質が低下するという問題があった。そこで、図5に示
すように、ゲート電極7に対して電子引き出し方向の前
方側に位置し、カソード4から放出された電子を収束す
る収束電極8を一体的に形成し、この収束電極8で形成
される電界により放出された電子を中心方向に向けて集
め電子ビームを収束する技術が特開平6−12974号
公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した電
子放出素子を陰極線管の電子銃に使用する場合、1つの
カソード4から放出される電子の量は非常に微量である
ため、収束電極8で電子の発散を防止して良質の電子ビ
ームを得られても不十分で、通常、多数のカソード4か
ら放出される多数の電子ビームを、例えば、別に設けた
電子レンズで収束して利用することが行なわれている。
しかし、このように別に電子レンズを設けて多数のカソ
ード4からの電子ビームを有効に収束することは、電子
ビームの放出方向が制御されていないため、電子放出素
子と電子レンズとの位置合わせ等が困難で、解像度を低
下させたり、位置合わせ工数が増加したりするという問
題があった。本発明の目的は、上記の問題点を解決する
ために、複数のカソードから放出される電子ビームを電
子放出素子と一体的に設けた収束電極により効率よく収
束して、大電流でしかも尖鋭で解像度の高い電子ビーム
を得ることのできる電子放出素子を提供することにあ
る。
子放出素子を陰極線管の電子銃に使用する場合、1つの
カソード4から放出される電子の量は非常に微量である
ため、収束電極8で電子の発散を防止して良質の電子ビ
ームを得られても不十分で、通常、多数のカソード4か
ら放出される多数の電子ビームを、例えば、別に設けた
電子レンズで収束して利用することが行なわれている。
しかし、このように別に電子レンズを設けて多数のカソ
ード4からの電子ビームを有効に収束することは、電子
ビームの放出方向が制御されていないため、電子放出素
子と電子レンズとの位置合わせ等が困難で、解像度を低
下させたり、位置合わせ工数が増加したりするという問
題があった。本発明の目的は、上記の問題点を解決する
ために、複数のカソードから放出される電子ビームを電
子放出素子と一体的に設けた収束電極により効率よく収
束して、大電流でしかも尖鋭で解像度の高い電子ビーム
を得ることのできる電子放出素子を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板上に形成
した複数の円錐状のカソードと、それぞれの前記カソー
ドを包囲するようにキャビティを形成する絶縁層及びゲ
ート電極と、このゲート電極上に形成した第二の絶縁層
上ににあって前記カソードから引き出された電子を収束
する収束電極とを積層形成した電子放出素子において、
前記収束電極の少なくとも一部を前記キャビティに対し
て偏心させて配置したことを特徴とする電子放出素子を
提供する。
した複数の円錐状のカソードと、それぞれの前記カソー
ドを包囲するようにキャビティを形成する絶縁層及びゲ
ート電極と、このゲート電極上に形成した第二の絶縁層
上ににあって前記カソードから引き出された電子を収束
する収束電極とを積層形成した電子放出素子において、
前記収束電極の少なくとも一部を前記キャビティに対し
て偏心させて配置したことを特徴とする電子放出素子を
提供する。
【0006】また、前記カソードを例えば、基板の中心
部位置とその同心円周状位置に配し、それぞれのカソー
ドに対応する前記収束電極を中心部位置のカソードに対
しては同心状位置に、同心円周状位置のカソードに対し
ては放射方向の内側または外側に所定量偏心させて配置
したり、前記カソードを田とて場、基板の中心部位置と
その多重同心円周状位置に配し、それぞれのカソードに
対応する前記収束電極が中心部位置のカソードに対して
は同心状位置に、同心円周状位置のカソードに対しては
放射方向の内側または外側に、かつ内円周状位置のカソ
ードから外円周状位置のカソードにゆくにしたがつて偏
心量を所定量変化させて配置するのが望ましい。
部位置とその同心円周状位置に配し、それぞれのカソー
