JPH08134949A - 建設作業機の制御装置 - Google Patents
建設作業機の制御装置Info
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- JPH08134949A JPH08134949A JP27117894A JP27117894A JPH08134949A JP H08134949 A JPH08134949 A JP H08134949A JP 27117894 A JP27117894 A JP 27117894A JP 27117894 A JP27117894 A JP 27117894A JP H08134949 A JPH08134949 A JP H08134949A
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Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バケット等の作業機の一部が運転室や余所の
建築物に接触する事故を確実に防止しながら、減速領域
内での作業機の作業効率の低下を可及的に低減できる建
設作業機の制御装置を提供する。 【構成】 油圧ショベルのフロント部に設けられた作業
機のバケットの一部に設定された参照点の座標(x,
z)をブーム角センサー15等のセンサーで検知した各
関節角に基づいて演算し、得られた座標(x,z)から
参照点の移動方向γを演算し、減速領域内では、移動方
向γが侵入禁止領域の境界面に対して平行に近い程、マ
イクロコンピューター34は減速度合いを緩和した減速
信号xをコントローラー21に送って操作レバー18〜
20から入力された操作入力信号iが表す制御量を減少
させ、それに対応した制御信号rが比例減圧弁ユニット
31に出力されることにより、作業機を駆動する各シリ
ンダー8〜10を減速駆動させる。
建築物に接触する事故を確実に防止しながら、減速領域
内での作業機の作業効率の低下を可及的に低減できる建
設作業機の制御装置を提供する。 【構成】 油圧ショベルのフロント部に設けられた作業
機のバケットの一部に設定された参照点の座標(x,
z)をブーム角センサー15等のセンサーで検知した各
関節角に基づいて演算し、得られた座標(x,z)から
参照点の移動方向γを演算し、減速領域内では、移動方
向γが侵入禁止領域の境界面に対して平行に近い程、マ
イクロコンピューター34は減速度合いを緩和した減速
信号xをコントローラー21に送って操作レバー18〜
20から入力された操作入力信号iが表す制御量を減少
させ、それに対応した制御信号rが比例減圧弁ユニット
31に出力されることにより、作業機を駆動する各シリ
ンダー8〜10を減速駆動させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は関節型可動部を介してそ
れぞれ連設された複数のアームの中の先端のアームの先
端部に作業体を具え、複数のアームおよび作業体を油圧
駆動手段により駆動して作業を行う建設作業機の制御装
置に係り、特に、作業機の可動範囲内に侵入禁止領域が
設定された制御装置の改良に関する。
れぞれ連設された複数のアームの中の先端のアームの先
端部に作業体を具え、複数のアームおよび作業体を油圧
駆動手段により駆動して作業を行う建設作業機の制御装
置に係り、特に、作業機の可動範囲内に侵入禁止領域が
設定された制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械、例えば、油圧ショベルにおい
ては、上部旋回体のフロント部に取り付けられたブーム
と、このブームの先端部に連結されたアームと、このア
ームの先端部に連結されたバケットで作業機が構成され
ている。操作者は操作レバーの操作により作業機を屈折
運動させ、掘削、積込等の土木建設作業を行っている。
ところで、油圧ショベル等の建設機械の運転室は上部旋
回体とブームの取付け位置近傍に位置していることが多
いため、ブーム等の作業機のフロント部材の各寸法や作
業姿勢によっては例えば、バケットの一部が運転室に接
触して運転室を破損したり、場合によっては運転者に災
害を及ぼすこともある。そこで、作業機の先端が運転室
に接触するのを防止するための種々の提案が成されてい
る。例えば、特開平3−237523号公報には予め運
転室の前方にフロント部材の侵入禁止領域と、これに隣
接する減速領域を設定し、もしも、フロント部材の一部
が減速領域に侵入した時は該フロント部材を駆動するア
クチュエーターの動作速度を減速させ、さらに、侵入禁
止領域に到達した時には当該アクチュエーターの動作を
停止させるようにした作業機干渉回避装置の発明が開示
されている。そして、減速領域内におけるフロント部材
を駆動するアクチュエーターの動作速度の減速度合い
は、当該フロント部材の所定箇所に設定された参照点の
位置と侵入禁止領域境界との距離によって決まる関数に
より決定される。
ては、上部旋回体のフロント部に取り付けられたブーム
と、このブームの先端部に連結されたアームと、このア
ームの先端部に連結されたバケットで作業機が構成され
ている。操作者は操作レバーの操作により作業機を屈折
運動させ、掘削、積込等の土木建設作業を行っている。
ところで、油圧ショベル等の建設機械の運転室は上部旋
回体とブームの取付け位置近傍に位置していることが多
いため、ブーム等の作業機のフロント部材の各寸法や作
業姿勢によっては例えば、バケットの一部が運転室に接
触して運転室を破損したり、場合によっては運転者に災
害を及ぼすこともある。そこで、作業機の先端が運転室
に接触するのを防止するための種々の提案が成されてい
る。例えば、特開平3−237523号公報には予め運
転室の前方にフロント部材の侵入禁止領域と、これに隣
接する減速領域を設定し、もしも、フロント部材の一部
が減速領域に侵入した時は該フロント部材を駆動するア
クチュエーターの動作速度を減速させ、さらに、侵入禁
止領域に到達した時には当該アクチュエーターの動作を
停止させるようにした作業機干渉回避装置の発明が開示
されている。そして、減速領域内におけるフロント部材
を駆動するアクチュエーターの動作速度の減速度合い
は、当該フロント部材の所定箇所に設定された参照点の
位置と侵入禁止領域境界との距離によって決まる関数に
より決定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、例えば、油圧ショベルの動作状態が図7に示す状態
にあった時、即ち、作業機の先端の作業体であるバケッ
ト5の先端に設定された参照点Mが侵入禁止領域FBの
境界からLの距離にあって、ほぼ鉛直上方に移動してい
た時、作業機のアクチュエーターの減速度合いを表す減
速係数Kは、減速領域SDの幅をL2 とし、L=1/2
・L2 であったと仮定すると、 K=L/L2 =0.5 となる。従って、当該アクチュエーターは操作者が操作
レバーを操作して動作させた時の通常の動作速度の1/
2に減速する。しかし、上述の場合のように、フロント
部材が侵入禁止領域FBの境界にほぼ平行に運動してい
る時は、それが運転室に接触する危険性は殆ど無いにも
拘らず、アクチュエーターの動作速度が半分に低下する
ため作業効率が悪く、操作者の焦燥感を募らせることに
なっていた。本発明は従来技術におけるかかる問題点を
克服すべく成されたものであり、バケット等の作業機の
一部が運転室や余所の建築物に接触する事故を確実に防
止しながら、減速領域内での作業機の作業効率の低下を
可及的に低減できる建設作業機の制御装置を提供するこ
とを目的とする。
ば、例えば、油圧ショベルの動作状態が図7に示す状態
にあった時、即ち、作業機の先端の作業体であるバケッ
ト5の先端に設定された参照点Mが侵入禁止領域FBの
境界からLの距離にあって、ほぼ鉛直上方に移動してい
