JPH08143887A - 電気粘性流体 - Google Patents
電気粘性流体Info
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- JPH08143887A JPH08143887A JP29102794A JP29102794A JPH08143887A JP H08143887 A JPH08143887 A JP H08143887A JP 29102794 A JP29102794 A JP 29102794A JP 29102794 A JP29102794 A JP 29102794A JP H08143887 A JPH08143887 A JP H08143887A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気粘性効果が大きく、且つ分散相の沈降が
少なく、再分散性を向上させる他、長期安定性、温度特
性、低初期粘度、低電流、電場の応答性に優れた電気粘
性流体を提供することを目的とする。 【構成】 分散相として真球状の形状をなす炭素質粉体
を、また、媒体相としてジメチルシロキサンとフルオロ
シロキサンとを用いたシリコーン油を使用し、その該分
散相/該媒体相の混合比が1〜50/99〜50体積%
であり、且つ該油状媒体相中にアミノ変性シリコーンオ
イルを分散相である炭素質粉体に対し0.1〜20重量
%含有させることを特徴とする電気粘性流体。
少なく、再分散性を向上させる他、長期安定性、温度特
性、低初期粘度、低電流、電場の応答性に優れた電気粘
性流体を提供することを目的とする。 【構成】 分散相として真球状の形状をなす炭素質粉体
を、また、媒体相としてジメチルシロキサンとフルオロ
シロキサンとを用いたシリコーン油を使用し、その該分
散相/該媒体相の混合比が1〜50/99〜50体積%
であり、且つ該油状媒体相中にアミノ変性シリコーンオ
イルを分散相である炭素質粉体に対し0.1〜20重量
%含有させることを特徴とする電気粘性流体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電場の印加によって粘
性を増大する電気粘性流体に関する。
性を増大する電気粘性流体に関する。
【0002】
【従来の技術】電気粘性流体は非導電性の油の中に微細
に分割した誘電性を有する固体が分散している懸濁液
で、十分に強い電場の作用の下で極めて速やかに、しか
も可逆的に粘度が増加する流体である。
に分割した誘電性を有する固体が分散している懸濁液
で、十分に強い電場の作用の下で極めて速やかに、しか
も可逆的に粘度が増加する流体である。
【0003】実用的な電気粘性流体に要求される特性と
しては、広い温度範囲において大きな電気粘性効果を示
し、電場がかかった時の電力消費が少なく、電場を取り
除かれた場合には小さな粘性を持ち、且つ分散相が沈降
せず長期的に安定した特性を持続することである。
しては、広い温度範囲において大きな電気粘性効果を示
し、電場がかかった時の電力消費が少なく、電場を取り
除かれた場合には小さな粘性を持ち、且つ分散相が沈降
せず長期的に安定した特性を持続することである。
【0004】この電気粘性流体は当初、いわゆる含水粉
体を用いた含水系電気粘性流体が主体であったが、この
場合には広い温度範囲において十分な電気粘性効果が得
られず、使用温度の制限、温度上昇による使用電流の増
大、水分の移行による不安定化、高電圧印加時の電極金
属の腐食等多くの問題があり、実用化が困難であった
為、最近は専ら含水粒子を含まない非水系の電気粘性流
体のものが主流になっている。しかし尚困難な問題があ
り、実用化されるに至っていない。
体を用いた含水系電気粘性流体が主体であったが、この
場合には広い温度範囲において十分な電気粘性効果が得
られず、使用温度の制限、温度上昇による使用電流の増
大、水分の移行による不安定化、高電圧印加時の電極金
属の腐食等多くの問題があり、実用化が困難であった
為、最近は専ら含水粒子を含まない非水系の電気粘性流
体のものが主流になっている。しかし尚困難な問題があ
り、実用化されるに至っていない。
【0005】例えば、フェノール樹脂を原料とする炭素
質粉体を分散質とした電気粘性流体は、静置しておくと
分散質と分散媒の比重差の為に分散質である粉体が沈殿
してくる。沈降した粉体は更に自重により密になり、再
分散が困難なケーキ状沈殿物となる。
質粉体を分散質とした電気粘性流体は、静置しておくと
分散質と分散媒の比重差の為に分散質である粉体が沈殿
してくる。沈降した粉体は更に自重により密になり、再
分散が困難なケーキ状沈殿物となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、分散相の沈降を少なくし、且つ電
気粘性効果が大きく、又長期安定性、温度特性、電場の
印加に対する応答性に優れた電気粘性流体を提供するこ
とを目的とする。
みてなされたもので、分散相の沈降を少なくし、且つ電
気粘性効果が大きく、又長期安定性、温度特性、電場の
