JPH08145694A - 振動ジャイロ - Google Patents
振動ジャイロInfo
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- JPH08145694A JPH08145694A JP6315698A JP31569894A JPH08145694A JP H08145694 A JPH08145694 A JP H08145694A JP 6315698 A JP6315698 A JP 6315698A JP 31569894 A JP31569894 A JP 31569894A JP H08145694 A JPH08145694 A JP H08145694A
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- Japan
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- vibrator
- vibration
- vibrating body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部からの衝撃に強く、かつ振動を有効に吸
収する支持構造を有する振動ジャイロを提供する。 【構成】 振動ジャイロ10は、振動子12を含む。振
動子12は、正3角柱状の振動体14を含む。振動体1
4の3つの側面の略中央部には、それぞれ圧電素子16
a,16bおよび16cが形成される。また、支持部材
18および20は、振動子12の2つのノード点付近の
周囲を取り囲むようにして配置される。支持部材18お
よび20は、それぞれ、3角柱状の振動体14のノード
点付近の稜線と底面の略中央部とで振動体14を挟持し
て振動子12を支持する。また、支持部材18および2
0は、振動子12のノード点付近の断面の重心を通り、
かつ、振動子12の屈曲振動方向と垂直である直線上の
位置で、取付基板22および24によって保持される。
収する支持構造を有する振動ジャイロを提供する。 【構成】 振動ジャイロ10は、振動子12を含む。振
動子12は、正3角柱状の振動体14を含む。振動体1
4の3つの側面の略中央部には、それぞれ圧電素子16
a,16bおよび16cが形成される。また、支持部材
18および20は、振動子12の2つのノード点付近の
周囲を取り囲むようにして配置される。支持部材18お
よび20は、それぞれ、3角柱状の振動体14のノード
点付近の稜線と底面の略中央部とで振動体14を挟持し
て振動子12を支持する。また、支持部材18および2
0は、振動子12のノード点付近の断面の重心を通り、
かつ、振動子12の屈曲振動方向と垂直である直線上の
位置で、取付基板22および24によって保持される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は振動ジャイロに関し、
特にたとえば、ナビゲーションシステムや手振れ防止シ
ステムなどに用いられる振動ジャイロに関する。
特にたとえば、ナビゲーションシステムや手振れ防止シ
ステムなどに用いられる振動ジャイロに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、この発明の背景となる従来の振
動ジャイロの一例を示す斜視図解図であり、図6はその
正面図解図である。この振動ジャイロ1は、振動子2を
含む。振動子2は、3角柱状の振動体3の3つの側面の
略中央部に圧電素子4a,4bおよび4cをそれぞれ形
成したものである。振動体3は、たとえば恒弾性金属な
どからなる。振動体3の稜線を挟んで隣合う2面の圧電
素子4aおよび4bは、それぞれ駆動用および出力信号
検出用として用いられる。また、振動体3の底面の圧電
素子4cは、帰還用として用いられる。
動ジャイロの一例を示す斜視図解図であり、図6はその
正面図解図である。この振動ジャイロ1は、振動子2を
含む。振動子2は、3角柱状の振動体3の3つの側面の
略中央部に圧電素子4a,4bおよび4cをそれぞれ形
成したものである。振動体3は、たとえば恒弾性金属な
どからなる。振動体3の稜線を挟んで隣合う2面の圧電
素子4aおよび4bは、それぞれ駆動用および出力信号
検出用として用いられる。また、振動体3の底面の圧電
素子4cは、帰還用として用いられる。
【0003】この振動子2は、その稜線上のノード点付
近において、コの字形状の支持部材5aおよび5bによ
って支持される。支持部材5aおよび5bは、たとえば
タングステンなどの高い弾性率を有する細い線材から形
成される。支持部材5aおよび5bは、振動子2の底面
(圧電素子4c形成面)側に配置された基板6に固定さ
れる。このような支持構造を採ることにより、振動子2
の底面に直交する方向への屈曲振動(以下、Fxモード
の振動という)に対しても、また、振動子2の底面に平
行な幅方向への振動(以下、Fyモードの振動という)
に対しても振動を有効に吸収することができる。
