JPH08159775A - 振動ジャイロ - Google Patents
振動ジャイロInfo
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- JPH08159775A JPH08159775A JP6302305A JP30230594A JPH08159775A JP H08159775 A JPH08159775 A JP H08159775A JP 6302305 A JP6302305 A JP 6302305A JP 30230594 A JP30230594 A JP 30230594A JP H08159775 A JPH08159775 A JP H08159775A
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Landscapes
- Gyroscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】振動子からの振動の漏洩を防止し、且つ振動を
妨げない振動吸収効果を維持しつつ、外部からの過剰衝
撃による変形を防止できる支持構造を備える振動ジャイ
ロを提供する。 【構成】柱状の振動子2と、振動子2の側面に設けられ
た駆動手段及び検出手段と、板材により略枠状に形成さ
れ、内側周縁部で振動子2のノード点付近を支持する支
持部材4と、振動子2の幅方向の両側に支持片9を有す
る保持基板6と、支持部材4と保持基板6の支持片9を
連結する連結部5,5とを備え、連結部5,5は振動子
2のノード点付近の断面の重心2Gを通り、且つ振動子
2の屈曲振動方向に垂直である直線上に位置することを
特徴とする。
妨げない振動吸収効果を維持しつつ、外部からの過剰衝
撃による変形を防止できる支持構造を備える振動ジャイ
ロを提供する。 【構成】柱状の振動子2と、振動子2の側面に設けられ
た駆動手段及び検出手段と、板材により略枠状に形成さ
れ、内側周縁部で振動子2のノード点付近を支持する支
持部材4と、振動子2の幅方向の両側に支持片9を有す
る保持基板6と、支持部材4と保持基板6の支持片9を
連結する連結部5,5とを備え、連結部5,5は振動子
2のノード点付近の断面の重心2Gを通り、且つ振動子
2の屈曲振動方向に垂直である直線上に位置することを
特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動ジャイロに関し、特
に例えば、回転角速度を検知することにより移動体の位
置を検出し、適切な誘導を行うナビゲーションシステ
ム、または外的振動を検知し、適切な制振を行う手振れ
防止装置などの除振システムなどに応用できる振動ジャ
イロに関する。
に例えば、回転角速度を検知することにより移動体の位
置を検出し、適切な誘導を行うナビゲーションシステ
ム、または外的振動を検知し、適切な制振を行う手振れ
防止装置などの除振システムなどに応用できる振動ジャ
イロに関する。
【0002】
【従来の技術】図7はこの発明の背景となる従来の振動
ジャイロの一例を示す斜視図であり、図8はその正面図
である。振動ジャイロ21は振動子22を含む。振動子
22は例えばエリンバなどの恒弾性金属からなり、略正
三角柱状に形成される。振動子22の3つの側面には、
それぞれ圧電素子23a,23b,23cが形成され
る。圧電素子23a,23b,23cは、例えば圧電セ
ラミックの両面に電極を形成したものである。そして、
この圧電素子23a,23b,23cが、振動子22の
側面に接着され、このうち2つの圧電素子23a,23
bが、駆動用及び出力信号検出用として用いられる。ま
た、他の圧電素子23cは、帰還用として用いられる。
ジャイロの一例を示す斜視図であり、図8はその正面図
である。振動ジャイロ21は振動子22を含む。振動子
22は例えばエリンバなどの恒弾性金属からなり、略正
三角柱状に形成される。振動子22の3つの側面には、
それぞれ圧電素子23a,23b,23cが形成され
る。圧電素子23a,23b,23cは、例えば圧電セ
ラミックの両面に電極を形成したものである。そして、
この圧電素子23a,23b,23cが、振動子22の
側面に接着され、このうち2つの圧電素子23a,23
bが、駆動用及び出力信号検出用として用いられる。ま