印加に対する応答性に優れた電気粘性流体を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するするための手段及び作用】本発明の主
旨は、まず、請求項1に記載の通り、分散相として炭素
質粉体を、媒体相として電気絶縁性を有する油状媒体中
に分散させた電気粘性流体において、該炭素質粉体が、
真球状の形状をなすものであり、媒体相として、50〜
90モル%のジメチルシロキサンと10〜50モル%の
3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロキサンと
の共重合体で体積抵抗率が1011Ω・cm以上の油状媒
体を使用し、該分散相/該媒体相の混合比が1〜50/
99〜50体積%であり、且つ該油状媒体相中に変性シ
リコーンオイルを分散相である炭素質粉体に対し0.1
〜20重量%含有させた電気粘性流体である。
旨は、まず、請求項1に記載の通り、分散相として炭素
質粉体を、媒体相として電気絶縁性を有する油状媒体中
に分散させた電気粘性流体において、該炭素質粉体が、
真球状の形状をなすものであり、媒体相として、50〜
90モル%のジメチルシロキサンと10〜50モル%の
3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロキサンと
の共重合体で体積抵抗率が1011Ω・cm以上の油状媒
体を使用し、該分散相/該媒体相の混合比が1〜50/
99〜50体積%であり、且つ該油状媒体相中に変性シ
リコーンオイルを分散相である炭素質粉体に対し0.1
〜20重量%含有させた電気粘性流体である。
【0008】或は又、請求項2に記載の通り、分散相と
して炭素質粉体を、媒体相として電気絶縁性を有する油
状媒体中に分散させた電気粘性流体において、該炭素質
粉体が、真球状の形状をなすものであり、媒体相とし
て、50モル以上90モル未満のジメチルシロキサンと
10モル%を越え50モル%以下の3,3,3−トリフ
ルオロプロピルメチルシロキサンの共重合体で体積固有
抵抗率が1011Ω・cm以上の油状媒体とジメチルシロ
キサンの単独重合体である油状媒体との混合物で、混合
物中の3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロキ
サン単位の数とジメチルシロキサン単位の数の合計値に
対する3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロキ
サン単位の数の割合が0.1〜0.5の範囲の油状の媒
体を使用し、該分散相/該媒体相の混合比が1〜50/
99〜50体積%であり、且つ該油状媒体相中に変性シ
リコーンオイルを分散相である炭素質粉体に対し0.1
〜20重量%含有させた電気粘性流体である。
して炭素質粉体を、媒体相として電気絶縁性を有する油
状媒体中に分散させた電気粘性流体において、該炭素質
粉体が、真球状の形状をなすものであり、媒体相とし
て、50モル以上90モル未満のジメチルシロキサンと
10モル%を越え50モル%以下の3,3,3−トリフ
ルオロプロピルメチルシロキサンの共重合体で体積固有
抵抗率が1011Ω・cm以上の油状媒体とジメチルシロ
キサンの単独重合体である油状媒体との混合物で、混合
物中の3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロキ
サン単位の数とジメチルシロキサン単位の数の合計値に
対する3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロキ
サン単位の数の割合が0.1〜0.5の範囲の油状の媒
体を使用し、該分散相/該媒体相の混合比が1〜50/
99〜50体積%であり、且つ該油状媒体相中に変性シ
リコーンオイルを分散相である炭素質粉体に対し0.1
〜20重量%含有させた電気粘性流体である。
【0009】更に請求項3に示した様に、前記真球状の
形状が、前記炭素質粉体の最大直径と最小直径の平均直
径に対する偏差が、それぞれの平均直径の30%以内を
なすものであることを特徴とした電気粘性流体であり、
又請求項4の様に前記炭素質粉体が、炭化反応条件下に
おいて表面融着性を持たない物質からなることを特徴と
する請求項1または2記載の電気粘性流体としたことで
ある。すなわち、誘電性を有する炭素質粉体を分散させ
る為の油状分散媒中に、変性シリコーンを極少量添加し
たところ、いくつかのタイプの変性シリコーンが沈降抑
制、及び易再分散に有効であることが明らかとなり、同
時に初期粘度低減、電流低減、ER効果増大等の効果を
併せ持つことが判明し、本発明に至った。
形状が、前記炭素質粉体の最大直径と最小直径の平均直
径に対する偏差が、それぞれの平均直径の30%以内を
なすものであることを特徴とした電気粘性流体であり、
又請求項4の様に前記炭素質粉体が、炭化反応条件下に
おいて表面融着性を持たない物質からなることを特徴と
する請求項1または2記載の電気粘性流体としたことで
ある。すなわち、誘電性を有する炭素質粉体を分散させ
る為の油状分散媒中に、変性シリコーンを極少量添加し
たところ、いくつかのタイプの変性シリコーンが沈降抑
