JPH08140468A - 種保管装置及びそれに用いる種入れ真空袋 - Google Patents
種保管装置及びそれに用いる種入れ真空袋Info
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- JPH08140468A JPH08140468A JP30939394A JP30939394A JPH08140468A JP H08140468 A JPH08140468 A JP H08140468A JP 30939394 A JP30939394 A JP 30939394A JP 30939394 A JP30939394 A JP 30939394A JP H08140468 A JPH08140468 A JP H08140468A
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- container
- seeds
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成により、種の保管作業をより容易
なものとすることができ、かつ運搬時においてもその保
管のための労力を軽減することのできる種保管装置及び
それに用いる種入れ真空袋を得ること。 【構成】 外側容器本体10は、蓋部22の装着により
密閉可能で、空気抜き部23を有する。また、内側容器
18は、嵌合蓋24の装着により密閉可能で空気抜き部
28を有し、かつ内部を真空とした状態で変形しない剛
性並びに外側容器10内に複数収納可能な大きさを有し
ている。そして、内側容器保持部材(14)によって複
数の前記内側容器18を相互に間隙を開けた状態で外側
容器10内に装填する。これにより、種を良好な真空状
態でかつ全体として圧力並びに温度の不均一のない状態
で積層保管しておくことが可能となる。
なものとすることができ、かつ運搬時においてもその保
管のための労力を軽減することのできる種保管装置及び
それに用いる種入れ真空袋を得ること。 【構成】 外側容器本体10は、蓋部22の装着により
密閉可能で、空気抜き部23を有する。また、内側容器
18は、嵌合蓋24の装着により密閉可能で空気抜き部
28を有し、かつ内部を真空とした状態で変形しない剛
性並びに外側容器10内に複数収納可能な大きさを有し
ている。そして、内側容器保持部材(14)によって複
数の前記内側容器18を相互に間隙を開けた状態で外側
容器10内に装填する。これにより、種を良好な真空状
態でかつ全体として圧力並びに温度の不均一のない状態
で積層保管しておくことが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種保管装置及びそれに
用いる種入れ真空袋、特に種を良好な保存状態で一定期
間保管し、あるいは運搬するために用いられる種保管装
置及びそれに用いる種入れ真空袋に関する。
用いる種入れ真空袋、特に種を良好な保存状態で一定期
間保管し、あるいは運搬するために用いられる種保管装
置及びそれに用いる種入れ真空袋に関する。
【0002】
【従来の技術】農産物など種々の植物の種は、採取され
た時から実際に使用する時期まで相当の期間があるた
め、これを死滅させることなく良好な保存状態で保管し
ておく必要がある。その保管は、現状では布製の袋など
にそれぞれの種が詰められ、大きな倉庫内に設けられた
棚にそれらの袋を設置することにより収納されている。
そして、種に対しての適温、例えば10℃〜15℃にそ
の倉庫内全体を保つように室内温度調整を行い、また適
切な湿度として例えば30%を維持するように倉庫内湿
度調整を行っている。
た時から実際に使用する時期まで相当の期間があるた
め、これを死滅させることなく良好な保存状態で保管し
ておく必要がある。その保管は、現状では布製の袋など
にそれぞれの種が詰められ、大きな倉庫内に設けられた
棚にそれらの袋を設置することにより収納されている。
そして、種に対しての適温、例えば10℃〜15℃にそ
の倉庫内全体を保つように室内温度調整を行い、また適
切な湿度として例えば30%を維持するように倉庫内湿
度調整を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の種
の保管状況では、大型の倉庫にそのまま収納している状
態なので、倉庫内の温度調整や湿度調整のため非常に大
掛りな装置を要し、保管費用は膨大なものとなる。特
に、適温との差が大きな時期の保管は、温度調整や湿度
調整のための電力消費が非常に大きなものとなる。ま
た、種保管の経験から、単に大量の袋詰めした種を積層
して保管している場合には、それぞれの種の湿度状況を
良好に保つことが非常に困難であり、また下層側で重量
のかかる部分は、上側の種よりも温度が上昇してしまう
傾向があり、その保管状況は良好に行われているとは言
えない。
の保管状況では、大型の倉庫にそのまま収納している状
態なので、倉庫内の温度調整や湿度調整のため非常に大
掛りな装置を要し、保管費用は膨大なものとなる。特
に、適温との差が大きな時期の保管は、温度調整や湿度
調整のための電力消費が非常に大きなものとなる。ま
た、種保管の経験から、単に大量の袋詰めした種を積層
して保管している場合には、それぞれの種の湿度状況を
良好に保つことが非常に困難であり、また下層側で重量
のかかる部分は、上側の種よりも温度が上昇してしまう
傾向があり、その保管状況は良好に行われているとは言
えない。
【0004】更に、国外への長距離の種の運搬を行う際
には、様々な環境条件の中を船などで運ばれることか
ら、種の保管室内の上記温度調整や湿度調整が必要であ
り、その運搬作業は容易ではなかった。従って、長距離
運搬の際に、種にとって好ましくない温度条件や湿度条
件の時間が長時間続くと、それらの調整が不十分になる
ことから、種が死滅したりあるいは実際使用されたとき
に発育状況が不良なものが生じるなどの問題が発生す
る。
には、様々な環境条件の中を船などで運ばれることか
ら、種の保管室内の上記温度調整や湿度調整が必要であ
り、その運搬作業は容易ではなかった。従って、長距離
運搬の際に、種にとって好ましくない温度条件や湿度条
件の時間が長時間続くと、それらの調整が不十分になる
ことから、種が死滅したりあるいは実際使用されたとき
に発育状況が不良なものが生じるなどの問題が発生す
る。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、簡単な構成により、種の保管作業をより容易なも
のとすることができ、かつ運搬時においてもその保管の
ための労力を軽減することのできる種保管装置及びそれ
に用いる種入れ真空袋を提供することにある。
あり、簡単な構成により、種の保管作業をより容易なも
のとすることができ、かつ運搬時においてもその保管の
ための労力を軽減することのできる種保管装置及びそれ
に用いる種入れ真空袋を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る種保管装置は、蓋部と、この蓋部の
装着により密閉可能な外側容器本体と、前記密閉後外部
から空気吸引するための空気抜き部と、を有する外側容
器と、嵌合蓋と、この嵌合蓋の装着により密閉可能な内
側容器本体と、前記密閉後外部から空気吸引するための
空気抜き部と、を備え内部を真空とした状態で変形しな
い剛性並びに前記外側容器内に複数収納可能な大きさを
有する内側容器と、前記外側容器内に装填され、複数の
前記内側容器を相互に間隙を開けた状態で係止設置可能
な内側容器保持部材と、を備えたことを特徴とする。
め、請求項1に係る種保管装置は、蓋部と、この蓋部の
装着により密閉可能な外側容器本体と、前記密閉後外部
から空気吸引するための空気抜き部と、を有する外側容
器と、嵌合蓋と、この嵌合蓋の装着により密閉可能な内
側容器本体と、前記密閉後外部から空気吸引するための
空気抜き部と、を備え内部を真空とした状態で変形しな
い剛性並びに前記外側容器内に複数収納可能な大きさを
有する内側容器と、前記外側容器内に装填され、複数の
前記内側容器を相互に間隙を開けた状態で係止設置可能
な内側容器保持部材と、を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2に係る種保管装置は、前記内側容
器保持部材が、前記外側容器の内側面に沿って深さ方向
に伸長するように所定間隔毎に設置された複数の支柱部
材と、これら支柱部材の互いに対向する側面の所定高さ
位置毎に複数段設けられ、前記外側容器の通常設置状態
でほぼ水平方向に伸長する水平溝部と、を有し、前記内
側容器が、前記内側容器本体外周面に前記複数の支柱部
材にそれぞれ対応するように突出形成された複数の突出
片を有し、これら突出片を前記各支柱部材の水平溝部に
それぞれ係止させて前記相互に間隙を開けた状態での内
側容器の設置を行うようにしたことを特徴とする。
器保持部材が、前記外側容器の内側面に沿って深さ方向
に伸長するように所定間隔毎に設置された複数の支柱部
材と、これら支柱部材の互いに対向する側面の所定高さ
位置毎に複数段設けられ、前記外側容器の通常設置状態
でほぼ水平方向に伸長する水平溝部と、を有し、前記内
側容器が、前記内側容器本体外周面に前記複数の支柱部
材にそれぞれ対応するように突出形成された複数の突出
片を有し、これら突出片を前記各支柱部材の水平溝部に
それぞれ係止させて前記相互に間隙を開けた状態での内
側容器の設置を行うようにしたことを特徴とする。
【0008】請求項3に係る種入れ真空袋は、一辺側が
種出し入れのための開放部とされ、他辺側に外部から空
気を吸引するための空気抜き部が設けられた種入れ用の
袋本体と、前記開放部近傍の袋本体外側面から袋本体の
外方へ突出して設けられたシート状部と、を備え、前記
シート状部を折り曲げて相互に貼着し前記開放部を閉塞
するようにし、前記請求項1又は2に記載の内側容器に
複数収納可能なたことを特徴とする。
種出し入れのための開放部とされ、他辺側に外部から空
気を吸引するための空気抜き部が設けられた種入れ用の
袋本体と、前記開放部近傍の袋本体外側面から袋本体の
外方へ突出して設けられたシート状部と、を備え、前記
シート状部を折り曲げて相互に貼着し前記開放部を閉塞
するようにし、前記請求項1又は2に記載の内側容器に
複数収納可能なたことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1に係る種保管装置によれば、外側容器
とその内部に相互に間隙を開けた状態で設置される複数
の内側容器とを有している。そして、外側、内側のそれ
ぞれの容器は、内部を真空にすることができる。従っ
て、内部に種を入れた内側容器は、その内部をその形状
に変化を伴うことなく真空状態とされ、その状態で内側
容器保持部材により相互に間隙を開けた状態で係止設置
される。そして、外側容器も最終的に蓋部が閉じられ、
内部を真空状態とされる。
とその内部に相互に間隙を開けた状態で設置される複数
の内側容器とを有している。そして、外側、内側のそれ
ぞれの容器は、内部を真空にすることができる。従っ
て、内部に種を入れた内側容器は、その内部をその形状
に変化を伴うことなく真空状態とされ、その状態で内側
容器保持部材により相互に間隙を開けた状態で係止設置
される。そして、外側容器も最終的に蓋部が閉じられ、
内部を真空状態とされる。
【0010】これにより、まず、従来のように倉庫内で
積まれた下側の種が重量を受け、それにより熱をもち保
存状態が悪化するなどの問題が解消される。更に、各内
側容器は設置された状態で相互間に間隙が形成されてい
るので、空気の対流が可能であり、外側容器内の温度の
均一化も図られる。従って、大量の種を所定量ずつ良好
な保存状態で保管することが可能となる。また、上記の
ように内側容器は真空状態にしても変形しないので、内
部の種は容器により機械的圧力を受けることなく真空状
態に置かれる。そして、このように真空状態で保存する
ことにより湿度調整が不要となる。すなわち、適切な湿
度の状態の雰囲気中で真空状態にすることにより、種自
体は良好な湿度状態のまま保持されることとなる。更
に、真空であることから種々の菌の発生も抑制される。
積まれた下側の種が重量を受け、それにより熱をもち保
存状態が悪化するなどの問題が解消される。更に、各内
側容器は設置された状態で相互間に間隙が形成されてい
るので、空気の対流が可能であり、外側容器内の温度の
均一化も図られる。従って、大量の種を所定量ずつ良好
な保存状態で保管することが可能となる。また、上記の
ように内側容器は真空状態にしても変形しないので、内
部の種は容器により機械的圧力を受けることなく真空状
態に置かれる。そして、このように真空状態で保存する
ことにより湿度調整が不要となる。すなわち、適切な湿
度の状態の雰囲気中で真空状態にすることにより、種自
体は良好な湿度状態のまま保持されることとなる。更
に、真空であることから種々の菌の発生も抑制される。
【0011】このように、内部に収納された種は非常に
良好な環境に置かれるので、倉庫内の温度調整も非真空
状態で保管している従来の状況に比べその維持すべき温
度幅が広がり、調整が容易となる。更に、保管している
種を一度に全部使用しない場合、本発明によれば外側容
器の蓋を開けた後でも、内側容器はそれぞれ個別に真空
状態が保たれるので、使用しなかった種の保管状態が劣
化するおそれもない。
良好な環境に置かれるので、倉庫内の温度調整も非真空
状態で保管している従来の状況に比べその維持すべき温
度幅が広がり、調整が容易となる。更に、保管している
種を一度に全部使用しない場合、本発明によれば外側容
器の蓋を開けた後でも、内側容器はそれぞれ個別に真空
状態が保たれるので、使用しなかった種の保管状態が劣
化するおそれもない。
【0012】請求項2に係る種保管装置によれば、内側
容器の内側容器本体外周面に突出形成した突出片を内側
容器保持部材の構成要素である支柱部材の水平溝に係止
させることによりそれぞれ間隙を開けた状態で内側容器
を設置することができる。このように、極めて簡単な構
成で内側容器の設置を行うことができる。
容器の内側容器本体外周面に突出形成した突出片を内側
容器保持部材の構成要素である支柱部材の水平溝に係止
させることによりそれぞれ間隙を開けた状態で内側容器
を設置することができる。このように、極めて簡単な構
成で内側容器の設置を行うことができる。
【0013】請求項3に係る種入れ真空袋によれば、袋
本体内にその開放部から種を入れ、シート状部を折り曲
げてそれを貼着することにより簡単に開放部を塞ぐこと
ができる。そして、袋本体に設けられた空気抜き部から
空気を抜き、内部を真空状態とすることができる。この
ような種入れ真空袋は、粒の小さい種の保管に適してお
り、このような種入れ真空袋に小さい粒の種を入れ、そ
れを真空状態としてさらに上記請求項1または2に示さ
れた内側容器内に収納することで、保管環境はより良好
なものとなる。
本体内にその開放部から種を入れ、シート状部を折り曲
げてそれを貼着することにより簡単に開放部を塞ぐこと
ができる。そして、袋本体に設けられた空気抜き部から
空気を抜き、内部を真空状態とすることができる。この
ような種入れ真空袋は、粒の小さい種の保管に適してお
り、このような種入れ真空袋に小さい粒の種を入れ、そ
れを真空状態としてさらに上記請求項1または2に示さ
れた内側容器内に収納することで、保管環境はより良好
なものとなる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図1には、実施例に係る種保管装置
の概略構成が示されている。外側容器10は有底の略円
筒状に形成されており、例えばいわゆるドラム缶程度の
大きさに形成されている。そして、その内側面側には断
熱部材12が設置されている。なお、外側容器10はこ
のような円筒形状のものに限られず種々の角柱状のもの
を用いてもよい。そして、外側容器10の内側面(本実
施例では断熱材12の内側面)には、それに沿ってほぼ
等間隔をもって4箇所に支柱部材14が設置されてい
る。この支柱部材には所定間隔毎に水平溝16が形成さ
れている。水平溝16は、外側容器10の通常設置状態
でほぼ水平に伸長するように形成されている。
て詳細に説明する。図1には、実施例に係る種保管装置
の概略構成が示されている。外側容器10は有底の略円
筒状に形成されており、例えばいわゆるドラム缶程度の
大きさに形成されている。そして、その内側面側には断
熱部材12が設置されている。なお、外側容器10はこ
のような円筒形状のものに限られず種々の角柱状のもの
を用いてもよい。そして、外側容器10の内側面(本実
施例では断熱材12の内側面)には、それに沿ってほぼ
等間隔をもって4箇所に支柱部材14が設置されてい
る。この支柱部材には所定間隔毎に水平溝16が形成さ
れている。水平溝16は、外側容器10の通常設置状態
でほぼ水平に伸長するように形成されている。
【0015】この外側容器10の内部には、複数の内側
容器18が収納される。内側容器18の収納状態は、相
互に間隙を開けた状態でなされる。各内側容器18の収
納設置は、それぞれの外側面に突出形成されている突出
片20を上記支柱部材14の水平溝16の部分に係止さ
せることによって行われる。すなわち、水平溝16相互
の間隔は、内側容器18の厚さよりも広く設定されてい
る。このような内側容器18の収納状態で、外側容器1
0の蓋部22が閉じられる。なお、蓋部22には空気は
空気抜き管23が設けられている。
容器18が収納される。内側容器18の収納状態は、相
互に間隙を開けた状態でなされる。各内側容器18の収
納設置は、それぞれの外側面に突出形成されている突出
片20を上記支柱部材14の水平溝16の部分に係止さ
せることによって行われる。すなわち、水平溝16相互
の間隔は、内側容器18の厚さよりも広く設定されてい
る。このような内側容器18の収納状態で、外側容器1
0の蓋部22が閉じられる。なお、蓋部22には空気は
空気抜き管23が設けられている。
【0016】図2には、上記収納状態の外側容器10を
蓋部22を取った状態で上方から見た図が示されてい
る。図示のように、内側容器18は、突出片20のみに
よって支持されているので、その周囲と断熱部材12表
面との間には十分な隙間ができており、空気の対流が確
保され、内部の温度の均一性は良好な状態となる。
蓋部22を取った状態で上方から見た図が示されてい
る。図示のように、内側容器18は、突出片20のみに
よって支持されているので、その周囲と断熱部材12表
面との間には十分な隙間ができており、空気の対流が確
保され、内部の温度の均一性は良好な状態となる。
【0017】次に、図3(A)及び(B)は、内側容器
18の具体的構成説明図である。図示のように、内側容
器18は嵌合蓋24及び容器本体26とから構成されて
いる。この容器本体26内に種100を所定量入れ、嵌
合蓋24を上方から被せることにより、内部は密閉され
る。すなわち、嵌合蓋24は容器本体26の外周面にほ
ぼ密着するように精密なサイズに形成されている。容器
本体26の外側面には上記支柱部材16の数及び位置に
対応して(本実施例では4個)、突出片20が形成され
ている。さらに、嵌合蓋24には内部を真空状態とする
ための空気抜き管28が設けられている。
18の具体的構成説明図である。図示のように、内側容
器18は嵌合蓋24及び容器本体26とから構成されて
いる。この容器本体26内に種100を所定量入れ、嵌
合蓋24を上方から被せることにより、内部は密閉され
る。すなわち、嵌合蓋24は容器本体26の外周面にほ
ぼ密着するように精密なサイズに形成されている。容器
本体26の外側面には上記支柱部材16の数及び位置に
対応して(本実施例では4個)、突出片20が形成され
ている。さらに、嵌合蓋24には内部を真空状態とする
ための空気抜き管28が設けられている。
【0018】同図(B)は、嵌合蓋24を閉じた状態が
示されており、この状態で運搬中に嵌合蓋24が容易に
外れることのないように、嵌合蓋24と容器本体26と
の間はシール部材30でシールされている。この状態
で、空気抜き管28から空気吸引を行い、内部を真空状
態とすることができる。なお、嵌合蓋24の上面には運
搬の容易化を図るため及び上記突出片20の水平溝16
への係止作業の容易化のため取手32が取り付けられて
いる。
示されており、この状態で運搬中に嵌合蓋24が容易に
外れることのないように、嵌合蓋24と容器本体26と
の間はシール部材30でシールされている。この状態
で、空気抜き管28から空気吸引を行い、内部を真空状
態とすることができる。なお、嵌合蓋24の上面には運
搬の容易化を図るため及び上記突出片20の水平溝16
への係止作業の容易化のため取手32が取り付けられて
いる。
【0019】次に、図4は、水平溝16の具体的構成を
示しており、同図(A)は概略斜視図、同図(B)は概
略正面図である。図示のように、水平溝16には、その
両側に一定以上の力で変形可能なストッパ16aが設け
られている。このストッパ16aは、内側容器18の突
出片20が収められた時に、これが簡単に抜け出るのを
防止するための部材であり、例えば樹脂にて形成され
る。
示しており、同図(A)は概略斜視図、同図(B)は概
略正面図である。図示のように、水平溝16には、その
両側に一定以上の力で変形可能なストッパ16aが設け
られている。このストッパ16aは、内側容器18の突
出片20が収められた時に、これが簡単に抜け出るのを
防止するための部材であり、例えば樹脂にて形成され
る。
【0020】すなわち、同図(B)に示したように、両
サイドのストッパ16a相互間の最短距離Wは上記突出
片20の幅よりもやや狭くされており、突出片20が上
方からこのストッパ16a間に押し込まれると、両スト
ッパ16a、16aはやや外方に曲り、突出片20の装
填がなされる。この状態では、突出片20は両サイドの
ストッパ16aで押えられた状態となっている。従っ
て、がた付きが防止され外側容器10を傾斜させたり寝
かせたりしても簡単に内側容器18が離脱しないように
している。
サイドのストッパ16a相互間の最短距離Wは上記突出
片20の幅よりもやや狭くされており、突出片20が上
方からこのストッパ16a間に押し込まれると、両スト
ッパ16a、16aはやや外方に曲り、突出片20の装
填がなされる。この状態では、突出片20は両サイドの
ストッパ16aで押えられた状態となっている。従っ
て、がた付きが防止され外側容器10を傾斜させたり寝
かせたりしても簡単に内側容器18が離脱しないように
している。
【0021】上記構成の種保管装置では、内側容器18
内に種を入れ、その内側容器18を真空状態として密閉
し、外側容器10内に複数個それぞれ間隙をもたせた状
態で収納する。そして、外側容器10の蓋部22を閉
じ、これを密閉状態として、内部を真空とする。これに
より、種は、二重の真空容器に収められたこととなり、
かつ最も下段の内側容器18に収められた種も最上段の
内側容器18に収められた種も湿度や圧力において同一
条件で保管される。また、湿度条件が良好な条件のまま
一定に保たれ、かつ真空であることから、温度調整も広
い範囲内で行えば足り、収めている室内温度調整のため
の電力消費等の軽減も行うことができる。
内に種を入れ、その内側容器18を真空状態として密閉
し、外側容器10内に複数個それぞれ間隙をもたせた状
態で収納する。そして、外側容器10の蓋部22を閉
じ、これを密閉状態として、内部を真空とする。これに
より、種は、二重の真空容器に収められたこととなり、
かつ最も下段の内側容器18に収められた種も最上段の
内側容器18に収められた種も湿度や圧力において同一
条件で保管される。また、湿度条件が良好な条件のまま
一定に保たれ、かつ真空であることから、温度調整も広
い範囲内で行えば足り、収めている室内温度調整のため
の電力消費等の軽減も行うことができる。
【0022】図5は、上記内側容器18内に装填する種
入れ真空袋40の構成を示説明図である。同図(A)
は、略四角形の袋本体42を有する実施例、同図(B)
は略円形の袋本体44を有する実施例が示されている。
袋本体42は、例えば樹脂にて形成され、軽量かつ柔軟
性のある構成とされている。そして、一辺側は、種を出
し入れするための開放部46とされており、他辺側には
内部の空気を吸引するための空気抜き部48が設けられ
ている。
入れ真空袋40の構成を示説明図である。同図(A)
は、略四角形の袋本体42を有する実施例、同図(B)
は略円形の袋本体44を有する実施例が示されている。
袋本体42は、例えば樹脂にて形成され、軽量かつ柔軟
性のある構成とされている。そして、一辺側は、種を出
し入れするための開放部46とされており、他辺側には
内部の空気を吸引するための空気抜き部48が設けられ
ている。
【0023】ここで特徴的なことは、開放部46の近傍
で、袋本体42の外側面にやや厚手のシート状部50が
設けられていることである。そして、このシート状部5
0の表面50a側は、相互に貼着可能な構成、例えば粘
着性材料が塗布されており、同図(C)に示したよう
に、このシート状部材50を開放部46側にほぼ2つに
折り曲げて相互に貼着し、簡単に開放部46を閉塞する
ことができる。
で、袋本体42の外側面にやや厚手のシート状部50が
設けられていることである。そして、このシート状部5
0の表面50a側は、相互に貼着可能な構成、例えば粘
着性材料が塗布されており、同図(C)に示したよう
に、このシート状部材50を開放部46側にほぼ2つに
折り曲げて相互に貼着し、簡単に開放部46を閉塞する
ことができる。
【0024】次に、空気抜き部48側から空気を抜き、
その空気抜き部を閉栓することにより内部は真空状態と
なる。この時、袋本体42は変形し内部の種に密着する
が、柔らかい材質で形成されているので、種を傷付ける
おそれはない。このように、種の収納された種入れ真空
袋40を上記内側容器18に複数個収納することができ
るので、上記種保管装置の機能をより向上させることが
できる。すなわち、種入れ真空袋40内に収められた種
は、三重の真空ケーシング内に収められたこととなる。
そして、内部の種を少しずつ使用する場合には、外側容
器10を開放し、さらに内側容器18を開放して使用さ
れるが、それぞれ適量を種入れ真空袋40内に収めてお
き、種入れ真空袋40毎に小分けして種を使用すること
ができる。従って、その他の種については継続して良好
な真空状態を保って保管することができる。
その空気抜き部を閉栓することにより内部は真空状態と
なる。この時、袋本体42は変形し内部の種に密着する
が、柔らかい材質で形成されているので、種を傷付ける
おそれはない。このように、種の収納された種入れ真空
袋40を上記内側容器18に複数個収納することができ
るので、上記種保管装置の機能をより向上させることが
できる。すなわち、種入れ真空袋40内に収められた種
は、三重の真空ケーシング内に収められたこととなる。
そして、内部の種を少しずつ使用する場合には、外側容
器10を開放し、さらに内側容器18を開放して使用さ
れるが、それぞれ適量を種入れ真空袋40内に収めてお
き、種入れ真空袋40毎に小分けして種を使用すること
ができる。従って、その他の種については継続して良好
な真空状態を保って保管することができる。
【0025】従って、このような真空種袋40は、収納
のための全体容積が小さくて足りる粒の小さい種の保管
に適している。上記実施例によれば、種の運搬に適した
ドラム缶程度の大きさの外側容器10にそれぞれ良好な
状態で種を収納保管しておくことができ、また円筒状の
外側容器10は、例えば寝かせてころがして運搬するこ
とも可能であるが、このような状況でも内側容器18は
容易に支柱部材14から離脱しないので、種の運搬作業
の容易化も図られている。
のための全体容積が小さくて足りる粒の小さい種の保管
に適している。上記実施例によれば、種の運搬に適した
ドラム缶程度の大きさの外側容器10にそれぞれ良好な
状態で種を収納保管しておくことができ、また円筒状の
外側容器10は、例えば寝かせてころがして運搬するこ
とも可能であるが、このような状況でも内側容器18は
容易に支柱部材14から離脱しないので、種の運搬作業
の容易化も図られている。
【0026】なお、本発明は上記各実施例の構成に限定
されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形
が可能である。例えば、上記実施例では、内側容器保持
部材として支柱部材14及びそれに形成した水平溝16
を示したが、これに限られず図6(A)、(B)に示し
たように外側容器10の内側面に形成された断熱部材1
2を比較的剛性の高いもので構成し、そこに上記内側容
器18の突出片20に対応した個数及び位置に縦溝52
を形成し、かつその断熱部材12の所定高さ位置毎に横
溝54を形成することにより内側容器保持部材を構成す
ることもできる。すなわち、内側容器18を上方から突
出片20の位置を縦溝52の位置に合わせながら下降さ
せ、所定の横溝54の位置で回転させることにより横溝
54内に内側容器18の突出片20を係止させることが
できる。更に、係止させた内側容器18の脱落防止のた
めに横溝54の縦溝52との交差点に歯止め部を設け、
かつ横溝54の途中に仕切を形成することも好適であ
る。
されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形
が可能である。例えば、上記実施例では、内側容器保持
部材として支柱部材14及びそれに形成した水平溝16
を示したが、これに限られず図6(A)、(B)に示し
たように外側容器10の内側面に形成された断熱部材1
2を比較的剛性の高いもので構成し、そこに上記内側容
器18の突出片20に対応した個数及び位置に縦溝52
を形成し、かつその断熱部材12の所定高さ位置毎に横
溝54を形成することにより内側容器保持部材を構成す
ることもできる。すなわち、内側容器18を上方から突
出片20の位置を縦溝52の位置に合わせながら下降さ
せ、所定の横溝54の位置で回転させることにより横溝
54内に内側容器18の突出片20を係止させることが
できる。更に、係止させた内側容器18の脱落防止のた
めに横溝54の縦溝52との交差点に歯止め部を設け、
かつ横溝54の途中に仕切を形成することも好適であ
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る種保
管装置によれば、種を良好な真空状態でかつ全体として
圧力並びに温度の不均一のない状態で積層保管しておく
ことが可能となる。従って、温度調整もより緩和された
条件で行うことができ、調整作業や調整のための電力消
費の軽減も達成される。また、本発明の種入り真空袋に
よれば、適切な量毎に真空状態を保っておくことができ
るので、適量ずつの種使用を行い、他の種については良
好な保管状態を維持することができる。これにより、種
の長期的保管並び長距離輸送における種の保管状態の良
好化並びに保管の容易化が達成される。
管装置によれば、種を良好な真空状態でかつ全体として
圧力並びに温度の不均一のない状態で積層保管しておく
ことが可能となる。従って、温度調整もより緩和された
条件で行うことができ、調整作業や調整のための電力消
費の軽減も達成される。また、本発明の種入り真空袋に
よれば、適切な量毎に真空状態を保っておくことができ
るので、適量ずつの種使用を行い、他の種については良
好な保管状態を維持することができる。これにより、種
の長期的保管並び長距離輸送における種の保管状態の良
好化並びに保管の容易化が達成される。
【図1】実施例の全体構成を示す説明図である。
【図2】図1の構成の上方から見た説明図である。
【図3】(A)及び(B)は内側容器の実施例の構成説
明図である。
明図である。
【図4】(A)及び(B)は内側容器保持部材の構成を
示す概略斜視図及び正面図である。
示す概略斜視図及び正面図である。
【図5】(A)、(B)及び(C)は種入れ真空袋の2
つの構成例及び使用状態説明図である。
つの構成例及び使用状態説明図である。
【図6】(A)及び(B)は内側容器保持部材の他の構
成例説明図である。
成例説明図である。
10 外側容器 14 支柱部材 16 水平溝 18 内側容器 20 突出片 40 種入れ真空袋 42、44 袋本体 46 開放部 50 シート状部
Claims (3)
- 【請求項1】 蓋部と、この蓋部の装着により密閉可能
な外側容器本体と、前記密閉後外部から空気吸引するた
めの空気抜き部と、を有する外側容器と、 嵌合蓋と、この嵌合蓋の装着により密閉可能な内側容器
本体と、前記密閉後外部から空気吸引するための空気抜
き部と、を備え内部を真空とした状態で変形しない剛性
並びに前記外側容器内に複数収納可能な大きさを有する
内側容器と、 前記外側容器内に装填され、複数の前記内側容器を相互
に間隙を開けた状態で係止設置可能な内側容器保持部材
と、 を備えたことを特徴とする種保管装置。 - 【請求項2】 前記内側容器保持部材は、 前記外側容器の内側面に沿って深さ方向に伸長するよう
に所定間隔毎に設置された複数の支柱部材と、 これら支柱部材の互いに対向する側面の所定高さ位置毎
に複数段設けられ、前記外側容器の通常設置状態でほぼ
水平方向に伸長する水平溝部と、を有し、 前記内側容器は、 前記内側容器本体外周面に前記複数の支柱部材にそれぞ
れ対応するように突出形成された複数の突出片を有し、 これら突出片を前記各支柱部材の水平溝部にそれぞれ係
止させて前記相互に間隙を開けた状態での内側容器の設
置を行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
種保管装置。 - 【請求項3】 一辺側が種出し入れのための開放部とさ
れ、他辺側に外部から空気を吸引するための空気抜き部
が設けられた種入れ用の袋本体と、 前記開放部近傍の袋本体外側面から袋本体の外方へ突出
して設けられたシート状部と、 を備え、前記シート状部を折り曲げて相互に貼着し前記
開放部を閉塞するようにしたことを特徴とする請求項1
又は2に記載の内側容器に複数収納可能な種入れ真空
袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30939394A JPH08140468A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 種保管装置及びそれに用いる種入れ真空袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30939394A JPH08140468A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 種保管装置及びそれに用いる種入れ真空袋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08140468A true JPH08140468A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17992478
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30939394A Pending JPH08140468A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 種保管装置及びそれに用いる種入れ真空袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08140468A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107079673A (zh) * | 2017-04-21 | 2017-08-22 | 重庆市永欣精密电子科技有限公司 | 蔬菜种子储藏盒 |
| CN112262664A (zh) * | 2020-10-23 | 2021-01-26 | 重庆文理学院 | 一种生姜病储藏病害防治装置 |
| CN113955311A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-01-21 | 山东省农业科学院 | 花生种子长期保存使用保存袋及使用方法 |
-
1994
- 1994-11-21 JP JP30939394A patent/JPH08140468A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107079673A (zh) * | 2017-04-21 | 2017-08-22 | 重庆市永欣精密电子科技有限公司 | 蔬菜种子储藏盒 |
| CN112262664A (zh) * | 2020-10-23 | 2021-01-26 | 重庆文理学院 | 一种生姜病储藏病害防治装置 |
| CN113955311A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-01-21 | 山东省农业科学院 | 花生种子长期保存使用保存袋及使用方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041119 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050329 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |