JPH08133770A - 鋳造機および結晶化ガラス人工歯の鋳造方法 - Google Patents
鋳造機および結晶化ガラス人工歯の鋳造方法Info
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- JPH08133770A JPH08133770A JP27940494A JP27940494A JPH08133770A JP H08133770 A JPH08133770 A JP H08133770A JP 27940494 A JP27940494 A JP 27940494A JP 27940494 A JP27940494 A JP 27940494A JP H08133770 A JPH08133770 A JP H08133770A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B19/00—Other methods of shaping glass
- C03B19/04—Other methods of shaping glass by centrifuging
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- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】十分な注湯量を稼げると共に、鋳造体の焼き付
きの厚さも抑えることができる鋳造機および鋳造方法を
提供する。 【構成】鋳造機10は、結晶化ガラス13を入れ溶融する溶
融ルツボ14と、溶融ルツボ14を保持すると共に結晶化ガ
ラス13を加熱および溶融する溶融炉11と、一端部に鋳型
20が他端部にバランサ22が取り付けられる回転アーム17
と、回転アーム17を回転させるモータ19と、溶融物24を
鋳型20に流し込むときに溶融物の流れの液滴化を検出す
る検出器23と、検出器23による検出に連動して鋳型20へ
の溶融物24の流れを遮断するシャッタ25と、モータ19を
制御して鋳型20への溶融物24の注湯が終了した後回転ア
ーム17を回転するまでの時間を任意に設定可能なモータ
駆動制御部27とを具備する。
きの厚さも抑えることができる鋳造機および鋳造方法を
提供する。 【構成】鋳造機10は、結晶化ガラス13を入れ溶融する溶
融ルツボ14と、溶融ルツボ14を保持すると共に結晶化ガ
ラス13を加熱および溶融する溶融炉11と、一端部に鋳型
20が他端部にバランサ22が取り付けられる回転アーム17
と、回転アーム17を回転させるモータ19と、溶融物24を
鋳型20に流し込むときに溶融物の流れの液滴化を検出す
る検出器23と、検出器23による検出に連動して鋳型20へ
の溶融物24の流れを遮断するシャッタ25と、モータ19を
制御して鋳型20への溶融物24の注湯が終了した後回転ア
ーム17を回転するまでの時間を任意に設定可能なモータ
駆動制御部27とを具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、結晶化ガラス製人工歯
用の鋳造機および結晶化ガラス人工歯の鋳造方法に関す
る。
用の鋳造機および結晶化ガラス人工歯の鋳造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、歯科補綴物として、金属人工歯よ
りも審美性の優れた結晶化ガラス人工歯が普及してきて
いる。結晶化ガラス人工歯は、金属人工歯と同様に鋳造
法によって作製される。結晶化ガラス人工歯を鋳造する
ための鋳造機も現在様々あるが、遠心鋳造法による傾倒
炉型鋳造機が一般的である。
りも審美性の優れた結晶化ガラス人工歯が普及してきて
いる。結晶化ガラス人工歯は、金属人工歯と同様に鋳造
法によって作製される。結晶化ガラス人工歯を鋳造する
ための鋳造機も現在様々あるが、遠心鋳造法による傾倒
炉型鋳造機が一般的である。
【0003】傾倒炉型鋳造機は、例えば、図5に示すよ
うに、結晶化ガラスが収容される溶融ルツボが挿入され
る溶融炉を具備する。この溶融炉はハウジングに回転可
能に支持され、傾倒装置によって回転される。溶融炉の
下方には、回転アームが配置されている。この回転アー
ムは回転駆動手段により回転される。この回転アームの
一端部には、鋳型が取り外し可能に装着されている。こ
の鋳型は、回転アームの延在方向と直行する水平軸を中
心として回転可能に支承されている。回転アームの他端
部には、鋳型とのバランスを取るバランサが回転可能に
取り付けられている。
うに、結晶化ガラスが収容される溶融ルツボが挿入され
る溶融炉を具備する。この溶融炉はハウジングに回転可
能に支持され、傾倒装置によって回転される。溶融炉の
下方には、回転アームが配置されている。この回転アー
ムは回転駆動手段により回転される。この回転アームの
一端部には、鋳型が取り外し可能に装着されている。こ
の鋳型は、回転アームの延在方向と直行する水平軸を中
心として回転可能に支承されている。回転アームの他端
部には、鋳型とのバランスを取るバランサが回転可能に
取り付けられている。
【0004】このような構成からなる従来の傾倒炉型鋳
造機を用いて、次のように人工歯の鋳造が行われてい
る。まず、溶融ルツボに結晶化ガラスを入れ、溶融ルツ
ボを溶融炉に装填する。次に結晶化ガラスを溶融炉によ
り加熱・溶融させて、結晶化ガラスの溶融物とする。溶
融炉を溶融ルツボと一緒に傾倒装置により傾け、溶融物
を鋳型に流し出し、いわゆる注湯を行う。この後、回転
アームが回転駆動手段によって回転され、鋳型は遠心力
によってその底部が外側に向かうように回転される。こ
れにより、遠心力により溶融物は鋳型の内部に鋳込まれ
る。
造機を用いて、次のように人工歯の鋳造が行われてい
る。まず、溶融ルツボに結晶化ガラスを入れ、溶融ルツ
ボを溶融炉に装填する。次に結晶化ガラスを溶融炉によ
り加熱・溶融させて、結晶化ガラスの溶融物とする。溶
融炉を溶融ルツボと一緒に傾倒装置により傾け、溶融物
を鋳型に流し出し、いわゆる注湯を行う。この後、回転
アームが回転駆動手段によって回転され、鋳型は遠心力
によってその底部が外側に向かうように回転される。こ
れにより、遠心力により溶融物は鋳型の内部に鋳込まれ
る。
【0005】このような傾倒炉型鋳造機を用いて結晶化
ガラス人工歯を鋳造する際、注湯時の溶融物が途切れた
後に滴(以下、液滴という)となって鋳型の湯口に落下
することがある。この液滴は、鋳造体内に失透(スジ)
を発生させる原因となる。失透は審美性を損なうばかり
でなく、強度の劣化にも影響する。
ガラス人工歯を鋳造する際、注湯時の溶融物が途切れた
後に滴(以下、液滴という)となって鋳型の湯口に落下
することがある。この液滴は、鋳造体内に失透(スジ)
を発生させる原因となる。失透は審美性を損なうばかり
でなく、強度の劣化にも影響する。
【0006】そこで、本出願人は、液滴落下防止のため
の機構として、図5に示すように、検出器51およびシ
ャッター52を備えた鋳造機50を提案している(特願
平5−69466号)。この鋳造機50は、検出器51
により、溶融物53が、溶融炉54中の溶融ルツボ55
