JPH08130332A - 薄膜型焦電センサ - Google Patents
薄膜型焦電センサInfo
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- JPH08130332A JPH08130332A JP6290683A JP29068394A JPH08130332A JP H08130332 A JPH08130332 A JP H08130332A JP 6290683 A JP6290683 A JP 6290683A JP 29068394 A JP29068394 A JP 29068394A JP H08130332 A JPH08130332 A JP H08130332A
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- Japan
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- thin film
- pyroelectric
- insulating support
- lower electrode
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Abstract
(57)【要約】
【目的】絶縁支持膜と、該絶縁支持膜をその周辺部にお
いて保持する基板と、該絶縁支持膜の上に順次、積層し
て形成した下部電極、焦電体薄膜、上部電極とを具備す
る薄膜型焦電センサにおいては、絶縁支持膜と焦電体薄
膜との接触領域においてクラックが発生し易いという問
題があった。本発明はこの問題を解決する。 【構成】前記焦電体薄膜は、少なくとも前記下部電極を
除く部分において、前記絶縁支持膜との間に、線膨張係
数が前記焦電体薄膜と前記絶縁支持膜との中間の特性を
有する絶縁体の緩衝膜を介在させて設けた。
いて保持する基板と、該絶縁支持膜の上に順次、積層し
て形成した下部電極、焦電体薄膜、上部電極とを具備す
る薄膜型焦電センサにおいては、絶縁支持膜と焦電体薄
膜との接触領域においてクラックが発生し易いという問
題があった。本発明はこの問題を解決する。 【構成】前記焦電体薄膜は、少なくとも前記下部電極を
除く部分において、前記絶縁支持膜との間に、線膨張係
数が前記焦電体薄膜と前記絶縁支持膜との中間の特性を
有する絶縁体の緩衝膜を介在させて設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱源から放射された赤
外線を検出する薄膜型焦電センサの構造に関する。
外線を検出する薄膜型焦電センサの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来用いられている薄膜型焦電センサの
例として、第1の例および第2の例を、それぞれ図2お
よび図3に示す。
例として、第1の例および第2の例を、それぞれ図2お
よび図3に示す。
【0003】第1例の焦電センサは、特開昭63−11
6304号公報等に見られる型のもので、図2に示すよ
うに、バルクの基板1の上に、下部電極2、強誘電体材
料よりなる焦電体膜3、上部電極4を順に積層して構成
したものである。
6304号公報等に見られる型のもので、図2に示すよ
うに、バルクの基板1の上に、下部電極2、強誘電体材
料よりなる焦電体膜3、上部電極4を順に積層して構成
したものである。
【0004】このような構造のものでは、焦電体膜や上
・下電極は、厚みのある基板1上に乗っているため機械
的に強固に支持されており、上・下電極からの電極取出
しは、基板1上を這わせることなく、リード線5により
直接取り出すことができる。
・下電極は、厚みのある基板1上に乗っているため機械
的に強固に支持されており、上・下電極からの電極取出
しは、基板1上を這わせることなく、リード線5により
直接取り出すことができる。
【0005】第2例の焦電センサは、特公昭62−12
454号公報等に見られるもので、図3に示すように、
半導体単結晶等の基板6の上に酸化物皮膜、窒化物皮膜
等の絶縁支持膜8を形成し、その上に下部電極9および
その電極取出し配線10、焦電体薄膜11、上部電極1
3およびその電極取出し配線14を蒸着やスパッタ等の
方法で順次積層して設けた後、焦電体薄膜11を被着し
た部分の下側の基板をエッチングにより除去し、空洞部
7を形成したものである。
454号公報等に見られるもので、図3に示すように、
半導体単結晶等の基板6の上に酸化物皮膜、窒化物皮膜
