JPH08132300A - キッカシリンダを具備する油圧プレス - Google Patents

キッカシリンダを具備する油圧プレス

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JPH08132300A
JPH08132300A JP27655894A JP27655894A JPH08132300A JP H08132300 A JPH08132300 A JP H08132300A JP 27655894 A JP27655894 A JP 27655894A JP 27655894 A JP27655894 A JP 27655894A JP H08132300 A JPH08132300 A JP H08132300A
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pressure
load
signal
control
cylinder
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JP27655894A
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Yutaka Ikeda
豊 池田
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Aida Engineering Ltd
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    • B30—PRESSES
    • B30B—PRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/0094—Press load monitoring means

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  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】システム油圧値および圧力検出分解能をそのま
まとしても、制御可能な設定荷重を大幅に小さくするこ
とのできるキッカシリンダを具備する油圧プレスを提供
する。 【構成】メインシリンダ11用の圧力制御弁34と圧力
検出器35とを含む第1圧力制御系31Uと、キッカシ
リンダ21A,21B用の圧力制御弁44と圧力検出器
45とを含む第2圧力制御系41Uとを別個に形成する
とともに、第1荷重制御信号生成出力手段61および第
2荷重制御信号生成出力手段71とを設け、設定荷重F
sから第1設定荷重Fs1と第2設定荷重Fs2とを生
成し、かつ各圧力検出器35,45からの各検出圧力
(Pf1,Pf2)を各検出荷重(Ef1,Ef2)に
変換しつつ、各荷重制御信号Ef1,Ef2を生成出力
して、メインシリンダ11とキッカシリンダ21A,2
1Bとを個別に荷重制御可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大きな第1受圧面積を
持つメインシリンダと小さな第2受圧面積を持つキッカ
シリンダとを有し、メインシリンダの加圧力とキッカシ
リンダの加圧力との総和として設定荷重を確立するよう
に構成されたキッカシリンダを具備する油圧プレスに関
する。
【0002】
【従来の技術】図4において、油圧プレス10は、スラ
イド15に連結されたメインシリンダ11と複数(例え
ば、2つ)のキッカシリンダ21A,21Bとを有す
る。このメインシリンダ11の第1受圧面積S1は大き
く、各キッカシリンダ21A,21Bの各受圧面積S2
A,S2Bの和である第2受圧面積S2(=S2A+S
2B)は小さい。S1>>S2である。なお、12はパ
イロットチェック弁,16は金型,Wはワークである。
【0003】この油圧プレス10の設定荷重Fsは、メ
インシリンダ11の加圧力(荷重)F1(=P×S1)
と各キッカシリンダ21A,21Bの加圧力(荷重)F
2(=P×S2)との総和[P×(S1+S2)]とし
て確立される。Pは、圧力検出器35で検出された油圧
値である。
