JPH08131680A - オーバーロックミシン - Google Patents
オーバーロックミシンInfo
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- JPH08131680A JPH08131680A JP6977694A JP6977694A JPH08131680A JP H08131680 A JPH08131680 A JP H08131680A JP 6977694 A JP6977694 A JP 6977694A JP 6977694 A JP6977694 A JP 6977694A JP H08131680 A JPH08131680 A JP H08131680A
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Abstract
軽減、及び糸さばき部材による空環の巻き込み事故の発
生防止を実現し得るオーバーロックミシンの提供を目的
とする。 【構成】 この発明は、縫い針の昇降動作に同期して左
右方向及び前後方向へと揺動し得る下ルーパと、この下
ルーパの揺動運動に伴って左右方向及び前後方向へと揺
動し得る糸さばき部材10とを備え、かがり縫いとそれ
以外の縫い形態である2重環縫いまたは扁平縫いを選択
的に実行し得るようにしたオーバーロックミシンにおい
て、かがり縫いが選択された時、前記下ルーパから糸さ
ばき部材に至る運動の伝達を遮断手段22,23によっ
て遮断するようにしたたものである。
Description
なく、2重環縫いまたは扁平縫いなどの縫い形態をも実
行し得るようにしたオーバーロックミシンに関する。
いの他に、2重環縫いあるいは扁平縫いを適宜切り替え
て実行し得るようにしたものがあり、これを実現する手
段の一つとしては、縁かがり縫い用の下ルーパ及び上ル
ーパの他に2重環縫いあるいは扁平縫い用の下ルーパを
付加することが考えられていた。しかしながら、この場
合には、ルーパ駆動機構が複雑化するという問題があ
り、実施する上で多くの困難を伴うため、現在では縁か
がり縫い用の下ルーパを2重環縫い及び扁平縫いに兼用
することが提案・実施されている。
縫いにおいて下ルーパが左右方向へと揺動するが、図1
0に示すような二重環縫いまたは扁平縫いを行う場合に
は、下ルーパが左右方向及び前後方向へと揺動するよう
になっている。なお、図示の縫い目は、2本の針糸と1
本のルーパ糸とによって構成される2本針3本糸の2重
環縫い目であり、この縫い目では2本の針糸T1,T2
が平行に延び、ルーパ糸TLがこれら2本の針糸間の渡
り縫いに用いられている。
には、縫目形成動作中、縫い針に対して適正な位置関係
に針糸を保つことが必要となる。すなわち、2重環縫い
あるいは扁平縫いを行う場合には、図11(a)に示す
ように、下ル Lによって捕捉された針糸T1,
T2と、下ルーパLと、ルーパ糸TLとによって形成さ
れる三角形の中に縫い針N1,N2を下降させる必要が
ある。ところが、下ルーパLによって捕捉された針糸T
1,T2は、下ルーパLの復帰動作(図中左方への移動
動作)によって、反対方向(図中右方)へと移動する傾
向があり、その移動によって縫い針N1,N2が針糸T
Lの左側へと落下してしまい、上述の三角形の中に縫い
針N1,N2が落下せず、適正な縫い目が形成されない
ことがあった。
て2重環縫い及び扁平縫いを確実に実行し得るようにし
たものを本出願人は先に特願平5−157687号公報
において提案している。上記先行技術には、ミシンの主
軸と連動して左右及び前後に揺動運動する下ルーパ軸
と、前後左右に揺動可能な糸さばきフックと、下ルーパ
軸の前後揺動運動を前記糸さばきフックへ伝達する前後
運動伝達手段と、下ルーパ軸の左右揺動運動を前記糸さ
ばきフックへ伝達する左右運動伝達手段とを備え、前記
糸さばきフックに設けられた爪が、縁かがり縫い以外の
縫いを行う際には、前記針が落下する際に、ルーパ糸、
下ルーパ及び針糸によって形成される三角形の中に縫い
針が落下するように保持させるオーバーロックミシンが
記載されている。
行技術にあっては、が縁かがり縫いであるか、それ以外
の縫いであるかに拘りなく、縫製動作中は糸さばき部材
が常時左右方向へと揺動するようになっていた。このた
め、糸さばき部材の動作を必要としない縁かがり縫いに
おいては、糸さばき部材が不要に運動を行うこととな
