JPH0813300A - モータ結束紐 - Google Patents
モータ結束紐Info
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- JPH0813300A JPH0813300A JP6144300A JP14430094A JPH0813300A JP H0813300 A JPH0813300 A JP H0813300A JP 6144300 A JP6144300 A JP 6144300A JP 14430094 A JP14430094 A JP 14430094A JP H0813300 A JPH0813300 A JP H0813300A
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- Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
キャピラリーでの異物詰まりを発生させないモータ結束
紐を得る。 【構成】 ポリエチレンナフタレートフィラメント繊維
(250デニール、48フィラメント)を2本引き揃
え、製紐機を用い8打ちで角打ち組織に組みあげる。油
剤の洗浄剤として、アニオン界面活性剤であるアルキル
ベンゼンスルホン酸ナトリウムを用い、60℃で20分
間精練する。合成繊維に付着している油剤を除去した後
の、キシレン抽出量は0.30重量%以下である。
Description
代替フロンを使用する冷蔵庫やエアコンのコンプレッサ
ーのモーターの銅線(コイルエンド)などを結束するモ
ータ結束紐に関する。
コンプレッサーのモータの銅線を結束するためにモータ
結束紐が用いられている。このモータ結束紐は、冷媒中
に浸漬されるか又は冷媒と接触して用いられる。冷媒と
してフロン11、12、114、115などを用いた際
は、モータ結束紐は市販のポリエチレンテレフタレート
からなるポリエステル繊維などの合成繊維を、そのまま
撚糸するか組糸の状態で使用しても、製品の性能上の問
題点はなんら存在しなかった。
ン層を破壊する恐れがあることから、法律や業界の自主
規制などにより、その使用が今後規制されて行くことに
なった。これらの代替フロンとしては、フロン134a
(オゾン破壊係数0)やフロン22(オゾン破壊係数
0.05)などが検討されている。
の代替フロンを冷媒とするものに、従来の結束紐を使用
すると、繊維内に存在するモノマーやオリゴマーなどが
冷媒によって抽出され、これにより冷媒中に電流がリー
クし、異常電流が発生しヒューズを飛ばす問題を引き起
こしている。このような事情から、代替フロンに変更し
ても従来と同様の性能を発揮するモータ結束紐の開発
が、多くの電器メーカから強く要請されているのであ
る。
成繊維の油剤を構成する乳化剤や帯電防止剤をアニオン
系のものから選択すれば良いことを、特開平6−024
461号公報で提案した。
は、従来のモータ結束紐を煮沸洗浄により上記油剤を取
り除き使用することが提案されている。しかしながら、
これらの方法では電流リークの問題点は、特定の条件で
は解決されるものの、もう一つの大きな問題点である冷
媒を気化させるキャピラリーでの異物詰まりの問題点は
改善されていないことが、新たに判明した。この問題点
も改善されないと目詰まりのため冷媒が十分に循環され
ず、したがって冷却が十分行われず、代替フロン化は進
展しえない。また、モータが冷媒に浸漬されるロータリ
ータイプのモータなどの場合、必ずしも完成された状況
ではない。
で、代替フロンに好適であり、電気絶縁性を低下させ
ず、冷媒を気化させるキャピラリーでの異物詰まりを発
生させないモータ結束紐を提供することを目的とする。
め、本発明のモータ結束紐は、合成繊維製であって、前
記合成繊維に付着している油剤を除去した後の、キシレ
ン抽出量が0.30重量%以下であることを特徴とす
る。
レンナフタレート系ポリマー、ポリフェニレンサルファ
イド、及び芳香族ポリアミドから選ばれる少なくとも1
つであることが好ましい。
エチレンナフタレートまたはエチレンナフタレート成分
を含む共重合体であることが好ましい。また前記構成に
おいては、キシレン抽出量が0.01以上0.25重量
%以下の範囲であることが好ましい。
て、合成繊維に含まれる油剤を除去した後の、キシレン
抽出量が0.30重量%以下であるモータ結束紐とする
ことにより、電気絶縁性を低下させず、冷媒を気化させ