制、及び易再分散に有効であることが明らかとなり、同
時に初期粘度低減、電流低減、ER効果増大等の効果を
併せ持つことが判明し、本発明に至った。
【0010】以下、本発明の詳細について説明する。本
発明の電気粘性流体は、主に分散相である炭素質粉末、
液相であるシリコーンオイル、添加剤である変性シリコ
ーンから構成されている。まず、本発明で最も重要な変
性シリコーンオイルについて説明する。変性シリコーン
オイルとしては、特に制限されず、各種変性シリコーン
オイル、下記の一般式1で代表される構造のものが使用
できる。
発明の電気粘性流体は、主に分散相である炭素質粉末、
液相であるシリコーンオイル、添加剤である変性シリコ
ーンから構成されている。まず、本発明で最も重要な変
性シリコーンオイルについて説明する。変性シリコーン
オイルとしては、特に制限されず、各種変性シリコーン
オイル、下記の一般式1で代表される構造のものが使用
できる。
【0011】
【数1】 ここで、一般式1中で各種変性シリコーンがどの様な官
能基(A、B)を持つのかを表1に示す。
能基(A、B)を持つのかを表1に示す。
【0012】
【表1】
【0013】以上の各種変性シリコーンオイルは、シリ
コーンオイルと親和性を持つところからこの各種変性シ
リコーンオイルが界面活性剤として働き、炭素質の分散
性を向上させるため、粉体の沈降を防止し、再分散性を
向上させ、更に液体の初期粘度を低減するが、それに加
えて電流低減効果を持ち合わせている点でアミノ変性シ
リコーンオイルが好適である。
コーンオイルと親和性を持つところからこの各種変性シ
リコーンオイルが界面活性剤として働き、炭素質の分散
性を向上させるため、粉体の沈降を防止し、再分散性を
向上させ、更に液体の初期粘度を低減するが、それに加
えて電流低減効果を持ち合わせている点でアミノ変性シ
リコーンオイルが好適である。
【0014】次に炭素質粉末について説明する。本発明
で使用する炭素質粉末の粒径として適当なのは0.01
〜50μm、好ましくは0.1〜10μmである。50
μm以上の場合は懸濁液として不安定であり、又、0.
01μm以下になると電場を印加しない時の粘度が著し
く増加する。
で使用する炭素質粉末の粒径として適当なのは0.01
〜50μm、好ましくは0.1〜10μmである。50
μm以上の場合は懸濁液として不安定であり、又、0.
01μm以下になると電場を印加しない時の粘度が著し
く増加する。
【0015】また、本発明の電気粘性流体用粉体は、炭
素質粉体であって、真球状の形状をなすものであるが、
好適な炭素質粉体としては、炭素含有量80〜97重量
%のものが好ましく、特に好ましくは85〜95重量%
である。また、炭素質粉体のC/H比(炭素/水素原子
比)は、1.2〜5のものが好ましく、特に好ましくは
2〜4である。
素質粉体であって、真球状の形状をなすものであるが、
好適な炭素質粉体としては、炭素含有量80〜97重量
%のものが好ましく、特に好ましくは85〜95重量%
である。また、炭素質粉体のC/H比(炭素/水素原子
比)は、1.2〜5のものが好ましく、特に好ましくは
2〜4である。
【0016】一般に電気粘性流体の分散相の電気抵抗は
半導体領域にあることは古くから知られているが[W.
M.Winslow:J.Appl.Physics
第20巻、第1137頁(1949年)]、炭素含有量
が80重量%未満で、且つC/H比が1.2未満の炭素
質粉体は絶縁体であり、電気粘性効果を示す液体は殆ど
得られない。一方、炭素含有量が97重量%を超え、且
つ、C/H比が5を超えるものは導電体に近く、電圧を
印加しても過大電流を示し、電気粘性効果を示す流体は
得られない。
半導体領域にあることは古くから知られているが[W.
M.Winslow:J.Appl.Physics
第20巻、第1137頁(1949年)]、炭素含有量
が80重量%未満で、且つC/H比が1.2未満の炭素
質粉体は絶縁体であり、電気粘性効果を示す液体は殆ど
得られない。一方、炭素含有量が97重量%を超え、且
つ、C/H比が5を超えるものは導電体に近く、電圧を
印加しても過大電流を示し、電気粘性効果を示す流体は
得られない。
【0017】本発明の電気粘性流体用炭素質粉末として
好適な前記C/H比を有する具体的材料としては、フェ
ノール樹脂、セルロース、不飽和ポリエステル、フラン
樹脂、メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂、コールタールピ
ッチ、石油系ピッチ、ポリ塩化ビニルを熱分解して得ら
れるピッチなどが挙げられる。
好適な前記C/H比を有する具体的材料としては、フェ
ノール樹脂、セルロース、不飽和ポリエステル、フラン
樹脂、メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂、コールタールピ
ッチ、石油系ピッチ、ポリ塩化ビニルを熱分解して得ら
れるピッチなどが挙げられる。
【0018】本発明の電気粘性流体用の真球状炭素質粉
末とは、電子顕微鏡で観察した粉体粒子が目視により真
球状の形状をなすことを意味し、好ましくは、1個の粉
体粒子の最大直径と最小直径の平均直径に対する偏差
が、それぞれ平均直径の30%以内であり、更に好まし
くは20%以内である。また、粉体粒子が理想的に滑ら
かな真球状をなすと仮定した時に、その表面からのずれ
である凹凸が、好ましくは、平均直径の10%以内であ
り、平均直径の5%以内であることが更に好ましい。最
も好ましくは、粉体粒子の最大直径と最小直径の平均直
径に対する偏差が、それぞれ平均直径の10%以内であ
り、且つ、理想的真球表面からのずれである凹凸が、平
均直径の3%以内の粉体粒子である。ここにおいて1個
の粉体粒子の平均直径とは、その粉体粒子の最大直径と
最小直径の平均値を指す。
末とは、電子顕微鏡で観察した粉体粒子が目視により真
球状の形状をなすことを意味し、好ましくは、1個の粉
体粒子の最大直径と最小直径の平均直径に対する偏差
が、それぞれ平均直径の30%以内であり、更に好まし
くは20%以内である。また、粉体粒子が理想的に滑ら
かな真球状をなすと仮定した時に、その表面からのずれ
である凹凸が、好ましくは、平均直径の10%以内であ
り、平均直径の5%以内であることが更に好ましい。最
も好ましくは、粉体粒子の最大直径と最小直径の平均直
径に対する偏差が、それぞれ平均直径の10%以内であ
り、且つ、理想的真球表面からのずれである凹凸が、平
均直径の3%以内の粉体粒子である。ここにおいて1個
の粉体粒子の平均直径とは、その粉体粒子の最大直径と
最小直径の平均値を指す。
【0019】真球状炭素質粉体の製造方法としては、前
記ピッチを粉砕したものをエマルジョン法により真球状
に成形する方法のほか、真球状の熱硬化性樹脂を、窒
素、アルゴン等の不活性ガス雰囲気下で、真球状の形状
を保持するように熱処理により炭化する方法等が挙げら
れる。
記ピッチを粉砕したものをエマルジョン法により真球状
に成形する方法のほか、真球状の熱硬化性樹脂を、窒
素、アルゴン等の不活性ガス雰囲気下で、真球状の形状
を保持するように熱処理により炭化する方法等が挙げら
れる。
【0020】本発明の電気粘性流体用粉体を製造する場
合に用いられる原料としては、前記の物質がいずれも好
適に使用できるが、特に、炭化反応条件下において、表
面融着性を持たない物質を用いることが好ましい。本発
明について、表面融着性を持たない物質とは、炭化反応
における熱処理温度条件、例えば、100〜500℃等
の下において表面が熱溶融性を示さない物質を指し、球
状セルロース、高架橋度フェノール樹脂の如く、耐熱性
に優れ、物質自体が熱溶融性を示さないものの他、通常
の熱硬化性樹脂類の如く、ある程度の耐熱性は有する
が、熱処理によって表面が軟化するような物質に、表面
融着性を阻害する表面処理を行ったもの等が好ましく用
いられる。
合に用いられる原料としては、前記の物質がいずれも好
適に使用できるが、特に、炭化反応条件下において、表
面融着性を持たない物質を用いることが好ましい。本発
明について、表面融着性を持たない物質とは、炭化反応
における熱処理温度条件、例えば、100〜500℃等
の下において表面が熱溶融性を示さない物質を指し、球
状セルロース、高架橋度フェノール樹脂の如く、耐熱性
に優れ、物質自体が熱溶融性を示さないものの他、通常
の熱硬化性樹脂類の如く、ある程度の耐熱性は有する
が、熱処理によって表面が軟化するような物質に、表面
融着性を阻害する表面処理を行ったもの等が好ましく用
いられる。
【0021】表面処理としては、例えば、球状に成形し
た熱硬化性樹脂を(1)湿式法で表面硬化する、(2)
乾式法で表面硬化する、(3)界面活性剤で表面処理す
る、(4)シリカやフッ素系物質等の耐熱性被膜を形成
する等の方法が挙げられる。表面処理の具体的例として
は、例えば、湿式法としては、真球状樹脂を、塩酸、硫
酸、しゅう酸等の酸水溶液中で熱処理する。乾式法とし
ては酸素雰囲気下で熱処理の不融化処理する。活性剤処
理としてはシリコーン系の界面活性剤に浸漬・乾燥す
る。耐熱性被膜形成法としてはエチルシリケート中に分
散し、表面をエチルシリケートで被覆した後、被覆した
球状樹脂を酸触媒と共に水中に分散し、加熱処理してエ
チルシリケートの加水分解反応を行わせ、表面にシリカ
被膜を形成する等が挙げられる。
た熱硬化性樹脂を(1)湿式法で表面硬化する、(2)
乾式法で表面硬化する、(3)界面活性剤で表面処理す
る、(4)シリカやフッ素系物質等の耐熱性被膜を形成
する等の方法が挙げられる。表面処理の具体的例として
は、例えば、湿式法としては、真球状樹脂を、塩酸、硫
酸、しゅう酸等の酸水溶液中で熱処理する。乾式法とし
ては酸素雰囲気下で熱処理の不融化処理する。活性剤処
理としてはシリコーン系の界面活性剤に浸漬・乾燥す
る。耐熱性被膜形成法としてはエチルシリケート中に分
散し、表面をエチルシリケートで被覆した後、被覆した
球状樹脂を酸触媒と共に水中に分散し、加熱処理してエ
チルシリケートの加水分解反応を行わせ、表面にシリカ
被膜を形成する等が挙げられる。
【0022】前記の如く、本発明の電気粘性流体用粉体
を製造する場合に用いられる原料として、炭化反応条件
下において表面融着性を持たない物質を用いることによ
り、炭化反応中に粉体の融着を防止することができるた
め、得られた粉体の均一性が良好であり、更に、炭化反
応後の解砕、粉砕の工程が不要となる等の利点を有する
ものである。
を製造する場合に用いられる原料として、炭化反応条件
下において表面融着性を持たない物質を用いることによ
り、炭化反応中に粉体の融着を防止することができるた
め、得られた粉体の均一性が良好であり、更に、炭化反
応後の解砕、粉砕の工程が不要となる等の利点を有する
ものである。
【0023】最後に、液相を構成する電気絶縁油として
は、フルオロシリコーンオイルのような誘電率の高い液
相を用いることが考えられるが、誘電率の高い液相は導
電性の不純物を含んでいる為直流印加において粉体の電
気泳動が起きる傾向にあり、特に低粘度の液相ではこの
傾向が著しい。このことから誘電率はジメチルシリコー
ンオイルより高く、且つ電気抵抗はジメチルシリコーン
並みである上記一般式の構造を有するジメチルシロキサ
ンと3’3’3−トリフルオロプロピルメチルシロキサ
ンの共重合体からなる液相を用いる。
は、フルオロシリコーンオイルのような誘電率の高い液
相を用いることが考えられるが、誘電率の高い液相は導
電性の不純物を含んでいる為直流印加において粉体の電
気泳動が起きる傾向にあり、特に低粘度の液相ではこの
傾向が著しい。このことから誘電率はジメチルシリコー
ンオイルより高く、且つ電気抵抗はジメチルシリコーン
並みである上記一般式の構造を有するジメチルシロキサ
ンと3’3’3−トリフルオロプロピルメチルシロキサ
ンの共重合体からなる液相を用いる。
【0024】該共重合体におけるトリフルオロプロピル
メチルシロキサン単位の割合は10〜50モル%、好ま
しくは20〜40モル%、ジメチルシロキサン単位の割
合は50〜90モル%、好ましくは60〜80モル%で
ある。トリフルオロプロピルメチルシロキサン単位の割
合が50モル%を越えると導電性が増す為粉体の電気泳
動が起こり易くなり、一方10モル%未満では誘電率が
小さく電気粘性効果の増大は僅かである。又液相を構成
する共重合体の体積固有低効率は1011Ω・cm以上、
好ましくは1012Ω・cm以上である。1011Ω・cm
未満であると粉体の電気泳動が起こり易くなる。
メチルシロキサン単位の割合は10〜50モル%、好ま
しくは20〜40モル%、ジメチルシロキサン単位の割
合は50〜90モル%、好ましくは60〜80モル%で
ある。トリフルオロプロピルメチルシロキサン単位の割
合が50モル%を越えると導電性が増す為粉体の電気泳
動が起こり易くなり、一方10モル%未満では誘電率が
小さく電気粘性効果の増大は僅かである。又液相を構成
する共重合体の体積固有低効率は1011Ω・cm以上、
好ましくは1012Ω・cm以上である。1011Ω・cm
未満であると粉体の電気泳動が起こり易くなる。
【0025】或は、上記共重合体よりなる液相の代わり
に、50モル以上90モル%未満のジメチルシロキサン
と10モル%を越え50モル%以下の3’3’3−トリ
フルオロプロピルメチルシロキサンの共重合体で体積抵
抗率が1011Ω・cm以上の油状媒体とジメチルシロキ
サンの単独重合体である油状媒体との混合物で、混合物
中の3’3’3−トリフルオロプロピルメチルシロキサ
ン単位の数とジメチルシロキサン単位の数の合計値に対
する3’3’3−トリフルオロプロピルメチルシロキサ
ン単位の数の割合が0.1〜0.5の範囲である液相
に、誘電体粒子よりなる分散相を懸濁せしめたものであ
っても良い。混合物中の3’3’3−トリフルオロプロ
ピルメチルシロキサン単位の数とジメチルシロキサン単
位の数の合計値に対する3’3’3−トリフルオロプロ
ピルメチルシロキサン単位の数の割合が0.5を越える
と導電性が増す為、粉体の電気泳動が起こり易くなり、
一方0.1未満では誘電率が小さく電気粘性効果の増大
は僅かである。
に、50モル以上90モル%未満のジメチルシロキサン
と10モル%を越え50モル%以下の3’3’3−トリ
フルオロプロピルメチルシロキサンの共重合体で体積抵
抗率が1011Ω・cm以上の油状媒体とジメチルシロキ
サンの単独重合体である油状媒体との混合物で、混合物
中の3’3’3−トリフルオロプロピルメチルシロキサ
ン単位の数とジメチルシロキサン単位の数の合計値に対
する3’3’3−トリフルオロプロピルメチルシロキサ
ン単位の数の割合が0.1〜0.5の範囲である液相
に、誘電体粒子よりなる分散相を懸濁せしめたものであ
っても良い。混合物中の3’3’3−トリフルオロプロ
ピルメチルシロキサン単位の数とジメチルシロキサン単
位の数の合計値に対する3’3’3−トリフルオロプロ
ピルメチルシロキサン単位の数の割合が0.5を越える
と導電性が増す為、粉体の電気泳動が起こり易くなり、
一方0.1未満では誘電率が小さく電気粘性効果の増大
は僅かである。
【0026】本発明で用いる油状媒体の粘度は25℃に
おいて0.65〜1000センチストークス(cS
t)、好ましくは5〜200cSt、更に好ましくは5
〜50cStの粘度を有するものを用いる。油状媒体の
粘度が低過ぎると揮発分が多くなり、長期的安定性が悪
くなる。一方、油状媒体の粘度が高すぎると液体の粘度
が高くなり実用上好ましくない。又適度に低粘度の電気
絶縁油を液相とすることによって分散相を効率よく懸濁
させることができる。
おいて0.65〜1000センチストークス(cS
t)、好ましくは5〜200cSt、更に好ましくは5
〜50cStの粘度を有するものを用いる。油状媒体の
粘度が低過ぎると揮発分が多くなり、長期的安定性が悪
くなる。一方、油状媒体の粘度が高すぎると液体の粘度
が高くなり実用上好ましくない。又適度に低粘度の電気
絶縁油を液相とすることによって分散相を効率よく懸濁
させることができる。
【0027】以下、実施例を示して、更に本発明の詳細
を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。
を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。
[実施例1]実施例1の粉体を50g(30体積%)、
フルオロシリコーン114.25gに油状媒体の一部と
してアミノ変性シリコーンXF42−A3335(東芝
シリコーン製、粘度:700cSt/25℃、アミノ当
量:1800g/mol)を25g(粉体に対して0.
5重量%)(上記フルオロシリコーンと併せると70体
積%)加え、十分撹拌してERFを作製する。これを容
量100ml.内径29mmのメスシリンダーに入れ、
室温で3カ月間静置したときの沈降界面高さ、及びER
F作製直後のER特性を表2に示す。
フルオロシリコーン114.25gに油状媒体の一部と
してアミノ変性シリコーンXF42−A3335(東芝
シリコーン製、粘度:700cSt/25℃、アミノ当
量:1800g/mol)を25g(粉体に対して0.
5重量%)(上記フルオロシリコーンと併せると70体
積%)加え、十分撹拌してERFを作製する。これを容
量100ml.内径29mmのメスシリンダーに入れ、
室温で3カ月間静置したときの沈降界面高さ、及びER
F作製直後のER特性を表2に示す。
【0028】[実施例2]実施例1の粉体50g(30
体積%)、フルオロシリコーンとシリコーンの1:1
(体積分率)混合オイル111.30gに油状媒体の一
部としてアミノシリコーン(東芝シリコーン製、アミノ
変性シリコーンXF42−A3335(粘度:700c
St/25℃、アミノ当量:1800/mol)を25
g(粉体に対して0.5重量%)(混合オイルと併せる
と70体積%)加え、十分撹拌してERFを作製する。
これを100ml、内径29mmのメスシリンダーに入
れ、室温で3か月静置した時の沈降界面高さ、及びER
F作製直後のER特性を表2に示す。
体積%)、フルオロシリコーンとシリコーンの1:1
(体積分率)混合オイル111.30gに油状媒体の一
部としてアミノシリコーン(東芝シリコーン製、アミノ
変性シリコーンXF42−A3335(粘度:700c
St/25℃、アミノ当量:1800/mol)を25
g(粉体に対して0.5重量%)(混合オイルと併せる
と70体積%)加え、十分撹拌してERFを作製する。
これを100ml、内径29mmのメスシリンダーに入
れ、室温で3か月静置した時の沈降界面高さ、及びER
F作製直後のER特性を表2に示す。
【0029】[比較例1]フェノールを原料とし、真球
状の形状をなした炭素質粉体50g(30体積%)、7
0モル%のジメチルシロキサンと30モル%の3,3,
3−トリフルオロプロピルメチルシロキサンとの共重合
体で体積抵抗率が1.0×1012Ω・cmの油状媒体よ
りなる液相114.25g(70体積%)を混合し十分
撹拌しERFを作製する。これを容量100ml、内径
29mmのメスシリンダーに入れ、室温で3か月間静置
した後の沈降界面高さ、及び作製直後のERFに2KV
/mmの電場を印加した時のER特性を表2に示す。粘
度の測定は二重円筒型回転粘度計を使用し、内外円筒間
に直流電場を印加した時の剪断速度366/秒における
見かけの粘度を測定した。
状の形状をなした炭素質粉体50g(30体積%)、7
0モル%のジメチルシロキサンと30モル%の3,3,
3−トリフルオロプロピルメチルシロキサンとの共重合
体で体積抵抗率が1.0×1012Ω・cmの油状媒体よ
りなる液相114.25g(70体積%)を混合し十分
撹拌しERFを作製する。これを容量100ml、内径
29mmのメスシリンダーに入れ、室温で3か月間静置
した後の沈降界面高さ、及び作製直後のERFに2KV
/mmの電場を印加した時のER特性を表2に示す。粘
度の測定は二重円筒型回転粘度計を使用し、内外円筒間
に直流電場を印加した時の剪断速度366/秒における
見かけの粘度を測定した。
【0030】[比較例2]実施例1の粉体50g(30
体積%)、70モル%のジメチルシロキサンと30モル
%の3.3,3,−トリフルオロプロピルメチルシロキ
サンの共重合体で体積抵抗率が1.0×1012Ω・cm
の油状媒体とジメチルシロキサンの単独重合体である油
状媒体との混合物で、混合物中の3,3,3,−トリフ
ルオロプロピルメチルシロキサン単位の数とジメチルシ
ロキサン単位の数の合計値に対する3,3,3−トリフ
ルオロプロピルメチルシロキサン単位の数の割合が0.