り、これが糸さばき部材及び左右揺動運動伝達機構等を
必要以上に摩耗、劣化させる原因になっていた。
ことにより、縁かがり縫いに際して形成された空環を糸
さばき部材が巻き込む危険性もあった。もっとも、糸さ
ばき部材は、縁かがり縫いにおいて空環形成孔よりも後
方に位置するような構成をとっているため、空環と糸さ
ばき部材との絡み合いが発生する可能性はかなり低い
が、その可能性を完全に抑えることは不可能であり、空
環が僅かでも糸さばき部材に接触すると同部材の揺動運
動によって空環を強制的に巻き込んで、縫製品を破損さ
せたり、ミシンを動作不能状態に陥らせたりするという
危険性があった。
もので、糸さばき部材等の摩耗、劣化の軽減、及び糸さ
ばき部材による空環の巻き込み事故の発生防止を実現し
得るオーバーロックミシンの提供を目的とする。
いと、縁かがり縫い以外の縫い形態である2重環縫いま
たは扁平縫いのうち、いずれか一方の縫い形態を選択す
る選択手段と、縁かがり縫い以外の縫い形態が選択され
た場合には前後の揺動運動及び左右の揺動運動を同時に
行い縁かがり縫いが選択された場合には左右の揺動運動
を行う下ルーパと、針板下方で前後方向及び左右方向へ
と揺動可能に保持された糸さばき部材と、前記下ルーパ
の前後方向への揺動運動を糸さばき部材に伝達する前後
運動伝達手段と、前記下ルーパの左右方向への揺動運動
を糸さばき部材に伝達する左右運動伝達手段と、を備
え、縁かがり縫い以外の縫い形態を選択した時には下ル
ーパの前後左右の合成運動に同期して糸さばき部材が前
後左右の合成運動を行い、下ルーパによって捕捉された
針糸を縫い針に対して所定の位置置関係に保つようにす
ると共に、前記縫い形態選択手段によって縁かがり縫い
が選択された時点で、前記左右運動伝達手段によって行
われる下ルーパから糸さばき部材への揺動運動の伝達を
遮断する遮断手段を設けたものである。
ある2重環縫いまたは扁平縫いが選択手段によって選択
された場合、下ルーパは前後方向及び左右方向へと運動
し、その運動は前後運動伝達手段及び左右運動伝達手段
を介して糸さばき部材に伝達され、糸さばき部材は前後
左右に揺動する。これにより下ルーパに捕捉された針糸
は縫い針に対して適正な位置関係に保たれ、2重環縫い
または扁平縫いを確実に行われる。また、選択手段によ
って縁かがり縫いが選択された場合には、下ルーパが左
右方向への運動のみを行うため、糸さばき部材が前後方
向へと揺動することはなく、さらに、この選択によって
遮断手段が作動し、下ルーパから糸さばき部材に至る左
右方向への運動の伝達を遮断するため、糸さばき部材は
左右方向へと揺動することもなくなり、完全に停止した
状態となる。このため、糸さばき部材や左右運動伝達手
段等の摩耗、劣化を最小限に抑えることができ、糸さば
き部材による空環巻き込み事故等の発生も防止すること
ができる。
に基づき説明する。図1は本実施例にかかるオーバーロ
ックミシンの外観を示す斜視図である。図において、こ
のオーバーロックミシンは、アーム1とベッド2とを備
えており、アーム1には、2本の縫い針N1,N2が昇
降可能に設けられ、ベッドには針板3が設けられてい
る。また、4は前記針板の下方に設けられた下ルーパで
あり、後述の機構によって前後左右に揺動しうるよう設
けられている。なお、ここでは特に図示しないが、この
オーバーロックミシンには、前記下ルーパに同期して動
作可能な周知の上ルーパが設けられており、両ルーパの
協働によって周知の縁かがり縫い目が形成されるように
なっている。
図3は図2に示したものの分解斜視図である。各図にお
いて、6は図外のミシンフレームに固定されたフック回
転軸であり、前後方向(矢符ABにて示す方向)に延出
している。7は一端を前期フック回転軸6に回動自在に
取り付けた支持部材である。この支持部材はL字状に屈
曲しており、その他端部には左右方向(矢符CDにて示
す方向)に延出する補助揺動ピンによってフック揺動腕
9の下端部が回動可能に連結されている。10は前期フ
ック揺動腕9の上端部に固定した糸さばきフック(糸さ
ばき部材)であり、その上端部には、前方へ向けて突出
する一対の糸さばき用の爪部10a,10bが形成され
ている。また、11は前記フック揺動腕9に突設した左
右揺動伝達ピン、12は同じくフック揺動腕9に突設し
た前後揺動伝達ピンである。
下ルーパ駆動軸であり、軸線方向(前後方向)及び回転
方向へと揺動し得るようになっている。そしてこの下ル