から途切れることなく連続的に流れ出ていることを確認
し、溶融物53が液滴化したところを検出する。検出器
51が溶融物53の液滴化を検出すると、液滴57が鋳
型56へ落下する前にシャッター52が受けとめて、そ
の落下を遮断する。
の機構として、図5に示すように、検出器51およびシ
ャッター52を備えた鋳造機50を提案している(特願
平5−69466号)。この鋳造機50は、検出器51
により、溶融物53が、溶融炉54中の溶融ルツボ55
から途切れることなく連続的に流れ出ていることを確認
し、溶融物53が液滴化したところを検出する。検出器
51が溶融物53の液滴化を検出すると、液滴57が鋳
型56へ落下する前にシャッター52が受けとめて、そ
の落下を遮断する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような液滴落下防止機構は、液滴57を鋳型56に入れ
ないため、その分だけ鋳型56への注湯量が少なくな
る。従って、鋳造できる鋳造体の体積が小さくなる。
ような液滴落下防止機構は、液滴57を鋳型56に入れ
ないため、その分だけ鋳型56への注湯量が少なくな
る。従って、鋳造できる鋳造体の体積が小さくなる。
【0008】表1に、液滴を含めて鋳造した場合と、液
滴を遮断して注湯した場合の注湯量の比較を示す。注湯
量は、液滴を含めて鋳造した場合の注湯量を100とし
てその相対値として求めた。液滴を含めて鋳造した場合
100であった注湯量が、液滴を含まない鋳造では80
程度とかなり低くなってしまう。これでは鋳造できる鋳
造体の体積が大きく制限されてしまう。
滴を遮断して注湯した場合の注湯量の比較を示す。注湯
量は、液滴を含めて鋳造した場合の注湯量を100とし
てその相対値として求めた。液滴を含めて鋳造した場合
100であった注湯量が、液滴を含まない鋳造では80
程度とかなり低くなってしまう。これでは鋳造できる鋳
造体の体積が大きく制限されてしまう。
【0009】
【表1】
【0010】また、液滴を遮断しても十分な注湯量を得
るために、注湯温度を高くするという方法が考えられ
る。注湯温度が高いと溶融物53の温度が高くなり、溶
融物53の粘性が低下するので流れ易くなる。表1に示
すように、従来の注湯温度1250℃における注湯量を
100とすると、液滴を含まない場合では80程度と少
なくなってしまうものが、注湯温度を1300℃、13
50℃と上げて注湯すれば、ほぼ従来の100程度の注
湯量を稼ぐことができる。
るために、注湯温度を高くするという方法が考えられ
る。注湯温度が高いと溶融物53の温度が高くなり、溶
融物53の粘性が低下するので流れ易くなる。表1に示
すように、従来の注湯温度1250℃における注湯量を
100とすると、液滴を含まない場合では80程度と少
なくなってしまうものが、注湯温度を1300℃、13
50℃と上げて注湯すれば、ほぼ従来の100程度の注
湯量を稼ぐことができる。
【0011】しかし、注湯温度は、焼き付き(溶融物と
埋没材の界面で起こる相互反応)、鋳造性(どの程度の
細かい部分まで鋳造が行えるか)、鋳造後の鋳造体中の
残留歪み(溶融物の冷却固化に伴う熱歪み)の3者が総
合して最適になるように設定される。注湯温度は、高く
しすぎると焼き付き層(溶融物と埋没材の界面で起こる
相互反応層)が厚くなり、一方低くしすぎると鋳造体中
の残留歪みが大きくなるため鋳造体が割れやすくなる。
これらが総合的に最適になるように、注湯温度は決定さ
れている。通常、結晶化ガラスの鋳造では、注湯は12
50℃で行われている。
埋没材の界面で起こる相互反応)、鋳造性(どの程度の
細かい部分まで鋳造が行えるか)、鋳造後の鋳造体中の
残留歪み(溶融物の冷却固化に伴う熱歪み)の3者が総
合して最適になるように設定される。注湯温度は、高く
しすぎると焼き付き層(溶融物と埋没材の界面で起こる
相互反応層)が厚くなり、一方低くしすぎると鋳造体中
の残留歪みが大きくなるため鋳造体が割れやすくなる。
これらが総合的に最適になるように、注湯温度は決定さ
れている。通常、結晶化ガラスの鋳造では、注湯は12
50℃で行われている。
【0012】従って、溶融物53の温度が高いと溶融物
53が鋳型材と反応し易くなり、高い温度の溶融物53
で鋳込んだ場合、鋳型材と鋳造体との界面の反応層(焼
き付き層)が厚くなってしまう。表1に注湯温度を変え
た場合の焼き付き厚さを併せて示す。従来の注湯温度で
ある1250℃の場合の焼き付き層厚さに比べて、注湯
温度を1300℃および1350℃と高くしていくと、
焼き付き層は顕著に厚くなっていく。このように焼き付
き層が厚いと、鋳造体の形態再現性が悪くなる。また、
焼き付き層は母材と異なった外観(色)を呈するため、
結晶化ガラス人工歯の利点である審美性が損なわれてし
まう。本発明は、十分な注湯量を稼げると共に、鋳造体
の焼き付きの厚さも抑えることができる鋳造機および鋳
造方法を提供する。
53が鋳型材と反応し易くなり、高い温度の溶融物53
で鋳込んだ場合、鋳型材と鋳造体との界面の反応層(焼
き付き層)が厚くなってしまう。表1に注湯温度を変え
た場合の焼き付き厚さを併せて示す。従来の注湯温度で
ある1250℃の場合の焼き付き層厚さに比べて、注湯
温度を1300℃および1350℃と高くしていくと、
焼き付き層は顕著に厚くなっていく。このように焼き付
き層が厚いと、鋳造体の形態再現性が悪くなる。また、
焼き付き層は母材と異なった外観(色)を呈するため、
結晶化ガラス人工歯の利点である審美性が損なわれてし
まう。本発明は、十分な注湯量を稼げると共に、鋳造体
の焼き付きの厚さも抑えることができる鋳造機および鋳
造方法を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、結晶化ガラス
を入れ溶融する溶融ルツボと、前記溶融ルツボを保持す
ると共に前記結晶化ガラスを加熱および溶融する溶融炉
と、一端部に鋳型が取り付けられると共に他端部に前記
鋳型とのバランスをとるためのバランサが取り付けられ
る回転アームと、前記回転アームを回転させる回転駆動
手段と、前記溶融ルツボ内の前記結晶化ガラスの溶融物
を鋳型に流し込む流入手段と、前記溶融物を前記鋳型に
流し込むときに前記溶融物の流れの液滴化を検出する検
出手段と、前記検出手段による検出に連動して前記鋳型
への前記溶融物の流れを遮断する遮断手段と、前記回転
駆動手段を制御して前記鋳型への前記溶融物の注湯が終
了した後前記回転アームを回転するまでの時間を任意に
設定可能な制御手段とを具備することを特徴とする鋳造
機を提供する。
を入れ溶融する溶融ルツボと、前記溶融ルツボを保持す
ると共に前記結晶化ガラスを加熱および溶融する溶融炉
と、一端部に鋳型が取り付けられると共に他端部に前記
鋳型とのバランスをとるためのバランサが取り付けられ
る回転アームと、前記回転アームを回転させる回転駆動
手段と、前記溶融ルツボ内の前記結晶化ガラスの溶融物
を鋳型に流し込む流入手段と、前記溶融物を前記鋳型に
流し込むときに前記溶融物の流れの液滴化を検出する検
出手段と、前記検出手段による検出に連動して前記鋳型