近において、コの字形状の支持部材5aおよび5bによ
って支持される。支持部材5aおよび5bは、たとえば
タングステンなどの高い弾性率を有する細い線材から形
成される。支持部材5aおよび5bは、振動子2の底面
(圧電素子4c形成面)側に配置された基板6に固定さ
れる。このような支持構造を採ることにより、振動子2
の底面に直交する方向への屈曲振動(以下、Fxモード
の振動という)に対しても、また、振動子2の底面に平
行な幅方向への振動(以下、Fyモードの振動という)
に対しても振動を有効に吸収することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5お
よび図6に示すような従来の振動ジャイロ1では、支持
部材5aおよび5bが、細い線材から形成されているた
め、外部から大きな衝撃を受けた場合に変形する場合が
ある。一方、支持部材5aおよび5bの線径を太くした
り、さらに、剛性の高い線材で形成すると、振動子2の
振動が吸収されにくくなるため振動が抑制され、振動ジ
ャイロ1の特性が悪くなるという不都合が生じる。
よび図6に示すような従来の振動ジャイロ1では、支持
部材5aおよび5bが、細い線材から形成されているた
め、外部から大きな衝撃を受けた場合に変形する場合が
ある。一方、支持部材5aおよび5bの線径を太くした
り、さらに、剛性の高い線材で形成すると、振動子2の
振動が吸収されにくくなるため振動が抑制され、振動ジ
ャイロ1の特性が悪くなるという不都合が生じる。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、外
部からの衝撃に強く、かつ振動を有効に吸収する支持構
造を有する振動ジャイロを提供することである。
部からの衝撃に強く、かつ振動を有効に吸収する支持構
造を有する振動ジャイロを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる振動ジ
ャイロは、柱状の振動子と、振動子の側面に設けられた
駆動・検出手段と、振動子のノード点付近を支持する板
状の支持部材とを備え、支持部材を、振動子のノード点
付近での断面の重心を通り、かつ、振動子の屈曲振動方
向と垂直である直線上の位置で保持し、さらに、支持部
材は、振動子のノード点付近の稜線部分と、稜線部分に
対向する部分とにおいて振動子を支持する、振動ジャイ
ロである。
ャイロは、柱状の振動子と、振動子の側面に設けられた
駆動・検出手段と、振動子のノード点付近を支持する板
状の支持部材とを備え、支持部材を、振動子のノード点
付近での断面の重心を通り、かつ、振動子の屈曲振動方
向と垂直である直線上の位置で保持し、さらに、支持部
材は、振動子のノード点付近の稜線部分と、稜線部分に
対向する部分とにおいて振動子を支持する、振動ジャイ
ロである。
【0007】また、振動子は3角柱状の振動体を含んで
もよい。その場合の支持部材は、3角柱状の振動体のノ
ード点付近の稜線部分と、稜線部分に対向する底面部分
とにおいて振動体を支持することが好ましい。
もよい。その場合の支持部材は、3角柱状の振動体のノ
ード点付近の稜線部分と、稜線部分に対向する底面部分
とにおいて振動体を支持することが好ましい。
【0008】
【作用】支持部材が板状なので、従来の細線状の支持部
材よりも強固である。また、板状の支持部材は、振動子
の屈曲振動に伴い、ねじれるように撓み、振動子の振動
を吸収する。さらに、支持部材は、ノード点付近で振動
子を支持するので、振動子の振動を抑制しにくい。ま
た、支持部材は、振動子のノード点付近での断面の重心
を通り、かつ、振動子の屈曲振動方向と垂直である直線
上の位置を保持するので、振動子の振動に伴う支持部材
のねじれを抑制しにくい。また、支持部材は、振動子の
ノード点付近の稜線部分と、稜線部分に対向する部分と
において、振動子を支持するので、振動子の振動を抑制
しにくい。
材よりも強固である。また、板状の支持部材は、振動子
の屈曲振動に伴い、ねじれるように撓み、振動子の振動
を吸収する。さらに、支持部材は、ノード点付近で振動
子を支持するので、振動子の振動を抑制しにくい。ま
た、支持部材は、振動子のノード点付近での断面の重心
を通り、かつ、振動子の屈曲振動方向と垂直である直線
上の位置を保持するので、振動子の振動に伴う支持部材
のねじれを抑制しにくい。また、支持部材は、振動子の
ノード点付近の稜線部分と、稜線部分に対向する部分と
において、振動子を支持するので、振動子の振動を抑制
しにくい。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、板状の支持部材によ
って振動子を保持するので、支持構造が強固で外部から
の衝撃に強い振動ジャイロを得ることができる。しか
も、この振動ジャイロは、振動子の振動を有効に吸収す
る支持構造を有するので特性がよい。
って振動子を保持するので、支持構造が強固で外部から
の衝撃に強い振動ジャイロを得ることができる。しか
