JPH08130413A - 逓倍回路 - Google Patents

逓倍回路

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JPH08130413A
JPH08130413A JP26587394A JP26587394A JPH08130413A JP H08130413 A JPH08130413 A JP H08130413A JP 26587394 A JP26587394 A JP 26587394A JP 26587394 A JP26587394 A JP 26587394A JP H08130413 A JPH08130413 A JP H08130413A
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JP
Japan
Prior art keywords
input
output
outputs
differential amplifiers
input terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP26587394A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Kurihara
孝一郎 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成が簡単な逓倍回路を提供する。 【構成】 入力端子11〜14へ、互いに位相が90゜
ずつ異なる、周期Tの4つの正弦波あるいは三角波を入
力する。これらの入力信号から2つの信号を選択してそ
れぞれ差動アンプ1a〜1dへ入力する。差動アンプ1
a〜1dは、それぞれ「1/2」T時間だけ”H”(ハ
イ)レベルとなる信号を「1/8」T時間間隔で順次出
力する。EORゲート2aは、差動アンプ1a、1bの
出力の排他的論理和をとり、EORゲート2bは、差動
アンプ1c、1dの出力の排他的論理和をとる。ORゲ
ート3はEORゲート2a、2bの出力の論理和をと
り、出力端子OUTへ周期「1/4」Tの4逓倍された
信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は低周波の信号を高周波
の信号に変換する逓倍回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、周波数を逓倍する逓倍回路は純粋
なアナログ技術によって実現されていた。そして、回路
の構成部品としては、たとえば抵抗・コンデンサ・コイ
ルなどの簡単な部品を多数使用して組み上げられてい
た。したがってその回路構成は非常に複雑なものとなっ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、たとえば2
50MHzのクロック信号で動作する装置から、1GH
zで動作させたい装置へクロック信号を伝送する場合、
従来は、送信側の装置で250MHzの周波数を1GH
zに4逓倍し、その1GHzのクロック信号を受信装置
側に伝送していた。
【0004】このように、従来は逓倍された後の高周波
信号をそのまま伝送する必要があったために、高周波の
信号の伝送に耐えうる高価なケーブルが必要であった。
また、高周波ではクロックのパルス幅が狭いなどの理由
から、送信・受信の各装置に高速の、したがって高価な
デバイスを使用して信号の授受を行う必要があった。さ
らに、ゲートアレイ等に逓倍回路を組み込もうとした場
合に、バッファの精度などの制限からこれを実現するこ
とができなかった。この発明は上記の点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、ゲートアレイなどにも容易
に組み込み可能な、簡単な構成の逓倍回路を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、この発明は、周期Tで位相が各々[T/n]づつ
ずれたn個の周期信号を入力として、n逓倍した周期信
号を出力する逓倍回路において、前記n個の入力信号を
もとに周期Tで位相が各々[T/{2・n}]づつずれ
たn個のデジタル信号を出力する複数個の差動アンプ
と、前記複数個の差動アンプの出力を合成して周期[T
/n]の周期信号を出力する論理ゲート回路とから構成
したものである。
【0006】
【作用】 この発明によれば、周期Tで位相が各々[T
/n]づつずれたn個の周期信号を入力して、複数個の
差動アンプが、これらの入力信号をもとに周期Tで位相
が各々[T/{2・n}]づつずれたn個のデジタル信
号を出力し、論理ゲート回路が上記の複数個の差動アン
プの出力を合成して周期[T/n]の周期信号を出力す
るようにしたので、簡単な回路構成で逓倍回路を構成す
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
について説明する。図1は、同実施例による逓倍回路の
回路図である。入力端子11〜14には、図2(a)に
示すような90゜ずつ位相の異なる周期Tの正弦波が入
力される。たとえば、周波数250MHzの正弦波の場
合に周期Tは4nsとなる。なお、これらの正弦波信号
の最大振幅はすべて同じ値に設定されている。ここで、
正弦波の作り方としては様々な実現方法が考えられる。
たとえば、水晶発振器を使用すれば特別な回路を組むこ
となく、自然と正弦波に近似した信号波形が得られる。
【0008】また、図1において、1a〜1dは差動ア
ンプである。これらの差動アンプとしては、たとえばH
D100114などの市販のECLロジックICを流用
することができる。この差動アンプを使用した場合、同
図の差動アンプ1aの出力端子zの出力レベルは、入力
端子xと入力端子yとの電位差に応じて決定される。す
