JPH08133904A - 農薬の施用方法 - Google Patents

農薬の施用方法

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JPH08133904A
JPH08133904A JP6308588A JP30858894A JPH08133904A JP H08133904 A JPH08133904 A JP H08133904A JP 6308588 A JP6308588 A JP 6308588A JP 30858894 A JP30858894 A JP 30858894A JP H08133904 A JPH08133904 A JP H08133904A
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JP
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weight
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water
formulation
pesticide
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JP6308588A
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Masao Ogawa
雅男 小川
Masao Inoue
雅夫 井上
Toshiro Otsubo
敏朗 大坪
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来より、水田の農薬散布においては、粉剤、
粒剤等を水田の中に入って散布したり、畦畔より動力散
布機で散布したりする方法がとられてきたが、一般に多
大な労力を要することから、省力化が求められており、
本発明方法は、省力化を目的とするものである。 【構成】農薬製剤を内に保持する網状物を、水田の水口
に水に浸かるように設置する農薬の施用方法。 【効果】本発明方法は、省力化の点において極めて優れ
た方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は農薬の施用方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、水田の農薬散布においては、粉剤、粒剤等を水田
の中に入って散布したり、畦畔より動力散布機で散布し
たりする方法がとられてきたが、一般に多大な労力を要
することから、省力化が求められている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、農薬製剤を内
に保持する網状物を、水田の水口に水に浸かるように設
置する農薬の施用方法(以下、本発明方法と記す。)を
提供するものであり、本発明方法によれば、農薬散布時
に水田内に入ることなく、また、特殊な散布機器を使用
することなく、簡単に、かつ、たいした労力を要せず農
薬の施用が可能となる。
【0004】本発明において、農薬製剤としては、通常
水田で使用される各種の粒剤、顆粒剤、錠剤等の固形農
薬製剤が用いられる。錠剤または塊状の固形農薬製剤を
用いる場合、例えば1個当たり20〜10000gの固
形農薬製剤が用いられる。また、粉剤や水和剤も使用可
能であるが、粉剤や水和剤の場合、そのままでは網状物
内に保持することが困難であることから、水溶性フィル
ム、水溶紙等の水溶性基材に内包するなどして網状物内
に保持させる。勿論、顆粒剤等においても水溶性フィル
ム、水溶紙等で包装して用いてもよい。さらに、通常の
液剤やゲル状またはペースト状等の液状製剤において
も、水溶性基材に内包させた農薬製剤を網状物内に保持
させて用いることもできる。
【0005】農薬製剤を内に保持させるための網状物の
材質としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリア
ミド、ポリ塩化ビニリデン、アクリロニトリルブタジエ
ンスチレン、アクリロニトリルスチレン、フッ化ビニリ
デン、アクリル、アセタール、ポリテトラフルオロエチ
レン等の樹脂、綿、パルプ、金属など特に限定されず、
その形状も袋状、箱状など任意である。
【0006】網目間隔は、内に保持する農薬製剤が落下
しないもの、例えば5μm〜5mm程度、好ましくは5μ
m〜1mm程度であり、網状物内には農薬製剤が通常20
〜10000 g保持される。尚、網目は縫製により目開きが
一定であってもよいし、不織布のように目開きが不規則
であってもよい。本発明方法において、網状物が水流に
