JPH08132702A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH08132702A
JPH08132702A JP26730094A JP26730094A JPH08132702A JP H08132702 A JPH08132702 A JP H08132702A JP 26730094 A JP26730094 A JP 26730094A JP 26730094 A JP26730094 A JP 26730094A JP H08132702 A JPH08132702 A JP H08132702A
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JP
Japan
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recording
lead screw
gear
roller
recording apparatus
Prior art date
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Withdrawn
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JP26730094A
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English (en)
Inventor
Hisashi Yoshikawa
尚志 吉川
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Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
Original Assignee
Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08132702A publication Critical patent/JPH08132702A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録ヘッドの移動に係合して記録媒体を移動
させる機構を簡略化する。 【構成】 駆動源の駆動による一回転により記録ヘッド
を往復移動させる双方向リードスクリュー12の外周の
一部に欠歯ギア12bを設け、記録媒体のシートを移動
させる搬送ローラー8に全歯ギアである搬送ローラーギ
ア8aを設け、欠歯ギア12bは双方向リードスクリュ
ー12の回転に伴なって搬送ローラーギア8aに接近し
係合して搬送ローラー8を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録装置、特にDCモー
ターを駆動源として記録ヘッドを移動させながら記録を
行うシリアルタイプの記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の記録装置では、記録ヘッドを記録
媒体(シート)と平行に往復移動させることにより記録
を行うシリアルタイプの小形記録装置において、その往
復動作はDCモーター等の駆動源と連動し回転するリー
ドスクリューにより行う構成のものが多く使用されてい
る。また、記録ヘッド移動の往路・復路の動作はそれぞ
れリードスクリューが複数回の回転をすることにより行
われる。更には、記録紙を搬送するフィードローラーへ
の動力伝達はフィードローラーの端部にギア等を設け、
中間ギア等を介して駆動源またはリードスクリューから
記録シートの幅方向の外側において伝達されるものがほ
とんどである。特に、双方向に溝を設けた双方向リード
スクリューを備えたモーター及びリードスクリューの一
方向回転により往復動作を行う構成のものにおいては、
紙送り力を間欠的に伝達する方法として、欠歯ギアを用
い、この欠歯ギアとフィードローラーに設けられた全歯
ギアが間欠的に噛み合うことにより行うものが多い。
【0003】この欠歯ギアによる動力伝達の欠点とし
て、ギアの位相がズレた場合の歯先同士の干渉によるメ
カロックが問題となっているが、通常はこの対策とし
て、バネ部材等の部品を追加して歯先の干渉を逃がす
か、もしくは割り切って何の対策も施さない場合が多
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、リードスクリューの複数回転により記録ヘッ
ドの往路及び復路の動作を行う為、特にリードスクリュ
ーの回転力を利用して紙送り系に動力を間欠的に伝達す