た、他の圧電素子23cは、帰還用として用いられる。
【0003】振動子22はそのノード点付近の稜線部分
で支持部材24,24に支持される。支持部材24は、
タングステン等からなる高い弾性率を有する細い線材
を、略コ字状に形成したものである。支持部材24は、
保持基板25に固定される。
で支持部材24,24に支持される。支持部材24は、
タングステン等からなる高い弾性率を有する細い線材
を、略コ字状に形成したものである。支持部材24は、
保持基板25に固定される。
【0004】この振動ジャイロ21では圧電素子23
a,23bとの圧電素子23cとの間に、自励振動する
ための帰還ループとして発振回路(図示せず)などが接
続される。そして、発振回路からの駆動信号によって、
振動子22は圧電素子23cの形成面と主に垂直に屈曲
振動を生じる。この状態で、振動子22の軸を中心とし
た回転が加わると、コリオリ力によって振動子22の振
動方向が変わり、圧電素子23a,23b間に出力差が
生じる。その出力差を測定することによって、振動子2
2に加わった回転角速度を検知することができる。
a,23bとの圧電素子23cとの間に、自励振動する
ための帰還ループとして発振回路(図示せず)などが接
続される。そして、発振回路からの駆動信号によって、
振動子22は圧電素子23cの形成面と主に垂直に屈曲
振動を生じる。この状態で、振動子22の軸を中心とし
た回転が加わると、コリオリ力によって振動子22の振
動方向が変わり、圧電素子23a,23b間に出力差が
生じる。その出力差を測定することによって、振動子2
2に加わった回転角速度を検知することができる。
【0005】ここで、支持部材24を高い弾性率を有す
る細い線材から形成しているのは、振動子22の振動を
保持基板25に漏洩させず、また振動子の振動を妨げな
い振動吸収効果を得るためである。
る細い線材から形成しているのは、振動子22の振動を
保持基板25に漏洩させず、また振動子の振動を妨げな
い振動吸収効果を得るためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の振動ジャイロ21では外部から過剰衝撃を受けた
場合、支持部材24が細い線材からなるため変形して、
その結果、所定の振動が得られなくなり、特性の劣化や
誤検知などを生じる恐れがあった。
従来の振動ジャイロ21では外部から過剰衝撃を受けた
場合、支持部材24が細い線材からなるため変形して、
その結果、所定の振動が得られなくなり、特性の劣化や
誤検知などを生じる恐れがあった。
【0007】それゆえ、本発明の主たる目的は、従来の
振動子の支持構造と変わらない振動吸収効果を維持しつ
つ、外部からの過剰衝撃による変形を防止できる支持構
造をを備える振動ジャイロを提供することである。
振動子の支持構造と変わらない振動吸収効果を維持しつ
つ、外部からの過剰衝撃による変形を防止できる支持構
造をを備える振動ジャイロを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、柱状の振動子と、該振動子の側面に設
けられた駆動手段及び検出手段と、板材により略枠状に
形成され、内側周縁部で前記振動子のノード点付近を支
持する支持部材と、前記振動子の幅方向の両側に支持片
を有する保持基板と、前記支持部材と前記保持基板の支
持片を連結する連結部とを備え、前記連結部は前記振動
子のノード点付近の断面の重心を通り、且つ前記振動子
の屈曲振動方向に垂直である直線上に位置することを特
徴とする。
めに、本発明は、柱状の振動子と、該振動子の側面に設
けられた駆動手段及び検出手段と、板材により略枠状に
形成され、内側周縁部で前記振動子のノード点付近を支
持する支持部材と、前記振動子の幅方向の両側に支持片
を有する保持基板と、前記支持部材と前記保持基板の支
持片を連結する連結部とを備え、前記連結部は前記振動
子のノード点付近の断面の重心を通り、且つ前記振動子
の屈曲振動方向に垂直である直線上に位置することを特
徴とする。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、支持部材が板材によって
形成されることにより、外部からの過剰衝撃による変形
を防止することができる。また、支持部材と保持基板の
支持片との連結部が振動子のノード点付近の断面の重心