ドに対応する前記収束電極を中心部位置のカソードに対
しては同心状位置に、同心円周状位置のカソードに対し
ては放射方向の内側または外側に所定量偏心させて配置
したり、前記カソードを田とて場、基板の中心部位置と
その多重同心円周状位置に配し、それぞれのカソードに
対応する前記収束電極が中心部位置のカソードに対して
は同心状位置に、同心円周状位置のカソードに対しては
放射方向の内側または外側に、かつ内円周状位置のカソ
ードから外円周状位置のカソードにゆくにしたがつて偏
心量を所定量変化させて配置するのが望ましい。
【0007】
【作用】上記構成によれば、各カソードから放出される
電子ビームは収束電極により、収束電極の中心に収束さ
れると共に、収束電極とゲート電極との偏心量に対応し
て偏向されるため、例えば、収束電極を中心部のカソー
ドに対しては同心状位置に、同心円周状位置のカソード
に対しては内側に偏心させて配することにより、全ての
カソードから放出される電子ビームを1本の電子ビーム
に収束できる。また、例えば、収束電極を基板の中心部
位置のカソードに対しては同心状位置に、同心円周状位
置のカソードに対しては外側に偏心させて配し、大口径
レンズにより収束すれば、電子ビームの発散方向が均一
に制御されるため、全てのカソードから放出される電子
ビームを1本の電子ビームに収束できると共に、解像度
を向上できる。さらに、例えばカソードを基板の中心部
位置および多重同心円周状位置に配置し、内円周状位置
のカソードから外円周上のカソードにゆくにしたがって
偏心量を変化させて収束電極を配置することにより、さ
らに多数の電子ビームを収束でき、大容量の電子放出素
子が実現できる。
電子ビームは収束電極により、収束電極の中心に収束さ
れると共に、収束電極とゲート電極との偏心量に対応し
て偏向されるため、例えば、収束電極を中心部のカソー
ドに対しては同心状位置に、同心円周状位置のカソード
に対しては内側に偏心させて配することにより、全ての
カソードから放出される電子ビームを1本の電子ビーム
に収束できる。また、例えば、収束電極を基板の中心部
位置のカソードに対しては同心状位置に、同心円周状位
置のカソードに対しては外側に偏心させて配し、大口径
レンズにより収束すれば、電子ビームの発散方向が均一
に制御されるため、全てのカソードから放出される電子
ビームを1本の電子ビームに収束できると共に、解像度
を向上できる。さらに、例えばカソードを基板の中心部
位置および多重同心円周状位置に配置し、内円周状位置
のカソードから外円周上のカソードにゆくにしたがって
偏心量を変化させて収束電極を配置することにより、さ
らに多数の電子ビームを収束でき、大容量の電子放出素
子が実現できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明について、図面を参照して説明
する。従来例と同一部分には同一参照符号を付し説明を
省略する。本発明の第一の実施例の電子放出素子は、図
1に示すように、ガラス等の絶縁基板1上にアルミニウ
ム等から成り、例えば直径φが略10μmの円形の開口
2aを有する第一の電極2が被着形成され、この第一の
電極2上に例えば厚さが略0.5μmで、抵抗値が30
00Ω・cmのシリコン薄膜等より成る抵抗層3が全面
的に被着形成されている。そして、この第一の電極2の
開口2a上の中心部および直径6μmの同心円周上に、
抵抗層3を介して、タングステン、モリブデン等の高融
点かつ低仕事関数の金属からなり、尖鋭な先端形状を有
する円錐状のカソード4が9個形成されている。そし
て、それぞれのカソード4の周囲に直径1μm〜1.5
μmの開口幅wをもったキャビティ5を有する酸化珪素
等よりなる厚さ略2μmの絶縁層6が形成され、この絶
縁層6の上に、モリブデン、タングステン、ニオブ等の
高融点金属からなるゲート電極7がカソード4に対する
対向電極として配置された構造となっている。さらに、
このゲート電極7の上に酸化珪素等よりなる厚さ略2μ
mの第二の絶縁層9を介して収束電極10が、絶縁基板
1の中心部位置のカソード4に対しては同心状位置に、
同心円周状位置のカソード4に対しては中心方向に0.