への前記溶融物の流れを遮断する遮断手段と、前記回転
駆動手段を制御して前記鋳型への前記溶融物の注湯が終
了した後前記回転アームを回転するまでの時間を任意に
設定可能な制御手段とを具備することを特徴とする鋳造
機を提供する。
【0014】また、本発明は、結晶化ガラスの溶融物を
鋳型に注湯した後に前記鋳型を回転させることにより、
前記鋳型の内部へ前記溶融物を遠心力により流入させる
結晶化ガラス人工歯の鋳造方法であって、各種注湯温度
における前記鋳型への前記溶融物の注湯が終了した後か
ら前記鋳型を回転させるまでの回転待機時間および鋳造
体と前記鋳型を構成する鋳型材との焼き付き層厚さの関
係を示す第1の特性図を作成し、前記第1の特性図に基
づいて任意の前記焼き付き層厚さにおける前記回転待機
時間および注湯温度の間の関係を示す第2の特性図を作
成し、前記第2の特性図に基づいて所望の注湯温度にお
いて前記所望の焼き付き層厚さになる回転待機時間を決
定することを特徴とする結晶化ガラス人工歯の鋳造方法
を提供する。
鋳型に注湯した後に前記鋳型を回転させることにより、
前記鋳型の内部へ前記溶融物を遠心力により流入させる
結晶化ガラス人工歯の鋳造方法であって、各種注湯温度
における前記鋳型への前記溶融物の注湯が終了した後か
ら前記鋳型を回転させるまでの回転待機時間および鋳造
体と前記鋳型を構成する鋳型材との焼き付き層厚さの関
係を示す第1の特性図を作成し、前記第1の特性図に基
づいて任意の前記焼き付き層厚さにおける前記回転待機
時間および注湯温度の間の関係を示す第2の特性図を作
成し、前記第2の特性図に基づいて所望の注湯温度にお
いて前記所望の焼き付き層厚さになる回転待機時間を決
定することを特徴とする結晶化ガラス人工歯の鋳造方法
を提供する。
【0015】
【作用】本発明の鋳造機は、回転駆動手段を制御して前
記鋳型への前記溶融物の注湯が終了した後前記回転アー
ムを回転するまでの時間(以下、回転待機時間という)
を任意に設定可能な制御手段を具備する。鋳型の内部へ
流入する溶融物の温度は回転待機時間が長いほど鋳型の
クルシブルの上で冷却されて低くなる。従って、回転待
機時間をコントロールすることにより、鋳型の内部へ流
入する溶融物の温度をコントロールすることが可能であ
る。
記鋳型への前記溶融物の注湯が終了した後前記回転アー
ムを回転するまでの時間(以下、回転待機時間という)
を任意に設定可能な制御手段を具備する。鋳型の内部へ
流入する溶融物の温度は回転待機時間が長いほど鋳型の
クルシブルの上で冷却されて低くなる。従って、回転待
機時間をコントロールすることにより、鋳型の内部へ流
入する溶融物の温度をコントロールすることが可能であ
る。
【0016】また、本発明の結晶化ガラス人工歯の鋳造
方法によれば、鋳型材と鋳造体との焼き付きは注湯温度
に依存する。所定焼き付き厚さになる注湯温度は回転待
機時間に依存している。従って、予め所望の焼き付き層
厚さを得るための注湯温度および回転待機時間の相関を
示す第2の特性図に基づいて、任意の注湯温度における
所望の焼き付き層厚さを得ることができる回転待機時間
が決定される。この回転待機時間で遠心鋳造を行うこと
により、所望の焼き付き層厚さで鋳造体が得られる。
方法によれば、鋳型材と鋳造体との焼き付きは注湯温度
に依存する。所定焼き付き厚さになる注湯温度は回転待
機時間に依存している。従って、予め所望の焼き付き層
厚さを得るための注湯温度および回転待機時間の相関を
示す第2の特性図に基づいて、任意の注湯温度における
所望の焼き付き層厚さを得ることができる回転待機時間
が決定される。この回転待機時間で遠心鋳造を行うこと
により、所望の焼き付き層厚さで鋳造体が得られる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。 実施例1 図1は本発明の鋳造機の第1実施例を示す概略図であ
る。
て詳細に説明する。 実施例1 図1は本発明の鋳造機の第1実施例を示す概略図であ
る。
【0018】図中11で示される溶融炉は、ピン12に
よって図示しないハウジングに回転可能に支持されてい
る。この溶融炉11の内部には結晶化ガラス13が収容
される溶融ルツボ14が挿入されている。溶融炉11の
上面部にはルツボ落下ストッパ15が取り付けられてい
る。この溶融炉11は傾倒装置16によって回転される
ようになっている。
よって図示しないハウジングに回転可能に支持されてい
る。この溶融炉11の内部には結晶化ガラス13が収容
される溶融ルツボ14が挿入されている。溶融炉11の
上面部にはルツボ落下ストッパ15が取り付けられてい
る。この溶融炉11は傾倒装置16によって回転される
ようになっている。
【0019】溶融炉11の下方には、回転アーム17が
配置されている。この回転アーム17は回転シャフト1
8を介してモータ19に接続されいる。この回転アーム
17の一端部には、鋳型20が取り外し可能に装着され
ている。この鋳型20は、ピン21によって回転アーム
17の延在方向と直交する水平軸を中心として回転可能
に支承されている。鋳型20は、溶融炉11が回転して
結晶化ガラス13の溶融物が落下したときにこの溶融物
を受け取り得るような位置に配置されている。回転アー
ム17の他端部には、鋳型20とのバランスを取るバラ
ンサ22が取り付けられている。このバランサ22は、
ピン30によって回転アーム17に回転可能に支承され
ている。このバランサ22も鋳型20と同様に回転アー
ム17から取り外し可能になっている。
配置されている。この回転アーム17は回転シャフト1
8を介してモータ19に接続されいる。この回転アーム
17の一端部には、鋳型20が取り外し可能に装着され
ている。この鋳型20は、ピン21によって回転アーム
17の延在方向と直交する水平軸を中心として回転可能
に支承されている。鋳型20は、溶融炉11が回転して
結晶化ガラス13の溶融物が落下したときにこの溶融物
を受け取り得るような位置に配置されている。回転アー
ム17の他端部には、鋳型20とのバランスを取るバラ
ンサ22が取り付けられている。このバランサ22は、
ピン30によって回転アーム17に回転可能に支承され
ている。このバランサ22も鋳型20と同様に回転アー
ム17から取り外し可能になっている。
【0020】一方、検出器23が、後で述べるように結
晶化ガラス13の溶融物24を鋳型20に流し入れる
(注湯)際に、溶融物24が途切れることなく連続的に
流れ出ていることを確認し、且つ、液滴化したところを
検出し得るように設けられている。一方、溶融炉11と
鋳型20の間にはスプーン状のシャッタ25が設けられ
ている。このシャッタ25はシャッタ駆動装置26によ
って実線で示す非遮断位置と、破線で示した遮断位置と
の間で進退されるようになっている。また、モータ19
には、モータ駆動制御部27が接続されている。
晶化ガラス13の溶融物24を鋳型20に流し入れる
(注湯)際に、溶融物24が途切れることなく連続的に
流れ出ていることを確認し、且つ、液滴化したところを
検出し得るように設けられている。一方、溶融炉11と
鋳型20の間にはスプーン状のシャッタ25が設けられ
ている。このシャッタ25はシャッタ駆動装置26によ
って実線で示す非遮断位置と、破線で示した遮断位置と
の間で進退されるようになっている。また、モータ19
には、モータ駆動制御部27が接続されている。
【0021】このような構成からなる鋳造機10を用い
て、次のように人工歯の鋳造が行われる。まず、溶融ル
ツボ14に結晶化ガラス13を入れ、溶融ルツボ14を
溶融炉11に装填する。ルツボ落下ストッパ15をスラ
イドさせて溶融ルツボ14を保持する。
て、次のように人工歯の鋳造が行われる。まず、溶融ル
ツボ14に結晶化ガラス13を入れ、溶融ルツボ14を
溶融炉11に装填する。ルツボ落下ストッパ15をスラ
イドさせて溶融ルツボ14を保持する。
【0022】次に、結晶化ガラス13を溶融炉11によ
り加熱・溶融させて、結晶化ガラス13の溶融物24と
する。所定の注湯温度になったら溶融炉11を溶融ルツ
ボ14と一緒に傾倒装置16により図中14’で示すよ
うに傾ける。これにより、溶融物24を鋳型20に流し
出し、いわゆる注湯を行う。この際、検出器23は溶融
物24の流れを常に監視している。なお、鋳型20は、
溶融物24が急冷されて割れや失透を起こさないように
予熱されている。
り加熱・溶融させて、結晶化ガラス13の溶融物24と
する。所定の注湯温度になったら溶融炉11を溶融ルツ
ボ14と一緒に傾倒装置16により図中14’で示すよ
うに傾ける。これにより、溶融物24を鋳型20に流し
出し、いわゆる注湯を行う。この際、検出器23は溶融
物24の流れを常に監視している。なお、鋳型20は、
溶融物24が急冷されて割れや失透を起こさないように
予熱されている。
【0023】溶融ルツボ14に残された溶融物24が少
なくなってくると、溶融物24の流れは液滴化する。こ
の溶融物24の液滴化は、検出器23によって検出され
る。検出器23の検出信号は図示しない電気回路を介し
てシャッタ駆動装置26に伝達される。すると、シャッ
タ駆動装置26はシャッタ25を非遮断位置から遮断位
置に前進させる。これにより、液滴化された溶融物28
はシャッタ25の先端部のスプーン形状の部分により受
け止められ、鋳型20へ入ることはない。その後、シャ
ッタ25は、溶融炉11が元の位置に戻ったことが確認
された後、シャッタ駆動装置26により非遮断位置に戻
される。
なくなってくると、溶融物24の流れは液滴化する。こ
の溶融物24の液滴化は、検出器23によって検出され
る。検出器23の検出信号は図示しない電気回路を介し
てシャッタ駆動装置26に伝達される。すると、シャッ
タ駆動装置26はシャッタ25を非遮断位置から遮断位
置に前進させる。これにより、液滴化された溶融物28
はシャッタ25の先端部のスプーン形状の部分により受
け止められ、鋳型20へ入ることはない。その後、シャ
ッタ25は、溶融炉11が元の位置に戻ったことが確認
された後、シャッタ駆動装置26により非遮断位置に戻
される。
【0024】一方、検出器23が溶融物24の液滴化を
検出し、シャッタ25が溶融物を遮断した瞬間(注湯の
終了)から、予め設定された時間(以下、回転待機時間
という)が経過した後、モータ駆動制御部27がモータ
19を駆動させて回転アーム17を回転させる。これに
より、鋳型20は遠心力によってその底部が外側に向か
うように回転される。この結果、遠心力により溶融物2
4が鋳型20の内部に鋳込まれる。
検出し、シャッタ25が溶融物を遮断した瞬間(注湯の
終了)から、予め設定された時間(以下、回転待機時間
という)が経過した後、モータ駆動制御部27がモータ
19を駆動させて回転アーム17を回転させる。これに
より、鋳型20は遠心力によってその底部が外側に向か
うように回転される。この結果、遠心力により溶融物2
4が鋳型20の内部に鋳込まれる。
【0025】回転待機時間は、鋳型20に遠心鋳造され
る溶融物24の温度、すなわち、注湯温度と関係してい
る。注湯後しばらく鋳造を待つと、鋳型20のクルシブ
ル20a上の溶融物24はクルシブル20a上で冷却さ
れるため、溶融物24の温度は回転待機時間に伴い注湯
直後の温度から低下していく。従って、注湯温度を通常
より高くしても、回転待ちを行うことによりクルシブル
20aの上で溶融物24を冷やしてやれば、適当な回転
待機時間の後には通常の注湯温度に相当する温度にな
る。この瞬間に回転を開始し遠心鋳造を行えば、鋳造体
の焼き付き層厚さは、通常より高い温度の溶融物24を
溶融ルツボ14から鋳型20へ流し入れても、通常の注
湯温度(1250℃)での鋳造による鋳造体の焼き付き
層厚さと同じになる。
る溶融物24の温度、すなわち、注湯温度と関係してい
る。注湯後しばらく鋳造を待つと、鋳型20のクルシブ
ル20a上の溶融物24はクルシブル20a上で冷却さ
れるため、溶融物24の温度は回転待機時間に伴い注湯
直後の温度から低下していく。従って、注湯温度を通常
より高くしても、回転待ちを行うことによりクルシブル
20aの上で溶融物24を冷やしてやれば、適当な回転
待機時間の後には通常の注湯温度に相当する温度にな
る。この瞬間に回転を開始し遠心鋳造を行えば、鋳造体
の焼き付き層厚さは、通常より高い温度の溶融物24を
溶融ルツボ14から鋳型20へ流し入れても、通常の注
湯温度(1250℃)での鋳造による鋳造体の焼き付き
層厚さと同じになる。
【0026】図2に様々な注湯温度において回転待機時
間を変えた場合の鋳造体の焼き付き層厚さの変化を示
す。図2は横軸が回転待機時間、縦軸が焼き付き層厚さ
で、注湯温度1250℃(図中特性線Iで示す)、13
00℃(図中特性線IIで示す)、1350℃(図中特性
線III で示す)で各々鋳造した場合の鋳造体の焼き付き
層厚さを示した。
間を変えた場合の鋳造体の焼き付き層厚さの変化を示
す。図2は横軸が回転待機時間、縦軸が焼き付き層厚さ
で、注湯温度1250℃(図中特性線Iで示す)、13
00℃(図中特性線IIで示す)、1350℃(図中特性
線III で示す)で各々鋳造した場合の鋳造体の焼き付き
層厚さを示した。
【0027】図2中に、通常の条件、すなわち注湯温度
1250℃、回転待機時間0秒(注湯終了直後に回転開
始)で鋳造した場合の鋳造体の焼き付層厚さを特性線IV
で示した。
1250℃、回転待機時間0秒(注湯終了直後に回転開
始)で鋳造した場合の鋳造体の焼き付層厚さを特性線IV
で示した。
【0028】この特性線IVと各注湯温度での特性線I〜
III との交点、すなわち各注湯温度において通常の条件
(注湯温度1250℃、回転待機時間0秒)での鋳造体
の焼き付き層厚さになる回転待機時間を求め、注湯温度
を横軸にしてプロットした特性図を図3に示す。
III との交点、すなわち各注湯温度において通常の条件
(注湯温度1250℃、回転待機時間0秒)での鋳造体
の焼き付き層厚さになる回転待機時間を求め、注湯温度
を横軸にしてプロットした特性図を図3に示す。
【0029】図3によれば、例えば注湯温度を通常の1
250℃から1300℃に上げた場合は回転待機時間を
7秒にし、また1350℃に上げた場合は回転待機時間
を12秒にすれば、通常の条件と同じ鋳造体の焼き付き