を通り、且つ振動子の屈曲振動方向に垂直である直線上
に位置することにより、支持基板から連結部を介して支
持片に伝わる振動子の振動を最小にすることができる。
さらに、この支持片に伝わった振動を支持片の撓み振動
として吸収できる。
形成されることにより、外部からの過剰衝撃による変形
を防止することができる。また、支持部材と保持基板の
支持片との連結部が振動子のノード点付近の断面の重心
を通り、且つ振動子の屈曲振動方向に垂直である直線上
に位置することにより、支持基板から連結部を介して支
持片に伝わる振動子の振動を最小にすることができる。
さらに、この支持片に伝わった振動を支持片の撓み振動
として吸収できる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す振動ジャイロ
の斜視図であり、図2はその正面図である。振動ジャイ
ロ1は振動子2を含む。振動子2は例えばエリンバ等の
恒弾性金属、或いは石英、ガラス、水晶、セラミック等
の一般に機械的振動を生じる材料からなり、略正三角柱
状に形成される。
の斜視図であり、図2はその正面図である。振動ジャイ
ロ1は振動子2を含む。振動子2は例えばエリンバ等の
恒弾性金属、或いは石英、ガラス、水晶、セラミック等
の一般に機械的振動を生じる材料からなり、略正三角柱
状に形成される。
【0011】振動子2の3つの側面にはそれぞれ駆動手
段及び検出手段としての圧電素子3a,3b,3cが形
成される。圧電素子3a,3b,3cは例えば圧電セラ
ミックの両面に電極を形成してなり、これら電極の一方
が振動子2の側面に接着剤などで接着される。このうち
圧電素子3a,3bが駆動用及び出力信号検出用として
用いられ、圧電素子3cが帰還用として用いられる。そ
して、圧電素子3a,3bと圧電素子3cとの間に、自
励振駆動するための帰還ループとして発振回路(図示せ
ず)などが接続される。
段及び検出手段としての圧電素子3a,3b,3cが形
成される。圧電素子3a,3b,3cは例えば圧電セラ
ミックの両面に電極を形成してなり、これら電極の一方
が振動子2の側面に接着剤などで接着される。このうち
圧電素子3a,3bが駆動用及び出力信号検出用として
用いられ、圧電素子3cが帰還用として用いられる。そ
して、圧電素子3a,3bと圧電素子3cとの間に、自
励振駆動するための帰還ループとして発振回路(図示せ
ず)などが接続される。
【0012】また、振動子2は板材からなり略ロ字形の
枠状の支持部材4,4によって支持される。支持部材4
の外側周縁部における両側辺の中央付近には略帯状の連
結部5,5が設けられ、支持部材4と連結部5,5と
は、Fe−Ni合金、恒弾性綱等の板材をエッチングす
ることによって一体に成型されている。そして、振動子
2のノード点付近の稜線部分がスポット溶接、レーザ溶
接、半田付け、銀ロウ付け等により、支持部材4の内側
周縁部の上辺の中央部に接合されることによって、連結
部5,5が振動子2のノード点付近の断面の重心2Gを
通り、且つ前記振動子2の屈曲振動方向に垂直である直
線上に位置する。ここで、支持部材4の板材の厚みは、
0.1〜1mm程度が望ましく、支持部材4の幅は板材
の厚みよりも十分大きくすることが望ましい。
枠状の支持部材4,4によって支持される。支持部材4
の外側周縁部における両側辺の中央付近には略帯状の連
結部5,5が設けられ、支持部材4と連結部5,5と
は、Fe−Ni合金、恒弾性綱等の板材をエッチングす
ることによって一体に成型されている。そして、振動子
2のノード点付近の稜線部分がスポット溶接、レーザ溶
接、半田付け、銀ロウ付け等により、支持部材4の内側
周縁部の上辺の中央部に接合されることによって、連結
部5,5が振動子2のノード点付近の断面の重心2Gを
通り、且つ前記振動子2の屈曲振動方向に垂直である直
線上に位置する。ここで、支持部材4の板材の厚みは、
0.1〜1mm程度が望ましく、支持部材4の幅は板材
の厚みよりも十分大きくすることが望ましい。
【0013】なお、支持部材4の形状は略ロ字形の枠状
としたが、台形や楕円形等の枠状でもよい。また、支持
部材4は、圧電素子3a,3b,3cと発振回路を結ぶ
配線の通路としても使用することができる。
としたが、台形や楕円形等の枠状でもよい。また、支持
部材4は、圧電素子3a,3b,3cと発振回路を結ぶ