2μm偏心させて形成されている。
する。従来例と同一部分には同一参照符号を付し説明を
省略する。本発明の第一の実施例の電子放出素子は、図
1に示すように、ガラス等の絶縁基板1上にアルミニウ
ム等から成り、例えば直径φが略10μmの円形の開口
2aを有する第一の電極2が被着形成され、この第一の
電極2上に例えば厚さが略0.5μmで、抵抗値が30
00Ω・cmのシリコン薄膜等より成る抵抗層3が全面
的に被着形成されている。そして、この第一の電極2の
開口2a上の中心部および直径6μmの同心円周上に、
抵抗層3を介して、タングステン、モリブデン等の高融
点かつ低仕事関数の金属からなり、尖鋭な先端形状を有
する円錐状のカソード4が9個形成されている。そし
て、それぞれのカソード4の周囲に直径1μm〜1.5
μmの開口幅wをもったキャビティ5を有する酸化珪素
等よりなる厚さ略2μmの絶縁層6が形成され、この絶
縁層6の上に、モリブデン、タングステン、ニオブ等の
高融点金属からなるゲート電極7がカソード4に対する
対向電極として配置された構造となっている。さらに、
このゲート電極7の上に酸化珪素等よりなる厚さ略2μ
mの第二の絶縁層9を介して収束電極10が、絶縁基板
1の中心部位置のカソード4に対しては同心状位置に、
同心円周状位置のカソード4に対しては中心方向に0.
2μm偏心させて形成されている。
【0009】このような電子放出素子は、ゲート電極7
とカソード4との間に、約107v/cm以上の電界強
度を付与する電圧(上記素子の場合、数V)を印加する
ことによりカソード4を熱することなく電子を放出さ
せ、収束電極10で図中に矢印で表示するように、中心
部のカソード4より放出される電子は直進する電子ビー
ムに、同心円周状知のカソード4より放出される電子は
中心方向に偏向された電子ビームにそれぞれ収束され
る。したがつて、このそれぞれの電子ビームの収束点に
スクリーンを設ければ、9個の電子放出素子からの電子
ビームを1本に収束した大電流でしかも先鋭度の優れた
電子ビームを得ることができる。
とカソード4との間に、約107v/cm以上の電界強
度を付与する電圧(上記素子の場合、数V)を印加する
ことによりカソード4を熱することなく電子を放出さ
せ、収束電極10で図中に矢印で表示するように、中心
部のカソード4より放出される電子は直進する電子ビー
ムに、同心円周状知のカソード4より放出される電子は
中心方向に偏向された電子ビームにそれぞれ収束され
る。したがつて、このそれぞれの電子ビームの収束点に
スクリーンを設ければ、9個の電子放出素子からの電子
ビームを1本に収束した大電流でしかも先鋭度の優れた
電子ビームを得ることができる。
【0010】本発明の第二の実施例の電子放出素子は、
図2に示すように、カソード4を絶縁基板1の中心部位
置に1個および直径が6μmおよび12μmの2重の同
心円周状位置にそれぞれ例えば、8個および16個配置
し、収束電極10を内側の同心円周状位置のカソード4
に対しては中心方向に0.2μm、外側の同心円周状位
置のカソード4に対しては中心方向に0.4μm偏心さ
せて配置したものである。この電子放出素子において
は、25個の電子放出素子の電子ビームを1本に収束し
た更に大電流で先鋭度の優れた電子ビームを得ることが
できる。
図2に示すように、カソード4を絶縁基板1の中心部位
置に1個および直径が6μmおよび12μmの2重の同
心円周状位置にそれぞれ例えば、8個および16個配置
し、収束電極10を内側の同心円周状位置のカソード4
に対しては中心方向に0.2μm、外側の同心円周状位
置のカソード4に対しては中心方向に0.4μm偏心さ
せて配置したものである。この電子放出素子において
は、25個の電子放出素子の電子ビームを1本に収束し
た更に大電流で先鋭度の優れた電子ビームを得ることが
できる。
【0011】また、本発明の第三の実施例の電子放出素
子は、図3に示すように、カソード4を絶縁基板1の中
心部位置に1個および直径が6μmの同心円周状位置に
それぞれ例えば、8個配置し、収束電極10を同心円周
状位置のカソード4に対しては中心から放射方向の外側
に0.2μm偏心させて配置し、別に配置した大口径レ
ンズ11により収束したものである。この電子放出素子
においては、大口径レンズ11に入射する電子ビームの
入射角が制御されるため、さらに、解像度を向上した大
電流の電子ビームを得ることができる。
子は、図3に示すように、カソード4を絶縁基板1の中
心部位置に1個および直径が6μmの同心円周状位置に
それぞれ例えば、8個配置し、収束電極10を同心円周
状位置のカソード4に対しては中心から放射方向の外側
に0.2μm偏心させて配置し、別に配置した大口径レ
ンズ11により収束したものである。この電子放出素子
においては、大口径レンズ11に入射する電子ビームの
入射角が制御されるため、さらに、解像度を向上した大
電流の電子ビームを得ることができる。
【0012】以上、ガラス等の絶縁基板上に第一の電極
を形成し、抵抗層を介して絶縁基板の中央部位置に1個
および同心円周状位置に8個、または2重の同心円周状
位置に8個、16個のカソードを配置し、1層の収束電
極を形成した例について説明したが、本発明はこれに限
定されず、例えば、シリコン基板上に抵抗層を介さずに
直接シリコンカソードを形成し、多重の同心円周状位置
に更に多くのカソードを配置し、収束電極も2層以上の
複数層として大電流化、電子ビームの収束特性を向上す
ることができる。あた、本発明は、基板の中央部位置よ
り離隔して配置されるカソードが上記実施例のように、
同心円状位置や2重の同心円状位置に配置することに限
定されることなく、中央部よりランダムな距離の位置に
配設されてもよい。