等の絶縁支持膜8を形成し、その上に下部電極9および
その電極取出し配線10、焦電体薄膜11、上部電極1
3およびその電極取出し配線14を蒸着やスパッタ等の
方法で順次積層して設けた後、焦電体薄膜11を被着し
た部分の下側の基板をエッチングにより除去し、空洞部
7を形成したものである。
【0006】このような、焦電体薄膜、上・下電極を絶
縁支持膜上に設け、これら薄膜部をその周辺部の基板で
保持した構造の薄膜型焦電センサは、薄膜部の厚さを5
μm程度以下と薄くできる上、薄膜部は絶縁支持膜のみ
で支持されるので、センサ主要部の熱容量を著しく小さ
くすることができ、感度特性、応答速度の優れた素子を
実現することができる。
縁支持膜上に設け、これら薄膜部をその周辺部の基板で
保持した構造の薄膜型焦電センサは、薄膜部の厚さを5
μm程度以下と薄くできる上、薄膜部は絶縁支持膜のみ
で支持されるので、センサ主要部の熱容量を著しく小さ
くすることができ、感度特性、応答速度の優れた素子を
実現することができる。
【0007】本例のような構造の場合、上・下電極は第
1例の場合のように強固には支持されないので、各電極
からの直接の電極取出し配線は無理である。そのため、
電極取出しは、エッチングされていない基板部分の絶縁
支持膜上の端子へ配線パターンを被着して行っている。
1例の場合のように強固には支持されないので、各電極
からの直接の電極取出し配線は無理である。そのため、
電極取出しは、エッチングされていない基板部分の絶縁
支持膜上の端子へ配線パターンを被着して行っている。
【0008】この場合、上部電極の取出し配線14と下
部電極9との絶縁を確保する必要があるが、図示したよ
うに、焦電体薄膜11を下部電極の9の上面のみでな
く、その周辺の絶縁支持膜8上にも被着し、その上に上
記電極取出し配線14を這わせることで絶縁を保たせて
いる。なお、この配線パターンは、熱容量、浮遊容量、
熱伝導の低減が重要であることから、通常できるだけ細
くし、かつ相互にできるだけ距離を離して設けられる。
部電極9との絶縁を確保する必要があるが、図示したよ
うに、焦電体薄膜11を下部電極の9の上面のみでな
く、その周辺の絶縁支持膜8上にも被着し、その上に上
記電極取出し配線14を這わせることで絶縁を保たせて
いる。なお、この配線パターンは、熱容量、浮遊容量、
熱伝導の低減が重要であることから、通常できるだけ細
くし、かつ相互にできるだけ距離を離して設けられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の第1例の型の焦
電センサは、構造が簡単でクラック発生等の心配のない
強固な素子に作れるが、センサの主要部が厚い基板上に
設けられるので、熱容量が大きく、そのため感度が小さ
く、応答が遅くなるという欠点をもっている。
電センサは、構造が簡単でクラック発生等の心配のない
強固な素子に作れるが、センサの主要部が厚い基板上に
設けられるので、熱容量が大きく、そのため感度が小さ
く、応答が遅くなるという欠点をもっている。
【0010】一方、第2例の焦電センサでは、上述した
ように、基板の焦電体薄膜の下側に当たる部分が空洞状
に加工・除去されているためセンサ主要部の熱容量が極
めて小さく、感度および応答速度の優れたものが得られ
るが、反面、以下に述べるようにクラックが発生し易い
欠点をもっている。
ように、基板の焦電体薄膜の下側に当たる部分が空洞状
に加工・除去されているためセンサ主要部の熱容量が極
めて小さく、感度および応答速度の優れたものが得られ
るが、反面、以下に述べるようにクラックが発生し易い
欠点をもっている。
【0011】すなわち、上述したように、上部電極の取
出し配線と下部電極との絶縁を保たせるため、焦電体薄
膜11は下部電極9の上面のみならず同電極周辺の絶縁
支持膜8にもを被着されるが、焦電体薄膜・絶縁支持膜
両者が接する接触領域15において、熱膨張ストレスの
影響により、これらの膜にクラックが発生し易く、その
クラックが原因となって薄膜全体が破壊するという問題
があり、これが製作歩留を下げる一因となっている。
出し配線と下部電極との絶縁を保たせるため、焦電体薄
膜11は下部電極9の上面のみならず同電極周辺の絶縁
支持膜8にもを被着されるが、焦電体薄膜・絶縁支持膜
両者が接する接触領域15において、熱膨張ストレスの
影響により、これらの膜にクラックが発生し易く、その
クラックが原因となって薄膜全体が破壊するという問題
があり、これが製作歩留を下げる一因となっている。