より流失しないよう、通常水口に固定される。網状物が
網袋の場合、例えば水口に立てた支柱に直接または紐を
用いて結び付けるのがよい。また、網状物が網箱の場
合、支柱に結び付ける他に例えば水流で流失しない重い
台の上に固定することもできる。尚、水に浸かるよう設
置するに際して、最初から農薬製剤全体が完全に水に浸
からなくてもよく、入水初期の水深が浅いときには農薬
製剤の一部が水と接触し、水深が深くなると農薬製剤全
体が水に浸かるように設置してもよい。
【0007】粉剤、液状製剤等を内包するための水溶性
基材としては、例えばポリビニルアルコール、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、メチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、アルギン酸、ゼラチン等のフィルムや容器が挙げら
れる。中でも冷水中で速やかに溶解するポリビニルアル
コールを主成分とした水溶性フィルムの使用が好まし
い。尚、水溶性容器には、上述の水溶性基材主成分の他
にグリセリン、プロピレングリコール、エチレングリコ
ール等の可塑剤などが添加されていてもよい。勿論、市
販のソルブロンKA#40、ソルブロンKA#50、ソ
ルブロンKB#40、ソルブロンKC#40、ソルブロ
ンKD#40(以上、アイセロ化学製ポリビニルアルコ
ールを主成分とする水溶性フィルム)、ハイセロンS−
400、ハイセロンC−200(以上、日合フィルム製
ポリビニルアルコールを主成分とする水溶性フィル
ム)、トスロンET20(東京セロファン紙製ポリビニ
ルアルコールを主成分とする水溶性フィルム)等をその
まま用いてもよい。
【0008】本発明方法において液状製剤を水溶性基材
に内包させる場合、該液状製剤は、水溶性基材から漏出
し難く、また、水口での溶解制御可能という観点から、
高粘度を有するものが好ましく、具体的には1000c
P以上、より好ましくは5000cP以上の粘度を有す
るのがよい。
【0009】本発明方法において用いられる農薬の活性
成分としては、殺虫化合物、殺菌化合物、除草化合物、
昆虫成長調節化合物、植物生長調節化合物等任意のもの
が用いられ、特に水面施用において有効な浸透移行型の
農薬活性成分の使用がより効果的である。
【0010】
【実施例】次に、実施例をあげて本発明をより具体的に
説明する。まず、本発明方法に使用される農薬製剤の製
剤例を示す。 製剤例1 ブロモブチド(除草剤活性成分)18重量部、リグニン
スルホン酸ナトリウム20重量部、ベントナイト20重
量部およびカオリンクレー42重量部を混合した後、ジ
ェットマイザーで粉砕して混合物を得た。得られた混合
物に水を加えて練合し、2mm径の付いた押出造粒機で造
粒し、乾燥、整粒して1〜 2.8mmの顆粒状製剤を得た。
該顆粒状製剤の重量は、1粒当たり約3〜10mgであっ
た。
【0011】製剤例2 ブロモブチド(除草剤活性成分)18重量部、リグニン
スルホン酸ナトリウム20重量部、ベントナイト20重
量部およびカオリンクレー42重量部を混合した後、ジ
ェットマイザーで粉砕して混合物を得た。得られた混合
物 125gをソルブロンKC#40(アイセロ化学製水溶
性フィルム)の袋に入れ、ヒートシールして包装農薬製
剤を得た。 製剤例3 製剤例1で得た顆粒状製剤 125gをソルブロンKC#4
0の袋に入れ、ヒートシールして包装農薬製剤を得た。
【0012】製剤例4 ブロモブチド(除草剤活性成分)9重量部とドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム:カープレックスCS-7(塩
野義製薬製湿式法シリカの乾燥品)=1:1の噴霧乾燥
品(ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム水溶液にカ
ープレックスCS-7を分散し、スプレードライヤーで噴霧
乾燥して粉末にしたもの)2重量部とをケミカルミキサ
ー(国産遠心器製)でよく混合し、ジェットマイザーで
粉砕して混合物を得た。得られた混合物に、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム:カープレックスCS-7=
1:1の噴霧乾燥品8重量部、リグニンスルホン酸ナト
リウム5重量部、タルク3重量部、炭酸ナトリウム30
重量部、マレイン酸30重量部、酸化ほう素5重量部お
よびカオリンクレー8重量部をミキサーに入れて混合
し、50gずつ、直径50mmで円形の臼が付いた打錠機
(菊水製作所製7A−SM型)にて打錠し、厚さ18mm
の隅角円盤状の錠剤を得た。