ーパ駆動軸13には前述の下ルーパ4を支持する下ルー
パ支持腕5が固定されると共に、フック揺動カム14及
び揺動伝達腕15が固定されている。このうち、前記フ
ック揺動カム14はその周面が前記左右揺動伝達ピン1
1の一端部に対向し得るよう設けられている。なお、こ
のフック揺動カム14の周面には、大径部14aと小径
部14bが形成されている。また、前記揺動伝達腕15
はその上方部に二股部15aが形成されており、その二
股部15aには前記前後揺動伝達ピン12が嵌挿されて
いる。16は前記フック回転軸に挿通した巻きばねで、
その一端部は図外のミシンフレームに、他端部は前記フ
ック揺動腕9にそれぞれ係止されており、この巻きばね
16によってフック揺動腕9は常時右方へと付勢され、
その付勢力によって前記左右揺動伝達ピン11は常時前
記フック揺動カム14の周面に当接するようになってい
る。
知の回動駆動機構によって回動し下ルーパ4が左右に回
転揺動運動を行うと、下ルーパ軸13に固定されたフッ
ク揺動カム14が揺動回転し、左右揺動伝達ピン11が
このフック揺動カム14の大径部14a及び小径部14
bと交互に接触する。これにより、フック揺動腕9に固
定された糸さばきフック10は支持部材7と共にフック
回転軸6を中心に左右に揺動回転する。つまり、下ルー
パ軸13,フック揺動カム14及び左右揺動伝達ピン1
1等によって、下ルーパ14の左右揺動回転をフック揺
動腕に伝達する左右運動伝達手段が構成されている。
パ4が下ルーパ軸13と共に前後方向(軸線方向)へと
揺動すると、下ルーパ軸13に固定された揺動伝達腕1
5が同方向へと揺動し、前後揺動伝達ピン12が前後方
向へと押圧され、フック揺動腕9が補助揺動ピン8を中
心に前後方向へと回転揺動する。従って、上記下ルーパ
軸13,揺動伝達腕15,及び前後揺動伝達ピンによっ
て糸さばきフック10等によって、下ルーパ4の前後揺
動運動を糸さばきフック10に伝達する左右運動伝達手
段が構成されている。
ロックミシンには、上記左右運動伝達手段による運動伝
達動作を遮断し得る遮断手段が設けられている。図4及
び図5はこの遮断手段を示す図であり、図5は側面図
を、図6は底面図をそれぞれ示している。図において、
20はミシンベッド2内のミシンフレーム2aに固定し
た取付板であり、その上面部20aには、2本のガイド
ピン21,21が突設されている。22は前記取付板2
0の上面部20a上に重置された移動部材で、その中間
部には前記ガイドピン21,21を移動可能に挿通させ
得る長孔22a,22aが形成されており、この長孔の
範囲内で前記支持部材に対し前記上面部に沿って直線的
に進退し得るようになっている。23は前記移動部材2
2の前端部に固定した当接部材であり、その上面部には
傾斜面23aが形成されている。この傾斜面23aは先
端から後端にかけて上方へと傾斜しており、移動部材の
進出時において前記支持部材の下面とミシンフレーム2
aとの間に侵入し、支持部材の下面に当接するようにな
っている。
である2重環縫い又は扁平縫いのうち、いずれか一方を
実行すべき縫い形態として選択するための切換えレバー
(選択手段)である。この切換えレバー24の一端部
は、ミシンフレーム2aに回動自在に支持された回動軸
25に固定されており、この切換えレバー24をS1へ
と回転移動させることにより、選択手段等に連動した周
知の連動機構が前記下ルーパ軸13の前後左右方向への
揺動を可能とすると共に、上ルーパ4の左右方向への移
動を停止させるようになっている。また、切換えレバー
25をS2へと切換えた場合には、選択手段に連動する
周知の連動機構が下ルーパ軸13を回転揺動運動させる
と共に、上ルーパの駆動を可能とするようになってい
る。そして、26は前記取付板20と移動部材22との
間に張架した引きばねであり、前記移動部材22を進出
方向(矢符E方向)へと付勢し、移動部材22の一端に
屈曲形成された係止部22bを前記切換えレバーの一端
部に常時当接させるようになっている。
この実施例において、いま、切換えレバー24を位置S
1に設定し、2重環縫いを選択すると、前述のように下
ルーパ軸13が前後への直線的な揺動運動を行いつつ回
転揺動運動を行うため、下ルーパ4は前後左右の合成さ
れた運動を行う。また、このとき、遮断手段における移
動部材22は切換えレバー24によって後退位置に保持
されるため、当接部材23は支持部材7に対して全く作