【0012】本発明は、上記問題点を解消し、焦電セン
サとしての特性が良好で、かつ焦電体薄膜部のクラック
の発生が抑制されて製作歩留の向上した薄膜型焦電セン
サを提供しようとするものである。
サとしての特性が良好で、かつ焦電体薄膜部のクラック
の発生が抑制されて製作歩留の向上した薄膜型焦電セン
サを提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、上述の従来例(第2例)の説明で述べた
ような構造、すなわち、絶縁支持膜と、該絶縁支持膜を
その周辺部において保持する基板と、該絶縁支持膜の上
に下部電極と、該下部電極の上およびその周辺に形成し
た焦電体薄膜と、該焦電体薄膜の上に形成した上部電極
とを具備した構造の薄膜型焦電センサにおいて、焦電体
薄膜と絶縁支持膜との間(図3の接触領域15)に、線
膨張係数が前記焦電体薄膜と前記絶縁支持膜との中間の
特性を有する絶縁体の緩衝膜を介在させた構造としたも
のである。
め、本発明は、上述の従来例(第2例)の説明で述べた
ような構造、すなわち、絶縁支持膜と、該絶縁支持膜を
その周辺部において保持する基板と、該絶縁支持膜の上
に下部電極と、該下部電極の上およびその周辺に形成し
た焦電体薄膜と、該焦電体薄膜の上に形成した上部電極
とを具備した構造の薄膜型焦電センサにおいて、焦電体
薄膜と絶縁支持膜との間(図3の接触領域15)に、線
膨張係数が前記焦電体薄膜と前記絶縁支持膜との中間の
特性を有する絶縁体の緩衝膜を介在させた構造としたも
のである。
【0014】
【作用】本発明は、上記のような緩衝膜を焦電体薄膜と
絶縁支持膜との間に介在させた構造としたため、両膜の
線膨張係数の差による熱膨張ストレスが緩和されクラッ
クの発生が抑制される。
絶縁支持膜との間に介在させた構造としたため、両膜の
線膨張係数の差による熱膨張ストレスが緩和されクラッ
クの発生が抑制される。
【0015】
【実施例】図1に、本発明の一実施例の構成を示す。
(a)は、その平面図、(b)および(c)は、それぞ
れA−A断面図およびB−B断面図である。
(a)は、その平面図、(b)および(c)は、それぞ
れA−A断面図およびB−B断面図である。
【0016】図中、6はSi単結晶の半導体基板、7は
エッチングによる半導体基板の除去部分、8はSi3 N
4 と非晶質SiO2 とよりなる絶縁支持膜、9および1
0は、それぞれPt膜よりなる下部電極およびその取出
し配線パターン、11は強誘電体材料PZTよりなる焦
電体薄膜、12は強誘電体材料PLTよりなる緩衝膜、
13および14は、それぞれPt膜よりなる上部電極お
よびその取出し配線パターンを示す。
エッチングによる半導体基板の除去部分、8はSi3 N
4 と非晶質SiO2 とよりなる絶縁支持膜、9および1
0は、それぞれPt膜よりなる下部電極およびその取出
し配線パターン、11は強誘電体材料PZTよりなる焦
電体薄膜、12は強誘電体材料PLTよりなる緩衝膜、
13および14は、それぞれPt膜よりなる上部電極お
よびその取出し配線パターンを示す。
【0017】本実施例の焦電センサは、概要以下のよう
にして作られる。まず、半導体基板6の一表面に絶縁支
持膜8を形成した後、下部電極9およびその取出し配線
パターン10をその上に、更に上記下部電極9の周縁部
と同電極の周辺部を被う帯状の部分に、緩衝膜12を、
蒸着やスパッタ等の方法により被着する。
にして作られる。まず、半導体基板6の一表面に絶縁支
持膜8を形成した後、下部電極9およびその取出し配線
パターン10をその上に、更に上記下部電極9の周縁部
と同電極の周辺部を被う帯状の部分に、緩衝膜12を、
蒸着やスパッタ等の方法により被着する。
【0018】上記のように各薄膜を形成した後、上・下
部電極や焦電体薄膜を形成した部分の絶縁支持膜8の下
側の半導体基板をエッチングにより除去し、除去部分7
を生成し、主要工程を終わる。表1は、本実施例に用い
た各薄膜の材料と、その線膨張係数、焦電特性・性能指
数、および形成した被膜の厚みの概略を示したものであ
る。
部電極や焦電体薄膜を形成した部分の絶縁支持膜8の下
側の半導体基板をエッチングにより除去し、除去部分7
を生成し、主要工程を終わる。表1は、本実施例に用い
た各薄膜の材料と、その線膨張係数、焦電特性・性能指
数、および形成した被膜の厚みの概略を示したものであ
る。
【0019】
【表1】
【0020】図1(本実施例)と図3(第2従来例)を
比較して分かるように、本実施例では、図3に示した焦
電体薄膜と絶縁支持膜が接する接触領域15に相当する