を形成し、抵抗層を介して絶縁基板の中央部位置に1個
および同心円周状位置に8個、または2重の同心円周状
位置に8個、16個のカソードを配置し、1層の収束電
極を形成した例について説明したが、本発明はこれに限
定されず、例えば、シリコン基板上に抵抗層を介さずに
直接シリコンカソードを形成し、多重の同心円周状位置
に更に多くのカソードを配置し、収束電極も2層以上の
複数層として大電流化、電子ビームの収束特性を向上す
ることができる。あた、本発明は、基板の中央部位置よ
り離隔して配置されるカソードが上記実施例のように、
同心円状位置や2重の同心円状位置に配置することに限
定されることなく、中央部よりランダムな距離の位置に
配設されてもよい。
【0013】
【発明の効果】上述したように、本発明の電子放出素子
によれば、各カソードから放出される電子ビームは収束
電極により、収束電極の中心に収束されると共に、収束
電極とゲート電極との偏心量に対応して偏向されるた
め、例えば、収束電極を基板の中心部位置のカソードに
対しては同心状位置に、同心円周状位置のカソードに対
しては内側に偏心させて配することにより、全てのカソ
ードから放出される電子ビームを1本の電子ビームに収
束できる。したがって、複数のカソードから放出される
電子ビームを電子放出素子と一体的に設けた収束電極に
より効率よく収束して、大電流でしかも尖鋭で解像度の
高い電子ビームを得ることのできる陰極線管に好適する
電子放出素子を提供できる。
によれば、各カソードから放出される電子ビームは収束
電極により、収束電極の中心に収束されると共に、収束
電極とゲート電極との偏心量に対応して偏向されるた
め、例えば、収束電極を基板の中心部位置のカソードに
対しては同心状位置に、同心円周状位置のカソードに対
しては内側に偏心させて配することにより、全てのカソ
ードから放出される電子ビームを1本の電子ビームに収
束できる。したがって、複数のカソードから放出される
電子ビームを電子放出素子と一体的に設けた収束電極に
より効率よく収束して、大電流でしかも尖鋭で解像度の
高い電子ビームを得ることのできる陰極線管に好適する
電子放出素子を提供できる。
【図1】 本発明の第一実施例の電子放出素子の要部断
面図
面図
【図2】 本発明の第二実施例の電子放出素子の要部断
面図
面図
【図3】 本発明の第三実施例の電子放出素子の要部断
面図
面図
【図4】 従来の電子放出素子の要部斜視図
【図5】 従来の他の電子放出素子の要部断面図
1 基板(絶縁基板) 4 カソード 5 キャビティ 6 絶縁層 7 ゲート電極 9 第二の絶縁層 10 収束電極 11 大口径レンズ
Claims (3)
- 【請求項1】基板上に形成した複数の円錐状のカソード
と、それぞれの前記カソードを包囲するようにキャビテ
ィを形成する絶縁層及びゲート電極と、該ゲート電極上
に形成した第二の絶縁層上にあって前記カソードから引
き出された電子を収束する収束電極とを積層形成した電
子放出素子において、前記収束電極の少なくとも一部を
前記カソードに対し偏心させて配置したことを特徴とす
る電子放出素子。 - 【請求項2】前記カソードが基板の中心部一とそれより
離隔した位置に配され、それぞれのカソードの収束電極
を、中心部位置のカソードに対しては同心状位置に、中
心部位置から離隔した位置のカソードに対しては電子放
射方向の内側または外側に所定量偏心させて配置したこ
とを特徴とする請求項1記載の電子放出素子。 - 【請求項3】前記カソードが基板の中心部位置とそれぞ
れ離隔した位置に配され、それぞれのカソードの収束電
極を、中心部位置のカソードに対しては同心状位置に、
中心部から離隔した位置のカソードに対しては電子放射
方向の内側または外側に、中心部位置からの離隔距離の
小さいカソードから離隔距離の大きいカソードにいくに
したがつて偏心量を所定量変化させて配置したことを特
徴とする請求項1記載の電子放出素子。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26504494A JP2964885B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 電子放出素子 |
| US08/547,879 US5814926A (en) | 1994-10-28 | 1995-10-25 | Electron emission device with offset control electrode |
| KR1019950037508A KR0172023B1 (ko) | 1994-10-28 | 1995-10-27 | 오프셋 제어 전극이 있는 전자 방출 소자 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26504494A JP2964885B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 電子放出素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08129951A true JPH08129951A (ja) | 1996-05-21 |
| JP2964885B2 JP2964885B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=17411808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26504494A Expired - Lifetime JP2964885B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 電子放出素子 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5814926A (ja) |