【0004】したがって、圧力制御系31UPは、油圧
供給装置としてのモータ31Mで回転駆動される例えば
可変吐出ポンプ31と各シリンダ11,21A,21B
とを連通する圧力配管32と,この圧力配管32に接続
された圧力制御リリーフ弁34(制御ソレノイド34C
SL)とを含み、圧力制御リリーフ弁34の開度を調整
しつつ,各シリンダ11,21A,21Bに所定圧力P
の油圧を供給することにより,設定荷重Fsと同じプレ
ス荷重を確立することができる。なお、33・37は方
向切換弁で、38・39は固定リリーフ弁である。
【0005】この圧力制御リリーフ弁34の開度調整を
行うための図5に示す圧力制御手段60Pは、例えば設
定圧力信号生成出力手段65と比較手段66とから形成
され、設定荷重Fsと総受圧面積S(=S1+S2=S
1+S2A+S2B)とを利用して設定圧力信号Psを
生成するとともに、この設定圧力信号Psと圧力検出器
35で検出された検出圧力信号Pfとを比較して,圧力
偏差つまり圧力制御信号Epを生成出力するものと形成
されている。そして、この圧力制御信号Epをコントロ
ーラ34Cに入力されれば、PID制御機能に基づき上
記圧力偏差(Ep)を消滅させることのできる開度調整
信号Srが出力され、圧力制御リリーフ弁34を開度コ
ントロールする。よって、設定荷重Fsを検出圧力のフ
ィードバックにより自動的に確立することができるわけ
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるキッ
カシリンダを具備する油圧プレスにおいても例外でなく
多様化,高精度化が一段と強く要請されるに至り、その
1つとして設定荷重Fsの高分解能化の実現が強く望ま
れている。
【0007】すなわち、上記従来構造は、同一の圧力P
を各シリンダ11,21A,21Bに加えて、それらの
総受圧面積S(=S1+S2A+S2B)との関係で設
定荷重Fs(=P×S)を確立する、いわば荷重一体管
理による圧力制御方式である。したがって、特にメイン
シリンダ11の受圧面積S1がより大きくなると、圧力
制御手段60Pをコンピュータによるデジタル制御方式
として構築したとしても圧力検出器35による圧力検出
分解能の有限性から、圧力Pと受圧面積S1(S)とで
決まる制御可能な設定荷重Fsの最小単位がその受圧面
積S1の大きさに比例して大きくなってしまう。
【0008】つまり、圧力検出器35で検出されたアナ
ログ検出圧力信号PをA/D変換器(図示省略)を通し
てデジタル変換した検出圧力信号をPfとした場合、設
定荷重Fsの最小単位が、検出圧力信号Pf−1,P
f,Pf+1として現すことのできる圧力検出分解能に
応じた設定荷重Fs+1,Fs,Fs−1の如く大きく
なってしまう。
【0009】したがって、圧力検出分解能を上げるため
にA/D変換器等の分解能も上げるように試行している
が、コスト高となることはもとより対環境性電気ノイズ
等の影響による信頼性の点から最早限界にある。一方に
おいて、システム油圧値(P)をより高圧化することが
考えられるが、これではポンプ,配管,シリンダを含む
油圧機器の耐圧が過大となってしまい、かつエネルギー
問題やコスト高を招来するので現実上許され難い。
【0010】本発明の目的は、システム油圧値および圧
力検出分解能をそのままとしても制御可能な設定荷重の
最小単位を大幅に小さくすることのできるキッカシリン
ダを具備する油圧プレスを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】従来は、検出技術の実際
問題からフィードバック信号を圧力(Pf)とし、かつ
これに応じて設定荷重Fsを設定圧力(Ps)に変換し
つつ、圧力制御を行っている。つまり、慣行的に荷重一
体管理による圧力制御方式を構成している。しかるに、
荷重Fが圧力Pと受圧面積Sとの積として求まる油圧プ
レスの基本的技術事項を再確認すれば、圧力検出分解能
をそのままとしておいても受圧面積Sを見掛上小さくで
きるなら、制御可能な設定荷重Fsの最小値を小さくで
きる筈である。
【0012】本発明は、実にこの点および受圧面積S2
の小さなキッカシリンダ21A,21Bを具備している
