JPH08140536A - 魚釣用リール - Google Patents

魚釣用リール

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Publication number
JPH08140536A
JPH08140536A JP31115794A JP31115794A JPH08140536A JP H08140536 A JPH08140536 A JP H08140536A JP 31115794 A JP31115794 A JP 31115794A JP 31115794 A JP31115794 A JP 31115794A JP H08140536 A JPH08140536 A JP H08140536A
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JP
Japan
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spool
fishing line
sensor unit
fishing
ultrasonic sensor
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Application number
JP31115794A
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English (en)
Inventor
Masayuki Yamamoto
正幸 山本
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Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 魚釣用リールに内蔵されている電池の消耗を
押さえると共に、釣糸の繰出し量を正確に測定表示でき
るようにすること。 【構成】 スプール回転信号が出力されたか否かを判定
し、所定時間にわたってスプール回転信号が出力されな
い場合には、電池から釣糸の繰出し量を測定する超音波
センサユニットへの給電を実質的に遮断し、電池超音波
センサユニットへの給電が実質的に遮断された状態で、
スプール回転信号を検出した場合には、電池から超音波
センサユニットへ再び給電を行い、スプールの回転に伴
う釣糸の繰出し量を測定して表示装置に表示した繰出し
量を更新する。 【効果】 釣糸の繰出しあるいは巻取りが中断若しくは
停止している期間の電力消費を低減でき、内蔵電池の長
寿化を図ることができる。また、スプール回転信号を検
出すれば超音波センサユニットに対して自動的に電流供
給を再開し、スプールの回転に伴う釣糸の繰出し分若し
くは巻取り分を更新して常に正確な釣糸の繰出し量の表
示を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は魚釣用リールに関し、特
に釣糸繰出し量の測定表示機能を備えたリールに内蔵さ
れた電池の電力消費を低減するようにした魚釣用リール
に関する。
【0002】
【従来の技術】スプールから繰出された釣糸の繰出し量
を測定表示する機能を備えた魚釣用リールには、釣糸の
繰出し量の測定を電気的に行うため、リール本体には小
型電池が内蔵されている。従来より、この内蔵電池の消
耗を抑え電池の長寿化を図る必要から、内蔵電池の節電
方式が各種提案されている。
【0003】実公平第3−10859号公報には、スプ
ールの回転検出センサにより検出したスプールの回転数
に基づいてマイクロコンピュータが糸長を計測演算する
タイプのリールに対して、一定時間回転検出センサから
回転信号が出力されない場合には、回転検出センサへの
給電を遮断するようにした節電方式が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、回転検出セン
サへの給電を遮断した後に測定モードに復帰させるため
にはオン・オフモードスイッチを押して、回転検出セン
サへの給電を再開しなければならないが、オン・オフモ
ードスイッチを押し忘れた状態で、リールのハンドルを
回転し糸を繰出したりあるいは巻き取ると、実際の糸長
とマイクロコンピュータが記憶している糸長との間に差
異が生じてしまうという問題がある。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、魚釣用リールに内蔵され
ている電池の消耗を押さえると共に、釣糸の繰出し量を
正確に測定表示できるようにした魚釣用リールの提供を