も、この振動ジャイロは、振動子の振動を有効に吸収す
る支持構造を有するので特性がよい。
【0010】この発明の上述の目的、その他の目的、特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す斜視図解図
であり、図2はその正面図解図である。この実施例の振
動ジャイロ10は、振動子12を含む。振動子12は、
正3角柱状の振動体14を含む。この実施例の振動体1
4は、たとえば恒弾性鋼を引き抜き加工することにより
正3角柱状に形成される。なお、振動体14は、エリン
バ,鉄−ニッケル合金,石英,ガラス,水晶およびセラ
ミックなど、一般的に機械的な振動を生じる材料で形成
することができる。
であり、図2はその正面図解図である。この実施例の振
動ジャイロ10は、振動子12を含む。振動子12は、
正3角柱状の振動体14を含む。この実施例の振動体1
4は、たとえば恒弾性鋼を引き抜き加工することにより
正3角柱状に形成される。なお、振動体14は、エリン
バ,鉄−ニッケル合金,石英,ガラス,水晶およびセラ
ミックなど、一般的に機械的な振動を生じる材料で形成
することができる。
【0012】振動体14の3つの側面の略中央部には、
それぞれ駆動・検出手段としての圧電素子16a,16
b,および16cが形成される。振動体14の稜線14
aを挟んで隣合う2面の圧電素子16aおよび16b
は、それぞれ駆動用および出力信号検出用として用いら
れる。また、振動体14の底面の圧電素子16cは、帰
還用として用いられる。そして、圧電素子16aおよび
16bには、発振回路(図示せず)の出力端が接続さ
れ、発振回路(図示せず)の入力端は、圧電素子16c
に接続されて、帰還ループが形成される。この帰還ルー
プにより、振動子12は自励振駆動される。
それぞれ駆動・検出手段としての圧電素子16a,16
b,および16cが形成される。振動体14の稜線14
aを挟んで隣合う2面の圧電素子16aおよび16b
は、それぞれ駆動用および出力信号検出用として用いら
れる。また、振動体14の底面の圧電素子16cは、帰
還用として用いられる。そして、圧電素子16aおよび
16bには、発振回路(図示せず)の出力端が接続さ
れ、発振回路(図示せず)の入力端は、圧電素子16c
に接続されて、帰還ループが形成される。この帰還ルー
プにより、振動子12は自励振駆動される。
【0013】この振動ジャイロ10は、略ロの字形状の
支持部材18および20を含む。支持部材18および2
0は、たとえばFe−Ni合金、恒弾性鋼などからなる
板材をホトリソグラフィによりエッチングすることによ
って形成される。支持部材18および20の厚みは、振
動子12の振動を撓みにより吸収するため、たとえば
0.1mmから1mmに形成することが望ましい。一
方、支持部材18および20の幅長は、振動子12をし
っかりと支持するため、厚みに比べて十分に長く形成す
ることが望ましい。
支持部材18および20を含む。支持部材18および2
0は、たとえばFe−Ni合金、恒弾性鋼などからなる
板材をホトリソグラフィによりエッチングすることによ
って形成される。支持部材18および20の厚みは、振
動子12の振動を撓みにより吸収するため、たとえば
0.1mmから1mmに形成することが望ましい。一
方、支持部材18および20の幅長は、振動子12をし
っかりと支持するため、厚みに比べて十分に長く形成す
ることが望ましい。
【0014】図2に示すように、支持部材18および2
0には、上部結合部18aおよび20aが、その内周側
から振動子12方向へ突き出し形成される。また、支持
部材18および20には、下部結合部18bおよび20
bが、上部結合部18aおよび20aと対向しながら、
その内周側から振動子12方向へ突き出し形成される。
0には、上部結合部18aおよび20aが、その内周側
から振動子12方向へ突き出し形成される。また、支持
部材18および20には、下部結合部18bおよび20
bが、上部結合部18aおよび20aと対向しながら、
その内周側から振動子12方向へ突き出し形成される。
【0015】支持部材18および20は、振動子12の
2つのノードの周囲を取り囲むようにしてそれぞれ配置
される。そして、上部結合部18aおよび20aは、3
角柱状の振動体14の2つのノード点付近の稜線にそれ
ぞれ固着される。また、下部結合部18bおよび20b
は、3角柱状の振動体14の2つのノード点付近の底面
の幅方向における略中央部にそれぞれ固着される。こう
して、支持部材18および20は、振動体14をノード
点付近において挟持するようにして、振動子12を支持
する。支持部材18および20と振動体14との固着
は、たとえばスポット溶接、はんだ付け、および銀ろう
付けなどの方法により行うことができる。なお、振動子
12は、振動子12の長手方向の全長を1としたとき
に、両端部から中央方向へ0.224の中心軸上にノー
ド点を有する。
2つのノードの周囲を取り囲むようにしてそれぞれ配置
される。そして、上部結合部18aおよび20aは、3
角柱状の振動体14の2つのノード点付近の稜線にそれ
ぞれ固着される。また、下部結合部18bおよび20b
は、3角柱状の振動体14の2つのノード点付近の底面
の幅方向における略中央部にそれぞれ固着される。こう
して、支持部材18および20は、振動体14をノード
点付近において挟持するようにして、振動子12を支持
する。支持部材18および20と振動体14との固着
は、たとえばスポット溶接、はんだ付け、および銀ろう
付けなどの方法により行うことができる。なお、振動子
12は、振動子12の長手方向の全長を1としたとき
に、両端部から中央方向へ0.224の中心軸上にノー
ド点を有する。
【0016】また、支持部材18および20は、それぞ
れその両側部がたとえば、保持部材としての取付基板2
2および24によって保持される。取付基板22および
24は、支持部材18および20の幅方向の両側に対称
に配置される。そして、図2に一点鎖線で示すように、
取付基板22および24は、振動子12のノード点付近
の断面の重心を通り、かつ、振動子の屈曲振動方向(圧
電素子16c形成面の垂直方向)と垂直である直線上の
位置で、支持部材18および20の両側部に固着され
る。この固着は、緩衝材を介在させたねじ止め、はんだ
止め、および銀ろう付けなどの方法により行われる。取
付基板22および24は、たとえばガラスエポキシ系プ
リント基板、Fe−Ni系合金基板、アルミナなどのセ
ラミック基板、およびガラス基板などを用いることがで
きる。取付基板22および24は、振動子12の幅方向
の両側に延び、ケース(図示せず)などに固着される。
れその両側部がたとえば、保持部材としての取付基板2
2および24によって保持される。取付基板22および
24は、支持部材18および20の幅方向の両側に対称
に配置される。そして、図2に一点鎖線で示すように、
取付基板22および24は、振動子12のノード点付近
の断面の重心を通り、かつ、振動子の屈曲振動方向(圧
電素子16c形成面の垂直方向)と垂直である直線上の
位置で、支持部材18および20の両側部に固着され
る。この固着は、緩衝材を介在させたねじ止め、はんだ
止め、および銀ろう付けなどの方法により行われる。取
付基板22および24は、たとえばガラスエポキシ系プ
リント基板、Fe−Ni系合金基板、アルミナなどのセ
ラミック基板、およびガラス基板などを用いることがで
きる。取付基板22および24は、振動子12の幅方向
の両側に延び、ケース(図示せず)などに固着される。
【0017】有限要素法によるシミュレーションで正3
角柱状の振動子12の振動を考察すると、Fxモードの
振動の中性線は、振動子12のノード点付近の断面の重
心を通り幅方向へ延びる線上にある。また、Fyモード
の振動の中性線は、振動子12のノード点付近の断面の
重心を通り高さ方向に延びる線上にある。中性線とは、
振動に対して最も動きの少ない部分をいう。したがっ
て、この中性線付近において支持することにより、支持
部材が振動子の振動に与える影響を最も少なくすること
ができる。
角柱状の振動子12の振動を考察すると、Fxモードの
振動の中性線は、振動子12のノード点付近の断面の重
心を通り幅方向へ延びる線上にある。また、Fyモード
の振動の中性線は、振動子12のノード点付近の断面の
重心を通り高さ方向に延びる線上にある。中性線とは、
振動に対して最も動きの少ない部分をいう。したがっ
て、この中性線付近において支持することにより、支持
部材が振動子の振動に与える影響を最も少なくすること
ができる。
【0018】次に、図3および図4を参照しながら、こ
の実施例の振動ジャイロ10の振動状況を説明する。図
3は、図1に示す実施例のFxモードでの振動状況を示
す側面図解図であり、図4は、図1に示す実施例のFy
モードでの振動状況を示す平面図解図である。発振回路
(図示せず)により励振された振動子12は、図3に誇
張して示すように、振動子12の底面(圧電素子16c
形成面)に直交する方向にFxモードの屈曲振動をす
る。
の実施例の振動ジャイロ10の振動状況を説明する。図
3は、図1に示す実施例のFxモードでの振動状況を示
す側面図解図であり、図4は、図1に示す実施例のFy
モードでの振動状況を示す平面図解図である。発振回路
(図示せず)により励振された振動子12は、図3に誇
張して示すように、振動子12の底面(圧電素子16c
形成面)に直交する方向にFxモードの屈曲振動をす
る。
【0019】屈曲振動している状態の振動子12が、長
手方向に延びる中心軸を中心として回転すると、屈曲振
動方向に直交する方向にコリオリ力が働き、Fyモード
の振動成分が生じる。すると、振動子12の振動方向が
変わり、圧電素子16aおよび16b間に出力電圧差が
生じる。この出力電圧差を測定することにより、振動子
12に加わった回転角速度を検出することができる。な
お、振動ジャイロ10が、その中心軸と平行な任意の軸
を中心として回転しても同様である。
手方向に延びる中心軸を中心として回転すると、屈曲振
動方向に直交する方向にコリオリ力が働き、Fyモード
の振動成分が生じる。すると、振動子12の振動方向が
変わり、圧電素子16aおよび16b間に出力電圧差が
生じる。この出力電圧差を測定することにより、振動子
12に加わった回転角速度を検出することができる。な
お、振動ジャイロ10が、その中心軸と平行な任意の軸
を中心として回転しても同様である。
【0020】また、この振動ジャイロ10は、上述の支
持構造を有するので、振動子12の底面に直交する方向
へFxモードの振動をするときは、図3に誇張して示す
ように支持部材18および20がねじれるようにして撓
み、振動が有効に吸収される。さらに、図4に誇張して
示すように、振動子12の底面に水平な幅方向へFyモ
ードの振動をするときは、振動子12の振動が、振動子
12に固着された上部結合部18aおよび20aと、下
部結合部18bおよび20bとを軸とした支持部材18
および20のねじれ運動により有効に吸収される。
持構造を有するので、振動子12の底面に直交する方向
へFxモードの振動をするときは、図3に誇張して示す
ように支持部材18および20がねじれるようにして撓
み、振動が有効に吸収される。さらに、図4に誇張して
示すように、振動子12の底面に水平な幅方向へFyモ
ードの振動をするときは、振動子12の振動が、振動子
12に固着された上部結合部18aおよび20aと、下
部結合部18bおよび20bとを軸とした支持部材18
および20のねじれ運動により有効に吸収される。
【0021】この振動ジャイロ10について、1mの高
さから落下させる落下試験を行ったところ、支持部材1
8,20、および取付基板22,24の変形は認められ
なかった。また、振動子12の振動の先鋭度Qmを比較
すると、従来の振動ジャイロ1の値とほとんど変わなか
った。さらに、静止時の出力電圧の温度特性は、−30
℃から85℃の範囲で、1mV/℃以下であり良好な特
性を示した。
さから落下させる落下試験を行ったところ、支持部材1
8,20、および取付基板22,24の変形は認められ
なかった。また、振動子12の振動の先鋭度Qmを比較
すると、従来の振動ジャイロ1の値とほとんど変わなか
った。さらに、静止時の出力電圧の温度特性は、−30
℃から85℃の範囲で、1mV/℃以下であり良好な特
性を示した。
【0022】この実施例によれば、板状の支持部材18
および20により、振動子12が上部結合部18aおよ
び20aと、下部結合部18bおよび20bとの2か所
で挟持されて支持される。そのため、図5に示す従来の
細線状の支持部材3aおよび3bによる1か所だけの支
持よりも強固である。したがって、この実施例の振動ジ
ャイロ10は、外部からの衝撃に強い。また、板状の支
持部材18および20は、振動子12の屈曲振動に伴
い、取付基板22および24によって保持された部分を
中心としてねじれるように撓み、振動子12の振動を吸
収する。さらに、支持部材18および20は、ノード点
付近で振動子12を支持するので、振動子12の振動を
抑制しにくい。また、支持部材18および20は、振動
子12のノード点付近の断面の重心を通り、振動子の屈
曲振動方向と垂直である直線上の位置で保持されるの
で、振動子12の振動に伴う支持部材18および20の
ねじれを抑制しにくい。また、支持部材18および20
は、振動子12のノード点付近の稜線部分と稜線部分に
対向する部分とにおいて、振動子12を支持するので、
振動子12の振動を抑制しにくい。したがって、この実
施例の振動ジャイロ10は、特性がよい。
および20により、振動子12が上部結合部18aおよ
び20aと、下部結合部18bおよび20bとの2か所
で挟持されて支持される。そのため、図5に示す従来の
細線状の支持部材3aおよび3bによる1か所だけの支
持よりも強固である。したがって、この実施例の振動ジ
ャイロ10は、外部からの衝撃に強い。また、板状の支
持部材18および20は、振動子12の屈曲振動に伴
い、取付基板22および24によって保持された部分を
中心としてねじれるように撓み、振動子12の振動を吸
収する。さらに、支持部材18および20は、ノード点
付近で振動子12を支持するので、振動子12の振動を
抑制しにくい。また、支持部材18および20は、振動
子12のノード点付近の断面の重心を通り、振動子の屈
曲振動方向と垂直である直線上の位置で保持されるの
で、振動子12の振動に伴う支持部材18および20の
ねじれを抑制しにくい。また、支持部材18および20
は、振動子12のノード点付近の稜線部分と稜線部分に
対向する部分とにおいて、振動子12を支持するので、
振動子12の振動を抑制しにくい。したがって、この実
施例の振動ジャイロ10は、特性がよい。
【0023】なお、支持部材18および20は、圧電素
子16a,16b,および16cと検出回路とを接続す
るための導線の通路として使用してもよい。また、取付
基板22および24を同様に使用してもよい。
子16a,16b,および16cと検出回路とを接続す
るための導線の通路として使用してもよい。また、取付
基板22および24を同様に使用してもよい。
【0024】また、振動子が角柱状であり、その稜線に
おいて支持部材に支持される場合には、支持部材の内周
側の上部結合部および下部結合部は特に形成される必要
はなく、振動子の稜線を支持部材の内周側に直接固着す
ればよい。また、取付基板は、支持部材と別体ではな
く、たとえば、ホトリソグラフィによりエッチングする
ことにより一体的に形成してもよい。
おいて支持部材に支持される場合には、支持部材の内周
側の上部結合部および下部結合部は特に形成される必要
はなく、振動子の稜線を支持部材の内周側に直接固着す
ればよい。また、取付基板は、支持部材と別体ではな
く、たとえば、ホトリソグラフィによりエッチングする
ことにより一体的に形成してもよい。
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図解図である。
【図2】図1に示す実施例の正面図解図である。
【図3】図1に示す実施例のFxモードでの振動状況を
示す側面図解図である。
示す側面図解図である。
【図4】図1に示す実施例のFyモードでの振動状況を
示す平面図解図である。
示す平面図解図である。
【図5】この発明の背景となる従来の振動ジャイロの一
例を示す斜視図解図である。
例を示す斜視図解図である。
【図6】図6は図5に示す従来の振動ジャイロの正面図
解図である。
解図である。
10 振動ジャイロ 12 振動子 14 振動体 16a〜16c 圧電素子 18,20 支持部材 18a,20a 上部結合部 18b,20b 下部結合部 22,24 取付基板
Claims (1)
- 【請求項1】 柱状の振動子と、 前記振動子の側面に設けられた駆動・検出手段と、 前記振動子のノード点付近を支持する板状の支持部材と
を備え、 前記支持部材を、前記振動子のノード点付近での断面の
重心を通り、かつ、前記振動子の屈曲振動方向と垂直で
ある直線上の位置で保持し、さらに、前記支持部材は、
前記振動子のノード点付近の稜線部分と、前記稜線部分
に対向する部分とにおいて前記振動子を支持する、振動
ジャイロ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6315698A JPH08145694A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 振動ジャイロ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6315698A JPH08145694A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 振動ジャイロ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08145694A true JPH08145694A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=18068481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6315698A Pending JPH08145694A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 振動ジャイロ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08145694A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102147253A (zh) * | 2010-12-29 | 2011-08-10 | 重庆邮电大学 | 振梁式双悬臂面支撑结构的振动梁陀螺 |
| CN108955665A (zh) * | 2018-07-13 | 2018-12-07 | 北京工业大学 | 参激放大柔性结构振动微陀螺仪 |
-
1994
- 1994-11-24 JP JP6315698A patent/JPH08145694A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102147253A (zh) * | 2010-12-29 | 2011-08-10 | 重庆邮电大学 | 振梁式双悬臂面支撑结构的振动梁陀螺 |
| CN108955665A (zh) * | 2018-07-13 | 2018-12-07 | 北京工业大学 | 参激放大柔性结构振动微陀螺仪 |
| CN108955665B (zh) * | 2018-07-13 | 2022-02-08 | 北京工业大学 | 参激放大柔性结构振动微陀螺仪 |
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