る場合、リードスクリューの複数回転に対応して紙送り
動作を1回行う為に、リードスクリューから紙送り系に
動力をギア列等により減速して伝達する必要があり、構
造が複雑となる傾向にある。
【0005】また、上記従来例では、紙送り系に対する
動力の伝達は、記録紙幅方向の外側で行われる為、特に
紙送り系フィードローラー等の長手方向の寸法が大きく
なる傾向にあり、強度面,コスト面で不利になる欠点を
有している。
【0006】更に、上記従来例のごとく、紙送り系の動
力伝達の欠点として、ギアの位相がズレた場合の歯先同
士の干渉によるメカロックの対策として、通常はバネ部
材等を利用するなど何らかの複雑な機構を用いて対策す
るか、割切るかのどちらかであり、前記した複雑な機構
を用いる場合はコストアップする欠点を有し、何も対策
しない場合は品質の面で信頼性を欠く欠点を有してい
る。
【0007】本発明は、上記従来装置の問題点を解消す
るために成されたもので、駆動源の一方向回転によって
記録ヘッドを記録媒体に対して一方向に移動させ、一行
分の記録を行なったら前記駆動源の同一方向回転によっ
て記録媒体の移動と記録ヘッドの逆方向移動を行なわせ
る簡潔な駆動構成を有する記録装置の提供を目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
記録装置は、駆動源の一方向回転によって記録ヘッドを
記録媒体に対して一方向に移動させて一行分の記録を行
なったら前記駆動源の同一方向回転によって記録媒体の
移動と記録ヘッドの逆方向移動を行なってから次行の記
録を行う記録装置であって、前記駆動源の駆動による双
方向リードスクリューの一回転により前記記録ヘッドを
往復移動させる双方向リードスクリューと、該双方向リ
ードスクリューの回転に連動して前記記録媒体を移動さ
せる搬送ローラーを間歇駆動させる間歇駆動手段を備
え、往・復それぞれの記録ヘッドの移動及び記録動作、
記録紙搬送動作をリードスクリューが略一回転する事に
より完了することを特徴とする構成によって、前記の目
的を達成しようとするものである。
【0009】更に、前記間歇駆動手段は、前記双方向リ
ードスクリューの外周の一部に設けた欠歯ギアと、該欠
歯ギアのギア部の接近に伴なって係合する全歯ギアを前
記記録媒体を移動させる搬送ローラーの一部に設けた構
成。或は、間歇駆動手段は、前記双方向リードスクリュ
ーの外周の一部に設けた突起と、該突起の接近に伴なっ
て押圧される円環状の弾性部材を前記記録媒体を移動さ
せる搬送ローラーの一部に設けた構成。或は、間歇駆動
手段は、前記双方向リードスクリューの外周の一部に設
けた突起状のリブと、該突起状のリブの接近に伴なって
係合するラチェット歯を前記記録媒体を移動させる搬送
ローラーの一部に設けた構成。或は、間歇駆動手段は、
前記移動させる記録媒体の幅方向範囲内に位置して設け
て成ることを特徴とする構成によって、前記の目的を達
成しようとするものである。
【0010】更にまた、前記搬送ローラーは記録装置の
ベースフレーム内の一部に設けた略V字状の受け部に落
とし込み、これと対向した位置に設けたピンチローラー
に圧接し、該ピンチローラーを回転自在に支持するピン
チローラー軸のバネ力により搬送ローラーをベースフレ
ームに回転自在に押圧して成る構成によって、前記の目
的を達成しようとするものである。
【0011】
【作用】以上の構成により、双方向リードスクリューの
一方向回転により記録ヘッドの往復を行う記録装置の間
歇駆動手段において、往・復それぞれの動作及び記録紙
搬送動作を前記リードスクリューが一回転することによ
り完了するようにリードスクリューに設けられた溝が形
成され、前記リードスクリューの外周の一部に、記録紙
搬送系の駆動ギアとして、例えば欠歯ギアを設け、往路
・復路における記録紙への記録動作が行われる範囲外の
タイミングで従動側に動力が伝達されるように設定でき
る。
【0012】かつ、前記欠歯ギアは記録紙の幅方向にお
いて、その範囲内に設けたことを特徴とする。上記手段
を具備することにより、記録及び記録紙搬送を含めた一
連の動作を簡単な機構で行うことが可能であり、部品点
数を減らすことができる。また、欠歯ギアを記録紙幅方
向の範囲内に設定することにより、従動側の部品の長手
方向の寸法を小さくすることが可能であり、機械的強度
及びコスト面において有利である。
【0013】更には、前記リードスクリューの外周に設
けた欠歯ギアと噛み合う従動ギアを記録紙搬送手段であ
るフィードローラー(搬送ローラー)の端部付近に一体
