JPH08145161A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents
自動変速機の油圧制御装置Info
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- JPH08145161A JPH08145161A JP6291365A JP29136594A JPH08145161A JP H08145161 A JPH08145161 A JP H08145161A JP 6291365 A JP6291365 A JP 6291365A JP 29136594 A JP29136594 A JP 29136594A JP H08145161 A JPH08145161 A JP H08145161A
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- valve
- solenoid valve
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 調圧手段を2つとし、より簡素化、小形化、
低コスト化した油圧制御装置を提供すること。 【構成】 第1リニアソレノイドバルブ(5)と第2リ
ニアソレノイドバルブ(6)と、ODクラッチ(C
O)、第1クラッチ(C1)、第2クラッチ(C2)、
ODブレーキ(BO)、第1ブレーキ(B1)、第2ブ
レーキ(B2)の間に、第1切り換えソレノイドバルブ
(11)、第2切り換えソレノイドバルブ(12)の信
号で切り換わる第1シフトバルブ(13)、第2シフト
バルブ(17)を配置し、第1、第2リニアソレノイド
バルブと第1、第2切り換えソレノイドバルブのON、
OFFの組み合わせにより、前記複数の摩擦係合要素へ
の作動油の供給を切り換える。
低コスト化した油圧制御装置を提供すること。 【構成】 第1リニアソレノイドバルブ(5)と第2リ
ニアソレノイドバルブ(6)と、ODクラッチ(C
O)、第1クラッチ(C1)、第2クラッチ(C2)、
ODブレーキ(BO)、第1ブレーキ(B1)、第2ブ
レーキ(B2)の間に、第1切り換えソレノイドバルブ
(11)、第2切り換えソレノイドバルブ(12)の信
号で切り換わる第1シフトバルブ(13)、第2シフト
バルブ(17)を配置し、第1、第2リニアソレノイド
バルブと第1、第2切り換えソレノイドバルブのON、
OFFの組み合わせにより、前記複数の摩擦係合要素へ
の作動油の供給を切り換える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の油圧制御
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機の内部のクラッチ、ブレーキ
等の複数の摩擦係合要素に対する油圧の調整ないし給排
タイミングを摩擦係合要素毎に直接制御する形式の油圧
制御装置が公知であるが、この形式においては、基本的
には、1つの摩擦係合要素に対して1つの調圧手段を必
要とし、装置の、大きさ、コスト面で不利である。そこ
で、特開平5−10430号公報では、切り換え手段を
設け、1つの調圧手段が2つの摩擦係合要素を制御する
ように構成したものを提案している。
等の複数の摩擦係合要素に対する油圧の調整ないし給排
タイミングを摩擦係合要素毎に直接制御する形式の油圧
制御装置が公知であるが、この形式においては、基本的
には、1つの摩擦係合要素に対して1つの調圧手段を必
要とし、装置の、大きさ、コスト面で不利である。そこ
で、特開平5−10430号公報では、切り換え手段を
設け、1つの調圧手段が2つの摩擦係合要素を制御する
ように構成したものを提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報の
装置においても、摩擦係合要素が例えば6つある場合に
は、少なくとも3つの調圧手段を必要とし、依然、装置
の、大きさ、コスト面で問題がある。本発明は上記問題
に鑑み、調圧手段を2つとし、より簡素化、小形化、低
コスト化した油圧制御装置を提供することを目的とす
る。
装置においても、摩擦係合要素が例えば6つある場合に
は、少なくとも3つの調圧手段を必要とし、依然、装置
の、大きさ、コスト面で問題がある。本発明は上記問題
に鑑み、調圧手段を2つとし、より簡素化、小形化、低
コスト化した油圧制御装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1によれ
ば、複数の摩擦係合要素に対する作動油圧の調整ないし
給排タイミングを摩擦係合要素毎に直接制御する自動変
速機の油圧制御装置において、前記作動油圧の調整ない
し給排タイミングを制御する2つの調圧手段と、前記調
圧手段を前記複数の摩擦係合要素の内のいずれか1つに
連通する切り換え手段とを備え、前記切り換え手段は、
少なくとも2つの切り換えバルブから構成され、各々の
切り換えバルブの切り換え動作の組み合わせにより、前
記2つの調圧手段から前記複数の摩擦係合要素への油路
を切り換えることを特徴とする自動変速機の油圧制御装
置が提供される。請求項2によれば、さらに、前進レン
ジと後進レンジで油路を切り換えるマニュアルバルブを
有し、後進レンジにおいて、前記マニュアルバルブの後
進ポートからの油圧を制御油圧として、前記後進ポート
を後進用の摩擦係合要素に連通する後進用バルブを備え
ることを特徴とする請求項1に記載の自動変速機の油圧
制御装置が提供される。請求項3によれば、前記後進用
バルブには、さらに、上記後進ポートからの油圧に対抗
して前進走行中の後進レンジへのミスシフト時に発生す
る信号油圧が制御油圧として供給されることを特徴とす
る請求項2に記載の自動変速機の油圧制御装置が提供さ
れる。
ば、複数の摩擦係合要素に対する作動油圧の調整ないし
給排タイミングを摩擦係合要素毎に直接制御する自動変
速機の油圧制御装置において、前記作動油圧の調整ない
し給排タイミングを制御する2つの調圧手段と、前記調
圧手段を前記複数の摩擦係合要素の内のいずれか1つに
連通する切り換え手段とを備え、前記切り換え手段は、
少なくとも2つの切り換えバルブから構成され、各々の
切り換えバルブの切り換え動作の組み合わせにより、前
記2つの調圧手段から前記複数の摩擦係合要素への油路
を切り換えることを特徴とする自動変速機の油圧制御装
置が提供される。請求項2によれば、さらに、前進レン
ジと後進レンジで油路を切り換えるマニュアルバルブを
有し、後進レンジにおいて、前記マニュアルバルブの後
進ポートからの油圧を制御油圧として、前記後進ポート
を後進用の摩擦係合要素に連通する後進用バルブを備え
ることを特徴とする請求項1に記載の自動変速機の油圧
制御装置が提供される。請求項3によれば、前記後進用
バルブには、さらに、上記後進ポートからの油圧に対抗
して前進走行中の後進レンジへのミスシフト時に発生す
る信号油圧が制御油圧として供給されることを特徴とす
る請求項2に記載の自動変速機の油圧制御装置が提供さ
れる。
【0005】
【作用】請求項1では、調圧手段と切り換え手段の作動
の組み合わせを変えることにより、摩擦係合要素に供給
される作動油が、圧力とタイミングを調整されて切り換
えられ、前進走行の各速度段を達成するための摩擦係合
要素が滑らかに断接される。請求項2では、後進レンジ
では後進用の摩擦係合要素は、前進走行の各速度段を達
成するための調圧手段と切り換え手段を経ない作動油に
よって係合される。請求項3では、前進走行中の後進レ
ンジへのミスシフト時には、後進用バルブは後進用の摩
擦係合要素に作動油が供給されることを防止する。
の組み合わせを変えることにより、摩擦係合要素に供給
される作動油が、圧力とタイミングを調整されて切り換
えられ、前進走行の各速度段を達成するための摩擦係合
要素が滑らかに断接される。請求項2では、後進レンジ
では後進用の摩擦係合要素は、前進走行の各速度段を達
成するための調圧手段と切り換え手段を経ない作動油に
よって係合される。請求項3では、前進走行中の後進レ
ンジへのミスシフト時には、後進用バルブは後進用の摩
擦係合要素に作動油が供給されることを防止する。
【0006】
【実施例】以下、添付の図面を参照して、本発明の実施
例の説明をおこなう。図1〜8は、本発明の第1の実施
例に係わる図である。まず、図1は本発明の第1実施例
の油圧制御装置によって制御をおこなう所謂シンプソン
式のオーバードライブ(以下ODという)付き4段自動
変速機のギヤトレーンのスケルトン図である。なお、図
には示されないがロックアップ機構を有する。
例の説明をおこなう。図1〜8は、本発明の第1の実施
例に係わる図である。まず、図1は本発明の第1実施例
の油圧制御装置によって制御をおこなう所謂シンプソン
式のオーバードライブ(以下ODという)付き4段自動
変速機のギヤトレーンのスケルトン図である。なお、図
には示されないがロックアップ機構を有する。
【0007】図1において、ODクラッチCO、第1ク
ラッチC1、第2クラッチC2、ODブレーキBO、第
2ブレーキB2、第3ブレーキB3、ワンウェイクラッ
チF1は図1に示された自動変速機内部のインプットシ
ャフトXi 、アウトプットシャフトXO の間に配置され
たプラネタリギヤユニットのリングギヤ、キャリヤ、サ
ンギヤの間の断接をおこなう摩擦係合要素である。
ラッチC1、第2クラッチC2、ODブレーキBO、第
2ブレーキB2、第3ブレーキB3、ワンウェイクラッ
チF1は図1に示された自動変速機内部のインプットシ
ャフトXi 、アウトプットシャフトXO の間に配置され
たプラネタリギヤユニットのリングギヤ、キャリヤ、サ
ンギヤの間の断接をおこなう摩擦係合要素である。
【0008】図2は、図1に示された自動変速機におい
て各速度段を得るための上記の各摩擦係合要素の断接の
組み合わせである。図2において、○印は係合すること
を、無印は解放することを示しており、例えば、後進速
度段を得るためには、第2クラッチC2、ODクラッチ
COおよび第3ブレーキB3を係合することが必要であ
る。なお、◎印は、第1速度段においてエンジンブレー
キを効かせる時にさらに係合が必要なものである。
て各速度段を得るための上記の各摩擦係合要素の断接の
組み合わせである。図2において、○印は係合すること
を、無印は解放することを示しており、例えば、後進速
度段を得るためには、第2クラッチC2、ODクラッチ
COおよび第3ブレーキB3を係合することが必要であ
る。なお、◎印は、第1速度段においてエンジンブレー
キを効かせる時にさらに係合が必要なものである。
【0009】図3は、本発明の第1実施例の油圧制御装
置の油圧回路を示したものである。なお、図3は、油圧
制御装置の内、本発明に係わる部分のみを示したもので
あって、本発明に関係のない部分は省略してある。図3
において、1はオイルポンプであって、オイルポンプ1
から吐出された作動油の一部はレギュレータバルブ等
(図示しない)で所定のライン圧に調圧されて第1プラ
イマリライン101を経由してマニュアルバルブ2に送
達される。マニュアルバルブ2は、入力ポート3a、D
レンジポート3b、Rレンジポート3c等を有するボデ
ー3と、その内部に配置された複数のランド部を有する
スプール4とから構成される。スプール4は運転席のシ
フトレバー(図示しない)に連結されていて、シフトレ
バーの動きに応じてボデー3内を移動し、それによって
ポート間の連通を変えて、P、R、N、D、2、Lの各
レンジ用に入力ポート3aから導入されたライン圧の分
配先を切り換える。例えば、Dレンジでは、入力ポート
3aとDレンジポート3bが連通され、入力ポート3a
に送達されたライン圧をDレンジポート3bから第1D
