JPH08134302A - 農業用熱可塑性合成樹脂フィルム - Google Patents
農業用熱可塑性合成樹脂フィルムInfo
- Publication number
- JPH08134302A JPH08134302A JP6282086A JP28208694A JPH08134302A JP H08134302 A JPH08134302 A JP H08134302A JP 6282086 A JP6282086 A JP 6282086A JP 28208694 A JP28208694 A JP 28208694A JP H08134302 A JPH08134302 A JP H08134302A
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- JP
- Japan
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- weight
- synthetic resin
- resin film
- parts
- thermoplastic
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Protection Of Plants (AREA)
- Greenhouses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 寒冷時における作物の成長を促進し、高温時
に、軟弱野菜等の成長を阻害することなく、且つ、高温
障害、高光線照射障害を防止し得る農業用熱可塑性合成
樹脂フィルムを提供する。 【構成】 分子中に塩素を4.5〜5.9重量%含有す
る鉄フタロシアニン化合物を熱可塑性合成樹脂100重
量部に対し、0.005〜0.4重量部含有し、全光線
透過率が50〜89%であることを特徴とする農業用熱
可塑性合成樹脂フィルム。
に、軟弱野菜等の成長を阻害することなく、且つ、高温
障害、高光線照射障害を防止し得る農業用熱可塑性合成
樹脂フィルムを提供する。 【構成】 分子中に塩素を4.5〜5.9重量%含有す
る鉄フタロシアニン化合物を熱可塑性合成樹脂100重
量部に対し、0.005〜0.4重量部含有し、全光線
透過率が50〜89%であることを特徴とする農業用熱
可塑性合成樹脂フィルム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は農業用熱可塑性合成樹脂
フィルムに関する。
フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ほうれん草、ふき、ニラ、アスパ
ラガス、春菊、小松菜、チンゲン菜等の葉菜類の作型が
益々分化し、光線透過率や日照時間を制御し、又は熱線
透過率を制御して、花芽分化を抑制し、植物体の水分量
減少による葉焼け等の生理障害を防止し、周年的にこれ
ら葉菜類の供給がなされるようになってきている。
ラガス、春菊、小松菜、チンゲン菜等の葉菜類の作型が
益々分化し、光線透過率や日照時間を制御し、又は熱線
透過率を制御して、花芽分化を抑制し、植物体の水分量
減少による葉焼け等の生理障害を防止し、周年的にこれ
ら葉菜類の供給がなされるようになってきている。
【0003】その対策として、従来より夏季に寒冷紗を
被覆したり(特開昭62−210924号公報他)、或
いはアルミニウム粉末、白色顔料、カーボンブラック等
を添加した農業用遮光フィルム(特開昭61−1113
50号公報他)、アニリンブラック、ヘマタイト、ペリ
レンブラック等の顔料を添加した同目的の農業用遮光フ
ィルム(特開平6−46686号公報)等が使用されて