もしくは別体に形成し、フィードローラーと一体に回転
するようにし、前記フィードローラーと対向する位置に
設けられたピンチローラーが、ピンチローラーを支持す
るピンチローラー軸のバネ力により前記フィードローラ
ーに圧接されており、一方、フィードローラーは記録装
置本体ベースフレームの一部に設けられた一対の略V字
状の受け部に落し込まれ、前記ピンチローラーからの圧
接力により定位置に圧接固定されているので、通常の噛
み合いによるシート搬送動作時は、フィードローラーは
定位置で回転を行うが、何らかの原因で位相がズレ、前
記欠歯ギアとフィードローラーの従動ギアの歯先同士が
干渉した場合、フィードローラーは前記圧接力にさから
い干渉が外れる方向に移動し、干渉が外れた時点でピン
チローラー軸のバネ力により定位置に復帰する。以上の
ように、特別な部品を増やすことなく、欠歯ギアと従動
ギアの歯先干渉によるギアロックを防止することが可能
となる。
【0014】なお、間歇駆動手段は、上記の欠歯ギアを
備えた構成に限らず、前記のリードスクリューの外周の
一部に突起を設けた構成、突起状のリブを設けた構成で
も同様な作用となる。
【0015】
【実施例】
(第1の実施例)次に、本発明に係る一実施例について
図面を参照して説明する。本実施例はシリアル型のイン
クジェット記録装置であり、該記録装置に用いる記録ヘ
ッドとしては、着脱可能なディスポーザブルタイプの記
録ヘッドが使用してある。
【0016】図1は実施例である記録装置の平面図、図
2は正面図、図3は左側面図、図4は右側面図(部分断
面図)、図5は本発明における双方向リードスクリュー
の正面図、図6,図7(a),(b)は紙送り系の動作
説明図、図8,図9は各部の動作を示すタイミングチャ
ート、図10は記録装置の制御系を示すブロック図であ
る。
【0017】先ず、図1乃至図4を参照して記録装置の
概略構成を説明する。
【0018】(キャリッジ)本実施例に適用される記録
装置はシリアル型であって、装置本体のベースフレーム
1にキャリッジ4が矢印P方向及びQ方向に往復移動可
能に取り付けられ、このキャリッジ4には後述する記録
手段である記録ヘッド2が搭載されている。上記キャリ
ッジ4は、ベースフレーム1に両端を支持された案内軸
5に回動可能に取り付けられている。また上記ベースフ
レーム1には双方向リードスクリュー12が回動可能に
支持されている。上記リードスクリュー12には、18
0°位相が異なるねじ状のスクリュー溝12c,12d
が形成されており、溝端部12e,12fで上記溝12
cと溝12dが連続するように形成されている。上記ス
クリュー溝12c,12dには、上記キャリッジ4の前
端部に回動可能に突設されたスクリューピン22の突起
22aが係合している(図4及び図5参照)。また上記
キャリッジ4の後端部には断面L字状の突起部4aが突
設されており、ベースフレーム1に形成されたレール1
aとの係合によりキャリッジ4の往復移動を案内してい
る。また上記双方向リードスクリュー12の左端にはス
クリューホイールギア12aが一体に成形されている
(図1参照)。
【0019】(搬送手段)8は搬送ローラーであって、
被記録材である記録シートを搬送するものである。上記
搬送ローラー8の右端部には搬送ローラーギア8aが取
り付けられている(図1参照)。また上記搬送ローラー
8は、両端をベースフレーム1の一部に設けられた一対
の略V字状の凹部1b,1cに回転可能に落し込まれ支
持されており、中央部には弾性材(例えばゴム材)より
なる円環状の搬送部材9が設けられている(図4参
照)。この搬送部材9に対向する位置には、ピンチロー
ラー14が設けられている。上記ピンチローラー14
は、ピンチローラー軸15に軸支されており、該ピンチ
ローラー軸15は、装置本体のベースフレーム1に回転
自在に支持されている。上記ピンチローラー14は、図
4に示す矢印T方向に回動可能であり、上記ピンチロー
ラー軸15の弾性により搬送ローラー8に圧接してい
る。よって、上記搬送ローラー8が回転すると、ピンチ
ローラー14も従動回転して、両者の協働作業によって
記録シートを搬送する。また、上記圧接力により搬送ロ
ーラー8の軸部8b,8cを前記略V字状凹部1b及び
1cに回転可能に押付け固定している。なお、前記搬送
ローラー8は記録紙23の幅方向の範囲内に構成されて
いる(図1)。
【0020】(駆動手段)11は駆動源であるDCモー
ターであって、図2及び図3に示す矢印F方向に回転駆
動する。該DCモーター11の駆動軸にはモーターウォ
ームギア13が圧入固定されている。このモーターウォ
ームギア13は前記スクリューホイールギア12aに噛
合している。
【0021】また、図1,図4に示すように、双方向リ
ードスクリュー12の外周の一部の前記搬送ローラーギ
ア8aと対応した位置に欠歯ギア12bを設け、該欠歯
ギア12は間欠的に搬送ローラーギア8aと噛合し、搬
送ローラー8を矢印S方向にリードスクリューの1回転
毎に所定量間欠回転させるように構成されている。
【0022】上記の構成によって、上記DCモーター1
1を矢印F方向に回転駆動することにより、モーターウ
ォームギア13及びスクリューホイールギア12aを介
して双方向リードスクリュー12が図3の矢印R方向に
回転し、スクリュー溝12cに係合したスクリューピン
22によって、キャリッジ4は矢印P方向に移動する
(図1乃至図5参照)。
【0023】上記キャリッジ4が矢印P方向に更に移動
して、上記スクリューピン22がスクリュー溝12eに
達し通り過ぎた時点で、上記スクリュー溝12cに連続
しているスクリュー溝12dに係合してキャリッジ4は
矢印Q方向に移動する。
【0024】上記キャリッジ4が更にQ方向に移動して
スクリューピン22がスクリュー溝12fに達し通り過
ぎた時点で、スクリュー12dにつながっているスクリ
ュー溝12cに係合してキャリッジ4は矢印P方向に移
動する。以上のような繰り返し動作により、キャリッジ
4はDCモーター11の一方向回転により矢印P,Q方
向に往復移動する。
【0025】また、前記DCモーター11が矢印F方向
に回転することにより、双方向リードスクリュー12の
外周に設けられた欠歯ギア12bも同様に回転し、搬送
ローラーギア8aと記録紙23の幅方向の範囲内で間欠
的に噛合して回転駆動することにより搬送ローラー8を
駆動して、記録紙を搬送する。この記録紙搬送動作は、
リードスクリュー6の駆動によりキャリッジ4が両端部
近傍に移動する時、即ち1ラインの記録が終了する毎に
行われるように欠歯ギア12bは配置構成されている。
【0026】なお、上記リードスクリューが略1回転す
ることにより、1ライン(片方向)の記録及び記録紙搬
送が実施されるようにスクリュー溝12c,12d及び
欠歯ギア12bは構成されている。即ち、スクリュー溝
12c,12dはそれぞれ一巻で構成され、両端部12
e,12fで連続的につながっている(図5参照)。
【0027】(記録手段)記録手段は前記搬送手段によ
って搬送された記録シートにインク像を形成し記録する
ものである。この装置における記録手段としては、記録
ヘッド2からインクを吐出して記録するインクジェット
記録方式によって構成されている。
【0028】また図4において、6はフレキシブル回路
基板であって、キャリッジ4に取り付けられており、記
録ヘッド2に対して画像信号及び電力を供給するもので
ある。上記回路基板6はセットレバー3によって記録ヘ
ッド2と電気的に接続されており、回路基板20及びフ
レキシブルケーブル30を介して不図示の制御回路に接
続されている。
【0029】図1及び図2において、52は厚さ0.1
〜0.2mm程度のステンレス等の金属板であり、エッチ
ングやプレス等によって形成された格子状のスリットを
備えたスリット板である。21はスリット板52を小ね
じ止め等で保持するためのスリット板ホルダーであり、
ベースフレーム1にスリット板52と共に固定されてい
る。そして、このスリット板52のスリットは、後述す
るフォト検出器16により検出されて吐出位置検出信号
として出力される。
【0030】また、フォト検出器16は前述した回路基
板(PCB)20に半田付けされており、キャリッジ4
にビス等で固定されている。そして、キャリッジ4の移
動状態を検出するには、キャリッジ4に固定されたフォ
ト検出器16がベースフレーム1に固定されたスリット
板ホルダー21のスリット板52のスリットを検出する
ことにより行う。
【0031】フォト検出器16によって検出された吐出
位置検出信号は、PCB20に半田付け接続されたフレ
キシブルケーブル30により、不図示の駆動回路基板
(制御基板)に送られ、記録ヘッド2によるインクの吐
出位置が制御される(図4)。
【0032】また、図1乃至図3において、ウォームギ
ア13の先端部に円板状のエンコーダスリット13aが
一体的に形成されており、モーター停止信号を発生する
ためのフォト検出器18の凹溝に入り込んでいる。19
はフォト検出器18を半田付けするための基板であり、
ねじ等でベースフレーム1に固定されている。この基板
19は不図示のリード線により、不図示の制御基板に接
続されている。