た時、作業機のアクチュエーターの減速度合いを表す減
速係数Kは、減速領域SDの幅をL2 とし、L=1/2
・L2 であったと仮定すると、 K=L/L2 =0.5 となる。従って、当該アクチュエーターは操作者が操作
レバーを操作して動作させた時の通常の動作速度の1/
2に減速する。しかし、上述の場合のように、フロント
部材が侵入禁止領域FBの境界にほぼ平行に運動してい
る時は、それが運転室に接触する危険性は殆ど無いにも
拘らず、アクチュエーターの動作速度が半分に低下する
ため作業効率が悪く、操作者の焦燥感を募らせることに
なっていた。本発明は従来技術におけるかかる問題点を
克服すべく成されたものであり、バケット等の作業機の
一部が運転室や余所の建築物に接触する事故を確実に防
止しながら、減速領域内での作業機の作業効率の低下を
可及的に低減できる建設作業機の制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、関節型可動部を介してそれぞれ連設された
複数のアームの中の先端のアームの先端部に作業体を具
え、複数のアームおよび作業体を油圧駆動手段により駆
動して作業を行う建設作業機の制御装置において、作業
機の一部に設定した参照点の位置を随時検出する位置検
出手段と、参照点の移動方向を随時検出する移動方向検
出手段と、参照点が作業機の可動範囲内に設定された侵
入禁止領域内に侵入した時に油圧駆動手段の動作を停止
させる禁止領域内侵入阻止手段と、参照点が侵入禁止領
域に隣接して設定された減速領域内にある時は、位置検
出手段が検出した参照点の位置と移動方向検出手段が検
出した参照点の移動方向に基づいて油圧駆動手段の動作
を減速させる動作減速手段を有したものである。好まし
くは、参照点の移動方向が減速領域と侵入禁止領域の境
界面に垂直な方向であった時は、動作減速手段は参照点
の前記境界面からの距離の減少に比例して油圧駆動手段
の動作を減速させ、参照点の移動方向が前記境界面に垂
直な方向に対して所定の傾斜角を有していた時は、前記
傾斜角の増大に応じて、参照点の移動方向が前記境界面
に垂直な方向であった時の油圧駆動手段の動作の減速度
合いを緩和するものである。
するために、関節型可動部を介してそれぞれ連設された
複数のアームの中の先端のアームの先端部に作業体を具
え、複数のアームおよび作業体を油圧駆動手段により駆
動して作業を行う建設作業機の制御装置において、作業
機の一部に設定した参照点の位置を随時検出する位置検
出手段と、参照点の移動方向を随時検出する移動方向検
出手段と、参照点が作業機の可動範囲内に設定された侵
入禁止領域内に侵入した時に油圧駆動手段の動作を停止
させる禁止領域内侵入阻止手段と、参照点が侵入禁止領
域に隣接して設定された減速領域内にある時は、位置検
出手段が検出した参照点の位置と移動方向検出手段が検
出した参照点の移動方向に基づいて油圧駆動手段の動作
を減速させる動作減速手段を有したものである。好まし
くは、参照点の移動方向が減速領域と侵入禁止領域の境
界面に垂直な方向であった時は、動作減速手段は参照点
の前記境界面からの距離の減少に比例して油圧駆動手段
の動作を減速させ、参照点の移動方向が前記境界面に垂
直な方向に対して所定の傾斜角を有していた時は、前記
傾斜角の増大に応じて、参照点の移動方向が前記境界面
に垂直な方向であった時の油圧駆動手段の動作の減速度
合いを緩和するものである。
【0005】
【作用】操作者の操作により建設作業機の建設作業が開
始されると、その操作に従って油圧駆動手段が複数のア
ームおよび作業体を駆動する。その際、位置検出手段は
作業機の一部に設定した参照点の位置を随時検出し、移
動方向検出手段は参照点の移動方向を随時検出する。動
作減速手段は参照点が減速領域内にある時は、位置検出
手段が検出した参照点の位置と移動方向検出手段が検出
した参照点の移動方向に基づいて油圧駆動手段の動作を
減速させる。禁止領域内侵入阻止手段は参照点が侵入禁
止領域内に侵入した時に油圧駆動手段の動作を停止させ
る。好ましい手段にあっては、動作減速手段は参照点の
移動方向が減速領域と侵入禁止領域の境界面に垂直な方
向であった時は参照点の前記境界面からの距離の減少に
比例して油圧駆動手段の動作を減速させ、境界面に垂直
な方向に対して所定の傾斜角を有していた時は、前記傾
斜角の増大に応じて、参照点の移動方向が境界面に垂直
な方向であった時の油圧駆動手段の動作の減速度合いを
緩和する。
始されると、その操作に従って油圧駆動手段が複数のア
ームおよび作業体を駆動する。その際、位置検出手段は
作業機の一部に設定した参照点の位置を随時検出し、移
動方向検出手段は参照点の移動方向を随時検出する。動
作減速手段は参照点が減速領域内にある時は、位置検出
手段が検出した参照点の位置と移動方向検出手段が検出
した参照点の移動方向に基づいて油圧駆動手段の動作を
減速させる。禁止領域内侵入阻止手段は参照点が侵入禁
止領域内に侵入した時に油圧駆動手段の動作を停止させ
る。好ましい手段にあっては、動作減速手段は参照点の
移動方向が減速領域と侵入禁止領域の境界面に垂直な方
向であった時は参照点の前記境界面からの距離の減少に
比例して油圧駆動手段の動作を減速させ、境界面に垂直
な方向に対して所定の傾斜角を有していた時は、前記傾
斜角の増大に応じて、参照点の移動方向が境界面に垂直
な方向であった時の油圧駆動手段の動作の減速度合いを
緩和する。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。図2は本発明の実施例に係る油圧ショベ
ルの側面図である。同図において、1は下部走行体、2
は運転室2aを具えた上部旋回体であり、これらで油圧
ショベル本体を構成している。3は上部旋回体2に回動
自在に取り付けられたブームであり、上部旋回体2に連
設された第1ブーム3a、第1ブーム3aの先端部に水
平方向に回動自在に連結された第2ブーム3b、第2ブ
ーム3bの先端部に水平方向に回動自在に連結され、か
つ、第1ブーム3aと平行姿勢をとるように構成された
第3ブーム3cから成っている。4は第3ブーム3cの
先端部に鉛直方向に回動自在に連結されたアーム、5は
アーム4の先端部に鉛直方向に回動自在に連結された作
業体を構成するバケットである。6はブーム3、アーム
4、バケット5およびこれらを駆動する後述する各シリ
ンダーで構成された作業機である。7,8,9,10は
それぞれ第1ブーム3a、第2ブーム3bと第3ブーム
3c、アーム4およびバケット5を駆動するためのブー
ムシリンダー、オフセットシリンダー、アームシリンダ
ーおよびバケットシリンダーであり、これらの各シリン
ダー7〜10は運転室2a内に配設された後述する操作
レバーにより運転操作される。18,19および20は
それぞれ運転室2a内に配設された1組の上側操作レバ
ーおよび下側操作レバーである。12,13および14
はそれぞれ上部旋回体2と第1ブーム3a、第3ブーム
3cとアーム4およびアーム4とバケット5の間の関節
部を構成するピン結合部である。15,16および17
はそれぞれ上部旋回体2と第1ブーム3a、第3ブーム
3cとアーム4およびアーム4とバケット5の間のピン
結合部12,13および14における相互の相対角度を
検出するブーム角センサー、アーム角センサーおよびバ
ケット角センサーである。バケット5の刃先および平坦
な底面の刃先と反対側の端縁近傍には作業機の運転時に
動作方向の最先端部位となる可能性の高い部位としてそ
れぞれ参照点M1およびM2が設定されている。
細に説明する。図2は本発明の実施例に係る油圧ショベ
ルの側面図である。同図において、1は下部走行体、2
は運転室2aを具えた上部旋回体であり、これらで油圧
ショベル本体を構成している。3は上部旋回体2に回動
自在に取り付けられたブームであり、上部旋回体2に連
設された第1ブーム3a、第1ブーム3aの先端部に水
