JPH08135456A - 内燃機関の過給圧制御装置 - Google Patents

内燃機関の過給圧制御装置

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JPH08135456A
JPH08135456A JP6295718A JP29571894A JPH08135456A JP H08135456 A JPH08135456 A JP H08135456A JP 6295718 A JP6295718 A JP 6295718A JP 29571894 A JP29571894 A JP 29571894A JP H08135456 A JPH08135456 A JP H08135456A
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JP
Japan
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supercharging pressure
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steady
pressure
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JP6295718A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Yokoyama
稔之 横山
Masanao Ito
雅直 伊藤
Junji Shinojima
順司 篠島
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、車両の加速運転時におけ
る過給圧の急激な低下を防止し得て、トルクショックの
発生を防止し得て、ドライバビリティの向上を果たすこ
とにある。 【構成】 このため、この発明は、スロットルバルブが
所定値未満の速度で全開された定常全開加速時には前記
過給機による過給圧を定常全開過給圧に規制すべく制御
し、スロットルバルブが所定値以上の速度で全開された
急全開加速時には過給機による過給圧を規制する定常全
開過給圧をこの定常全開過給圧よりも高側の高側全開過
給圧に所定時間だけ高めるよう制御し、この高側に高め
られた高側全開過給圧による過給圧の規制制御が所定時
間を経過した場合は高側全開過給圧を漸次減少させて定
常全開過給圧に変更すべく制御する制御手段を設けたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は内燃機関の過給圧制御
装置に係り、特に、車両の加速運転時における過給圧の
急激な低下を防止し得て、トルクショックの発生を防止
し得て、ドライバビリティの向上を果たし得る内燃機関
の過給圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両等に搭載される内燃機関には、燃料
消費率や出力の向上を図るために、過給機を備えたもの
がある。過給機は、内燃機関に吸気を過給することによ
り燃焼性を改善し、燃料消費率や出力の向上を図ること
ができる。
【0003】過給機を備えた内燃機関には、スロットル
バルブの全開時に過給圧がいたずらに上昇しないよう
に、過給圧を全開過給圧に規制すべく制御する過給圧制
御装置を設けたものがある。このような過給圧制御装置
としては、特開平3−182630号公報に開示される
ものがある。
【0004】この公報に開示される過給圧制御装置は、
過給機のウエイストゲートバルブの開度をデューティ比
制御式アクチュエータによりフィードバック制御して過
給圧を目標過給圧に収束するものであり、スロットル開
度が所定開度未満の領域においてはウエイストゲートバ
ルブ開度が所定値以下にならないようにデューティ比に
限界値を設けてフィードバック制御し、この制御状態か
らスロットル開度が所定開度以上となり且つ過給圧が目
標過給圧に収束しない制御状態に移行したときに前記デ
ューティ比の限界値を維持した状態でフィードバック制
御し、さらに、所定時間経過後も過給圧が目標値に収束
しないときはウエイストゲートバルブ開度が減少する傾
向に前記デューティ比の限界値を変更してフィードバッ
ク制御することにより、急加速時の過給圧のオーバシュ
ート減少を防止するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の過給
圧制御装置においては、図10に示す如く、スロットル
バルブが所定値未満の速度で全開された定常全開加速時
には、過給機による過給圧を定常全開過給圧(破線)に
規制すべく制御することにより、過給圧が規制値である
定常全開過給圧を越えないように制御している。