部分を被うように緩衝膜12が被着されることになる
が、上表に示すように、緩衝膜の材料、PLTの線膨張
係数は、焦電体薄膜のPZTのそれより小さく、かつ絶
縁支持膜Si3 N4 + SiO2 のそれより大きいた
め、接触する膜同志の線膨張係数の差は小さくなり、そ
の結果、熱膨張ストレスの影響により生ずるクラックの
発生が防止される。
比較して分かるように、本実施例では、図3に示した焦
電体薄膜と絶縁支持膜が接する接触領域15に相当する
部分を被うように緩衝膜12が被着されることになる
が、上表に示すように、緩衝膜の材料、PLTの線膨張
係数は、焦電体薄膜のPZTのそれより小さく、かつ絶
縁支持膜Si3 N4 + SiO2 のそれより大きいた
め、接触する膜同志の線膨張係数の差は小さくなり、そ
の結果、熱膨張ストレスの影響により生ずるクラックの
発生が防止される。
【0021】実験によると、金属以外では、厚さ5μm
未満の膨張係数の異なる薄膜を重ねて被着する場合、両
薄膜の線膨張係数の比が2倍を超えるとクラックが発生
し易くなることが分かった。
未満の膨張係数の異なる薄膜を重ねて被着する場合、両
薄膜の線膨張係数の比が2倍を超えるとクラックが発生
し易くなることが分かった。
【0022】従って、上表のような材料の絶縁支持膜お
よび焦電体薄膜を用いる場合、第2従来例の構造では、
線膨張係数の比は2倍となりクラック発生のおそれがあ
るが、本実施例のように両者の間に緩衝膜を介在させる
ことにより、絶縁支持膜と緩衝膜、緩衝膜と焦電体薄膜
の線膨張係数の比はいずれも2倍以下に抑えられること
になりクラックの発生が防止される。
よび焦電体薄膜を用いる場合、第2従来例の構造では、
線膨張係数の比は2倍となりクラック発生のおそれがあ
るが、本実施例のように両者の間に緩衝膜を介在させる
ことにより、絶縁支持膜と緩衝膜、緩衝膜と焦電体薄膜
の線膨張係数の比はいずれも2倍以下に抑えられること
になりクラックの発生が防止される。
【0023】本実施例では、焦電体薄膜、緩衝膜ともに
強誘電体材料を用いているが、表1に示したように前者
には焦電特性の性能指数の大きい材料を用いている。膜
厚については、前者は1μm以上と厚く、後者は0.1
〜0.2μmと薄く被着しているのでセンサとしての焦
電特性は、略前者、焦電体薄膜の性能指数で決定され
る。
強誘電体材料を用いているが、表1に示したように前者
には焦電特性の性能指数の大きい材料を用いている。膜
厚については、前者は1μm以上と厚く、後者は0.1
〜0.2μmと薄く被着しているのでセンサとしての焦
電特性は、略前者、焦電体薄膜の性能指数で決定され
る。
【0024】また、本実施例では、緩衝膜についても強
誘電体材料を用いることで、緩衝膜の介在に伴うセンサ
感度の劣化は殆ど無視できるものになるが、強誘電体材
料以外の誘電体(絶縁体)の薄膜を用いた場合でも、感
度に与える影響の差こそあれ、上述のように線膨張係数
が焦電体薄膜と絶縁支持膜の中間の材料を用いる限り、
クラック発生の防止効果が同様に得られることはいうま
でもない。
誘電体材料を用いることで、緩衝膜の介在に伴うセンサ
感度の劣化は殆ど無視できるものになるが、強誘電体材
料以外の誘電体(絶縁体)の薄膜を用いた場合でも、感
度に与える影響の差こそあれ、上述のように線膨張係数
が焦電体薄膜と絶縁支持膜の中間の材料を用いる限り、
クラック発生の防止効果が同様に得られることはいうま
でもない。
【0025】また、本実施例では、緩衝膜は下部電極9
の周縁部と同電極の周辺部を被う帯状の部分のみに被着
しているが、緩衝膜として強誘電体材料を用いた場合
は、下部電極の周縁部のみでなく下部電極を含めて全体
を被うように形成した構成とすることも可能である。
の周縁部と同電極の周辺部を被う帯状の部分のみに被着
しているが、緩衝膜として強誘電体材料を用いた場合
は、下部電極の周縁部のみでなく下部電極を含めて全体
を被うように形成した構成とすることも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、その周辺部が基板で保持された絶縁支持膜上に、焦
電体薄膜および上・下電極を設けた形式の薄膜型焦電セ
ンサにおいて、焦電体薄膜は、少なくとも下部電極を除
く部分において、絶縁支持膜との間に、線膨張係数が焦
電体薄膜と絶縁支持膜との中間の特性を有する絶縁体の
緩衝膜を介在させて設ける構成としたため、熱容量が小
さく、感度、応答速度のよい特質をもちながら、従来、
焦電体薄膜と絶縁支持膜との接触領域で生じていたクラ