平方向に回動自在に連結された第2ブーム3b、第2ブ
ーム3bの先端部に水平方向に回動自在に連結され、か
つ、第1ブーム3aと平行姿勢をとるように構成された
第3ブーム3cから成っている。4は第3ブーム3cの
先端部に鉛直方向に回動自在に連結されたアーム、5は
アーム4の先端部に鉛直方向に回動自在に連結された作
業体を構成するバケットである。6はブーム3、アーム
4、バケット5およびこれらを駆動する後述する各シリ
ンダーで構成された作業機である。7,8,9,10は
それぞれ第1ブーム3a、第2ブーム3bと第3ブーム
3c、アーム4およびバケット5を駆動するためのブー
ムシリンダー、オフセットシリンダー、アームシリンダ
ーおよびバケットシリンダーであり、これらの各シリン
ダー7〜10は運転室2a内に配設された後述する操作
レバーにより運転操作される。18,19および20は
それぞれ運転室2a内に配設された1組の上側操作レバ
ーおよび下側操作レバーである。12,13および14
はそれぞれ上部旋回体2と第1ブーム3a、第3ブーム
3cとアーム4およびアーム4とバケット5の間の関節
部を構成するピン結合部である。15,16および17
はそれぞれ上部旋回体2と第1ブーム3a、第3ブーム
3cとアーム4およびアーム4とバケット5の間のピン
結合部12,13および14における相互の相対角度を
検出するブーム角センサー、アーム角センサーおよびバ
ケット角センサーである。バケット5の刃先および平坦
な底面の刃先と反対側の端縁近傍には作業機の運転時に
動作方向の最先端部位となる可能性の高い部位としてそ
れぞれ参照点M1およびM2が設定されている。
【0007】以下の説明では、オフセットシリンダー8
が最縮の状態にある場合を説明するが、オフセットシリ
ンダー8の状態が他の任意の位置にあってもブーム3の
形状に大きな変化はない。図3は油圧ショベルの要部寸
法図である。座標原点を下部走行体1の接地面の中央に
取り、油圧ショベルの前面方向をx軸、地面の垂直上方
をz軸とする。上部旋回体2と第1ブーム3aの間のピ
ン結合部12のx,z座標を(S0,T 0 )、上部旋回体
2と第1ブーム3aの間のピン結合部12と第3ブーム
3cとアーム4の間のピン結合部13との間の距離をL
B 、第3ブーム3cとアーム4の間のピン結合部13と
アーム4とバケット5の間のピン結合部14との間の距
離をLA 、ピン結合部13のx軸に対する仰角、即ち、
ブーム角をαB 、ピン結合部12とピン結合部13を結
ぶ線分とピン結合部13とピン結合部14を結ぶ線分と
の成す角度、即ち、アーム角をαA とする。また、参照
点M1とピン結合部14との距離をLV、参照点M2の
参照点M1とピン結合部14を結ぶ線分に平行な方向の
距離をLV1、同じく、垂直な方向の距離をLV2、ピン結
合部13とピン結合部14を結ぶ線分と参照点M1とピ
ン結合部14を結ぶ線分との成す角度、即ち、バケット
角をαV とする。なお、ブーム角αB はブーム3の下げ
方向を正、アーム角αA は押出側を正に取る。
が最縮の状態にある場合を説明するが、オフセットシリ
ンダー8の状態が他の任意の位置にあってもブーム3の
形状に大きな変化はない。図3は油圧ショベルの要部寸
法図である。座標原点を下部走行体1の接地面の中央に
取り、油圧ショベルの前面方向をx軸、地面の垂直上方
をz軸とする。上部旋回体2と第1ブーム3aの間のピ
ン結合部12のx,z座標を(S0,T 0 )、上部旋回体
2と第1ブーム3aの間のピン結合部12と第3ブーム
3cとアーム4の間のピン結合部13との間の距離をL
B 、第3ブーム3cとアーム4の間のピン結合部13と
アーム4とバケット5の間のピン結合部14との間の距
離をLA 、ピン結合部13のx軸に対する仰角、即ち、
ブーム角をαB 、ピン結合部12とピン結合部13を結
ぶ線分とピン結合部13とピン結合部14を結ぶ線分と
の成す角度、即ち、アーム角をαA とする。また、参照
点M1とピン結合部14との距離をLV、参照点M2の
参照点M1とピン結合部14を結ぶ線分に平行な方向の
距離をLV1、同じく、垂直な方向の距離をLV2、ピン結
合部13とピン結合部14を結ぶ線分と参照点M1とピ
ン結合部14を結ぶ線分との成す角度、即ち、バケット
角をαV とする。なお、ブーム角αB はブーム3の下げ
方向を正、アーム角αA は押出側を正に取る。
【0008】図1は油圧ショベルの駆動機構の制御回路
図である。同図において、21は駆動機構全体を制御す
るコントローラー、22は上部旋回体2を下部走行体1
の上部で旋回させる(油圧)旋回モーター、23〜27
は各油圧アクチュエーター(7〜10,22)の圧油の
流入、流出側の切替えと流量の調整を行う方向切替弁、
28は原動機、29,30はそれぞれ原動機28に駆動
される油圧ポンプおよびパイロット油圧ポンプ、31は
方向切替弁23〜27の方向切替動作および流量調整動
作を制御する比例減圧弁ユニット、32,33は比例減
圧弁ユニット31を構成する比例減圧弁の内の1組、3
4はブーム角センサー15、アーム角センサー16およ
びバケット角センサー17からそれぞれ角度情報を受信
すると共にコントローラー21と情報の遣り取りを行っ
て作業機6の減速動作を行わせる減速信号を発生するマ
イクロコンピューター(MPU)、35は作業機6に減
速動作を行わせる情報を入力するための減速動作スイッ
チである。なお、油圧ショベルを走行させる走行モータ
ーおよびその駆動機構を具えているが、本実施例の説明
には直接関係しないので図示を省略している。電気レバ
ーで構成される操作レバー18,19は異なる2方向に
回動入力操作可能になっていて、矢印V1 ,V2 および
矢印B1 ,B2 はそれぞれバケットシリンダー10およ
びブームシリンダー7の伸縮動、矢印A1 ,A2 および
矢印S 1 ,S2 はアームシリンダー9の伸縮動および旋
回モーター22の回転運動、矢印T1 ,T2 はオフセッ
トシリンダー8の伸縮動の入力操作方向を示したもので
ある。
図である。同図において、21は駆動機構全体を制御す
るコントローラー、22は上部旋回体2を下部走行体1
の上部で旋回させる(油圧)旋回モーター、23〜27
は各油圧アクチュエーター(7〜10,22)の圧油の
流入、流出側の切替えと流量の調整を行う方向切替弁、
28は原動機、29,30はそれぞれ原動機28に駆動
される油圧ポンプおよびパイロット油圧ポンプ、31は
方向切替弁23〜27の方向切替動作および流量調整動
作を制御する比例減圧弁ユニット、32,33は比例減
圧弁ユニット31を構成する比例減圧弁の内の1組、3
4はブーム角センサー15、アーム角センサー16およ
びバケット角センサー17からそれぞれ角度情報を受信
すると共にコントローラー21と情報の遣り取りを行っ
て作業機6の減速動作を行わせる減速信号を発生するマ
イクロコンピューター(MPU)、35は作業機6に減
速動作を行わせる情報を入力するための減速動作スイッ
チである。なお、油圧ショベルを走行させる走行モータ
ーおよびその駆動機構を具えているが、本実施例の説明
には直接関係しないので図示を省略している。電気レバ
ーで構成される操作レバー18,19は異なる2方向に
回動入力操作可能になっていて、矢印V1 ,V2 および
矢印B1 ,B2 はそれぞれバケットシリンダー10およ
びブームシリンダー7の伸縮動、矢印A1 ,A2 および
矢印S 1 ,S2 はアームシリンダー9の伸縮動および旋
回モーター22の回転運動、矢印T1 ,T2 はオフセッ
トシリンダー8の伸縮動の入力操作方向を示したもので
ある。
【0009】ブーム角αB 、アーム角αA およびバケッ
ト角αV はそれぞれブーム角センサー15、アーム角セ
ンサー16およびバケット角センサー17で検出され、
それらの検出信号はMPU34に入力する。MPU34