層厚さにすることができる。
250℃から1300℃に上げた場合は回転待機時間を
7秒にし、また1350℃に上げた場合は回転待機時間
を12秒にすれば、通常の条件と同じ鋳造体の焼き付き
層厚さにすることができる。
【0030】注湯温度が高すぎると熱衝撃による鋳型割
れが起こる可能性があるため、注湯温度は液滴なしでも
十分な注湯量を稼げ、かつ、鋳型割れの起こらない13
00〜1350℃の範囲が望ましい。また、本実施例に
よれば焼き付き厚さを通常条件での厚さ以下にすること
も可能である。しかし、焼き付き厚さが通常条件での厚
さ以下になるということは鋳造時の溶融物24の温度も
通常よりも低くなるため、残留歪みに伴う鋳造体の割れ
が生じやすい。このため、回転待機時間は、通常条件で
の焼き付き厚さになるように設定するが好ましい。
れが起こる可能性があるため、注湯温度は液滴なしでも
十分な注湯量を稼げ、かつ、鋳型割れの起こらない13
00〜1350℃の範囲が望ましい。また、本実施例に
よれば焼き付き厚さを通常条件での厚さ以下にすること
も可能である。しかし、焼き付き厚さが通常条件での厚
さ以下になるということは鋳造時の溶融物24の温度も
通常よりも低くなるため、残留歪みに伴う鋳造体の割れ
が生じやすい。このため、回転待機時間は、通常条件で
の焼き付き厚さになるように設定するが好ましい。
【0031】また、注湯温度を上げて注湯しているた
め、例え回転待ちをして溶融物24を鋳型20のクルシ
ブル20a上で冷却したとしても、注湯直後はクルシブ
ル20aの表面の鋳型材は、通常よりも高温の溶融物2
4と接触することになる。従って、クルシブル24の鋳
型材の表面の焼き付き層は通常の注湯温度で注湯した場
合よりも厚くなる。しかし、クルシブル20aの焼き付
き層が厚くなっても、実際に鋳造を行うと、図2や図3
に示したように、鋳造体の焼き付き層厚さは回転待機時
間が長くなるに従って小さくなっていく。従って、回転
待ちを行えば、注湯温度が高くなってもクルシブル20
aの焼き付き層厚さに関わらず、鋳造体の焼き付き層厚
さは小さくなる。また、クルシブル20aでの焼き付き
層厚さは大きくなるが、焼き付き層厚さは高々数百μm
という巨視的に見れば小さなものであるため、クルシブ
ル20aでの焼き付き層厚さの増加は注湯量の減少には
寄与しない。
め、例え回転待ちをして溶融物24を鋳型20のクルシ
ブル20a上で冷却したとしても、注湯直後はクルシブ
ル20aの表面の鋳型材は、通常よりも高温の溶融物2
4と接触することになる。従って、クルシブル24の鋳
型材の表面の焼き付き層は通常の注湯温度で注湯した場
合よりも厚くなる。しかし、クルシブル20aの焼き付
き層が厚くなっても、実際に鋳造を行うと、図2や図3
に示したように、鋳造体の焼き付き層厚さは回転待機時
間が長くなるに従って小さくなっていく。従って、回転
待ちを行えば、注湯温度が高くなってもクルシブル20
aの焼き付き層厚さに関わらず、鋳造体の焼き付き層厚
さは小さくなる。また、クルシブル20aでの焼き付き
層厚さは大きくなるが、焼き付き層厚さは高々数百μm
という巨視的に見れば小さなものであるため、クルシブ
ル20aでの焼き付き層厚さの増加は注湯量の減少には
寄与しない。
【0032】本実施例によれば、前述の表1で述べたよ
うに、注湯温度を高くして注湯すれば、溶融物の温度が
高く従って粘性が低いため、注湯の際に融液が途切れた
後の液滴を遮断しても、従来技術よりも多い注湯量、液
滴を含めた場合に匹敵する注湯量を得ることができる。
従来技術では、注湯温度を高くして注湯すると焼き付き
層厚さが厚くなるという問題があったが、本実施例のよ
うに、注湯後に回転待ちを行い、クルシブル20aの上
で溶融物24を冷却することのできる鋳造機を用いるこ
とにより、注湯温度を高くしても焼き付き厚さを従来程
度に抑えることができる。また、注湯の際は従来と同様
に液滴を遮断しているため、当然失透(スジ)が発生す
ることもない。
うに、注湯温度を高くして注湯すれば、溶融物の温度が
高く従って粘性が低いため、注湯の際に融液が途切れた
後の液滴を遮断しても、従来技術よりも多い注湯量、液
滴を含めた場合に匹敵する注湯量を得ることができる。
従来技術では、注湯温度を高くして注湯すると焼き付き
層厚さが厚くなるという問題があったが、本実施例のよ
うに、注湯後に回転待ちを行い、クルシブル20aの上
で溶融物24を冷却することのできる鋳造機を用いるこ
とにより、注湯温度を高くしても焼き付き厚さを従来程
度に抑えることができる。また、注湯の際は従来と同様
に液滴を遮断しているため、当然失透(スジ)が発生す
ることもない。
【0033】実施例2 図4は、本発明の鋳造機の第2実施例を示す説明図であ
る。実施例1と同一の部材については同一の参照符号を
付し、説明を省略する。
る。実施例1と同一の部材については同一の参照符号を
付し、説明を省略する。
【0034】本実施例の鋳造機40は、鋳型20の上方
に、冷却ファン41および温度センサ42が設けられて
いる。冷却ファン41は鋳型20の上方から、クルシブ
ル20a上の溶融物24を空冷できる位置に配置されて
いる。冷却ファン41は冷却ファン駆動部43に接続さ
れており、これにより駆動される。
に、冷却ファン41および温度センサ42が設けられて
いる。冷却ファン41は鋳型20の上方から、クルシブ
ル20a上の溶融物24を空冷できる位置に配置されて
いる。冷却ファン41は冷却ファン駆動部43に接続さ
れており、これにより駆動される。
【0035】温度センサ42は鋳型20の上方からクル
シブル20a上の溶融物24の温度を測定できるように
配置されている。温度センサ42は具体的には測定対象
物からの放射を測定することにより非接触で温度を測定
できる放射温度計である。温度センサ42およびモータ
駆動制御部27は共に制御部44に接続されている。
シブル20a上の溶融物24の温度を測定できるように
配置されている。温度センサ42は具体的には測定対象
物からの放射を測定することにより非接触で温度を測定
できる放射温度計である。温度センサ42およびモータ
駆動制御部27は共に制御部44に接続されている。
【0036】以上の構成からなる鋳造機40において、
次のように人工歯の鋳造が行われる。まず、実施例1と
同様に溶融ルツボ14に結晶化ガラス13を入れ、溶融
ルツボ14を溶融炉11に装填する。次に、結晶化ガラ
ス13を溶融炉11により加熱・溶融させて、結晶化ガ
ラス13の溶融物24とする。所定の注湯温度になった
ら溶融炉11を溶融ルツボ14と一緒に傾倒装置16に
より図中14’で示すように傾ける。これにより、溶融
物24を鋳型20に流し出す。この際、検出器23は溶
融物24の流れを常に監視し、実施例1と同様に溶融物
24の液滴化を監視し、液滴化した溶融物28をシャッ
タ25で遮断し、鋳型20へ流入するのを防止する。
次のように人工歯の鋳造が行われる。まず、実施例1と
同様に溶融ルツボ14に結晶化ガラス13を入れ、溶融
ルツボ14を溶融炉11に装填する。次に、結晶化ガラ
ス13を溶融炉11により加熱・溶融させて、結晶化ガ