15である混合オイル(フルオロシリコーンとシリコー
ンの1:1(体積分率))111.55g(70体積
%)を加え、十分撹拌してERFを作製する。これを1
00ml、内径29mmのメスシリンダーに入れ、室温
で3カ月静置した時の沈降界面高さ、及びERF作製直
後のER特性を表2に示す。
体積%)、70モル%のジメチルシロキサンと30モル
%の3.3,3,−トリフルオロプロピルメチルシロキ
サンの共重合体で体積抵抗率が1.0×1012Ω・cm
の油状媒体とジメチルシロキサンの単独重合体である油
状媒体との混合物で、混合物中の3,3,3,−トリフ
ルオロプロピルメチルシロキサン単位の数とジメチルシ
ロキサン単位の数の合計値に対する3,3,3−トリフ
ルオロプロピルメチルシロキサン単位の数の割合が0.
15である混合オイル(フルオロシリコーンとシリコー
ンの1:1(体積分率))111.55g(70体積
%)を加え、十分撹拌してERFを作製する。これを1
00ml、内径29mmのメスシリンダーに入れ、室温
で3カ月静置した時の沈降界面高さ、及びERF作製直
後のER特性を表2に示す。
【0031】[比較例3]実施例1の粉体50g(30
体積%)、ジメチルシリコーン(東芝シリコーン製シリ
コーンTSF451−10ER(粘度10cSt)を1
27.32g(70体積%)加え、十分撹拌してERF
を作製する。これを100ml、内径29mmのメスシ
リンダーに入れ、室温で3か月静置した時の沈降界面高
さ、及びERF作製直後のER特性を表2に示す。
体積%)、ジメチルシリコーン(東芝シリコーン製シリ
コーンTSF451−10ER(粘度10cSt)を1
27.32g(70体積%)加え、十分撹拌してERF
を作製する。これを100ml、内径29mmのメスシ
リンダーに入れ、室温で3か月静置した時の沈降界面高
さ、及びERF作製直後のER特性を表2に示す。
【0032】
【表2】
【0033】
【発明の効果】上記の詳細な説明のごとく、分散相とし
て炭素質粉体を、媒体相として電気絶縁性を有する油状
媒体中に分散させた電気粘性流体において、該炭素質粉
体が、真球状の形状をなすものであり、媒体相として、
50〜90モル%のジメチルシロキサンと10〜50モ
ル%の3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロキ
サンとの共重合体で体積抵抗率が1011Ω・cm以上の
油状媒体を使用し、該分散相/該媒体相の混合比が1〜
50/99〜50体積%であり、且つ該油状媒体相中に
変性シリコーンオイルを分散相である炭素質粉体に対し
0.1〜20重量%含有させることを特徴とする電気粘
性流体としたこと。
て炭素質粉体を、媒体相として電気絶縁性を有する油状
媒体中に分散させた電気粘性流体において、該炭素質粉
体が、真球状の形状をなすものであり、媒体相として、
50〜90モル%のジメチルシロキサンと10〜50モ
ル%の3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロキ
サンとの共重合体で体積抵抗率が1011Ω・cm以上の
油状媒体を使用し、該分散相/該媒体相の混合比が1〜
50/99〜50体積%であり、且つ該油状媒体相中に
変性シリコーンオイルを分散相である炭素質粉体に対し
0.1〜20重量%含有させることを特徴とする電気粘
性流体としたこと。
【0034】或は又、分散相として炭素質粉体を、媒体
相として電気絶縁性を有する油状媒体中に分散させた電
気粘性流体において、該炭素質粉体が、真球状の形状を
なすものであり、媒体相として、50モル以上90モル
未満のジメチルシロキサンと10モル%を越え50モル
%以下の3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロ
キサンの共重合体で体積固有抵抗率が1011Ω・cm以
上の油状媒体とジメチルシロキサンの単独重合体である
油状媒体との混合物で、混合物中の3,3,3−トリフ
ルオロプロピルメチルシロキサン単位の数とジメチルシ
ロキサン単位の数の合計値に対する3,3,3−トリフ
ルオロプロピルメチルシロキサン単位の数の割合が0.