【0033】(記録動作)次に、本実施例における記録
動作について説明する。なお、図10は本実施例におけ
る記録装置の周辺部の構成を示すブロック図であり、C
PU70,キーボード71,表示器72,電源ユニット
73,モーター駆動回路74,記録ヘッド駆動回路7
5,記録装置76により構成されている。記録装置76
よりCPU70に入力する信号としては、前記フォト検
出器16(図4のフォト検出器)から出力される吐出位
置検出信号と、フォト検出器18(図3のフォト検出
器)から出力されるモーター停止信号の2種類である。
【0034】モーター駆動回路74は、CPU70から
の指令に基づいて、DCモーター11を常時一方向に回
転させる。すると、上記の説明から明らかなように、記
録ヘッド2は左右に往復移動し、記録ヘッド2が左右の
端部に到着する毎に、記録シートが所定量単位で搬送さ
れるようになる。なお、一連の記録動作は、図示省略し
たROMにプリセットされたプログラムに従って、CP
U70の制御の下に実行される。
【0035】DCモーター11に電圧を印加して起動す
ると、ウォームギア13に一体的に形成されたエンコー
ドスリット円板13aによりモーター停止信号が発生す
る。次にリードスクリュー12の回転によりキャリッジ
4は例えば図1の右端から矢印P方向に移動を開始す
る。キャリッジ4が移動を開始して、キャリッジ4に固
定したフォト検出器16がスリット板52のスリット5
2aを通過し始めると、スリット52aに対応した吐出
位置検出信号が発生する。この吐出位置検出信号はドッ
トマトリクスにおける各ドット列に対して所定の対応を
なすように設定されている。
【0036】CPU70は前記吐出位置検出信号を受
け、これに同期して記録信号を選択的に記録ヘッド駆動
回路75に出力することにより、図1の矢印P方向への
記録がなされる。そして、前記P方向への記録が終了す
ると、CPU70はモーター停止信号のパルス数を計数
し、Nパルスを計数した後に、DCモーター11への通
電をオフする。この時、前述した如く、既に記録シート
搬送動作も終了しており、キャリッジ4は図1の左端部
にて停止する。以上の矢印P方向の記録動作シーケンス
のタイミングチャートを図8に示す。
【0037】次に、再度モーター11を起動すると、前
述したリードスクリュー12の回転により、キャリッジ
4は図1の左端から矢印Q方向への移動を開始する。ま
た、前記モーター11の起動と同時にモーター停止信号
も発生する。さらにフォト検出器59がスリット板52
のスリット52aを通過することにより吐出位置検出信
号が発生し、これと同期してCPU70から記録信号を
選択的に出力することにより、矢印Q方向への記録がな
される。
【0038】そして、矢印Q方向への記録が終了する
と、CPU70はモーター停止信号のパルス数を計数
し、Mパルスを計数した後にモーター11への通電をオ
フする。このとき、前述したように、記録シート搬送動
作も終了しており、キャリッジ4は図1の右端部に停止
する。以上の矢印Q方向の記録動作シーケンスのタイミ
ングチャートを図9に示す。
【0039】以上のような動作を繰り返すことにより、
記録シート上への記録が行われる。また、CPU70は
キャリッジ4が図1の左,右端部のいずれに位置するか
を事前に判別する必要があるが、その方法としては、例
えばシステムに電源が投入された時、または例えばオー
ルクリアキー等の特定キーが押下された時等に、CDモ
ーター11への通電を行うようにする。そして、フォト
検出器59がスリット板52の壁部52bを通過する時
は一定時間、吐出位置検出信号が“ロー”の状態Xが続
き、次にスリット52aを通過したことを基準にして、
キャリッジ4が図1の右端から矢印P方向へ向かってい
ると判断する。また、フォト検出器16がスリット板5
2の穴部52cを通過する時は一定時間、吐出位置検出
信号が“ハイ”の状態Yが続き、次にスリット52aを
通過したことを基準にして、キャリッジ4が図1の左端
から矢印Q方向へ向かっていると判断する。
【0040】穴部52c,壁部52b,スリット52a
の判断は、それぞれ一定時間以上“ハイ”,“ロー”の
状態が続くか、あるいは一定時間以内に“ハイ”,“ロ
ー”が切換わるか否かで行う。矢印P方向またはQ方向
への方向を判断した後は、スリット通過後、それぞれ
N,M発、モーター停止信号のパルス数を計数してDC
モーター11の通電をオフすれば、イニシャル動作を終
了することができる。なお、前記矢印P方向,Q方向で
記録が終了してからDCモーター11の駆動停止までの
パルス数をそれぞれN,Mとしているが、このパルス数
は基本的には同じ値に設定する。しかし、負荷の相違等
により差をつけても差支えない。
【0041】図6には、リードスクリュー外周に設けら
れた欠歯ギア12bと搬送ローラーギア8aの噛み合い
の状態を示し、リードスクリュー12が矢印R方向に回
転し欠歯ギア12bが図6に示す位置に達した時から、
搬送ローラー8をS方向に回転させる動力が伝達され、
噛み合いが外れた時点で該伝達力は消滅する(図7
(b))。なお、図6の噛み合い状態は正常動作時であ
る。
【0042】しかし、図7(a)に示したごとく、搬送
ローラーギア8aが何らかの原因で図7(a)に示す位
置に停止している場合、欠歯ギア12bの歯先が該ギア
8aの歯先と干渉する場合が生じる。
【0043】この場合、前述したごとく、搬送ローラー
8は、ベースフレームの一部に設けられた一対の略V字
状凹部1b,1c(図4参照)に落とし込まれ、前述ピ
ンチローラー14がピンチローラー軸15の弾性によ
り、前述搬送ローラー8に設けられた搬送部材9と圧接
し、この圧接力により、搬送ローラー8はベースフレー
ムに回転自在に支持されている。よって、前述したギア
歯先同士の干渉は搬送ローラー8が図7(a)の矢印Z
方向に前記圧接力(ピンチローラー軸のバネ力)に逆ら
って移動することにより、干渉が外れ正常な噛み合いに
復帰する。
【0044】なお、前記ピンチローラー軸によるバネ力
(圧接力)は正常な噛み合い時においては、フィードロ
ーラー8の回転中心が移動せず、歯先干渉時に移動する
ように設定してある。
【0045】上記構成により、説明の通り記録ヘッドと
搬送ローラーを所定通り駆動して記録を実施することが
できる。
【0046】(第2の実施例)第1の実施例では記録紙
搬送手段として、リードスクリューの外周の一部に欠歯
ギアを設け、搬送ローラーと一体に回転する全歯ギアと
間欠的に噛み合うことにより、シート搬送動作を行う構
成となっていたが、第2の実施例においては、図11に
示すように、リードスクリューの外周に突起26aを一
体または別体に設け、搬送ローラー側にリング状の弾性
部材27aを設け、前記突起26aと間欠的に接触回転
することでその摩擦力により回転力を伝達する構成とな
っている。他の部分は第1の実施例と同様である。
【0047】上記構成により、メカロックすることなく
搬送ローラーを円滑に間欠駆動することができる。
【0048】(第3の実施例)第3の実施例において
は、図12に示すようにリードスクリューの外周に突起
状のリブ28aを設け、搬送ローラー側に略直角三角形
状のラチェット歯29aを設けて間欠時に搬送ローラー
を回転させる構成となっている。他の部分は第1の実施
例と同様である。
【0049】上記構成により、ギアロックを防止して搬
送ローラーを間欠駆動することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駆動モーターの一方向回転による双方向リードスクリュ
ーの1回転で往・復それぞれの方向への記録ヘッド移動
を完了するように、スクリュー溝をそれぞれ1ラインで
構成してあり、かつリードスクリューの外周の一部にシ
ート搬送用の欠歯ギアを設け、この欠歯ギアと対向する
位置に、搬送ローラーと一体に回転する搬送ローラーギ
ア(全歯)を設け、前記欠歯ギアと搬送ローラーギア
が、前記記録動作の終端で噛み合うことで、間欠的に動
力を搬送ローラーギアに伝達し、シート搬送を行うこと
ができる。
【0051】記録装置のメカ的構成をシンプル化するこ
とが可能であることにより、部品点数を減少させ、コス
トダウンも可能となる。
【0052】また、前記リードスクリュー外周に設けた
欠歯の位置及び搬送ローラーの一部に設けた搬送ローラ
ーギアの位置及び搬送ローラーのベースフレーム内にお
ける支持位置を、記録紙の幅方向の範囲内に設定したこ
とにより、前記搬送ローラーの長手方向の寸法を小さく
することが可能であり、曲げに対する強度アップ及びコ
ストダウンが可能となる。
【0053】更には、前記搬送ローラーの両端部をベー
スフレーム内の一対の略V字形軸受け部で支持し、これ
と対向した位置に設けられたピンチローラーと、該ピン
チローラーを回転自在に支持するピンチローラー軸のバ
ネ力とより、該搬送ローラーを該搬送部材を介して回転
自在に圧接固定することができ、前記欠歯ギアの歯先と
搬送ローラーギアの歯先が干渉した場合、該搬送ローラ
ーがピンチローラー軸のバネ力に逆らって、干渉が外れ
る方向に移動することにより、干渉が外れ正常な噛み合
いに復帰することができる。
【0054】上記のように、特別な部品を追加すること
なく、欠歯ギアと搬送ギアの歯先同士の干渉等による入
力ロックを防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である記録装置の平面図で
ある。
【図2】 一実施例の正面図である。
【図3】 一実施例の左側面図である。
【図4】 一実施例の右側面図である。
【図5】 リードスクリューの正面図である。
【図6】 シート搬送動作の説明図である。
【図7】 シート搬送動作の説明図である。
【図8】 記録動作シーケンスのタイミングチャートで
ある。
【図9】 記録動作シーケンスのタイミングチャートで
ある。
【図10】 記録装置の構成を示すブロック図である。
【図11】 第2の実施例におけるシート搬送機構の説
明図である。
【図12】 第3の実施例におけるシート搬送機構の説
明図である。
【符号の説明】
1 ベースフレーム 2 ヘッド 3 セットレバー 4 キャリッジ 5 案内軸 7 プラテン 8 搬送ローラー 8a 搬送ローラーギア 11 DCモーター 12 双方向リードスクリュー 12a スクリューホイールギア 12b スクリュー紙送り欠歯ギア 13 モーターウォームギア 14 ピンチローラー 15 ピンチローラー軸 16 フォトセンサー 18 フォトセンサー 22 スクリューピン 23 記録紙 52 スリット板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源の一方向回転によって記録ヘッド
    を記録媒体に対して一方向に移動させて一行分の記録を
    行なった後、前記駆動源の同一方向回転によって記録媒
    体の移動と記録ヘッドの逆方向移動を行う記録装置であ
    って、前記駆動源の駆動による双方向リードスクリュー
    の略一回転により前記記録ヘッドを往路・復路それぞれ
    移動させる双方向リードスクリューと、該双方向リード
    スクリューの回転に連動して前記記録媒体を移動させる
    搬送ローラーを間歇駆動させる間歇駆動手段を備え、往
    ・復それぞれの記録ヘッドの移動及び記録動作、記録紙
    搬送動作をリードスクリューが略一回転することにより
    完了することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記間歇駆動手段は、前記双方向リード
    スクリューの外周の一部に設けた欠歯ギアと、該欠歯ギ
    アのギア部の接近に伴なって係合する全歯ギアを前記記
    録媒体を移動させる搬送ローラーの一部に設けて成るこ
    とを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記間歇駆動手段は、前記双方向リード
    スクリューの外周の一部に設けた突起と、該突起の接近
    に伴なって押圧される円環状の弾性部材を前記記録媒体
    を移動させる搬送ローラーの一部に設けて成ることを特
    徴とする請求項1記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記間歇駆動手段は、前記双方向リード
    スクリューの外周の一部に設けた突起状のリブと、該突
    起状のリブの接近に伴なって係合するラチェット歯を前
    記記録媒体を移動させる搬送ローラーの一部に設けて成
    ることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記間歇駆動手段は、前記移動させる記
    録媒体の幅方向範囲内に位置して設けて成ることを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれかに記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記搬送ローラーは記録装置のベースフ
    レーム内の一部に設けた略V字状の受け部に落とし込
    み、これと対向した位置に設けたピンチローラーに圧接
    し、該ピンチローラーを回転自在に支持するピンチロー
    ラー軸のバネ力により搬送ローラーをベースフレームに
    回転自在に押圧して成ることを特徴とする請求項1ない
    し5のいずれかに記載の記録装置。
JP26730094A 1994-10-31 1994-10-31 記録装置 Withdrawn JPH08132702A (ja)

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