JPH0843106A - 振動ジャイロ - Google Patents

振動ジャイロ

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JPH0843106A
JPH0843106A JP6175546A JP17554694A JPH0843106A JP H0843106 A JPH0843106 A JP H0843106A JP 6175546 A JP6175546 A JP 6175546A JP 17554694 A JP17554694 A JP 17554694A JP H0843106 A JPH0843106 A JP H0843106A
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JP
Japan
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vibrator
vibration
holding
support member
holding plate
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Pending
Application number
JP6175546A
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English (en)
Inventor
Tasuku Masuo
翼 増尾
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0843106A publication Critical patent/JPH0843106A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】振動子からの振動の漏洩を防止し、かつ振動を
妨げない振動吸収効果を維持しつつ、外部からの衝撃に
よる変形を起こさないような振動子の支持構造を備えた
振動ジャイロを提供する。 【構成】振動ジャイロ10は、3角柱状の振動子12を
含む。振動子12の側面に、圧電素子13a,13b,
13cを形成する。振動子12は、そのノード点付近の
稜線部分で、板材からなる支持部材14に支持され、支
持部材14は、保持板16に固着される。保持板16
は、保持台15の壁部15aの上面に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は音片型振動子を用いた
振動ジャイロに関し、特に、振動ジャイロを構成する振
動子の支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3(A)はこの発明の背景となる従来
の振動ジャイロの一例を示す斜視図であり、図3(B)
はその断面図である。振動ジャイロ1は、振動子2を含
む。振動子2は、例えばエリンバなどの恒弾性金属から
なり、正3角柱状に形成される。振動子2の3つの側面
には、それぞれ圧電素子3a,3b,3cが形成され
る。圧電素子3a,3b,3cは、例えば圧電セラミッ
クの両面に電極を形成したものである。そして、この圧
電素子3a,3b,3cが、振動子2の側面に接着さ
れ、このうち2つの圧電素子3a,3bが、駆動用およ
び出力信号検出用として用いられる。また、他の圧電素
子3cは、帰還用として用いられる。
【0003】振動子2は、そのノード点付近の稜線部分
7で支持部材4に支持される。支持部材4は、タングス
テン等から成る高い弾性率を有する細い線材を、略コの
字状に成形したものである。支持部材4は、支持台5に
固定される。
【0004】この振動ジャイロ1では、圧電素子3a,
3bと圧電素子3cとの間に、自励振駆動するための帰
還ループとして発振回路などが接続される。そして、発
振回路からの駆動信号によって、振動子2は圧電素子3
cの形成面と主に垂直に屈曲振動を生じる。この状態
で、振動子2の軸を中心として回転すると、コリオリ力
によって、振動子2の振動方向が変わり、圧電素子3
a,3b間に出力差が生じる。その出力差を測定するこ
とによって、回転角速度を検知することができる。ここ
で、支持部材4を高い弾性率を有する細い線材から成形
しているのは、振動子2の振動を基板に漏洩させず、ま
た振動子の振動を妨げない振動吸収効果を得るためであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外部か
ら過剰衝撃を受けた場合、支持部材4は細い線材からな
るため変形してしまうことが懸念され、この結果、所定
の振動が得られなくなり、特性の劣化や誤検知などを生
じるおそれがあった。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、従
