JPH08144927A - ラジアルピストンモータ及びラジアルピストンポンプ - Google Patents

ラジアルピストンモータ及びラジアルピストンポンプ

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Publication number
JPH08144927A
JPH08144927A JP6291063A JP29106394A JPH08144927A JP H08144927 A JPH08144927 A JP H08144927A JP 6291063 A JP6291063 A JP 6291063A JP 29106394 A JP29106394 A JP 29106394A JP H08144927 A JPH08144927 A JP H08144927A
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JP
Japan
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side valve
fluid
plate member
valve plate
supply side
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Pending
Application number
JP6291063A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadatomo Kuribayashi
定友 栗林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
K Seven Co Ltd
Original Assignee
K Seven Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラジアルピストンモータの構造の簡単化及び
低コスト化。 【構成】 ケーシング内に挿入された回転軸6にカム部
材10、流体供給側及び排出側の弁板部材12,14が
スプライン結合されている。カム部材10の外方且つ弁
板部材12,14の間にケーシングに対し固定配置され
たシリンダブロック8にはシリンダ8a〜8fが形成さ
れ、これらの夫々にボールピストン9a〜9fが収容さ
れ、その内端がカム部材カム面10Aに当接している。
シリンダブロック8に各シリンダから弁板部材12,1
4との摺動面まで夫々延びて形成された流通孔20a〜
20f等と連通し得る弁孔12−1〜12−5及び14
−1〜14−5が夫々弁板部材12,14に形成されて
いる。カム面10Aの勾配は、弁孔12−1〜12−5
に対応する部分と弁孔14−1〜14−5に対応する部
分とで、一方が上り勾配であり他方が下り勾配である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジアルピストンモー
タ及びラジアルピストンポンプに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
ラジアルピストンモータ及びラジアルピストンポンプが
用いられているが、更なる低コスト化及びそのための構
造の簡単化が望まれている。
【0003】本発明は、新規な構成を採用することによ
り、ラジアルピストンモータ及びラジアルピストンポン
プの構造の簡単化及び低コスト化を実現することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的を達成するものとして、ケーシング内に回転軸が挿入
されており、該回転軸にはともに回転し得るカム部材が
取付けられており、前記回転軸の軸方向に関して前記カ
ム部材の一方の側には前記回転軸にともに回転し得る流
体供給側弁板部材が取付けられており、前記回転軸の軸
方向に関して前記カム部材の他方の側には前記回転軸に
ともに回転し得る流体排出側弁板部材が取付けられてお
り、前記回転軸の径方向に関して前記カム部材の外方に
おいて前記流体供給側弁板部材と前記流体排出側弁板部
材との間にシリンダブロックが配置されており、該シリ
ンダブロックは前記ケーシングに対し固定されており、
前記シリンダブロックの前記回転軸の径方向に関して両
側の面に対し前記流体供給側弁板部材及び前記流体排出
側弁板部材がそれぞれ摺動可能とされており、前記シリ