用せず、フック揺動カム14と左右揺動伝達ピン11と
は当接状態に保たれる。
及び前後運動によって、糸さばき部材10は補助揺動ピ
ン8を中心とした前後方向への回転揺動運動を行うと共
に、フック回転軸6を中心とした左右方向への揺動運動
を行う。その結果、糸さばきフック10は図6の平面図
に示すようなほぼD字状の軌跡を描いて移動する。そし
て、両縫い針N1,N2に挿通された針糸を捕捉した下
ルーパ4が最右方位置に達した時、縫い針N1,N2は
上死点付近に達し、糸さばきフック10は図7(a),
(b)に示すように最前方位置の中のP1に位置する。
方)へと移動すると、これに捕捉された針糸T1,T2
には下ルーパ4に沿って逆方向(図中右方)へと移動し
ようとする傾向が現れるが、このとき糸さばきフックの
爪部10a,10bは図7(c),(d)に示すように
左方へと移動しつつあるため、この爪部10a,10b
に保持されて両針糸の左方への移動は阻止される。従っ
て、針糸T1,T2、下ルーパ4、及びルーパ糸TLと
によって形成される三角形は縫い針の昇降経路を囲繞す
るように形成され、縫い針N1,N2は共に上記三角形
の中に確実に下降する。
と、下ルーパ軸13は回転揺動運動のみを行い、前後方
向への揺動を停止するため、下ルーパ13は左右への揺
動運動のみを行ってかがり縫目の形成動作を行う。この
際、左右運動伝達手段を構成するフック揺動カム14は
下ルーパ軸13と共に回転揺動運動を行うため、このフ
ック揺動カム14に左右揺動伝達ピン11が接合してい
た場合には、前述の2重環縫いの場合と同様に糸さばき
フック10が左右方向へと揺動することとなるが、本実
施例では遮断手段によって左右揺動伝達ピン11とフッ
ク揺動カム14とが離間するため、糸さばきフック10
は左右への回転揺動運動も停止し、完全停止状態とな
る。
動させると、引きばね26の付勢力によって移動部材2
2aが矢符E方向へと移動し、当接部材23が図4の一
点鎖線にて示すようにミシンフレーム2aと支持部材7
の下面との間に侵入し、その斜面部23aが支持部材7
の下面を上方へと押圧する。このため、支持部材7はフ
ック回動軸6を中心に図中反時計方向へと回転し、これ
と一体にフック揺動腕8及び糸さばきフック10は図中
左方へと移動する。この移動により、フック揺動腕9に
設けられた左右揺動伝達ピン11も左方へと移動し、フ
ック揺動カム14から離間する。ここで、左右揺動伝達
ピン11は、フック揺動カム14の大径部14aに対し
ても非接触状態となる位置まで移動するため、この状態
でフック揺動カム14が回転しようとも糸さばきフック
10には全くその回転力が伝わらず、糸さばきフック1
0は停止状態に保たれる。
りなく常時糸さばきフック10を左右に揺動させていた
前述の先行技術(特願平5−157687号公報に記載
の技術)に比べ、フック揺動腕9、左右揺動伝達ピン1
1、フック揺動カム14等の可動部材の摩耗、劣化は大
幅に軽減された。特に、縁かがり縫いは2重環縫いより
も高速で駆動されるのが通例であるため、上述のような
可動部材の摩耗、劣化等は、糸さばきフックを必要する
2重環縫いよりもむしろ、糸さばきフックを必要としな
い縁かがり縫いにおいて多く発生していた。従って、縁
かがり縫いでの摩耗、劣化を解消したことによって、本
実施例の各可動部材の寿命は著しく向上した。
おいて、上記先行技術では、フック揺動カム14の大径
部14aと小径部14bとの段差で、左右揺動伝達ピン
11がジャンピングし、両部材の間に大きな衝撃音を発
生させていたが、本実施例ではこの騒音問題も解消で
き、作業環境の向上を図ることができる。さらに、縁か
がり縫いにおいて形成された空環が糸さばきフック10
に係止されるのを防止するため、本実施例においても上
記先行技術と同様に、糸さばきフック10を空環形成孔
3aより後方に位置させるようになっている(図8
(a),(b)参照)。但し、本実施例では糸さばきフ
ック10が停止するため、例え、糸さばき部材に空環が
接触しても、糸さばきフック10が強制的に空環を巻き
込むことはないため、ミシンが動作不能に陥ったり、布
が破損したりするといった事故が発生することはない。
6によって移動部材22を左方へと付勢することによっ
て、切換えレバー24と移動部材22とを常時当接させ
ておくようにし、常にはS2位置に保持させるようにな
っているが、図9に示すように、移動部材32と切換え