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、リール本体に内蔵された電源と、リール
本体に回転可能に支承されたスプール(3)と、電源よ
り給電されてスプール(3)に捲回された釣糸の最外周
面(25)に向けて超音波(22)を発信し、最外周面
(25)で反射した超音波(23)を受信する超音波セ
ンサユニット(10)と、スプール(3)の回転を検出
した場合にスプール回転信号を出力するスプール回転検
出手段(26、27、28、29、35)と、発信され
た超音波(22)が受信されるまでの時間に基づいて釣
糸繰出し量を演算する演算手段(35、図5)と、演算
手段(35、図5)が演算した釣糸繰出し量を表示する
表示手段(24)とを備えた魚釣用リールにおいて、ス
プール回転検出手段(26、27、28、29、35)
からスプール回転信号が出力されたか否かを判定し、所
定時間にわたってスプール回転信号が出力されない場合
に、電源から超音波センサユニット(10)への給電を
実質的に遮断し、電源から超音波センサユニット(1
0)への給電が実質的に遮断された状態で、スプール回
転信号が出力されたと判定した場合には、電源から超音
波センサユニット(10)へ再び給電を行うよう制御す
る制御手段(35、図6)を備えた。
【0007】
【作用】上記構成を有する本発明の魚釣用リールでは、
釣糸の繰出し時若しくは巻取り時にはスプールが回転す
るのでスプール回転検出手段からスプール回転信号が出
力される。スプール回転信号が継続的に出力されている
状態、即ち、スプールが回転を継続している場合には、
電源から超音波センサユニットに給電が行われ超音波が
発信される。この超音波はスプールに捲回された釣糸の
最外周面で反射して受信される。超音波の発信から受信
までの時間に基づき、演算手段が釣糸繰出し量を求め、
表示手段が演算結果を表示する。この間、電源と超音波
発信手段は接続状態にあるので電力の消費は避けられな
い。
【0008】しかし、所定時間にわたってスプール回転
検出手段からスプール回転信号が出力されない場合、即
ち、釣糸の繰出し若しくは巻取りが行われていない場合
には、電源から超音波センサユニットへの給電を大幅に
低減するか、あるいは給電を完全に遮断してリール本体
に内蔵された電源の消耗を抑える。ここで再びスプール
が回転すると電源から超音波センサユニットに対して再
び給電が行われ、スプールの回転に伴う釣糸繰出し量の
更新が行われ、現在の釣糸繰出し量が正確に表示手段に
表示される。
【0009】
【実施例】本発明に基づく魚釣用リールの実施例につい
て図1乃至図7に基づき説明する。
【0010】図1は、本実施例に基づく両軸受け型リー
ルの概略構成図であり、図2は該リールの釣糸繰出し量
測定装置のブロック図である。これらの図において、リ
ール本体の一部を構成する左右のサイドケース1a及び
1bにスプール3が回転可能に支承され、該リール本体
にはスプール3上に釣糸を均一に捲回するためにスプー
ル軸方向に沿って往復動可能なレベルワインダ4が設け
られている。一方のサイドケース1bにはハンドル7が
回動自在に設けられ、ドラグ調整具6がハンドル7の軸
に設けられている。また、サイドケース1bには、繰出
し量測定装置の一部を内蔵するためのカウンタケース5
が一体に設けられている。
【0011】スプール3の外面には磁石26が固着され
ており、該磁石26に対向する回転軌跡上の位置にはス
プール3の回転を検出するための複数のリードスイッチ
27、28、29が固定されている。該リードスイッチ
27、28、29はマイクロコンピュータ21に接続さ
れている。
【0012】該スプール3に捲き取られた釣糸2に対向
する位置には図1、図2に示される超音波センサユニッ
ト10がリール本体に設けられている。該超音波センサ
ユニット10は超音波発信器14、超音波受信器13や
種々の回路により構成されており、超音波発信器14と
超音波受信器13はスプール3の軸心から距離L2離れ
た定位置に設けられている。超音波発信器14から発信
された超音波22はスプール3に捲回された釣糸の最外
周部25で反射し、反射音波23は超音波受信器13で
受信されるよう構成されている。超音波発信器14は出
力ゲート回路16に接続され、出力ゲート回路16はマ
イクロコンピュータ21に接続された計測周期パルス発
生回路18とキャリア発振器17に接続されている。
尚、超音波センサユニット10への電源供給はマイクロ
コンピュータ21によって制御されている。
【0013】計測周期パルス発生回路18は、図3に示