レンジライン111および第2Dレンジライン112に
向けて送出する。
置の油圧回路を示したものである。なお、図3は、油圧
制御装置の内、本発明に係わる部分のみを示したもので
あって、本発明に関係のない部分は省略してある。図3
において、1はオイルポンプであって、オイルポンプ1
から吐出された作動油の一部はレギュレータバルブ等
(図示しない)で所定のライン圧に調圧されて第1プラ
イマリライン101を経由してマニュアルバルブ2に送
達される。マニュアルバルブ2は、入力ポート3a、D
レンジポート3b、Rレンジポート3c等を有するボデ
ー3と、その内部に配置された複数のランド部を有する
スプール4とから構成される。スプール4は運転席のシ
フトレバー(図示しない)に連結されていて、シフトレ
バーの動きに応じてボデー3内を移動し、それによって
ポート間の連通を変えて、P、R、N、D、2、Lの各
レンジ用に入力ポート3aから導入されたライン圧の分
配先を切り換える。例えば、Dレンジでは、入力ポート
3aとDレンジポート3bが連通され、入力ポート3a
に送達されたライン圧をDレンジポート3bから第1D
レンジライン111および第2Dレンジライン112に
向けて送出する。
【0010】5は第1リニアソレノイドバルブであっ
て、第1〜第5ポート、5a〜5eを有し、第3ポート
5cには、第1Dレンジライン111から分岐された第
2Dレンジライン112が接続され、Dレンジにおいて
はライン圧が入力される。第3ポート5cに入力された
ライン圧は必要に応じてその一部を第1ポート5a、第
5ポート5eから逃がして所定の係合圧に調圧され第2
ポート5bから送出される。6は第2リニアソレノイド
バルブであって、その構造、作用は前記第1リニアソレ
ノイドバルブ5と同じある。したがって、第1リニアソ
レノイドバルブ5、第2リニアソレノイドバルブ6は本
発明における調圧手段の役を成す。なお、第1リニアソ
レノイドバルブ5の第1ポート5a、第5ポート5eの
ように、斜めの線で示されているポートは他の部品にお
いてもすべて排出用のポートであることを示し、それら
から排出された作動油はすべてオイルパン(図示しな
い)に戻る。
て、第1〜第5ポート、5a〜5eを有し、第3ポート
5cには、第1Dレンジライン111から分岐された第
2Dレンジライン112が接続され、Dレンジにおいて
はライン圧が入力される。第3ポート5cに入力された
ライン圧は必要に応じてその一部を第1ポート5a、第
5ポート5eから逃がして所定の係合圧に調圧され第2
ポート5bから送出される。6は第2リニアソレノイド
バルブであって、その構造、作用は前記第1リニアソレ
ノイドバルブ5と同じある。したがって、第1リニアソ
レノイドバルブ5、第2リニアソレノイドバルブ6は本
発明における調圧手段の役を成す。なお、第1リニアソ
レノイドバルブ5の第1ポート5a、第5ポート5eの
ように、斜めの線で示されているポートは他の部品にお
いてもすべて排出用のポートであることを示し、それら
から排出された作動油はすべてオイルパン(図示しな
い)に戻る。
【0011】7はダブルロックを防止するためのフェー
ルセーフバルブであって、第1〜第7ポート、8a〜8
gを有するボデー8と、第1〜第4ランド、9a〜9d
を有しボデー8の内部を移動するスプール9、およびス
プール9を常時下向きに付勢するスプリング10から構
成されている。そして、第1ポート8aには第1プライ
マリライン101から分岐された第3プライマリライン
103が接続され常時が送達される。第4ポート8dは
後述の第1シフトバルブ12の第10ポート14jと連
通され、第5ポート8e、第6ポート8fは前記第2リ
ニアソレノイドバルブ6の第2ポート6bと連通され、
第7ポート8gは第1リニアソレノイドバルブ5の第2
ポート5bと連通されている。
ルセーフバルブであって、第1〜第7ポート、8a〜8
gを有するボデー8と、第1〜第4ランド、9a〜9d
を有しボデー8の内部を移動するスプール9、およびス
プール9を常時下向きに付勢するスプリング10から構
成されている。そして、第1ポート8aには第1プライ
マリライン101から分岐された第3プライマリライン
103が接続され常時が送達される。第4ポート8dは
後述の第1シフトバルブ12の第10ポート14jと連
通され、第5ポート8e、第6ポート8fは前記第2リ
ニアソレノイドバルブ6の第2ポート6bと連通され、
第7ポート8gは第1リニアソレノイドバルブ5の第2
ポート5bと連通されている。
【0012】本実施例においては、正常に作動している
限り、前記第1リニアソレノイドバルブ5と第2リニア
ソレノイドバルブ6は同時にクラッチを摩擦係合させる
ことがなく、変速後、フェールセーフバルブ7には、い
ずれか一方からしか係合圧は送達されない。例えば、第
1リニアソレノイドバルブ5が作動する場合には、フェ
ールセーフバルブ7の第7ポート8gに係合圧が送達さ
れるが、係合圧はスプール9の第4ランド9dを下から
押し上げようとするが、第3プライマリライン103を
通って第1ポート8aに送達されたライン圧が第1ラン
ド9aを押し下げようとする力、およびスプリング10
の付勢力に負け、結局スプール9は中心線より右側に示
される様に下端の位置に留まる。逆に、第2リニアソレ
ノイドバルブ6が作動する場合には、フェールセーフバ
ルブ7の第5ポート8eと第6ポート8fに係合圧が送
達されるが、この場合、第6ポート8fに送達された係
合圧はスプール9の第3ランド9cを下から押し上げ、
第4ランド9dを上から押し下げ、第3ランド9cと第
4ランド9dとの面積差により結果的にスプール9を押
し下げようとするが、やはり第3プライマリライン10
3を通って第1ポート8aに送達されたライン圧が第1
ランド9aを押し下げようとする力とスプリング10の
付勢力があるので、結局、下向きの力の方が大きくな
り、上述と同様にスプール9は中心線より右側に示され
る様に下端の位置に留まる。
限り、前記第1リニアソレノイドバルブ5と第2リニア
ソレノイドバルブ6は同時にクラッチを摩擦係合させる
ことがなく、変速後、フェールセーフバルブ7には、い
ずれか一方からしか係合圧は送達されない。例えば、第
1リニアソレノイドバルブ5が作動する場合には、フェ
ールセーフバルブ7の第7ポート8gに係合圧が送達さ
れるが、係合圧はスプール9の第4ランド9dを下から
押し上げようとするが、第3プライマリライン103を
通って第1ポート8aに送達されたライン圧が第1ラン
ド9aを押し下げようとする力、およびスプリング10
の付勢力に負け、結局スプール9は中心線より右側に示
される様に下端の位置に留まる。逆に、第2リニアソレ
ノイドバルブ6が作動する場合には、フェールセーフバ
ルブ7の第5ポート8eと第6ポート8fに係合圧が送
達されるが、この場合、第6ポート8fに送達された係
合圧はスプール9の第3ランド9cを下から押し上げ、
第4ランド9dを上から押し下げ、第3ランド9cと第
4ランド9dとの面積差により結果的にスプール9を押
し下げようとするが、やはり第3プライマリライン10
3を通って第1ポート8aに送達されたライン圧が第1
ランド9aを押し下げようとする力とスプリング10の
付勢力があるので、結局、下向きの力の方が大きくな
り、上述と同様にスプール9は中心線より右側に示され
る様に下端の位置に留まる。
【0013】上記の様に、正常に作用している限り、フ
ェールセーフバルブ7のスプール9は中心線より右側に
示される様に下端の位置に留まり、第4ポート8dと第
5ポート8eは連通され、第3ポート8cと第4ポート
8dは閉じられる。
ェールセーフバルブ7のスプール9は中心線より右側に
示される様に下端の位置に留まり、第4ポート8dと第
5ポート8eは連通され、第3ポート8cと第4ポート
8dは閉じられる。
【0014】一方、誤作動によって、第1リニアソレノ
イドバルブ5と第2リニアソレノイドバルブ6が同時に
作動した場合には両方のリニアソレノイドバルブから作
動油がフェールセーフバルブ7に流れ、上向きの力の方
が大きくなりスプール9は中心線より左側に示される様
に上端の位置に移動する。その結果、第4ポート8dと
第5ポート8eの連通が阻止され第2リニアソレノイド
バルブ6から送達された係合圧の前進が阻止されるとと
もに第4ポート8dと第3ポート8cが連通され、第1
シフトバルブ13へは第1リニアソレノイドバルブ5か
らの係合圧のみが送達されダブルロックが防止される。
イドバルブ5と第2リニアソレノイドバルブ6が同時に
作動した場合には両方のリニアソレノイドバルブから作
動油がフェールセーフバルブ7に流れ、上向きの力の方
が大きくなりスプール9は中心線より左側に示される様
に上端の位置に移動する。その結果、第4ポート8dと
第5ポート8eの連通が阻止され第2リニアソレノイド
バルブ6から送達された係合圧の前進が阻止されるとと
もに第4ポート8dと第3ポート8cが連通され、第1
シフトバルブ13へは第1リニアソレノイドバルブ5か
らの係合圧のみが送達されダブルロックが防止される。
【0015】11、12はそれぞれ第1切り換えソレノ
イドバルブ、第2切り換えソレノイドバルブ13、17
はそれぞれ第1シフトバルブ、第2シフトバルブであっ
て、本発明における切り換え手段の役を成すものであ
る。第1切り換えソレノイドバルブ11は、入力ポート
11a、出力ポート11b、排出ポート11cを有し、
排出ポート11cは後述の第1シフトバルブ13の第1
ポート14aと連通している。そして、ソレノイドが励
磁されてONの時には、入力ポート11aと出力ポート
11bを連通し、排出ポート11cを閉じ、ソレノイド
が励磁されずOFFの時には、入力ポート11bと排出
ポート11cを連通する。したがって、Dレンジで、ソ
レノイドがONの時には、第1Dレンジライン111を
経由して入力ポート11aから入力されたライン圧を後
述の第1シフトバルブ13の第1ポート14aに送出
し、ソレノイドが励磁されずOFFの時には、前記ライ
ン圧を排出ポート11cからオイルパン(図示しない)
に戻し第1シフトバルブ13に対して作用しない。ま
た、ソレノイドが励磁されてONでもシフトレバーがD
レンジ以外にあって第1Dレンジライン111から作動
油が供給されないときも第1シフトバルブ13に対して
作用しない。
イドバルブ、第2切り換えソレノイドバルブ13、17
はそれぞれ第1シフトバルブ、第2シフトバルブであっ
て、本発明における切り換え手段の役を成すものであ
る。第1切り換えソレノイドバルブ11は、入力ポート
11a、出力ポート11b、排出ポート11cを有し、
排出ポート11cは後述の第1シフトバルブ13の第1
ポート14aと連通している。そして、ソレノイドが励
磁されてONの時には、入力ポート11aと出力ポート
11bを連通し、排出ポート11cを閉じ、ソレノイド
が励磁されずOFFの時には、入力ポート11bと排出
ポート11cを連通する。したがって、Dレンジで、ソ
レノイドがONの時には、第1Dレンジライン111を
経由して入力ポート11aから入力されたライン圧を後
述の第1シフトバルブ13の第1ポート14aに送出
し、ソレノイドが励磁されずOFFの時には、前記ライ
ン圧を排出ポート11cからオイルパン(図示しない)
に戻し第1シフトバルブ13に対して作用しない。ま
た、ソレノイドが励磁されてONでもシフトレバーがD
レンジ以外にあって第1Dレンジライン111から作動
油が供給されないときも第1シフトバルブ13に対して
作用しない。
【0016】同様に、第2切り換えソレノイドバルブ1
2は、入力ポート12a、出力ポート12b、排出ポー
ト12cを有し、排出ポート12cは後述の第2シフト