るキャピラリーでの異物詰まりを発生させないモータ結
束紐を実現できる。前記において、油剤の除去とは、例
えば水、温水、沸水などによる洗浄、界面活性剤などを
併用する精練、または溶媒などによる処理があげられ
る。また本発明のモータ結束紐は、オゾン層を破壊する
原因と考えられている塩素原子を含まないフロンと、成
層圏に到達する前に大気圏内で分解するように水素原子
を含ませたフロン、例えばフロン134a、123、1
41b、22、142b、152bなどの代替フロンを
冷媒とするモータなどに好適に使用できる。この結果、
代替フロン使用の冷蔵庫、冷凍庫、エアコンなどに好適
に使用できる。また、エチレンナフタレート系ポリマ
ー、ポリフェニレンサルファイド、及び芳香族ポリアミ
ドから選ばれる少なくとも1つの合成繊維を使用すれ
ば、代替フロンを冷媒とするモータなどに使用しても、
電気絶縁性を低下させず、冷媒を気化させるキャピラリ
ーでの異物詰まりを発生させないモータ結束紐を実現す
ることができる。また、ポリエチレンナフタレートまた
はエチレンナフタレート成分を含む共重合体からなる繊
維を使用すれば、キシレン抽出量が極めて低く、代替フ
ロンを冷媒とするモータなどに使用しても、電気絶縁性
は低下させず、冷媒を気化させるキャピラリーでの異物
詰まりを発生させない特に優れたモータ結束紐を実現す
ることができる。
説明する。本発明者らは、従来技術の問題を解決するた
めに、冷媒を気化させるキャピラリーでの異物詰まりの
発生と、合成繊維に付着している油剤を除去した後の、
キシレン抽出量との関係を詳細に検討した結果、異物詰
まりを防止するためには、キシレン抽出量を0.01以
上0.30重量%以下にすれば良いことを見いだした。
ならびにこれら合成繊維の複合した結束紐について、合
成繊維に付着している油剤を除去した後の、キシレン抽
出量を測定した。キシレン抽出量の測定は、結束紐を石
油エーテルで洗浄して、合成繊維に付着している油剤を
除去した後、乾燥し、重量を小数点4桁まで測定し(こ
の重量をAとする)、沸騰キシレン中で8時間抽出処理
を行った。その後、加温された新品のキシレンで洗浄し
た後で乾燥し、重量を小数点4桁まで測定し(この重量
をBとする)、下記式(数1)よりキシレン抽出量を求
めた。
タレート繊維では、合成繊維に付着している油剤を除去
した後の、キシレン抽出量を0.30重量%以下にする
ことは極めて困難であることが分かる。また、一般に産
業資材用に使用される高粘度タイプのポリエチレンテレ
フタレートでも、キシレン抽出量は低下されるものの、
冷媒を気化させるキャピラリーでの異物詰まりの発生を
防止するには不十分であることも分かる。さらに、これ
らのポリエチレンテレフタレート繊維とポリフェニレン
サルファイド若しくはメタフェニレンテレフタルアミド
(デュポン社製“ノメックス”)を複合して使用して
も、現行のポリエチレンテレフタレート繊維よりは優れ
ているものの本発明の目標には到達できない。
ド、メタフェニレンテレフタルアミド、パラフェニレン
テレフタルアミド(デュポン社製“ケブラー”)は、容
易に本発明の目的に到達できる。特にポリエチレンナフ
タレートではキシレン抽出量が0.05重量%と極めて
低く、モータ結束紐の材質として好適である。さらにポ
リエチレンナフタレート繊維のガラス転移点および融点
は各々113℃と273℃であり、ポリエチレンテレフ
タレート繊維の67℃と265℃より高く、耐熱性が要
求されるモータ結束紐には更に有利である。これらの合
成繊維からなる結束紐の柔軟性は、ポリエチレンテレフ
タレート繊維よりは、やや剛直であるが、毛羽立ちし難
く、自動レーシングマシンでの結束性などは、ほぼ現行
品並みであり、モータ結束紐として好適である。
レートとは、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸を主た
る酸成分とし、エチレングリコールを主たるジオール成
分とするポリエステル繊維である。また、第三成分を添
加し共重合または混合ポリエステルとして合成されたも
のを使用してもよい。第三成分としては、例えばアジピ
ン酸などの脂環族ジカルボン酸、またはイソフタル酸、
ジフェニルジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸など
が使用できる。また、二酸化チタンなどの艶消し剤など