なわち、入力端子xの電圧が入力端子yの電圧に対して
+0.15V(ボルト)以上であれば出力端子zを”
H”(ハイ)レベルとし、入力端子xの電圧が入力端子
y以下の電圧であれば出力端子zを”L”(ロー)レベ
ルとするように動作する。
【0009】したがって、差動アンプ1a〜1dは、そ
れぞれ「入力端子11−入力端子13」、「入力端子1
2−入力端子13」、「入力端子12−入力端子1
4」、「入力端子13−入力端子14」の電位差に応じ
てそれぞれの出力(A)〜(D)のレベルが制御され
る。また、ゲート2a、2bは一般的なEOR(排他的
論理和)ゲートであり、ゲート3は一般的なORゲート
である。以上からわかるように、差動アンプ1a〜1d
の入力端子まではアナログの信号であり、差動アンプ1
a〜1dの出力段以降の信号はすべてデジタル信号にな
っている。
【0010】次に、上記構成による逓倍回路の動作を説
明する。図2(b)は、入力端子11〜14に図2
(a)の正弦波が各々入力された場合における差動アン
プ1a〜1dの出力(A)〜(D)の波形を表してい
る。いま、時刻「0」における各入力端子間の電圧の関
係は、「入力端子11=入力端子13」、「入力端子1
2<入力端子13」、「入力端子12<入力端子1
4」、「入力端子13<入力端子14」であるから、出
力(A)〜(D)はいずれも”L”レベルとなる。
【0011】入力端子11の電圧が上昇し入力端子13
の電圧が下降することにより、時刻t1 (≒0)におい
て、入力端子11の電圧が入力端子13の電圧より前述
した「0.15V」だけ高くなると、出力(A)が”
L”レベルから”H”レベルへと変化する。以後、時間
が経過するにつれて、時刻t2 (≒0.5ns後)、t
3 (≒1ns後)、t4 (≒1.5ns後)において出
力(B)、出力(C)、出力(D)が順次”H”レベル
へと変化する。
【0012】次に、入力端子11の電圧が下降し入力端
子13の電圧が上昇することにより、時刻t5 (=2n
s後)において両入力端子の電圧が等しくなると、出力
(A)は”H”レベルから再び”L”レベルへと変化す
る。以後、時間が経過するにつれて、時刻t6 (=2.
5ns後)、t7 (=3ns後)、t8 (=3.5ns
後)において出力(B)、出力(C)、出力(D)が順
次”L”レベルへと変化する。その後、時刻t9 (=4
ns後)に至るまで、出力(A)〜(D)はすべて”
L”レベルに保持されて、1周期の動作が終了する。そ
して、これ以後は、4nsを周期として上記の動作が繰
り返される。以上から明らかなように、出力(A)〜
(D)には、正弦波の45゜の位相に相当する[1/
8]T時間(=0.5ns)だけ遅れて順次立ち上がる
[4/8]T(=2ns)幅のパルスが出力される。
【0013】差動アンプ1a〜1dが上記のように変化
するのにしたがって、EORゲート2a、2bの出力
(E)、(F)ならびにORゲート3の出力である出力
端子OUTは図2(c)に示すように変化する。すなわ
ち、出力(A)〜(D)の波形からわかるように、出力
(E)は「t1〜t2」と「t5〜t6」の間だけ”H”レ
ベルとなり、出力(F)は「t3〜t4」と「t7〜t8」
の間だけ”H”レベルとなる。これにより、出力端子O
UTには1ns([1/4]T)周期の信号が得られ
る。つまり、周波数が250MHzから1GHzへと4
逓倍されたことになる。
【0014】ここで、図1の入力端子11〜14には、
上記で説明した正弦波の代わりに三角波を入力しても良
い。図3(a)は三角波を入力とする場合に、入力端子
11〜14に与える信号のタイミングを示している。同
図の三角波は図1の正弦波と同様に、1ns([1/
4]T)ずつ位相がずれている。このような信号を入力
することにより、図1の出力(A)〜(D)には図2
(b)と同等の信号出力が、図3(b)に示すように得
られる。したがって、出力端子OUTにも図2(c)に
示すような1ns([1/4]T)周期の4逓倍の信号
出力が得られる。なお、三角波を入力した場合の逓倍回
路の動作は、正弦波を入力した場合の説明から容易に理
解できるものであり、その説明を省略する。
【0015】また、図1の入力端子11〜14には、矩
形波を入力することもできる。この場合、入力された信
号が理想的な矩形波であると、差動アンプ1a〜1dを
使用したことによる効果が出ないため、上記に示したよ
うな4逓倍の周波数の信号出力を得ることはできない。
しかし、実際の回路を伝搬する信号の波形はこのような
理想的な波形ではなく、図4(a)に示すような立ち上
がり、立ち下がりとも傾斜を持った波形となる。
【0016】図4(a)は、図1に示す逓倍回路へ入力
する矩形波の波形を示している。同図において一点鎖線
部分は上述の理想的な矩形波を意味している。そして、
実線部分が実際に逓倍回路へ入力される波形であり、そ
の周期Tは上記と同じく4nsである。また、矩形波の
立ち上がり、立ち下がり時間はともに1.5nsとなっ
ている。このような信号を入力することで、図4(b)
に示したように、図1の出力(A)〜(D)には図2
(b)と同等の信号が得られ、その結果出力端子OUT
にも図2(c)と同じ信号出力が得られる。
【0017】なお、本実施例においては4つの入力端子
11〜14を、図1に示すように差動アンプ1a〜1d
の入力端へ接続した。しかし、たとえば入力端子11と
入力端子14とを差動アンプに入力すれば、入力端子1
2と入力端子13とを入力した場合に得られる出力
(B)と同じ出力が得られる。また、入力端子11と入
力端子12とを差動アンプに入力すれば、入力端子13
と入力端子14とを入力した場合に得られる出力(D)
と同じ出力が得られる。したがって、入力端子11〜1
4と差動アンプ1a〜1dとの接続関係は必ずしも図1