ことの再認識に着目し、メインシリンダ用の圧力制御
弁,圧力検出器を含む圧力制御系と、キッカシリンダ用
の圧力制御弁,圧力検出器を含む圧力制御系とを別個に
形成するとともに、基本原理を説明するための図1に示
す如く、例えば第1設定荷重信号生成出力手段62と,
第1フィードバック荷重信号生成出力手段64と,第1
比較手段63とからなる第1荷重制御信号生成出力手段
61および第2設定荷重信号生成出力手段72と,第2
フィードバック荷重信号生成出力手段74と,第2比較
手段73とからなる第2荷重制御信号生成出力手段71
とを設けて、全体荷重制御手段60を構成し、設定荷重
Fsからメインシリンダ用の第1設定荷重(Fs1)と
キッカシリンダ用の第2設定荷重(Fs2)とを生成
し、かつ各圧力検出器からの各検出圧力(Pf1,Pf
2)を各検出荷重(Ff1,Ff2)に変換しつつ、荷
重偏差つまり各荷重制御信号Ef1,Ef2を生成出力
して、メインシリンダとキッカシリンダとを別個に荷重
制御可能な荷重分担管理方式に構成し、受圧面積の小さ
なキッカシリンダ側で圧力検出分解能による制御可能な
設定荷重の最小単位の制限化を打破可能に形成したもの
である。
【0013】詳しくは、メインシリンダの第1受圧面積
をS1,加圧力をPf1,発生荷重をF1とし、かつキ
ッカシリンダの第2受圧面積をS2(=S2A+S2
B),加圧力をPf2,発生荷重をF2とすれば、設定
荷重Fsは[数1]により確立される。
【0014】[数1] Fs=F1+F2 =(Pf1×S1)+(Pf2×S2) ここに、F1は第1受圧面積S1が大きいので圧力検出
分解能で制限を受ける。しかし、受圧面積S2<<S1
であるから、同一の圧力検出分解能でも発生荷重F2の
制御可能な最小単位を非常に小さくできる。したがっ
て、発生荷重F1とF2との和である設定荷重Fsの制
御可能な最小単位を、大幅に小さくできるわけである。
【0015】ここに、本発明は、大きな第1受圧面積を
持つメインシリンダの加圧力と、小さな第2受圧面積を
持つキッカシリンダの加圧力との総和として、設定荷重
を確立するように構成されたキッカシリンダを具備する
油圧プレスにおいて、第1圧力配管,圧力制御弁および
圧力検出器を含み前記メインシリンダの加圧力を制御可
能に形成された第1圧力制御系と、前記メインシリンダ
の第1受圧面積と前記キッカシリンダの第2受圧面積と
を利用して前記設定荷重から第1設定荷重信号を生成す
るとともに,該第1圧力検出器で検出された第1検出圧
力信号と前記第1受圧面積とを利用して第1フィードバ
ック荷重信号を生成し,かつ第1設定荷重信号と第1フ
ィードバック荷重信号とを比較して第1荷重制御信号を
生成出力する第1荷重制御信号生成出力手段と、第2圧
力配管,圧力制御弁および圧力検出器とを含み前記キッ
カシリンダの加圧力を制御可能に形成された第2圧力制
御系と、前記設定荷重と該第1フィードバック荷重信号
とを比較して第2設定荷重信号を生成するとともに,該
第2圧力検出器で検出された第2検出圧力信号と前記第
2受圧面積とを利用して第2フィードバック荷重信号を
生成し,かつ該第2設定荷重信号と該第2フィードバッ
ク荷重信号とを比較して第2荷重制御信号を生成出力す
る第2荷重制御信号生成出力手段とを設け、前記メイン
シリンダの加圧力と前記キッカシリンダの加圧力とをそ
れぞれに独立制御しつつ,メインシリンダの加圧力とキ
ッカシリンダの加圧力との総和として前記設定荷重を確
立可能に構成した、ことを特徴とする。
【0016】
【作用】上記構成による本発明では、プレス運転に入る
と、メインシリンダ用の第1荷重制御信号生成出力手段
が、第1受圧面積と第2受圧面積とを利用して設定荷重
からメインシリンダで負うべき大きな第1設定荷重を生
成するとともに、第1圧力検出器で検出された第1検出
圧力信号と第1受圧面積とを利用してメインシリンダの
実際荷重に相当する第1フィードバック荷重信号を生成
し、かつこの第1フィードバック荷重信号を第1設定荷
重と比較して、第1荷重制御信号を生成出力する。第1
圧力制御系内の第1圧力制御弁は、この第1荷重制御信
号に基づいて、メインシリンダの発生荷重を独立して制
