JPH08138923A - 樹脂結合型磁石用組成物及び樹脂結合型磁石 - Google Patents

樹脂結合型磁石用組成物及び樹脂結合型磁石

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JPH08138923A
JPH08138923A JP6295647A JP29564794A JPH08138923A JP H08138923 A JPH08138923 A JP H08138923A JP 6295647 A JP6295647 A JP 6295647A JP 29564794 A JP29564794 A JP 29564794A JP H08138923 A JPH08138923 A JP H08138923A
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resin
magnetic powder
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JP6295647A
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Noritaka Murata
徳貴 村田
Shoichi Yoshizawa
昌一 吉澤
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F1/00Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
    • H01F1/01Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
    • H01F1/03Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
    • H01F1/032Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials
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    • H01F1/061Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys in the form of particles, e.g. powder with a protective layer

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (A)異方性磁場(HA)が50kOe以上
の磁性粉の表面を熱硬化性樹脂で被覆した樹脂被覆磁性
粉、及び(B)熱可塑性樹脂を含有する樹脂結合型磁石
用組成物。 【効果】 本発明によると、磁気特性、成形性、及び機
械的強度に優れた樹脂結合型磁石を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気特性、成形性、及
び機械的強度に優れた樹脂結合型磁石を得ることができ
る組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】フェライト磁石、アルニコ磁石、希土類
磁石、樹脂結合型磁石等は、モーターをはじめとする種
々の用途に用いられている。中でも、樹脂結合型磁石
は、一般に、磁性粉末に熱可塑性樹脂等のバインダー配
合した組成物を成形して得られる。しかし、樹脂結合型
磁石は、磁性粉末の配合率が80wt%以上になると、
溶融成形時の粘度が急激に増加するため、前記組成物の
成形が困難になる。また、組成物には、ステアリン酸系
金属石鹸やパラフィン類等の熱可塑性樹脂用滑剤を添加
するため、機械的強度が低下するという欠点がある。特
に、小型モーター、音響機器、OA機器等に用いられる
磁石は、機器の小型化の要請から、磁気特性、成形加工
性、及び物理的特性(機械的強度等)の全てに優れたも
のが要求されているが、従来の樹脂結合型磁石には、こ
れらの全てにおいて十分なものはない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、成形
性が良好で、しかも磁気特性、及び機械的強度に優れた
樹脂結合型磁石を得ることができる組成物を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第一は、(A)
異方性磁場(HA )が50kOe以上の磁性粉の表面を
熱硬化性樹脂で被覆した樹脂被覆磁性粉、及び(B)熱
可塑性樹脂を含有する樹脂結合型磁石用組成物である。
本発明の第二は、(A)異方性磁場(HA )が50kO
e以上の磁性粉の表面を熱硬化性樹脂で被覆した樹脂被
覆磁性粉、(B)ポリアミド樹脂、及び(C)エポキシ
基、アミノ基及びカルボキシル基からなる群より選ばれ
た少なくとも1種の変性基を有する変性シリコーンオイ
ル 前記ポリアミド樹脂100重量部に対して0.01
〜50重量部を含有する樹脂結合型磁石用組成物であ
る。本発明の第三は、(A)異方性磁場(HA )が50
kOe以上の磁性粉の表面を熱硬化性樹脂で被覆した樹
脂被覆磁性粉、(B)ポリアミド樹脂、及び(C)炭素
数8以上のエポキシ基含有脂肪族化合物 前記ポリアミ
ド樹脂100重量部に対して0.01〜50重量部を含
有する樹脂結合型磁石用組成物である。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。 (本発明の第一の組成物)(A)成分の樹脂被覆磁性粉 本発明に用いる(A)成分の樹脂被覆磁性粉は、異方性
磁場(HA )が50kOe以上の磁性粉の表面を熱硬化
性樹脂で被覆したものである。前記樹脂被覆磁性粉に用
いる磁性粉としては、異方性磁場(HA )が、50kOe
以上の磁性粉であれば、通常樹脂結合型磁石に用いられ
ている磁性粉を特に制約なく使用することができる。例
えば、SmCo5 系、Sm2 (Co,Fe,Zr,V)
17系、Sm2 (Co,Cu,Fe,Zr)17系、Sm2
(Co,Cu,Fe,Zr,Te)17系、Sm2 (C
o,Cu,Fe,Ta,Te)17系等の希土類−コバル
ト系、例えば、Nd−Fe−Co−B系、Nd−Dy−
Fe−B系、Nd−Fe−B系等の希土類−鉄−ほう素
系、例えば、Sm−Fe−N系、Nd−Fe−Ti−N
系、Nd−Fe−V−N系等の希土類−鉄−窒素系等の
磁性粉末が挙げられる。磁性粉の粒径は、好ましくは平
均200μm以下であり、特に好ましくは平均100μ
m以下である。
【0006】前記熱硬化性樹脂としては、特に限定され
ることなく、例えば、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メ
ラミン樹脂、キシレン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、フタル酸樹脂、エポキシ樹
脂、フラン樹脂、アニリン樹脂、ポリウレタン樹脂、ブ
トン樹脂、ポリジフェニルエーテル樹脂、アルキルベン
ゼン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ポリアミドイミド樹
脂、アルキルベンゼン樹脂、ビスマレイミド・トリアジ
ン樹脂、イミドシリコン樹脂、ポリイミド樹脂等を挙げ
ることができ、これらは単独で、或いは2種以上を組み
合わせて使用することができる。また、これらの樹脂と
ともに、必要に応じて、硬化剤、硬化促進剤、変性剤、
安定剤、希釈剤等を使用することができる。磁性粉の表
面を被覆する熱硬化性樹脂の厚さは、通常、0.1〜5
0μm、好ましくは、1〜10μmである。磁性粉の表
面を熱硬化性樹脂で被覆する方法としては、特に限定さ
れないが、例えば、次の方法を挙げることができる。
【0007】磁性粉と、溶剤で希釈した硬化性樹脂等の
必要成分とを混合する。溶剤としては、例えば、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、N
−メチルピロリドン、トルエン、キシレン、ヘキサン、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、トリエ
チレンテトラミン、メチルセロソルブ等の有機溶剤など
を挙げることができる。熱硬化性樹脂の配合量は、磁性
粉100重量部に対し、0.1〜5重量部が好ましく、
さらに好ましくは、1〜3重量部である。このような配
合量にすることにより、熱硬化性樹脂の被覆厚さを前記
の範囲にすることができ、結果的に、機械的強度及び磁
気特性に優れた磁石を得ることができる。次に、磁性粉
と熱硬化性樹脂等との混合物を真空乾燥機で溶剤を充分
に揮発させて乾燥した後、熱硬化性樹脂を硬化させる。
硬化条件としては、使用する熱硬化性樹脂により、一概
に決定できないが、通常、150〜200℃で、0.5
〜2時間加熱するのが好ましい。そして、これを粉砕
後、篩で粒度分布を調整して、(A)成分の樹脂被覆磁
性粉を得ることができる。本発明の組成物における
(A)成分の含有率は、80〜95重量%が好ましい。
【0008】(B)成分の熱可塑性樹脂 本発明に用いる(B)成分の熱可塑性樹脂としては、例
えば、特に限定されることはなく、例えば、6ナイロ
ン、6,6ナイロン、11ナイロン、12ナイロン、
6,12ナイロン、芳香族系ナイロン等のポリアミド樹
脂;低密度、高密度、高分子量型等のポリエチレン樹
脂;ポリスチレン樹脂;ポリプロピレン樹脂;ポリフェ
ニレンサルファイド樹脂;ポリブチレンテレフタレート
樹脂やポリエチレンテレフタレート樹脂等のポリエステ
ル樹脂;アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重
合体樹脂やアクリロニトリル・スチレン共重合体樹脂や
エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂等の共重合体樹脂;
ポリカーボネート樹脂;ポリエーテルエーテルケトン樹
脂;ポリビニルアセタール樹脂;ポリビニルアルコール
樹脂;メタクリル酸メチル樹脂;ポリアセタール樹脂;
ポリ四フッ化エチレン樹脂やポリ三フッ化塩化エチレン
樹脂等のフッ素樹脂;ポリフェニレンオキサイド樹脂;
トリメチルペンテン樹脂等を挙げることができる。ま
た、これらの単重合体や他種モノマーとの共重合体、或
いはこれらの末端基を処理したものでもよい。これらの
熱可塑性樹脂は、単独で、或いは2種以上を組み合わせ
て用いることができる。これら熱可塑性樹脂の溶融粘度
や分子量は、所望の機械的強度が得られる範囲で低い方
が望ましい。具体的には、分子量は、好ましくは35,
000以上、さらに好ましくは、10,000〜25,
000の範囲である。
【0009】(B)成分の熱可塑性樹脂の形状は、パウ
ダー状、ビーズ状、ペレット状等のいずれの形状でもよ
く特に制限はないが、磁性粉との均一な混合性を考慮す
るとパウダー状のものが好ましい。(B)成分の熱可塑
性樹脂の配合量は、前記(A)成分の樹脂被覆磁性粉1
00重量部に対し、4〜50重量部、好ましくは、5〜
10重量部である。この配合量が少な過ぎると、組成物
の混練トルク、流動性が低下して成形が困難になる場合
があり、少な過ぎると所望の磁気特性が得られない場合
がある。
【0010】その他の成分 本発明の組成物には、前記(A)及び(B)成分の他
に、必要に応じ、カップリング剤やプラスチック成形用
滑剤や種々の安定剤等を配合することができる。前記カ
ップリング剤としては、例えば、シラン系、チタン系、
アルミニウム系の表面処理剤を挙げることができ、具体
的には、例えば、ビニルトリエトキシシラン、γ−アミ
ノプロピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエチ
ル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−
(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメ
トキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシ
ラン等のシラン系カップリング剤;例えば、イソプロピ
ルトリイソステアロイルチタネート、イソプロピルトリ
ス(ジオクチルパイロホスフェート)チタネート、イソ
プロピルトリ(N−アミノエチル−アミノエチル)チタ
ネート、テトラオクチルビス(ジトリデシルホスファイ
ト)チタネート、イソプロピルトリオクタノイルチタネ
ート、イソプロピルジメタクリルイソステアロイルチタ
ネート、イソプロピルトリデシルベンゼンスルフォニル
チタネート等のチタン系カップリング剤;例えば、アセ
トアルコキシアルミニウムジイソプロピレート等のアル
ミニウム系カップリング剤等を挙げることができる。
【0011】カップリング剤の配合量は、前記(A)成
分の樹脂被覆磁性粉100重量部に対し、0.1〜3.
0重量部が好ましく、さらに好ましくは、0.5〜1.
0重量部である。この配合量が少な過ぎると、成形加工
性が低下し、結果的に磁性粉の含有量を多くできなくな
るため、高い磁気特性の磁石を得ることができない場合
があり、多過ぎると、所望の機械的強度が得られない場
合がある。カップリング剤は、前記(A)成分の樹脂被
覆磁性粉と、(B)成分の熱可塑性樹脂との混合時に同
時に混合しても良いが、予め熱可塑性樹脂とカップリン
グ剤とを混合して種々の反応を行わせた後、これに樹脂
被覆磁性粉を混合しても良い。
【0012】前記滑剤としては、例えば、パラフィンワ
ックス、流動パラフィン、ポリエチレンワックス、ポリ
プロピレンワックス、エステルワックス、カルナウバワ
ックス、マイクロワックス等のワックス類;例えば、ス
テアリン酸、1,2−オキシステアリン酸、ラウリン
酸、パルミチン酸、オレイン酸等の脂肪酸類;例えば、
ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸バリウム、ステ
アリン酸マグネシウム、ステアリン酸リチウム、ステア
リン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ラウリン酸カ
ルシウム、リノール酸亜鉛、リシノール酸カルシウム、
2−エチルヘキソイン酸亜鉛等の脂肪酸塩(金属石鹸
類);例えば、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミ
ド、エルカ酸アミド、ベヘン酸アミド、パルミチン酸ア
ミド、ラウリン酸アミド、ヒドロキシステアリン酸アミ
ド、メチレンビスステアリン酸アミド、エチレンビスス
テアリン酸アミド、エチレンビスラウリン酸アミド、ジ
ステアリルアジピン酸アミド、エチレンビスオレイン酸
アミド、ジオレイルアジピン酸アミド、N−ステアリル
ステアリン酸アミド等の脂肪酸アミド類;例えば、ステ
アリン酸ブチル等の脂肪酸エステル;例えば、エチレン
グリコール、ステアリルアルコール等のアルコール類;
例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール、ポリテトラメチレングリコール、及びこれらの
変性化合物等のポリエーテル類、;例えば、ジメチルポ
リシロキサン、シリコングリース等のポリシロキサン
類;例えば、弗素系オイル、弗素系グリース、含弗素樹
脂粉末等の弗素化合物;例えば、窒化珪素、炭化珪素、
酸化マグネシウム、アルミナ、二酸化珪素、二硫化モリ
ブデン等の無機化合物粉体等が例示される。滑剤の配合
量は、前記(A)成分の樹脂被覆磁性粉100重量部に
対し、通常、0.1〜20重量部である。
【0013】前記安定剤としては、例えば、ビス(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケー
ト、ビス(1,2,2,6,6,−ペンタメチル−4−
ピペリジル)セバケート、1−[2−{3−(3,5−
ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニ
ルオキシ}エチル]−4−{3−(3,5−ジ−第三ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ}
−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、8−ベン
ジル−7,7,9,9−テトラメチル−3−オクチル−
1,2,3−トリアザスピロ[4,5]ウンデカン−
2,4−ジオン、4−ベンゾイルオキシ−2,2,6,
6−テトラメチルピペリジン、こはく酸ジメチル−1−
(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン重縮合物、ポリ[[6
−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)イミノ−
1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル][(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ]
ヘキサメチレン[[2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル)イミノ]]、2−(3,5−ジ・第三ブ
チル−4−ヒドロキシベンジル)−2−n−ブチルマロ
ン酸ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピ
ペリジル)等のヒンダード・アミン系安定剤のほか、フ
ェノール系、ホスファイト系、チオエーテル系等の抗酸
化剤等が挙げられる。安定剤の配合量は、前記(A)成
分の樹脂被覆磁性粉100重量部に対し、通常、0.0
1〜1重量部である。
【0014】組成物の調製 本発明の組成物は、前記(A)及び(B)成分、並び
に、必要に応じて添加される上記のその他の成分を混合
することにより得られる。混合の方法は特に限定され
ず、例えばリボンブレンダー、タンブラー、ナウターミ
キサー、ヘンシェルミキサー、スーパーミキサー等の混
合機を用いる。又、これら混合物を更にバンバリーミキ
サー、ニーダー、ロール、ニーダールーダー、単軸押出
機、二軸押出機等の混練機を用いて加熱混練する方法に
より実施することができる。本発明の組成物は、パウダ
ー状、ビーズ状、ペレット状又はこれらの混合物の形状
で得られるが、取扱い易さの観点から、ペレット状であ
るのが望ましい。樹脂結合型磁石は、本発明の組成物を
各種の熱可塑性樹脂成形機を用いて成形することにより
製造される。前記熱可塑性樹脂成形機としては、好まし
くは射出成形機及び押出成形機を使用する。
【0015】(本発明の第二の組成物)(A)成分の樹脂被覆磁性粉 本発明に用いる(A)成分の樹脂被覆磁性粉は、異方性
磁場(HA )が50kOe以上の磁性粉の表面を熱硬化
性樹脂で被覆したものであり、上記本発明の第一の組成
物の(A)成分である樹脂被覆磁性粉と同様のものを用
いることができる。(B)成分のポリアミド樹脂 本発明に用いる(B)成分のポリアミド樹脂としては、
特に限定されることはなく、例えば、ナイロン6、ナイ
ロン66、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン61
2、芳香族系ナイロン等が挙げられ、また、これらの2
種以上の共重合体や、例えば、ステアリン酸、パルミチ
ン酸、リノール酸等の脂肪酸や直鎖状又は、分岐したア
ルキル基等の他の化合物で末端基を処理したものも使用
可能である。
【0016】本発明に用いるポリアミド樹脂の溶融粘度
や分子量は、所望の機械的強度が得られる範囲で低い方
が望ましい。具体的には、分子量は、好ましくは35,
000以下、更に好ましくは10,000〜25,00
0の範囲である。ポリアミド樹脂の形状は、パウダー
状、ビーズ状、ペレット状等いずれの形状でもよく特に
限定されないが、磁性粉末との均一混合性を考慮する
と、パウダー状のものが好ましい。ポリアミド樹脂は、
単独で、又は2種以上を組み合わせても使用することが
できる。(B)成分の熱可塑性樹脂の配合量は、前記
(A)成分の樹脂被覆磁性粉100重量部に対し、4〜
50重量部、好ましくは、5〜10重量部である。この
配合量が少な過ぎると、組成物の混練トルク、流動性が
低下して成形が困難になる場合があり、少な過ぎると所
望の磁気特性が得られない場合がある。
【0017】(C)成分の変性シリコーンオイル 本発明に用いる(C)成分の変性シリコーンオイルは、
エポキシ基、アミノ基及びカルボキシル基からなる群よ
り選ばれた少なくとも1種の変性基を有する変性シリコ
ーンオイルである。エポキシ基、アミノ基又はカルボキ
シル基は、例えば、プロピレン基等の炭素原子数1〜1
0のアルキレン基;例えば、−C3 6O−等の炭素原
子数1〜10のアルキレンオキシ基;例えば、 −C3 6 O(CH2 CH2 O)a 3 6 O− (ここで、aは1〜100の整数である。)2価のポリ
エーテル基;2価の有機基を介して前記シリコーンオイ
ルのケイ素原子に導入される。また、エポキシ基、アミ
ノ基又はカルボキシル基は、シリコーンオイルの側鎖又
は末端のいずれかに導入されていればよく、もちろん側
鎖及び末端の両方に導入されていてもよい。また、
(C)成分の変性シリコーンオイルの粘度は、特に制約
はないが、通常、10cSt〜10,000cSt(2
5℃)の範囲である。分子量としては、およそ1,00
0から500,000の範囲である。(C) 成分の変
性シリコーンオイルとしては、例えば、下記一般式(1)
【0018】
【化1】
【0019】〔式中、R1 は、例えば、
【0020】
【化2】
【0021】(mは1以上の整数)等のエポキシ基含有
有機基;例えば、 −(CH2 m NH2 , −(CH2 x −NH−(C
2 y −NH2 (m、x、yは1以上の整数)等のアミノ基含有有機
基;例えば、−(CH2 x COOH, −(CH2
x −CH(COOH)2 ,−(CH2 x −CH(CO
OH)−(CH2 y −COOH, (x、yは1以上の整数)等のカルボキシル基含有有機
基であり、R1 が複数存在する場合にはそれらは同一で
も異なってもよい。R2 は、水素原子又は例えば、メチ
ル基、エチル基等の炭素原子数1〜10のアルキル基;
例えば、フェニル基等のアリール基;1価の有機基であ
り、R2 が複数存在する場合にはそれらは同一でも異な
ってもよい。mは0〜3の整数であり、nは0〜3の整
数である。s、t及びuは、s≧0、t≧0、u≧0、
1≦s+t+u≦7,000を満たす整数である。但
し、m、n、t及びuは同時に0にはならない。〕で表
される化合物が挙げられる。
【0022】具体的には、ジメチルシリコーンオイル、
ジエチルシリコーンオイル、メチルエチルシリコーンオ
イル、メチルフェニルシリコーンオイル、エチルフェニ
ルシリコーンオイル、ジフェニルシリコーンオイル、メ
チルハイドロジェンシリコーンオイル、エチルハイドロ
ジェンシリコーンオイル、フェニルハイドロジェンシリ
コーンオイル等の末端及び/又は側鎖にエポキシ基、ア
ミノ基及びカルボキシル基からなる群から選ばれる少な
くとも1種の基が導入されたものが例示されるが、これ
に限定されない。
【0023】(C)成分の変性シリコーンオイルは、単
独で、又は2種以上を組み合わせて使用することができ
る。(C)成分の配合量は、前記(B)成分のポリアミ
ド樹脂100重量部に対して0.01〜50重量部であ
り、好ましくは0.1〜20重量部であり、更に好まし
くは1〜10重量部である。(C)成分の配合量が、
(B)成分100重量部に対して0.01重量部未満の
場合、成形加工性が低下し、結果的に磁性粉末含有量を
多くすることができないために高い磁気特性の磁石を得
ることができない。また、(C)成分の配合量が、
(B)成分100重量部に対して50重量部を超える場
合、所望の物理的特性(特に機械的強度及び磁気特性)
が得られない。(C)成分は、(A)成分の樹脂被覆磁
性粉及び(B)成分のポリアミド樹脂と同時に混合して
も良いが、予め(B)成分のポリアミド樹脂と混合して
おいてもよい。
【0024】その他の成分 本発明の組成物には、前記(A)、(B)及び(C)成
分の他に、必要に応じ、カップリング剤やプラスチック
成形用滑剤や種々の安定剤等を配合することができる。
カップリング剤、プラスチック成形用滑剤、及び安定剤
としては、上記本発明の第一の組成物に用いるものと同
様のものを用いることができる。前記カップリング剤の
配合量は、前記(A)成分の樹脂被覆磁性粉100重量
部に対し、0.1〜3.0重量部が好ましく、さらに好
ましくは、0.5〜1重量部である。この配合量が少な
過ぎると、成形加工性が低下し、結果的に磁性粉の含有
量を多くできなくなるため、高い磁気特性の磁石を得る
ことができない場合があり、多過ぎると、所望の機械的
強度が得られない場合がある。前記滑剤の配合量は、前
記(A)成分の樹脂被覆磁性粉100重量部に対し、通
常、0.1〜20重量部である。前記安定剤の配合量
は、前記(A)成分の樹脂被覆磁性粉100重量部に対
し、通常、0.01〜1重量部である。
【0025】組成物の調製 本発明の組成物は、前記(A)、(B)、及び(C)成
分、並びに、必要に応じて添加される上記のその他の成
分を混合することにより得られる。混合の方法は、特に
限定されず、本発明の第一の組成物に用いる方法と同様
の方法を用いることができる。本発明の組成物は、パウ
ダー状、ビーズ状、ペレット状又はこれらの混合物の形
状で得られるが、取扱い易さの観点から、ペレット状で
あるのが望ましい。樹脂結合型磁石は、本発明の組成物
を各種の熱可塑性樹脂成形機を用いて成形することによ
り製造される。前記熱可塑性樹脂成形機としては、好ま
しくは射出成形機及び押出成形機を使用する。
【0026】(本発明の第三の組成物)(A)成分の樹脂被覆磁性粉 本発明に用いる(A)成分の樹脂被覆磁性粉は、異方性
磁場(HA )が50kOe以上の磁性粉の表面を熱硬化
性樹脂で被覆したものであり、上記本発明の第一の組成
物の(A)成分である樹脂被覆磁性粉と同様のものを用
いることができる。
【0027】(B)成分のポリアミド樹脂 本発明に用いる(B)成分のポリアミド樹脂としては、
特に限定されることはなく、上記本発明の第二の組成物
の(B)成分であるポリアミド樹脂と同様のものを用い
ることができる。(B)成分の熱可塑性樹脂の配合量
は、前記(A)成分の樹脂被覆磁性粉100重量部に対
し、4〜50重量部、好ましくは、5〜10重量部であ
る。この配合量が少な過ぎると、組成物の混練トルク、
流動性が低下して成形が困難になる場合があり、少な過
ぎると所望の磁気特性が得られない場合がある。
【0028】(C)成分の脂肪族化合物 本発明に用いる(C)成分の脂肪族化合物は、炭素原子
数8以上、好ましくは炭素原子数8〜20の飽和又は不
飽和脂肪族化合物である。(C)成分の脂肪族化合物と
しては、具体的には、例えば、n−オクチルグリシジル
エーテル、n−ウンデシルグリシジルエーテル、n−ト
リデシルグリシジルエーテル、n−オクタデシルグリシ
ジルエーテル等の直鎖状飽和脂肪族グリシジルエーテル
類;例えば、エポキシn−オクタン等の直鎖状飽和脂肪
族モノエポキシ類;例えば、2−エチルヘキシルグリシ
ジルエーテル、2−プロピルウンデシルグリシジルエー
テル等の分岐状飽和脂肪族グリシジルエーテル類;例え
ば、2−オクテニルグリシジルエーテル等の直鎖状不飽
和脂肪族グリシジルエーテル類;例えば、2−アリルオ
クタデシルグリシジルエーテル等の分岐状不飽和脂肪族
グリシジルエーテル類;例えば、シクロヘキシルグリシ
ジルエーテル等の脂環式グリシジルエーテル類;例え
ば、エポキシシクロオクタン等の脂環式モノエポキシ類
等を挙げることができ、これらは単独で、又は2種以上
を組み合わせて使用することができる。
【0029】(C)成分の配合量は、前記(B)成分の
ポリアミド樹脂100重量部に対して0.01〜50重
量部であり、好ましくは0.1〜20重量部であり、さ
らに好ましくは1〜10重量部である。(C)成分の配
合量が、(B)成分100重量部に対して0.01重量
部未満の場合、成形加工性が低下し、結果的に磁性粉末
含有量を多くすることができないために高い磁気特性の
磁石を得ることができない。また、(C)成分の配合量
が、(B)成分100重量部に対して50重量部を超え
る場合、所望の物理的特性(特に機械的強度及び磁気特
性)が得られない。(C) 成分は、(A)成分の磁性
粉末及び(B) 成分のポリアミド樹脂と同時に混合し
ても良いが、予め(B) 成分のポリアミド樹脂と混合
しておいてもよい。
【0030】その他の成分 本発明の組成物には、前記(A)、(B)及び(C)成
分の他に、必要に応じ、カップリング剤やプラスチック
成形用滑剤や種々の安定剤等を配合することができる。
カップリング剤、プラスチック成形用滑剤、及び安定剤
としては、上記本発明の第一の組成物に用いるものと同
様のものを用いることができる。前記カップリング剤の
配合量は、前記(A)成分の樹脂被覆磁性粉100重量
部に対し、0.1〜3.0重量部が好ましく、さらに好
ましくは、0.5〜1重量部である。この配合量が少な
過ぎると、成形加工性が低下し、結果的に磁性粉の含有
量を多くできなくなるため、高い磁気特性の磁石を得る
ことができない場合があり、多過ぎると、所望の機械的
強度が得られない場合がある。前記滑剤の配合量は、前
記(A)成分の樹脂被覆磁性粉100重量部に対し、通
常、0.1〜20重量部である。前記安定剤の配合量
は、前記(A)成分の樹脂被覆磁性粉100重量部に対
し、通常、0.01〜1重量部である。
【0031】組成物の調製 本発明の組成物は、前記(A)、(B)、及び(C)成
分、並びに、必要に応じて添加される上記のその他の成
分を混合することにより得られる。混合の方法は、特に
限定されず、本発明の第一の組成物に用いる方法と同様
の方法を用いることができる。本発明の組成物は、パウ
ダー状、ビーズ状、ペレット状又はこれらの混合物の形
状で得られるが、取扱い易さの観点から、ペレット状で
あるのが望ましい。樹脂結合型磁石は、本発明の組成物
を各種の熱可塑性樹脂成形機を用いて成形することによ
り製造される。前記熱可塑性樹脂成形機としては、好ま
しくは射出成形機及び押出成形機を使用する。
【0032】
【実施例】以下実施例及び比較例を挙げて本発明をより
具体的に説明する。尚、本発明は、下記の実施例に限定
されるものではない。 (実施例I−1〜12、比較例I−1〜4)材料 (A)成分の樹脂被覆磁性粉 磁性粉 磁性粉 SmCo5 系磁性粉末 異方性磁場:246kOe 商品名:RCo5 合金、住友金属鉱山株式会社製 磁性粉 Nd−Fe−B系磁性粉末 異方性磁場:70.4kOe 、 商品名:MQP−B、米国ゼネラルモーターズ社製熱硬化性樹脂 硬化性樹脂 エポキシ樹脂(商品名:エポトートYD−7011、東
都化成(株)製)2重量部と硬化剤(商品名:DICY
7、油化シェルエポキシ(株)製)0.2重量部との混
合物 硬化性樹脂 ビスマレイミド・トリアジン樹脂(商品名:BT210
0、三菱瓦斯化学(株)製)
【0033】(B)成分の熱可塑性樹脂 可塑性樹脂 ポリアミド樹脂(商品名:UBEナイロン、3014
U、宇部興産(株)製) 可塑性樹脂 ポリフェニレンサルファイド樹脂(商品名:フォートロ
ンW−110、呉羽化学工業(株)製)
【0034】組成物の調製 磁性粉又は100重量部と、メチルエチルケトンで
希釈した、表1〜4に示す量(重量部)の熱硬化性樹脂
とをプラネタリミキサーで混合し、これを取り出した
後、真空乾燥機を用いて、常温で12時間乾燥させた。
次いで、これを180℃で1時間加熱して熱硬化性樹脂
を硬化させて粉砕した後、篩分けし、(A)成分の樹脂
被覆磁性粉を得た。次に、磁性粉又は100重量部
相当の(A)成分と、表1〜4に示す量(重量部)の
(B)成分と、(B)成分100重量部に対し、ステア
リン酸リチウム2.0重量部及びジメチルポリシロキサ
ン2.0重量部からなる滑剤とを、プラネタリーミキサ
ー中で混合攪拌(40rpm、80℃)した後、−76
0mmHg、120℃のオーブン中で24時間かけて乾燥さ
せた。得られた混合物を20mmφシングル押出機(L
/D=25、CR=2.0、回転数=20rpm、5m
mφストランドダイ、シリンダー温度200℃〜280
℃、ダイス温度280℃)にて押し出し、ホットカット
ペレタイザーにて5mmφ×5mmのペレットコンパウ
ンドを作製した。得られたペレットコンパウンドについ
て、下記の方法で流動性の評価を行った。その結果を表
1〜4に示す。
【0035】・流動性(MFR)評価 ASTM D1238−65TやASTM D1430
−58等を参考に得られた磁石の流動性を、島津製作所
株式会社製高化式フローテスターを用いて温度:200
℃、荷重:30kgf、ダイス形状:1mmφ×1m
m、予熱:120秒の条件下で測定した。尚、1.5g
/分以上の流動性があれば成形加工性に問題が生じな
い。好ましくは、1.5〜10g/分である。各実施例
及び比較例において得られたペレットコンパウンドを以
下のようにして成形して、磁石を製造した。
【0036】成形 得られたペレットコンパウンドを、磁場中射出成形機
(商品名:J−20M、株式会社日本製鋼所製)を用い
て、成形温度240〜350℃、金型温度100〜15
0℃にて成形し、横5mm×縦20mm×厚さ4mmの
試験用樹脂結合型磁石を得た。尚、磁性粉末を使用し
たペレットコンパウンドのみ15〜20kOe の磁場中金
型内にて成形を行った。各実施例及び比較例において得
られた磁石について、下記の方法で機械的強度及び磁気
特性の評価を行った。その結果を表1〜4に示す。各評
価方法
【0037】・機械的強度(3点式曲げ強度)評価 ASTM D790−66等を参考に得られた磁石の曲
げ強度を、島津製作所株式会社製オートグラフを用いて
測定した。ヘッドスピードは2mm/分とし、常温下で
測定した。尚、曲げ強度が15.0kgf/mm2 以上
であれば機械的強度は十分である。 ・磁気特性評価 得られた磁石の磁気特性を、チオフィー型磁気磁束計に
て常温で測定した。磁気特性のうち(BH)max (最大
磁気エネルギー積)の測定結果を表1〜表4に示す。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
【表3】
【0041】
【表4】
【0042】(実施例II−1〜15、比較例II−1〜
3)材料 (A)成分の樹脂被覆磁性粉 磁性粉及び熱硬化性樹脂は実施例Iと同様のものを用い
た。(B)成分のポリアミド樹脂 ナイロン12 商品名:UBEナイロン、3014U、宇部興産株式会
社製(C)成分の変性シリコーンオイル オイル 側鎖アミノ変性ジメチルシリコーンオイル 商品名:BY16−850; 粘度1,100cSt (東レ・ダウ・コーニング・シリコーン株式会社製)
【0043】
【化3】
【0044】オイル 側鎖グリシジル変性ジメチルシリコーンオイル 商品名:SF8413; 粘度8,000cSt (東レ・ダウ・コーニング・シリコーン株式会社製)
【0045】
【化4】
【0046】オイル 両末端カルボキシ変性ジメチルシリコーンオイル 商品名:SF8418; 粘度2,500cSt (東レ・ダウ・コーニング・シリコーン株式会社製)
【0047】
【化5】
【0048】オイル 未変性ストレートジメチルシリコーンオイル 商品名:SH200オイル; 粘度10,000cSt (東レ・ダウ・コーニング・シリコーン株式会社製)
【0049】
【化6】
【0050】組成物の調製 実施例Iと同様にして、(A)成分の樹脂被覆磁性粉を
得た。次に、磁性粉又は100重量部相当の(A)
成分と、表1〜4に示す量(重量部)の(B)成分と、
滑剤として(B)成分100重量部に対し、ステアリン
酸リチウム2.0重量部とを、プラネタリーミキサー中
で混合攪拌(40rpm、80℃)した後、−760mm
Hg、120℃のオーブン中で24時間かけて乾燥させ
た。得られた混合物を20mmφシングル押出機(L/
D=25、CR=2.0、回転数=20rpm、5mm
φストランドダイ、シリンダー温度200℃〜280
℃、ダイス温度280℃)にて押し出し、ホットカット
ペレタイザーにて5mmφ×5mmのペレットコンパウ
ンドを作製した。得られたペレットコンパウンドについ
て、実施例Iと同様にして流動性の評価を行い、そし
て、実施例Iと同様にして磁石を作製し、得られた磁石
について、機械的強度及び磁気特性の評価を行った。そ
の結果を表5〜8に示す。
【0051】
【表5】
【0052】
【表6】
【0053】
【表7】
【0054】
【表8】
【0055】(実施例III −1〜14、比較例III −1
〜3)材料 (A)成分の樹脂被覆磁性粉 磁性粉及び熱硬化性樹脂は実施例IIと同様のものを用い
た。(B)成分のポリアミド樹脂 ポリアミド樹脂は、実施例IIと同様のものを用いた。(C)成分のエポキシ基含有脂肪族化合物 化合物 オクタデシルモノグリシジルエーテル 商品名:YED−111、油化シェルエポキシ株式会社
製 化合物 1,2−エポキシシクロオクタン 商品番号:818699−1、関東化学株式会社製
【0056】組成物の調製 実施例IIと同様にして、(A)成分の樹脂被覆磁性粉を
得、そして、ペレットコンパウンドを調製した。得られ
たペレットコンパウンドについて、実施例Iと同様にし
て流動性の評価を行い、そして、実施例Iと同様にして
磁石を作製し、得られた磁石について、機械的強度及び
磁気特性の評価を行った。その結果を表9〜12に示
す。
【0057】
【表9】
【0058】
【表10】
【0059】
【表11】
【0060】
【表12】
【0061】
【発明の効果】本発明の樹脂結合型磁石用組成物は、成
形性が良好で、しかも磁気特性に優れ、かつ物理的特性
(特に機械的強度)に優れた樹脂結合型磁石を得るとこ
とができる。従って、成形性、磁気特性、機械的強度を
すべて要求される用途、例えば、一般家電製品、通信・
音響機器、医療機器、一般産業機器にいたる幅広い分野
で有用である。また、特に、本発明の樹脂結合型磁石用
組成物は、磁性粉末の含有割合が80重量%以上の場合
でも、粘度が高くなりすぎず、流動性が良好なので、射
出成型や押出成型に適しており、薄肉部を有する磁石や
複雑な形状の磁石を容易に製造することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)異方性磁場(HA )が50kOe
    以上の磁性粉の表面を熱硬化性樹脂で被覆した樹脂被覆
    磁性粉、及び(B)熱可塑性樹脂を含有する樹脂結合型
    磁石用組成物。
  2. 【請求項2】 (A)異方性磁場(HA )が50kOe
    以上の磁性粉の表面を熱硬化性樹脂で被覆した樹脂被覆
    磁性粉、(B)ポリアミド樹脂、及び(C)エポキシ
    基、アミノ基及びカルボキシル基からなる群より選ばれ
    た少なくとも1種の変性基を有する変性シリコーンオイ
    ル前記ポリアミド樹脂100重量部に対して0.01〜
    50重量部を含有する樹脂結合型磁石用組成物。
  3. 【請求項3】 (A)異方性磁場(HA )が50kO
    e以上の磁性粉の表面を熱硬化性樹脂で被覆した樹脂被
    覆磁性粉、(B)ポリアミド樹脂、及び(C)炭素数8
    以上のエポキシ基含有脂肪族化合物前記ポリアミド樹脂
    100重量部に対して0.01〜50重量部を含有する
    樹脂結合型磁石用組成物。
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