バルブ17の第1ポート18aと連通している。ただ
し、極性は逆であって、ソレノイドが励磁されずOFF
の時には、入力ポート12aと出力ポート12bを連通
し、排出ポート12cを閉じ、ソレノイドが励磁されて
ONの時には、出力ポート12bと排出ポート12cを
連通する。したがって、Dレンジで、ソレノイドが励磁
されずOFFの時には、第1Dレンジライン111を経
由して入力ポート12aから入力された係合圧を後述の
第2シフトバルブ17の第1ポート18aに送出し、ソ
レノイドが励磁されてONの時には、前記係合圧を排出
ポート12cからオイルパン(図示しない)に戻し第2
シフトバルブ17に対して作用しない。また、ソレノイ
ドがOFFでもシフトレバーがDレンジ以外にあって第
1Dレンジライン111からライン圧が供給されないと
きも第2シフトバルブ17に対して作用しない。
2は、入力ポート12a、出力ポート12b、排出ポー
ト12cを有し、排出ポート12cは後述の第2シフト
バルブ17の第1ポート18aと連通している。ただ
し、極性は逆であって、ソレノイドが励磁されずOFF
の時には、入力ポート12aと出力ポート12bを連通
し、排出ポート12cを閉じ、ソレノイドが励磁されて
ONの時には、出力ポート12bと排出ポート12cを
連通する。したがって、Dレンジで、ソレノイドが励磁
されずOFFの時には、第1Dレンジライン111を経
由して入力ポート12aから入力された係合圧を後述の
第2シフトバルブ17の第1ポート18aに送出し、ソ
レノイドが励磁されてONの時には、前記係合圧を排出
ポート12cからオイルパン(図示しない)に戻し第2
シフトバルブ17に対して作用しない。また、ソレノイ
ドがOFFでもシフトレバーがDレンジ以外にあって第
1Dレンジライン111からライン圧が供給されないと
きも第2シフトバルブ17に対して作用しない。
【0017】第1シフトバルブ13は、第1〜13ポー
ト、14a〜14mを有するボデー14と、第1〜6ラ
ンド、15a〜15fを有し、ボデー14内部を移動す
るスプール15、およびスプール15を常時上向きに付
勢するスプリング16により構成されている。第1ポー
ト14aは第1切り換えソレノイドバルブ11の出力ポ
ート11cと、第2ポート14b、第6ポート14fは
第1リニアソレノイドバルブ5の第2ポート5bと、第
10ポート14jはフェールセーフバルブ7の第4ポー
ト8dと、第11ポート14kは第2ブレーキB2と連
通している。また、第8ポート14h、第12ポート1
4lは排出ポートであってオイルパンに通じている。
ト、14a〜14mを有するボデー14と、第1〜6ラ
ンド、15a〜15fを有し、ボデー14内部を移動す
るスプール15、およびスプール15を常時上向きに付
勢するスプリング16により構成されている。第1ポー
ト14aは第1切り換えソレノイドバルブ11の出力ポ
ート11cと、第2ポート14b、第6ポート14fは
第1リニアソレノイドバルブ5の第2ポート5bと、第
10ポート14jはフェールセーフバルブ7の第4ポー
ト8dと、第11ポート14kは第2ブレーキB2と連
通している。また、第8ポート14h、第12ポート1
4lは排出ポートであってオイルパンに通じている。
【0018】そして、上述のように、Dレンジで前記第
1切り換えソレノイドバルブ11がONの場合には、そ
の出力ポート11bから信号圧が、第1シフトバルブ1
3の第1ポート14aに送達される、そしてこの信号圧
は、スプール15の第1ランド15aの頂部に作用し、
スプリング16の付勢力に打ち勝って、スプール15を
下端位置に押し下げ、図の中心線より左側に示される状
態とする。この時、図示されるように、第1シフトバル
ブ13では、第3ポート14cと第4ポート14dが、
第5ポート14eと第6ポート14fが、第7ポート1
4gと第8ポート14hが、第9ポート14iと第10
ポート14jが、第11ポート14kと第12ポート1
4lが、それぞれ連通する。
1切り換えソレノイドバルブ11がONの場合には、そ
の出力ポート11bから信号圧が、第1シフトバルブ1
3の第1ポート14aに送達される、そしてこの信号圧
は、スプール15の第1ランド15aの頂部に作用し、
スプリング16の付勢力に打ち勝って、スプール15を
下端位置に押し下げ、図の中心線より左側に示される状
態とする。この時、図示されるように、第1シフトバル
ブ13では、第3ポート14cと第4ポート14dが、
第5ポート14eと第6ポート14fが、第7ポート1
4gと第8ポート14hが、第9ポート14iと第10
ポート14jが、第11ポート14kと第12ポート1
4lが、それぞれ連通する。
【0019】一方、Dレンジで前記第1切り換えソレノ
イドバルブ11がOFFの場合には、第1シフトバルブ
13の第1ポート14aに信号圧は送達されないので、
スプール15は、スプリング16の付勢力によって、上
端位置に押し上げられ、図の中心線より右側に示される
状態となる。この時、図示されるように、第1シフトバ
ルブ13では、第2ポート14bと第3ポート14c
が、第4ポート14dと第5ポート14eが、第6ポー
ト14fと第7ポート14gが、第8ポート14hと第
9ポート14iが、第10ポート14jと第11ポート
14kが、それぞれ連通する。
イドバルブ11がOFFの場合には、第1シフトバルブ
13の第1ポート14aに信号圧は送達されないので、
スプール15は、スプリング16の付勢力によって、上
端位置に押し上げられ、図の中心線より右側に示される
状態となる。この時、図示されるように、第1シフトバ
ルブ13では、第2ポート14bと第3ポート14c
が、第4ポート14dと第5ポート14eが、第6ポー
ト14fと第7ポート14gが、第8ポート14hと第
9ポート14iが、第10ポート14jと第11ポート
14kが、それぞれ連通する。
【0020】第2シフトバルブ17は、第1〜14ポー
ト、18a〜18nを有するボデー18と、第1〜6ラ
ンド、19a〜19fを有し、ボデー18内部を移動す
るスプール19、およびスプール19を常時上向きに付
勢するスプリング20により構成されている。第1ポー
ト18aは第2切り換えソレノイドバルブ12の出力ポ
ート12bと、第3ポート18cは後述のリバースバル
ブ21の第2ポート22bと、第6ポート18fはOD
クラッチCOと、第8ポート18hは第1クラッチC1
と、第11ポート18kはリバースバルブ21の第5ポ
ート22eと、第13ポート18mはODブレーキBO
と連通し、さらに、第4ポート18d、第7ポート18
g、第10ポート18j、第14ポート18nは、それ
ぞれ、第1シフトバルブ13の第3ポート14c、第5
ポート14e、第7ポート14g、第9ポート14iと
連通している。また、第5ポート18eには第2プライ
マリライン102が接続されており、レンジに係わらず
ライン圧が送達される。また、第2ポート18b、第1
2ポート18lは排出ポートでありオイルパンに通じて
いる。
ト、18a〜18nを有するボデー18と、第1〜6ラ
ンド、19a〜19fを有し、ボデー18内部を移動す
るスプール19、およびスプール19を常時上向きに付
勢するスプリング20により構成されている。第1ポー
ト18aは第2切り換えソレノイドバルブ12の出力ポ
ート12bと、第3ポート18cは後述のリバースバル
ブ21の第2ポート22bと、第6ポート18fはOD
クラッチCOと、第8ポート18hは第1クラッチC1
と、第11ポート18kはリバースバルブ21の第5ポ
ート22eと、第13ポート18mはODブレーキBO
と連通し、さらに、第4ポート18d、第7ポート18
g、第10ポート18j、第14ポート18nは、それ
ぞれ、第1シフトバルブ13の第3ポート14c、第5
ポート14e、第7ポート14g、第9ポート14iと
連通している。また、第5ポート18eには第2プライ
マリライン102が接続されており、レンジに係わらず
ライン圧が送達される。また、第2ポート18b、第1
2ポート18lは排出ポートでありオイルパンに通じて
いる。
【0021】そして、上述のように、Dレンジで前記第
2切り換えソレノイドバルブ12がONの場合には、第
2シフトバルブ17の第1ポート18aに信号圧は送達
されないので、スプール19は、スプリング20の付勢
力によって、上端位置に押し上げられ、図の中心線より
右側に示される状態となる。この時、図示されるよう
に、第2シフトバルブ17では、第2ポート18bと第
3ポート18cが、第5ポート18eと第6ポート18
fが、第7ポート18gと第8ポート18hが、第10
ポート18jと第11ポート18kが、第12ポート1
8lと第13ポート18mがそれぞれ連通する。
2切り換えソレノイドバルブ12がONの場合には、第
2シフトバルブ17の第1ポート18aに信号圧は送達
されないので、スプール19は、スプリング20の付勢
力によって、上端位置に押し上げられ、図の中心線より
右側に示される状態となる。この時、図示されるよう
に、第2シフトバルブ17では、第2ポート18bと第
3ポート18cが、第5ポート18eと第6ポート18
fが、第7ポート18gと第8ポート18hが、第10
ポート18jと第11ポート18kが、第12ポート1
8lと第13ポート18mがそれぞれ連通する。
【0022】一方、Dレンジで前記第2切り換えソレノ
イドバルブ12がOFFの場合には、その出力ポート1
2bから信号圧が、第2シフトバルブ17の第1ポート
18aに送達される、そしてこの信号圧は、スプール1
9の第1ランド19aの頂部に作用し、スプリング20
の付勢力に打ち勝って、スプール19を下端位置に押し
下げ、図の中心線より左側に示される状態とする。この
時、図示されるように、第2シフトバルブ17では、第
3ポート18cと第4ポート18dが、第6ポート18
fと第7ポート18gが、第8ポート18hと第9ポー
ト18iが、第11ポート18kと第12ポート18l
が、第13ポート18mと第14ポート18nがそれぞ
れ連通する。
イドバルブ12がOFFの場合には、その出力ポート1
2bから信号圧が、第2シフトバルブ17の第1ポート
18aに送達される、そしてこの信号圧は、スプール1
9の第1ランド19aの頂部に作用し、スプリング20
の付勢力に打ち勝って、スプール19を下端位置に押し
下げ、図の中心線より左側に示される状態とする。この
時、図示されるように、第2シフトバルブ17では、第
3ポート18cと第4ポート18dが、第6ポート18
fと第7ポート18gが、第8ポート18hと第9ポー
ト18iが、第11ポート18kと第12ポート18l
が、第13ポート18mと第14ポート18nがそれぞ
れ連通する。
【0023】21はリバースバルブであって、第1〜8
ポート、22a〜22hを有するボデー22と、23a
〜23cで示される第1〜3ランド部を有しボデー22
内部を移動するスプール23およびスプール23を常時
上向きに付勢するスプリング24により構成されてい
る。リバースバルブ21の第1ポート22a、第7ポー
ト22gには第1Rレンジライン121が接続され、第
4ポート22dには第1Rレンジライン121から分岐
されオリフィス33が介装された第2Rレンジライン1
22が接続されている。なお、第2Rレンジライン12
2にはアキュムレータ25が取り付けられている。また
アキュムレータ25の取り付け位置において第2Rレン
ジライン122と第1Rレンジライン121はワンウェ
イバルブ26を介して連通されている。また、第2ポー
ト22bは第2シフトバルブ17の第3ポート18c
と、第3ポート22cは第2クラッチC2と、第5ポー
ト22eは第2シフトバルブ17の第11ポート18k