御する。したがって、このメインシリンダでは、第1受
圧面積が大きいので第1設定荷重の制御可能な最小単位
は従来通りに圧力検出分解能で制約を受ける。
【0017】これと並行してキッカシリンダ用の第2荷
重制御信号生成出力手段は、設定荷重と第1フィードバ
ック荷重信号とを比較して、キッカシリンダで負うべき
小さな第2設定荷重を生成するとともに、第2圧力検出
器で検出された第2検出圧力信号と第2受圧面積とを利
用して第2フィードバック荷重信号を生成し、かつこの
第2フィードバック荷重信号を第2設定荷重信号と比較
しつつ、第2荷重制御信号を生成出力する。すなわち、
この第2荷重制御信号に基づいて第2圧力制御系内の第
2圧力制御弁の開度調整を行い、キッカシリンダの発生
荷重を独立して制御する。したがって、キッカシリンダ
の第2受圧面積が第1受圧面積よりも非常に小さいの
で、圧力検出分解能が同じであっても、第2設定荷重の
制御可能な最小単位を、第1設定荷重の場合の最小単位
に比較して著しく小さくできる。
【0018】ここに、メインシリンダ用の目標たる第1
設定荷重は総受圧面積に対する第1受圧面積に相当する
ものと生成され、かつキッカシリンダ用の目標たる第2
設定荷重は設定荷重からメインシリンダで実際に発生し
ている荷重を差引いたものとして生成されるので、それ
ぞれ別個独立に荷重制御されてはいるが、第1設定荷重
に基づくメインシリンダの加圧力による大きな荷重と、
キッカシリンダの加圧力による小さな荷重との総和を、
設定荷重と等しくすることができる。しかも、キッカシ
リンダ側の制御可能な荷重の最小単位が非常に小さいの
で、結果として総和荷重、つまり設定荷重の制御可能な
最小単位を圧力検出分解能に制限されずに小さくするこ
とができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図2は油圧プレスと各圧力制御系とを説明するた
めの系統図で、図3は各荷重制御信号生成出力手段を構
成する駆動制御ユニットのブロック図である。なお、油
圧プレス10自体は従来例(図4)の場合と同様とされ
ているので、共通部分には同一の符号を付しそれらにつ
いての説明は簡略化または省略する。
【0020】図2において、圧力制御系30は、メイン
シリンダ11用の第1圧力制御系31Uと、キッカシリ
ンダ21A,21B用の第2圧力制御系41Uとを別個
に設けた構成とされている。この実施例では、方向切換
弁33(ソレノイド33SL)と方向切換弁43(ソレ
ノイド43SL)とを切換えて、両者31U,41Uを
分離独立とすることができる。
【0021】第1圧力制御系31Uは、第1圧力配管3
2,圧力制御リリーフ弁34(制御ソレノイド34CS
L)からなる第1圧力制御弁および第1圧力検出器35
を含み、メインシリンダ11の加圧力を制御可能であ
る。この油圧供給装置としては、モータ31Mで回転駆
動される可変吐出ポンプ31から形成されている。
【0022】これに対する第2圧力制御系41Uは、第
2圧力配管42,圧力制御リリーフ弁44(制御ソレノ
イド44CSL)からなる第2圧力制御弁および第2圧
力検出器45を含み、各キッカシリンダ21A,21B
の加圧力を制御可能に形成されている。油圧供給装置
は、モータ41Mで回転駆動される固定吐出ポンプ41
からなる。
【0023】図3に示す駆動制御ユニット50は、CP
U51,ROM52,RAM53,キーボード(KB)
54,表示器(IND)55,入力ポート(I/P),
出力ポート(O/P)57〜59を含むコンピュータか
らなり、本油圧プレス10全体を駆動制御可能に構成さ
れている。
【0024】入力ポート56には、第1圧力制御系31
Uの圧力検出器35が、A/D変換器35ADを介して
接続されている。P1はアナログ検出圧力信号で、かつ
Pf1はデジタル検出圧力信号であって、圧力フィード
バック信号を形成する。同様に、第2圧力制御系41U
の圧力検出器45がA/D変換器45ADを介して接続
され、アナログ検出圧力信号P2をデジタル変換した圧
力フィードバック信号たる検出圧力信号Pf2を入力す
る。
【0025】また、出力ポート57には、第1荷重制御