は入力したブーム角αB 、アーム角αA およびバケット
角αV の検出信号に基づいて、内蔵するROMに予め格
納された演算式に従って演算し、参照点M1,M2の現
在座標を算出する。さらに、直前に演算した参照点M
1,M2の直前座標と現在座標から参照点M1,M2の
移動方向の情報をも演算する。これらのデータに基づい
て減速領域SD内の減速度合いを表す係数を演算し、減
速信号xをコントローラー21に出力する。コントロー
ラー21は操作者による操作レバー18〜20の回動入
力操作により入力された操作入力信号iと減速信号xに
基づいて比例減圧弁ユニット31に出力される制御信号
rを生成する。制御信号rはそれぞれ比例減圧弁ユニッ
ト31内の各比例減圧弁32,33,……に入力され、
比例減圧弁32,33,……から方向切替弁23〜27
の方向切替動作および流量調整動作を制御するパイロッ
ト圧油が流出する。こうして、作業機6が減速領域SD
内にあった時はブームシリンダー7、オフセットシリン
ダー8、アームシリンダー9、バケットシリンダー10
および旋回モーター22は操作レバー18〜20から入
力された操作入力信号iに対して所定の減速係数が乗じ
られた制御信号rに従って減速制御され、さらに、作業
機6が侵入禁止領域FB内に侵入した時は、比例減圧弁
ユニット31からは方向切替弁23〜27に対して、そ
れらから流出する圧油の流量を0にするようなパイロッ
ト圧油が流出されるから、上記各シリンダー7〜10お
よび旋回モーター22が直ちに停止する。
ト角αV はそれぞれブーム角センサー15、アーム角セ
ンサー16およびバケット角センサー17で検出され、
それらの検出信号はMPU34に入力する。MPU34
は入力したブーム角αB 、アーム角αA およびバケット
角αV の検出信号に基づいて、内蔵するROMに予め格
納された演算式に従って演算し、参照点M1,M2の現
在座標を算出する。さらに、直前に演算した参照点M
1,M2の直前座標と現在座標から参照点M1,M2の
移動方向の情報をも演算する。これらのデータに基づい
て減速領域SD内の減速度合いを表す係数を演算し、減
速信号xをコントローラー21に出力する。コントロー
ラー21は操作者による操作レバー18〜20の回動入
力操作により入力された操作入力信号iと減速信号xに
基づいて比例減圧弁ユニット31に出力される制御信号
rを生成する。制御信号rはそれぞれ比例減圧弁ユニッ
ト31内の各比例減圧弁32,33,……に入力され、
比例減圧弁32,33,……から方向切替弁23〜27
の方向切替動作および流量調整動作を制御するパイロッ
ト圧油が流出する。こうして、作業機6が減速領域SD
内にあった時はブームシリンダー7、オフセットシリン
ダー8、アームシリンダー9、バケットシリンダー10
および旋回モーター22は操作レバー18〜20から入
力された操作入力信号iに対して所定の減速係数が乗じ
られた制御信号rに従って減速制御され、さらに、作業
機6が侵入禁止領域FB内に侵入した時は、比例減圧弁
ユニット31からは方向切替弁23〜27に対して、そ
れらから流出する圧油の流量を0にするようなパイロッ
ト圧油が流出されるから、上記各シリンダー7〜10お
よび旋回モーター22が直ちに停止する。
【0010】以下に、作業機の動作領域を説明する図
4、作業領域制限処理の流れを示す図5を参照して本実
施例の動作を説明する。図4に示すように、侵入禁止領
域FBは原点Oからx軸方向にL1 だけ離れたx=X1
の境界面より後方(運転室2a側)とし、減速領域SD
はx=X1 の境界面とこの境界面よりさらに距離L2 だ
けx軸方向に離れたx=X2 の境界面との間で、z=0
の境界面より上方の空間である。操作者が作業機6を作
業領域制限モードで動作させたい時は、まず、運転室2
a内に配設された図示しない操作盤上の作業域制限スイ
ッチ35を押下する(S−1)。これにより、コントロ
ーラー21はMPU34に初期化指令を発し、MPU3
4は後述する減速係数K、第1および第2減速係数
K1 ,K2 、第1および第2位置減速係数KP1,KP2、
第1および第2移動減速係数KV1,KV2の値を0に初期
化する(S−2)。次に、操作者が操作レバー18,1
9を操作して所望の方向に回動させると、その操作方向
と操作量に応じたアクチュエーターに流入する圧油の流
量を規定する操作入力信号iがコントローラー21に入
力され、各シリンダー7〜10等の各アクチュエーター
は上記操作入力信号iに基づいて駆動制御される。作業
機6が始動して掘削等の土木作業が開始すると、作業機
6の関節部のピン結合部12〜14に設けられたブーム
角センサー15、アーム角センサー16およびバケット
角センサー17から出力されたブーム角αB 、アーム角
αA およびバケット角αV の検出信号は刻々MPU34
に入力される(S−3)。MPU34は入力されたブー
ム角αB 、アーム角αA およびバケット角αV の検出信
号に基づいて次式に従って参照点M1,M2の現在のx
−z座標(xM1,zM1),(xM2,zM2)をそれぞれ演
算する。 xM1=LV ・COS(αB+αA+αV)+ LA ・COS(αB+αA)+ LB ・COS αB+S0 (1) zM1=- LV ・SIN(αB+αA+αV)- LA ・SIN(αB+αA)- LB ・SIN αB+T0(2) xM2=LV1・COS(αB+αA+αV)+ LV2・SIN(αB+αA+αV) + LA ・COS(αB+αA)+ LB ・COS αB+S0 … (3) zM2=- LV1・SIN(αB+αA+αV)+ LV2・COS(αB+αA+αV) - LA ・SIN(αB+αA)- LB ・SIN αB+T0 … (4) 参照点M1,M2の現在座標(xM1,zM1),(xM2,
zM2)が演算式 (1)〜(4)に従って演算されると、これ
らの値に基づいて参照点M1,M2に対する位置減速係
数、即ち、第1および第2位置減速係数KP1,KP2が演
算される(S−4)。
4、作業領域制限処理の流れを示す図5を参照して本実
施例の動作を説明する。図4に示すように、侵入禁止領
域FBは原点Oからx軸方向にL1 だけ離れたx=X1
の境界面より後方(運転室2a側)とし、減速領域SD
はx=X1 の境界面とこの境界面よりさらに距離L2 だ
けx軸方向に離れたx=X2 の境界面との間で、z=0
の境界面より上方の空間である。操作者が作業機6を作
業領域制限モードで動作させたい時は、まず、運転室2
a内に配設された図示しない操作盤上の作業域制限スイ
ッチ35を押下する(S−1)。これにより、コントロ
ーラー21はMPU34に初期化指令を発し、MPU3
4は後述する減速係数K、第1および第2減速係数
K1 ,K2 、第1および第2位置減速係数KP1,KP2、
第1および第2移動減速係数KV1,KV2の値を0に初期
化する(S−2)。次に、操作者が操作レバー18,1
9を操作して所望の方向に回動させると、その操作方向
と操作量に応じたアクチュエーターに流入する圧油の流
量を規定する操作入力信号iがコントローラー21に入
力され、各シリンダー7〜10等の各アクチュエーター
は上記操作入力信号iに基づいて駆動制御される。作業
機6が始動して掘削等の土木作業が開始すると、作業機
6の関節部のピン結合部12〜14に設けられたブーム
角センサー15、アーム角センサー16およびバケット
角センサー17から出力されたブーム角αB 、アーム角
αA およびバケット角αV の検出信号は刻々MPU34
に入力される(S−3)。MPU34は入力されたブー
ム角αB 、アーム角αA およびバケット角αV の検出信
号に基づいて次式に従って参照点M1,M2の現在のx
−z座標(xM1,zM1),(xM2,zM2)をそれぞれ演