と、第6ポート22fは第3ブレーキB3と連通されて
いる。また、第8ポート22hには、トルクコンバータ
のロックアップ機構(図示しない)のON、OFFを切
り換えるソレノイド(図示しない)の信号圧がライン1
30から送達されていて、このソレノイドのON、OF
Fによりスプール23を任意に移動することができる。
ポート、22a〜22hを有するボデー22と、23a
〜23cで示される第1〜3ランド部を有しボデー22
内部を移動するスプール23およびスプール23を常時
上向きに付勢するスプリング24により構成されてい
る。リバースバルブ21の第1ポート22a、第7ポー
ト22gには第1Rレンジライン121が接続され、第
4ポート22dには第1Rレンジライン121から分岐
されオリフィス33が介装された第2Rレンジライン1
22が接続されている。なお、第2Rレンジライン12
2にはアキュムレータ25が取り付けられている。また
アキュムレータ25の取り付け位置において第2Rレン
ジライン122と第1Rレンジライン121はワンウェ
イバルブ26を介して連通されている。また、第2ポー
ト22bは第2シフトバルブ17の第3ポート18c
と、第3ポート22cは第2クラッチC2と、第5ポー
ト22eは第2シフトバルブ17の第11ポート18k
と、第6ポート22fは第3ブレーキB3と連通されて
いる。また、第8ポート22hには、トルクコンバータ
のロックアップ機構(図示しない)のON、OFFを切
り換えるソレノイド(図示しない)の信号圧がライン1
30から送達されていて、このソレノイドのON、OF
Fによりスプール23を任意に移動することができる。
【0024】Rレンジにおいては、第1Rレンジライン
121を通るライン圧がリバースバルブ21の第1ポー
ト22a、第4ポート22dに送達される、そして、こ
のライン圧は、スプール23の第1ランド23aの上面
に作用し、スプリング24の付勢力に打ち勝って、スプ
ール23を下端位置に押しさげ、図の中心線より左側に
示される状態とし、第3ポート22cと第4ポート22
d、第6ポート22fと第7ポート22gを連通する。
Rレンジ以外では、第1Rレンジライン121を通るラ
イン圧は存在しないので、スプール23はスプリング2
4の付勢力によって上端位置に押し上げられて、図の中
心線より右側に示される状態とされ、第2ポート22b
と第3ポート22c、第5ポート22eと第6ポート2
2fを連通する。また、前進走行中のRレンジのミスシ
フト時には、リバースバルブ21の第8ポート22hに
信号圧が送達されて、リバースバルブ21は、Rレンジ
にもかかわらず図の中心線より右側に示される状態とさ
れ、第2クラッチC2、第3ブレーキB3の係合が防止
される。
121を通るライン圧がリバースバルブ21の第1ポー
ト22a、第4ポート22dに送達される、そして、こ
のライン圧は、スプール23の第1ランド23aの上面
に作用し、スプリング24の付勢力に打ち勝って、スプ
ール23を下端位置に押しさげ、図の中心線より左側に
示される状態とし、第3ポート22cと第4ポート22
d、第6ポート22fと第7ポート22gを連通する。
Rレンジ以外では、第1Rレンジライン121を通るラ
イン圧は存在しないので、スプール23はスプリング2
4の付勢力によって上端位置に押し上げられて、図の中
心線より右側に示される状態とされ、第2ポート22b
と第3ポート22c、第5ポート22eと第6ポート2
2fを連通する。また、前進走行中のRレンジのミスシ
フト時には、リバースバルブ21の第8ポート22hに
信号圧が送達されて、リバースバルブ21は、Rレンジ
にもかかわらず図の中心線より右側に示される状態とさ
れ、第2クラッチC2、第3ブレーキB3の係合が防止
される。
【0025】以下、Dレンジにおいて、前記第1切り換
えソレノイドバルブ11と第2切り換えソレノイドバル
ブ12とがそれぞれON、OFFされたときに、各摩擦
係合要素がどの様に連通されているかを図4〜図7を参
照して説明する。なお、図4〜図7において、▽で囲ま
れているのはそこが排出ポートであることを示し、□で
囲まれているのはそこで行き止まりであることを示し、
○で囲まれているのはその連通状態において作動油が供
給されれば係合可能な摩擦係合要素を示している。な
お、Dレンジにおいては前述の様にフェールセーフバル
ブ7、リバースバルブ21は常に図3において右側に示
される状態にある。また、簡潔化のために以下の説明に
おいても途中のポートについては符号のみで表す。
えソレノイドバルブ11と第2切り換えソレノイドバル
ブ12とがそれぞれON、OFFされたときに、各摩擦
係合要素がどの様に連通されているかを図4〜図7を参
照して説明する。なお、図4〜図7において、▽で囲ま
れているのはそこが排出ポートであることを示し、□で
囲まれているのはそこで行き止まりであることを示し、
○で囲まれているのはその連通状態において作動油が供
給されれば係合可能な摩擦係合要素を示している。な
お、Dレンジにおいては前述の様にフェールセーフバル
ブ7、リバースバルブ21は常に図3において右側に示
される状態にある。また、簡潔化のために以下の説明に
おいても途中のポートについては符号のみで表す。
【0026】Dレンジにおいて、第1切り換えソレノイ
ドバルブ11がON、第2切り換えソレノイドバルブ1
2がONの場合には、図4に示される様に第1クラッチ
C1は18h、18g、14e、14fを介して第1リ
ニアソレノイドバルブ5の出力ポート5bに、第2クラ
ッチC2は22c、22b、18cを介して排出ポート
18bに、ODクラッチCOは18f、18eを介して
第2プライマリライン102に、第2ブレーキB2は1
4kを介して排出ポート14lに、第3ブレーキB3は
22f、22e、18k、18j、14gを介して排出
ポート14hに、ODブレーキBOは18mを介して排
出ポート18lに連通されている。以下これを第1の連
通状態という。
ドバルブ11がON、第2切り換えソレノイドバルブ1
2がONの場合には、図4に示される様に第1クラッチ
C1は18h、18g、14e、14fを介して第1リ
ニアソレノイドバルブ5の出力ポート5bに、第2クラ
ッチC2は22c、22b、18cを介して排出ポート
18bに、ODクラッチCOは18f、18eを介して
第2プライマリライン102に、第2ブレーキB2は1
4kを介して排出ポート14lに、第3ブレーキB3は
22f、22e、18k、18j、14gを介して排出
ポート14hに、ODブレーキBOは18mを介して排
出ポート18lに連通されている。以下これを第1の連
通状態という。
【0027】次に、Dレンジにおいて、第1切り換えソ
レノイドバルブ11がOFF、第2切り換えソレノイド
バルブ12がONの場合には、図5に示される様に、第
1クラッチC1は18h、18g、14e、14dを介
して第1Dレンジライン111に、第2クラッチC2は
22c、22b、18cを介して排出ポート18bに、
ODクラッチCOは18f、18eを介して第2プライ
マリライン102に、第2ブレーキB2は14k、14
j、フェールセーフバルブ7を介して第2リニアソレノ
イドバルブ6の出力ポート6bに、第3ブレーキB3は
22f、22e、18k、18j、14g、14fを介
して第1リニアソレノイドバルブ5の出力ポート5b
に、ODブレーキBOは18mを介して排出ポート18
lに連通されている。以下これを第2の連通状態とい
う。
レノイドバルブ11がOFF、第2切り換えソレノイド
バルブ12がONの場合には、図5に示される様に、第
1クラッチC1は18h、18g、14e、14dを介
して第1Dレンジライン111に、第2クラッチC2は
22c、22b、18cを介して排出ポート18bに、
ODクラッチCOは18f、18eを介して第2プライ
マリライン102に、第2ブレーキB2は14k、14
j、フェールセーフバルブ7を介して第2リニアソレノ
イドバルブ6の出力ポート6bに、第3ブレーキB3は
22f、22e、18k、18j、14g、14fを介
して第1リニアソレノイドバルブ5の出力ポート5b
に、ODブレーキBOは18mを介して排出ポート18
lに連通されている。以下これを第2の連通状態とい
う。
【0028】次に、Dレンジにおいて、第1切り換えソ
レノイドバルブ11がOFF、第2切り換えソレノイド
バルブ12がOFFの場合には、図6に示される様に、
第1クラッチC1は18h、18iを介して第1Dレン
ジライン111に、第2クラッチC2は22c、22
b、18c、18d、14c、14bを介して第1リニ
アソレノイドバルブ5の出力ポート5bに、ODクラッ
チCOは18f、18g、14e、14dを介して第1
Dレンジライン111に、第2ブレーキB2は14k、
14j、フェールセーフバルブ7を介して、第2リニア
ソレノイドバルブ6の出力ポート6bに、第3ブレーキ
B3は22f、22e、18kを介して排出ポート18
lに、ODブレーキBOは18m、18n、14iを介
して排出ポート14hに連通されている。以下これを第
3の連通状態という。
レノイドバルブ11がOFF、第2切り換えソレノイド
バルブ12がOFFの場合には、図6に示される様に、
第1クラッチC1は18h、18iを介して第1Dレン
ジライン111に、第2クラッチC2は22c、22
b、18c、18d、14c、14bを介して第1リニ
アソレノイドバルブ5の出力ポート5bに、ODクラッ
チCOは18f、18g、14e、14dを介して第1
Dレンジライン111に、第2ブレーキB2は14k、
14j、フェールセーフバルブ7を介して、第2リニア
ソレノイドバルブ6の出力ポート6bに、第3ブレーキ
B3は22f、22e、18kを介して排出ポート18
lに、ODブレーキBOは18m、18n、14iを介
して排出ポート14hに連通されている。以下これを第
3の連通状態という。
【0029】次に、Dレンジにおいて、第1切り換えソ
レノイドバルブ11がON、第2切り換えソレノイドバ
ルブ12がOFFの場合には、図7に示される様に、第
1クラッチC1は18h、18iを介して第1Dレンジ
ライン111に、第2クラッチC2は22c、22b、
18c、18d、14c、14dを介して第1Dレンジ
ライン111にODクラッチCOは18f、18g、1
4e、14fを介して第1リニアソレノイドバルブ5の
出力ポート5bに、第2ブレーキB2は14kを介して
排出ポート14lに、第3ブレーキB3は22f、22
e、18kを介して排出ポート18lに、ODブレーキ
BOは18m、18n、14i、14j、フェールセー
フバルブ7を介して、第2リニアソレノイドバルブ6の
出力ポート6bに連通されている。以下これを第4の連
通状態という。
レノイドバルブ11がON、第2切り換えソレノイドバ
ルブ12がOFFの場合には、図7に示される様に、第
1クラッチC1は18h、18iを介して第1Dレンジ
ライン111に、第2クラッチC2は22c、22b、
18c、18d、14c、14dを介して第1Dレンジ
ライン111にODクラッチCOは18f、18g、1
4e、14fを介して第1リニアソレノイドバルブ5の
出力ポート5bに、第2ブレーキB2は14kを介して
排出ポート14lに、第3ブレーキB3は22f、22
e、18kを介して排出ポート18lに、ODブレーキ
BOは18m、18n、14i、14j、フェールセー
フバルブ7を介して、第2リニアソレノイドバルブ6の
出力ポート6bに連通されている。以下これを第4の連
通状態という。
【0030】上記の4種類の連通状態と、第1リニアソ
レノイドバルブ5と第2リニアソレノイドバルブ6とか
らの係合圧および第2プライマリライン102と第1D