信号Ef1を入力として第1開度調整信号Sr1を生成
しつつ、第1圧力制御弁[34(34CSL)]へ出力
するPID制御機能を有するコントローラ34Cと、第
2荷重制御信号Ef2を入力として第2開度調整信号S
r2を生成しつつ、第2圧力制御弁[44(44CS
L)]へ出力するPID制御機能を有するコントローラ
44Cとが接続されている。
【0026】同様に、出力ポート58には、各方向切換
弁33(33SL),43(43SL),37(37S
L)が接続され、各切換信号S33,S43,S37で
方向切換を行える。また、出力ポート59からモータド
ライバ31MD(モータ31M)へ第1回転駆動信号S
31を出力し、また、モータドライバ41MD(モータ
41M)へ第2回転駆動信号S41を出力するものと形
成されている。
【0027】ここに、本発明の特長的な図1にブロック
表現した全体荷重制御手段60を構成する第1荷重制御
信号生成出力手段61と第2荷重制御信号生成手段71
とは、上記駆動制御ユニット50の構成要素(51,5
2,53)とそれらの持つ機能を利用したデジタル制御
方式に構築してある。但し、ロジック回路等から形成し
ても実施することができる。
【0028】まず、第1荷重制御信号生成出力手段61
は、この実施例の場合は図1に示した第1設定荷重信号
生成出力手段62と,第1フィードバック荷重信号生成
出力手段64と,第1比較手段63とから形成してあ
る。
【0029】この第1設定荷重信号生成出力手段62
は、第1設定荷重信号生成出力制御プログラムを格納さ
せたROM52とこれを実行するCPU51とから形成
され、ROM52内の定数メモリ52Mに予め設定記憶
されたメインシリンダ11の第1受圧面積S1と、キッ
カシリンダ21A,21Bの受圧面積S2A,S2Bの
和(S2A+S2B)たる第2受圧面積S2とを利用し
て、つまりS1/[S1+S2(=S)]を設定荷重F
sに掛算して、第1設定荷重信号Fs1を生成出力す
る。すなわち、メインシリンダ11で負うべき荷重(F
s1)を受圧面積比に応じて求める。なお、設定荷重F
sは、キーボード54の荷重設定器(キー)54Kで設
定変更可能であり、設定された荷重FsはRAM53内
の設定メモリ53Mに記憶される。
【0030】第1フィードバック荷重信号生成出力手段
64は、第1フィードバック荷重信号生成出力制御プロ
グラムを格納させたROM52と、これを実行するCP
U51とから形成してある。第1圧力検出器35で検出
された第1検出圧力信号Pf1と第1受圧面積S1とを
利用して、第1フィードバック荷重信号Ff1(=Pf
1×S1)を生成出力する。つまり、加圧力(Pf1)
をメインシリンダ11で実際に発生している荷重(Ff
1)に変換するわけである。
【0031】また、第1比較手段63は、比較プログラ
ムを格納させたROM52とCPU51とから形成さ
れ、第1設定荷重信号Fs1と第1フィードバック荷重
信号Ff1とを比較して、荷重偏差つまり第1荷重制御
信号Ef1を生成出力する。
【0032】かくして、第1荷重制御信号生成出力手段
61(62〜64)で生成した第1荷重制御信号Ef1
をコントローラ34Cに入力させれば、第1圧力制御系
31U内の第1圧力制御弁(34)がコントローラ34
Cからの第1開度調整信号Sr1によって開度調整さ
れ、メインシリンダ11の発生荷重を第1設定荷重(F
s1)と等しく荷重制御することができる。
【0033】次に、第2荷重制御信号生成出力手段71
は、この実施例の場合には図1に示した第2設定荷重信
号生成出力手段72と第2比較手段73と第2フィード
バック荷重信号生成出力手段74とから形成してある。
【0034】この第2設定荷重信号生成出力手段72
は、設定荷重Fsと先に生成された第1フィードバック
荷重信号Ff1とを比較して第2設定荷重信号Fs2を
生成出力する手段で、第2設定荷重信号生成出力制御プ
ログラムを格納させたROM52とCPU51とから形
成されている。すなわち、設定荷重Fsからメインシリ
ンダ11で実際に発生している荷重(Ff1)を差引い
た残りを、キッカシリンダ21A,21Bの設定荷重
(Fs2)とするわけである。