配線の通路としても使用することができる。
【0014】この支持部材4は略矩形状の保持基板6に
保持される。保持基板6はFe−Ni合金からなり、幅
方向の両側縁部に直立する壁部7,7を備え、壁部7,
7間に支持部材4の下側部分が十分に収納されるように
形成されている。そして、振.動子2の軸方向が保持基
板6の長手方向に対して平行になるように、支持部材4
の外側周縁部に設けた連結部5,5をそれぞれ壁部7,
7の上面にスポット溶接、レーザ溶接、半田付け、銀ロ
ウ付け等によって接合する。ここで、壁部7と連結部5
の接合部分の両側にスリット8,8が壁部7の上面から
下方に向かって削成され、スリット8,8間には支持片
9が形成される。この結果、支持部材4は連結部5,5
を介して支持片9,9に支持されることになる。
保持される。保持基板6はFe−Ni合金からなり、幅
方向の両側縁部に直立する壁部7,7を備え、壁部7,
7間に支持部材4の下側部分が十分に収納されるように
形成されている。そして、振.動子2の軸方向が保持基
板6の長手方向に対して平行になるように、支持部材4
の外側周縁部に設けた連結部5,5をそれぞれ壁部7,
7の上面にスポット溶接、レーザ溶接、半田付け、銀ロ
ウ付け等によって接合する。ここで、壁部7と連結部5
の接合部分の両側にスリット8,8が壁部7の上面から
下方に向かって削成され、スリット8,8間には支持片
9が形成される。この結果、支持部材4は連結部5,5
を介して支持片9,9に支持されることになる。
【0015】なお、上述の実施例では、壁部7と連結部
5の接合部分の両側にスリット8,8を削成することで
支持片9を形成したが、図3に示すように、壁部7の中
央部から壁部7と連結部5の接合部分付近にかけて切り
欠き部11を設け、該切り欠き部11と1つのスリット
8により支持片9を形成してもよく、さらに図4に示す
ように、壁部7の端部側を切り欠くことにより保持基板
6の幅方向の両側縁部に支持片9を単独で設けてもよ
く、支持片9の形成手段はどのような手段でもよい。ま
た、図5及び図6に示すように、連結部5,5を保持基
板6の中央部側に向かって折曲し、支持部材4を支持片
9を形成するスリット8,8のうち保持基板6の長手方
向の端部側にある一方のスリット8のなかに収納するよ
うな支持構造でもよく、この支持構造であれば、保持基
板6の幅を小さくできる。さらに、保持基板6はFe−
Ni合金の変わりに、アルミニウム、真鍮等の非鉄金
属、或いはガラスエポキシ材、アルミナ等のセラミック
材、ガラス材を用いてもよい。
5の接合部分の両側にスリット8,8を削成することで
支持片9を形成したが、図3に示すように、壁部7の中
央部から壁部7と連結部5の接合部分付近にかけて切り
欠き部11を設け、該切り欠き部11と1つのスリット
8により支持片9を形成してもよく、さらに図4に示す
ように、壁部7の端部側を切り欠くことにより保持基板
6の幅方向の両側縁部に支持片9を単独で設けてもよ
く、支持片9の形成手段はどのような手段でもよい。ま
た、図5及び図6に示すように、連結部5,5を保持基
板6の中央部側に向かって折曲し、支持部材4を支持片
9を形成するスリット8,8のうち保持基板6の長手方
向の端部側にある一方のスリット8のなかに収納するよ
うな支持構造でもよく、この支持構造であれば、保持基
板6の幅を小さくできる。さらに、保持基板6はFe−
Ni合金の変わりに、アルミニウム、真鍮等の非鉄金
属、或いはガラスエポキシ材、アルミナ等のセラミック
材、ガラス材を用いてもよい。
【0016】このような振動ジャイロ1では、発振回路
からの駆動信号によって、振動子2が圧電素子3cの形
成面に垂直な方向に屈曲振動する。この状態で、振動子
2の軸を中心とした回転が加わると、コリオリ力によっ
て振動子2の振動方向が変わり、圧電素子3a,3b間
に出力差が生じる。その出力差を測定することによっ
て、振動子2に加わった回転角速度を検知することがで
きる。
からの駆動信号によって、振動子2が圧電素子3cの形
成面に垂直な方向に屈曲振動する。この状態で、振動子
2の軸を中心とした回転が加わると、コリオリ力によっ
て振動子2の振動方向が変わり、圧電素子3a,3b間
に出力差が生じる。その出力差を測定することによっ
て、振動子2に加わった回転角速度を検知することがで
きる。
【0017】また、本実施例の振動ジャイロ1では、支
持部材4が板材を一体成型してなるため、1m落下の耐
衝撃試験を行っても、支持部材4の変形は認められず、
従来に比べ、格段に支持構造が強固になった。
持部材4が板材を一体成型してなるため、1m落下の耐
衝撃試験を行っても、支持部材4の変形は認められず、
従来に比べ、格段に支持構造が強固になった。
【0018】次に、本実施例の振動ジャイロ1におい
て、振動子2の振動を妨げず、保持基板6への振動の漏
洩を防止する動作について説明する。
て、振動子2の振動を妨げず、保持基板6への振動の漏
洩を防止する動作について説明する。
【0019】3次元座標軸のX軸を振動子2の圧電素子
3cを含む側面と垂直方向にとり、Y軸を振動子2の圧
電素子3cを含む側面と水平方向にとり、Z軸を振動子
2の軸方向にとる。そして、振動子2の屈曲振動を、X
軸方向の屈曲振動(以下、Fxモードと呼ぶ)と、Y軸
方向の屈曲振動(以下、Fyモードと呼ぶ)に分解して
考える。
3cを含む側面と垂直方向にとり、Y軸を振動子2の圧
電素子3cを含む側面と水平方向にとり、Z軸を振動子
2の軸方向にとる。そして、振動子2の屈曲振動を、X
軸方向の屈曲振動(以下、Fxモードと呼ぶ)と、Y軸
方向の屈曲振動(以下、Fyモードと呼ぶ)に分解して
考える。
【0020】まず、連結部5,5が、振動子2のノード
点付近の断面の重心2Gを通り、且つ前記振動子2の屈
曲振動方向に垂直である直線上に位置することにより、
支持部材4から連結部5,5を介して支持片9,9に伝
わる振動子2のFxモード及びFyモードの振動を最小
にする。
点付近の断面の重心2Gを通り、且つ前記振動子2の屈
曲振動方向に垂直である直線上に位置することにより、
支持部材4から連結部5,5を介して支持片9,9に伝
わる振動子2のFxモード及びFyモードの振動を最小
にする。
【0021】Fxモードの振動に対しては、支持部材4
はX軸方向の並進運動エネルギーと、連結部5,5を通
るY軸まわりの回転運動エネルギーとを受ける。X軸方
向の並進運動エネルギーによる支持部材4の振動は連結
部5,5に収束し、保持基板6の支持片9,9の撓み振
動として吸収される。Y軸まわりの回転運動エネルギー
による支持部材4の振動も、連結部5,5で節をつく
り、支持片9,9の撓み振動として吸収される。
はX軸方向の並進運動エネルギーと、連結部5,5を通
るY軸まわりの回転運動エネルギーとを受ける。X軸方
向の並進運動エネルギーによる支持部材4の振動は連結
部5,5に収束し、保持基板6の支持片9,9の撓み振
動として吸収される。Y軸まわりの回転運動エネルギー
による支持部材4の振動も、連結部5,5で節をつく
り、支持片9,9の撓み振動として吸収される。
【0022】一方、Fyモードの振動に対しては、支持
部材4はY軸方向の並進運動エネルギーと、支持部材4
と振動子2の接合点10を通るX軸まわりの回転運動エ
ネルギーとを受ける。Y軸方向の並進運動エネルギーに
よる支持部材4の振動は、連結部5,5に収束し、支持
片9,9の撓み振動として吸収される。X軸まわりの回
転運動エネルギーによる支持部材4の振動も、接合点1
0で節をつくり、連結部5,5に収束し、支持片9,9
の撓み振動として吸収される。
部材4はY軸方向の並進運動エネルギーと、支持部材4
と振動子2の接合点10を通るX軸まわりの回転運動エ
ネルギーとを受ける。Y軸方向の並進運動エネルギーに
よる支持部材4の振動は、連結部5,5に収束し、支持
片9,9の撓み振動として吸収される。X軸まわりの回
転運動エネルギーによる支持部材4の振動も、接合点1
0で節をつくり、連結部5,5に収束し、支持片9,9
の撓み振動として吸収される。
【0023】このように、振動子2のFxモード及びF
yモードの振動を支持片9,9の撓み振動として吸収す
ることにより、振動子2の振動を妨げず、保持基板6へ
の振動の漏洩が非常に小さい振動吸収効果を得ることが
できる。
yモードの振動を支持片9,9の撓み振動として吸収す
ることにより、振動子2の振動を妨げず、保持基板6へ
の振動の漏洩が非常に小さい振動吸収効果を得ることが
できる。
【0024】次に、本実施例の支持構造の振動吸収効果
を確認するために、壁部7のスリット8,8の深さを変
えて、振動子2のFxモード及びFyモードの振動の機
械的品質係数(以下、Qmと呼ぶ)を測定した実験結果
を示す。
を確認するために、壁部7のスリット8,8の深さを変
えて、振動子2のFxモード及びFyモードの振動の機
械的品質係数(以下、Qmと呼ぶ)を測定した実験結果
を示す。
【0025】今回の実験では、中央部に連結部5,5が
設けられた支持部材4の外側周縁部の側辺の長さをLと
して、スリット8,8の深さはこの長さLとの比率で表
す。
設けられた支持部材4の外側周縁部の側辺の長さをLと
して、スリット8,8の深さはこの長さLとの比率で表
す。
【0026】まず、条件1では、スリット8,8の深さ
を0.2Lとした。条件2では、スリット8,8の深さ
を0.4Lとした。条件3では、スリット8,8の深さ
を0.5Lとした。条件4では、比較例としてスリット
8,8を設けなかった。
を0.2Lとした。条件2では、スリット8,8の深さ
を0.4Lとした。条件3では、スリット8,8の深さ
を0.5Lとした。条件4では、比較例としてスリット
8,8を設けなかった。
【0027】条件1乃至4において、振動子2のFxモ
ード及びFyモードの振動のQmを測定した結果と、比
較例として従来の線材を用いた支持構造を用いた場合の
振動子2のFxモード及びFyモードの振動のQmを表
1に示す。
ード及びFyモードの振動のQmを測定した結果と、比
較例として従来の線材を用いた支持構造を用いた場合の
振動子2のFxモード及びFyモードの振動のQmを表
1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】表1に示したように、今回の実験では、ス
リット8,8の深さを0.5Lとした条件3で、Fxモ
ード及びFyモードの振動のQmが共に従来の線材を用
いた支持構造の振動ジャイロと変わらない良好な値を示
した。特に、Fxモードの振動のQmについては、スリ
ット8,8を深くするに従って値が良好となった。
リット8,8の深さを0.5Lとした条件3で、Fxモ
ード及びFyモードの振動のQmが共に従来の線材を用
いた支持構造の振動ジャイロと変わらない良好な値を示
した。特に、Fxモードの振動のQmについては、スリ
ット8,8を深くするに従って値が良好となった。
【0030】この実験から、スリット8,8の深さを調
整して支持片9の撓み振動が十分に得られるようにする
ことで、Fxモード及びFyモードの振動のQmを従来
の振動ジャイロと変わらない値にできることが確認され
た。また、条件3のような支持構造で、別に振動子2の
静止時の出力電圧の温度特性を別途測定した結果、−3
0℃から85℃の範囲で100mV/℃以下と良好であ
ることが確認された。これら2つの測定結果は、条件3
の支持構造が従来と変わらずに振動子2の振動を妨げ
ず、保持基板6への振動の漏洩を防いでいることを示し
ている。
整して支持片9の撓み振動が十分に得られるようにする
ことで、Fxモード及びFyモードの振動のQmを従来
の振動ジャイロと変わらない値にできることが確認され
た。また、条件3のような支持構造で、別に振動子2の
静止時の出力電圧の温度特性を別途測定した結果、−3
0℃から85℃の範囲で100mV/℃以下と良好であ
ることが確認された。これら2つの測定結果は、条件3
の支持構造が従来と変わらずに振動子2の振動を妨げ
ず、保持基板6への振動の漏洩を防いでいることを示し
ている。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる振
動ジャイロよれば、支持部材が板材により形成されるこ
とにより、外部からの過剰衝撃による変形を防止するこ
とができる。また、支持部材と保持基板との連結部を保
持基板に設けた支持片において支持し、連結部を振動子
のノード点付近の断面の重心を通り、且つ振動子の屈曲
振動方向に垂直である直線上に位置させることにより、
支持部材から連結部を介して保持基板の支持片に伝わる
振動を最小にすることができる。さらに、この支持片に
伝わった振動を支持片の撓み振動として吸収できる。こ
の結果、保持基板への振動の漏洩を防止し、振動子の振
動を妨げない良好な振動吸収効果を得られ、耐振性・耐
衝撃性に優れた振動ジャイロを提供することができる。
動ジャイロよれば、支持部材が板材により形成されるこ
とにより、外部からの過剰衝撃による変形を防止するこ
とができる。また、支持部材と保持基板との連結部を保
持基板に設けた支持片において支持し、連結部を振動子
のノード点付近の断面の重心を通り、且つ振動子の屈曲
振動方向に垂直である直線上に位置させることにより、
支持部材から連結部を介して保持基板の支持片に伝わる
振動を最小にすることができる。さらに、この支持片に
伝わった振動を支持片の撓み振動として吸収できる。こ
の結果、保持基板への振動の漏洩を防止し、振動子の振
動を妨げない良好な振動吸収効果を得られ、耐振性・耐
衝撃性に優れた振動ジャイロを提供することができる。
【図1】本発明の実施例における振動ジャイロを示す斜
視図である。
視図である。
【図2】図1に示した振動ジャイロの正面図である。
【図3】図1に示した振動ジャイロの支持部材の変形例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】図1に示した振動ジャイロの支持部材の他の変
形例を示す斜視図である。
形例を示す斜視図である。
【図5】図1に示した振動ジャイロの支持部材のさらに
他の変形例を示す側面図である。
他の変形例を示す側面図である。
【図6】図5に示した振動ジャイロの正面図である。
【図7】従来の振動ジャイロを示す斜視図である。
【図8】図7に示した振動ジャイロの正面図である。
1 振動ジャイロ 2 振動子 3a 圧電素子 3b 圧電素子 3c 圧電素子 4 支持部材 5 連結部 6 保持基板 7 壁部 8 スリット 9 支持片 10 接合点
Claims (1)
- 【請求項1】柱状の振動子と、該振動子の側面に設けら
れた駆動手段及び検出手段と、板材により略枠状に形成
され、内側周縁部で前記振動子のノード点付近を支持す
る支持部材と、前記振動子の幅方向の両側に支持片を有
する保持基板と、前記支持部材と前記保持基板の支持片
を連結する連結部とを備え、 前記連結部は前記振動子のノード点付近の断面の重心を
通り、且つ前記振動子の屈曲振動方向に垂直である直線
上に位置することを特徴とする振動ジャイロ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6302305A JPH08159775A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 振動ジャイロ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6302305A JPH08159775A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 振動ジャイロ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08159775A true JPH08159775A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17907373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6302305A Pending JPH08159775A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 振動ジャイロ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08159775A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007047167A (ja) * | 2005-08-08 | 2007-02-22 | Litton Syst Inc | 振動梁の節点位置修正方法 |
-
1994
- 1994-12-06 JP JP6302305A patent/JPH08159775A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007047167A (ja) * | 2005-08-08 | 2007-02-22 | Litton Syst Inc | 振動梁の節点位置修正方法 |
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