【0006】また、従来の過給圧制御装置においては、
スロットルバルブが所定値以上の速度で全開された急全
開加速時には、過給機による過給圧を規制する前記定常
全開過給圧を、この定常全開過給圧よりも高側の高側全
開過給圧(実線)に所定時間だけ高めるよう制御するこ
とにより、スロットルバルブの急全開加速時に過給圧の
規制値を所定時間だけ定常全開過給圧よりも高側の高側
全開過給圧に高めて、過給圧が定常全開過給圧よりも上
昇することを許容し、車両の加速性能を向上させてい
る。
【0007】ところが、従来の過給圧制御装置は、高側
全開過給圧による過給圧の規制制御が所定時間を経過し
た場合に、高側全開過給圧を直ちに減少させて定常全開
過給圧に変更すべく制御している。
【0008】このため、従来の過給圧制御装置は、高側
全開過給圧による規制制御の終了時に直ちに定常全開過
給圧に変更するため、図10に実線で示す如く、車両の
加速運転の途中で過給圧が高側全開過給圧から低側の定
常全開過給圧に急激に低下され、図11に示す如く、ト
ルクショックを発生してドライバビリティを悪化させる
不都合がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、上述の不都合を
除去するために、この発明は、内燃機関に吸気を過給す
る過給機を設け、前記内燃機関のスロットルバルブの開
度状態を検出するスロットルセンサを設け、前記スロッ
トルバルブが所定値未満の速度で全開された定常全開加
速時には前記過給機による過給圧を定常全開過給圧に規
制すべく制御し、前記スロットルバルブが所定値以上の
速度で全開された急全開加速時には前記過給機による過
給圧を規制する前記定常全開過給圧をこの定常全開過給
圧よりも高側の高側全開過給圧に所定時間だけ高めるよ
う制御し、この高側に高められた高側全開過給圧による
過給圧の規制制御が所定時間を経過した場合は前記高側
全開過給圧を漸次減少させて前記定常全開過給圧に変更
すべく制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】この発明の構成によれば、過給圧制御装置は、
制御手段によって、スロットルバルブが所定値以上の速
度で全開された急全開加速時には、過給圧を規制する定
常全開過給圧をこの定常全開過給圧よりも高側の高側全
開過給圧に所定時間だけ高めるよう制御し、この高側全
開過給圧による過給圧の規制制御が所定時間を経過した
場合には高側全開過給圧を漸次減少させて定常全開過給
圧に変更すべく制御することにより、車両の加速運転の
途中で過給圧が急激に低下されることがない。
【0011】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する。図1〜図9は、この発明の実施例を示すもので
ある。図9において、2は内燃機関、4はシリンダブロ
ック、6はシリンダヘッド、8はシリンダヘッドカバ
ー、10はピストン、12は燃焼室、14は吸気弁、1
6は排気弁である。
【0012】前記図示しない車両に搭載された内燃機関
2には、エアクリーナ18と吸気管20とスロットルボ
ディ22とサージタンク24と吸気マニホルド26とを
順次に接続して設け、管吸気通路28とボディ吸気通路
30とタンク吸気通路32とマニホルド吸気通路34と
を順次に燃焼室12に連通している。スロットルボディ
22のボディ吸気通路30には、スロットルバルブ36
が設けられている。
【0013】また、前記内燃機関2には、排気マニホル
ド38と排気管40とを順次に接続して設け、燃焼室1
2にマニホルド排気通路42と管排気通路44とを順次
に連通している。排気管40の管排気通路44の途中に
は、第1・第2触媒46・48が設けられている。な
お、符号50は、シリンダヘッドカバー8内とエアクリ
ーナ18下流側の管吸気通路28とを連通するブローバ
イガス通路である。
【0014】前記内燃機関2には、吸気を過給する過給
機52が設けられている。この過給機52は、吸気管2
0の途中に設けたコンプレッサ54を排気管40の途中
に設けたタービン56により駆動する。前記コンプレッ
サ54及びスロットルボディ22間の吸気管20の途中
には、インタクーラ58が設けられている。
【0015】前記内燃機関2は、タービン56の上流側
のマニホルド排気通路42と下流側の管排気通路44と
を連通する排気バイパス通路60を設け、排気バイパス
通路60の途中にウエイストゲートバルブ62を設けて
いる。ウエイストゲートバルブ62は、リンク機構64
によりアクチュエータ66に連絡されている。
【0016】ウエイストゲートバルブ62を作動するア
クチュエータ66は、ダイヤフラム68により圧力室7
0を区画し、圧力室70を縮小する方向にスプリング7
2を設けている。前記ダイヤフラム68は、リンク機構
64によりウエイストゲートバルブ62に連絡されてい
る。前記圧力室70は、圧力導入通路74によりコンプ
レッサ54下流側の管吸気通路28に連通されるととも
に、圧力導出通路76によりコンプレッサ54上流側の
管吸気通路28に連通されている。圧力導出通路76の
途中には、過給圧調整バルブ78を設けている。
【0017】過給圧調整バルブ78は、圧力導出通路7
6を開閉することによりアクチュエータ66の圧力室7
0に圧力導入通路74を介して作用する過給圧を調整
し、ウエイストゲートバルブ62を動作させて排気圧の
一部をタービン56の下流の管排気通路44に逃がし、
過給圧が規制値である全開過給圧を越えないように規制
する。
【0018】なお、符号80はエアバイパス通路、符号
82はエアバイパスバルブ、符号84はバイパス調整バ
ルブ、86・88はチェックバルブである。バイパス調
整バルブ84は、ボディ吸気通路30の吸気管圧力とチ
ェックバルブ86・88を介したタンク吸気通路32の
吸気管圧力及び大気圧とを調整してエアバイパスバルブ
82に作用させ、エアバイパスバルブ82を作動させて
コンプレッサ54下流側から上流側の管吸気通路28へ
のエアバイパス量を調整する。
【0019】また、符号90はEGR通路、符号92は
EGR制御バルブである。EGR制御バルブ92は、E
GR作動圧力通路94によりタンク吸気通路32の吸気
管圧力を導入され、EGR通路90を開閉してマニホル
ド吸気通路34に還流される排気量を調整する。
【0020】前記内燃機関2は、吸気マニホルド22に
燃焼室12方向に指向させて燃料噴射弁96を取付けて
いる。燃料噴射弁96は、燃料供給通路98により燃料
タンク100に連絡されている。燃料タンク100内に
は、燃料供給通路98に燃料を送給する燃料ポンプ10
2を設けている。前記燃料供給通路98の途中には、燃
料フィルタ104を設けている。
【0021】前記燃料供給通路98の途中には、燃料圧
力を調整するレギュレータ106を設けている。このレ
ギュレータ106は、燃料戻し通路108により燃料タ
ンク96に連絡されている。レギュレータ106は、レ
ギュレータ圧力通路110によりタンク吸気通路32の
吸気管圧力を導入し、燃料圧力を調整して余剰の燃料を
燃料戻し通路108により燃料タンク96に戻す。
【0022】前記燃料タンク96は、エバポ通路112
によりキャニスタ114に連通されている。キャニスタ
114は、パージ通路116によりスロットルボディ2
2のボディ吸気通路30に連通している。パージ通路1
16の途中には、ワンウェイチェックバルブ118を設
けている。
【0023】前記スロットルバルブ36上流側のボディ
吸気通路30には、アイドル空気通路120の一端側を
連通している。アイドル空気通路120の他端側は、サ
ージタンク24のタンク吸気通路32に連通している。
アイドル空気通路120の途中には、アイドル調整バル
ブ(ISCバルブ)122を設けている。
【0024】この内燃機関2には、タンク吸気通路32
の吸気管圧力を検出圧力通路124により導入して検出
する圧力センサ126を設け、吸気マニホルド22に形
成した冷却水通路128の冷却水温度を検出する水温セ
ンサ130を設け、サージタンク24のタンク吸気通路
32の吸気温度を検出する吸気温センサ132を設け、
スロットルバルブ36の開度位置や開閉速度等の開度状
態を検出するスロットルセンサ134を設け、タービン
56下流側の管排気通路44に臨ませてO2 センサ13
6を設けている。
【0025】前記過給圧調整バルブ78とバイパス調整
バルブ84と燃料噴射弁96と燃料ポンプ100とアイ
ドル調整バルブ122と圧力センサ126と水温センサ
130と吸気温センサ132とスロットルセンサ134
とO2 センサ136とは、過給圧制御装置138を構成
する制御手段140に接続されている。
【0026】この制御手段140には、点火機構142
のディストリビュータ144及びイグニションコイル1
46が接続されるとともに、第1・第2触媒46・48
間の管排気通路44に臨ませたサーモフューズ148が
アラームリレー150及び警告灯152を介して接続さ
れ、また、ヒューズ154とメインスイッチ156とバ
ッテリ158とが接続されている。
【0027】前記過給圧制御装置138の制御手段14
0には、内燃機関2の運転状態の信号として、例えば、
圧力センサ126の検出する吸気管圧力、水温センサ1
30の検出する冷却水温度、吸気温センサ132の検出
する吸気温度、スロットルセンサ134の検出するスロ
ットルバルブ36の開度状態、O2 センサ136の検出
する酸素濃度、ディストリビュータ144やイグニショ
ンコイル146からの信号による内燃機関回転数等が入
力される。
【0028】過給圧制御装置138の制御手段140
は、これら入力する信号によって、内燃機関2の点火時
期や燃料噴射量とともに過給圧を制御する。この過給圧
制御装置138は、制御手段140によって、スロット
ルバルブ36が所定値未満の速度で全開された定常全開
加速時には過給機52による過給圧を定常全開過給圧に
規制すべく制御し、スロットルバルブ36が所定値以上
の速度で全開された急全開加速時には過給機52による
過給圧を規制する前記定常全開過給圧をこの定常全開過
給圧よりも高側の高側全開過給圧に所定時間tだけ高め
るよう制御し、この高側全開過給圧による過給圧の規制
制御が所定時間tを経過した場合には高側全開過給圧を
漸次減少させて定常全開過給圧に変更すべく制御するも
のである。
【0029】この実施例においては、図1〜6に示す如
く、所定時間tを経過した場合には、高側全開過給圧か
ら設定時間Δt毎に設定値Δaづつ減算することによ
り、高側全開過給圧を漸次減少させて定常全開過給圧に
変更すべく制御するものである。
【0030】次に、この実施例の作用を説明する。
【0031】制御手段140は、図1に示す如く、内燃
機関2を始動してプログラムがスタートすると(ステッ
プ200)、定常運転状態において(ステップ20
2)、スロットルセンサ134の検出するスロットルバ
ルブ36の開度状態によりスロットル開度が増加してい
る場合に(ステップ204)、加速を判定する(ステッ
プ206)。
【0032】この判定(ステップ206)においては、
スロットルバルブ36が所定値未満の速度で全開された
定常全開加速であるか、スロットルバルブ36が所定値
以上の速度で全開された急全開加速であるか、を判定す
る。
【0033】この判定(ステップ206)において、ス
ロットルバルブ36が所定値未満の速度で全開された定
常全開加速の場合(ステップ206:NO)は、(ステ
ップ202)にリターンし、過給機52による過給圧を
定常全開過給圧に規制すべく制御する。
【0034】制御手段140は、例えば、図2に示す如
く、機関回転数により決定される定常全開加速過給圧の
特性より定常全開過給圧の定常デューティ値Aを検索し
て得て、この定常デューティ値Aにより過給圧調整バル
ブ78をデューティ制御することにより、圧力導出通路
76を開閉してアクチュエータ66の圧力室70に作用
する過給圧を調整し、ウエイストゲートバルブ62を動
作させて排気圧の一部をタービン56の下流の管排気通
路44に逃がし、過給圧が規制値である定常全開過給圧
を越えないように規制する。
【0035】前記判定(ステップ206)において、ス
ロットルバルブ36が所定値以上の速度で全開された急
全開加速の場合(ステップ206:YES)は、機関回
転数により決定されている定常全開加速過給圧の特性よ
り定常デューティ値Aを検索し(ステップ208)し、
急全開加速用の補正デューティ値Bを検索し(ステップ
210)し、前記定常デューティ値Aに補正デューティ
値Bを加算して定常全開過給圧よりも高側の高側全開過
給圧の加算デューティ値A+Bを得る(ステップ21
2)。
【0036】前記補正デューティ値Bは、例えば、図3
に示す如く、機関回転数によって決定れる一次元テーブ
ルより得られる。図3においては、補正デューティ値B
を、設定された1000rpm、2000rpm……7
000rpm、8000rpmの機関回転数に対して、
1 、x2 ……x7 、x8 の補正デューティ値を設定し
てある。制御手段140は、急全開加速中に上昇する機
関回転数に応じて、前記設定されたn000rpmに対
応する補正デューティ値xn を、補正デューティ値Bと
して読み込む。
【0037】制御手段140は、スロットルバルブ36
が所定値以上の速度で全開された急全開加速の場合(ス
テップ206:YES)は、前記加算された加算デュー
ティ値A+Bにより、過給圧を規制する前記定常全開過
給圧をこの定常全開過給圧よりも高側の高側全開過給圧
に高め、この高側全開過給圧を所定時間tだけ保持して
(ステップ214)、過給圧が高側全開過給圧を越えな
いように規制する。
【0038】これにより、制御手段140は、高側全開
過給圧の加算デューティ値A+Bにより過給圧調整バル
ブ78を所定時間tだけデューティ制御することによ
り、圧力導出通路76を開閉してアクチュエータ66の
圧力室70に作用する過給圧を調整し、ウエイストゲー
トバルブ62を動作させて排気圧の一部をタービン56
の下流の管排気通路44に逃がし、過給圧が定常全開過
給圧よりも高側の規制値である高側全開過給圧を越えな
いように規制する。
【0039】前記(ステップ214)における高側全開
過給圧による過給圧の規制制御の所定時間tを経過する
と、図4に示す如く、所定時間t経過時における補正デ
ューティ値B(所定時間t経過時における機関回転数n
000rpmに対応する補正デューティ値xn )より設
定値Δaを設定時間Δt毎に減算し(ステップ21
6)、補正デューティ値Bが零「0」になったか否かを
判断する(ステップ218)。
【0040】補正デューティ値Bが零よりも大きい場合
(ステップ218:B>0)は、設定時間Δtだけその
値を保持して(ステップ220)、(ステップ216)
にリターンする。(ステップ216)においては、設定
時間Δtが経過すると補正デューティ値Bよりさらに設
定値Δaを減算する。この補正デューティ値Bからの設
定値Δaの設定時間Δt毎の減算(ステップ216)
は、補正デューティ値Bが零になるまで(ステップ21
8:B≦0)実施される。なお、計算上において零にな
らない場合は、零に限りなく近づいた値を切り捨て等す
ることにより零とする。
【0041】これにより、制御手段140は、高側全開
過給圧による過給圧の規制制御が所定時間tを経過する
と、高側全開過給圧から設定時間Δt毎に設定値Δaづ
つ減算することにより、高側全開過給圧を漸次減少させ
て定常全開過給圧に変更すべく制御する。
【0042】補正デューティ値Bが零になった(ステッ
プ218:B≦0)場合は、定常全開過給圧の定常デュ
ーティ値Aにより過給圧が定常全開過給圧を越えないよ
うに規制し(ステップ222)し、(ステップ202)
にリターンする。この制御は、内燃機関2を停止する
と、エンド(ステップ224)になる。
【0043】このように、過給圧制御装置138は、制
御手段140によって、スロットルバルブ36が所定値
以上の速度で全開された急全開加速時には、過給圧を規
制する定常全開過給圧をこの定常全開過給圧よりも高側
の高側全開過給圧に所定時間tだけ高めるよう制御し、
この高側全開過給圧による過給圧の規制制御が所定時間
tを経過した場合には高側全開過給圧を漸次減少させて
定常全開過給圧に変更すべく制御することにより、車両
の加速運転の途中で過給圧が急激に低下されることを防
止でき、滑らかに高側全開過給圧を減少させて定常全開
過給圧に変更することができる。
【0044】このため、この過給圧制御装置138は、
図5に示す如く、スロットルバルブ36が所定値以上の
速度で全開された急全開加速時に、過給機52による過
給圧を規制する定常全開過給圧(破線)をこの定常全開
過給圧よりも高側の高側全開過給圧(実線)に所定時間
だけ高めるよう制御して所定時間tが経過した場合に、
高側全開過給圧を漸次減少させて徐々に定常全開過給圧
に変更すべく制御することにより、車両の加速運転の途
中で過給圧が急激に低下されることを防止でき、滑らか
に高側全開過給圧を減少させて定常全開過給圧に変更す
ることができる。
【0045】これにより、この過給圧制御装置138
は、図6に示す如く、従来の車両の加速運転時における
過給圧の急激な低下(破線)を防止し得て、滑らかに過
給圧を低下(実線)させ得て、トルクショックの発生を
防止し得て、ドライバビリティを向上することができ
る。
【0046】なお、高側全開過給圧による過給圧の規制
制御が所定時間tを経過した際の、高側全開過給圧を漸
次減少させて定常全開過給圧への変更は、前述実施例の
みならず、例えば、図7・図8に示す如く、行うことが
できる。
【0047】図7の(ステップ200)〜(ステップ2
14)及び(ステップ218)〜(ステップ224)
は、図1の(ステップ200)〜(ステップ214)及
び(ステップ218)〜(ステップ224)と同一の処
理であるので、特徴となる(ステップ216)を中心に
説明する。
【0048】即ち、図7の(ステップ216)において
は、(ステップ214)における高側全開過給圧による
過給圧の規制制御の所定時間tを経過すると、図8に示
す如く、所定時間t経過時における補正デューティ値B
(所定時間t経過時における機関回転数n000rpm
に対応する補正デューティ値xn )に設定係数Kを設定
時間Δt毎に乗算し、補正デューティ値Bが零「0」に
なったか否かを判断する(ステップ218)。なお、設
定係数Kは、0≦K≦1に設定する。
【0049】補正デューティ値Bが零よりも大きい場合
(ステップ218:B>0)は、設定時間Δtだけその
値を保持して(ステップ220)、(ステップ216)
にリターンする。(ステップ216)においては、設定
時間Δtが経過すると補正デューティ値Bにさらに設定
係数Kを乗算する。この補正デューティ値Bへの設定係
数Kの設定時間Δt毎の乗算(ステップ216)は、補
正デューティ値Bが零になるまで(ステップ218:B
≦0)実施される。
【0050】これにより、高側全開過給圧による過給圧
の規制制御が所定時間tを経過すると、高側全開過給圧
から設定時間Δt毎に設定係数Kを乗算することによ
り、前述実施例と相違する変化割合で高側全開過給圧を
漸次減少させて定常全開過給圧に変更すべく制御するこ
とができる。
【0051】このため、この過給圧制御装置138は、
前述実施例と同様の効果を奏し得て、高側全開過給圧を
曲線的に漸次減少させて定常全開過給圧に変更すること
ができ、車両の加速運転の途中での過給圧の変化を滑ら
かに低下させ得て、滑らかに高側全開過給圧を減少させ
て定常全開過給圧に変更することができる。
【0052】これにより、この過給圧制御装置138
は、車両の加速運転時における過給圧の急激な低下を防
止し得て、トルクショックの発生を防止し得て、ドライ
バビリティを向上することができる。
【0053】なお、設定係数Kは、図5に実線で示す急
全開過給圧が破線で示す定常全開過給圧に滑らかな変更
されるように設定することができる。これにより、車両
の加速運転の途中での過給圧の変化をさらに滑らかに低
下させ得て、滑らかに高側全開過給圧を減少させて定常
全開過給圧に変更することができ、車両の加速運転時に
おける過給圧の急激な低下を防止し得て、トルクショッ
クの発生を防止し得て、ドライバビリティを向上するこ
とができるものである。
【0054】
【発明の効果】このように、この発明によれば、過給圧
制御装置は、高側全開過給圧による過給圧の規制制御が
所定時間を経過した場合には高側全開過給圧を漸次減少
させて低側の定常全開過給圧に変更すべく制御すること
により、従来のように車両の加速運転の途中で過給圧が
急激に低下されることがなく、滑らかに高側全開過給圧
を減少させて定常全開過給圧に変更することができる。
【0055】このため、この過給圧制御装置は、車両の
加速運転時における過給圧の急激な低下を防止し得て、
トルクショックの発生を防止し得て、ドライバビリティ
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す過給圧制御のフローチ
ャートである。
【図2】定常全開過給圧の特性を示す図である。
【図3】急全開加速時おける補正デューティ値のテーブ
ルを示す図である。
【図4】高側全開過給圧を漸次減少させる際の設定値を
示す図である。
【図5】スロットル開度と過給圧と機関回転数とのタイ
ミングチャートである。
【図6】高側全開過給圧を漸次減少させる際のトルクを
示す図である。
【図7】この発明の別の実施例を示す過給圧制御のフロ
ーチャートである。
【図8】高側全開過給圧を漸次減少させる際の設定係数
を示す図である。
【図9】過給圧制御装置のシステム構成図である。
【図10】従来例を示すスロットル開度と過給圧と機関
回転数とのタイミングチャートである。
【図11】高側全開過給圧を減少させる際のトルクを示
す図である。
【符号の説明】
2 内燃機関 36 スロットルバルブ 52 過給機 62 ウエイストゲートバルブ 66 アクチュエータ 78 過給圧調整バルブ 134 スロットルセンサ 138 過給圧制御装置 140 制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に吸気を過給する過給機を設
    け、前記内燃機関のスロットルバルブの開度状態を検出
    するスロットルセンサを設け、前記スロットルバルブが
    所定値未満の速度で全開された定常全開加速時には前記
    過給機による過給圧を定常全開過給圧に規制すべく制御
    し、前記スロットルバルブが所定値以上の速度で全開さ
    れた急全開加速時には前記過給機による過給圧を規制す
    る前記定常全開過給圧をこの定常全開過給圧よりも高側
    の高側全開過給圧に所定時間だけ高めるよう制御し、こ
    の高側に高められた高側全開過給圧による過給圧の規制
    制御が所定時間を経過した場合は前記高側全開過給圧を
    漸次減少させて前記定常全開過給圧に変更すべく制御す
    る制御手段を設けたことを特徴とする内燃機関の過給圧
    制御装置。
JP6295718A 1994-11-04 1994-11-04 内燃機関の過給圧制御装置 Pending JPH08135456A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015042850A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 マツダ株式会社 車両用エンジンのターボ過給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015042850A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 マツダ株式会社 車両用エンジンのターボ過給装置

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