JPH08136221A - センサー信号処理装置 - Google Patents

センサー信号処理装置

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JPH08136221A
JPH08136221A JP30288594A JP30288594A JPH08136221A JP H08136221 A JPH08136221 A JP H08136221A JP 30288594 A JP30288594 A JP 30288594A JP 30288594 A JP30288594 A JP 30288594A JP H08136221 A JPH08136221 A JP H08136221A
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JP
Japan
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signal
circuit
switching
signal processing
sensor
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Application number
JP30288594A
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English (en)
Inventor
Kaoru Mizutani
薫 水谷
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Panasonic Industrial Devices SUNX Co Ltd
Original Assignee
Sunx Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の測定信号の処理をする場合に、回路構
成を簡易としながら正確な処理結果を得る。 【構成】 受光信号処理装置3には、切換回路14が設
けられており、ヘッド切換信号cにより各ヘッド1,2
からの受光信号b1 ,b2 が択一的に切り換えられて信
号処理回路26において処理される。さらに、リセット
回路22が設けられており、信号処理回路26の入力を
0Vに保持した状態で切換回路14を切り換えることが
できるようになっている。一方、信号処理回路26に
は、CPU31が設けられており、割込み信号hに基づ
いて各受光信号b1 ,b2 に対する処理が行われる。ま
た、この処理を行う際には、ヘッド切換信号cを所定時
間遅延させたヘッド識別信号iが参照される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センサーからの計測信
号に基づいてその信号レベルに応じた処理をするセンサ
ー信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のセンサー信号処理装置を備えた
ものとしては、レーザ変位計等の光計測機器が知られて
いる。このようなものには、被測定物に対して光を照射
する投光素子及び、被測定物からの反射光を受光する受
光素子が設けられており、受光素子が反射光を受光する
と受光信号がセンサー信号処理装置に入力され、その受
光信号のレベルに応じて例えば被測定物までの距離が算
出される。
【0003】センサー処理装置には、増幅回路、及びサ
ンプル・ホールド回路が設けられており、受光信号を増
幅するとともに、波高値を求めて保持するようになって
いる。さらに、A/D変換回路及び、ラッチ回路が設け
られており、サンプル・ホールド回路に保持されている
波高値をデジタルデータに変換して保持するようになっ
ている。また、中央演算処理装置(以下、CPUとい
う。)が設けられており、割込み要求に応じて、ラッチ
回路に保持されたデータを読み取り、そのデータに基づ
いて処理を行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光計測機器
には、複数の投光素子及び受光素子を備えたものがあ
る。例えば、板状の被測定物に対して両側方から光を照
射して各距離を算出し、その結果に基づいて被測定物の
厚さ寸法を算出するようなものである。しかし、従来の
構成であると、1つのセンサー信号処理装置では、1つ
の受光素子に対する処理しか行うことができないため、
受光素子が複数になれば、その数だけセンサー信号処理
装置を設けなければならず回路構成が複雑となるばかり
か、経済的にも負担が大となる。
【0005】そこで、複数の受光信号を択一的に切り換
える切換回路を設けることにより、複数の受光素子に対