ンダブロックには前記回転軸の径方向に沿って延びたシ
リンダが複数配置されており、これらシリンダのそれぞ
れにはピストン体の少なくとも一部が収容されており、
該ピストン体は前記シリンダ内での往復移動行程範囲内
で前記回転軸の径方向に関して内側の端部が前記カム部
材の外周に形成されたカム面に当接可能とされており、
前記シリンダブロックには各シリンダ内の前記ピストン
体の前記往復移動行程範囲より前記回転軸の径方向に関
して外側の部分から前記流体供給側弁板部材との摺動面
まで延びている流体供給側流通孔及び前記流体排出側弁
板部材との摺動面まで延びている流体排出側流通孔が形
成されており、前記流体供給側弁板部材には前記回転軸
とともに回転する時に前記流体供給側流通孔と連通し得
る複数の流体供給側弁孔が形成されており、前記流体排
出側弁板部材には前記回転軸とともに回転する時に前記
流体排出側流通孔と連通し得る複数の流体排出側弁孔が
形成されており、これら流体供給側弁孔及び流体排出側
弁孔は前記流体供給側流通孔、前記シリンダ及び前記流
体排出側流通孔を介して連通することのない様な位置に
配置されており、前記カム面の前記回転軸の周方向に沿
っての勾配は前記流体供給側弁孔が前記回転軸の回転中
心を見込む前記回転軸の周りの角度領域と前記流体排出
側弁孔が前記回転軸の回転中心を見込む前記角度領域と
で一方が上り勾配であり他方が下り勾配である様に設定
されており、前記流体供給側弁板部材と前記ケーシング
の内壁との間には高圧流体用領域が形成されており、前
記流体排出側弁板部材と前記ケーシングの内壁との間に
は低圧流体用領域が形成されており、前記ケーシングに
は前記高圧流体用領域と連通せる流体流入口が配置され
ており、前記ケーシングには前記低圧流体用領域と連通
せる流体流出口が配置されている、ことを特徴とする、
ラジアルピストンモータ、が提供される。
【0005】本発明の一態様においては、前記カム部
材、前記流体供給側弁板部材及び前記流体排出側弁板部
材がいずれも前記回転軸に対しスプライン結合されてい
る。
【0006】本発明の一態様においては、前記シリンダ
ブロックには前記シリンダが6個形成されており、該シ
リンダは前記回転軸の周方向に関して隣接するものどう
しが互いに60度の角度をなしている。
【0007】本発明の一態様においては、前記流体供給
側弁板部材及び前記流体排出側弁板部材にはそれぞれ前
記流体供給側弁孔及び前記流体排出側弁孔が5個形成さ
れており、これらの弁孔はいずれも前記回転軸の周方向
に細長い長孔とされている。
【0008】本発明の一態様においては、前記カム面は
前記回転軸の軸方向に沿って柱状をなしている。
【0009】本発明の一態様においては、前記ピストン
体は、ボール部と該ボール部を受容せるピストン部とか
らなり、前記ボール部が前記カム面に当接可能とされて
いる。
【0010】本発明の一態様においては、前記ピストン
体は、前記回転軸の軸方向に沿って凸柱状をなしている
柱状部と該柱状部に接続されたピストン部とからなり、
前記柱状部が前記シリンダ内へは収容されず前記カム面
に当接可能とされており、前記ピストン部が前記シリン
ダ内へ収容されている。
【0011】また、本発明によれば、上記目的を達成す
るものとして、上記の如きラジアルピストンモータの前
記シリンダ内に前記ピストン体を前記回転軸の径方向に
関して内方へと付勢する付勢手段を配置せしめてなるこ
とを特徴とする、ラジアルピストンポンプ、が提供され
る。
【0012】本発明の一態様においては、前記付勢手段
が前記シリンダ内の前記回転軸の径方向に関して前記ピ
ストン体より外側の部分に配置した圧縮コイルスプリン
グからなる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の具体的実
施例を説明する。
【0014】図1は本発明によるラジアルピストンモー
タの第1の実施例を示す分解斜視図であり、図2及び図
3はその断面図である。
【0015】これらの図において、2はケーシング本体
部であり、4はケーシング蓋体部であり、これらはボル
トにより結合され一体化されて、ケーシングを構成して
いる。ケーシング本体2内にはX−Y方向を中心とした
回転対称の略円筒形状の空洞5が形成されている。該空
洞5内にはX−Y方向の回転軸6が配置されている。該
回転軸6は、Y方向端部がベアリングを介してケーシン
グ本体部2により回転可能な様に支持されており、X方