きた。
被覆したり(特開昭62−210924号公報他)、或
いはアルミニウム粉末、白色顔料、カーボンブラック等
を添加した農業用遮光フィルム(特開昭61−1113
50号公報他)、アニリンブラック、ヘマタイト、ペリ
レンブラック等の顔料を添加した同目的の農業用遮光フ
ィルム(特開平6−46686号公報)等が使用されて
きた。
【0004】しかし、寒冷紗では、高温多湿を必要とす
る、例えば、ふきの栽培その他の早春、晩秋の促成作型
には使用できず、又、全般的に遮光度が大きく、使用で
きる作型に制限がある。
る、例えば、ふきの栽培その他の早春、晩秋の促成作型
には使用できず、又、全般的に遮光度が大きく、使用で
きる作型に制限がある。
【0005】又、アルミニウム粉末、白色顔料、カーボ
ンブラック等を添加した農業用遮光フィルムは、いずれ
も遮光度が大きく、又、植物の生育に必要な領域である
波長380〜500nm及び650〜780nmの光線
透過率が著しく低下することにより、葉菜類が徒長し、
又は生理障害を起こすおそれがある。
ンブラック等を添加した農業用遮光フィルムは、いずれ
も遮光度が大きく、又、植物の生育に必要な領域である
波長380〜500nm及び650〜780nmの光線
透過率が著しく低下することにより、葉菜類が徒長し、
又は生理障害を起こすおそれがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の事実に
鑑みなされたものであって、その目的とするところは上
記の課題を解決し、寒冷時における作物の成長を促進
し、高温時に、軟弱野菜等の成長を阻害することなく、
且つ、高温障害、高光線照射障害を防止し得る農業用熱
可塑性合成樹脂フィルムを提供せんとするものである。
鑑みなされたものであって、その目的とするところは上
記の課題を解決し、寒冷時における作物の成長を促進
し、高温時に、軟弱野菜等の成長を阻害することなく、
且つ、高温障害、高光線照射障害を防止し得る農業用熱
可塑性合成樹脂フィルムを提供せんとするものである。
【0007】
【0008】本発明は、分子中に塩素を4.5〜5.9
重量%含有する鉄フタロシアニン化合物を熱可塑性合成
樹脂100重量部に対し、0.005〜0.4重量部含
有し、全光線透過率が50〜89%であることを特徴と
する農業用熱可塑性合成樹脂フィルムをその要旨とする
ものである。
重量%含有する鉄フタロシアニン化合物を熱可塑性合成
樹脂100重量部に対し、0.005〜0.4重量部含
有し、全光線透過率が50〜89%であることを特徴と
する農業用熱可塑性合成樹脂フィルムをその要旨とする
ものである。
【0009】本発明において使用される分子中に塩素を
4.5〜5.9重量%含有する鉄フタロシアニン化合物
は、下記一般式(1)に示される如く、フタロシアニン
に鉄原子が軸配位した構造を有するものである。
4.5〜5.9重量%含有する鉄フタロシアニン化合物
は、下記一般式(1)に示される如く、フタロシアニン
に鉄原子が軸配位した構造を有するものである。
【0010】
【化1】
【0011】上記鉄フタロシアニン化合物の添加量は、
熱可塑性合成樹脂100重量部に対し、0.005〜
0.4重量部である。添加量が0.005重量部未満で
ある場合、得られる熱可塑性合成樹脂フィルムの全光線
透過率が89%以上になり、花芽分化の抑制や軟弱化等
抑制栽培ができず、又、高光線照射障害や高温障害が発
生し易くなり、又、添加量が0.4重量部を超えると、
得られる熱可塑性合成樹脂フィルムの全光線透過率が5
0%以下となり、葉菜類が徒長したり、栽培作物が生育
障害や病害を起こし、促成栽培ができない。
熱可塑性合成樹脂100重量部に対し、0.005〜