ックの発生を防止でき、製作歩留の向上した薄膜型焦電
体センサを得ることが可能となった。
は、その周辺部が基板で保持された絶縁支持膜上に、焦
電体薄膜および上・下電極を設けた形式の薄膜型焦電セ
ンサにおいて、焦電体薄膜は、少なくとも下部電極を除
く部分において、絶縁支持膜との間に、線膨張係数が焦
電体薄膜と絶縁支持膜との中間の特性を有する絶縁体の
緩衝膜を介在させて設ける構成としたため、熱容量が小
さく、感度、応答速度のよい特質をもちながら、従来、
焦電体薄膜と絶縁支持膜との接触領域で生じていたクラ
ックの発生を防止でき、製作歩留の向上した薄膜型焦電
体センサを得ることが可能となった。
【0027】また、上記緩衝膜に強誘電体材料を用いる
ことにより、緩衝膜の介在によるセンサ感度への影響を
無視できるほどに減らすことができる。
ことにより、緩衝膜の介在によるセンサ感度への影響を
無視できるほどに減らすことができる。
【図1】本発明の薄膜型焦電センサの一実施例の、
(a)は平面図、(b)はA−A断面図、(c)はB−
B断面図である。
(a)は平面図、(b)はA−A断面図、(c)はB−
B断面図である。
【図2】従来の薄膜型焦電センサの一例の断面図であ
る。
る。
【図3】従来の薄膜型焦電センサの別例の、(a)は平
面図、(b)はA−A断面図、(c)はB−B断面図で
ある。
面図、(b)はA−A断面図、(c)はB−B断面図で
ある。
6:基板、7:基板の除去部分、8:絶縁支持膜、9:
下部電極、10:下部電極の取出し配線、11:焦電体
薄膜、12:緩衝膜、13:上部電極、14:上部電極
の取出し配線。
下部電極、10:下部電極の取出し配線、11:焦電体
薄膜、12:緩衝膜、13:上部電極、14:上部電極
の取出し配線。
Claims (3)
- 【請求項1】 絶縁支持膜と、該絶縁支持膜をその周辺
部において保持する基板と、該絶縁支持膜の上に形成し
た下部電極と、該下部電極の上および少なくともその周
辺の一部に形成した焦電体薄膜と、該焦電体薄膜の上に
形成した上部電極とを具備した薄膜型焦電センサにおい
て、 前記焦電体薄膜は、少なくとも前記下部電極を除く部分
において、前記絶縁支持膜との間に、線膨張係数が前記
焦電体薄膜と前記絶縁支持膜との中間の特性を有する絶
縁体の緩衝膜を介在させて設けてなることを特徴とする
薄膜型焦電センサ。 - 【請求項2】 前記緩衝膜が強誘電体材料よりなること
を特徴とする請求項1の薄膜型焦電センサ。 - 【請求項3】 前記焦電体薄膜がPZT(Pbx Zr1-
x TiO3 、0.4≦x≦0.6)、前記緩衝膜がPL
T(Pb1-y Lay Ti1-y/4 O3 、0.1≦y≦0.
5)よりなることを特徴とする請求項1の薄膜型焦電セ
ンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6290683A JPH08130332A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 薄膜型焦電センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6290683A JPH08130332A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 薄膜型焦電センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08130332A true JPH08130332A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17759153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6290683A Pending JPH08130332A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 薄膜型焦電センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08130332A (ja) |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP6290683A patent/JPH08130332A/ja active Pending
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