【0035】また、第2フィードバック荷重信号生成出
力手段74は、第2フィードバック荷重信号生成出力制
御プログラムを格納させたROM52とCPU51とか
ら形成され、第2圧力検出器45で検出された第2検出
圧力Pf2と第2受圧面積S2(=S2A+S2B)と
を利用して、第2フィードバック荷重信号Ff2(=P
f2×S2)を生成出力する。この検出圧力(Pf2)
を当該荷重(Ff2)に変換するのは、第1フィードバ
ック荷重信号生成出力手段64の場合と同じである。つ
まり、第1圧力制御系31Uと第2圧力制御系41Uと
が独立して圧力制御可能とさせていることが明白に理解
される。
【0036】第2比較手段73は、比較プログラムを格
納させたROM52とCPU51とから形成され、第2
設定荷重信号Fs2と第2フィードバック荷重信号Ff
2とを比較して、荷重偏差つまり第2荷重制御信号Ef
2を生成出力する。
【0037】かくして、第2荷重制御信号生成出力手段
71(72〜74)で生成した第2荷重制御信号Ef2
をコントローラ44Cに入力させれば、第2圧力制御系
41U内の第2圧力制御弁(44)がコントローラ44
Cからの第2開度調整信号Sr2によって開度調整さ
れ、キッカシリンダ21A,21Bの発生荷重を第2設
定荷重(Fs2)と等しく荷重制御することができる。
【0038】次に、この実施例の作用を説明する。図3
において、切換信号S36,S43,S47を各方向切
換弁33,43,37に出力して、第1圧力制御系31
Uと第2圧力制御系41Uとを分離させて、それぞれ別
個に圧力制御可能状態とする。また、第1回転駆動信号
S31を出力して可変吐出ポンプ31を回転し、かつ第
2回転駆動信号S41を出力して固定吐出ポンプ41を
回転させる。
【0039】なお、油圧プレス10の運転荷重つまり設
定荷重Fsは、キーボード54上の荷重設定器54Kを
用いて予め設定してあるものとする。
【0040】ここに、メインシリンダ11側では、第1
荷重制御信号生成出力手段61(51,52)が、第1
荷重制御信号Ef1を生成し、コントローラ34Cに入
力する。すると、コントローラ34Cが、第1圧力制御
系31Uを形成する第1圧力制御弁(34)へ、第1開
度調整信号Sr1を出力する。したがって、第1圧力制
御系31Uを介して、メインシリンダ11の荷重制御を
独立して行える。
【0041】この際の荷重制御特性は、メインシリンダ
11の第1受圧面積がS1であるから、圧力検出分解能
がPf−1,Pf,Pf+1の場合は、第1設定荷重F
s1の制御可能な最小単位はFs1−1,Fs1,Fs
1+1となる。つまり、制御可能な荷重の最小単位は、
従来通りに圧力検出分解能の制約により小さくならな
い。
【0042】これと同期的に、第2荷重制御信号生成出
力手段71(51,52)は、第2荷重制御信号Ef2
を生成し、コントローラ44Cへ出力する。すると、P
ID制御機能を持つコントローラ44Cから第2圧力制
御系41Uを形成する第2圧力制御弁(44)へ、第2
開度調整信号Sr2を出力する。したがって、第2圧力
制御系41Uによって、キッカシリンダ21A,21B
の荷重制御を、メインシリンダ11の荷重制御と別個独
立して行える。
【0043】この際の荷重制御特性は、キッカシリンダ
21A,21Bの第2受圧面積S2(=S2A+S2
B)が第1受圧面積S1より非常に小さいので、第2圧
力検出器45の圧力検出分解能が第1圧力検出器35の
場合と同じ(Ps−1,Pf,Pf+1)でも、第2設
定荷重Fs2の制御可能な最小単位を、Fs2−1,F
s2,Fs2+1の如く、非常に小さくすることができ
る。
【0044】ここに、設定荷重Fsは、第1設定荷重F
s1と第1設定荷重Fs2との和(Fs1+Fs2)で
あるから、メインシリンダ11が負う大きな荷重Fs1
の最小単位(Fs1−1,Fs1,Fs1+1)が大き
くても、これに加算されるキッカシリンダ21A,21
Bの荷重Fs2の最小単位(Fs2−1,Fs2,Fs
2+1)が非常に小さいので、結果として設定荷重Fs
の制御可能な最小単位を、受圧面積S2の小さなキッカ
シリンダ21A,21Bによる最小単位(Fs2−1,