0.4重量部である。添加量が0.005重量部未満で
ある場合、得られる熱可塑性合成樹脂フィルムの全光線
透過率が89%以上になり、花芽分化の抑制や軟弱化等
抑制栽培ができず、又、高光線照射障害や高温障害が発
生し易くなり、又、添加量が0.4重量部を超えると、
得られる熱可塑性合成樹脂フィルムの全光線透過率が5
0%以下となり、葉菜類が徒長したり、栽培作物が生育
障害や病害を起こし、促成栽培ができない。
【0012】本発明の熱可塑性合成樹脂フィルムの全光
線透過率を50〜89%と限定している理由は上記する
理由に依るものである。
線透過率を50〜89%と限定している理由は上記する
理由に依るものである。
【0013】本発明において使用される熱可塑性合成樹
脂フィルムとしては、重合度800〜2,000程度の
ポリ塩化ビニル、塩化ビニルを主体としこれと酢酸ビニ
ル、エチレン、プロピレン、アルキルビニルエーテル、
アクリル酸エステル、メタアクリル酸エステル、アクリ
ロニトリル等の共重合可能なモノマーとの共重合体、上
記塩化ビニル単一重合体ないし共重合体の混合物もしく
はこれらの重合体と塩素化ポリエチレン等の塩素を含有
する重合体又は共重合体とのポリマーブレンド等からな
る塩化ビニル系樹脂、低密度ポリエチレン、エチレンを
主体としこれと酢酸ビニル等の共重合可能なモノマーと
の共重合体、上記エチレン単一重合体ないし共重合体の
混合物もしくはこれらと相溶性を有する重合体又は共重
合体とのポリマーブレンド等からなるエチレン系樹脂、
エステル系樹脂等が挙げられる。
脂フィルムとしては、重合度800〜2,000程度の
ポリ塩化ビニル、塩化ビニルを主体としこれと酢酸ビニ
ル、エチレン、プロピレン、アルキルビニルエーテル、
アクリル酸エステル、メタアクリル酸エステル、アクリ
ロニトリル等の共重合可能なモノマーとの共重合体、上
記塩化ビニル単一重合体ないし共重合体の混合物もしく
はこれらの重合体と塩素化ポリエチレン等の塩素を含有
する重合体又は共重合体とのポリマーブレンド等からな
る塩化ビニル系樹脂、低密度ポリエチレン、エチレンを
主体としこれと酢酸ビニル等の共重合可能なモノマーと
の共重合体、上記エチレン単一重合体ないし共重合体の
混合物もしくはこれらと相溶性を有する重合体又は共重
合体とのポリマーブレンド等からなるエチレン系樹脂、
エステル系樹脂等が挙げられる。
【0014】上記熱可塑性合成樹脂は、本発明の精神を
逸脱せざる範囲において、安定剤、安定化助剤、酸化防
止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、防曇剤、防霧剤、充填
剤、滑剤、着色剤等の添加剤が添加されてもよい。
逸脱せざる範囲において、安定剤、安定化助剤、酸化防
止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、防曇剤、防霧剤、充填
剤、滑剤、着色剤等の添加剤が添加されてもよい。
【0015】上記充填剤として、例えば、酸化珪素、珪
酸塩類、燐酸塩類、ガラス微粉末等を上記熱可塑性合成
樹脂100重量部に対し、2〜20重量部、好ましくは
4〜10重量部を添加すると、適度の保温剤として作用
し、昼夜間の温度差や時節外れの低温等の外気温の急激
な変動を緩和することができる。
酸塩類、燐酸塩類、ガラス微粉末等を上記熱可塑性合成
樹脂100重量部に対し、2〜20重量部、好ましくは
4〜10重量部を添加すると、適度の保温剤として作用
し、昼夜間の温度差や時節外れの低温等の外気温の急激
な変動を緩和することができる。
【0016】上記保温効果を有する充填剤の添加量が、
上記熱可塑性合成樹脂100重量部に対し20重量部を