してセンサー信号処理装置を共通に用いることが考えら
れる。しかし、単に切換回路を設けただけでは、その切
換タイミングにより、例えば、受光信号が増幅回路に入
力されている際中に切り換えられればスパイクノイズが
発生し、次に入力される受光信号に影響を及ぼすことに
なってしまう。また、増幅回路の出力は、受光信号が入
力されると、受光量に応じて基準レベルから例えばマイ
ナス側に振れ、その振幅が大きいとプラス側にもオーバ
ーシュート気味に振れ、その後徐々に基準レベルまで下
がるのであるが、完全に基準レベルまで下がりきらない
状態で切換回路が切り換えられて次の受光信号が入力さ
れると、その出力は基準レベルに対してずれた値から振
れることになる。そのため、次段のサンプル・ホールド
回路においてその波高値を正確に求めることができず、
測定結果に誤差を生じてしまう。
【0006】さらに、切換回路を設けてセンサー信号処
理装置を共通に用いる構成では、1つのCPUが複数の
受光素子に対応したデータを処理をすることから、処理
の際にデータがどの受光素子に対応したものであるかを
判別させる必要がある。それには、データが切換回路の
切換動作に同期していることに鑑み、この回路を切り換
えるための切換信号に基づいて判別することが考えられ
る。しかし、割込み要求が発生してからCPUが実際に
割込み処理を開始するまでの応答時間は、割込みが発生
した時に行っている処理内容やCPUの処理速度等によ
り異なるから、場合によっては、割込み処理が開始され
た時には、既に切換信号は切り換えられ次のサイクルに
移っていることがある。そのため、その信号に基づいて
判別したのでは誤った処理をしてしまうことになる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、複数の測定信号の処理をする場合に、
回路構成が簡易でありながら正確な処理結果を得ること
ができるセンサー信号処理装置を提供するところにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のセンサー信号処理装置は、センサーからの
計測信号に基づいて信号処理回路にて計測信号のレベル
に応じた処理を行うセンサー信号処理装置において、複
数個のセンサーからの各計測信号を択一的に切り換えて
信号処理回路に逐次与えるための切換回路を設けると共
に、その切換回路による切換動作の度に信号処理回路へ
の入力信号を所定の基準レベルに保持するリセット回路
を設け、切換回路による計測信号の切換動作は、リセッ
ト回路の作動により入力信号が所定の基準レベルに保持
されている間、またはリセット回路の作動に先立ち行う
ように構成されていることに特徴を有する(請求項1の
発明)。
【0009】また、切換回路の後段には選択された計測
信号を増幅する増幅率可変形の増幅回路が設けられ、切
換回路の作動に応じてその増幅率を変化させるように構
成されていてもよい(請求項2の発明)。
【0010】さらに、本発明のセンサー信号処理装置
は、センサーからの計測信号に対応したデジタル信号を
CPUを備えた信号処理回路に与えてCPUにおいて割
込み処理を行わせるセンサー信号処理装置において、複
数個のセンサーからの各計測信号を択一的に切り換える
ことによりCPUにセンサーからの計測信号に対応した
各デジタル信号を逐次与えるための切換回路と、この切
換回路における切換動作を順次行わせるための切換信号
を生成する切換信号発生回路と、切換信号に対して所定
時間遅延させたタイミングの識別信号をCPUに与える
識別信号発生回路と、CPUに与えられる各デジタル信
号を識別信号に基づいて識別するデータ識別手段とを設
けたことに特徴を有する(請求項3の発明)。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば、複数個のセンサーか
らの測定信号は、切換回路により択一的に切り換えら
れ、信号処理回路に入力されて逐次処理される。また、
切換回路の切換動作は、リセット回路の作動により信号
処理回路の入力が所定の基準レベルに保持されている状
態、或いは、そのリセット回路の作動に先立ち行われ
る。そのため、切換時にスパイクノイズが発生した場合
や、或いは先の測定信号の振幅が大きくオーバーシュー
ト気味に振れた場合でも、次の受光信号が信号処理回路
に入力される前までには、その入力は一旦基準レベルに
戻されるから、次に入力される受光信号は基準レベルか
ら正常に振れることができる。
【0012】また、請求項2の発明では、切換回路が切
り換えられるとともに、増幅回路の増幅率も切り換えら
れる。即ち、測定信号に対応して増幅回路の増幅率を切
り換えることができる。
【0013】請求項3の発明によれば、複数個のセンサ
ーからの測定信号は、切換回路にて切換信号により切り
換えられ、さらにデジタル信号に変換されて逐次CPU
に与えられる。そして、CPUはデータ識別手段に基づ
き、与えられた信号がどのセンサーからのものであるか
を判別し、それに対応した処理を行うのであるが、この
際に、切換信号を所定時間遅延した信号である識別信号
に基づいて判別がなされる。従って、割込み要求が発生
してから実際に割込み処理が開始されるまでの遅れ時間
がばらつくという事情のもとで、切換信号が切り換えら
れ次のサイクルに移った後に実際の割込み処理が開始さ
れてしまって識別手段が次のサイクルで状態を読み取る
ことになっても、識別信号はまだ先の状態を示している
ので、判別を誤ることはない。
【0014】
【発明の効果】上述したように請求項1の本発明によれ
ば、切換回路を設けたから複数の測定信号を一つの信号
処理回路で処理することができ、さらには、その切換動
作が信号処理回路の入力を所定の基準レベルに保持した
状態、或いは、入力を所定の基準レベルにすることに先
立ち行われるため、切換時にスパイクノイズが発生した
場合や、或いは先の測定信号がオーバーシュート気味に
振れた場合でも、それらの影響をうけることがなくな
り、もって正確に信号レベルの測定ができ適切な処理結
果を得ることができる効果を奏する。
【0015】また、請求項2の発明によれば、測定信号
に対応して適切な増幅率で処理することができるから、
より測定誤差をなくして正確な処理結果を得ることがで
きる。
【0016】さらに、請求項3の発明によれば、切換信
号を遅延させた識別信号により、処理するデータがどの
センサーからのものであるかを判別するようにしたか
ら、割込み処理の開始が遅れた場合でも、正確に判別す
ることができ、的確なデータ処理を行うことができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明のセンサー信号処理装置を備え
た光計測機器について図1乃至図7を参照して説明す
る。本実施例の光計測機器は、図7に示すように、被測
定物に対して光の投受光を行う2つのヘッド1,2を備
えて構成されており、各ヘッド1,2は特許請求範囲に
いうセンサー信号処理装置に相当する受光信号処理装置
3に接続されている。また、受光信号処理装置3には、
計測結果を表示する表示部4、受光信号処理装置3に対
してキーボード入力を行うためのキーボード入力部5、
外部に設けられた機器とのデータ伝送を行うための外部
I/O部6、受光信号処理装置3に対するデータの入出
力を行う入出力部7、及び電源部8が接続されている。
【0018】各ヘッド1,2には、被測定物に光を照射
するためのレーザ発振器9及び、被測定物からの反射光
を受光しその受光量及び受光位置に応じて信号を出力す
る光電変換素子(以下、PSDという。)10が設けら
れている。各レーザ発振器9は受光信号処理装置3から
の投光信号a1 ,a2 に基づきレーザ駆動部11によっ
て駆動されるようになっている。また、各PSD10
は、長方形状の受光窓を有し、その受光位置に応じて2
種類の受光信号b1 ,b2 が出力され、その各信号は受
光信号出力部12から受光信号処理装置3へ出力され
る。ここで、2種類の受光信号b1 ,b2 のうち、一方
の受光信号b1 は、ヘッド1又はヘッド2から被測定物
までの距離が近くなるほど他方の受光信号b2 に対する
電圧値の割合は大きくなり、また他方の受光信号b2
は、ヘッド1又はヘッド2から被測定物までの距離が遠
くなるほど一方の受光信号b1 に対する電圧値の割合は
大きくなる。
【0019】さて、受光信号処理装置3は、図1に示さ
れるように、入力側に各受光信号b1 ,b2 に対してそ
れぞれ入力バッファ13を備えており、各入力バッファ
13の次段には、各ヘッド1,2からの各受光信号b1
に対して択一的に切り換えるための切換回路14と、各
ヘッド1,2からの各受光信号b2 に対して択一的に切
り換えるための切換回路14とが設けられている。両切
換回路14は同一回路であり、具体的には、図3に示す
ように、入力端子を2つ備え、一方の入力端子にはヘッ
ド1からの受光信号b1 (受光信号b2 )が入力され、
他方の入力端子にはヘッド2からの受光信号b1 (受光
信号b2 )が入力される。その各入力端子はコンデンサ
15を介して電圧ホロア回路16に接続され、その各電
圧ホロア回路16の出力はアナログスイッチ17を介し
て1つの出力端子に結線されている。また、各アナログ
スイッチ17の開閉動作は、タイミング発生回路18か
ら出力されるヘッド切換信号cにて行われ、また、2つ
のアナログスイッチ17を交互に作動させるために反転
回路19が設けられている。これにより、ヘッド切換信
号cがハイ状態であれば、出力端子にはヘッド2からの
受光信号b1 (受光信号b2 )が出力され、ロウ状態で
あれば、ヘッド1からの受光信号b1 (受光信号b2 )
が出力される。
【0020】各切換回路14の次段には、それぞれ増幅
回路20が設けられており、この増幅回路20は増幅率
を可変することができるように構成されている。増幅回
路20の増幅率を切り換えるためには、増幅率切換回路
21から出力される増幅率切換信号dが用いられるが、
この信号はヘッド切換信号cに同期して出力される。即
ち、ヘッド切換信号cが切り換えられる毎に増幅率も切
り換えられる。
【0021】さらに、各増幅回路20の次段には、それ
ぞれリセット回路22が設けられている。各リセット回
路22は同一であり、具体的には、図2に示すように、
入力端子と出力端子とを備え、入力端子と出力端子との
間には直流成分を取り除くためのカップリングコンデン
サ23及び抵抗24が設けられている。さらに出力端子
はアナログスイッチ25を介してグランドに接続されて
いる。アナログスイッチ25の開閉動作は、タイミング
発生回路18からのリセット信号eにより行われ、リセ
ット信号eがロウ状態となればアナログスイッチ25が
オン状態とされて出力端子が強制的に0Vとされる。
【0022】各リセット回路22の出力端子は信号処理
回路26に接続されており、この信号処理回路26に
は、サンプル・ホールド回路27が2つ設けられてい
る。サンプル・ホールド回路27は、タイミング発生回
路18からのホールド信号fに基づき、入力される信号
の基準レベル(0V)からの波高値を求めて保持するよ
うになっている。また、各サンプル・ホールド回路27
の後段には、選択回路28、A/D変換回路29及び、
ラッチ回路30が各1つづつ設けられており、選択回路
28により選択された側のサンプル・ホールド回路27
に保持された波高値が、タイミング発生回路18から出
力されるA/D変換信号gに基づいてデジタルデータに
変換されてラッチ回路30に保持される。さらに、信号
処理回路26には、CPU31が設けられており、ラッ
チ回路30にデータが保持されると、タイミング発生回
路18から割込み信号hがCPU31に出力され、CP
U31は割込み処理に移行してラッチ回路30に保持さ
れたデータを読み取る。そして、後述するデータ識別手
段により、そのデータがどのヘッド1,2からの受光信
号b1 ,b2 に基づいたものであるかを識別して、それ
に基づいた演算処理が行われる。
【0023】タイミング発生回路18は、切換信号発生
回路や識別信号発生回路等(図示せず)を備えて構成さ
れ、基準クロックに基づいて上記各信号を所定のタイミ
ングにて出力する他、ヘッド切換信号cを所定時間遅延
させたヘッド識別信号iをCPU31に出力する。
【0024】次に、本実施例の作用について述べる。図
4,図5に示すように、ヘッド切換信号cがロウ状態に
おいて、ヘッド1に対して投光信号a1 が出力(ロウ状
態)されると、ヘッド1からレーザ光が被測定物に照射
される。そして、その反射光がヘッド1のPSD10に
受光されると、ヘッド1から受光信号b1 ,b2 が受光
信号処理装置へ出力される。
【0025】さらに、各受光信号b1 ,b2 は、受光信
号処理装置3内の増幅回路20でそれぞれ増幅された
後、サンプル・ホールド回路27に伝送され、ここで、
タイミング発生回路18からホールド信号fが出力(ロ
ウ状態)されると、各信号の0Vからの波高値が求めら
れて保持される。
【0026】続いて、タイミング発生回路18からA/
D変換信号gが連続して2個出力(ロウ状態)され、1
つ目の出力で受光信号b1 に対する波高値がデジタルデ
ータに変換されてラッチ回路30に保持され、2つ目の
出力で受光信号b2 に対する波高値がデジタルデータに
変換されてラッチ回路30に保持される。そして、この
後、CPU31に対して割込み信号hが出力(ロウ状
態)されると、CPU31が割込み処理に移行し、ラッ
チ回路30に保持されているデータが読み取られて演算
処理される。
【0027】次いで、ヘッド切換信号cがロウ状態から
ハイ状態に切り換えられると、ヘッド2に対して投光信
号a2 が出力(ロウ状態)され、上記同様にしてヘッド
2から受光信号b1 ,b2 が出力される。そして、各受
光信号b1 ,b2 に対応する波高値が求められてラッチ
回路30に保持される。さらに、割込み信号hが出力さ
れると、上記同様、ラッチ回路30に保持されたデータ
がCPU31によって読み取られて演算処理される。ま
た、ヘッド切換信号cがロウ状態からハイ状態に切り換
えられと、これに伴い増幅率切換信号dが出力され増幅
回路20の増幅率がヘッド2に対する値に切り換えられ
る。
【0028】即ち、ヘッド切換信号cがロウ状態であれ
ばヘッド1からの受光信号b1 ,b2 に対する波高値が
求められ、その値に基づいて演算処理が行われ、ヘッド
切換信号cがハイ状態であればヘッド2からの受光信号
b1 ,b2 に対する波高値が求められて演算処理される
のである。
【0029】ここで、増幅回路20の出力波形、即ち信
号処理回路26の入力波形について詳しく観察してみる
と、受光信号b1 或いはb2 が増幅回路20に入力され
る毎に出力は0V(基準レベル)からマイナス側に振れ
るが、受光量が多いと大きく振れた後オーバーシュート
気味にプラス側に振れ、そして徐々にもとの基準レベル
である0Vまで下がる。そのため、増幅回路の出力が0
Vまで下がりきらない状態で、切換回路14が切り換え
られて次の受光信号b1 ,b2 が増幅回路20に入力さ
れたなら、その出力は0Vからではなくその途中からマ
イナス側に振れることになり(図4中、破線で示す波
形)、サンプル・ホールド回路27で正確に波高値を求
めることができない。
【0030】しかし、本実施例では、2つ目のA/D変
換信号gの出力後にリセット信号eが出力(ロウ状態)
され、信号処理回路26の入力を強制的に0Vとした
後、ヘッド切換信号cを切り換えるようにしているた
め、必ず次の受光信号b1 ,b2に対する信号処理回路
26の入力信号は正常な位置である0Vから振れる(図
4中、実線で示す波形)。従って、サンプル・ホールド
回路27において正確に波高値が求められる。また、切
換時に、増幅回路20の出力にスパイクノイズが発生す
ることがあるが、そのような場合にも、切換時には信号
処理回路26の入力端子は0Vに保持されているため、
次に入力される受光信号b1 ,b2 に影響を及ぼすこと
はない。
【0031】ところで、CPU31は割込み信号hを受
けて、すぐにラッチ回路30に保持されたデータを読み
取りに行くのではなく、その時の状態やCPU31の処
理速度等でその応答時間は異なる。例えば、優先順位の
高い割込み処理が行われている場合にはその処理が終わ
るまで待っている。
【0032】さて、割込み信号hを受けたCPU31
は、図6に示すデータ識別手段に基づいて処理される。
まず、CPU31は割込み応答時間経過(ステップ1)
後にヘッド識別信号iを読み取る(ステップ2)。この
信号iは、上記ヘッド切換信号cを所定時間遅延させた
ものであり、タイミング発生回路18からCPU31に
出力される(図5参照)。そして、この信号iのレベル
がロウ状態か否かの判別を行い(ステップ3)、ロウ状
態であれば、CPU31はラッチ回路30から受光信号
b1 に対するデータ及び、受光信号b2 に対するデータ
を読み取り(ステップ4,ステップ5)、ヘッド1に対
する演算処理を行う(ステップ6)。また、ヘッド識別
信号iのレベルがハイ状態でれば、同様にラッチ回路3
0から連続して2回データを読み取り(ステップ7,
8)、ヘッド2に対する演算処理を行う(ステップ
9)。
【0033】このように本実施例によれば、2つのヘッ
ド1,2を備えた場合であっても、切換回路14を設け
ることにより、増幅回路20やサンプル・ホールド回路
27等は、各受光信号b1 に対して1つでよいから、全
体の回路構成が簡易となるとともに、コストダウンを図
ることができる。さらに、切換回路14の切換動作が信
号処理回路26の入力を0Vに保持した状態で行われる
ため、切換時にスパイクノイズが発生したり、増幅回路
20の出力がオーバーシュート気味に振れたとしても、
信号処理回路26における次の入力信号は0Vから正常
に振れ、これにより、正確に波高値を求めることがで
き、正確な処理結果を得ることができる。
【0034】また、ヘッド切換信号cを切り換えること
により、各受光信号b1 ,b2 に対する増幅率を換える
ことができるから、各ヘッド1,2から被測定物までの
距離が異なる場合や、被測定物において各レーザ光に対
する反射率が異なるような場合等でも、適切な増幅率に
て受光信号b1 ,b2 を増幅することができ、より測定
誤差をなくして正確な処理を行うことができる。
【0035】さらに、割込み要求が発生してから実際に
割込み処理が開始されるまでの遅れ時間がばらつくとい
う事情のもとで、ヘッド切換信号cが切り換えられ次の
サイクルに移った後に実際の割込み処理が開始されてし
まってデータ識別手段が次のサイクルで状態を読み取る
ことになっても、ヘッド識別信号iはまだ先の状態を示
しているので、判別を誤ることはない。従って、割込み
応答時間のばらつきに関係なく、正確に判別することが
でき、的確な処理を行うことができる。
【0036】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えば次のように変形して実施することができ、
これらの実施態様も本発明の技術的範囲に属する。 (1) 上記実施例では、各ヘッド1,2における測定
条件の相違等から増幅回路20の増幅率を可変できるよ
うに構成されていたが、各ヘッド1,2が同一条件のも
とで測定が行われるような場合には、増幅回路の増幅率
は可変である必要はない。
【0037】(2) また、上記実施例は、信号処理回
路26の入力を0Vに保持した状態でヘッド切換信号c
を切り換える構成を備える共に、割込み処理においてデ
ータ識別手段を備えたものであったが、各ヘッドに対し
て異なる割込み信号が出力される構成のものであれば、
本実施例におけるデータ識別手段を備える必要はない
等、必ずしも両方を備え持つ必要はない。
【0038】(3) 本実施例では、ヘッド切換信号c
による切換回路14の切換動作は、リセット信号eが出
力されて信号処理回路の入力が0Vに保持された状態で
なされたが、リセット信号の出力に先立ち切り換えるよ
うにしても、やはり次の受光信号が入力される前には、
必ず信号処理回路の入力が一旦0Vに保持されるから、
このようなタイミングで切換動作がなされても上記同様
の効果を得ることができる。その他、本発明は要旨を逸
脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の全体を示すブロック図である。
【図2】リセット回路を示す回路図である。
【図3】入力バッファ及び切換回路を示す回路図であ
る。
【図4】リセット信号の出力タイミング及び信号処理回
路への入力信号等を示すタイミングチャート及び波形図
である。
【図5】割込み信号の発生タイミング及びヘッド識別信
号等を示すタイミングチャートである。
【図6】データ識別手段の機能的構成を示すフローチャ
ートである。
【図7】光計測機器全体を示すブロック図である。
【符号の説明】
14…切換回路 18…タイミング発生回路(切換信号発生回路、識別信
号発生回路) 20…増幅回路 22…リセット回路 26…信号処理回路 31…CPU c…ヘッド切換信号(切換信号) i…ヘッド識別信号(識別信号)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサーからの計測信号に基づいて信号
    処理回路にて前記計測信号のレベルに応じた処理を行う
    センサー信号処理装置において、 複数個の前記センサーからの各計測信号を択一的に切り
    換えて前記信号処理回路に逐次与えるための切換回路を
    設けると共に、その切換回路による切換動作の度に前記
    信号処理回路への入力信号を所定の基準レベルに保持す
    るリセット回路を設け、前記切換回路による前記計測信
    号の切換動作は、前記リセット回路の作動により前記入
    力信号が所定の基準レベルに保持されている間、または
    前記リセット回路の作動に先立ち行うように構成されて
    いることを特徴とするセンサー信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記切換回路の後段には選択された計測
    信号を増幅する増幅率可変形の増幅回路が設けられ、前
    記切換回路の作動に応じてその増幅率を変化させるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1記載のセン
    サー信号処理装置。
  3. 【請求項3】 センサーからの計測信号に対応したデジ
    タル信号をCPUを備えた信号処理回路に与えて前記C
    PUにおいて割込み処理を行わせるセンサー信号処理装
    置において、 複数個の前記センサーからの各計測信号を択一的に切り
    換えることによりCPUに前記センサーからの計測信号
    に対応した各デジタル信号を逐次与えるための切換回路
    と、この切換回路における切換動作を順次行わせるため
    の切換信号を生成する切換信号発生回路と、前記切換信
    号に対して所定時間遅延させたタイミングの識別信号を
    前記CPUに与える識別信号発生回路と、前記CPUに
    与えられる各デジタル信号を前記識別信号に基づいて識
    別するデータ識別手段とを設けたことを特徴とするセン
    サー信号処理装置。
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