レバー34とを長孔34aに挿通される連結ピン32a
によって連結し、作業者の操作力のみで移動部材22を
移動させるようにしても良い。
するものに限らず、フック揺動腕9又は糸さばきフック
10に当接するものでも良く、当接部材の形状、配置等
は必要に応じて適宜変更可能である。
伝達手段は、左右揺動伝達ピン11とフック揺動カム1
4等を備えるものとしたが、これ以外の構成を用いて実
施することも可能である。例えば、左右揺動伝達ピン1
1等を介さずに、下ルーパ軸13と共に揺動回転するカ
ムによって、糸さばきフック10等を直接押圧するよう
にしても良い。また選択手段としても上記のようなレバ
ーに限らず、中心が軸着されて回転運動を行うダイヤル
等を用い、これを遮断手段に連動させるようにしても良
い。
バーロックミシンを例にとり説明したか、この発明は、
1本針2本糸または1本針3本糸のオーバーロックミシ
ンにも適用可能であり、特に上記実施例に限定されるも
のではない。
針の昇降動作に同期して左右方向及び前後方向へと揺動
し得る下ルーパと、この下ルーパの揺動運動に伴って左
右方向及び前後方向へと揺動し得る糸さばき部材とを備
え、縁かがり縫いとそれ以外の縫い形態である2重環縫
いまたは扁平縫いを選択的に実行し得るようにしたオー
バーロックミシンにおいて、縁かがり縫いが選択された
時、遮断手段が前記下ルーパから糸さばき部材に至る運
動の伝達を遮断するようにしたため、糸さばき部材及び
これに連動する可動部材等の不要な摩耗、劣化を防止す
ることができ、それらの寿命を大幅に延長することがで
きる。また、糸さばき部材が不要に揺動しないため、空
環等の巻き込み事故を防止することができ、安全性を向
上させることができる。
シンの外観斜視図である。
ある。
を示す図である。
縫い針等の位置関係を示す図であり、(a)は縫い針が
上死点に達した状態を示す平面図、(b)は同図(a)
に示したものの側面図、(c)は下ルーパが復動方向へ
と移動し始めた状態を示す平面図、(d)は同図(c)
に示したものの側面図である。
状態及び糸さばきフックの位置を示す図であり、同図
(a)は側面図を、同図(b)は平面図をそれぞれ示し
ている。
図であり、(a)は側面図を、(b)は平面図をそれそ
れ示している。
縫目を示す説明斜視図である。
糸、及び縫い針の位置関係を示す説明斜視図であり、
(a)は適正な縫目が形成される場合の位置関係を、
(b)は適正な縫目が形成さない場合の位置関係をそれ
ぞれ示している。
には、縫目形成動作中、縫い針に対して適正な位置関係
に針糸を保つことが必要となる。すなわち、2重環縫い
あるいは偏平縫いを行う場合には、図11(a)に示す
ように、下ルーパLによって捕捉された針糸T1,T2
は、下ルーパLの復帰動作(図中左方への移動動作)に
よって、反対方向(図中右方)へと移動する傾向があ
り、その移動によって縫い針N1,N2が針糸TLの左
側へと落下してしまい、上述の三角形の中に縫い針N
1,N2が落下せず、適正な縫い目が形成されないこと
があった。
行技術にあっては、縁かがり縫いであるか、それ以外の
縫いであるかに関わりなく、縫製動作中は糸さばき部材
が常時左右方向へと揺動するようになっていた。このた
め、糸さばき部材の動作を必要としない縁かがり縫いに
おいては、糸さばき部材が不要に運動を行うこととな
り、これが糸さばき部材及び左右揺動運動伝達機構等を
必要以上に摩擦、劣化させる原因になっていた。
知の回動駆動機構によって回動し下ルーパ4が左右に回
転揺動運動を行うと、下ルーパ軸13に固定されたフッ
ク揺動カム14が揺動回転し、左右揺動伝達ピン11が
このフック揺動カム14の大径部14a及び小径部14
bと交互に接触する。これにより、フック揺動腕9に固
定された糸さばきフック10は支持部材7と共にフック
回転軸6を中心に左右に揺動回転する。つまり、下ルー
パ4の左右揺動回転をフック揺動腕に伝達する左右運動
伝達手段が構成されている。
ロックミシンには、上記左右運動伝達手段二依る運動伝
達動作を遮断し得る遮断手段が設けられている。図4及
び図5はこん遮断手段を示す図であり、図4は側面図
を、図5は底面図をそれぞれ示している。図において、
20はミシンベッド2内のミシンフレーム2aに固定し
た取付板であり、その上面部20aには、2本のガイド
ピン21、21が突設されている。22は前記取付板2