超えると、得られる熱可塑性合成樹脂フィルムの可視光
線透過率が低下し、且つその機械的強度も低下する。更
に本発明の意図する花芽分化の抑制や徒長防止の機能が
減殺されるおそれがある。
上記熱可塑性合成樹脂100重量部に対し20重量部を
超えると、得られる熱可塑性合成樹脂フィルムの可視光
線透過率が低下し、且つその機械的強度も低下する。更
に本発明の意図する花芽分化の抑制や徒長防止の機能が
減殺されるおそれがある。
【0017】上記紫外線吸収剤としては、例えば、ベン
ゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、ハイドロキノン
系、サリチル酸系、ベンゾエート系、シアノアクリレー
ト系等が挙げられ、使用する熱可塑性合成樹脂の種類等
に応じて1種以上が適宜選択使用できる。
ゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、ハイドロキノン
系、サリチル酸系、ベンゾエート系、シアノアクリレー
ト系等が挙げられ、使用する熱可塑性合成樹脂の種類等
に応じて1種以上が適宜選択使用できる。
【0018】上記紫外線吸収剤は、上記熱可塑性合成樹
脂100重量部に対し0.1〜5重量部、好ましくは
0.2〜2重量部の比率で添加される。上記紫外線吸収
剤の添加は、熱可塑性合成樹脂フィルムの太陽光線によ
る劣化を緩和するだけでなく、栽培作物の害虫飛来防
止、菌核病、萎ちょう病、カビ病等の病原菌の胞子形成
防止等の作用を併せもつものである。
脂100重量部に対し0.1〜5重量部、好ましくは
0.2〜2重量部の比率で添加される。上記紫外線吸収
剤の添加は、熱可塑性合成樹脂フィルムの太陽光線によ
る劣化を緩和するだけでなく、栽培作物の害虫飛来防
止、菌核病、萎ちょう病、カビ病等の病原菌の胞子形成
防止等の作用を併せもつものである。
【0019】本発明の熱可塑性合成樹脂フィルムの製造
方法は、特に限定されるものではないが、上記各構成成
分からなる熱可塑性合成樹脂組成物を、例えば、インフ
レーション成形法、Tダイ成形法、カレンダー成形法、
溶液流延法等の方法によって成形することができる。
方法は、特に限定されるものではないが、上記各構成成
分からなる熱可塑性合成樹脂組成物を、例えば、インフ
レーション成形法、Tダイ成形法、カレンダー成形法、
溶液流延法等の方法によって成形することができる。
【0020】本発明の熱可塑性合成樹脂フィルムの厚さ
は、特に限定されるものではないが、全光線透過率が上
記範囲を満足する必要があり、一般的に20μm〜30
0μmの範囲が好適に用いられる。
は、特に限定されるものではないが、全光線透過率が上
記範囲を満足する必要があり、一般的に20μm〜30
0μmの範囲が好適に用いられる。
【0021】
【作用】本発明の熱可塑性合成樹脂フィルムは、分子中
に塩素を4.5〜5.9重量%含有する鉄フタロシアニ
ン化合物を熱可塑性合成樹脂100重量部に対し、0.
005〜0.4重量部含有し、全光線透過率が50〜8
9%であるので、太陽光線に含まれる近赤外線領域の熱
線を遮断し、栽培植物の生育に必要な波長380〜50
0nm及び650〜780nm等の領域の可視光線等を
十分透過し、且つ、全光線透過率を50〜89%に抑制
しているので、軟弱野菜の成長を阻害することなく、
又、これら葉菜類の花芽分化や葉焼け等の高光線照射障
害や高温障害を起こすことなく、促成栽培、抑制栽培を
長期間幅広く実施し得るハウス用乃至トンネル用の被覆
資材として有効に利用できる。
に塩素を4.5〜5.9重量%含有する鉄フタロシアニ
ン化合物を熱可塑性合成樹脂100重量部に対し、0.