されるように、Taの計測周期幅を有する周期パルス波
形aを出力ゲート回路16へ出力可能に構成されてい
る。またキャリア発振器17は図3に示される方形波b
を出力ゲート回路16へ出力可能に構成されている。こ
こで方形波bの発振周波数は超音波発振器14の共振周
波数近傍に設定されている。そして出力ゲート回路16
は図3に示されるような該計測周期幅Ta時間分の方形
波cを周期的に超音波発振器14に出力可能に設けられ
ている。
【0014】超音波受信器13は音波受信信号を発生可
能に設けられ、増幅器15を介して整流回路19に接続
されている。よって受信信号は増幅された受信信号dと
して増幅器15から出力される。整流回路19は受信信
号dのマイナス成分をカットした図3の整流方形波信号
eを出力可能に構成されている。図3の整流方形波信号
eの立ち上がり部分は周期パルス波形aの立ち上がり時
期から時間Tだけ遅れている。この遅れは超音波発振器
14から発振された超音波22がスプール3上の釣糸最
外周部25で反射し超音波受信器13に至るまでの時間
(伝播時間)を意味する。
【0015】また、整流回路19はレベル検出器20に
接続され、該レベル検出器20はマイクロコンピュータ
21に接続されている。レベル検出器20は一定レベ
ル、例えば図3のV1以上の波形のみを検出するよう構
成されている。検出を受けた整流信号fはマイクロコン
ピュータ21に出力可能に構成され、立ち上がりと立ち
下がり部が規定されたパルス信号gが得られる。パルス
信号gの立ち上がり時期は周期パルス信号aの立ち上が
り時期からT’だけ遅れている。この遅れは上記方形整
流信号fにおいて、所定レベルV1に最初に到達した時
間分だけ上記Tより延長されている。かかるレベル検出
器20による検出動作は、整流方形波信号eにおける時
間的な遅れTをT’にまで遅れさせることとなり、理論
的には正確性を欠くこととなるが、スプールに捲回され
ている釣糸の特殊性を考慮するとむしろ必須の検出方法
である。即ち、釣糸は直径が小さく、断面が平坦ではな
い。またスプール上に極めて均一に捲回されているもの
でもないので音波が乱反射する可能性があり、超音波受
信器13にノイズが入る可能性がある。捲回されている
釣糸の最外周面に音波を放射したとき、上記釣糸の特殊
性により、必ずしも整流方形信号eの最初の立ち上がり
信号が検出されるとは限らず、また検出されたとしても
ノイズである可能性もある。そこで、このようなノイズ
の影響を受けない所定レベル以上の方形波を検出するべ
くレベル検出器20が設けられているのである。
【0016】マイクロコンピュータ21はCPU35と
該CPU35に接続されるカウンタ30、ROM31、
RAM33とを有する。
【0017】カウンタ30は、周期パルス信号aの立ち
上がり時にカウントを開始し、パルス信号gの立ち上が
り時にカウントを終了するよう構成されており、カウン
ト値は上記時間差T’に対応する。詳細には、時間差
T’は、音速をC、その時点のスプール上の釣糸巻取り
半径をL1とすれば T’=2(L2 − L1)/C で表すことができ、L2及びCは定数であるから、T’
とL1の関係が一義的に対応していることがわかる。即
ち、時間差T’は釣糸巻取り半径に直接対応している。
そして図4に示されるようなこの関係を示すテーブルが
ROM31に記憶されている。即ち、カウント値に対応
した釣糸巻取り半径R(=L1)を表す換算係数がテー
ブルとしてROM31に記憶されている。
【0018】ROM31内にはさらに上記所定レベルV
1が記憶されており、レベル検出器20に該所定レベル
V1が出力されるよう構成されている。ROM31は更
に上記周期パルス波形の幅Taを記憶しており、出力ゲ
ート回路16に幅Taに関する信号が出力可能に構成さ
れている。
【0019】ROM31内には区間テーブルが記憶され
ている。この区間テーブルには釣糸単位繰出し長さ当た
りのスプールの基準回転数Dxと、釣糸捲回半径との関
係がテーブル化されている。そして釣糸捲回半径を所定
の範囲に区切って区間Xを定め、図4のテーブルで読み
出された釣糸捲回半径Rがどの区間Xにあるかが判断さ
れ、該区間Xに対応する基準回転数Dxを読み出す。読
み出された回転数分スプールが回転したら、単位繰出し
長さが繰り出されたとして演算表示が行われるのであ
る。具体的には、釣糸単位繰出し長さを10cmに設定
したとすると、釣糸捲回半径が約1.6cmのときスプ
ール1回転で10cm繰出される。ここでデータテーブ
ルには換算係数Rが、即ち、釣糸捲回半径が例えば1.