Fs2,Fs2+1)として、安定した荷重制御ができ
る。
【0045】しかして、この第1実施例によれば、メイ
ンシリンダ11用の圧力制御弁(34),圧力検出器3
5を含む第1圧力制御系31Uと、キッカシリンダ21
A,21B用の圧力制御弁(44),圧力検出器45を
含む第2圧力制御系41Uとを別個に形成するととも
に、第1荷重制御信号生成出力手段61および第2荷重
制御信号生成出力手段71とを設け、設定荷重Fsから
メインシリンダ11用の第1設定荷重Fs1とキッカシ
リンダ21A,21B用の第2設定荷重Fs2とを生成
し、かつ各圧力検出器35,45からの各検出圧力(P
f1,Pf2)を各検出荷重(Ff1,Ff2)に変換
しつつ、荷重偏差つまり各荷重制御信号Ef1,Ef2
を生成出力してメインシリンダ11とキッカシリンダ2
1A,21Bとを個別に荷重制御可能に構成し、受圧面
積(S2=S2A+S2B)の小さなキッカシリンダ2
1A,21B側で圧力検出分解能による制御可能な設定
荷重の最小単位の制限化を打破可能に形成されているの
で、システム油圧値(P)および圧力検出分解能をその
ままとしても、制御可能な設定荷重Fsの最小単位を大
幅に小さくすることができる。
【0046】また、第2設定荷重(Fs2)が設定荷重
Fsから第1圧力検出信号Pf1に基づくメインシリン
ダ11の実際荷重(第1設定荷重Fs1)を差引いて算
出されるものと形成されているので、第1設定荷重(F
s1)と第2設定荷重(Fs2)との和を、常に設定荷
重Fsと等しくすることができるから、一段と正確な荷
重制御ができる。
【0047】また、圧力検出器35,45やA/D変換
器35AD,45ADを過度に高精度,高分解能としな
くともよいので、コスト低減も図れる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、メインシリンダ用の圧
力制御弁,圧力検出器を含む第1圧力制御系とキッカシ
リンダ用の圧力制御弁,圧力検出器を含む第2圧力制御
系とを別個に形成するとともに、第1荷重制御信号生成
出力手段および第2荷重制御信号生成出力手段とを設
け、設定荷重からメインシリンダ用の第1設定荷重とキ
ッカシリンダ用の第2設定荷重とを生成し、かつ各圧力
検出器からの各検出圧力を各検出荷重に変換しつつ、荷
重偏差つまり各荷重制御信号を生成出力してメインシリ
ンダとキッカシリンダとを個別に荷重制御可能に構成
し、受圧面積の小さなキッカシリンダ側で圧力検出分解
能による制御可能な設定荷重の最小単位の制限化を打破
可能に形成されているので、システム油圧値および圧力
検出分解能をそのままとしても、制御可能な設定荷重の
最小単位を大幅に小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本原理を説明するための制御ブロッ
ク図である。
【図2】本発明の実施例を示す系統図である。
【図3】同じく、各荷重制御信号生成出力制御手段を形
成する駆動制御ユニットを説明するためのブロック図で
ある。
【図4】従来例を説明するための系統図である。
【図5】従来の圧力制御方式を説明するためのブロック
図である。
【符号の説明】
10 油圧プレス 11 メインシリンダ S1 第1受圧面積 15 スライド 16 金型 21A,21B キッカシリンダ S2 第2受圧面積 S2A,S2B 受圧面積 30 圧力制御系 31 可変吐出ポンプ 31U 第1圧力制御系 32 第1圧力配管 33 方向切換弁 34 圧力制御リリーフ弁(第1圧力制御弁) 34C コントローラ 35 第1圧力検出器 41 固定吐出ポンプ 41U 第2圧力制御系 42 第2圧力配管 43 方向切換弁 44 圧力制御リリーフ弁(第2圧力制御弁) 44C コントローラ 45 第2圧力検出器 50 駆動制御ユニット 51 CPU 52 ROM 52M 定数メモリ 53 RAM 53M 設定メモリ 54 キーボード 54K 荷重設定器 55 表示器 60 全体荷重制御手段 61 第1荷重制御信号生成出力手段 62 第1設定荷重信号生成出力手段 63 第1比較手段 64 第1フィードバック荷重信号生成出力手段 71 第2荷重制御信号生成出力手段 72 第2設定荷重信号生成出力手段 73 第2比較手段 74 第2フィードバック荷重信号生成出力手段 Fs 設定荷重(信号) Fs1(Fs2) 第1(第2)設定荷重信号 Ff1(Ff2) 第1(第2)フィードバック荷重信