005〜0.4重量部含有し、全光線透過率が50〜8
9%であるので、太陽光線に含まれる近赤外線領域の熱
線を遮断し、栽培植物の生育に必要な波長380〜50
0nm及び650〜780nm等の領域の可視光線等を
十分透過し、且つ、全光線透過率を50〜89%に抑制
しているので、軟弱野菜の成長を阻害することなく、
又、これら葉菜類の花芽分化や葉焼け等の高光線照射障
害や高温障害を起こすことなく、促成栽培、抑制栽培を
長期間幅広く実施し得るハウス用乃至トンネル用の被覆
資材として有効に利用できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0023】(実施例1)エチレン−酢酸ビニル共重合
体(酢酸ビニル含有量14重量%、比重0.925、M
I=1.4)100重量部、珪酸塩類〔協和化学社製、
商品名:BHT−4A(ハイドロタルサイト類)〕8重
量部、紫外線吸収剤(チバガイギー社製、商品名:チヌ
ビン326)0.4重量部、塩素含有量5.7重量%の
鉄フタロシアニン化合物0.02重量部を混合し、イン
フレーション成形法により厚さ100μmの農業用エチ
レン−酢酸ビニル共重合体フィルムを得た。得られた農
業用エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルムをハウスに
展張し、1994年6〜9月の4ケ月間名古屋市郊外の
社有地で、ほうれん草(品種:オリオン)を栽培した。
体(酢酸ビニル含有量14重量%、比重0.925、M
I=1.4)100重量部、珪酸塩類〔協和化学社製、
商品名:BHT−4A(ハイドロタルサイト類)〕8重
量部、紫外線吸収剤(チバガイギー社製、商品名:チヌ
ビン326)0.4重量部、塩素含有量5.7重量%の
鉄フタロシアニン化合物0.02重量部を混合し、イン
フレーション成形法により厚さ100μmの農業用エチ
レン−酢酸ビニル共重合体フィルムを得た。得られた農
業用エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルムをハウスに
展張し、1994年6〜9月の4ケ月間名古屋市郊外の
社有地で、ほうれん草(品種:オリオン)を栽培した。
【0024】(比較例1)実施例1の鉄フタロシアニン
化合物0.02重量部を使用しなかったこと以外、実施
例1と同様にして農業用エチレン−酢酸ビニル共重合体
フィルムを得た。得られた農業用エチレン−酢酸ビニル
共重合体フィルムを被覆資材として用い、実施例1と同
様にほうれん草(品種:オリオン)を栽培した。
化合物0.02重量部を使用しなかったこと以外、実施
例1と同様にして農業用エチレン−酢酸ビニル共重合体
フィルムを得た。得られた農業用エチレン−酢酸ビニル
共重合体フィルムを被覆資材として用い、実施例1と同
様にほうれん草(品種:オリオン)を栽培した。
【0025】(比較例2)比較例1で得られた農業用エ
チレン−酢酸ビニル共重合体フィルムに白寒冷紗を重ね
て被覆資材として用い、実施例1と同様にほうれん草
(品種:オリオン)を栽培した。
チレン−酢酸ビニル共重合体フィルムに白寒冷紗を重ね
て被覆資材として用い、実施例1と同様にほうれん草
(品種:オリオン)を栽培した。
【0026】(比較例3)実施例1の鉄フタロシアニン
化合物の添加量を0.02重量部から0.003重量部
に変更したこと以外、実施例1と同様にして農業用エチ
レン−酢酸ビニル共重合体フィルムを得た。得られた農
業用エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルムを被覆資材
として用い、実施例1と同様にほうれん草(品種:オリ
オン)を栽培した。
化合物の添加量を0.02重量部から0.003重量部
に変更したこと以外、実施例1と同様にして農業用エチ
レン−酢酸ビニル共重合体フィルムを得た。得られた農
業用エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルムを被覆資材
として用い、実施例1と同様にほうれん草(品種:オリ
オン)を栽培した。
【0027】(比較例4)実施例1の鉄フタロシアニン
化合物の添加量を0.02重量部から0.5重量部に変
更したこと以外、実施例1と同様にして農業用エチレン
−酢酸ビニル共重合体フィルムを得た。得られた農業用
エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルムを被覆資材とし
て用い、実施例1と同様にほうれん草(品種:オリオ
ン)を栽培した。
化合物の添加量を0.02重量部から0.5重量部に変
更したこと以外、実施例1と同様にして農業用エチレン
−酢酸ビニル共重合体フィルムを得た。得られた農業用
エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルムを被覆資材とし
て用い、実施例1と同様にほうれん草(品種:オリオ
ン)を栽培した。
【0028】上記の如く得られた各実施例の農業用熱可
塑性合成樹脂フィルムの全光線透過率及び波長領域別光
線透過率は、以下に示す方法で測定した。又、上記実施
例で得られた農業用熱可塑性合成樹脂フィルムを用いて
実施したほうれん草の栽培試験の結果は、以下に示す方
法で測定評価した。
塑性合成樹脂フィルムの全光線透過率及び波長領域別光
線透過率は、以下に示す方法で測定した。又、上記実施
例で得られた農業用熱可塑性合成樹脂フィルムを用いて
実施したほうれん草の栽培試験の結果は、以下に示す方
法で測定評価した。