に示したものである必要性はなく、様々な接続とするこ
とができる。
【0018】また、本実施例においては、正弦波、三角
波あるいは矩形波の位相をそれぞれ90゜([1/4]
周期)ずつずらしていった4つの信号を入力させてい
る。しかし、本実施例の趣旨は互いに[1/4]周期だ
け位相差を持つ4つの信号を入力することにある。その
ため、たとえば位相を270゜ずつずらした信号を入力
としても上記と同様の信号出力を得ることができる。
【0019】また、本実施例においては、出力(A)〜
(D)に基づいて出力端子OUTの出力を得るために2
つのEORゲート2a、2bとORゲート3を使用して
実現した。しかし、この他にもAND、NAND、O
R、NORあるいはNOTゲートなどを組み合わせるこ
とにより、あるいは前述したように差動アンプの反転出
力を使用することにより、様々な回路構成をとることが
できる。
【0020】また、本実施例においては、4逓倍の逓倍
回路について説明した。これを一般化して、[1/n]
周期の時間ずつ位相が遅れてゆくn個の信号を入力とす
る。そして、このn個の入力信号から2つの入力信号を
適切に選択して差動アンプ群へ接続し、各差動アンプの
出力に適切な論理を施して逓倍回路の出力とすることに
より、n逓倍された周波数信号を得ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、周期Tで位相が各々[T/n]づつずれたn個の周
期信号を入力し、複数個の差動アンプが、これらの入力
信号をもとに周期Tで位相が各々[T/{2・n}]づ
つずれたn個のデジタル信号を出力し、論理ゲート回路
が上記の複数個の差動アンプの出力を合成して周期[T
/n]の周期信号を出力するようにしたので、簡単な回
路構成で逓倍回路を構成することができ、信号の伝送に
際して安価なケーブルやデバイスを使用することがで
き、また、ゲートアレイに逓倍回路を容易に組み込み可
能となる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による逓倍回路の回路図で
ある。
【図2】(a)は同実施例による逓倍回路に入力する正
弦波のタイミングチャートである。また(b)は、同実
施例による逓倍回路における差動アンプ1a〜1dの出
力(A)〜(D)のタイミングチャートである。また
(c)は、同実施例による逓倍回路におけるEORゲー
ト2a、2bとORゲート3の出力である出力(E)、
(F)、出力端子OUTのタイミングチャートである。
【図3】(a)は同実施例による逓倍回路に入力する三
角波のタイミングチャートである。また(b)は、同実
施例による逓倍回路における差動アンプ1a〜1d
(A)〜(D)の出力のタイミングチャートである。
【図4】(a)は同実施例による逓倍回路に入力する矩
形波のタイミングチャートである。また(b)は、同実
施例による逓倍回路における差動アンプ1a〜1dの出
力(A)〜(D)のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1a・1b・1c・1d…差動アンプ、2a・2b…E
ORゲート、3…ORゲート、11・12・13・14
…入力端子、OUT…出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期Tで位相が各々[T/n]づつずれ
    たn個の周期信号を入力として、n逓倍した周期信号を
    出力する逓倍回路において、 前記n個の入力信号をもとに周期Tで位相が各々[T/
    {2・n}]づつずれたn個のデジタル信号を出力する
    複数個の差動アンプと、 前記複数個の差動アンプの出力を合成して周期[T/
    n]の周期信号を出力する論理ゲート回路と、 を具備してなる逓倍回路。
JP26587394A 1994-10-28 1994-10-28 逓倍回路 Pending JPH08130413A (ja)

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JP26587394A JPH08130413A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 逓倍回路

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JP26587394A JPH08130413A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 逓倍回路

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JPH08130413A true JPH08130413A (ja) 1996-05-21

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ID=17423286

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JP (1) JPH08130413A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6880332B1 (ja) * 2019-11-01 2021-06-02 三菱電機株式会社 逓倍波発生器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6880332B1 (ja) * 2019-11-01 2021-06-02 三菱電機株式会社 逓倍波発生器

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Effective date: 20021105