0の上面部20a上に重置された移動部材で、その中間
部には前記ガイドピン21、21を移動可能に挿通させ
得る長孔22a、22aが形成されており、この長孔の
範囲内で前記支持部材に対し前記上面部に固定した当接
部材であり、その上面部には傾斜面23aga形成され
ている。この傾斜面23aは先端から後端にかけて上方
へと傾斜しており、移動部材の進出時において前記支持
部材の下面とミシンフレーム2aとの間に侵入し、支持
部材の下面に当接するようになっている。
Claims (2)
- 【請求項1】 縁かがり縫いと、縁かがり縫い以外の縫
い形態である2重環縫いまたは扁平縫いのうち、いずれ
か一方の縫い形態を選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択された縫い形態が、縁かがり
縫い以外の縫い形態である時には縫い針の昇降運動に同
期して前後の揺動運動及び左右の揺動運動を同時に行
い、2重環縫いである時には縫い針の昇降動作に同期し
て左右の揺動運動を行う下ルーパと、 前後方向及び左右方向へと揺動可能に保持された糸さば
き部材と、 前記下ルーパの前後方向への揺動運動を糸さばき部材に
伝達する前後運動伝達手段と、 前記下ルーパの左右方向への揺動運動を糸さばき部材に
伝達する左右運動伝達手段と、を備え、 縁かがり縫い以外の選択時には、下ルーパの前後左右の
合成運動に同期して糸さばき部材が前後左右の合成運動
を行い、下ルーパによって捕捉された針糸を縫い針に対
して所定の位置関係に保つようにしたオーバーロックミ
シンにおいて、 前記縫い形態選択手段により縁かがり縫いが選択された
時、前記左右運動伝達手段によって行われる下ルーパか
ら糸さばき部材への揺動運動の伝達を遮断する遮断手段
を設けたことを特徴とするオーバーロックミシン。 - 【請求項2】 左右運動伝達手段は、下ルーパと共に回
転揺動運動を行う下ルーパ軸と、糸さばき部材と対向す
るよう前記下ルーパ軸に固定された回転カムと、この回
転カムのカム面に前記糸さばき部材が当接するよう付勢
する付勢手段とを備え、前記回転カムの回転によってこ
れに当接する糸さばき部材が左右に揺動するよう構成さ
れ、 遮断手段は、選択手段による選択動作に応じて前記糸さ
ばき部材に対して進退する移動部材を備えてなり、縁か
がり縫いの選択動作に応じて移動部材が糸さばき部材に
向けて進出し前記付勢手段に抗して糸さばき部材を回転
カムから離間させる一方、縁かがり縫い以外の選択動作
に応じて移動部材が後退し糸さばき部材から後退するこ
とを特徴とする請求項1記載のオーバーロックミシン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06977694A JP3542162B2 (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | オーバーロックミシン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06977694A JP3542162B2 (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | オーバーロックミシン |
Publications (2)
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1994
- 1994-04-07 JP JP06977694A patent/JP3542162B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6070541A (en) * | 1996-10-17 | 2000-06-06 | Juki Corporation | Overedge sewing machine with movable needle plate parts |
| CN120516969A (zh) * | 2025-07-24 | 2025-08-22 | 宁海县第一注塑模具有限公司 | 一种汽车零部件的反包成型工艺及模具 |
| CN120516969B (zh) * | 2025-07-24 | 2025-09-26 | 宁海县第一注塑模具有限公司 | 一种汽车零部件的反包成型工艺及模具 |
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