ラス13の溶融物24とする。所定の注湯温度になった
ら溶融炉11を溶融ルツボ14と一緒に傾倒装置16に
より図中14’で示すように傾ける。これにより、溶融
物24を鋳型20に流し出す。この際、検出器23は溶
融物24の流れを常に監視し、実施例1と同様に溶融物
24の液滴化を監視し、液滴化した溶融物28をシャッ
タ25で遮断し、鋳型20へ流入するのを防止する。
【0037】一方、鋳型20のクルシブル20a上に溶
融物24が注湯された後、冷却ファン41が作動すると
共に、温度センサ42が溶融物24の温度を測定する。
温度センサ42での検出信号は制御部44に伝達され
る。通常の注湯温度(1250℃)で注湯した場合の注
湯直後(回転直前)の溶融物24の温度を記憶してい
る。そして、溶融物24を通常の注湯温度よりも高い温
度で注湯した場合、クルシブル20a上の溶融物24の
温度が、制御部44が記憶している通常の注湯温度にな
らなければ、モータ19の回転を開始させない。
融物24が注湯された後、冷却ファン41が作動すると
共に、温度センサ42が溶融物24の温度を測定する。
温度センサ42での検出信号は制御部44に伝達され
る。通常の注湯温度(1250℃)で注湯した場合の注
湯直後(回転直前)の溶融物24の温度を記憶してい
る。そして、溶融物24を通常の注湯温度よりも高い温
度で注湯した場合、クルシブル20a上の溶融物24の
温度が、制御部44が記憶している通常の注湯温度にな
らなければ、モータ19の回転を開始させない。
【0038】温度センサ42が、鋳型20のクルシブル
20a上の溶融物24の温度が通常の注湯温度(125
0℃)と同じであることを検知すると、制御部44がモ
ータ駆動制御部27に回転開始の信号を伝達し、モータ
19は回転を開始する。モータ19の回転に伴い、遠心
鋳造が行われる。
20a上の溶融物24の温度が通常の注湯温度(125
0℃)と同じであることを検知すると、制御部44がモ
ータ駆動制御部27に回転開始の信号を伝達し、モータ
19は回転を開始する。モータ19の回転に伴い、遠心
鋳造が行われる。
【0039】本実施例によれば、通常の注湯温度(12
50℃)より高い温度で注湯しても、クルシブル20a
上の溶融物24の温度が、通常の注湯温度にまで冷却さ
れなければ鋳型20の回転を開始しない。従って、通常
の注湯温度よりも高い温度で溶融ルツボ14から溶融物
24を鋳型20に流し出しても、鋳造時(回転開始時)
の溶融物24の温度は通常条件と同じであるので、鋳造
体の焼き付き層厚さを通常条件での焼き付き層厚さと同
様に抑制することができる。この結果、焼き付き層が厚
くなることを懸念することなく、注湯温度を上げて注湯
が行える。従って、液滴を遮断しても注湯量を従来より
増やすことができるため、失透(スジ)が無く、かつ十
分な大きさの鋳造体を得ることができる。
50℃)より高い温度で注湯しても、クルシブル20a
上の溶融物24の温度が、通常の注湯温度にまで冷却さ
れなければ鋳型20の回転を開始しない。従って、通常
の注湯温度よりも高い温度で溶融ルツボ14から溶融物
24を鋳型20に流し出しても、鋳造時(回転開始時)
の溶融物24の温度は通常条件と同じであるので、鋳造
体の焼き付き層厚さを通常条件での焼き付き層厚さと同
様に抑制することができる。この結果、焼き付き層が厚
くなることを懸念することなく、注湯温度を上げて注湯
が行える。従って、液滴を遮断しても注湯量を従来より
増やすことができるため、失透(スジ)が無く、かつ十
分な大きさの鋳造体を得ることができる。
【0040】また、冷却ファン41は、注湯後のクルシ
ブル20a上の溶融物24を空冷できるため、通常の注
湯温度よりも高い温度で溶融ルツボ14から溶融物24
を鋳型20に流し出した場合にも、溶融物24の温度が
通常の注湯温度になるまでの時間を短縮することができ
る。
ブル20a上の溶融物24を空冷できるため、通常の注
湯温度よりも高い温度で溶融ルツボ14から溶融物24
を鋳型20に流し出した場合にも、溶融物24の温度が
通常の注湯温度になるまでの時間を短縮することができ
る。
【0041】以上の実施例に基づいて、本発明を説明し
たが、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能で
ある。ここで、本発明の要旨をまとめると次のようにな
る。
たが、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能で
ある。ここで、本発明の要旨をまとめると次のようにな
る。
【0042】(1)結晶化ガラスを入れ溶融する溶融ル
ツボと、前記溶融ルツボを保持すると共に前記結晶化ガ
ラスを加熱および溶融する溶融炉と、一端部に鋳型が取
り付けられると共に他端部に前記鋳型とのバランスをと
るためのバランサが取り付けられる回転アームと、前記
回転アームを回転させる回転駆動手段と、前記溶融ルツ
ボ内の前記結晶化ガラスの溶融物を鋳型に流し込む流入
手段と、前記溶融物を前記鋳型に流し込むときに前記溶
融物の流れの液滴化を検出する検出手段と、前記検出手
段による検出に連動して前記鋳型への前記溶融物の流れ
を遮断する遮断手段と、前記回転駆動手段を制御して前
記鋳型への前記溶融物の注湯が終了した後前記回転アー
ムを回転するまでの時間を任意に設定可能な制御手段と
を具備することを特徴とする鋳造機。
ツボと、前記溶融ルツボを保持すると共に前記結晶化ガ
ラスを加熱および溶融する溶融炉と、一端部に鋳型が取
り付けられると共に他端部に前記鋳型とのバランスをと
るためのバランサが取り付けられる回転アームと、前記
回転アームを回転させる回転駆動手段と、前記溶融ルツ
ボ内の前記結晶化ガラスの溶融物を鋳型に流し込む流入
手段と、前記溶融物を前記鋳型に流し込むときに前記溶
融物の流れの液滴化を検出する検出手段と、前記検出手
段による検出に連動して前記鋳型への前記溶融物の流れ
を遮断する遮断手段と、前記回転駆動手段を制御して前
記鋳型への前記溶融物の注湯が終了した後前記回転アー
ムを回転するまでの時間を任意に設定可能な制御手段と
を具備することを特徴とする鋳造機。
【0043】(1)の鋳造機は、回転駆動手段を制御し
て回転待機時間を任意に設定可能な制御手段を具備す
る。鋳型の内部へ流入する溶融物の温度は回転待機時間
が長いほど冷却されて低くなる。従って、回転待機時間
をコントロールすることにより、鋳型の内部へ流入する
溶融物の温度をコントロールすることが可能である。こ
の結果、注湯後所望の時期に鋳型の回転を開始させ、通
常よりも高い温度で注湯しても通常と同程度の焼き付き
厚さの鋳造体を得ることができる。
て回転待機時間を任意に設定可能な制御手段を具備す
る。鋳型の内部へ流入する溶融物の温度は回転待機時間
が長いほど冷却されて低くなる。従って、回転待機時間
をコントロールすることにより、鋳型の内部へ流入する
溶融物の温度をコントロールすることが可能である。こ
の結果、注湯後所望の時期に鋳型の回転を開始させ、通
常よりも高い温度で注湯しても通常と同程度の焼き付き
厚さの鋳造体を得ることができる。
【0044】(2)制御手段が、鋳型への溶融物の注湯
開始からの経過時間に基づいて注湯が終了した後回転ア
ームを回転するまでの時間を設定する(1)記載の鋳造
機。(2)記載の鋳造機は、注湯開始から所定の時間経
過した後に回転を開始することにより、注湯後の溶融物
は時間の経過に伴い、鋳型クルシブル上で冷却される。
従って、通常よりも高い注湯温度で注湯しても、鋳型の
クルシブル上で所定の時間回転を待機して冷却させるこ
とにより、通常の注湯温度での焼き付き層厚さに抑える
ことができる。この結果、通常よりも高い温度で注湯す
ることができるため、通常よりも注湯量を増やすことが
できる。従って、焼き付き層厚さを厚くすることなく、
十分な大きさの鋳造体を鋳造することができる。
開始からの経過時間に基づいて注湯が終了した後回転ア
ームを回転するまでの時間を設定する(1)記載の鋳造
機。(2)記載の鋳造機は、注湯開始から所定の時間経
過した後に回転を開始することにより、注湯後の溶融物
は時間の経過に伴い、鋳型クルシブル上で冷却される。
従って、通常よりも高い注湯温度で注湯しても、鋳型の
クルシブル上で所定の時間回転を待機して冷却させるこ
とにより、通常の注湯温度での焼き付き層厚さに抑える
ことができる。この結果、通常よりも高い温度で注湯す
ることができるため、通常よりも注湯量を増やすことが
できる。従って、焼き付き層厚さを厚くすることなく、
十分な大きさの鋳造体を鋳造することができる。
【0045】(3)さらに鋳型のクルシブル上の溶融物
の温度を測定する温度測定手段を具備する(1)記載の
鋳造機。(3)記載の鋳造機は、注湯後の鋳型クルシブ
ル上の溶融物の温度を測定し、所定の温度になったら鋳
型の回転を開始する。これにより、鋳型のクルシブル上
の溶融物の温度により回転開始時期を制御するため、通
常より高い注湯温度で注湯しても焼き付き層厚さを通常
程度に抑えることができる。この結果、注湯温度を通常
より高くできるため、より注湯量を多くすることができ
る。
の温度を測定する温度測定手段を具備する(1)記載の
鋳造機。(3)記載の鋳造機は、注湯後の鋳型クルシブ
ル上の溶融物の温度を測定し、所定の温度になったら鋳
型の回転を開始する。これにより、鋳型のクルシブル上
の溶融物の温度により回転開始時期を制御するため、通
常より高い注湯温度で注湯しても焼き付き層厚さを通常
程度に抑えることができる。この結果、注湯温度を通常
より高くできるため、より注湯量を多くすることができ
る。
【0046】(4)さらに鋳型のクルシブル上の溶融物
を冷却する冷却手段を具備する(1)記載の鋳造機。
(4)記載の鋳造機は、冷却手段により鋳型のクルシブ
ル上の溶融物を冷却する。この結果、高い温度で注湯し
た場合に溶融物の温度が所定の温度になるまでの時間を
短縮することができる。
を冷却する冷却手段を具備する(1)記載の鋳造機。
(4)記載の鋳造機は、冷却手段により鋳型のクルシブ
ル上の溶融物を冷却する。この結果、高い温度で注湯し
た場合に溶融物の温度が所定の温度になるまでの時間を
短縮することができる。
【0047】(5)結晶化ガラスの溶融物を鋳型に注湯
した後に前記鋳型を回転させることにより、前記鋳型の
内部へ前記溶融物を遠心力により流入させる結晶化ガラ
ス人工歯の鋳造方法であって、各種注湯温度における前
記鋳型への前記溶融物の注湯が終了した後から前記鋳型
を回転させるまでの回転待機時間および鋳造体と前記鋳
型を構成する鋳型材との焼き付き層厚さの関係を示す第
1の特性図を作成し、前記第1の特性図に基づいて任意
の前記焼き付き層厚さにおける前記回転待機時間および
注湯温度の間の関係を示す第2の特性図を作成し、前記
第2の特性図に基づいて所望の注湯温度において前記所
望の焼き付き層厚さになる回転待機時間を決定すること
を特徴とする結晶化ガラス人工歯の鋳造方法。
した後に前記鋳型を回転させることにより、前記鋳型の
内部へ前記溶融物を遠心力により流入させる結晶化ガラ
ス人工歯の鋳造方法であって、各種注湯温度における前
記鋳型への前記溶融物の注湯が終了した後から前記鋳型
を回転させるまでの回転待機時間および鋳造体と前記鋳
型を構成する鋳型材との焼き付き層厚さの関係を示す第
1の特性図を作成し、前記第1の特性図に基づいて任意
の前記焼き付き層厚さにおける前記回転待機時間および
注湯温度の間の関係を示す第2の特性図を作成し、前記
第2の特性図に基づいて所望の注湯温度において前記所
望の焼き付き層厚さになる回転待機時間を決定すること
を特徴とする結晶化ガラス人工歯の鋳造方法。
【0048】(5)記載の結晶化ガラス人工歯の鋳造方
法は、鋳型材と鋳造体との焼き付きは注湯温度に依存す
る。所定焼き付き厚さになる注湯温度は回転待機時間に
依存している。従って、予め所望の焼き付き層厚さを得
るための注湯温度および回転待機時間の相関を示す第2
の特性図に基づいて、任意の注湯温度における所望の焼
き付き層厚さを得ることができる回転待機時間が決定さ
れる。この回転待機時間で遠心鋳造を行うことにより、
所望の焼き付き厚さで鋳造体が得られる。この結果、焼
き付き層厚さを従来より大きくすることなく、注湯温度
を従来より高くできる。従って、従来よりも注湯量を増
やすことができる。
法は、鋳型材と鋳造体との焼き付きは注湯温度に依存す
る。所定焼き付き厚さになる注湯温度は回転待機時間に
依存している。従って、予め所望の焼き付き層厚さを得
るための注湯温度および回転待機時間の相関を示す第2
の特性図に基づいて、任意の注湯温度における所望の焼
き付き層厚さを得ることができる回転待機時間が決定さ
れる。この回転待機時間で遠心鋳造を行うことにより、
所望の焼き付き厚さで鋳造体が得られる。この結果、焼
き付き層厚さを従来より大きくすることなく、注湯温度
を従来より高くできる。従って、従来よりも注湯量を増
やすことができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の鋳造機に
よれば、回転待機時間をコントロールすることにより、
鋳型の内部へ流入する溶融物の温度をコントロールする
ことが可能である。従って、通常よりも高い温度で鋳型
へ結晶化ガラスの溶融物を流し入れても、鋳型のクルシ
ブル上で冷却されてた後鋳型の内部へ流入させることが
できるので、鋳造体の焼き付き層厚さを通常の注湯温度
での厚さと略同じに抑えることができる。この結果、焼
き付き層厚さを従来より大きくすることなく、十分な注
湯量を確保することができる。
よれば、回転待機時間をコントロールすることにより、
鋳型の内部へ流入する溶融物の温度をコントロールする
ことが可能である。従って、通常よりも高い温度で鋳型
へ結晶化ガラスの溶融物を流し入れても、鋳型のクルシ
ブル上で冷却されてた後鋳型の内部へ流入させることが
できるので、鋳造体の焼き付き層厚さを通常の注湯温度
での厚さと略同じに抑えることができる。この結果、焼
き付き層厚さを従来より大きくすることなく、十分な注
湯量を確保することができる。
【0050】また、本発明の結晶化ガラス人工歯の鋳造
方法によれば、任意の注湯温度における所望の焼き付き
層厚さを得ることができる回転待機時間が決定し、この
回転待機時間で遠心鋳造を行うことにより、所望の焼き
付き層厚さで鋳造体が得られる。この結果、焼き付き層
厚さを従来より大きくすることなく、十分な注湯量を確
保することができる。
方法によれば、任意の注湯温度における所望の焼き付き
層厚さを得ることができる回転待機時間が決定し、この
回転待機時間で遠心鋳造を行うことにより、所望の焼き
付き層厚さで鋳造体が得られる。この結果、焼き付き層
厚さを従来より大きくすることなく、十分な注湯量を確
保することができる。
【図1】実施例1の鋳造機を示す説明図。
【図2】回転待機時間および焼き付き層厚さの関係を示
す特性図。
す特性図。
【図3】注湯温度および回転待機時間の関係を示す特性
図。
図。
【図4】実施例2の鋳造機を示す説明図。
【図5】従来の鋳造機を示す説明図。
10,40…鋳造機、11…溶融炉、13…結晶化ガラ
ス、14…溶融ルツボ、16…傾斜装置、17…回転ア
ーム、18…回転シャフト、19…モータ、20…鋳
型、23…検出器、24…溶融物、25…シャッタ、2
6…シャッタ駆動装置、27…モータ駆動制御部、41
…冷却ファン、42…温度センサ、44…制御部。
ス、14…溶融ルツボ、16…傾斜装置、17…回転ア
ーム、18…回転シャフト、19…モータ、20…鋳
型、23…検出器、24…溶融物、25…シャッタ、2
6…シャッタ駆動装置、27…モータ駆動制御部、41
…冷却ファン、42…温度センサ、44…制御部。
Claims (3)
- 【請求項1】 結晶化ガラスを入れ溶融する溶融ルツボ
と、前記溶融ルツボを保持すると共に前記結晶化ガラス
を加熱および溶融する溶融炉と、一端部に鋳型が取り付
けられると共に他端部に前記鋳型とのバランスをとるた
めのバランサが取り付けられる回転アームと、前記回転
アームを回転させる回転駆動手段と、前記溶融ルツボ内
の前記結晶化ガラスの溶融物を鋳型に流し込む流入手段
と、前記溶融物を前記鋳型に流し込むときに前記溶融物
の流れの液滴化を検出する検出手段と、前記検出手段に
よる検出に連動して前記鋳型への前記溶融物の流れを遮
断する遮断手段と、前記回転駆動手段を制御して前記鋳
型への前記溶融物の注湯が終了した後前記回転アームを
回転するまでの時間を任意に設定可能な制御手段とを具
備することを特徴とする鋳造機。 - 【請求項2】 前記制御手段が、前記鋳型への前記溶融
物の注湯開始からの経過時間に基づいて注湯が終了した
後前記回転アームを回転するまでの時間を設定する請求
項1記載の鋳造機。 - 【請求項3】 結晶化ガラスの溶融物を鋳型に注湯した
後に前記鋳型を回転させることにより、前記鋳型の内部
へ前記溶融物を遠心力により流入させる結晶化ガラス人
工歯の鋳造方法であって、 各種注湯温度における前記鋳型への前記溶融物の注湯が
終了した後から前記鋳型を回転させるまでの回転待機時
間および鋳造体と前記鋳型を構成する鋳型材との焼き付
き層厚さの関係を示す第1の特性図を作成し、前記第1
の特性図に基づいて任意の前記焼き付き層厚さにおける
前記回転待機時間および注湯温度の間の関係を示す第2
の特性図を作成し、前記第2の特性図に基づいて所望の
注湯温度において前記所望の焼き付き層厚さになる回転
待機時間を決定することを特徴とする結晶化ガラス人工
歯の鋳造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27940494A JPH08133770A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 鋳造機および結晶化ガラス人工歯の鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27940494A JPH08133770A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 鋳造機および結晶化ガラス人工歯の鋳造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08133770A true JPH08133770A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17610642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27940494A Withdrawn JPH08133770A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 鋳造機および結晶化ガラス人工歯の鋳造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08133770A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100920093B1 (ko) * | 2007-09-28 | 2009-10-01 | 김병관 | 인공 치아 소결 방법 |
| US9657606B2 (en) | 2015-02-25 | 2017-05-23 | Nittan Valve Co., Ltd. | Direct-acting valve lifter of internal combustion engine |
| USRE47823E1 (en) | 2012-08-31 | 2020-01-21 | Nittan Valve Co., Ltd. | Direct-acting valve lifter of internal combustion engine |
| CN113324828A (zh) * | 2021-05-19 | 2021-08-31 | 安徽长江钢铁股份有限公司 | 一种铁合金的重熔铸锭制样及成份检测方法 |
-
1994
- 1994-11-14 JP JP27940494A patent/JPH08133770A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100920093B1 (ko) * | 2007-09-28 | 2009-10-01 | 김병관 | 인공 치아 소결 방법 |
| USRE47823E1 (en) | 2012-08-31 | 2020-01-21 | Nittan Valve Co., Ltd. | Direct-acting valve lifter of internal combustion engine |
| US9657606B2 (en) | 2015-02-25 | 2017-05-23 | Nittan Valve Co., Ltd. | Direct-acting valve lifter of internal combustion engine |
| CN113324828A (zh) * | 2021-05-19 | 2021-08-31 | 安徽长江钢铁股份有限公司 | 一种铁合金的重熔铸锭制样及成份检测方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |