JPH08142370A - サーマルヘッド - Google Patents
サーマルヘッドInfo
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- JPH08142370A JPH08142370A JP28571694A JP28571694A JPH08142370A JP H08142370 A JPH08142370 A JP H08142370A JP 28571694 A JP28571694 A JP 28571694A JP 28571694 A JP28571694 A JP 28571694A JP H08142370 A JPH08142370 A JP H08142370A
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Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】蓄熱層としてポリイミド樹脂を用いたサーマル
ヘッドに於て、蓄熱層にボイドが発生することを抑制す
ると共に、蓄熱層を整然と一定の幅と高さで直線上に形
成する。 【構成】セラミック基板上に、線状に塗布されたポリイ
ミド樹脂からなる蓄熱層を介して発熱抵抗体を形成する
サーマルヘッドに於て、前記基板の少なくともポリイミ
ド樹脂を塗布する部分の中心線平均粗さを0.08μm
Ra以下とする。
ヘッドに於て、蓄熱層にボイドが発生することを抑制す
ると共に、蓄熱層を整然と一定の幅と高さで直線上に形
成する。 【構成】セラミック基板上に、線状に塗布されたポリイ
ミド樹脂からなる蓄熱層を介して発熱抵抗体を形成する
サーマルヘッドに於て、前記基板の少なくともポリイミ
ド樹脂を塗布する部分の中心線平均粗さを0.08μm
Ra以下とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱記録あるいは熱転
写記録等に使用するサーマルヘッドに係り、特に印画効
率向上に有効なポリイミド樹脂からなる蓄熱層を有する
サーマルヘッド用基板の構造に関する。
写記録等に使用するサーマルヘッドに係り、特に印画効
率向上に有効なポリイミド樹脂からなる蓄熱層を有する
サーマルヘッド用基板の構造に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
のサーマルヘッドの発熱抵抗体近傍の構造は、一般に、
図4に示すような、アルミナ等の絶縁性材料からなる基
板1の表面に、均一な厚みを持つ平面状のガラスの蓄熱
層2を形成し、その上に発熱抵抗体層3を形成し、その
上に駆動回路に接続される多数本のリード電極4aとコ
モン電極4bを形成し、これらを耐熱性、耐摩耗性の保
護膜6で覆っている。ここで、発熱抵抗体層3に於て、
リード電極4aとコモン電極4bに挟まれた部分が、発
熱抵抗体5となる。
のサーマルヘッドの発熱抵抗体近傍の構造は、一般に、
図4に示すような、アルミナ等の絶縁性材料からなる基
板1の表面に、均一な厚みを持つ平面状のガラスの蓄熱
層2を形成し、その上に発熱抵抗体層3を形成し、その
上に駆動回路に接続される多数本のリード電極4aとコ
モン電極4bを形成し、これらを耐熱性、耐摩耗性の保
護膜6で覆っている。ここで、発熱抵抗体層3に於て、
リード電極4aとコモン電極4bに挟まれた部分が、発
熱抵抗体5となる。
【0003】上述のように、従来は蓄熱層2としてガラ
スが用いられて来たが、ガラスは熱伝導率が0.7W/
m・K程度であり、印画効率を上げる(すなわち発熱抵
抗体5における消費電力を低減する)にはより熱伝導率
の低い材料を用いることが望ましい。
スが用いられて来たが、ガラスは熱伝導率が0.7W/
m・K程度であり、印画効率を上げる(すなわち発熱抵
抗体5における消費電力を低減する)にはより熱伝導率
の低い材料を用いることが望ましい。
【0004】そこで、蓄熱層2として、一般的に、熱伝
導率が0.15W/m・K程度の熱伝導率の低い耐熱性
樹脂であるポリイミド樹脂が用いられている。ポリイミ
ド樹脂を用いた蓄熱層2は、ポリイミド樹脂又はその前
駆体を溶媒中に溶かした溶液であるポリイミド樹脂溶液
を、ロールコートやディップコート等の方法で基板上全
面に塗布し、加熱して溶媒を蒸発させ、更に加熱して反
応硬化させて形成する。
導率が0.15W/m・K程度の熱伝導率の低い耐熱性
樹脂であるポリイミド樹脂が用いられている。ポリイミ
ド樹脂を用いた蓄熱層2は、ポリイミド樹脂又はその前
駆体を溶媒中に溶かした溶液であるポリイミド樹脂溶液
を、ロールコートやディップコート等の方法で基板上全
面に塗布し、加熱して溶媒を蒸発させ、更に加熱して反
応硬化させて形成する。
【0005】しかし、平面構造のサーマルヘッドは感熱
紙や転写フィルム等との接触圧力が低いため、たとえ上
述のような熱伝導率の低いポリイミド樹脂を蓄熱層2と
して用いても、それほど印画効率を上げることができな
かった。この対策として、特開昭63−64767号公
報あるいは特開平1−93375号公報に記載のよう
に、蓄熱層を形成するポリイミド樹脂の断面形状を円弧
状をなすようにしたものがある。このような、断面形状
が円弧状の蓄熱層は、粘度が10000cps程度であ
る高粘度のポリミイド樹脂溶液を、ディスペンサーを用
いて線状に塗布・乾燥した後、反応温度以上に加熱し硬
化させて形成する。
紙や転写フィルム等との接触圧力が低いため、たとえ上
述のような熱伝導率の低いポリイミド樹脂を蓄熱層2と
して用いても、それほど印画効率を上げることができな
かった。この対策として、特開昭63−64767号公
報あるいは特開平1−93375号公報に記載のよう
に、蓄熱層を形成するポリイミド樹脂の断面形状を円弧
状をなすようにしたものがある。このような、断面形状
が円弧状の蓄熱層は、粘度が10000cps程度であ
る高粘度のポリミイド樹脂溶液を、ディスペンサーを用
いて線状に塗布・乾燥した後、反応温度以上に加熱し硬
化させて形成する。
【0006】しかしながら、従来のセラミック基板表面
の中心線平均粗さは0.3μmRa程度であり、流動状
態のポリイミド樹脂溶液を塗布する基板表面の粗さに応
じ樹脂塗布部分の境界線が蛇行するため、ポリイミド樹
脂を整然と一定の幅と厚みで線状に塗布することが困難
であった。加えて、流動状態のポリイミド樹脂溶液を塗
布する基板表面が粗い場合、基板表面とポリイミド樹脂
層の間に気泡が入り易く、気泡が入った場合、ポリイミ
ド樹脂溶液の粘度が高いため十分な脱泡が出来ずにポリ
イミド樹脂層内に図5に示したようなボイド7が発生す
るという問題点があった。前記蓄熱層の線状形状のバラ
ツキやボイドの発生は蓄熱機能のバラツキにつながり、
印画時の濃度ムラを生じさせる。
の中心線平均粗さは0.3μmRa程度であり、流動状
態のポリイミド樹脂溶液を塗布する基板表面の粗さに応
じ樹脂塗布部分の境界線が蛇行するため、ポリイミド樹
脂を整然と一定の幅と厚みで線状に塗布することが困難
であった。加えて、流動状態のポリイミド樹脂溶液を塗
布する基板表面が粗い場合、基板表面とポリイミド樹脂
層の間に気泡が入り易く、気泡が入った場合、ポリイミ
ド樹脂溶液の粘度が高いため十分な脱泡が出来ずにポリ
イミド樹脂層内に図5に示したようなボイド7が発生す
るという問題点があった。前記蓄熱層の線状形状のバラ
ツキやボイドの発生は蓄熱機能のバラツキにつながり、
印画時の濃度ムラを生じさせる。
【0007】また、特願平5−52867号等に記述さ
れているように、凸形状を有する基板の凸部上に蓄熱層
を介して発熱抵抗体を形成したサーマルヘッドは、印画
時にメディアを湾曲させずに済むため、硬質カード等に
も印画出来るという特徴が有る。この凸形状を有する基
板は、凸形状になる様に切削加工や一体成形等によって
形成するものであり、通常の平面基板と同程度もしくは
それ以上に表面の粗さが大きい。従って、ポリイミド樹
脂の蓄熱層を形成するにあたっては、上記と同様に、ボ
イドが発生するという問題があった。
れているように、凸形状を有する基板の凸部上に蓄熱層
を介して発熱抵抗体を形成したサーマルヘッドは、印画
時にメディアを湾曲させずに済むため、硬質カード等に
も印画出来るという特徴が有る。この凸形状を有する基
板は、凸形状になる様に切削加工や一体成形等によって
形成するものであり、通常の平面基板と同程度もしくは
それ以上に表面の粗さが大きい。従って、ポリイミド樹
脂の蓄熱層を形成するにあたっては、上記と同様に、ボ
イドが発生するという問題があった。
【0008】前記ボイドの発生を抑さえ、ポリイミド樹
脂を整然と一定の幅と厚みで線状に塗布するものとし
て、特開昭58−124676号公報に記載のように、
平面基板表面にグレーズ処理を施すことにより表面粗さ
を改善したものがある。しかし、図6に示したような、
蓄熱層2とグレーズ層8を含む構造では、十分な放熱特
性が得られず「尾引き」や「にじみ」等の印画品質の劣
化を生じていた。つまり、グレーズ層8のような表面処
理層を有するサーマルヘッドでは、蓄熱層2とグレーズ
層8の両層により蓄熱機能が働くため、感熱紙や転写フ
ィルム等との接触圧力を確保するのに十分な厚さの蓄熱
層2を形成した場合、蓄熱効果が過大になる。
脂を整然と一定の幅と厚みで線状に塗布するものとし
て、特開昭58−124676号公報に記載のように、
平面基板表面にグレーズ処理を施すことにより表面粗さ
を改善したものがある。しかし、図6に示したような、
蓄熱層2とグレーズ層8を含む構造では、十分な放熱特
性が得られず「尾引き」や「にじみ」等の印画品質の劣
化を生じていた。つまり、グレーズ層8のような表面処
理層を有するサーマルヘッドでは、蓄熱層2とグレーズ
層8の両層により蓄熱機能が働くため、感熱紙や転写フ
ィルム等との接触圧力を確保するのに十分な厚さの蓄熱
層2を形成した場合、蓄熱効果が過大になる。
【0009】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、蓄
熱層としてポリイミド樹脂を用いたサーマルヘッドにお
いて、蓄熱層内にボイドが発生することを抑さえ、蓄熱
層を整然と一定の幅と高さで線状に形成することが出来
る構造のものを提供することを目的とする。
熱層としてポリイミド樹脂を用いたサーマルヘッドにお
いて、蓄熱層内にボイドが発生することを抑さえ、蓄熱
層を整然と一定の幅と高さで線状に形成することが出来
る構造のものを提供することを目的とする。
【0010】
【問題点を解決するための手段】請求項1記載のサーマ
ルヘッドは、セラミック基板上に、線状に塗布されたポ
リイミド樹脂からなる蓄熱層を介して発熱抵抗体を形成
するサーマルヘッドに於て、前記基板の少なくともポリ
イミド樹脂を塗布する部分の中心線平均粗さが0.08
μmRa以下であることを特徴とするものである。
ルヘッドは、セラミック基板上に、線状に塗布されたポ
リイミド樹脂からなる蓄熱層を介して発熱抵抗体を形成
するサーマルヘッドに於て、前記基板の少なくともポリ
イミド樹脂を塗布する部分の中心線平均粗さが0.08
μmRa以下であることを特徴とするものである。
【0011】請求項2記載のサーマルヘッドは、基板面
上に凸部を有するセラミック基板の該凸部上に、線状に
塗布されたポリイミド樹脂からなる蓄熱層を介して発熱
抵抗体を形成するサーマルヘッドに於て、前記基板の凸
部上の少なくともポリイミド樹脂を塗布する部分の中心
線平均粗さが0.08μmRa以下であることを特徴と
するものである。
上に凸部を有するセラミック基板の該凸部上に、線状に
塗布されたポリイミド樹脂からなる蓄熱層を介して発熱
抵抗体を形成するサーマルヘッドに於て、前記基板の凸
部上の少なくともポリイミド樹脂を塗布する部分の中心
線平均粗さが0.08μmRa以下であることを特徴と
するものである。
【0012】請求項3記載のサーマルヘッドは、請求項
1又は2のいずれかに於て、セラミック基板が、Al2
O3を99%以上含むアルミナ基板であることを特徴と
するものである。
1又は2のいずれかに於て、セラミック基板が、Al2
O3を99%以上含むアルミナ基板であることを特徴と
するものである。
【0013】
【作用】本発明によれば、セラミック基板の蓄熱層を形
成する部分の中心線平均粗さを、0.08μmRa以下
としたことにより、基板表面と塗布されたポリイミド樹
脂溶液との間に気泡が入り難くなるため、蓄熱層内にボ
イドが発生することを抑さえることができる。加えて、
基板表面の凹凸が小さいため、ポリイミド樹脂溶液を基
板表面の凹凸の影響を受けずに整然と一定の幅と高さで
線状に塗布することができる。また、グレーズ層を設け
た場合と異なり、十分な放熱特性も得られるため、印画
品質の劣化も生じない。
成する部分の中心線平均粗さを、0.08μmRa以下
としたことにより、基板表面と塗布されたポリイミド樹
脂溶液との間に気泡が入り難くなるため、蓄熱層内にボ
イドが発生することを抑さえることができる。加えて、
基板表面の凹凸が小さいため、ポリイミド樹脂溶液を基
板表面の凹凸の影響を受けずに整然と一定の幅と高さで
線状に塗布することができる。また、グレーズ層を設け
た場合と異なり、十分な放熱特性も得られるため、印画
品質の劣化も生じない。
【0014】本発明においては、凸形状を有するセラミ
ック基板の蓄熱層を形成する凸部の中心線平均粗さが、
0.08μmRa以下である場合にも同様の効果が得ら
れる。
ック基板の蓄熱層を形成する凸部の中心線平均粗さが、
0.08μmRa以下である場合にも同様の効果が得ら
れる。
【0015】また、セラミック基板として、Al2O3
を99%以上含むアルミナ基板を用いた場合も、焼成
後、研磨処理が施されていない状態で、アルミナ基板の
中心線平均粗さが、0.08μmRa以下となるため同
様の効果が得られる。
を99%以上含むアルミナ基板を用いた場合も、焼成
後、研磨処理が施されていない状態で、アルミナ基板の
中心線平均粗さが、0.08μmRa以下となるため同
様の効果が得られる。
【0016】
(実施例1)図1は、サーマルヘッドの発熱抵抗体近傍
の斜視図で、図2は、実施例1のサーマルヘッドの発熱
抵抗体近傍の断面図(図1のAA’断面)である。本実
施例に於ては、基板1として、Al2O3を99.5%
含む高純度のアルミナ基板で、焼成後、研磨処理をしな
い状態で表面粗さ0.08μmRa、厚み0.635m
mのものを用いた。
の斜視図で、図2は、実施例1のサーマルヘッドの発熱
抵抗体近傍の断面図(図1のAA’断面)である。本実
施例に於ては、基板1として、Al2O3を99.5%
含む高純度のアルミナ基板で、焼成後、研磨処理をしな
い状態で表面粗さ0.08μmRa、厚み0.635m
mのものを用いた。
【0017】まず、この基板1上にポリイミド樹脂から
なる蓄熱層を直接形成する。
なる蓄熱層を直接形成する。
【0018】具体的には、ポリイミド樹脂前駆体を、N
−メチル−2−ピロリドン中に30wt%程度溶解さ
せ、粘度を10000cps程度にしたポリイミド樹脂
溶液を、基板1上にディスペンサを用いて塗布し第1の
塗布層2aを形成する。続いて、60℃で30分の第1
回の乾燥を行うことにより塗布された前記溶液から溶媒
を取除く。次に、第1の塗布層2a上に前記ポリイミド
樹脂溶液を前記と同様の方法で塗布することにより、第
2の塗布層2bを形成し、60℃で30分の乾燥を行
う。この際、溶媒が既に取除かれている第1の塗布層2
aの一部が再溶解するため、第2の塗布層2bが高濃度
になり、その結果、第2の塗布層2bに於ける粘度が大
きくなるため蓄熱層中央部が円弧状に盛り上がる。
−メチル−2−ピロリドン中に30wt%程度溶解さ
せ、粘度を10000cps程度にしたポリイミド樹脂
溶液を、基板1上にディスペンサを用いて塗布し第1の
塗布層2aを形成する。続いて、60℃で30分の第1
回の乾燥を行うことにより塗布された前記溶液から溶媒
を取除く。次に、第1の塗布層2a上に前記ポリイミド
樹脂溶液を前記と同様の方法で塗布することにより、第
2の塗布層2bを形成し、60℃で30分の乾燥を行
う。この際、溶媒が既に取除かれている第1の塗布層2
aの一部が再溶解するため、第2の塗布層2bが高濃度
になり、その結果、第2の塗布層2bに於ける粘度が大
きくなるため蓄熱層中央部が円弧状に盛り上がる。
【0019】これを200℃で40分加熱し、更に40
0℃で60分の加熱を行い、反応硬化させることによ
り、底部幅w1が1.0mmであり、最大膜厚h2が3
0μmである、断面形状が円弧型のポリイミド樹脂蓄熱
層を形成する。
0℃で60分の加熱を行い、反応硬化させることによ
り、底部幅w1が1.0mmであり、最大膜厚h2が3
0μmである、断面形状が円弧型のポリイミド樹脂蓄熱
層を形成する。
【0020】ポリイミド樹脂としては、−Si−O−に
よる架橋によって熱伝導率を従来のポリイミド樹脂のも
のより高くし、0.4W/m・K程度にしたものを用い
た。塗布時のポリイミド樹脂溶液の粘度は、5000〜
15000cpsのものが好ましい。
よる架橋によって熱伝導率を従来のポリイミド樹脂のも
のより高くし、0.4W/m・K程度にしたものを用い
た。塗布時のポリイミド樹脂溶液の粘度は、5000〜
15000cpsのものが好ましい。
【0021】その後、発熱抵抗体層、電極層となる層を
蒸着(スパッタリング、CVD法等であっても良い)に
より積層し、続いてこの積層に対してフォトリソグラフ
ィ処理を施すことにより、発熱抵抗体5およびリード電
極4a、コモン電極4bを形成し、最後に、その上に保
護層6を形成する。前記リード電極4a、コモン電極4
bの外部回路との接続部は保護層6で覆わずに露出させ
る。ここで、発熱抵抗体層3のリード電極4aとコモン
電極4bに挟まれた部分が、発熱抵抗体5となる。
蒸着(スパッタリング、CVD法等であっても良い)に
より積層し、続いてこの積層に対してフォトリソグラフ
ィ処理を施すことにより、発熱抵抗体5およびリード電
極4a、コモン電極4bを形成し、最後に、その上に保
護層6を形成する。前記リード電極4a、コモン電極4
bの外部回路との接続部は保護層6で覆わずに露出させ
る。ここで、発熱抵抗体層3のリード電極4aとコモン
電極4bに挟まれた部分が、発熱抵抗体5となる。
【0022】また、ポリイミド樹脂蓄熱層の機械的強度
の強化や発熱抵抗体の抵抗値の安定化のため該蓄熱層と
該発熱抵抗体層の間にSiO2等の絶縁性セラミック膜
をスパッタ法等により形成しても良い。
の強化や発熱抵抗体の抵抗値の安定化のため該蓄熱層と
該発熱抵抗体層の間にSiO2等の絶縁性セラミック膜
をスパッタ法等により形成しても良い。
【0023】なお、発熱体駆動用IC(図示せず)は基
板1あるいは該基板1とは別の基板に搭載して、そのI
Cとリード電極4aの露出部とをワイヤーボンディング
等により接続し、その他必要とされる部品を実装してサ
ーマルヘッドを作製する。
板1あるいは該基板1とは別の基板に搭載して、そのI
Cとリード電極4aの露出部とをワイヤーボンディング
等により接続し、その他必要とされる部品を実装してサ
ーマルヘッドを作製する。
【0024】(実施例2)図3は実施例2のサーマルヘ
ッドで、基板1の凸部上に蓄熱層を介して発熱抵抗体を
形成したものの断面図(図1のAA’断面)である。
ッドで、基板1の凸部上に蓄熱層を介して発熱抵抗体を
形成したものの断面図(図1のAA’断面)である。
【0025】実施例2においては、基板1はAl2O3
を96%含むアルミナ基板であり、グリーンシートの状
態で予め切削加工により発熱抵抗体の列を形成する部分
となる凸部を形成し、焼成後さらに切削加工を行うこと
により最終的な凸部1aの形状を形成する。この凸部1
aは切削加工又は一体成形等によって形成されるもの
で、発熱抵抗体の列を形成する方向(図1のBB’方
向)に線状に形成される。前記切削加工によって形成さ
れた基板の表面粗さは0.8μmRa程度であるが、蓄
熱層を介して発熱抵抗体を形成する凸部1aの上面は研
磨加工を施すことにより表面粗さを0.06μmRaと
している。この凸部1aの上面は、幅W1が1.0m
m、高さh1が500μmで、その両側は、積層を形成
することを考慮して垂直面ではなく傾斜面1bとしてい
るため、凸部1aの断面は台形形状をなしている。
を96%含むアルミナ基板であり、グリーンシートの状
態で予め切削加工により発熱抵抗体の列を形成する部分
となる凸部を形成し、焼成後さらに切削加工を行うこと
により最終的な凸部1aの形状を形成する。この凸部1
aは切削加工又は一体成形等によって形成されるもの
で、発熱抵抗体の列を形成する方向(図1のBB’方
向)に線状に形成される。前記切削加工によって形成さ
れた基板の表面粗さは0.8μmRa程度であるが、蓄
熱層を介して発熱抵抗体を形成する凸部1aの上面は研
磨加工を施すことにより表面粗さを0.06μmRaと
している。この凸部1aの上面は、幅W1が1.0m
m、高さh1が500μmで、その両側は、積層を形成
することを考慮して垂直面ではなく傾斜面1bとしてい
るため、凸部1aの断面は台形形状をなしている。
【0026】まず、この凸部1aの上面に、断面形状が
円弧状のポリイミド樹脂による蓄熱層を形成する。
円弧状のポリイミド樹脂による蓄熱層を形成する。
【0027】具体的には、ポリイミド樹脂前駆体を、N
−メチル−2−ピロリドン中に30wt%程度溶解さ
せ、粘度を10000cps程度にしたポリイミド樹脂
溶液を、凸部1aの上面にディスペンサを用いて塗布し
第1の塗布層1aを形成する。続いて、60℃で30分
の第1回の乾燥を行うことにより塗布された前記溶液か
ら溶媒を取除く。次に、第1の塗布層2a上に前記ポリ
イミド樹脂溶液を前記と同様の方法で塗布することによ
り、第2の塗布層2bを形成し、60℃で30分の乾燥
を行う。この際、溶媒が既に取除かれている第1の塗布
層2aの一部が再溶解するため、第2の塗布層2bが高
濃度になり、その結果、第2の塗布層2bに於ける粘度
が大きくなること及び凸部1a上面端部に於けるポリイ
ミド樹脂溶液の表面張力の効果により蓄熱層中央部が円
弧状に盛り上がる。
−メチル−2−ピロリドン中に30wt%程度溶解さ
せ、粘度を10000cps程度にしたポリイミド樹脂
溶液を、凸部1aの上面にディスペンサを用いて塗布し
第1の塗布層1aを形成する。続いて、60℃で30分
の第1回の乾燥を行うことにより塗布された前記溶液か
ら溶媒を取除く。次に、第1の塗布層2a上に前記ポリ
イミド樹脂溶液を前記と同様の方法で塗布することによ
り、第2の塗布層2bを形成し、60℃で30分の乾燥
を行う。この際、溶媒が既に取除かれている第1の塗布
層2aの一部が再溶解するため、第2の塗布層2bが高
濃度になり、その結果、第2の塗布層2bに於ける粘度
が大きくなること及び凸部1a上面端部に於けるポリイ
ミド樹脂溶液の表面張力の効果により蓄熱層中央部が円
弧状に盛り上がる。
【0028】これを200℃で40分加熱し、更に40
0℃で60分の加熱を行い、反応硬化させることによ
り、底部幅W1が1.0mmであり、最大膜厚h2が3
0μmである、断面形状が円弧型のポリイミド樹脂蓄熱
層を基板1の凸部1aの上面に形成する。
0℃で60分の加熱を行い、反応硬化させることによ
り、底部幅W1が1.0mmであり、最大膜厚h2が3
0μmである、断面形状が円弧型のポリイミド樹脂蓄熱
層を基板1の凸部1aの上面に形成する。
【0029】ポリイミド樹脂としては、−Si−O−に
よる架橋によって熱伝導率を従来のポリイミド樹脂もの
より高くし、0.4W/m・K程度にしたものを用い
た。塗布時のポリイミド樹脂溶液の粘度は、5000〜
15000cpsのものが好ましい。
よる架橋によって熱伝導率を従来のポリイミド樹脂もの
より高くし、0.4W/m・K程度にしたものを用い
た。塗布時のポリイミド樹脂溶液の粘度は、5000〜
15000cpsのものが好ましい。
【0030】その後、実施例1と同様にしてサーマルヘ
ッドを形成する。
ッドを形成する。
【0031】また、実施例1、2では、蓄熱層中央部を
円弧状に盛り上げるために、2工程(2回の塗布)で蓄
熱層を形成した場合について説明したが 、1工程又は
3工程以上の複数工程であっても良い。
円弧状に盛り上げるために、2工程(2回の塗布)で蓄
熱層を形成した場合について説明したが 、1工程又は
3工程以上の複数工程であっても良い。
【0032】(従来の技術との比較)図7は実施例1、
図8は実施例2、図9は従来技術に於ける塗布されたポ
リイミド樹脂溶液と基板の断面図を示したもので、基板
表面粗さを誇張して模式的に示している。図9に示した
従来のセラミック基板1はAl2O3を96%含むアル
ミナ基板で、焼成後、研磨処理を施さない状態に於ける
基板表面の中心線平均粗さは、0.3μmRa程度であ
る。この基板1に実施例1と同様に、粘度10000c
psのポリイミド樹脂溶液9を塗布した場合、図7、図
8に示した実施例1、実施例2の基板1に比して基板表
面の粗さが大きいため、塗布されたポリイミド樹脂溶液
9と基板1との間に気泡10が入り易い。この気泡10
がポリイミド樹脂溶液9と基板1との間に入った場合、
ポリイミド樹脂溶液が高粘度のため十分に脱泡すること
ができず、ボイドの発生原因となる。
図8は実施例2、図9は従来技術に於ける塗布されたポ
リイミド樹脂溶液と基板の断面図を示したもので、基板
表面粗さを誇張して模式的に示している。図9に示した
従来のセラミック基板1はAl2O3を96%含むアル
ミナ基板で、焼成後、研磨処理を施さない状態に於ける
基板表面の中心線平均粗さは、0.3μmRa程度であ
る。この基板1に実施例1と同様に、粘度10000c
psのポリイミド樹脂溶液9を塗布した場合、図7、図
8に示した実施例1、実施例2の基板1に比して基板表
面の粗さが大きいため、塗布されたポリイミド樹脂溶液
9と基板1との間に気泡10が入り易い。この気泡10
がポリイミド樹脂溶液9と基板1との間に入った場合、
ポリイミド樹脂溶液が高粘度のため十分に脱泡すること
ができず、ボイドの発生原因となる。
【0033】また、図10は、基板上に塗布されたポリ
イミド樹脂溶液の乾燥硬化後の平面図で、図11は実施
例1、図12は従来技術に於ける基板とポリイミド樹脂
の境界線の拡大図(図10のC部分)を示す。図11に
於ては、樹脂の境界線11がほぼ直線状になるが、図1
2に示した従来技術に於ける樹脂の境界線11は、基板
表面の粗さが大きいため蛇行する。
イミド樹脂溶液の乾燥硬化後の平面図で、図11は実施
例1、図12は従来技術に於ける基板とポリイミド樹脂
の境界線の拡大図(図10のC部分)を示す。図11に
於ては、樹脂の境界線11がほぼ直線状になるが、図1
2に示した従来技術に於ける樹脂の境界線11は、基板
表面の粗さが大きいため蛇行する。
【0034】図13は、ポリイミド樹脂を、底部幅w1
が1.0mm、最大膜厚h2が30μmとなるように基
板上に塗布して蓄熱層を形成した場合に、硬化後の蓄熱
層に於いて、発熱抵抗体の列を形成する方向(図1のB
B’方向)の長さ1cmあたりに含まれるボイドの数と
セラミック基板の表面粗さとの関係を示す。従来のよう
な平均線表面粗さが0.3μmRaの基板にポリイミド
樹脂溶液を塗布した場合には2個/cmのボイドが発生
しているが、0.08μmRa以下の基板にポリイミド
樹脂溶液を塗布した場合には、ボイドが殆ど発生してい
ない。(基板表面の粗さ0.08μmRaに於けるボイ
ドの数0.02個/cm)図14は、ポリイミド樹脂
を、底部幅w1が1.0mm、最大膜厚h2が30μm
となるように基板上に塗布して蓄熱層を形成した場合
に、硬化後の蓄熱層に於いて、発熱抵抗体の列を形成す
る方向(図1のBB’方向)の長さ1cmあたりに含ま
れるボイドの数とアルミナ基板のアルミナ含有率との関
係を示す。アルミナ含有率が96%のアルミナ基板(焼
成後、研磨処理が施されていない状態)にポリイミド樹
脂溶液を塗布した場合には2個/cmのボイドが発生し
ているが、アルミナ含有率が99%以上のアルミナ基板
(焼成後、研磨処理が施されていない状態)にポリイミ
ド樹脂溶液を塗布した場合には、ボイドが殆ど発生して
いない。(アルミナ含有率が99%に於けるボイドの数
0.02個/cm)つまり、アルミナ含有率99%以上
のアルミナ基板の場合、焼成後、研磨処理を施さない状
態で基板表面の粗さが0.08μmRa以下となるた
め、研磨処理で基板表面の粗さを0.08μmRa以下
とした場合と同様の効果がえられる。
が1.0mm、最大膜厚h2が30μmとなるように基
板上に塗布して蓄熱層を形成した場合に、硬化後の蓄熱
層に於いて、発熱抵抗体の列を形成する方向(図1のB
B’方向)の長さ1cmあたりに含まれるボイドの数と
セラミック基板の表面粗さとの関係を示す。従来のよう
な平均線表面粗さが0.3μmRaの基板にポリイミド
樹脂溶液を塗布した場合には2個/cmのボイドが発生
しているが、0.08μmRa以下の基板にポリイミド
樹脂溶液を塗布した場合には、ボイドが殆ど発生してい
ない。(基板表面の粗さ0.08μmRaに於けるボイ
ドの数0.02個/cm)図14は、ポリイミド樹脂
を、底部幅w1が1.0mm、最大膜厚h2が30μm
となるように基板上に塗布して蓄熱層を形成した場合
に、硬化後の蓄熱層に於いて、発熱抵抗体の列を形成す
る方向(図1のBB’方向)の長さ1cmあたりに含ま
れるボイドの数とアルミナ基板のアルミナ含有率との関
係を示す。アルミナ含有率が96%のアルミナ基板(焼
成後、研磨処理が施されていない状態)にポリイミド樹
脂溶液を塗布した場合には2個/cmのボイドが発生し
ているが、アルミナ含有率が99%以上のアルミナ基板
(焼成後、研磨処理が施されていない状態)にポリイミ
ド樹脂溶液を塗布した場合には、ボイドが殆ど発生して
いない。(アルミナ含有率が99%に於けるボイドの数
0.02個/cm)つまり、アルミナ含有率99%以上
のアルミナ基板の場合、焼成後、研磨処理を施さない状
態で基板表面の粗さが0.08μmRa以下となるた
め、研磨処理で基板表面の粗さを0.08μmRa以下
とした場合と同様の効果がえられる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、ポリイミド樹脂からな
る蓄熱層にボイドが発生することを抑さえることがで
き、加えて、蓄熱層を整然と一定の幅と高さで直線上に
形成する事が可能となるため、発熱抵抗体列方向につい
て蓄熱機能を一定に揃えることができ印画時の濃度ムラ
の少ない高画質印刷の可能なサーマルヘッドを提供する
ことができる。
る蓄熱層にボイドが発生することを抑さえることがで
き、加えて、蓄熱層を整然と一定の幅と高さで直線上に
形成する事が可能となるため、発熱抵抗体列方向につい
て蓄熱機能を一定に揃えることができ印画時の濃度ムラ
の少ない高画質印刷の可能なサーマルヘッドを提供する
ことができる。
【0036】また、セラミック基板として、Al2O3
を99%以上含む高純度のアルミナ基板を用いた場合
も、同様の効果が得られる。
を99%以上含む高純度のアルミナ基板を用いた場合
も、同様の効果が得られる。
【図1】サーマルヘッドの発熱抵抗体近傍の斜視図であ
る。
る。
【図2】実施例1のサーマルヘッドの発熱抵抗体近傍の
断面を示す断面図である。
断面を示す断面図である。
【図3】実施例2のサーマルヘッドの発熱抵抗体近傍の
断面を示す断面図である。
断面を示す断面図である。
【図4】蓄熱層が一定厚の層である平面構造のサーマル
ヘッドの発熱抵抗体近傍の断面を示す断面図である。
ヘッドの発熱抵抗体近傍の断面を示す断面図である。
【図5】蓄熱層の断面形状を円弧状にしたサーマルヘッ
ドの発熱抵抗体近傍の断面図である。
ドの発熱抵抗体近傍の断面図である。
【図6】グレーズ処理を施したセラミック基板上に断面
形状が円弧状の蓄熱層を形成した場合のサーマルヘッド
の断面を示す断面図である。
形状が円弧状の蓄熱層を形成した場合のサーマルヘッド
の断面を示す断面図である。
【図7】実施例1に於けるセラミック基板の表面粗さを
誇張して模式的に示したものと、この基板上に塗布され
たポリイミド樹脂溶液の両断面を示す断面図である。
誇張して模式的に示したものと、この基板上に塗布され
たポリイミド樹脂溶液の両断面を示す断面図である。
【図8】実施例2に於けるセラミック基板の表面粗さを
誇張して模式的に示したものと、この基板上に塗布され
たポリイミド樹脂溶液の両断面を示す断面図である。
誇張して模式的に示したものと、この基板上に塗布され
たポリイミド樹脂溶液の両断面を示す断面図である。
【図9】従来技術に於けるセラミック基板の表面粗さを
誇張して模式的に示したものと、この基板上に塗布され
たポリイミド樹脂溶液の両断面を示す断面図である。
誇張して模式的に示したものと、この基板上に塗布され
たポリイミド樹脂溶液の両断面を示す断面図である。
【図10】セラミック基板上に塗布されたポリイミド樹
脂溶液の硬化後の状態を示した平面図である。
脂溶液の硬化後の状態を示した平面図である。
【図11】実施例1に於けるセラミック基板と硬化後の
ポリイミド樹脂との境界線を示した拡大図である。(図
10のC部の拡大図)
ポリイミド樹脂との境界線を示した拡大図である。(図
10のC部の拡大図)
【図12】従来技術に於けるセラミック基板と硬化後の
ポリイミド樹脂との境界線を示した拡大図である。(図
10のC部の拡大図)
ポリイミド樹脂との境界線を示した拡大図である。(図
10のC部の拡大図)
【図13】セラミック基板の表面粗さとボイドの発生数
(ポリイミド樹脂溶液を、底部幅w1が1.0mm、最
大膜厚h2が30μmとなるようにセラミック基板上に
塗布して蓄熱層を形成した場合に、硬化後の蓄熱層に於
いて、発熱抵抗体の列を形成する方向(図1のBB’方
向)の長さ1cmあたりに含まれるボイドの数)の関係
を示した図である。
(ポリイミド樹脂溶液を、底部幅w1が1.0mm、最
大膜厚h2が30μmとなるようにセラミック基板上に
塗布して蓄熱層を形成した場合に、硬化後の蓄熱層に於
いて、発熱抵抗体の列を形成する方向(図1のBB’方
向)の長さ1cmあたりに含まれるボイドの数)の関係
を示した図である。
【図14】アルミナ基板(焼成後、研磨処理が施されて
いない状態)のアルミナ含有率とボイドの発生数(ポリ
イミド樹脂溶液を、底部幅w1が1.0mm、最大膜厚
h2が30μmとなるように基板上に塗布して蓄熱層を
形成した場合に、硬化後の蓄熱層に於いて、発熱抵抗体
の列を形成する方向(図1のBB’方向)の長さ1cm
あたりに含まれるボイドの数)の関係を示した図であ
る。
いない状態)のアルミナ含有率とボイドの発生数(ポリ
イミド樹脂溶液を、底部幅w1が1.0mm、最大膜厚
h2が30μmとなるように基板上に塗布して蓄熱層を
形成した場合に、硬化後の蓄熱層に於いて、発熱抵抗体
の列を形成する方向(図1のBB’方向)の長さ1cm
あたりに含まれるボイドの数)の関係を示した図であ
る。
1 セラミック基板 1a セラミック基板凸部 1b セラミック基板凸部の傾斜面 2 蓄熱層 2a 第1の塗布層(蓄熱層) 2b 第2の塗布層(蓄熱層) 3 発熱抵抗体層 4a リード電極 4b コモン電極 5 発熱抵抗体 6 保護層 7 ボイド 8 グレーズ層 9 塗布されたポリイミド樹脂溶液 10 気泡 11 境界線
Claims (3)
- 【請求項1】 セラミック基板上に、線状に塗布された
ポリイミド樹脂からなる蓄熱層を介して発熱抵抗体を形
成するサーマルヘッドに於て、前記基板の少なくともポ
リイミド樹脂を塗布する部分の中心線平均粗さが0.0
8μmRa以下であることを特徴とするサーマルヘッ
ド。 - 【請求項2】 基板面上に凸部を有するセラミック基板
の該凸部上に、線状に塗布されたポリイミド樹脂からな
る蓄熱層を介して発熱抵抗体層を形成するサーマルヘッ
ドに於て、前記基板の凸部上の少なくともポリイミド樹
脂を塗布する部分の中心線平均粗さが0.08μmRa
以下であることを特徴とする請求項1記載のサーマルヘ
ッド。 - 【請求項3】 請求項1又は2のいずれかに於て、セラ
ミック基板が、Al2O3を99%以上含むアルミナ基
板であることを特徴とするサーマルヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28571694A JPH08142370A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | サーマルヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28571694A JPH08142370A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | サーマルヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08142370A true JPH08142370A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17695107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28571694A Pending JPH08142370A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | サーマルヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08142370A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102019764A (zh) * | 2009-09-16 | 2011-04-20 | 精工电子有限公司 | 热头及打印机 |
-
1994
- 1994-11-18 JP JP28571694A patent/JPH08142370A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102019764A (zh) * | 2009-09-16 | 2011-04-20 | 精工电子有限公司 | 热头及打印机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030701 |