【0013】製剤例5 ブロモブチド(除草剤活性成分)18重量部とSorpol 5
029-o (東邦化学製界面活性剤)4重量部とをケミカル
ミキサーでよく混合し、ジェットマイザーで粉砕して混
合物を得た。得られた混合物に、ステアリン酸5重量
部、ナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合
物10重量部、タルク3重量部、ラクトース50重量部
および珪藻土10重量部をミキサーに入れて混合し、2
5gずつ、直径50mmで円形の臼が付いた打錠機にて打
錠し、厚さ10mmの隅角円盤状の錠剤を得た。
【0014】製剤例6 ブロモブチド(除草剤活性成分)18重量部とヒドロキ
シプロピルセルロース2重量部とをケミカルミキサーで
よく混合し、ジェットマイザーで粉砕して混合物を得
た。得られた混合物に、ポリシングワックス103(フ
ロイント産業製カルナウバ蝋の微粉末)10重量部、ア
ラビアガム5重量部、タルク5重量部、デキストリン2
0重量部および炭酸カルシウム40重量部をミキサーに
入れて混合し、50gずつ、直径50mmで円形の臼が付
いた打錠機にて打錠し、厚さ20mmの隅角円盤状の錠剤
を得た。
【0015】製剤例7 ブロモブチド(除草剤活性成分)18重量部とSorpol 5
029-o 4重量部とをケミカルミキサーでよく混合し、ジ
ェットマイザーで粉砕して混合物を得た。得られた混合
物に、ナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮
合物10重量部、タルク3重量部、ラクトース50重量
部および珪藻土15重量部をミキサーに入れて混合し、
25gずつ、直径50mmで円形の臼が付いた打錠機にて
打錠し、厚さ10mmの隅角円盤状の錠剤を得た。
【0016】製剤例8 ブロモブチド(除草剤活性成分)18重量部とヒドロキ
シプロピルセルロース2重量部とをケミカルミキサーで
よく混合し、ジェットマイザーで粉砕して混合物を得
た。得られた混合物に、アラビアガム5重量部、タルク
5重量部、デキストリン20重量部および炭酸カルシウ
ム50重量部をミキサーに入れて混合し、50gずつ、
直径50mmで円形の臼が付いた打錠機にて打錠し、厚さ
20mmの隅角円盤状の錠剤を得た。
【0017】製剤例9 ブロモブチド(除草剤活性成分)18重量部とSorpol 5
029-o 4重量部とをケミカルミキサーでよく混合し、ジ
ェットマイザーで粉砕して混合物を得た。得られた混合
物に、ステアリン酸5重量部、ナフタレンスルホン酸ナ
トリウムのホルマリン縮合物10重量部、タルク3重量
部、炭酸ナトリウム30重量部およびマレイン酸30重
量部をミキサーに入れて混合し、25gずつ、直径50
mmで円形の臼が付いた打錠機にて打錠し、厚さ10mmの
隅角円盤状の錠剤を得た。
【0018】製剤例10 ブロモブチド(除草剤活性成分)18重量部とラクトー
ス22重量部とをケミカルミキサーでよく混合し、ジェ
ットマイザーで粉砕して混合物を得た。得られた混合物
に、タルク5重量部、ラクトース30重量部およびカオ
リンクレー25重量部をミキサーに入れて混合し、25
gずつ、直径50mmで円形の臼が付いた打錠機にて打錠
し、厚さ10mmの隅角円盤状の錠剤を得た。
【0019】製剤例11 ブロモブチド(除草剤活性成分)9重量部とドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム:カープレックスCS-7=
1:1の噴霧乾燥品(ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム水溶液にカープレックスCS-7を分散し、スプレー
ドライヤーで噴霧乾燥して粉末にしたもの)2重量部と
をケミカルミキサーでよく混合し、ジェットマイザーで
粉砕して混合物を得た。得られた混合物に、ブタミホス
(除草剤活性成分)10.5重量部、パインフロー(松谷化
学製化工澱粉)25重量部、Sorpol3598 (東邦化学製
界面活性剤)5重量部、酸化ほう素3.5 重量部、炭酸ナ
トリウム20重量部およびクエン酸25重量部をミキサ
ーに入れて混合し、50gずつ、直径50mmで円形の臼
が付いた打錠機にて打錠し、厚さ19mmの隅角円盤状の
錠剤を得た。
【0020】製剤例12 ブタミホス(除草剤活性成分)10.5重量部、Sorpol355H
(東邦化学製界面活性剤)5重量部、ポリエチレングリ
コール(平均分子量20000 )20重量部およびポリエチ
レングリコール(平均分子量 6000 )64.5重量部をステ
ンレスビーカーに入れて80℃に加熱溶融して混合し、
25gずつ、直径約50mmの紙コップに流し込み、室温
下放冷固化して円柱形の塊状製剤を得た。