向端部がベアリングを介してケーシング蓋体部4により
回転可能な様に支持され且つケーシング外へと延出して
いる。該回転軸6は、ケーシング内の部分においてスプ
ライン6Aを有する。
【0016】上記ケーシング本体部空洞5内には、円環
形状のシリンダブロック8が配置されている。該シリン
ダブロック8はボルトによりケーシング本体部2に対し
固定されている。シリンダブロック8は、上記空洞5の
内周面に適合せる円筒形状の外周面を有し、更に、円筒
形状の内周面を有する。該シリンダブロック8には回転
軸6の径方向に沿って放射状に6つのシリンダ8a,8
b,8c,8d,8e,8fが形成されている。これら
シリンダは回転軸6の周方向に関し均等に配列されてお
り、即ち、隣接するシリンダどうしは互いに角度60度
をなしている。これらシリンダはそれぞれシリンダブロ
ック8の内周面から外周面まで貫通して形成されてい
る。シリンダブロック8には、上記各シリンダと対応す
る位置に当該シリンダからX側の面まで貫通せる流体供
給側流通孔20a,20b,20c,20d,20e,
20fが形成されており、同様に、上記各シリンダと対
応する位置に当該シリンダからY側の面まで貫通せる流
体排出側流通孔22a,22b,22c,22d,22
e,22fが形成されている。これら流通孔はX−Y方
向に延びている。
【0017】そして、上記各シリンダ8a,8b,8
c,8d,8e,8f内には、ボールピストン9a,9
b,9c,9d,9e,9fが配置されている。ボール
ピストン9aは、図4に示されている様に、ボール部2
8とピストン部29とからなり、該ピストン部29の端
面に形成された凹球面に球形状のボール部28を収容し
たものである。ピストン部29の側面は上記シリンダの
内面に適合せる円筒形状をなしている。また、該ピスト
ン部29には、その両端面間において貫通して延びてい
る小断面積の流体通路30が形成されている。図示され
ている様に、ボールピストン9aは、上記回転軸6の径
方向に関して内側にボール部が位置し外側にピストン部
が位置する配置とされている。他のボールピストン9
b,9c,9d,9e,9fも、上記ボールピストン9
aと同様の構成及び配置を有する。
【0018】上記シリンダブロック8の内周面の更に内
方には、カム部材10が配置されている。該カム部材1
0は中央に上記回転軸6のスプライン6Aと係合せるス
プライン穴を有しており、外周面にX−Y方向と直交す
る面内の断面形状が星形をなすカム面10Aとされてい
る。
【0019】一方、上記シリンダブロック8のX方向端
面に隣接して、流体供給側弁板部材12が配置されてい
る。該弁板部材12は、中央に上記回転軸スプライン6
Aと係合せるスプライン穴を有しており、外周部には上
記シリンダブロック8の流体供給側流通孔20a,20
b,20c,20d,20e,20fと同等の回転軸径
方向位置において、周方向に適宜の長さにわたって延び
ている円弧状の長孔からなる流体供給側弁孔12−1,
12−2,12−3,12−4,12−5が形成されて
いる。これら流体供給側弁孔は、周方向に関し均等に配
列されており、即ち、隣接する流体供給側弁孔どうしは
互いに角度72度ずれた位置に配置されている。
【0020】また、上記シリンダブロック8のY方向端
面に隣接して、流体排出側弁板部材14が配置されてい
る。該弁板部材14は、中央に上記回転軸スプライン6
Aと係合せるスプライン穴を有しており、外周部には上
記シリンダブロック8の流体排出側流通孔22a,22
b,22c,22d,22e,22fと同等の回転軸径
方向位置において、周方向に適宜の長さにわたって延び
ている円弧状の長孔からなる流体排出側弁孔14−1,
14−2,14−3,14−4,14−5が形成されて
いる。これら流体排出側弁孔は、周方向に関し均等に配
列されており、即ち、隣接する流体排出側弁孔どうしは
互いに角度72度ずれた位置に配置されている。
【0021】図から分かる様に、流体供給側弁孔と流体
排出側弁孔とは、周方向に関しちょうど角度36度だけ
ずらした配置とされている。そして、図3から分かる様
に、流体供給側弁孔及び流体排出側弁孔は、周方向に関
し、それらの間に流体排出側流通孔22a,22d等
(流体供給側流通孔20a,20d等も)が重ならない
様に位置できるだけ離隔されている。
【0022】ケーシング内には、上記流体供給側弁板部
材12のX側に高圧流体用領域Hが形成されており、流