1〜0.5の範囲の油状の媒体を使用し、該分散相/該
媒体相の混合比が1〜50/99〜50体積%であり、
且つ該油状媒体相中に変性シリコーンオイルを分散相で
ある炭素質粉体に対し0.1〜20重量%含有させたこ
と。
相として電気絶縁性を有する油状媒体中に分散させた電
気粘性流体において、該炭素質粉体が、真球状の形状を
なすものであり、媒体相として、50モル以上90モル
未満のジメチルシロキサンと10モル%を越え50モル
%以下の3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロ
キサンの共重合体で体積固有抵抗率が1011Ω・cm以
上の油状媒体とジメチルシロキサンの単独重合体である
油状媒体との混合物で、混合物中の3,3,3−トリフ
ルオロプロピルメチルシロキサン単位の数とジメチルシ
ロキサン単位の数の合計値に対する3,3,3−トリフ
ルオロプロピルメチルシロキサン単位の数の割合が0.
1〜0.5の範囲の油状の媒体を使用し、該分散相/該
媒体相の混合比が1〜50/99〜50体積%であり、
且つ該油状媒体相中に変性シリコーンオイルを分散相で
ある炭素質粉体に対し0.1〜20重量%含有させたこ
と。
【0035】以上のように本発明により、従来の電気粘
性流体に比べて、広い温度範囲において大きな電気粘性
特性が得られ、しかも電場をかけない場合には低粘度で
あり、しかも分散沈降することなく、再分散性も可能と
なり、長期安定性を保ち、又、実際に電場を印加した時
の応答性も優れ且つ電力消費も少ない電気粘性流体を得
ることができる。
性流体に比べて、広い温度範囲において大きな電気粘性
特性が得られ、しかも電場をかけない場合には低粘度で
あり、しかも分散沈降することなく、再分散性も可能と
なり、長期安定性を保ち、又、実際に電場を印加した時
の応答性も優れ且つ電力消費も少ない電気粘性流体を得
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 20:00 Z 20:06 Z 40:14
Claims (4)
- 【請求項1】 分散相として炭素質粉体を、媒体相とし
て電気絶縁性を有する油状媒体中に分散させた電気粘性
流体において、該炭素質粉体が、真球状の形状をなすも
のであり、媒体相として、50〜90モル%のジメチル
シロキサンと10〜50モル%の3,3,3−トリフル
オロプロピルメチルシロキサンとの共重合体で体積抵抗
率が1011Ω・cm以上の油状媒体を使用し、該分散相
/該媒体相の混合比が1〜50/99〜50体積%であ
り、且つ該油状媒体相中に変性シリコーンオイルを分散
相である炭素質粉体に対し0.1〜20重量%含有させ
ることを特徴とする電気粘性流体。 - 【請求項2】 分散相として炭素質粉体を、媒体相とし
て電気絶縁性を有する油状媒体中に分散させた電気粘性
流体において、該炭素質粉体が、真球状の形状をなすも
のであり、媒体相として、50モル以上90モル未満の
ジメチルシロキサンと10モル%を越え50モル%以下
の3,3,3−トリフルオロプロピルメチルシロキサン
の共重合体で体積固有抵抗率が1011Ω・cm以上の油
状媒体とジメチルシロキサンの単独重合体である油状媒
体との混合物で、混合物中の3,3,3−トリフルオロ
プロピルメチルシロキサン単位の数とジメチルシロキサ
ン単位の数の合計値に対する3,3,3−トリフルオロ
プロピルメチルシロキサン単位の数の割合が0.1〜
0.5の範囲の油状の媒体を使用し、該分散相/該媒体
相の混合比が1〜50/99〜50体積%であり、且つ
該油状媒体相中に変性シリコーンオイルを分散相である
炭素質粉体に対し0.1〜20重量%含有させることを
特徴とする電気粘性流体。 - 【請求項3】 前記真球状の形状が、前記炭素質粉体の
最大直径と最小直径の平均直径に対する偏差が、それぞ
れの平均直径の30%以内をなすものであることを特徴
とする請求項1又は請求項2記載の電気粘性流体。 - 【請求項4】 前記炭素質粉体が、炭化反応条件下にお
いて表面融着性を持たない物質からなることを特徴とす
る請求項1、2または3項のいずれかに記載の電気粘性
流体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29102794A JPH08143887A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 電気粘性流体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29102794A JPH08143887A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 電気粘性流体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08143887A true JPH08143887A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17763509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29102794A Pending JPH08143887A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 電気粘性流体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08143887A (ja) |
-
1994
- 1994-11-25 JP JP29102794A patent/JPH08143887A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040301 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040309 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070814 |