【0021】製剤例13 ブロモブチド(除草剤活性成分)36重量部およびリグ
ニンスルホン酸ナトリウム4重量部をジェットマイザー
で粉砕して混合した。一方、ブタミホス(除草剤活性成
分)42重量部とSorpol355H 18重量部とを混合し、
上述で得た粉砕品を加え、ホモジナイザーで分散させて
ペースト状の液体製剤を得た。この液体製剤の粘度をB
型粘度計で測定したところ、6rpm で14000 cPであっ
た。次いで、このペースト状の液体製剤 62.5 gをソル
ブロンKA#40の袋に入れ、ヒートシールして包装農
薬製剤を得た。
【0022】製剤例14 S−BEN(豊順洋行製ベントナイト)5重量部とキシ
レン35重量部とをホモミキサーで攪拌して粘性の高い
スラリーを得た。これにブタミホス(除草剤活性成分)
40重量部とSorpol355H 20重量部とを混合して粘性
の高い乳剤を得た。この乳剤の粘度をB型粘度計で測定
したところ、6rpm で24200 cPであった。次いで、この
乳剤 400gをソルブロンKC#40の袋に入れ、ヒート
シールして包装農薬製剤を得た。
【0023】次に、本発明方法による試験例を示す。 試験例1 製剤例1で得た顆粒状製剤 125g、製剤例2で得た包装
農薬製剤1個または製剤例3で得た包装農薬製剤1個
を、目開きが 300μmのナイロン網袋に入れ、このナイ
ロン網袋を支柱に結び付けた。図1に示すような12.5m
×20mにあぜ波板で区切った水田を用意し、田植え後
3日、水深約1cmのとき、水口を開放し、上記ナイロン
網袋を結び付けた支柱を水口に製剤が浸かるように設置
した。約25分後には水田内の水深が約5cmとなり、水
口の製剤は完全に消失した。25日後にホタルイ(雑
草)の自然発生を観察したところ、比較対照用の薬剤無
処理区ではかなりの量のホタルイの発生が見られたのに
対し、薬剤処理区ではホタルイが完全に枯死していた。
また、イネに対する薬害は全く認められなかった。
【0024】試験例2 製剤例4で得た50gの錠剤5個をみかん袋(網袋)に
入れ、試験例1と同様の試験を行ったところ、試験例1
と同様にホタルイは完全に枯死し、イネに対する薬害は
全く認められなかった。また、水口開放後25分して水
口の製剤が完全に消失した後、図1のA〜Hで示す地点
より水を採取して除草剤活性成分濃度を測定したとこ
ろ、何れの地点においても活性成分濃度は大差なく、活
性成分がほぼ均一に分散していることがわかった。
【0025】試験例3 製剤例5で得た25gの錠剤5個をみかん袋(網袋)に
入れ、試験例1と同様の試験を行ったところ、試験例1
と同様にホタルイは完全に枯死し、イネに対する薬害は
全く認められなかった。また、水口開放後60分して水
口の製剤が完全に消失した後、図1のA〜Hで示す地点
より水を採取して除草剤活性成分濃度を測定したとこ
ろ、何れの地点においても活性成分濃度は大差なく、活
性成分がほぼ均一に分散していることがわかった。
【0026】試験例4 製剤例7で得た25gの錠剤5個をみかん袋(網袋)に
入れ、試験例1と同様の試験を行ったところ、試験例1
と同様にホタルイは完全に枯死し、イネに対する薬害は
全く認められなかった。また、水口開放後30分して水
口の製剤が完全に消失した後、図1のA〜Hで示す地点
より水を採取して除草剤活性成分濃度を測定したとこ
ろ、何れの地点においても活性成分濃度は大差なく、活
性成分がほぼ均一に分散していることがわかった。
【0027】試験例5 製剤例9で得た25gの錠剤5個をみかん袋(網袋)に
入れ、試験例1と同様の試験を行ったところ、試験例1
と同様にホタルイは完全に枯死し、イネに対する薬害は
全く認められなかった。また、水口開放後45分して水
口の製剤が完全に消失した後、図1のA〜Hで示す地点
より水を採取して除草剤活性成分濃度を測定したとこ
ろ、何れの地点においても活性成分濃度は大差なく、活
性成分がほぼ均一に分散していることがわかった。
【0028】試験例6 製剤例10で得た25gの錠剤5個をみかん袋(網袋)
に入れ、試験例1と同様の試験を行ったところ、試験例
1と同様にホタルイは完全に枯死し、イネに対する薬害
は全く認められなかった。また、水口開放後50分して
水口の製剤が完全に消失した後、図1のA〜Hで示す地
点より水を採取して除草剤活性成分濃度を測定したとこ
ろ、何れの地点においても活性成分濃度は大差なく、活
性成分がほぼ均一に分散していることがわかった。
【0029】試験例7 製剤例11で得た50gの錠剤5個をナイロン製ストッ
キング(網袋)に入れ、このナイロン製ストッキングを
支柱に結び付けた。図1に示すような12.5m×20mに
あぜ波板で区切った水田を用意し、田植え後3日、水深
約1cmのとき、水口を開放し、上記ナイロン製ストッキ
ングを結び付けた支柱を水口に製剤が浸かるように設置
した。約45分後には水田内の水深が約7〜8cmとな
り、水口の製剤は完全に消失した。25日後にホタルイ
およびヒエの自然発生を観察したところ、比較対照用の
薬剤無処理区ではかなりの量のホタルイおよびヒエの発
生が見られたのに対し、薬剤処理区ではホタルイが完全
に枯死しており、ヒエの発生も見られなかった。また、
イネに対する薬害は全く認められなかった。さらに、水
口開放後45分して水口の製剤が完全に消失した後、図
1のA〜Hで示す地点より水を採取して除草剤活性成分
濃度を測定したところ、何れの地点においても活性成分
濃度は大差なく、活性成分がほぼ均一に分散しているこ
とがわかった。
【0030】試験例8 製剤例12で得た25gの塊状製剤2個ずつをみかん袋
(網袋)に入れ、このみかん袋5個を支柱に結び付け
た。図1に示すような12.5m×20mにあぜ波板で区切
った水田を用意し、田植え後3日、水深約1cmのとき、
水口を開放し、上記みかん袋を結び付けた支柱を水口に
製剤が全て完全に浸かるように設置した。約40分後に
は水田内の水深が約7〜8cmとなり、水口の製剤は完全
に消失した。28日後にヒエの自然発生を観察したとこ
ろ、比較対照用の薬剤無処理区ではかなりの量のヒエの
発生が見られたのに対し、薬剤処理区ではヒエの発生が
見られなかった。また、イネに対する薬害は全く認めら
れなかった。また、水口開放後40分して水口の製剤が
完全に消失した後、図1のA〜Hで示す地点より水を採
取して除草剤活性成分濃度を測定したところ、何れの地
点においても活性成分濃度は大差なく、活性成分がほぼ
均一に分散していることがわかった。
【0031】試験例9 製剤例13で得た包装農薬製剤1個を、目開きが 250μ
mのナイロン網袋に入れ、このナイロン網袋を支柱に結
び付けた。図1に示すような12.5m×20mにあぜ波板
で区切った水田を用意し、田植え後3日、水深約1cmの
とき、水口を開放し、上記ナイロン網袋を結び付けた支
柱を水口に製剤が浸かるように設置した。水溶性フィル
ムの溶解後、ペースト状製剤が徐々に溶解し、約25分
後には水田内の水深が約5cmとなり、水口の製剤は完全
に消失した。25日後にホタルイ(雑草)の自然発生を
観察したところ、比較対照用の薬剤無処理区ではかなり
の量のホタルイの発生が見られたのに対し、薬剤処理区
ではホタルイが完全に枯死していた。また、イネに対す
る薬害は全く認められなかった。
【0032】
【発明の効果】本発明方法は、省力化の点において極め
て優れた方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、試験例1〜9において行った試験方法
の概要を示すための説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 57/14 E

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】農薬製剤を内に保持する網状物を、水田の
    水口に水に浸かるように設置することを特徴とする農薬
    の施用方法。
  2. 【請求項2】農薬製剤が固形農薬製剤である請求項1記
    載の農薬の施用方法。
  3. 【請求項3】農薬製剤が1個当たり20〜10000g
    の固形農薬製剤である請求項1記載の農薬の施用方法。
  4. 【請求項4】農薬製剤が水溶性基材に内包されてなる粉
    剤または水和剤である請求項1記載の農薬の施用方法。
  5. 【請求項5】農薬製剤が水溶性基材に内包されてなる液
    状製剤である請求項1記載の農薬の施用方法。
JP6308588A 1994-08-23 1994-12-13 農薬の施用方法 Pending JPH08133904A (ja)

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JP6-198315 1994-09-13
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001278701A (ja) * 2000-03-29 2001-10-10 Sankyo Co Ltd 水面における拡展性の良い農薬固形製剤
CN112740966A (zh) * 2021-01-20 2021-05-04 德宏州农业技术推广中心(德宏州农业科学研究所) 一种水中移栽鲜食甜玉米的种植方法

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