55cmから1.65cmまでの間は同一区間Xにある
とし、区間Xに対応した基準回転数N=1を読み出すの
である。
【0020】リードスイッチ27、28、29はCPU
35に接続され、スプール3の回転数はRAM33に記
憶可能に構成されている。磁石26、リードスイッチ2
7、28、29、RAM33、CPU35によりスプー
ル回転検出手段が構成される。また、マイクロコンピュ
ータ21には釣糸繰出し量を表示するため、例えば、液
晶表示板により構成される表示器24が接続されてい
る。また電源ON/OFFスイッチ34がCPU35に
接続されている。
【0021】CPU35はタイマ35aを有し、タイマ
35aは、リードスイッチ27、28、29のいずれか
の検出信号によりタイマ35aの時間値をリセットし計
時動作を再開するよう構成されている。更に、ROM3
1にはタイマ35aによる計測時間と比較する所定の時
間値(T1')が記憶されている。
【0022】次に釣糸の繰出し量の計測手順について図
5に示されるフローチャートに基づき説明する。図5に
おいて、電源ON/OFFスイッチ34がONされる
と、ステップS1にて初期設定がなされる。次いで、ス
テップS2において、スプール3の釣糸捲回半径が測定
される。ここではスプール3に捲回されている釣糸の捲
回半径RがROM31のルックアップテーブルから呼び
出される。即ち、CPU35は計測周期パルス発生回路
18に動作信号を出力しTaの周期幅を有する周期パル
ス波形aが出力ゲート回路16に送られ、キャリア発信
器17からの方形波bと合成されて出力ゲート回路16
からはTaの周期幅の断続的な方形波cが超音波発信器
14に出力される。よって超音波22が発せられスプー
ル3に捲回された釣糸の最外周面25で反射し、超音波
受信器13に受信され、受信信号dが出力される。受信
信号は増幅器15により増幅され、整流回路19により
受信信号のマイナス成分がカットされて整流方形信号e
が出力される。またCPU35はレベル検出器20に所
定レベル以上の方形波のみを検出するための信号を出力
しており、レベル検出器20において整流方形信号eの
最初の立ち上がり部分のうち、電圧レベルが例えばV1
以下の信号はカットされる。この検出信号gがマイクロ
コンピュータ21に出力され、パルス信号gが得られ、
上記した時間差T’がカウンタ30によりカウントされ
る。するとT’に対応する換算計数Rが呼び出される。
これは釣糸最外周面の半径を意味する。
【0023】次にステップS3に移行し、呼び出された
換算係数Rがどの区間に属するかが判別される。次にス
テップS4にて判別された区間Xに対応する基準回転数
Dxが読み込まれる。そしてステップS5でスプール3
の回転数がカウントされる。即ち、磁石26とリードス
イッチ27、28、29によりスプール回転信号がRA
M33に出力されRAM33に記憶される。次にステッ
プS6にてスプールの回転方向が判断され、回転方向が
釣糸繰出し方向であれば(S6:Yes)、ステップS
7に進み、スプール回転数に関するカウント値Nがイン
クリメントされる。またステップS6でスプール巻取り
方向に回転していれば(S6:No)、ステップS8に
進み、カウント値がデクリメントされる。
【0024】そしてステップS9において、カウント値
Nが基準回転数Dxに達したか否かが判断される。基準
回転数に達していれば(S9:Yes)、上述した釣糸
の単位長さが繰り出されたこととなるので、ステップS
10にて該単位長さがインクリメントまたはデクリメン
トされ、表示器24にて釣糸繰出し量が表示される。ま
た基準回転数Dxに達していなければ(S9:No)、
ステップS5に戻り、同様な処理が繰り返される。
【0025】次にステップS11では電源ON/OFF
スイッチ34がOFFされたか否かが判断され、OFF
されていれば(S11:Yes)、処理が終了し、依然
ON状態ならばS2に戻って、同様な処理が繰り返され
る。
【0026】なお、上記ステップS3においてはCPU
35の内部タイマ35aからの指示により、一定期間毎
に上記伝播時間差T’をカウントしているが、スプール
の回転速度が極めて速い場合にはステップS4にて定め
られた基準回転数Dxの値が適切ではないことがある。
即ち、該一定期間に比較してスプールの回転速度が極め
て速いときは、換算係数Rの変化が的確にとらえられ
ず、遅れたデータ(例えば、本来隣の区間Xの基準回転
数Dxを読み出さなければならないのに、それがなされ
ていないような場合)を読み込み、不適切な基準回転数
を選択することとなり、計測誤差が生じる可能性があ
る。そこで、図示せぬ判別手段を設け、スプールの回転
速度が所定値を超えた場合には、T’をカウントする頻
度を上げるようにすれば、適切な基準回転数Dxが読み
込み可能となり、計測誤差の発生を押さえることが可能
となる。
【0027】更にステップS10の釣糸繰出し量の表示
中に釣糸が水中で切断した場合には、水中の釣糸をまず
スプール3に巻取り、電源ON/OFFスイッチ34を
OFFした後にONすることでリセット状態となる。よ
って、再度の釣糸繰出し量表示が上記ステップS1から
S11の手順によって実行可能となる。
【0028】次に本実施例における魚釣用両軸型リール
の節電状態への切換手順について図6のフローチャート
及び図7のタイミングに基づき説明する。
【0029】S2における釣糸捲回半径の測定におい
て、半径測定モードがスタートするとCPU35内部の
タイマ35aが同時にスタートして計時動作を開始する
(S30)。また、タイマ35aがスタートすると、マ
イクロコンピュータ21から超音波センサユニット10
に駆動に必要なレベルの電流(以下、「通常レベルの電
流」という。本実施例では、通常レベルの電流は5mA
に設定されている。)よりも低レベルの電流(本実施例
では、300μAに設定されている。)が供給される。
この低レベルの供給電流によっては、超音波センサユニ
ット10を構成する超音波発信器14及び超音波受信器
13は駆動せず、超音波の発信及び受信は行われない。
【0030】タイマ35aがスタートすると、スプール
回転信号が出力されているか否かが判断される(S3
1)。スプール3が回転していれば、リードスイッチ2
7、28、29からCPU35に対してスプール回転信
号が入力される。CPU35がスプール回転信号を検出
すると(S31:Yes)タイマ35aをリセットする
(S32)。これによりタイマ35aの計測時間はゼロ
にリセットされ、計時動作を再スタートする。更に、タ
イマ35aをリセットすると、超音波センサユニット1
0には通常レベルの電流(5mA)が供給され(図7の
A点)、超音波発信器14及び超音波受信器13は動作
可能な状態となる。
【0031】次に、タイマ35aがリセットされ計時動
作を再開してからの経過時間T1がROM31に記憶さ
れている所定時間T1’に達したか否かが判断される
(S33)。タイマ35aの計測時間T1が所定時間T
1’に達していなければ(S33:No)、超音波発信
器14から超音波が発信され、超音波受信器13はスプ
ール3に捲回された釣糸の最外周部で反射した反射音波
23の受信を行う(S34)。そして、ライン設定モー
ドを終了するかどうかが判断され(S36)、半径が測
定できていない(S36:No))場合にはステップS
31に戻り、同様の処理を繰り返し実行する。
【0032】図7のB点では、スプール回転信号を検出
しているので、タイマ35aがリセットされ(S3
2)、タイマ35aリセットから所定時間T1’が経過
したか否かが判断される(S33)。スプール回転信号
を検出した直後では、タイマ35aの計時時間は所定時
間T1’に達していないので(S33:No)、超音波
の発信が行われるが、その後はスプール回転信号は検出
されないので(S31:No)タイマ35aのリセット
は行われず、タイマ35aは計時動作を続行する。その
結果、図7のC点で、タイマ35aの計測時間T1が所
定時間T1’に達する(S33:Yes)。すると、C
PU35はタイマ35aの計時動作をストップさせ(S
35)、超音波センサユニット10へ供給する電流を通
常レベルの電流から低レベルの電流に低減して超音波の
発信を中断させ、超音波センサユニット10を待機状態
におく。
【0033】超音波センサユニット10が待機状態にあ
るとき、CPU35がスプール回転信号を検出すると、
タイマ35aが再びリセットされる(S32)。スプー
ル回転信号が継続して検出される場合、即ち、スプール
3が釣糸の繰出し若しくは巻取りを行っている場合に
は、タイマ35aの計測時間T1は所定時間T1'に達せ
ず、超音波の発信が継続的に行われる。そして、半径測
定の終了が指示されると(S36:Yes)5図のS3
へ移行する。
【0034】以上説明したように、本発明によれば、釣
糸の繰出し若しくは巻取りを行っておらず繰出し量の更
新を行う必要のない期間は、超音波センサユニット10
への電流供給を実質的に遮断することによりリール本体
に内蔵した電池が消耗しないようにしている。超音波セ
ンサユニット10へ通常レベルの電流が供給されない待
機状態にあるときにCPU35がスプール回転信号を検
出すると、再び超音波センサユニット10に対して通常
レベルの電流供給を行い、釣糸繰出し量を更新可能とし
た。