| JP (1) | JP2964885B2 (ja) |
| KR (1) | KR0172023B1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5965977A (en) * | 1996-03-28 | 1999-10-12 | Nec Corporation | Apparatus and method for light emitting and cold cathode used therefor |
| JP2003234061A (ja) * | 2002-01-09 | 2003-08-22 | Hewlett Packard Co <Hp> | データ記憶素子に適用するための改善された電子放出素子および製造方法 |
| JP2009054317A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-12 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 冷陰極電子源基板及び冷陰極ディスプレイ |
| JP2011210641A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 電子放出源アレイ、撮像装置、及び表示装置 |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6354897B1 (en) * | 1997-08-25 | 2002-03-12 | Raytheon Company | Field emission displays and manufacturing methods |
| US6153969A (en) * | 1997-12-18 | 2000-11-28 | Texas Instruments Incorporated | Bistable field emission display device using secondary emission |
| US7064500B2 (en) * | 2000-05-26 | 2006-06-20 | Exaconnect Corp. | Semi-conductor interconnect using free space electron switch |
| US6407516B1 (en) | 2000-05-26 | 2002-06-18 | Exaconnect Inc. | Free space electron switch |
| US6801002B2 (en) * | 2000-05-26 | 2004-10-05 | Exaconnect Corp. | Use of a free space electron switch in a telecommunications network |
| US6800877B2 (en) * | 2000-05-26 | 2004-10-05 | Exaconnect Corp. | Semi-conductor interconnect using free space electron switch |
| US6545425B2 (en) | 2000-05-26 | 2003-04-08 | Exaconnect Corp. | Use of a free space electron switch in a telecommunications network |
| WO2003063120A1 (en) * | 2002-01-15 | 2003-07-31 | The Government Of The United States Of America, As Represented By The Secretary Of The Navy | Method and apparatus for regulating electron emission in field emitter devices |
| KR20070120318A (ko) * | 2006-06-19 | 2007-12-24 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전자 방출 디바이스와 이의 제조 방법 및 이를 이용한 전자방출 표시장치 |
| JP5041349B2 (ja) * | 2010-04-23 | 2012-10-03 | ウシオ電機株式会社 | ショートアーク型放電ランプ |
| US9715995B1 (en) | 2010-07-30 | 2017-07-25 | Kla-Tencor Corporation | Apparatus and methods for electron beam lithography using array cathode |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3526462B2 (ja) * | 1991-03-20 | 2004-05-17 | ソニー株式会社 | 電界放出型陰極装置 |
| JPH0612974A (ja) * | 1992-06-29 | 1994-01-21 | Shimadzu Corp | 電子放出素子 |
| US5559389A (en) * | 1993-09-08 | 1996-09-24 | Silicon Video Corporation | Electron-emitting devices having variously constituted electron-emissive elements, including cones or pedestals |
-
1994
- 1994-10-28 JP JP26504494A patent/JP2964885B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-10-25 US US08/547,879 patent/US5814926A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-10-27 KR KR1019950037508A patent/KR0172023B1/ko not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5965977A (en) * | 1996-03-28 | 1999-10-12 | Nec Corporation | Apparatus and method for light emitting and cold cathode used therefor |
| JP2003234061A (ja) * | 2002-01-09 | 2003-08-22 | Hewlett Packard Co <Hp> | データ記憶素子に適用するための改善された電子放出素子および製造方法 |
| JP2009054317A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-12 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 冷陰極電子源基板及び冷陰極ディスプレイ |
| JP2011210641A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 電子放出源アレイ、撮像装置、及び表示装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2964885B2 (ja) | 1999-10-18 |
| US5814926A (en) | 1998-09-29 |
| KR960015662A (ko) | 1996-05-22 |
| KR0172023B1 (ko) | 1999-02-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH08129951A (ja) | 電子放出素子 | |
| JPH05242794A (ja) | 集積化された静電界レンズを有する電界放出デバイス | |
| KR100232063B1 (ko) | 집속 전극이 있는 전계 방출 음극 | |
| US5734223A (en) | Field emission cold cathode having micro electrodes of different electron emission characteristics | |
| JP2812356B2 (ja) | 電界放出型電子銃 | |
| JP2910837B2 (ja) | 電界放出型電子銃 | |
| JPH08315721A (ja) | 電界放出冷陰極 | |
| JPH09306332A (ja) | 電界放出型電子銃 | |
| US3176181A (en) | Apertured coaxial tube quadripole lens | |
| JP2781202B2 (ja) | 非回転対称レンズ素子をそなえた螺施状集束レンズを有する表示管 | |
| US4910429A (en) | Cathode ray tube which is small and uses a small amount of power | |
| US4547694A (en) | Low-loss cathode for a television camera tube | |
| JP2646963B2 (ja) | 電界放出冷陰極とこれを用いた電子銃 | |
| US5892322A (en) | Electron gun having spacer placed between first and second electrode | |
| US5751100A (en) | Electron gun for a color cathode ray tube | |
| US5889359A (en) | Field-emission type cold cathode with enhanced electron beam axis symmetry | |
| US4656387A (en) | Cathode ray tube having a zig-zag shaped deflection electrode | |
| JP3065620B2 (ja) | 電子銃システム | |
| US4625146A (en) | Cathode ray tube | |
| US6914373B2 (en) | Electron lens and structure for a cold cathode of a cathode ray tube | |
| JP3777735B2 (ja) | 電界放射冷陰極 | |
| JPH04366533A (ja) | カラー陰極線管用電子銃 | |
| JPH1131452A (ja) | 電界放出型冷陰極およびその製造方法 | |
| JPH09204881A (ja) | 電子銃構体 | |
| JP2000323061A (ja) | 陰極線管用電子銃 |