算する。 xM1=LV ・COS(αB+αA+αV)+ LA ・COS(αB+αA)+ LB ・COS αB+S0 (1) zM1=- LV ・SIN(αB+αA+αV)- LA ・SIN(αB+αA)- LB ・SIN αB+T0(2) xM2=LV1・COS(αB+αA+αV)+ LV2・SIN(αB+αA+αV) + LA ・COS(αB+αA)+ LB ・COS αB+S0 … (3) zM2=- LV1・SIN(αB+αA+αV)+ LV2・COS(αB+αA+αV) - LA ・SIN(αB+αA)- LB ・SIN αB+T0 … (4) 参照点M1,M2の現在座標(xM1,zM1),(xM2,
zM2)が演算式 (1)〜(4)に従って演算されると、これ
らの値に基づいて参照点M1,M2に対する位置減速係
数、即ち、第1および第2位置減速係数KP1,KP2が演
算される(S−4)。
【0011】 KP1=(xM1−L1 )/L2 (ただし、KP1=1;KP1>1,KP1=0;KP1<0) … (5) KP2=(xM2−L1 )/L2 (ただし、KP2=1;KP2>1,KP2=0;KP2<0) … (6) さらに、参照点M1,M2の現在座標(xM1,zM1),
(xM2,zM2)と参照点M1,M2の直前の座標
(xM1′,zM1′),(xM2′,zM2′)から参照点M
1,M2の移動角度γ1 ,γ2 を次式に従ってそれぞれ
演算する(S−5)。 γ1 =tan -1〔(zM1−zM1′)/(xM1−xM1′)〕 (ただし、γ1 =−γ1 −90°; xM1−xM1′>0, zM1−zM1′>0: γ1 =−γ1 +90°; xM1−xM1′>0, zM1−zM1′<0)(7) γ2 =tan -1〔(zM2−zM2′)/(xM2−xM2′)〕 (ただし、γ2 =−γ2 −90°; xM2−xM2′>0, zM2−zM2′>0: γ2 =−γ2 +90°; xM2−xM2′>0, zM2−zM2′<0)(8) 次に、得られた参照点M1,M2の移動角度γ1 ,γ2
から次式に従ってγ1,γ2 に対応する参照点M1,M
2に対する移動減速係数、即ち、第1および第2移動減
速係数KV1,KV2を求める(S−6)。 KVi=([|γi |/10]+1)/10 (ただし、i=1,2:[γ]はγの整数部分を表す。 :KVi=0;γi =0 :KVi=1;|γi |≧90) … (9) そして、手順S−4,S−6で求めた第1および第2位
置減速係数KP1,KP2および第1および第2移動減速係
数KV1,KV2に基づいて次式により参照点M1,M2に
対する減速係数、即ち、第1および第2減速係数K1 ,
K2 をそれぞれ演算する(S−7)。 K1 =KP1・(1.0 +KV1−KP1・KV1) …(10) K2 =KP2・(1.0 +KV2−KP2・KV2) …(11) 次に、こうして得られた第1および第2減速係数K1 ,
K2 を較べて小さい値のものを選択して、それを減速係
数Kとする(S−8)。そして、減速係数Kに対応する
減速信号xをコントローラー21に出力する。コントロ
ーラー21は操作者による操作レバー18,19の回動
入力操作により入力された操作入力信号iが表す制御量
に減速信号xが表す減速係数Kを乗算する(S−9)。
そして、この修正された制御量に基づいて比例減圧弁ユ
ニット31に出力される制御信号rを生成する。制御信
号rはそれぞれ比例減圧弁ユニット31内の各比例減圧
弁32,33,……に入力され、比例減圧弁32,3
3,……から制御信号rに応じたパイロット圧油が流出
する(S−10)。比例減圧弁32,33,……から流
出したパイロット圧油は方向切替弁23〜27の方向切
替動作および流量調整動作を制御する。こうして、作業
機6の参照点M1,M2が減速領域SD内にあった時は
ブームシリンダー7等の各アクチュエーターは操作レバ
ー18,19から入力された操作入力信号iが表す制御
量に対して上記の減速係数Kが乗じられた制御信号rに
従って減速制御される(S−11)。一方、MPU34
は手順S−4で演算した参照点M1,M2の現在座標
(xM1,zM1),(xM2,zM2)を内蔵するRAM内に
記憶させる(S−12)。これらの値は再度繰り返され
る上述のルーチンの手順S−5で用いられる。次に、操
作者の操作により作業域制限スイッチ35が遮断された
か否かを判断し(S−13)、その結果がYesなら
ば、作業領域制限処理のルーチンを終了し、判断結果が
Noならば、手順S−3に戻って上述の処理を繰り返
す。
(xM2,zM2)と参照点M1,M2の直前の座標
(xM1′,zM1′),(xM2′,zM2′)から参照点M
1,M2の移動角度γ1 ,γ2 を次式に従ってそれぞれ
演算する(S−5)。 γ1 =tan -1〔(zM1−zM1′)/(xM1−xM1′)〕 (ただし、γ1 =−γ1 −90°; xM1−xM1′>0, zM1−zM1′>0: γ1 =−γ1 +90°; xM1−xM1′>0, zM1−zM1′<0)(7) γ2 =tan -1〔(zM2−zM2′)/(xM2−xM2′)〕 (ただし、γ2 =−γ2 −90°; xM2−xM2′>0, zM2−zM2′>0: γ2 =−γ2 +90°; xM2−xM2′>0, zM2−zM2′<0)(8) 次に、得られた参照点M1,M2の移動角度γ1 ,γ2
から次式に従ってγ1,γ2 に対応する参照点M1,M
2に対する移動減速係数、即ち、第1および第2移動減
速係数KV1,KV2を求める(S−6)。 KVi=([|γi |/10]+1)/10 (ただし、i=1,2:[γ]はγの整数部分を表す。 :KVi=0;γi =0 :KVi=1;|γi |≧90) … (9) そして、手順S−4,S−6で求めた第1および第2位
置減速係数KP1,KP2および第1および第2移動減速係
数KV1,KV2に基づいて次式により参照点M1,M2に
対する減速係数、即ち、第1および第2減速係数K1 ,
K2 をそれぞれ演算する(S−7)。 K1 =KP1・(1.0 +KV1−KP1・KV1) …(10) K2 =KP2・(1.0 +KV2−KP2・KV2) …(11) 次に、こうして得られた第1および第2減速係数K1 ,
K2 を較べて小さい値のものを選択して、それを減速係
数Kとする(S−8)。そして、減速係数Kに対応する
減速信号xをコントローラー21に出力する。コントロ
ーラー21は操作者による操作レバー18,19の回動
入力操作により入力された操作入力信号iが表す制御量
に減速信号xが表す減速係数Kを乗算する(S−9)。
そして、この修正された制御量に基づいて比例減圧弁ユ
ニット31に出力される制御信号rを生成する。制御信
号rはそれぞれ比例減圧弁ユニット31内の各比例減圧
弁32,33,……に入力され、比例減圧弁32,3
3,……から制御信号rに応じたパイロット圧油が流出
する(S−10)。比例減圧弁32,33,……から流
出したパイロット圧油は方向切替弁23〜27の方向切
替動作および流量調整動作を制御する。こうして、作業
機6の参照点M1,M2が減速領域SD内にあった時は
ブームシリンダー7等の各アクチュエーターは操作レバ
ー18,19から入力された操作入力信号iが表す制御
量に対して上記の減速係数Kが乗じられた制御信号rに
従って減速制御される(S−11)。一方、MPU34
は手順S−4で演算した参照点M1,M2の現在座標
(xM1,zM1),(xM2,zM2)を内蔵するRAM内に
記憶させる(S−12)。これらの値は再度繰り返され
る上述のルーチンの手順S−5で用いられる。次に、操
作者の操作により作業域制限スイッチ35が遮断された
か否かを判断し(S−13)、その結果がYesなら
ば、作業領域制限処理のルーチンを終了し、判断結果が
Noならば、手順S−3に戻って上述の処理を繰り返
す。
【0012】例えば、参照点M1が非制限領域FDにあ
った時は、xM1>L1 +L2 であるから、演算式(5) に
より、 KP1=(xM1−L1 )/L2 >1 となり、ただし書によりKP1=1になる。従って、演算
式(10)により、 K1 =KP1・(1.0 +KV1−KP1・KV1)=1.0 +KV1
−KV1=1.0 となり、第1減速係数K1 が第2減速係数K2 より大き
くなければ、操作入力信号iが表す制御量には1が乗算
され、即ち、何ら修正されること無くコントローラー2
1から制御信号rとして比例減圧弁ユニット31に出力
される。参照点M2についても全く同様である。参照点
M1,M2に関する演算は演算式(1) 〜(11)より明らか
なように全く同形であり、その演算結果は手順S−8に
おいて、第1および第2減速係数K1 ,K2 の中の小さ
い方が選択されるだけであるから、以下の説明では参照
点M1についてだけ説明することにし、重複する参照点
M2に関する説明は省略する。また、便宜上、K1 ≦K
2 とする。次に、参照点M1が減速領域SDの中央にあ
り、x=X1 の境界面と平行に移動していた場合を考え
る。この場合は、 KP1=(xM1−L1 )/L2 =0.5 L2 /L2 =0.5 KV1=1(∵γ1 =90) となるから、第1減速係数K1 は、 K1 p =0.5 ×(1.0 +1.0 −0.5 ×1.0 )=0.75 が得られる。一方、参照点M1が同じ位置にあり、x=
X1 の境界面に垂直に移動していた場合には、 KV1=0(∵γ1 =0) K1 v =0.5 ×(1.0 +0−0.5 ×0)=0.5 となり、この値は従来技術において設定された参照点の
境界面x=X1 からの距離(x−L1 )に比例して減少
する減速係数Kのものと同一である。つまり、本実施例
においては従来技術と同様に参照点M1が減速領域SD
の中で侵入禁止領域FBの境界面x=X1 に垂直に移動
する時は、第1減速係数K1 の値がその距離に比例して
低下するように設定されているが、参照点M1が侵入禁
止領域FBの境界面x=X1 に対して斜めまたは平行に
移動する時には参照点M1の位置ばかりでなく、その移
動方向をも加味することにより、参照点M1の移動方向
が侵入禁止領域FBの境界面x=X1 に平行に近付く
程、第1減速係数K1 の減速度合いが緩和されるように
設定されている。従って、バケット5が減速領域SD内
で作業を行っている場合でも、それが運転室2aに接触
する虞が少ない、侵入禁止領域FBの境界面x=X1 に
ほぼ平行に移動している時は大きく減速しないから、減
速領域SD内での作業の作業効率の著しい低下を回避す
ることができる。また、参照点M1が侵入禁止領域FB
内に侵入した時は、演算式(5) により、 KP1=(xM1−L1 )/L2 <0 となり、ただし書によりKP1=0になる。従って、演算
式(10)により、 K1 =KP1・(1.0 +KV1−KP1・KV1)=0 となり、操作入力信号iが表す制御量には0が乗算さ
れ、即ち、操作レバー18,19が操作されない状態の
制御信号r、つまり、各アクチュエーターを停止させる
制御信号rが比例減圧弁ユニット31に出力される。こ
れにより、各アクチュエーターには制動力が付与され、
動作が停止する。
った時は、xM1>L1 +L2 であるから、演算式(5) に
より、 KP1=(xM1−L1 )/L2 >1 となり、ただし書によりKP1=1になる。従って、演算
式(10)により、 K1 =KP1・(1.0 +KV1−KP1・KV1)=1.0 +KV1
−KV1=1.0 となり、第1減速係数K1 が第2減速係数K2 より大き
くなければ、操作入力信号iが表す制御量には1が乗算
され、即ち、何ら修正されること無くコントローラー2
1から制御信号rとして比例減圧弁ユニット31に出力
される。参照点M2についても全く同様である。参照点
M1,M2に関する演算は演算式(1) 〜(11)より明らか
なように全く同形であり、その演算結果は手順S−8に
おいて、第1および第2減速係数K1 ,K2 の中の小さ
い方が選択されるだけであるから、以下の説明では参照
点M1についてだけ説明することにし、重複する参照点
M2に関する説明は省略する。また、便宜上、K1 ≦K
2 とする。次に、参照点M1が減速領域SDの中央にあ
り、x=X1 の境界面と平行に移動していた場合を考え
る。この場合は、 KP1=(xM1−L1 )/L2 =0.5 L2 /L2 =0.5 KV1=1(∵γ1 =90) となるから、第1減速係数K1 は、 K1 p =0.5 ×(1.0 +1.0 −0.5 ×1.0 )=0.75 が得られる。一方、参照点M1が同じ位置にあり、x=
X1 の境界面に垂直に移動していた場合には、 KV1=0(∵γ1 =0) K1 v =0.5 ×(1.0 +0−0.5 ×0)=0.5 となり、この値は従来技術において設定された参照点の
境界面x=X1 からの距離(x−L1 )に比例して減少
する減速係数Kのものと同一である。つまり、本実施例
においては従来技術と同様に参照点M1が減速領域SD
の中で侵入禁止領域FBの境界面x=X1 に垂直に移動
する時は、第1減速係数K1 の値がその距離に比例して
低下するように設定されているが、参照点M1が侵入禁
止領域FBの境界面x=X1 に対して斜めまたは平行に
移動する時には参照点M1の位置ばかりでなく、その移
動方向をも加味することにより、参照点M1の移動方向
が侵入禁止領域FBの境界面x=X1 に平行に近付く
程、第1減速係数K1 の減速度合いが緩和されるように
設定されている。従って、バケット5が減速領域SD内
で作業を行っている場合でも、それが運転室2aに接触
する虞が少ない、侵入禁止領域FBの境界面x=X1 に
ほぼ平行に移動している時は大きく減速しないから、減
速領域SD内での作業の作業効率の著しい低下を回避す
ることができる。また、参照点M1が侵入禁止領域FB
内に侵入した時は、演算式(5) により、 KP1=(xM1−L1 )/L2 <0 となり、ただし書によりKP1=0になる。従って、演算
式(10)により、 K1 =KP1・(1.0 +KV1−KP1・KV1)=0 となり、操作入力信号iが表す制御量には0が乗算さ
れ、即ち、操作レバー18,19が操作されない状態の
制御信号r、つまり、各アクチュエーターを停止させる
制御信号rが比例減圧弁ユニット31に出力される。こ
れにより、各アクチュエーターには制動力が付与され、
動作が停止する。
【0013】このように、本実施例では作業機6の先端
部材であるバケット5の刃先および後下部にそれぞれ参
照点M1,M2を設定して、これらの点と侵入禁止領域
FBの境界面x=X1 との距離が減少する程、各アクチ
ュエーターの減速度合いを大きくすると共に、参照点M
1,M2の移動方向が侵入禁止領域FBの境界面x=X
1 に平行に近付く程、その減速度合いを緩和するように
設定したので、最も運転室2aに接触する可能性の大き
なバケット5の2箇所の位置と移動方向を検知して各ア
クチュエーターを減速制御できるから、作業機6と運転
室2aとの接触事故を確実に防止しながら、さ程減速さ
せる必要が無い作業の作業効率の低下を回避することが
できる。さらに、位置減速係数KPiは参照点Miの境界
面x=X1 からの距離(xMi−L1 )に比例して減少
し、減速係数Ki は一定の移動減速係数KViに対して位
置減速係数KPiの逆二次関数的に減少すると共に、移動
角度γi が90°に近付く程、その曲率が大きくなるよ
うに設定されているので、作業機6と運転室2aとの接
触事故の回避と作業機6の作業効率の好適なバランスを
取ることができる。また、本実施例では減速領域SDお
よび侵入禁止領域FBの境界面は運転室2aの前方の鉛
直面としたが、例えば、図6に示すように、油圧ショベ
ルの上方、前方および下方に境界面を有した減速領域S
Dおよび侵入禁止領域FBを設定しても良い。この場合
は、設定された侵入禁止領域FB内に電線や看板、壁等
の障害物あるいは接触禁止物があって、これらの障害物
等に作業機6が接触するのを効果的に防止する際に有効
になる。なお、本実施例では位置減速係数KPiは参照点
Miの境界面x=X1 からの距離(xMi−L1 )に比例
して減少し、減速係数Ki は一定の移動減速係数KViに
対して位置減速係数KPiの逆二次関数的に減少するよう
にしたが、減速係数Kiが距離(xMi−L1 )の減少に
連れて減少し、移動角度γi が90°まで増大するに連
れて減速度合いが緩和される関係が成立すれば、どのよ
うな演算式を用いても構わない。また、操作レバー18
〜20は電気レバーとしたが、もちろん、油圧パイロッ
トレバーであっても良く、作業機6の各関節角の検出は
角(度)センサー15〜17により行うようにしたが、
シリンダーストロークセンサーにより検出するようにし
ても良い。また、参照点はバケット5の一部に限らず、
アームやブームの一部に設定するようにしても良い。
部材であるバケット5の刃先および後下部にそれぞれ参
照点M1,M2を設定して、これらの点と侵入禁止領域
FBの境界面x=X1 との距離が減少する程、各アクチ
ュエーターの減速度合いを大きくすると共に、参照点M
1,M2の移動方向が侵入禁止領域FBの境界面x=X
1 に平行に近付く程、その減速度合いを緩和するように
設定したので、最も運転室2aに接触する可能性の大き
なバケット5の2箇所の位置と移動方向を検知して各ア
クチュエーターを減速制御できるから、作業機6と運転
室2aとの接触事故を確実に防止しながら、さ程減速さ
せる必要が無い作業の作業効率の低下を回避することが
できる。さらに、位置減速係数KPiは参照点Miの境界
面x=X1 からの距離(xMi−L1 )に比例して減少
し、減速係数Ki は一定の移動減速係数KViに対して位
置減速係数KPiの逆二次関数的に減少すると共に、移動
角度γi が90°に近付く程、その曲率が大きくなるよ
うに設定されているので、作業機6と運転室2aとの接
触事故の回避と作業機6の作業効率の好適なバランスを
取ることができる。また、本実施例では減速領域SDお
よび侵入禁止領域FBの境界面は運転室2aの前方の鉛
直面としたが、例えば、図6に示すように、油圧ショベ
ルの上方、前方および下方に境界面を有した減速領域S
Dおよび侵入禁止領域FBを設定しても良い。この場合
は、設定された侵入禁止領域FB内に電線や看板、壁等
の障害物あるいは接触禁止物があって、これらの障害物
等に作業機6が接触するのを効果的に防止する際に有効
になる。なお、本実施例では位置減速係数KPiは参照点
Miの境界面x=X1 からの距離(xMi−L1 )に比例
して減少し、減速係数Ki は一定の移動減速係数KViに
対して位置減速係数KPiの逆二次関数的に減少するよう
にしたが、減速係数Kiが距離(xMi−L1 )の減少に
連れて減少し、移動角度γi が90°まで増大するに連
れて減速度合いが緩和される関係が成立すれば、どのよ
うな演算式を用いても構わない。また、操作レバー18
〜20は電気レバーとしたが、もちろん、油圧パイロッ
トレバーであっても良く、作業機6の各関節角の検出は
角(度)センサー15〜17により行うようにしたが、
シリンダーストロークセンサーにより検出するようにし
ても良い。また、参照点はバケット5の一部に限らず、
アームやブームの一部に設定するようにしても良い。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、作業機の一部に設定した参照点の位置を随時
検出すると共に、参照点の移動方向を随時検出し、参照
点が減速領域内にある時は参照点の位置と移動方向に基
づいて油圧駆動手段の動作を減速させ、参照点が侵入禁
止領域内に侵入した時に油圧駆動手段の動作を停止させ
るようにしたので、参照点の減速領域内での位置ばかり
でなく移動方向をも加味した油圧駆動手段の減速制御が
可能になるから、バケット等の作業機の一部が運転室や
余所の建築物に接触する事故を確実に防止しながら、減
速領域内での作業機の作業効率の低下を可及的に低減で
きる。請求項2記載の発明によれば、参照点の減速領域
と侵入禁止領域の境界面からの距離と、参照点の前記境
界面に対する移動方向に基づいて油圧駆動手段の動作を
減速させるようにしたので、参照点が減速領域と侵入禁
止領域の境界面から何の位の距離にあるかを示す情報と
参照点が前記境界面に対して何の方向に移動しているか
を示す情報に基づいて油圧駆動手段の動作を減速させる
ことができるから、参照点が減速領域と侵入禁止領域の
境界面に達するまでに油圧駆動手段の動作を効果的に減
速させることができると共に、参照点の前記境界面に対
する移動方向に応じた柔軟な油圧駆動手段の減速制御が
可能になる。請求項3記載の発明によれば、参照点の移
動方向が減速領域と侵入禁止領域の境界面に垂直な方向
であった時は、参照点の前記境界面からの距離の減少に
比例して油圧駆動手段の動作を減速させ、参照点の移動
方向が前記境界面に垂直な方向に対して所定の傾斜角を
有していた時は、前記傾斜角の増大に応じて、参照点の
移動方向が前記境界面に垂直な方向であった時の油圧駆
動手段の動作の減速度合いを緩和するようにしたので、
参照点が前記境界面に向かって移動している時は油圧駆
動手段の動作を効果的に減速させ、参照点が前記境界面
にあまり近付かない方向に移動している時は減速領域内
での作業機の作業効率をあまり低下させないようにする
ことができる。請求項4記載の発明によれば、侵入禁止
領域を作業機の運転室から所定の距離の範囲の領域と
し、減速領域は侵入禁止領域の境界面から所定の距離の
範囲の領域としたので、作業機の一部が運転室に接触す
る事故を確実に防止することができる。請求項5記載の
発明によれば、参照点を作業体の一部に複数個設定し、
各々の参照点の位置と移動方向に基づいて判定された油
圧駆動手段の動作の減速度合いの中で最も大きな減速度
合いに従って油圧駆動手段の動作を減速させるようにし
たので、作業機の一部が運転室や余所の建築物に接触す
る事故を確実、かつ、効果的に防止することができる。
によれば、作業機の一部に設定した参照点の位置を随時
検出すると共に、参照点の移動方向を随時検出し、参照
点が減速領域内にある時は参照点の位置と移動方向に基
づいて油圧駆動手段の動作を減速させ、参照点が侵入禁
止領域内に侵入した時に油圧駆動手段の動作を停止させ
るようにしたので、参照点の減速領域内での位置ばかり
でなく移動方向をも加味した油圧駆動手段の減速制御が
可能になるから、バケット等の作業機の一部が運転室や
余所の建築物に接触する事故を確実に防止しながら、減
速領域内での作業機の作業効率の低下を可及的に低減で
きる。請求項2記載の発明によれば、参照点の減速領域
と侵入禁止領域の境界面からの距離と、参照点の前記境
界面に対する移動方向に基づいて油圧駆動手段の動作を
減速させるようにしたので、参照点が減速領域と侵入禁
止領域の境界面から何の位の距離にあるかを示す情報と
参照点が前記境界面に対して何の方向に移動しているか
を示す情報に基づいて油圧駆動手段の動作を減速させる
ことができるから、参照点が減速領域と侵入禁止領域の
境界面に達するまでに油圧駆動手段の動作を効果的に減
速させることができると共に、参照点の前記境界面に対
する移動方向に応じた柔軟な油圧駆動手段の減速制御が
可能になる。請求項3記載の発明によれば、参照点の移
動方向が減速領域と侵入禁止領域の境界面に垂直な方向
であった時は、参照点の前記境界面からの距離の減少に
比例して油圧駆動手段の動作を減速させ、参照点の移動
方向が前記境界面に垂直な方向に対して所定の傾斜角を
有していた時は、前記傾斜角の増大に応じて、参照点の
移動方向が前記境界面に垂直な方向であった時の油圧駆
動手段の動作の減速度合いを緩和するようにしたので、
参照点が前記境界面に向かって移動している時は油圧駆