【0035】本発明は上記実施例に何等限定されること
無く、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内
で種々の変更、改良が可能である。例えば、上記実施例
では、スプール回転信号が所定時間にわたって検出され
ず超音波センサユニットが待機状態にあるときには、超
音波センサユニットに対する電流供給を大幅に低減する
ようにしたが、電流供給を完全に停止するようにしても
よい。また、学習方式を利用したリールにおいても利用
が可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明した本発明の魚釣用リールによ
れば、釣糸の繰出しあるいは巻取りが中断若しくは停止
してから所定時間にわたってスプール回転信号が検出さ
れない場合には、釣糸の繰出し量或いは巻取り量の計測
を行う超音波センサユニットへの電源を実質的に遮断す
ることによりリール全体として大幅な節電を図ることが
でき、リール本体に内蔵された電池の消耗を防ぐことが
できる。超音波発信時に約5mAの電流を流し、スプー
ル回転信号が検出されない待機期間中の超音波センサユ
ニットへの電流供給を約30μAとした本発明の実施例
の場合には、待機期間中約20分の1の節電が達成でき
ることになる。
【0037】更に、待機期間中であっても、スプール回
転信号を検出すれば超音波センサユニットに対して自動
的に電流供給を再開し、スプールの回転に伴う釣糸の繰
出し分若しくは巻取り分を更新して常に正確な釣糸の繰
出し量の表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する両軸受型リール示す概略図。
【図2】釣糸の繰出し量測定装置のブロック図。
【図3】釣糸の繰出し量測定装置の動作を説明するため
の信号波形図。
【図4】超音波伝播時間と換算係数の対応関係、並びに
区間と基準回転数との関係を表しているRAMに記憶さ
れたルックアップテーブルを示す図。
【図5】計測表示手段を示したフローチャート。
【図6】本発明の実施例に基づく節電状態への切替手順
を示すフローチャート。
【図7】本発明の実施例による釣糸の繰出し量及び巻取
り量測定時と節電時の供給電流の関係を示すタイミング
図。
【符号の説明】
2 釣糸 3 スプール 10 超音波センサユニット 13 超音波受信器 14 超音波発信器 16 出力ゲート回路 17 キャリア発信器 18 計測周期パルス発生回路 19 整流回路 20 レベル検出器 21 マイクロコンピュータ 24 表示器 25 釣糸最外周面 26 磁石 27,28,29 リードスイッチ 30 カウンタ 33 RAM 35 CPU 35aタイマ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体に内蔵された電源と、 該リール本体に回転可能に支承されたスプールと、 該電源より給電されて該スプールに捲回された釣糸の最
    外周面に向けて超音波を発信し、該最外周面で反射した
    超音波を受信する超音波センサユニットと、 該スプールの回転を検出した場合にスプール回転信号を
    出力するスプール回転検出手段と、 発信された超音波が受信されるまでの時間に基づいて釣
    糸繰出し量を演算する演算手段と、 該演算手段が演算した釣糸繰出し量を表示する表示手段
    とを備えた魚釣用リールにおいて、 該スプール回転検出手段からスプール回転信号が出力さ
    れたか否かを判定し、所定時間にわたってスプール回転
    信号が出力されない場合に、該電源から該超音波センサ
    ユニットへの給電を実質的に遮断し、該電源から該超音
    波センサユニットへの給電が実質的に遮断された状態
    で、スプール回転信号が出力されたと判定した場合に
    は、該電源から該超音波センサユニットへ再び給電を行
    うよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする魚釣
    用リール。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016214125A (ja) * 2015-05-19 2016-12-22 グローブライド株式会社 魚釣用リール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016214125A (ja) * 2015-05-19 2016-12-22 グローブライド株式会社 魚釣用リール

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