体排出側弁板部材14のY側には低圧流体用領域Lが形
成されている。そして、ケーシング本体部2には、上記
高圧流体用領域Hと連通する様に高圧流体流入口3Aが
形成されており、上記低圧流体用領域Lと連通する様に
流体流出口3Bが接続されている。
【0023】上記カム部材10のカム面10Aの形状と
流体供給側弁孔及び流体排出側弁孔の周方向位置との間
の関係は、図5に示される様になっている。図5におい
て、Oは回転軸6の回転中心を示す。即ち、図5は図3
と同様に回転軸方向に見た概略図である。流体供給側弁
孔12−1の周方向両端と回転中心Oとを結ぶ2本の直
線を引き、流体排出側弁孔14−1の周方向両端と回転
中心Oとを結ぶ2本の直線を引いた時に、流体供給側弁
孔12−1に関する2つの直線によりはさまれる回転軸
Oの周りの角度領域では反時計周り方向に関しカム部材
のカム面10A’が上り勾配をなして、流体排出側弁孔
14−1に関する2つの直線によりはさまれる回転軸O
の周りの角度領域では反時計周り方向に関しカム部材の
カム面10A”が下り勾配をなす様に、カム面10Aの
形状が設定されている。他の流体供給側弁孔及び流体排
出側弁孔に関しても同様である。
【0024】これにより、各シリンダが流体供給側流通
孔及び流体供給側弁孔を介して高圧流体領域Hと連通し
ている時には、常にボールピストンにより反時計周りの
回転力がカム部材10に付与される。その際、低圧流体
領域Lと連通しているシリンダ内のボールピストンは自
由に回転軸径方向に関して外方へと移動できる。従っ
て、上記カム部材10とスプライン結合している回転軸
6が反時計周りに回転せしめられる。この回転軸6の回
転に伴い、該回転軸6とスプライン結合している流体供
給側弁板部材12及び流体排出側弁板部材14が反時計
周りに回転せしめられる。
【0025】本実施例装置においては、カム部材10の
カム面10Aの形状と流体供給側弁孔12及び流体排出
側弁孔との間の周方向の位置関係は、図3に示される様
になっている。
【0026】即ち、シリンダ8aにおいては、ボールピ
ストン9aがシリンダ内での往復移動行程範囲の最内側
に位置し、ボール部がカム面10Aの星形形状の第1の
谷部に位置している。また、シリンダ8aに対応する流
通孔22a,20aはそれぞれ流体排出側弁孔及び流体
供給側弁孔と連通していない。
【0027】シリンダ8bにおいては、ボールピストン
9bが最内側から回転軸径方向に外方へと変位してお
り、ボール部がカム面の星形形状の上記第1の谷部に隣
接する第1の山部を越えたところに位置している。そし
て、シリンダ8bに対応する流通孔22bは流体排出側
弁孔と連通していないが、シリンダ8bに対応する流通
孔20bは流体供給側弁孔12−2と連通している。
【0028】シリンダ8cにおいては、ボールピストン
9cが更に回転軸径方向に外方へと変位しており、ボー
ル部がカム面の星形形状の上記第1の山部に隣接する第
2の谷部に隣接する第2の山部を越えたところに位置し
ている。そして、シリンダ8cに対応する流通孔22c
は流体排出側弁孔と連通していないが、シリンダ8cに
対応する流通孔20cは流体供給側弁孔12−3と連通
している。
【0029】シリンダ8dにおいては、ボールピストン
9dが最外側に位置し、ボール部がカム面10Aの星形
形状の上記第2の山部に隣接する第3の谷部に隣接する
第3の山部に位置している。そして、シリンダ8dに対
応する流通孔22d,20dはそれぞれ流体排出側弁孔
及び流体供給側弁孔と連通していない。
【0030】シリンダ8eにおいては、ボールピストン
9eが最外側から径方向に内方へと変位しており、ボー
ル部がカム面の星形形状の上記第3の山部に隣接する第
4の谷部に隣接する第4の山部の手前に位置している。
そして、シリンダ8eに対応する流通孔22eは流体排
出側弁孔14−4と連通しているが、シリンダ8eに対
応する流通孔20eは流体供給側弁孔と連通していな
い。
【0031】シリンダ8fにおいては、ボールピストン
9fが更に径方向に内方へと変位しており、ボール部が
カム面の星形形状の上記第4の山部に隣接する第5の谷
部を越えたところに位置している。そして、シリンダ8
fに対応する流通孔22fは流体排出側弁孔14−5と
連通しているが、シリンダ8fに対応する流通孔20f
は流体供給側弁孔と連通していない。
【0032】本実施例においては、流体流入口3Aから
高圧流体用領域Hに対し高圧の流体(例えば油)を供給
すると、該高圧流体用領域Hと連通しているシリンダ
(図3においては8b,8c)ではそれぞれボールピス
トン(図3においては9b,9c)に対し内方へと押圧
力が作用する。一方、低圧流体用領域Lからは流体流出
口3Bを介して流体が自由に排出される様にされている
ので、低圧流体用領域Lと連通しているシリンダ(図3
においては8e,8f)では、ボールピストン(図3に
おいては9e,9f)はフリーである。更に、高圧流体
用領域H及び低圧流体用領域Lのいずれとも連通してい
ないシリンダ(図3においては8a,8d)では、ボー
ルピストン(図3においては9a,9d)はその位置に
維持されるが、ここではカム部材10の単位角度あたり
の回転に伴うボールピストンの径方向移動が極めて小さ
いので、カム部材10の回転に対する抵抗力は著しく小
さい。
【0033】従って、図3において、ボールピストン9
b,9cが矢印で示す様に内方への移動状態にあり、ボ
ールピストン9e,9fが矢印で示す様に外方への移動
状態にあり、ボールピストン9a,9dは回転軸径方向
に関しほぼ停止状態にある。これにより、回転軸6が矢
印で示す様に図3中反時計周りに回転せしめられる。そ
して、この回転軸回転に伴い、流体供給側弁板部材12
及び流体排出側弁板部材14も同時に回転する。
【0034】尚、本実施例においては、上記ケーシング
内の高圧流体用領域H及び低圧流体用領域L以外の構造
部材間領域にも流体(油)が充填されている。そして、
上記図4に示されるボールピストンのピストン部29の
流体通路30を介して、流体圧力差に基づく流体流通が
なされ、これにより潤滑機能が実現される。
【0035】図6は本発明によるラジアルピストンポン
プの一実施例を示す部分断面図である。本図は上記図3
と同様の部分を示す。本図において、図3におけると同
様の部材には同一の符号が付されている。
【0036】本実施例は、構造上において、各シリンダ
(8a等)の内部に、ボールピストン(9a等)を回転
軸6の径方向に関して内方へと付勢する付勢手段たる圧
縮コイルスプリング40を配置したことのみ、上記第1
実施例のラジアルピストンモータと相違する。図示され
ている様に、圧縮コイルスプリング40は、シリンダ内
の回転軸径方向に関してボールピストンより外側の部分
に配置されている。
【0037】従って、本実施例においては、外部から回
転軸6を回転駆動することにより、流体流入口3Aを介
してケーシングへと流体を吸入させ且つケーシングから
流体流出口3Bを介して流体を吐出させて、ポンプ作用
を行わせることができる。
【0038】図7は本発明によるラジアルピストンモー
タの第2の実施例を示す分解斜視図であり、図8はその
断面図である。これらの図において、上記図1〜図6に
おけると同様の機能を有する部材には同一の符号が付さ
れている。
【0039】本実施例では、ケーシングを構成する部材
として1A,1B及び1Cの3つが用いられており、こ
れら部材の内部にはそれぞれX−Y方向を中心とした回
転対称の略円筒形状の空洞5A,5B及び5C(図には
現れていない)が形成されている。また、本実施例で
は、回転軸6の両端がケーシング外へと延出している。
これら構成部材1A,1B,1Cはボルトにより結合さ
れ一体化されてケーシングを構成している。
【0040】カム部材10、流体供給側弁板部材12及
び流体排出側弁板部材14の形状は第1の実施例と同等
であるが、シリンダブロック8の形状は第1の実施例と
若干異なっている。即ち、シリンダブロック8の内周面
は単純な円筒形状ではなく、また、外周面にX−Y方向
のキー溝11A,11Bが形成されている。このキー溝
11A,11Bは、上記ケーシング構成部材1Bの内周
面に形成されたキー溝13A,13Bとの間にそれぞれ
キー15A,15Bを介入させることで、シリンダブロ
ック8をケーシングに対し固定するために用いられてい
る。
【0041】更に、本実施例において特徴的なことは、
上記第1の実施例のボールピストン9a〜9fに相当す
る機能を果たすピストン体(たとえば9f’)が、図9
に示されている様に、回転軸6の軸方向(X−Y方向)
に沿って凸柱状をなしている柱状部32と該柱状部に接
続されたピストン部33とからなり、柱状部32がシリ
ンダ内へは収容されずカム面10Aに当接可能とされて
おり、ピストン部33がシリンダ内へ収容されているこ
とである。従って、本実施例では、柱状部32とカム面
10Aとが線接触するので、摺動接触圧力が低減され摩
耗を少なくすることができる。
【0042】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、シリンダ
ブロックを固定し且つ弁板部材をカム部材とともに回転
させる新規な構成のラジアルピストンモータ及びラジア
ルピストンポンプが提供され、これによりラジアルピス
トンモータ及びラジアルピストンポンプの構造の簡単化
及び低コスト化が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるラジアルピストンモータの第1の
実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明によるラジアルピストンモータの第1の
実施例を示す断面図である。
【図3】本発明によるラジアルピストンモータの第1の
実施例を示す断面図である。
【図4】本発明によるラジアルピストンモータの第1の
実施例におけるボールピストンの分解斜視図である。
【図5】本発明によるラジアルピストンモータの第1の
実施例における流体供給側弁板部材の流体供給孔の配置
及び流体排出側弁板部材の流体排出孔とカム部材カム面
の形状との関係を示す概略説明図である。
【図6】本発明によるラジアルピストンポンプの一実施
例を示す部分断面図である。
【図7】本発明によるラジアルピストンモータの第2の
実施例を示す分解斜視図である。
【図8】本発明によるラジアルピストンモータの第2の
実施例を示す断面図である。
【図9】本発明によるラジアルピストンモータの第2の
実施例におけるピストン体の分解斜視図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C ケーシング構成部材 2 ケーシング本体部 3A 流体流入口 3B 流体流出口 4 ケーシング蓋体部 5,5A,5B,5C 空洞 6 回転軸 6A スプライン 8 シリンダブロック 8a,8b,8c,8d,8e,8f シリンダ 9a,9b,9c,9d,9e,9f ボールピスト
ン 9f’ ピストン体 10 カム部材 10A,10A’,10A” カム面 11A,11B,13A,13B キー溝 12 流体供給側弁板部材 12−1,12−2,12−3,12−4,12−5
流体供給側弁孔 14 流体排出側弁板部材 14−1,14−2,14−3,14−4,14−5
流体排出側弁孔 15A,15B キー 20a,20b,20c,20d,20e,20f
流体供給側流通孔 22a,22b,22c,22d,22e,22f
流体排出側流通孔 28 ボール部 29 ピストン部 30 流体通路 32 柱状部 33 ピストン部 40 圧縮コイルスプリング H 高圧流体用領域 L 低圧流体用領域 O 回転軸回転中心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F04B 1/047 1/053

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に回転軸が挿入されてお
    り、該回転軸にはともに回転し得るカム部材が取付けら
    れており、前記回転軸の軸方向に関して前記カム部材の
    一方の側には前記回転軸にともに回転し得る流体供給側
    弁板部材が取付けられており、前記回転軸の軸方向に関
    して前記カム部材の他方の側には前記回転軸にともに回
    転し得る流体排出側弁板部材が取付けられており、 前記回転軸の径方向に関して前記カム部材の外方におい
    て前記流体供給側弁板部材と前記流体排出側弁板部材と
    の間にシリンダブロックが配置されており、該シリンダ
    ブロックは前記ケーシングに対し固定されており、前記
    シリンダブロックの前記回転軸の径方向に関して両側の
    面に対し前記流体供給側弁板部材及び前記流体排出側弁
    板部材がそれぞれ摺動可能とされており、 前記シリンダブロックには前記回転軸の径方向に沿って
    延びたシリンダが複数配置されており、これらシリンダ
    のそれぞれにはピストン体の少なくとも一部が収容され
    ており、該ピストン体は前記シリンダ内での往復移動行
    程範囲内で前記回転軸の径方向に関して内側の端部が前
    記カム部材の外周に形成されたカム面に当接可能とされ
    ており、 前記シリンダブロックには各シリンダ内の前記ピストン
    体の前記往復移動行程範囲より前記回転軸の径方向に関
    して外側の部分から前記流体供給側弁板部材との摺動面
    まで延びている流体供給側流通孔及び前記流体排出側弁
    板部材との摺動面まで延びている流体排出側流通孔が形
    成されており、前記流体供給側弁板部材には前記回転軸
    とともに回転する時に前記流体供給側流通孔と連通し得
    る複数の流体供給側弁孔が形成されており、前記流体排
    出側弁板部材には前記回転軸とともに回転する時に前記
    流体排出側流通孔と連通し得る複数の流体排出側弁孔が
    形成されており、これら流体供給側弁孔及び流体排出側
    弁孔は前記流体供給側流通孔、前記シリンダ及び前記流
    体排出側流通孔を介して連通することのない様な位置に
    配置されており、 前記カム面の前記回転軸の周方向に沿っての勾配は前記
    流体供給側弁孔が前記回転軸の回転中心を見込む前記回
    転軸の周りの角度領域と前記流体排出側弁孔が前記回転
    軸の回転中心を見込む前記角度領域とで一方が上り勾配
    であり他方が下り勾配である様に設定されており、 前記流体供給側弁板部材と前記ケーシングの内壁との間
    には高圧流体用領域が形成されており、前記流体排出側
    弁板部材と前記ケーシングの内壁との間には低圧流体用
    領域が形成されており、前記ケーシングには前記高圧流
    体用領域と連通せる流体流入口が配置されており、前記
    ケーシングには前記低圧流体用領域と連通せる流体流出
    口が配置されている、ことを特徴とする、ラジアルピス
    トンモータ。
  2. 【請求項2】 前記カム部材、前記流体供給側弁板部材
    及び前記流体排出側弁板部材がいずれも前記回転軸に対
    しスプライン結合されていることを特徴とする、請求項
    1に記載のラジアルピストンモータ。
  3. 【請求項3】 前記シリンダブロックには前記シリンダ
    が6個形成されており、該シリンダは前記回転軸の周方
    向に関して隣接するものどうしが互いに60度の角度を
    なしていることを特徴とする、請求項1または2に記載
    のラジアルピストンモータ。
  4. 【請求項4】 前記流体供給側弁板部材及び前記流体排
    出側弁板部材にはそれぞれ前記流体供給側弁孔及び前記
    流体排出側弁孔が5個形成されており、これらの弁孔は
    いずれも前記回転軸の周方向に細長い長孔とされている
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のラ
    ジアルピストンモータ。
  5. 【請求項5】 前記カム面は前記回転軸の軸方向に沿っ
    て柱状をなしていることを特徴とする、請求項1〜4の
    いずれかに記載のラジアルピストンモータ。
  6. 【請求項6】 前記ピストン体は、ボール部と該ボール
    部を受容せるピストン部とからなり、前記ボール部が前
    記カム面に当接可能とされていることを特徴とする、請
    求項1〜5のいずれかに記載のラジアルピストンモー
    タ。
  7. 【請求項7】 前記ピストン体は、前記回転軸の軸方向
    に沿って凸柱状をなしている柱状部と該柱状部に接続さ
    れたピストン部とからなり、前記柱状部が前記シリンダ
    内へは収容されず前記カム面に当接可能とされており、
    前記ピストン部が前記シリンダ内へ収容されていること
    を特徴とする、請求項5に記載のラジアルピストンモー
    タ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載のラジア
    ルピストンモータの前記シリンダ内に前記ピストン体を
    前記回転軸の径方向に関して内方へと付勢する付勢手段
    を配置せしめてなることを特徴とする、ラジアルピスト
    ンポンプ。
  9. 【請求項9】 前記付勢手段が前記シリンダ内の前記回
    転軸の径方向に関して前記ピストン体より外側の部分に
    配置した圧縮コイルスプリングからなることを特徴とす
    る、請求項8に記載のラジアルピストンポンプ。
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