の添加剤が含まれていても良い。
46−30972号公報、特公昭46−30973号公
報、特開昭52−107319号公報などで提案されて
いる方法が採用される。繊維は、フィラメント(長繊
維)でもステープル(短繊維)を用いた紡績糸からなる
ものであってもよい。得られた繊維は、撚糸され2子ま
たは3子に撚られるか、4組、8組、16組、24組、
32組などの組紐の状態で使用される。また、撚り糸に
ミシン糸などを縫い込んだ紐状体であってもよい。得ら
れた紐状体は、このままの状態で使用されうる。しかし
ながら、洗浄で繊維に付着している油剤を除去してか
ら、使用されることが望ましい。水、温湯、煮沸水など
でも簡単に除去できるが、精練剤・洗浄剤を併用する
と、更に効率的に除去できる。この際、併用する精練剤
・洗浄剤は、アニオン系の界面活性剤から選択すると、
電流リークの防止からは有利である。アニオン系の界面
活性剤とは、具体的には石けん、N−アシルアミノ酸
塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アシル化ペプチド
などのカルボン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキル
ベンゼンおよびアルキルナフタレンスルホン酸塩、スル
ホコハク酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、N−アシ
ルスルホン酸塩などのスルホン酸塩、硫酸化油、アルキ
ル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルアミド硫
酸塩などの硫酸エステル塩、アルキルリン酸塩、アルキ
ルエーテルリン酸塩、アルキルアリルエーテルリン酸塩
などのリン酸エステル塩などがある。
工処理が施されていても良い。以上のような構成を有す
ることにより、代替フロン使用のモータに使用しても優
れた電気絶縁性を示し、かつ冷媒を気化させるキャピラ
リーでの異物詰まりを防止し、長時間使用しても、冷蔵
庫やエアコンが途中で機能を停止するような問題の発生
を防止することができた。
維(250デニール、48フィラメント)を2本引き揃
え、製紐機を用い8打ちで角打ち組織に組みあげた。油
剤の洗浄剤として、アニオン界面活性剤であるアルキル
ベンゼンスルホン酸ナトリウムを用い、60℃で20分
間精練した。
g、伸び率10.8%、結節強力12.4kgであっ
た。目付と組みピッチ数は、各々0.505g/mと2
4.0p/in.であった。この組紐のキシレン抽出量
を測定した結果、0.045重量%であった。得られた
組紐を、ポリアルキレングリコールを10重量%含むフ
ロン134a中に浸漬し、リーク電流を測定した結果、
浸漬前後は変わりなく共に0.4ミリアンペア以下であ
り絶縁特性は優れていた。結束紐のモータの銅線を組み
上げる自動レーシング機におけるレーシング性は、現行
品のポリエチレンテレフタレート繊維に比べ、差異は認
められず、毛羽立ち性その他の問題点も見いだされなか
った。
用したモータを内蔵したコンプレッサーを搭載し、冷媒
としてフロン22を使用した冷蔵庫を数か月間稼働させ
たが、冷媒を気化させるキャピラリーにも異物詰まりは
認められず、問題点は発生しなかった。
ィラメント繊維(1000デニール、192フィラメン
ト)を4本を用い、製紐機を用い4打ちで角打ち組織に
組みあげた。得られた組紐の引っ張り強さは30.1k
g、伸び率13.7%、結節強力15.4kgであっ
た。目付と組みピッチ数は、各々0.468g/mと
8.0p/in.であった。油剤を取り除く精練は、実
施例1と同様に行った。この組紐のキシレン抽出量を測
定した結果、0.060重量%であった。得られた組紐
を、ポリアルキレングリコールを10重量%含むフロン
134a中に浸漬し、リーク電流を測定した結果、浸漬
前後は変わりなく共に0.4ミリアンペア以下であり絶
縁特性は優れていた。結束紐のモータの銅線を組み上げ
る自動レーシング機におけるレーシング性は、現行品の
ポリエチレンテレフタレート繊維に比べ、差異は認めら
れず、毛羽立ち性その他の問題点も見いだされなかっ
た。
用したモータを内蔵したコンプレッサーを搭載し、冷媒
としてフロン134aを使用した冷蔵庫を数か月間稼働
させたが、冷媒を気化させるキャピラリーにも異物詰ま
りは認められず、その他なんら問題点は発生しなかっ
た。
成繊維製であって、前記合成繊維に付着している油剤を
除去した後の、キシレン抽出量が0.30重量%以下で
あるモータ結束紐、例えば、ポリエチレンナフタレート
繊維であるモータ結束紐を、フロン134aなどの冷媒
を用いたモータに使用しても、電気絶縁性は低下させ
ず、しかも冷媒を気化させるキャピラリーでの異物詰ま
りは引き起こさないモータ結束紐を実現できる。
結束紐によれば、合成繊維製であって、合成繊維に付着
している油剤を除去した後の、キシレン抽出量が0.3
0重量%以下であることにより、電気絶縁性を低下させ
ず、冷媒を気化させるキャピラリーでの異物詰まりを発
生させないモータ結束紐を提供できる。したがってメタ
ンまたはエタン系の炭素にハロゲン原子の他に水素原子
が含まれるフロン134a、123、141b、22、
142b、152aなどの代替フロンを冷媒とするモー
タなどに好適に使用できる。また、モータに結束する際
も、効率良く、合理的に作業ができ、しかも安価に提供
できる。
ポリマー、ポリフェニレンサルファイド、及び芳香族ポ
リアミドから選ばれる少なくとも1つであると、電気絶
縁性を低下させず、冷媒を気化させるキャピラリーでの
異物詰まりを発生させないモータ結束紐を提供できる。
トまたはエチレンナフタレート成分を含む共重合体であ
ると、キシレン抽出量が極めて低く、電気絶縁性は低下
させず、しかも冷媒を気化させるキャピラリーでの異物
詰まりは引き起こさない特に優れたモータ結束紐とする
ことができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 合成繊維製であって、前記合成繊維に付
着している油剤を除去した後の、キシレン抽出量が0.
30重量%以下であることを特徴とするモータ結束紐。 - 【請求項2】 合成繊維が、エチレンナフタレート系ポ
リマー、ポリフェニレンサルファイド、及び芳香族ポリ
アミドから選ばれる少なくとも1つである請求項1に記
載のモータ結束紐。 - 【請求項3】 合成繊維が、ポリエチレンナフタレート
またはエチレンナフタレート成分を含む共重合体である
請求項1に記載のモータ結束紐。 - 【請求項4】 キシレン抽出量が0.01以上0.25
重量%以下の範囲である請求項1に記載のモータ結束
紐。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6144300A JP2825438B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | モータ結束紐 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6144300A JP2825438B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | モータ結束紐 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0813300A true JPH0813300A (ja) | 1996-01-16 |
| JP2825438B2 JP2825438B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=15358872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6144300A Expired - Fee Related JP2825438B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | モータ結束紐 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2825438B2 (ja) |
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-
1994
- 1994-06-27 JP JP6144300A patent/JP2825438B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2825438B2 (ja) | 1998-11-18 |
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