動手段の動作を効果的に減速させ、参照点が前記境界面
にあまり近付かない方向に移動している時は減速領域内
での作業機の作業効率をあまり低下させないようにする
ことができる。請求項4記載の発明によれば、侵入禁止
領域を作業機の運転室から所定の距離の範囲の領域と
し、減速領域は侵入禁止領域の境界面から所定の距離の
範囲の領域としたので、作業機の一部が運転室に接触す
る事故を確実に防止することができる。請求項5記載の
発明によれば、参照点を作業体の一部に複数個設定し、
各々の参照点の位置と移動方向に基づいて判定された油
圧駆動手段の動作の減速度合いの中で最も大きな減速度
合いに従って油圧駆動手段の動作を減速させるようにし
たので、作業機の一部が運転室や余所の建築物に接触す
る事故を確実、かつ、効果的に防止することができる。
【図1】本発明の実施例に係る油圧ショベルの駆動機構
の制御回路図
の制御回路図
【図2】同じく、油圧ショベルの側面図
【図3】同じく、油圧ショベルの要部寸法図
【図4】作業機の動作領域を説明する説明図
【図5】作業領域制限処理の流れ図
【図6】作業機の異なる動作領域を説明する説明図
【図7】従来例に係る作業機の動作領域を説明する説明
図
図
1 下部走行体 2 上部旋回体 2a 運転室 3 ブーム 4 アーム 5 バケット 6 作業機 7 ブームシリンダー 8 オフセットシリンダー 9 アームシリンダー 10 バケットシリンダー 15 ブーム角センサー 16 アーム角センサー 17 バケット角センサー 18〜20 操作レバー 21 コントローラー 22 旋回モーター 23〜27 方向切替弁 29 油圧ポンプ 30 パイロット油圧ポンプ 31 比例減圧弁ユニット 32,33 比例減圧弁 34 マイクロコンピューター(MPU) 35 作業域制限スイッチ M1,M2 参照点
Claims (5)
- 【請求項1】 関節型可動部を介してそれぞれ連設され
た複数のアームの中の先端のアームの先端部に作業体を
具え、複数の前記アームおよび前記作業体を油圧駆動手
段により駆動して作業を行う建設作業機の制御装置にお
いて、前記作業機の一部に設定した参照点の位置を随時
検出する位置検出手段と、前記参照点の移動方向を随時
検出する移動方向検出手段と、前記参照点が前記作業機
の可動範囲内に設定された侵入禁止領域内に侵入した時
に前記油圧駆動手段の動作を停止させる禁止領域内侵入
阻止手段と、前記参照点が前記侵入禁止領域に隣接して
設定された減速領域内にある時は、前記位置検出手段が
検出した前記参照点の位置と前記移動方向検出手段が検
出した前記参照点の移動方向に基づいて前記油圧駆動手
段の動作を減速させる動作減速手段を有したことを特徴
とする建設作業機の制御装置。 - 【請求項2】 動作減速手段は参照点の減速領域と侵入
禁止領域の境界面からの距離と、前記参照点の前記境界
面に対する移動方向に基づいて前記油圧駆動手段の動作
を減速させるものであることを特徴とする請求項1記載
の建設作業機の制御装置。 - 【請求項3】 参照点の移動方向が減速領域と侵入禁止
領域の境界面に垂直な方向であった時は、動作減速手段
は参照点の前記境界面からの距離の減少に比例して油圧
駆動手段の動作を減速させ、前記参照点の移動方向が前
記境界面に垂直な方向に対して所定の傾斜角を有してい
た時は、前記傾斜角の増大に応じて、前記参照点の移動
方向が前記境界面に垂直な方向であった時の前記油圧駆
動手段の動作の減速度合いを緩和するものであることを
特徴とする請求項2記載の建設作業機の制御装置。 - 【請求項4】 侵入禁止領域は作業機の運転室から所定
の距離の範囲の領域であり、減速領域は侵入禁止領域の
境界面から所定の距離の範囲の領域であることを特徴と
する請求項1記載の建設作業機の制御装置。 - 【請求項5】 参照点は作業体の一部に複数個設定され
たものであり、動作減速手段は各々の参照点の位置と移
動方向に基づいて判定された油圧駆動手段の動作の減速
度合いの中で最も大きな減速度合いに従って前記油圧駆
動手段の動作を減速させるものであることを特徴とする
請求項1記載の建設作業機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27117894A JPH08134949A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 建設作業機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27117894A JPH08134949A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 建設作業機の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08134949A true JPH08134949A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17496436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27117894A Pending JPH08134949A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 建設作業機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08134949A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012127914A1 (ja) * | 2011-03-24 | 2012-09-27 | 株式会社小松製作所 | 掘削制御システム |
| US9080317B2 (en) | 2011-03-24 | 2015-07-14 | Komatsu Ltd. | Excavation control system and construction machine |
| US9458598B2 (en) | 2014-04-24 | 2016-10-04 | Komatsu Ltd. | Work vehicle |
-
1994
- 1994-11-04 JP JP27117894A patent/JPH08134949A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012127914A1 (ja) * | 2011-03-24 | 2012-09-27 | 株式会社小松製作所 | 掘削制御システム |
| CN103354854A (zh) * | 2011-03-24 | 2013-10-16 | 株式会社小松制作所 | 挖掘控制系统 |
| JP5548307B2 (ja) * | 2011-03-24 | 2014-07-16 | 株式会社小松製作所 | 掘削制御システム |
| US9020709B2 (en) | 2011-03-24 | 2015-04-28 | Komatsu Ltd. | Excavation control system |
| US9080317B2 (en) | 2011-03-24 | 2015-07-14 | Komatsu Ltd. | Excavation control system and construction machine |
| CN103354854B (zh) * | 2011-03-24 | 2016-02-10 | 株式会社小松制作所 | 挖掘控制系统 |
| US9458598B2 (en) | 2014-04-24 | 2016-10-04 | Komatsu Ltd. | Work vehicle |
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