号 Ef1(Ef2) 第1(第2)荷重制御信号 Sr1(Sr2) 第1(第2)開度調整信号 P1,P2 アナログ検出圧力信号 Pf1(Pf2) 第1(第2)検出圧力信号 S31,S41 第1(第2)回転駆動信号 S33,S43,S37 切換信号
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】次に、この実施例の作用を説明する。図3
において、切換信号S33,S43,S47を各方向切
換弁33,43,37に出力して、第1圧力制御系31
Uと第2圧力制御系41Uとを分離させて、それぞれ別
個に圧力制御可能状態とする。また、第1回転駆動信号
S31を出力して可変吐出ポンプ31を回転し、かつ第
2回転駆動信号S41を出力して固定吐出ポンプ41を
回転させる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大きな第1受圧面積を持つメインシリン
    ダの加圧力と、小さな第2受圧面積を持つキッカシリン
    ダの加圧力との総和として、設定荷重を確立するように
    構成されたキッカシリンダを具備する油圧プレスにおい
    て、 第1圧力配管,圧力制御弁および圧力検出器を含み前記
    メインシリンダの加圧力を制御可能に形成された第1圧
    力制御系と、前記メインシリンダの第1受圧面積と前記
    キッカシリンダの第2受圧面積とを利用して前記設定荷
    重から第1設定荷重信号を生成するとともに,該第1圧
    力検出器で検出された第1検出圧力信号と前記第1受圧
    面積とを利用して第1フィードバック荷重信号を生成
    し,かつ第1設定荷重信号と第1フィードバック荷重信
    号とを比較して第1荷重制御信号を生成出力する第1荷
    重制御信号生成出力手段と、第2圧力配管,圧力制御弁
    および圧力検出器とを含み前記キッカシリンダの加圧力
    を制御可能に形成された第2圧力制御系と、前記設定荷
    重と該第1フィードバック荷重信号とを比較して第2設
    定荷重信号を生成するとともに,該第2圧力検出器で検
    出された第2検出圧力信号と前記第2受圧面積とを利用
    して第2フィードバック荷重信号を生成し,かつ該第2
    設定荷重信号と該第2フィードバック荷重信号とを比較
    して第2荷重制御信号を生成出力する第2荷重制御信号
    生成出力手段とを設け、前記メインシリンダの加圧力と
    前記キッカシリンダの加圧力とをそれぞれに独立制御し
    つつ,メインシリンダの加圧力とキッカシリンダの加圧
    力との総和として前記設定荷重を確立可能に構成した、
    ことを特徴とするキッカシリンダを具備する油圧プレ
    ス。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2468919C1 (ru) * 2011-08-15 2012-12-10 Валерий Владимирович Бодров Гидравлический привод подвижной траверсы пресса
WO2014111974A1 (ja) * 2013-01-18 2014-07-24 岡谷熱処理工業株式会社 加圧装置および加圧方法
CN104029417A (zh) * 2014-05-21 2014-09-10 何敬丽 一种适用范围广的油压机压力控制装置
RU178161U1 (ru) * 2016-11-21 2018-03-26 Валерий Владимирович Бодров Гидравлический привод подвижной траверсы вертикального пресса

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