レンジライン111からのライン圧の供給の有無を組み
合わせることによって各速度段を得ることができる。な
お、Dレンジにおいては、第2プライマリライン102
と第1Dレンジライン111は、常時、ライン圧の供給
が可能な状態にある。
レノイドバルブ5と第2リニアソレノイドバルブ6とか
らの係合圧および第2プライマリライン102と第1D
レンジライン111からのライン圧の供給の有無を組み
合わせることによって各速度段を得ることができる。な
お、Dレンジにおいては、第2プライマリライン102
と第1Dレンジライン111は、常時、ライン圧の供給
が可能な状態にある。
【0031】次に、上記の様に構成された、油圧制御装
置によって、NレンジからDレンジにシフトして、Dレ
ンジの第1速度段から第4速度段まで変速していく場合
の作動を図8を用いて説明する。先ず、発進のためにN
レンジからDレンジにシフトされるが、発進時において
は、第1切り換えソレノイドバルブ11はON、第2切
り換えソレノイドバルブ12はONとされ、第1リニア
ソレノイドバルブ5はOFF、第2リニアソレノイドバ
ルブ6はOFFにされている。すなわち、上記の様に、
前記第1の連通状態が形成され、第1クラッチC1へは
作動油は供給されず、したがって、ODクラッチCOの
みが係合された状態となり、ニュートラル状態が維持さ
れる。
置によって、NレンジからDレンジにシフトして、Dレ
ンジの第1速度段から第4速度段まで変速していく場合
の作動を図8を用いて説明する。先ず、発進のためにN
レンジからDレンジにシフトされるが、発進時において
は、第1切り換えソレノイドバルブ11はON、第2切
り換えソレノイドバルブ12はONとされ、第1リニア
ソレノイドバルブ5はOFF、第2リニアソレノイドバ
ルブ6はOFFにされている。すなわち、上記の様に、
前記第1の連通状態が形成され、第1クラッチC1へは
作動油は供給されず、したがって、ODクラッチCOの
みが係合された状態となり、ニュートラル状態が維持さ
れる。
【0032】次いで、第1リニアソレノイドバルブ5を
ONにし、第1クラッチC1への係合圧を制御しながら
第1クラッチC1を係合する。したがって、第1リニア
ソレノイドバルブ5によりN−Dショックを低減しなが
らNレンジからDレンジの第1速度段(エンジンブレー
キは効かない)への移行が実現できる。
ONにし、第1クラッチC1への係合圧を制御しながら
第1クラッチC1を係合する。したがって、第1リニア
ソレノイドバルブ5によりN−Dショックを低減しなが
らNレンジからDレンジの第1速度段(エンジンブレー
キは効かない)への移行が実現できる。
【0033】次に、上記の状態から第2切り換えソレノ
イドバルブ12はONのまま第1切り換えソレノイドバ
ルブ11をOFFにすると、前記第2の連通状態が得ら
れ、第1クラッチC1が第1Dレンジライン111から
のライン圧で、ODクラッチCOが第2プライマリライ
ン102からのライン圧で、第3ブレーキB3が第1リ
ニアソレノイドバルブ5からのライン圧で係合され、第
1速度段(エンジンブレーキが効く)が得られる。な
お、第2ブレーキB2は第2リニアソレノイドバルブ6
の出力ポート6bと連通されているが作動油が供給され
ないので係合されない。次いで、第1リニアソレノイド
バルブ5をOFFにすると、第3ブレーキB3へは作動
油は供給されず第1速度段(エンジンブレーキが効かな
い)の状態が得られる。この様に、上記第1の連通状態
から上記第2の連通状態への移行にともない変速が生じ
ることがなくされる、また、第1速度段のエンジンブレ
ーキが効く状態と第1速度段のエンジンブレーキが効か
ない状態との切り換えは第1リニアソレノイドバルブ5
の第3ブレーキB3への係合圧の制御のみでおこなうこ
とができる。
イドバルブ12はONのまま第1切り換えソレノイドバ
ルブ11をOFFにすると、前記第2の連通状態が得ら
れ、第1クラッチC1が第1Dレンジライン111から
のライン圧で、ODクラッチCOが第2プライマリライ
ン102からのライン圧で、第3ブレーキB3が第1リ
ニアソレノイドバルブ5からのライン圧で係合され、第
1速度段(エンジンブレーキが効く)が得られる。な
お、第2ブレーキB2は第2リニアソレノイドバルブ6
の出力ポート6bと連通されているが作動油が供給され
ないので係合されない。次いで、第1リニアソレノイド
バルブ5をOFFにすると、第3ブレーキB3へは作動
油は供給されず第1速度段(エンジンブレーキが効かな
い)の状態が得られる。この様に、上記第1の連通状態
から上記第2の連通状態への移行にともない変速が生じ
ることがなくされる、また、第1速度段のエンジンブレ
ーキが効く状態と第1速度段のエンジンブレーキが効か
ない状態との切り換えは第1リニアソレノイドバルブ5
の第3ブレーキB3への係合圧の制御のみでおこなうこ
とができる。
【0034】次に、上記第2の連通状態において、第1
リニアソレノイドバルブ5をOFFにして、第2リニア
ソレノイドバルブ6をONにすると、第3ブレーキB3
は第1リニアソレノイドバルブ5の出力ポート5bと連
通されているが作動油が供給されないので係合されず、
第2ブレーキB2が第2リニアソレノイドバルブ6から
の作動油で係合され、第2速度段が得られる。この様
に、第1速度段から、第1リニアソレノイドバルブ5を
OFFにして、第2リニアソレノイドバルブ6をONに
し、第2ブレーキB2への係合圧を制御しながら第2ブ
レーキB2を係合することにより第2速度段への変速を
実現することができ、また第2速度段から第1速度段へ
の変速も同様に実現することができる。
リニアソレノイドバルブ5をOFFにして、第2リニア
ソレノイドバルブ6をONにすると、第3ブレーキB3
は第1リニアソレノイドバルブ5の出力ポート5bと連
通されているが作動油が供給されないので係合されず、
第2ブレーキB2が第2リニアソレノイドバルブ6から
の作動油で係合され、第2速度段が得られる。この様
に、第1速度段から、第1リニアソレノイドバルブ5を
OFFにして、第2リニアソレノイドバルブ6をONに
し、第2ブレーキB2への係合圧を制御しながら第2ブ
レーキB2を係合することにより第2速度段への変速を
実現することができ、また第2速度段から第1速度段へ
の変速も同様に実現することができる。
【0035】次に、上記第2の連通状態における第1速
度段または第2速度段の状態から第2切り換えソレノイ
ドバルブ12をOFFにする。これによって、第1切り
換えソレノイドバルブ11と第2切り換えソレノイドバ
ルブ12が共にOFFとなって前記第3の連通状態が形
成され、第1クラッチC1が第1Dレンジライン111
からのライン圧で、ODクラッチCOが第1Dレンジラ
イン111からのライン圧で、第2ブレーキB2は第2
リニアソレノイドバルブ6と連通されたままであるの
で、上記第2の連通状態から上記第3の連通状態への移
行にともない変速が生じることはなく、第1速度段(エ
ンジンブレーキは効かない)または第2速度段が保たれ
る。なお、第2クラッチC2は第1リニアソレノイドバ
ルブ5の出力ポート5bと連通されているが作動油が供
給されないので係合されなず、第2プライマリライン1
02からのライン圧は行く手を阻まれて作用しない。
度段または第2速度段の状態から第2切り換えソレノイ
ドバルブ12をOFFにする。これによって、第1切り
換えソレノイドバルブ11と第2切り換えソレノイドバ
ルブ12が共にOFFとなって前記第3の連通状態が形
成され、第1クラッチC1が第1Dレンジライン111
からのライン圧で、ODクラッチCOが第1Dレンジラ
イン111からのライン圧で、第2ブレーキB2は第2
リニアソレノイドバルブ6と連通されたままであるの
で、上記第2の連通状態から上記第3の連通状態への移
行にともない変速が生じることはなく、第1速度段(エ
ンジンブレーキは効かない)または第2速度段が保たれ
る。なお、第2クラッチC2は第1リニアソレノイドバ
ルブ5の出力ポート5bと連通されているが作動油が供
給されないので係合されなず、第2プライマリライン1
02からのライン圧は行く手を阻まれて作用しない。
【0036】そして、第1速度段(エンジンブレーキが
効かない)と第2速度段との間の変速は第2リニアソレ
ノイドバルブ6により、第2ブレーキB2への係合圧を
制御することによって、第2速度段と第3速度段との間
の変速は、第1リニアソレノイドバルブ5により第2ク
ラッチC2への係合圧を制御するとともに、第2リニア
ソレノイドバルブ6により第2ブレーキB2への係合圧
を制御することによって実現できる。
効かない)と第2速度段との間の変速は第2リニアソレ
ノイドバルブ6により、第2ブレーキB2への係合圧を
制御することによって、第2速度段と第3速度段との間
の変速は、第1リニアソレノイドバルブ5により第2ク
ラッチC2への係合圧を制御するとともに、第2リニア
ソレノイドバルブ6により第2ブレーキB2への係合圧
を制御することによって実現できる。
【0037】次に、上記第3の連通状態における第3速
度段の状態から、第1切り換えソレノイドバルブ11を
ONにする。したがって、第1切り換えソレノイドバル
ブ11がON、第2切り換えソレノイドバルブ12がO
FFの第4の連通状態が形成され、第1クラッチC1が
第1Dレンジライン111からの作動油で、第2クラッ
チC2が第1Dレンジライン111からの作動油で、O
DクラッチCOが第1リニアソレノイドバルブ5からの
作動油で係合され、上記第3の連通状態から上記第4の
連通状態への移行にともない変速が生じることなく第3
速度段が保たれる。なお、ODブレーキBOは第2リニ
アソレノイドバルブ6の出力ポート6bと連通されてい
るが作動油が供給されないので係合されず、また、第2
プライマリライン102からの作動油は行く手を阻まれ
て作用しない。
度段の状態から、第1切り換えソレノイドバルブ11を
ONにする。したがって、第1切り換えソレノイドバル
ブ11がON、第2切り換えソレノイドバルブ12がO
FFの第4の連通状態が形成され、第1クラッチC1が
第1Dレンジライン111からの作動油で、第2クラッ
チC2が第1Dレンジライン111からの作動油で、O
DクラッチCOが第1リニアソレノイドバルブ5からの
作動油で係合され、上記第3の連通状態から上記第4の
連通状態への移行にともない変速が生じることなく第3
速度段が保たれる。なお、ODブレーキBOは第2リニ
アソレノイドバルブ6の出力ポート6bと連通されてい
るが作動油が供給されないので係合されず、また、第2
プライマリライン102からの作動油は行く手を阻まれ
て作用しない。
【0038】そして、第3速度段と第4速度段との間の
変速は、第1リニアソレノイドバルブ5によりODクラ
ッチCOへの係合圧を制御するとともに、第2リニアソ
レノイドバルブ6によりODブレーキBOへの係合圧を
制御することによって実現できる。
変速は、第1リニアソレノイドバルブ5によりODクラ
ッチCOへの係合圧を制御するとともに、第2リニアソ
レノイドバルブ6によりODブレーキBOへの係合圧を
制御することによって実現できる。
【0039】上記の様に、第1リニアソレノイドバルブ
5と第2リニアソレノイドバルブ6、および第1切り換
えソレノイドバルブ11、第2切り換えソレノイドバル
ブ12のON、OFFに伴う第1シフトバルブ13、第
2シフトバルブ17の作動、および、供給する作動油の
組み合わせによって、N(ニュートラル)、第1速度段
(エンジンブレーキが効かない)、第1速度段(エンジ
ンブレーキが効く)、第2速度段、第3速度段、第4速
度段の各速度段と、N(ニュートラル)とDレンジ〔第