【0029】1.全光線透過率:日本電色工業社製、ヘ
ーズメーターを用いて測定した。
ーズメーターを用いて測定した。
【0030】2.波長領域別光線透過率:日立製作所
製、自記分光光度計U−3000を用い、波長200〜
380nmの紫外線領域、波長380〜780nmの可
視光線領域、波長780〜1,500nmの近赤外線領
域の3領域に分けて測定した。
製、自記分光光度計U−3000を用い、波長200〜
380nmの紫外線領域、波長380〜780nmの可
視光線領域、波長780〜1,500nmの近赤外線領
域の3領域に分けて測定した。
【0031】3.栽培試験の結果:ほうれん草の育成状
態をその収穫時において、高温障害、育成、葉色の3点
から評価した。高温障害については、葉焼けを中心に観
察し、その有無で評価した。育成については、根及び葉
茎の大きさ、太さ及び徒長の度合いを中心に観察し、そ
の有無で評価した。葉色については、葉緑素計(ミノル
タ社製、SPAD−502)を使用し、葉緑素の形成量
(数値が大きい程、葉緑素の形成が多く育成状態が良い
ことを示す。)を測定した。
態をその収穫時において、高温障害、育成、葉色の3点
から評価した。高温障害については、葉焼けを中心に観
察し、その有無で評価した。育成については、根及び葉
茎の大きさ、太さ及び徒長の度合いを中心に観察し、そ
の有無で評価した。葉色については、葉緑素計(ミノル
タ社製、SPAD−502)を使用し、葉緑素の形成量
(数値が大きい程、葉緑素の形成が多く育成状態が良い
ことを示す。)を測定した。
【0032】上記測定、評価結果は、表1に示した。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】本発明の農業用熱可塑性合成樹脂フィル
ムは、上記の如き構成となされているので、軟弱野菜の
成長を阻害することなく、又、これら葉菜類の花芽分化
や葉焼け等の高光線照射障害や高温障害を起こすことな
く、促成栽培、抑制栽培を長期間幅広く実施し得るハウ
ス用乃至トンネル用の被覆資材として有効に利用でき
る。
ムは、上記の如き構成となされているので、軟弱野菜の
成長を阻害することなく、又、これら葉菜類の花芽分化
や葉焼け等の高光線照射障害や高温障害を起こすことな
く、促成栽培、抑制栽培を長期間幅広く実施し得るハウ
ス用乃至トンネル用の被覆資材として有効に利用でき
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 分子中に塩素を4.5〜5.9重量%含
有する鉄フタロシアニン化合物を熱可塑性合成樹脂10
0重量部に対し、0.005〜0.4重量部含有し、全
光線透過率が50〜89%であることを特徴とする農業
用熱可塑性合成樹脂フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6282086A JPH08134302A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 農業用熱可塑性合成樹脂フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6282086A JPH08134302A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 農業用熱可塑性合成樹脂フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08134302A true JPH08134302A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17647949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6282086A Pending JPH08134302A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 農業用熱可塑性合成樹脂フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08134302A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2314844A (en) * | 1996-06-27 | 1998-01-14 | British Polythene Ltd | Improvements in or relating to film and/or coatings |
-
1994
- 1994-11-16 JP JP6282086A patent/JPH08134302A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2314844A (en) * | 1996-06-27 | 1998-01-14 | British Polythene Ltd | Improvements in or relating to film and/or coatings |
| GB2314844B (en) * | 1996-06-27 | 2000-03-22 | British Polythene Ltd | Improvements in or relating to films and/or coatings |
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