来の振動子の支持構造と変わらない振動吸収効果を維持
しつつ、外部からの過剰衝撃による変形を防止できる支
持構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、柱状の振動子と、該振動子の側面に設け
られた駆動・検出手段と、前記振動子のノード点付近を
支持する板状の支持部材とを備え、前記支持部材を、前
記振動子のノード点付近での断面の重心を通り、かつ前
記振動子の屈曲振動方向と垂直である直線の延長上の位
置で保持したことを特徴とする。また、前記支持部材を
枠状に成形し、前記支持部材を保持する位置に接続部を
設け、前記振動子を前記支持部材の枠の内側に接合する
ことにより支持することを特徴とする。また、前記支持
部材を長手方向の側面の一部分によって保持する長板状
の保持板と、壁部を有する断面が略コの字状の保持台と
を備え、前記保持板を、前記保持台の壁部上面に前記振
動子の軸方向と平行にして前記保持板の端部もしくは端
部よりも内側の一部分のみで取り付け、前記保持板の端
部もしくは端部よりも内側の一部分以外の部分と前記保
持台の壁部上面の間には空隙部を介在させたことを特徴
とする。
【0008】
【作用】振動子の支持部材が板材からなるため、外部か
らの過剰衝撃による変形を防止することができる。ま
た、支持部材を、振動子のノード点付近での断面の重心
を通り、かつ振動子の振動の屈曲方向と垂直である直線
の延長上の位置で保持するので、振動子から支持部材を
介して保持板に伝わる振動を最小にできる。さらに、保
持板は端部のみで保持台に保持されることにより、保持
板は端部を節として振動するので、保持台への振動の漏
洩が少なく、また振動子の振動を妨げない。
【0009】
【実施例】図1(A)はこの発明の一実施例を示す振動
ジャイロの斜視図であり、図1(B)はその断面図であ
る。振動ジャイロ10は、振動子12を含む。振動子1
2は、例えばエリンバ等の恒弾性金属、石英、ガラス、
水晶、セラミックス等、一般的に機械的振動を生じる材
料からなり、正3角柱状に形成される。
【0010】振動子12の3つの側面には、それぞれ圧
電素子13a,13b,13cが形成される。圧電素子
13a,13b,13cは、例えば圧電セラミックスの
両面に電極を形成したものである。そして、この圧電素
子13a,13b,13cが、振動子12の側面に接着
され、このうち2つの圧電素子13a,13bが、駆動
用および出力信号検出用として用いられる。また、他の
圧電素子13cは、帰還用として用いられる。
【0011】支持部材14は、Fe−Ni合金、恒弾性
鋼等の板材からなり、ほぼロの字型の枠状に成形され
る。振動子12は、そのノード点付近の稜線部分の接合
点17で、支持部材14の枠の内側の上辺中央部に、ス
ポット溶接やレーザ溶接、半田付け、銀ロウ付け等で接
合される。支持部材14の板材の厚みは、0.1〜1m
m程度が望ましく、またロの字型の枠の幅は、板材の厚
みよりも充分大きくすることが望ましい。なお、支持部
材14を前述のロの字型の枠状の代わりに、台形型や楕
円型等の枠状に成形しても良い。
【0012】保持台15は、Fe−Ni合金、恒弾性
鋼、アルミニウム等の非鉄金属、セラミックス、ガラ
ス、ガラス充填エポキシ樹脂等からなり、一対の壁部1
5aを有し、振動子12の下側部分のほぼ全体を覆うよ
うに断面がコの字状に成形される。また、壁部15aの
それぞれの上面には、後述する保持板16と保持台15
の壁部上面の間に空隙部を設けるために、保持板16の
接合位置に対応して凹部20が形成される。
【0013】保持板16は、Fe−Ni合金、恒弾性鋼
等の板材からなり、板状に成形され、保持台15の一対
の壁部15aのそれぞれの上面に、振動子12の軸方向
と平行に延びるように取り付けられる。保持板16の取
り付けは、その両端の縁部に設けた接合部19を、スポ
ット溶接やレーザ溶接、半田付け、銀ロウ付け、接着剤
等で接合することにより行う。なお、振動子12の振動
をより妨げないため、振動子12の屈曲振動に応じて保
持板16が屈曲振動するときに保持板16の端部を自由
端とし、保持台15に加わるストレスを減少させること
も可能である。その場合、保持板16をその両端から等
距離ずつ寄った位置のみで保持するために、保持板16
の長手方向の寸法を保持台15に形成された凹部20の
長手方向の寸法よりも小さくし、凹部20内には、保持
板16を支持する位置に突起を形成する。また、保持板
16の両端を折曲して脚部を設け、保持板16を前記脚
部によって壁部15aの上面に取り付けることにより、
保持板16と保持台15の壁部上面の間に空隙部を設け
ることも可能である。その場合、保持台15の壁部15
aの上面には凹部20を設ける必要はない。
【0014】支持部材14の、枠の左右辺それぞれの外
側の中央に、接続部18を設ける。また接続部18は、
振動子12のノード点付近での断面の重心12Gを通
り、かつ振動子12の屈曲振動方向と垂直である直線の
延長上に位置する。支持部材14は、接続部18を介し
て保持板16の長手方向の側面中央部に接合される。
【0015】なお、支持部材14、保持板16、接続部
18は一体に成形されてもよい。
【0016】この振動ジャイロ10では、圧電素子13
a,13bと圧電素子13cとの間に、自励振駆動する
ための帰還ループとして発振回路(図示せず)などが接
続される。そして、発振回路からの駆動信号によって、
振動子12は、圧電素子13cの形成面に主に垂直な方
向に屈曲振動する。この状態で、振動子12の軸を中心
として回転すると、コリオリ力によって、振動子12の
振動方向が変わり、圧電素子13a,13b間に出力差
が生じる。その出力差を測定することによって、回転角
速度を検知することができる。
【0017】また、このように形成された振動ジャイロ
10における振動子の支持構造は、圧電素子13a,1
3b,13cと発振回路を結ぶ配線の通路としても使用
することができる。
【0018】ここで、以下に本実施例の振動ジャイロ1
0において、振動子12の振動の妨害を抑制し、保持台
15への振動の漏洩を防止する動作について説明する。
【0019】3次元座標軸のX軸を、振動子12の圧電
素子13cを含む面と垂直方向にとり、Y軸を、振動子
12の圧電素子13cを含む面に水平方向にとり、Z軸
を振動子12の軸方向にとる。そして、振動子12の屈
曲振動を、X軸方向の屈曲振動(以下、Fxモードとす
る)と、Y軸方向の屈曲振動(以下、Fyモードとす
る)に分解して考える。
【0020】Fxモードの振動に対して、支持部材14
はX軸方向の並進運動エネルギーと、接合部18を通る
Y軸まわりの回転運動エネルギーを受ける。X軸方向の
並進運動エネルギーによる支持部材14の振動は、接続
部18に収束し、次に保持板16に拡散され、接合部1
9で振動の節をつくる。Y軸まわりの回転運動エネルギ
ーによる支持部材14の振動は、接続部18で節をつく
り、次に保持板16に拡散され、接合部19で、また振
動の節をつくる。いっぽうFyモードの振動に対して
は、支持部材14はY軸方向の並進運動エネルギーと、
接合点17を通るX軸まわりの回転運動エネルギーを受
ける。Y軸方向の並進運動エネルギーは、接続部18に
収束し、次に保持板16に拡散され、接合部19に再度
収束する。X軸まわりの回転運動エネルギーによる支持
部材14の振動は、接合点17で節をつくり、次に保持
板16に拡散され、接合部19に再度収束する。
【0021】Fxモードの振動は、保持板16が接合部
19のみにより保持されることにより、接合部19を節
としたX軸方向の屈曲振動を行うので、接合部19を介
しての保持台15への振動の漏洩が少なく、また振動子
12の振動も妨げられない。いっぽうFyモードの振動
の保持板への漏洩はもともと微小であるため、振動子1
2の振動の妨害といった影響は少ない。
【0022】本実施例の振動ジャイロ10の1メートル
落下試験を行ったところ、振動子12の支持構造に変形
は認められなかった。振動子12の振動の尖鋭度Qmを
比較すると、従来のジャイロと変わらない値が得られ
た。このことは、振動子12の支持構造は強固であり、
かつ振動子12の振動の抑制作用も従来と変わらないこ
とを示している。また、振動ジャイロ10の静止時の出
力電圧の温度特性についても、−30℃〜85℃の範囲
で1.0mV以下と、良好な値が得られた。
【0023】図2は、前述した実施例の変形例を示す振
動ジャイロの斜視図である。この変形例は、Fxモード
の振動に対しては前述した実施例と同等の効果を有しつ
つ、Fyモードの振動に対して、さらなる振動吸収効果
を有するようにしたものである。なお、前述した実施例
と同一若しくは同等の部分については、同じ符号を付し
てその説明を省略する。支持部材14は、接続部18を
介して保持板26の側面端部に接合され、保持板26は
片端の縁部のみに設けた接合部19により、保持台25
の一対の壁部25aの上面に形成された凹部20の一部
を覆うように接合される。このとき、支持部材14の左
右に位置するそれぞれの保持板26、接合部19、凹凸
部20は支持部材14に対して保持台25の長手方向に
沿って互いに相反する方向に延びるように形成し、また
2つの支持部材14の左側どうし、右側どうしの保持板
26、接合部19、凹部20は保持台25の長手方向に
沿ってそれぞれ同じ向きに延びるように形成する。
【0024】この変形例における振動子の支持構造は、
Fxモードの振動に対しては、前述した実施例と同等の
効果を持つ。いっぽうFyモードの振動に対しては、保
持板26を片端の縁部(接合部19)のみで支持するの
で、保持板26の接合部19を通るX軸まわりの回転振
動が発生することにより、振動子12のFyモードの振
動成分をも効果的に吸収できる。その結果、前述の実施
例に比べて、保持台25への振動の漏洩が少なく、また
振動子12の振動も妨げられない効果がより大きくな
る。
【0025】なお、振動子12の側面に圧電素子を設け
たものについて述べたが、振動子そのものを圧電体で構
成することもでき、その場合は駆動用、出力検出用の電
極を振動子側面に設けて振動ジャイロを構成する。
【0026】
【発明の効果】振動子の支持部材が板材からなるため、
外部からの過剰衝撃による変形を防止することができ
る。また、支持部材を、振動子のノード点付近での断面
の重心を通り、かつ振動子の屈曲振動方向と垂直である
直線の延長上の位置で保持するので、振動子から支持部
材を介して保持板に伝わる振動を最小にできる。さら
に、保持板は端部のみで保持台に保持されることによ
り、端部を節として振動するので、保持台への振動の漏
洩が少なく、また振動子の振動を妨げない良好な振動吸
収効果をも得られる。その結果、より耐振性・耐衝撃性
に優れた振動ジャイロを提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施例を示す振動ジャイロ
の斜視図であり、(B)はその断面図である。
【図2】図1に示した実施例の変形例を示す振動ジャイ
ロの斜視図である。
【図3】(A)は従来の振動ジャイロの斜視図であり、
(B)はその断面図である。
【符号の説明】
10 振動ジャイロ 12 振動子 12G 振動子の重心 13a,13b,13c 圧電素子 14 支持部材 15,25 保持台 15a,25a 壁部 16,26 保持板 17 接合点 18 接続部 19 接合部 20 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柱状の振動子と、該振動子の側面に設けら
    れた駆動・検出手段と、前記振動子のノード点付近を支
    持する板状の支持部材とを備え、前記支持部材を、前記
    振動子のノード点付近での断面の重心を通り、かつ前記
    振動子の屈曲振動方向と垂直である直線の延長上の位置
    で保持したことを特徴とする振動ジャイロ。
  2. 【請求項2】前記支持部材を枠状に成形し、前記支持部
    材を保持する位置に接続部を設け、前記振動子を前記支
    持部材の枠の内側に接合することにより支持することを
    特徴とする、請求項1記載の振動ジャイロ。
  3. 【請求項3】前記支持部材を長手方向の側面の一部分に
    よって保持する板状の保持板と、壁部を有する断面が略
    コの字状の保持台とを備え、前記保持板を、前記振動子
    の軸方向と平行に延びるように前記保持台の壁部上面に
    前記保持板の端部もしくは節点付近で取り付け、前記保
    持板の端部もしくは節点以外の部分と前記保持台の壁部
    上面の間には空隙部を介在させたことを特徴とする、請
    求項1、請求項2いずれかに記載の振動ジャイロ。
JP6175546A 1994-07-27 1994-07-27 振動ジャイロ Pending JPH0843106A (ja)

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JP6175546A JPH0843106A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 振動ジャイロ

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JP6175546A JPH0843106A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 振動ジャイロ

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JP (1) JPH0843106A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0902253A3 (en) * 1997-09-12 2000-08-30 Murata Manufacturing Co., Ltd. Vibrating gyroscope
CN102147253A (zh) * 2010-12-29 2011-08-10 重庆邮电大学 振梁式双悬臂面支撑结构的振动梁陀螺

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