1速度段(エンジンブレーキが効かない)〕の間、第1
速度段(エンジンブレーキが効かない)と第1速度段
(エンジンブレーキが効く)の間、第1速度段(エンジ
ンブレーキが効く)と第2速度段の間、第1速度段(エ
ンジンブレーキが効かない)と第2速度段の間、第2速
度段と第3速度段の間、第3速度段と第4速度段の間の
切り換えを第1リニアソレノイドバルブ5、第2リニア
ソレノイドバルブ6、第1切り換えソレノイドバルブ1
1、第2切り換えソレノイドバルブ12のON、OFF
の組み合わせを変えるだけで連続的におこなうことがで
きる。
5と第2リニアソレノイドバルブ6、および第1切り換
えソレノイドバルブ11、第2切り換えソレノイドバル
ブ12のON、OFFに伴う第1シフトバルブ13、第
2シフトバルブ17の作動、および、供給する作動油の
組み合わせによって、N(ニュートラル)、第1速度段
(エンジンブレーキが効かない)、第1速度段(エンジ
ンブレーキが効く)、第2速度段、第3速度段、第4速
度段の各速度段と、N(ニュートラル)とDレンジ〔第
1速度段(エンジンブレーキが効かない)〕の間、第1
速度段(エンジンブレーキが効かない)と第1速度段
(エンジンブレーキが効く)の間、第1速度段(エンジ
ンブレーキが効く)と第2速度段の間、第1速度段(エ
ンジンブレーキが効かない)と第2速度段の間、第2速
度段と第3速度段の間、第3速度段と第4速度段の間の
切り換えを第1リニアソレノイドバルブ5、第2リニア
ソレノイドバルブ6、第1切り換えソレノイドバルブ1
1、第2切り換えソレノイドバルブ12のON、OFF
の組み合わせを変えるだけで連続的におこなうことがで
きる。
【0040】次に、後進段を説明する。後進段において
は、マニュアルバルブをRにするだけでよく、各前進段
において、組み合わせを規定した、第1切り換えソレノ
イドバルブ11、第2切り換えソレノイドバルブ12、
第1リニアソレノイドバルブ5、第2リニアソレノイド
バルブ6はどの状態でもよい。この時、第1シフトバル
ブ13、第2シフトバルブ17は図中右側に示される状
態になるが、これは、マニュアルバルブをRにすること
によってDレンジポート3bはドレーンされて第1Dレ
ンジライン111から第1シフトバルブ13、第2シフ
トバルブ17にそれぞれのスプール15、19を押し下
げる作動油がドレーンされるためである。
は、マニュアルバルブをRにするだけでよく、各前進段
において、組み合わせを規定した、第1切り換えソレノ
イドバルブ11、第2切り換えソレノイドバルブ12、
第1リニアソレノイドバルブ5、第2リニアソレノイド
バルブ6はどの状態でもよい。この時、第1シフトバル
ブ13、第2シフトバルブ17は図中右側に示される状
態になるが、これは、マニュアルバルブをRにすること
によってDレンジポート3bはドレーンされて第1Dレ
ンジライン111から第1シフトバルブ13、第2シフ
トバルブ17にそれぞれのスプール15、19を押し下
げる作動油がドレーンされるためである。
【0041】したがって、第2プライマリライン102
とODクラッチCO、第1Dレンジライン111と第1
クラッチC1、第2リニアソレノイドバルブ6の出力ポ
ート6bと第2ブレーキB2が連通されるが、マニュア
ルバルブのDレンジポート3bがドレーンされるので、
第1Dレンジライン111、第1リニアソレノイドバル
ブ5、第2リニアソレノイドバルブ6の作動油はドレー
ンされ、第1クラッチC1、第2ブレーキB2は解放さ
れる。なお、ODブレーキBOは第2シフトバルブ17
の第12ポート18lに連通されるので解放され、第2
プライマリライン102からはライン圧が供給されるの
でODクラッチCOは係合される。また、フェールセー
フバルブ7も図中右側に示される状態になるが、これ
は、第1リニアソレノイドバルブ5、第2リニアソレノ
イドバルブ6の作動油がドレーンされるためである。そ
して、リバースバルブ21は図中左側に示される状態に
なるが、これは、Rレンジポート3cが開き、Rレンジ
ライン121を通る作動油が送出されるためである。
とODクラッチCO、第1Dレンジライン111と第1
クラッチC1、第2リニアソレノイドバルブ6の出力ポ
ート6bと第2ブレーキB2が連通されるが、マニュア
ルバルブのDレンジポート3bがドレーンされるので、
第1Dレンジライン111、第1リニアソレノイドバル
ブ5、第2リニアソレノイドバルブ6の作動油はドレー
ンされ、第1クラッチC1、第2ブレーキB2は解放さ
れる。なお、ODブレーキBOは第2シフトバルブ17
の第12ポート18lに連通されるので解放され、第2
プライマリライン102からはライン圧が供給されるの
でODクラッチCOは係合される。また、フェールセー
フバルブ7も図中右側に示される状態になるが、これ
は、第1リニアソレノイドバルブ5、第2リニアソレノ
イドバルブ6の作動油がドレーンされるためである。そ
して、リバースバルブ21は図中左側に示される状態に
なるが、これは、Rレンジポート3cが開き、Rレンジ
ライン121を通る作動油が送出されるためである。
【0042】そして、Rレンジライン121を通った作
動油は、リバースバルブ21の信号圧として、また、第
3ブレーキB3および第2クラッチC2の係合圧とし
て、リバースバルブ21の第1ポート22aと第7ポー
ト22gにはそのまま、第4ポート22dにはオリフィ
ス33を経由して送達される。リバースバルブ21の第
1ポート22aに送達された作動油はリバースバルブ2
1内部のスプール23を下方に押し下げて図の中心線よ
り左側に示される状態とし、その結果、リバースバルブ
21の第4ポート22dと第3ポート22c、および第
7ポート22gと第6ポート22fが連通される。
動油は、リバースバルブ21の信号圧として、また、第
3ブレーキB3および第2クラッチC2の係合圧とし
て、リバースバルブ21の第1ポート22aと第7ポー
ト22gにはそのまま、第4ポート22dにはオリフィ
ス33を経由して送達される。リバースバルブ21の第
1ポート22aに送達された作動油はリバースバルブ2
1内部のスプール23を下方に押し下げて図の中心線よ
り左側に示される状態とし、その結果、リバースバルブ
21の第4ポート22dと第3ポート22c、および第
7ポート22gと第6ポート22fが連通される。
【0043】したがって、リバースバルブ21の第4ポ
ート22dに送達された作動油は第3ポート22cを経
て第2クラッチC2に供給され、第7ポート22gに送
達された作動油は第6ポート22fを経て第3ブレーキ
B3に供給され、それぞれ第2クラッチC2と第3ブレ
ーキB3を係合する。したがって、前述の様に、ODク
ラッチCOが係合されているので、第2クラッチC2、
第3ブレーキB3、ODクラッチCOが係合された状態
となり後進段が達成される。なお、第4ポート22dに
供給される作動油はオリフィス33通過後アキュムレー
タ25によって調圧されるので第2クラッチC2の係合
時のショックが緩和される。
ート22dに送達された作動油は第3ポート22cを経
て第2クラッチC2に供給され、第7ポート22gに送
達された作動油は第6ポート22fを経て第3ブレーキ
B3に供給され、それぞれ第2クラッチC2と第3ブレ
ーキB3を係合する。したがって、前述の様に、ODク
ラッチCOが係合されているので、第2クラッチC2、
第3ブレーキB3、ODクラッチCOが係合された状態
となり後進段が達成される。なお、第4ポート22dに
供給される作動油はオリフィス33通過後アキュムレー
タ25によって調圧されるので第2クラッチC2の係合
時のショックが緩和される。
【0044】上記の様に、本第1の実施例ではエンジン
ブレーキの作動状態の切り換え、および、全ての変速に
おいて、第1リニアソレノイドバルブ5、第2リニアソ
レノイドバルブ6の少なくとも一方の係合圧の直接制御
が絡んでいるので、圧力とタイミングが調整された作動
油が各摩擦係合要素に供給でき、滑らかな切り換えがで
き、さらには、フェールセーフバルブ7の働きによりダ
ブルロックも防止できる。また後進段は、これらバルブ
類の作動には関係なく得ることができる。
ブレーキの作動状態の切り換え、および、全ての変速に
おいて、第1リニアソレノイドバルブ5、第2リニアソ
レノイドバルブ6の少なくとも一方の係合圧の直接制御
が絡んでいるので、圧力とタイミングが調整された作動
油が各摩擦係合要素に供給でき、滑らかな切り換えがで
き、さらには、フェールセーフバルブ7の働きによりダ
ブルロックも防止できる。また後進段は、これらバルブ
類の作動には関係なく得ることができる。
【0045】次に、図9〜12は本発明の第2実施例に
係わる図であり、図9は本発明の第2実施例の油圧制御
装置によって制御をおこなう所謂CR−CR式4速自動
変速機のスケルトン図であり、図10は図9の自動変速
機において各速度段を得るための摩擦係合要素の係合表
であり、図11は第2実施例の油圧制御装置の構造を示
す図であり、図12は図11の油圧制御装置において、
各切り換えソレノイドバルブ、および各リニアソレノイ
ドバルブの組み合わせによって得られる作用を示す図で
ある。なお、図11において第1実施例と同じ作用をお
こなうものには同じ番号を付してある。また、第1シフ
トバルブ、第2シフトバルブについては基本的な作用は
第1実施例と同じであるが、第1実施例のものとはポー
ト数、ランド数が異なるのでそれぞれ13A、17Aで
示してある。この第2実施例においても第1実施例と同
様に、第1リニアソレノイドバルブ5と第2リニアソレ
ノイドバルブ6、および第1切り換えソレノイドバルブ
11、第2切り換えソレノイドバルブ12の作動の組あ
わせを変えることにより連続的に各前進速度段が得るこ
とができ、また、エンジンブレーキの作動状態の切り換
え、および、全ての変速において、第1リニアソレノイ
ドバルブ5、第2リニアソレノイドバルブ6の少なくと
も一方の係合圧の直接制御により滑らかな切り換えがで
き、さらには、フェールセーフバルブ7の働きによりダ
ブルロックが防止でき、また後進段は、これらバルブ類
の作動には関係なく得ることができる。なお、詳細な説
明は第1実施例と同様であるので省略する。
係わる図であり、図9は本発明の第2実施例の油圧制御
装置によって制御をおこなう所謂CR−CR式4速自動
変速機のスケルトン図であり、図10は図9の自動変速
機において各速度段を得るための摩擦係合要素の係合表
であり、図11は第2実施例の油圧制御装置の構造を示
す図であり、図12は図11の油圧制御装置において、
各切り換えソレノイドバルブ、および各リニアソレノイ
ドバルブの組み合わせによって得られる作用を示す図で
ある。なお、図11において第1実施例と同じ作用をお
こなうものには同じ番号を付してある。また、第1シフ
トバルブ、第2シフトバルブについては基本的な作用は
第1実施例と同じであるが、第1実施例のものとはポー
ト数、ランド数が異なるのでそれぞれ13A、17Aで
示してある。この第2実施例においても第1実施例と同
様に、第1リニアソレノイドバルブ5と第2リニアソレ
ノイドバルブ6、および第1切り換えソレノイドバルブ
11、第2切り換えソレノイドバルブ12の作動の組あ
わせを変えることにより連続的に各前進速度段が得るこ
とができ、また、エンジンブレーキの作動状態の切り換
え、および、全ての変速において、第1リニアソレノイ
ドバルブ5、第2リニアソレノイドバルブ6の少なくと
も一方の係合圧の直接制御により滑らかな切り換えがで
き、さらには、フェールセーフバルブ7の働きによりダ
ブルロックが防止でき、また後進段は、これらバルブ類
の作動には関係なく得ることができる。なお、詳細な説
明は第1実施例と同様であるので省略する。
【0046】同様に、図13〜16は本発明の第3実施
例に係わる図であり、図13は本発明の第3実施例の油
圧制御装置によって制御をおこなう所謂平行2軸式の5
速自動変速機のスケルトン図であり、図14は図13の
自動変速機で各速度段を得るための摩擦係合要素の係合
表であり、図15は第3実施例の油圧制御装置の構造を
示す図であり、図16は図15の油圧制御装置におい
て、各切り換えソレノイドバルブ、および各リニアソレ
ノイドバルブの組み合わせによって得られる作用を示す
図である。なお、図15において第1実施例と同じ作用
をおこなうものには同じ番号を付してある。また、第1
シフトバルブ、第2シフトバルブについては基本的な作
用は第1実施例と同じであるが、第1実施例のものとは
ポート数、ランド数が異なるのでそれぞれ13B、17
Bで示してある。この第3実施例においても第1実施例
と同様に、第1リニアソレノイドバルブ5と第2リニア
ソレノイドバルブ6、および第1切り換えソレノイドバ
ルブ11、第2切り換えソレノイドバルブ12の作動の
組み合わせを変えることにより連続的に各前進速度段が
得ることができ、また、エンジンブレーキの作動状態の
切り換え、および、全ての変速において、第1リニアソ
レノイドバルブ5、第2リニアソレノイドバルブ6の少
なくとも一方の係合圧の直接制御により滑らかな切り換
えができ、さらには、フェールセーフバルブ7の働きに
よりダブルロックが防止できる。なお、詳細な説明は第
1実施例と同様であるので省略する。
例に係わる図であり、図13は本発明の第3実施例の油
圧制御装置によって制御をおこなう所謂平行2軸式の5
速自動変速機のスケルトン図であり、図14は図13の
自動変速機で各速度段を得るための摩擦係合要素の係合
表であり、図15は第3実施例の油圧制御装置の構造を
示す図であり、図16は図15の油圧制御装置におい
て、各切り換えソレノイドバルブ、および各リニアソレ
ノイドバルブの組み合わせによって得られる作用を示す
図である。なお、図15において第1実施例と同じ作用
をおこなうものには同じ番号を付してある。また、第1
シフトバルブ、第2シフトバルブについては基本的な作
用は第1実施例と同じであるが、第1実施例のものとは
ポート数、ランド数が異なるのでそれぞれ13B、17
Bで示してある。この第3実施例においても第1実施例
と同様に、第1リニアソレノイドバルブ5と第2リニア
ソレノイドバルブ6、および第1切り換えソレノイドバ
ルブ11、第2切り換えソレノイドバルブ12の作動の
組み合わせを変えることにより連続的に各前進速度段が
得ることができ、また、エンジンブレーキの作動状態の
切り換え、および、全ての変速において、第1リニアソ
レノイドバルブ5、第2リニアソレノイドバルブ6の少
なくとも一方の係合圧の直接制御により滑らかな切り換
えができ、さらには、フェールセーフバルブ7の働きに
よりダブルロックが防止できる。なお、詳細な説明は第
1実施例と同様であるので省略する。
【0047】同様に、図17〜20は本発明の第4実施
例に係わる図であり、図17は本発明の第4実施例の油
圧制御装置を適用したフリクションスタート対応の平行
2軸式の5速自動変速機のスケルトン図であり、図18
は図17の自動変速機で各速度段を得るための摩擦係合
要素の係合表であり、図19は第4実施例の油圧制御装
置の構造を示す図であり、図20は図19の油圧制御装
置において、各切り換えソレノイドバルブ、および各リ
ニアソレノイドバルブの組み合わせによって得られる作
用を示す図である。なお、図19において第1実施例と
同じ作用をおこなうものには同じ番号を付してある。ま
た、第1シフトバルブ、第2シフトバルブについては基
本的な作用は第1実施例と同じであるが、第1実施例の
ものとはポート数、ランド数が異なるのでそれぞれ13
C、17Cで示してある。この第4実施例においても第
1実施例と同様に、第1リニアソレノイドバルブ5と第
2リニアソレノイドバルブ6、および第1切り換えソレ
ノイドバルブ11、第2切り換えソレノイドバルブ12
の作動の組あわせを変えることにより連続的に各前進速
度段が得ることができ、また、エンジンブレーキの作動
状態の切り換え、および、全ての変速において、第1リ
ニアソレノイドバルブ5、第2リニアソレノイドバルブ
6の少なくとも一方の係合圧の直接制御により滑らかな
切り換えができ、さらには、フェールセーフバルブ7の
働きによりダブルロックが防止されできる。なお、詳細
な説明は第1実施例と同様であるので省略する。
例に係わる図であり、図17は本発明の第4実施例の油
圧制御装置を適用したフリクションスタート対応の平行
2軸式の5速自動変速機のスケルトン図であり、図18
は図17の自動変速機で各速度段を得るための摩擦係合
要素の係合表であり、図19は第4実施例の油圧制御装
置の構造を示す図であり、図20は図19の油圧制御装
置において、各切り換えソレノイドバルブ、および各リ
ニアソレノイドバルブの組み合わせによって得られる作
用を示す図である。なお、図19において第1実施例と
同じ作用をおこなうものには同じ番号を付してある。ま
た、第1シフトバルブ、第2シフトバルブについては基
本的な作用は第1実施例と同じであるが、第1実施例の
ものとはポート数、ランド数が異なるのでそれぞれ13
C、17Cで示してある。この第4実施例においても第
1実施例と同様に、第1リニアソレノイドバルブ5と第
2リニアソレノイドバルブ6、および第1切り換えソレ
ノイドバルブ11、第2切り換えソレノイドバルブ12
の作動の組あわせを変えることにより連続的に各前進速
度段が得ることができ、また、エンジンブレーキの作動
状態の切り換え、および、全ての変速において、第1リ
ニアソレノイドバルブ5、第2リニアソレノイドバルブ
6の少なくとも一方の係合圧の直接制御により滑らかな
切り換えができ、さらには、フェールセーフバルブ7の
働きによりダブルロックが防止されできる。なお、詳細
な説明は第1実施例と同様であるので省略する。
【0048】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、調圧手段は
必要最小限の2つとしながら、切り換え手段の作動の組
み合わせにより多数のパターンの油路を得ることが可能
であって、これによって2つの調圧手段で多数の摩擦係
合要素に対する油圧の調整ないし給排タイミングを直接
制御することができる。この結果、装置の簡素化、小形
化、低コスト化を図りながら、前進レンジにおけるエン
ジンブレーキを含む全ての速度段の達成と、その間の変
速をおこなうことができる。また、ダブルロック防止は
2つの調圧手段のフェイルに限定できるために、ダブル
ロック防止のためのフェールセーフバルブも簡単な構成
とすることができる。さらに請求項2のようにすれば、
後進レンジでは、電子部品のフェイルに影響されること
なく確実に後進段が達成できる。さらに請求項3のよう
にすれば、専用のバルブを設けることなくリバースイン
ヒビット、すなわち前進段で走行中に後進段用の摩擦係
合装置を係合することが防止できる。
必要最小限の2つとしながら、切り換え手段の作動の組
み合わせにより多数のパターンの油路を得ることが可能
であって、これによって2つの調圧手段で多数の摩擦係
合要素に対する油圧の調整ないし給排タイミングを直接
制御することができる。この結果、装置の簡素化、小形
化、低コスト化を図りながら、前進レンジにおけるエン
ジンブレーキを含む全ての速度段の達成と、その間の変
速をおこなうことができる。また、ダブルロック防止は
2つの調圧手段のフェイルに限定できるために、ダブル
ロック防止のためのフェールセーフバルブも簡単な構成
とすることができる。さらに請求項2のようにすれば、
後進レンジでは、電子部品のフェイルに影響されること
なく確実に後進段が達成できる。さらに請求項3のよう
にすれば、専用のバルブを設けることなくリバースイン
ヒビット、すなわち前進段で走行中に後進段用の摩擦係
合装置を係合することが防止できる。
【図1】第1実施例の油圧制御装置を適用した自動変速
機のスケルトン図である。
機のスケルトン図である。
【図2】図1の自動変速機で各速度段を得るための摩擦
係合要素の係合表である。
係合要素の係合表である。
【図3】第1実施例の油圧制御装置の構造を示す図であ
る。
る。
【図4】第1実施例において第1の連通状態の油通路を
模式的に示した図である。
模式的に示した図である。
【図5】第1実施例において第2の連通状態の油通路を
模式的に示した図である。
模式的に示した図である。
【図6】第1実施例において第3の連通状態の油通路を
模式的に示した図である。
模式的に示した図である。
【図7】第1実施例において第4の連通状態の油通路を
模式的に示した図である。
模式的に示した図である。
【図8】図3の油圧制御装置において、各切り換えソレ
ノイドバルブ、および各リニアソレノイドバルブ、作動
油の供給源の組み合わせによって得られる作用を示す図
である。
ノイドバルブ、および各リニアソレノイドバルブ、作動
油の供給源の組み合わせによって得られる作用を示す図
である。
【図9】第2実施例の油圧制御装置を適用した自動変速
機のスケルトン図である。
機のスケルトン図である。
【図10】図9の自動変速機で各速度段を得るための摩
擦係合要素の係合表である。
擦係合要素の係合表である。
【図11】図9の油圧制御装置の構造を示す図である。
【図12】図11の油圧制御装置において、各切り換え
ソレノイドバルブ、および各リニアソレノイドバルブの
組み合わせによって得られる作用を示す図である。
ソレノイドバルブ、および各リニアソレノイドバルブの
組み合わせによって得られる作用を示す図である。
【図13】第3実施例の油圧制御装置を適用した自動変
速機のスケルトン図である。
速機のスケルトン図である。
【図14】図13の自動変速機で各速度段を得るための
摩擦係合要素の係合表である。
摩擦係合要素の係合表である。
【図15】図13の油圧制御装置の構造を示す図であ
る。
る。
【図16】図15の油圧制御装置において、各切り換え
ソレノイドバルブ、および各リニアソレノイドバルブの
組み合わせによって得られる作用を示す図である。
ソレノイドバルブ、および各リニアソレノイドバルブの
組み合わせによって得られる作用を示す図である。
【図17】第4実施例の油圧制御装置を適用した自動変
速機のスケルトン図である。
速機のスケルトン図である。
【図18】図17の自動変速機で各速度段を得るための
摩擦係合要素の係合表である。
摩擦係合要素の係合表である。
【図19】図17の油圧制御装置の構造を示す図であ
る。
る。
【図20】図19の油圧制御装置において、各切り換え
ソレノイドバルブ、および各リニアソレノイドバルブの
組み合わせによって得られる作用を示す図である。
ソレノイドバルブ、および各リニアソレノイドバルブの
組み合わせによって得られる作用を示す図である。
1…オイルポンプ 2…マニュアルバルブ 3…(マニュアルバルブの)ボデー 3a…入力ポート 3b…Dレンジポート 3c…Rレンジポート 4…(マニュアルバルブの)スプール 5…第1リニアソレノイドバルブ 5a〜5e…(第1リニアソレノイドバルブの)第1〜
第5ポート 6…第2リニアソレノイドバルブ 6a〜6e…(第2リニアソレノイドバルブの)第1〜
第5ポート 7…フェールセーフバルブ 8…(フェールセーフバルブの)ボデー 8a〜8g…(フェールセーフバルブの)第1〜第7ポ
ート 9…(フェールセーフバルブの)スプール 9a〜9d…(フェールセーフバルブのスプールの)第
1〜第4ランド 10…スプリング 11…第1切り換えソレノイドバルブ 11a…(第1切り換えソレノイドバルブの)入力ポー
ト 11b…(第1切り換えソレノイドバルブの)出力ポー
ト 11c…(第1切り換えソレノイドバルブの)排出ポー
ト 12…第2切り換えソレノイドバルブ 12a…(第2切り換えソレノイドバルブの)入力ポー
ト 12b…(第2切り換えソレノイドバルブの)出力ポー
ト 12c…(第2切り換えソレノイドバルブの)排出ポー
ト 13…第1シフトバルブ(第1実施例) 13A…第1シフトバルブ(第2実施例) 13B…第1シフトバルブ(第3実施例) 13C…第1シフトバルブ(第4実施例) 14…(第1シフトバルブの)ボデー 14a〜14m…(第1シフトバルブの)第1〜第13
ポート 15…(第1シフトバルブの)スプール 15a〜15f…(第1シフトバルブのスプールの)第
1〜第6ランド 16…スプリング 17…第2シフトバルブ(第1実施例) 17A…第2シフトバルブ(第2実施例) 17B…第2シフトバルブ(第3実施例) 17C…第2シフトバルブ(第4実施例) 18…(第2シフトバルブの)ボデー 18a〜18o…(第2シフトバルブの)第1〜第15
ポート 19…(第2シフトバルブの)スプール 19a〜19f…(第2シフトバルブのスプールの)第
1〜第6ランド 20…スプリング 21…リバースバルブ 22…(リバースバルブの)ボデー 22a〜22h…(リバースバルブの)第1〜第8ポー
ト 23…(リバースバルブの)スプール 23a〜23c…(リバースバルブのスプールの)第1
〜第3ランド 24…スプリング 25…アキュムレータ 26…ワンウェイバルブ 31…第1オリフィス 32…第2オリフィス 33…第3オリフィス 101…第1プライマリライン 102…第2プライマリライン 103…第3プライマリライン 111…第1Dレンジライン 112…第2Dレンジライン 121…第1Rレンジライン 122…第2Rレンジライン 130…ロックアップ油圧から分離されたライン Xi …インプットシャフト XO …アウトプットシャフト C1…第1クラッチ C2…第2クラッチ CO…ODクラッチ(第1実施例) C3…第3クラッチ(第2実施例、第3実施例、第4実
施例) C4…第4クラッチ(第3実施例、第4実施例) C5…第5クラッチ(第3実施例、第4実施例) CH…第1速度段でエンジンブレーキを効かすためのク
ラッチ(第3実施例) B1…第1ブレーキ(第2実施例) B2…第2ブレーキ(第1実施例、第2実施例) B3…第3ブレーキ(第1実施例) BO…ODブレーキ(第1実施例) F1…第1ワンウェイクラッチ
第5ポート 6…第2リニアソレノイドバルブ 6a〜6e…(第2リニアソレノイドバルブの)第1〜
第5ポート 7…フェールセーフバルブ 8…(フェールセーフバルブの)ボデー 8a〜8g…(フェールセーフバルブの)第1〜第7ポ
ート 9…(フェールセーフバルブの)スプール 9a〜9d…(フェールセーフバルブのスプールの)第
1〜第4ランド 10…スプリング 11…第1切り換えソレノイドバルブ 11a…(第1切り換えソレノイドバルブの)入力ポー
ト 11b…(第1切り換えソレノイドバルブの)出力ポー
ト 11c…(第1切り換えソレノイドバルブの)排出ポー
ト 12…第2切り換えソレノイドバルブ 12a…(第2切り換えソレノイドバルブの)入力ポー
ト 12b…(第2切り換えソレノイドバルブの)出力ポー
ト 12c…(第2切り換えソレノイドバルブの)排出ポー
ト 13…第1シフトバルブ(第1実施例) 13A…第1シフトバルブ(第2実施例) 13B…第1シフトバルブ(第3実施例) 13C…第1シフトバルブ(第4実施例) 14…(第1シフトバルブの)ボデー 14a〜14m…(第1シフトバルブの)第1〜第13
ポート 15…(第1シフトバルブの)スプール 15a〜15f…(第1シフトバルブのスプールの)第
1〜第6ランド 16…スプリング 17…第2シフトバルブ(第1実施例) 17A…第2シフトバルブ(第2実施例) 17B…第2シフトバルブ(第3実施例) 17C…第2シフトバルブ(第4実施例) 18…(第2シフトバルブの)ボデー 18a〜18o…(第2シフトバルブの)第1〜第15
ポート 19…(第2シフトバルブの)スプール 19a〜19f…(第2シフトバルブのスプールの)第
1〜第6ランド 20…スプリング 21…リバースバルブ 22…(リバースバルブの)ボデー 22a〜22h…(リバースバルブの)第1〜第8ポー
ト 23…(リバースバルブの)スプール 23a〜23c…(リバースバルブのスプールの)第1
〜第3ランド 24…スプリング 25…アキュムレータ 26…ワンウェイバルブ 31…第1オリフィス 32…第2オリフィス 33…第3オリフィス 101…第1プライマリライン 102…第2プライマリライン 103…第3プライマリライン 111…第1Dレンジライン 112…第2Dレンジライン 121…第1Rレンジライン 122…第2Rレンジライン 130…ロックアップ油圧から分離されたライン Xi …インプットシャフト XO …アウトプットシャフト C1…第1クラッチ C2…第2クラッチ CO…ODクラッチ(第1実施例) C3…第3クラッチ(第2実施例、第3実施例、第4実
施例) C4…第4クラッチ(第3実施例、第4実施例) C5…第5クラッチ(第3実施例、第4実施例) CH…第1速度段でエンジンブレーキを効かすためのク
ラッチ(第3実施例) B1…第1ブレーキ(第2実施例) B2…第2ブレーキ(第1実施例、第2実施例) B3…第3ブレーキ(第1実施例) BO…ODブレーキ(第1実施例) F1…第1ワンウェイクラッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の摩擦係合要素に対する作動油圧の
調整ないし給排タイミングを摩擦係合要素毎に直接制御
する自動変速機の油圧制御装置において、 前記作動油圧の調整ないし給排タイミングを制御する2
つの調圧手段と、 前記調圧手段を前記複数の摩擦係合要素の内のいずれか
1つに連通する切り換え手段とを備え、 前記切り換え手段は、少なくとも2つの切り換えバルブ
から構成され、各々の切り換えバルブの切り換え動作の
組み合わせにより、前記2つの調圧手段から前記複数の
摩擦係合要素への油路を切り換えることを特徴とする自
動変速機の油圧制御装置。 - 【請求項2】 さらに、前進レンジと後進レンジで油路
を切り換えるマニュアルバルブを有し、前記マニュアル
バルブの後進用ポートからの油圧を制御油圧として、前
記後進用ポートを後進用の摩擦係合要素に連通する後進
用バルブを備えることを特徴とする請求項1に記載の自
動変速機の油圧制御装置。 - 【請求項3】 前記後進用バルブには、さらに、上記後
進ポートからの油圧に対抗して前進走行中の後進レンジ
へのミスシフト時に発生する信号油圧が制御油圧として
供給されることを特徴とする請求項2に記載の自動変速
機の油圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6291365A JPH08145161A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 自動変速機の油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6291365A JPH08145161A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 自動変速機の油圧制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08145161A true JPH08145161A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17767981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6291365A Pending JPH08145161A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 自動変速機の油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08145161A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002286121A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Aisin Seiki Co Ltd | 液圧制御装置及び自動変速機 |
| JP2005163916A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機の油圧制御装置 |
| WO2010030006A1 (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-18 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 変速機装置およびこれを搭載する車両 |
| JP2011214644A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機の油圧制御装置及び自動変速機の制御装置 |
| WO2018097182A1 (ja) * | 2016-11-22 | 2018-05-31 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 係合制御装置 |
-
1994
- 1994-11-25 JP JP6291365A patent/JPH08145161A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002286121A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Aisin Seiki Co Ltd | 液圧制御装置及び自動変速機 |
| JP2005163916A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機の油圧制御装置 |
| WO2010030006A1 (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-18 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 変速機装置およびこれを搭載する車両 |
| US8262527B2 (en) | 2008-09-12 | 2012-09-11 | Aisin Aw Co., Ltd. | Transmission apparatus and vehicle having the same |
| JP5223925B2 (ja) * | 2008-09-12 | 2013-06-26 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 変速機装置およびこれを搭載する車両 |
| JP2011214644A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機の油圧制御装置及び自動変速機の制御装置 |
| WO2018097182A1 (ja) * | 2016-11-22 | 2018-05-31 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 係合制御装置 |
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