JPH08141803A - 工作機械の主軸軸受装置 - Google Patents

工作機械の主軸軸受装置

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JPH08141803A
JPH08141803A JP30959594A JP30959594A JPH08141803A JP H08141803 A JPH08141803 A JP H08141803A JP 30959594 A JP30959594 A JP 30959594A JP 30959594 A JP30959594 A JP 30959594A JP H08141803 A JPH08141803 A JP H08141803A
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JP
Japan
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bearing
spindle
machine tool
bearing housing
outer ring
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Application number
JP30959594A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Yamamoto
保 山本
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Ikegai Corp
Original Assignee
Ikegai Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 回転軸3を、軸受ハウジング2に回転自在に
支承する軸受装置において、転がり軸受4と、この転が
り軸受の外輪4bとほぼ同径であって、該外輪の前記軸
受ハウジングの開口部側に嵌め込まれたリング状の押え
ピース20と、前記軸受ハウジングの開口部に取り付け
られた押えフランジ10と、この押えフランジの前記押
えピースと対応する円周上に所定の間隔で設けられた前
記押えピースを押圧する調整ねじ12とを具備した構成
とする。 【効果】 熟練作業者でなくとも、組立作業を簡単かつ
正確に行なえ、しかも、精密測定器及び加工機械なども
用意する必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転がり軸受を用いて工
作機械の主軸を支承する際に、転がり軸受の軸方向の固
定を容易に行なえるようにした工作機械の主軸軸受装置
に関し、特に、一切の切上げ加工を不要とすることによ
って非熟練作業者であっても組立作業を行なえるように
し、また高精度部品を用いることなく安価に組み立てら
れるようにした工作機械の主軸軸受装置に関する。本発
明の工作機械の主軸軸受装置は、主軸を有する各種工作
機械において利用することができる。
【0002】
【従来の技術】工作機械においては、先端に工具又は工
作物を装着した主軸を高速回転させて加工を行なうこと
から、主軸を転がり軸受によって支承するのが一般的で
ある。
【0003】図4は、従来の工作機械における主軸軸受
装置の要部断面図である。図4に示す工作機械の主軸軸
受装置は、主軸箱1と、軸受ハウジング2と、この軸受
ハウジング2に転がり軸受4を介して支承された主軸3
と、軸受4のスラスト方向の位置決めを行なう内輪カラ
ー5及び外輪カラー6と、軸受抜きカラー7と、ベアリ
ング押え100とを有している。そして、ベアリング押
え100は、軸受ハウジング2の当接面2aと当接し結
合する締付け部101と、軸受4の外輪と当接する凸部
102を有している。
【0004】このような軸受装置を用いて軸受ハウジン
グ2に主軸3を支承する場合は、まず、転がり軸受4を
嵌め込んだ主軸1を軸受ハウジング2に挿入し、次い
で、押しねじなどの手段によって、この転がり軸受4の
内輪4aを主軸3に固定する。その後、ベアリング押え
100を軸受ハウジング2にボルトで締付け、その凸部
102で外輪4bを軸受ハウジング2に固定していた。
【0005】このように、従来は、転がり軸受4の外輪
4bの固定をベアリング押え100と一体的に設けた凸
部102によって行なっているが、この場合における押
し付け代は、0.02mm±0.005mmの範囲が適
当である。しかし、転がり軸受の幅寸法の寸法公差は、
四個の転がり軸受とカラーを組み合わせた状態で0〜−
0.5mmであるため、凸部102の軸方向寸法は設計
段階では決定できない。したがって、工作機械ごとに軸
受ハウジング2の当接面2aから軸受4の外輪4bまで
の寸法にばらつきを生じるため、ベアリング押え100
の凸部102の軸方向長さは、工作機械ごとに現物合わ
せを行なって決定しなければならなかった。
【0006】また、図5に示す、ベアリング押え100
の軸受ハウジング2に当接する面100aと、ベアリン
グ押え100と一体的に設けた凸部102が転がり軸受
4の外輪4bと当接する面102aとの平行度は、きわ
めて高精度に製作されてなければならない。すなわち、
両者100aと102aの平行度が低いと、凸部102
と外輪4bとが部分的に接触(片当り)するのみとなり
主軸の運転精度に著しく悪影響を与える。したがって、
ベアリング押え100製作及び組付けは熟練作業者によ
りきわめて高精度に行なわなければならなかった。
【0007】このため、従来は、熟練作業者が、ベアリ
ング押え100の凸部102の長さを規定の寸法より多
少長く製作しておき、このベアリング押え100を軸受
ハウジング2に仮締めした状態で、該ベアリング押え1
00の締付け部101と軸受ハウジング2の当接面2a
との隙間を精密測定して凸部102の適正寸法を求め、
その後ベアリング押え100を軸受ハウジング2から取
り外し、機械工場において所謂切上げ加工を行なって、
前記ベアリング押え100の100a,102aの二面
の平行度に細心の注意を払いながら凸部102の長さを
適正寸法に加工し、その後、再度ベアリング押え100
を軸受ハウジング2に取り付けて組み立てを行なってい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来使
用されている工作機械の主軸軸受装置は、一般的に構造
は簡潔であるものの、組立てに際しては、ベアリング押
えを仮締めして精密測定を行ない、さらに、押し付け代
などを考慮してベアリング押え100の凸部102の軸
方向適正寸法を決定する必要があるため、熟練した組立
作業者でなければ高精度の組立てを行なうことができな
かった。
【0009】また、切上げ加工を行なうには、寸法精度
は勿論のこと、前記ベアリング押え100の100a,
102aの二面の平行度を高精度に加工するべく、高精
度工作機械を必要とするとともに、熟練した機械作業者
が必要となるという問題があった。
【0010】さらに、通常は、切上げ加工のために高精
度工作機械や熟練機械作業者を待機させておくことはな
く、それらに空が生じたときに切上げ加工を行なってい
るため、組み立て途中で組立作業を長時間中断せざるを
得ず、組立作業効率が著しく低下するという問題があっ
た。
【0011】本発明は上記の問題点にかんがみなされた
もので、精密な測定作業と切上げ加工を不要とし、熟練
を要しない作業者であっても容易かつ正確に組立作業を
行なえるようにするとともに、組立作業の中断をなくし
て作業効率を著しく向上させることができる工作機械の
主軸軸受装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、工作機械の主軸を、軸受ハ
ウジングに回転自在に支承する工作機械の主軸軸受装置
において、転がり軸受と、この転がり軸受の外輪とほぼ
同径であって、該外輪の前記軸受ハウジングの開口部側
に嵌め込まれたリング状の押えピースと、前記軸受ハウ
ジングの開口部に取り付けられた押えフランジと、この
押えフランジの前記押えピースと対応する円周上に所定
の間隔で設けられた前記押えピースを押圧する調整ねじ
とを具備した構成としてある。
【0013】また、請求項2記載の発明は、工作機械の
主軸を、軸受ハウジングに回転自在に支承する工作機械
の主軸軸受装置において、転がり軸受と、この軸受ハウ
ジングの開口部に取り付けられた、内ねじ孔を有する押
えフランジと、この押えフランジの前記内ねじ孔に調整
自在に螺合する本体部と、前記転がり軸受とほぼ同一の
径を有し前記転がり軸受の外輪と当接する凸部とからな
るリング状の押えピースとを具備した構成としてある。
【0014】
【作用】このような構成からなる請求項1記載の工作機
械の主軸軸受装置は、軸受ハウジングに押えピースを嵌
め込んでベアリング押えフランジを取り付け、その後調
整ねじをバランスをとりながら締め付けることによって
組み立てる。この場合、押えピースを複数本の調整ねじ
で締付けているので、押えピースは軸受外輪と片当りす
ることなく軸受外輪を均一に押圧することになる。
【0015】また、請求項2記載の工作機械の主軸軸受
装置は、軸受ハウジングに、内ねじ孔に押えピースを螺
合してあるベアリング押えフランジを取り付け、その後
押えピースを締め込むことによって組み立てる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第一実施例について、図1及
び図2を参照しつつ説明する。図1は、本実施例の工作
機械の主軸軸受装置の断面図、図2は図1における要部
拡大断面図を示す。なお、図4と同一の構成部分につい
ては、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
【0017】主軸3の前部及び後部外周面には複数の転
がり軸受4がその内輪4aを固定して嵌合されている。
これら転がり軸受4の間には軸受内輪カラー5が、ま
た、両側にはそれぞれ内輪押えカラー8及び軸受抜きカ
ラー7が軸方向で軸受に当接するように主軸3の外周に
嵌合して介装されており、かつそれらを内輪押えナット
9によって軸方向に固定している。
【0018】また、これら転がり軸受4の外輪4bは軸
受ハウジング2の内周面に嵌合されており、これら外輪
4bの間には軸方向で外輪4bに当接する軸受外輪カラ
ー6が軸受ハウジング2の内周に嵌合して介装されてい
る。
【0019】本実施例においては、上記のように軸受ハ
ウジング2と主軸3の間に介設されている転がり軸受4
をベアリング押えフランジ10と、この押えフランジ1
0に設けた調節ねじ12と、フランジ10と転がり軸受
4の外輪4bの間に介在する外輪4bとほぼ同径のリン
グ状の押えピース20とで固定している。
【0020】ベアリング押えフランジ10の押えピース
20と対応する位置、すなわち、ベアリング押えフラン
ジ10のリング状押えピース20と同一の円周上に、所
定の間隔で複数の位置にねじ孔11が螺設してあり、か
つこのねじ孔11に調節ねじ12が螺合してある。この
ベアリング押えフランジ10は、軸受ハウジング2の開
口部側に形成した当接面2aにボルト13で取り付けら
れる。
【0021】このような構成からなる工作機械の主軸軸
受装置は、次のようにして組み立てる。まず、転がり軸
受4を嵌め込んだ主軸1を軸受ハウジング2に挿入し、
前記従来と同様の方法で内輪4aの軸方向の調整を行な
い主軸3に固定する。その後、リング状の押えピース2
0を軸受ハウジング2の開口部側内周面に嵌め込み、次
いでベアリング押えフランジ10をボルト13で軸受ハ
ウジング2の当接面2aに取り付ける。
【0022】ここで、リング状の押えピース20の軸方
向寸法は、あらかじめ短かめに製作してあるので、押え
ピース20の端部はベアリング押えフランジ10の端面
に当接しておらず、この状態では、まだ外輪4bの固定
は行なわれていない。
【0023】したがって、ここで、調整ねじ12を締付
け工具を用いて規定のトルクで締め込み、調整ねじ12
の先端で押えピース20を押圧することによって、転が
り軸受4の外輪4bを軸方向に固定する。これにより、
工作機械の主軸軸受装置の組み立てが完了し、主軸3を
回転自在に支承する。
【0024】このような構成からなる工作機械の主軸軸
受装置によれば、転がり軸受4の固定にベアリング押え
100と一体化した凸部102を使用しなくてすむの
で、従来行なわれていた、平行度を損なうことなく適正
寸法に仕上げる切上げ加工作業が不要となり、それに付
随して精密な測定作業も不要となるため、熟練作業者で
なくても容易に組立作業を行なえる。また、押えピース
自身の加工精度は、高精度を要求されず通常の加工精度
でよいので安価なものですむ。さらに、従来のように切
上げ加工のために組立作業が中断されることがなくなり
組立作業効率が著しく向上する。
【0025】図3は本発明の第二実施例における工作機
械の主軸軸受装置の要部拡大断面図を示す。本実施例に
おいては、ベアリング押えフランジ10の中心部に、転
がり軸受4の外形とほぼ同じ外径の孔を穿設するととも
に、その孔の内周にねじを形成した内ねじ孔14を設け
てあり、さらにこの内ねじ孔14には、外周にねじを形
成したリング状の押えピース30が螺合してある。
【0026】このリング状の押えピース30は、外周に
ねじを形成し、ベアリング押えフランジ10の内ねじ孔
14に螺合する本体部30aと、転がり軸受4の外輪4
bと当接する凸部30bとが一体的になっている。この
ような構成からなる工作機械の主軸軸受装置は、内ねじ
孔14に押さえピース30を螺合してあるベアリング押
えフランジ10を、軸受ハウジング2の開口部に取り付
け、その後、押えピース30を締め付け工具を用いて規
定のトルクで締め込むことによって転がり軸受4の外輪
4bを軸方向に固定している。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、軸受ハウジングに押えピースを嵌め込んでベアリ
ング押えフランジを取り付け、その後、調整ねじを調整
するだけの作業で工作機械の主軸軸受装置を組み立てる
ことができるので、熟練度を有しない通常の作業員によ
って簡単かつ正確に組立作業を行なえ、しかも、精密測
定器及び加工機械なども用意する必要がない。
【0028】また、ベアリング押えや押えピースの個々
の加工精度については、特に高精度を要求されないので
主軸軸受装置全体として安価なものを提供できる。
【0029】以上のように、請求項2記載の発明によれ
ば、軸受ハウジングに、内ねじ孔に押えピースを螺合し
てあるベアリング押えフランジを取り付け、その後押え
ピースを締め込むだけの作業で工作機械の主軸軸受装置
を組み立てることができるので、熟練度を有しない通常
の作業員によって簡単かつ正確に組立作業を行なえ、し
かも、精密測定器及び加工機械なども用意する必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の断面図を示す。
【図2】図1における要部拡大断面図を示す。
【図3】本発明の第二実施例の要部拡大断面図を示す。
【図4】従来の軸受装置の部分拡大断面図を示す。
【図5】従来のベアリング押えの部分拡大断面図を示
す。
【符号の説明】
1 主軸箱 2 軸受ハウジング 2a 当接面 3 主軸 4 転がり軸受 4a 内輪 4b 外輪 10 ベアリング押えフランジ 11 ねじ孔 12 調整ねじ 14 内ねじ孔 20 押えピース 30 押えピース 30a 本体部 30b 凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械の主軸を、軸受ハウジングに回
    転自在に支承する工作機械の主軸軸受装置において、 転がり軸受と、 この転がり軸受の外輪とほぼ同径であって、該外輪の前
    記軸受ハウジングの開口部側に嵌め込まれたリング状の
    押えピースと、 前記軸受ハウジングの開口部に取り付けられた押えフラ
    ンジと、この押えフランジの前記押えピースと対応する
    円周上に所定の間隔で設けられた前記押えピースを押圧
    する調整ねじとを具備した、一切の切上げ加工を不要と
    し非熟練作業者でも組立作業を可能とすることを特長と
    した、また高精度部品を必要とせず安価であることを特
    長とした工作機械の主軸軸受装置。
  2. 【請求項2】 工作機械の主軸を、軸受ハウジングに回
    転自在に支承する工作機械の主軸軸受装置において、 転がり軸受と、 この軸受ハウジングの開口部に取り付けられた、内ねじ
    孔を有する押えフランジと、 この押えフランジの前記内ねじ孔に調整自在に螺合する
    本体部と、前記転がり軸受とほぼ同一の径を有し前記転
    がり軸受の外輪と当接する凸部とからなるリング状の押
    えピースとを具備した工作機械の主軸軸受装置。
JP30959594A 1994-11-18 1994-11-18 工作機械の主軸軸受装置 Pending JPH08141803A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998049764A1 (en) * 1997-04-30 1998-11-05 Fanuc Ltd Structure for centering between machine shaft and motor shaft
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KR101503010B1 (ko) * 2013-09-11 2015-03-16 주식회사 에스엠에스비 고속 고주파 스핀들

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