JPH0814675B2 - 絞り装置 - Google Patents
絞り装置Info
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- JPH0814675B2 JPH0814675B2 JP62289135A JP28913587A JPH0814675B2 JP H0814675 B2 JPH0814675 B2 JP H0814675B2 JP 62289135 A JP62289135 A JP 62289135A JP 28913587 A JP28913587 A JP 28913587A JP H0814675 B2 JPH0814675 B2 JP H0814675B2
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Landscapes
- Diaphragms For Cameras (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] この発明はカメラ等の光学機器に搭載するための絞り
装置に関し、特に超小型カメラに好適な絞り装置に関す
るものである。
装置に関し、特に超小型カメラに好適な絞り装置に関す
るものである。
[発明の背景] ビデオカメラは映画等の撮影用や一般の画像記録用に
用いられるほか、ロボット等の自動機器のための物体認
識センサーや防犯設備の監視センサーなどとして広く用
いられているが、従来のビデオカメラはかなり大型であ
るとともにかなり高価でもあるため、かなり普及したと
は言うものの、まだ各種の潜在需要を満すには至ってい
ない。
用いられるほか、ロボット等の自動機器のための物体認
識センサーや防犯設備の監視センサーなどとして広く用
いられているが、従来のビデオカメラはかなり大型であ
るとともにかなり高価でもあるため、かなり普及したと
は言うものの、まだ各種の潜在需要を満すには至ってい
ない。
ビデオカメラに関する市場調査によれば潜在需要は膨
大であり、低価格の超小型ビデオカメラが開発されれば
該カメラを種々の分野に適用することによってその膨大
な潜在需要を顕在化させることができると予想されてい
る。
大であり、低価格の超小型ビデオカメラが開発されれば
該カメラを種々の分野に適用することによってその膨大
な潜在需要を顕在化させることができると予想されてい
る。
このような現状を考慮して現在、直径5〜15mm程度の
円柱形の超小型ビデオカメラの開発が企図されている
が、このような小径のビデオカメラ乃至スティルカメラ
に関する技術開発は過去には行われたことがないので、
このビデオカメラの実用化のためには解決しなければな
らぬ技術的問題がかなりあり、たとえば絞り装置に関す
る問題もその一つであった。この超小型カメラはその寸
法の面から、人が手で支持しつつ撮影するという使用形
態よりも他物体に支持させつつ無人状態且つ遠隔操作で
使用するという使用形態に適しているため、該カメラの
シャッターや絞り装置は電動型であることが必要である
が、該カメラは非常に小型であるためたとえば、レンズ
シャッターカメラに搭載されている公知の電磁駆動絞り
装置を利用することは不可能であった。また、公知の電
磁駆動絞り装置のモータ部分はコンパクトカメラのレン
ズ径を基準として設計されているので該モータ部分を単
に小型化しただけでは出力不足となって絞り羽根を駆動
できなくなることがわかっている。
円柱形の超小型ビデオカメラの開発が企図されている
が、このような小径のビデオカメラ乃至スティルカメラ
に関する技術開発は過去には行われたことがないので、
このビデオカメラの実用化のためには解決しなければな
らぬ技術的問題がかなりあり、たとえば絞り装置に関す
る問題もその一つであった。この超小型カメラはその寸
法の面から、人が手で支持しつつ撮影するという使用形
態よりも他物体に支持させつつ無人状態且つ遠隔操作で
使用するという使用形態に適しているため、該カメラの
シャッターや絞り装置は電動型であることが必要である
が、該カメラは非常に小型であるためたとえば、レンズ
シャッターカメラに搭載されている公知の電磁駆動絞り
装置を利用することは不可能であった。また、公知の電
磁駆動絞り装置のモータ部分はコンパクトカメラのレン
ズ径を基準として設計されているので該モータ部分を単
に小型化しただけでは出力不足となって絞り羽根を駆動
できなくなることがわかっている。
従って、前記の超小型カメラを実現するためには、コ
ンパクトカメラに搭載されている公知の電磁駆動絞り装
置とは異る構造の新規な電磁駆動絞り装置の開発が必要
であった。
ンパクトカメラに搭載されている公知の電磁駆動絞り装
置とは異る構造の新規な電磁駆動絞り装置の開発が必要
であった。
なお、従来、コンパクトカメラ等に搭載するために提
案されている各種の電磁駆動絞り装置の中には、環状円
板形のステータと環状円板形のロータとを有したモータ
を具備するとともに該ロータに絞り羽根が枢着されてい
る構造のものがあるが、この型式の電磁駆動絞り装置を
小型化した場合、モータ出力が著しく小さくなって絞り
羽根を駆動できなくなり、また、絞り羽根を駆動できる
ような出力を該モータから得られるように設計を行うと
モータの外径が大型化してしまう、という問題があっ
た。
案されている各種の電磁駆動絞り装置の中には、環状円
板形のステータと環状円板形のロータとを有したモータ
を具備するとともに該ロータに絞り羽根が枢着されてい
る構造のものがあるが、この型式の電磁駆動絞り装置を
小型化した場合、モータ出力が著しく小さくなって絞り
羽根を駆動できなくなり、また、絞り羽根を駆動できる
ような出力を該モータから得られるように設計を行うと
モータの外径が大型化してしまう、という問題があっ
た。
一方、前記の如き超小型絞り装置を設計する場合、前
記の如きモータに関する問題とは別に絞り羽根に関する
次のような問題のあることも判明している。
記の如きモータに関する問題とは別に絞り羽根に関する
次のような問題のあることも判明している。
一般に絞り装置では、絞り全閉時には各絞り羽根の先
端が互いに重り合って相互接触した状態となるので各絞
り羽根はそれぞれの先端を押し曲げられてたわんだ状態
となるが、コンパクトカメラ等の絞り装置では各絞り羽
根の長さが比較的長いので絞り羽根のたわみ角が小さ
く、従って、絞り羽根のたわみが絞り羽根の回動に悪影
響を及ぼすことはなかった。
端が互いに重り合って相互接触した状態となるので各絞
り羽根はそれぞれの先端を押し曲げられてたわんだ状態
となるが、コンパクトカメラ等の絞り装置では各絞り羽
根の長さが比較的長いので絞り羽根のたわみ角が小さ
く、従って、絞り羽根のたわみが絞り羽根の回動に悪影
響を及ぼすことはなかった。
これに対し、前記の如き超小型の絞り装置では各絞り
羽根の長さが短かいため各絞り羽根のたわみ角が大き
く、従って、各絞り羽根が光軸に対する直交平面内で回
動できなくなって回動中に他の絞り羽根と衝突を起す危
険性があった。
羽根の長さが短かいため各絞り羽根のたわみ角が大き
く、従って、各絞り羽根が光軸に対する直交平面内で回
動できなくなって回動中に他の絞り羽根と衝突を起す危
険性があった。
[発明の目的] この発明の目的は、超小型カメラに好適な絞り装置を
提供することであり、従来公知の電磁駆動絞り装置(も
しくは直接電動式シャッター)とは異る新規な構造の絞
り装置を提供することである。
提供することであり、従来公知の電磁駆動絞り装置(も
しくは直接電動式シャッター)とは異る新規な構造の絞
り装置を提供することである。
[発明の概要] 本発明による絞り装置では、支持部材に対して揺動可
能に支持され、揺動することによって、少なくとも一部
が互いに重なり合う状態になる第1の遮光部材と第2の
遮光部材を有する絞り装置であって、第1の遮光部材は
支持部材に接触することで支持部材に対して光軸方向の
高さ位置を決められる光軸方向に突出した第1の突部を
有し、第2の遮光部材は支持部材に接触することで支持
部材に対して光軸方向の高さ位置を決められる光軸方向
に突出した第2の突部を有し、第2の突部は第1の突部
とは異なる突出量を有することによって第2の遮光部材
は第1の遮光部材と光軸方向に位置がずれるように設定
されるので、それぞれの遮光部材は互いに重なり合う位
置に揺動したとしても、互いの遮光部材が衝突すること
がない絞り装置を提供することができる。
能に支持され、揺動することによって、少なくとも一部
が互いに重なり合う状態になる第1の遮光部材と第2の
遮光部材を有する絞り装置であって、第1の遮光部材は
支持部材に接触することで支持部材に対して光軸方向の
高さ位置を決められる光軸方向に突出した第1の突部を
有し、第2の遮光部材は支持部材に接触することで支持
部材に対して光軸方向の高さ位置を決められる光軸方向
に突出した第2の突部を有し、第2の突部は第1の突部
とは異なる突出量を有することによって第2の遮光部材
は第1の遮光部材と光軸方向に位置がずれるように設定
されるので、それぞれの遮光部材は互いに重なり合う位
置に揺動したとしても、互いの遮光部材が衝突すること
がない絞り装置を提供することができる。
[発明の実施例] 以下に図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明による絞り装置を内蔵した超小型カメ
ラの概略縦断面図であり、第1図では本発明の絞り装置
を除いた他の殆んどのカメラ構造部分については図示さ
れていない。第2図は本発明の絞り装置の要部分解斜視
図、第3図は第1図におけるIII−III矢視断面図、第4
図は本発明の絞り装置を内蔵している超小型ビデオカメ
ラの外観を示した斜視図、である。
ラの概略縦断面図であり、第1図では本発明の絞り装置
を除いた他の殆んどのカメラ構造部分については図示さ
れていない。第2図は本発明の絞り装置の要部分解斜視
図、第3図は第1図におけるIII−III矢視断面図、第4
図は本発明の絞り装置を内蔵している超小型ビデオカメ
ラの外観を示した斜視図、である。
第1図において、1は該カメラのカメラボディであ
り、該カメラボディ1の先端部近傍には本発明による絞
り装置2と、レンズ前玉L1と、が内蔵されている。
り、該カメラボディ1の先端部近傍には本発明による絞
り装置2と、レンズ前玉L1と、が内蔵されている。
本発明による絞り装置2は、カメラボディ1に固定さ
れる本体3と、該本体3に対して回動可能なロータ4
と、該本体3に固定されたコイルユニット5と、該ロー
タ4の前端面に枢着された複数の絞り羽根6〜8と、該
ロータ4に固定された永久磁石9及び10と、該絞り羽根
6〜8の開閉動作を制御するカム溝を備えるとともに該
本体3に固定された前カバー11と、を具備している。
れる本体3と、該本体3に対して回動可能なロータ4
と、該本体3に固定されたコイルユニット5と、該ロー
タ4の前端面に枢着された複数の絞り羽根6〜8と、該
ロータ4に固定された永久磁石9及び10と、該絞り羽根
6〜8の開閉動作を制御するカム溝を備えるとともに該
本体3に固定された前カバー11と、を具備している。
本体3はその中心部に円筒形のレンズ保持部3aを具備
するとともに該レンズ保持部3aと同心の外側円筒部3bを
有した二重円筒形構造であり、該レンズ保持部3aの外周
面と外側円筒部3bの内周面との間に環状空間が形成され
ている。該レンズ保持部3aの内部にはレンズ後玉L2が収
容され、該レンズ保持部3aの先端部外周面にはロータ4
を回転可能に支持するための球体12の転動路として周方
向凹部3c(第2図参照)が形成されている。また、該本
体3の外周面には前カバー11の連結固定用のビスを挿入
するためのビス挿入孔3d(バカ孔)が貫設されている。
するとともに該レンズ保持部3aと同心の外側円筒部3bを
有した二重円筒形構造であり、該レンズ保持部3aの外周
面と外側円筒部3bの内周面との間に環状空間が形成され
ている。該レンズ保持部3aの内部にはレンズ後玉L2が収
容され、該レンズ保持部3aの先端部外周面にはロータ4
を回転可能に支持するための球体12の転動路として周方
向凹部3c(第2図参照)が形成されている。また、該本
体3の外周面には前カバー11の連結固定用のビスを挿入
するためのビス挿入孔3d(バカ孔)が貫設されている。
本体3のレンズ保持部3aと外側円筒部3bとの間に形成
された環状空間には内側円筒部4aと外側円筒部4bとを具
備した二重円筒形のロータ4が挿入され、該ロータ4の
内側円筒部4aは本体3のレンズ保持部3aの外周面に該球
体12を介して回転可能に嵌装されている。該ロータ4の
内側円筒部4aの外周面の2ヶ所には第3図に示すように
該ロータの中心に関して対称位置に円筒状の湾曲した一
対の永久磁石9及び10が固定されている。また、該ロー
タ4の前方端板部には第2図に示すように3枚の絞り羽
根6〜8を枢着するための3個のピン孔4c〜4eが形成さ
れ、各ピン孔4c〜4eには各絞り羽根6〜8の一面に突設
されている枢着用のピン6a〜8a(6aは第2図には図示さ
れていない)が回動可能に挿入されている。(なお、絞
り羽根の構造については後に詳述する。)該ロータ4の
外側円筒部と前方端板部には該絞り装置の組立の際の位
置決めのために第2図に示したように切欠き4fが形成さ
れており、該絞り装置の組立の際には該切欠きの位置に
該本体3のビス挿入孔3dと後述の前カバー11の突片とが
位置決めされるようになっている。
された環状空間には内側円筒部4aと外側円筒部4bとを具
備した二重円筒形のロータ4が挿入され、該ロータ4の
内側円筒部4aは本体3のレンズ保持部3aの外周面に該球
体12を介して回転可能に嵌装されている。該ロータ4の
内側円筒部4aの外周面の2ヶ所には第3図に示すように
該ロータの中心に関して対称位置に円筒状の湾曲した一
対の永久磁石9及び10が固定されている。また、該ロー
タ4の前方端板部には第2図に示すように3枚の絞り羽
根6〜8を枢着するための3個のピン孔4c〜4eが形成さ
れ、各ピン孔4c〜4eには各絞り羽根6〜8の一面に突設
されている枢着用のピン6a〜8a(6aは第2図には図示さ
れていない)が回動可能に挿入されている。(なお、絞
り羽根の構造については後に詳述する。)該ロータ4の
外側円筒部と前方端板部には該絞り装置の組立の際の位
置決めのために第2図に示したように切欠き4fが形成さ
れており、該絞り装置の組立の際には該切欠きの位置に
該本体3のビス挿入孔3dと後述の前カバー11の突片とが
位置決めされるようになっている。
絞り羽根6〜8の前方に配置される前カバー11は本体
3に締結されるように構成されており、本体3のビス挿
入孔3dに合致するねじ孔11aを具備した突片11bが軸方向
に突設されている。該絞り装置の組立の際には該突片11
bと本体3のビス挿入孔3dとをロータ4の切欠き4fの位
置に位置決めするとともに該ビス挿入孔3dと該突片11b
のねじ孔11aとを合致させた後、該ビス挿入孔3dを通っ
て該ねじ孔11aに不図示のビスをねじ込むことによって
本体3と前カバー11とを締結する。
3に締結されるように構成されており、本体3のビス挿
入孔3dに合致するねじ孔11aを具備した突片11bが軸方向
に突設されている。該絞り装置の組立の際には該突片11
bと本体3のビス挿入孔3dとをロータ4の切欠き4fの位
置に位置決めするとともに該ビス挿入孔3dと該突片11b
のねじ孔11aとを合致させた後、該ビス挿入孔3dを通っ
て該ねじ孔11aに不図示のビスをねじ込むことによって
本体3と前カバー11とを締結する。
前カバー11の前方端板部には各絞り羽根6〜8の他面
に突設されている従動ピン6b,7b,8bを摺動可能に挿入す
るための3個のカム溝11c,11d,11eが貫設されている。
このカム溝は本実施例の場合、前カバー11の軸心に関し
て放射方向に延在する直線溝となっており、各カム溝11
c〜11eは該軸心に関して互いに120゜ずつ隔った位置に
形成されている。
に突設されている従動ピン6b,7b,8bを摺動可能に挿入す
るための3個のカム溝11c,11d,11eが貫設されている。
このカム溝は本実施例の場合、前カバー11の軸心に関し
て放射方向に延在する直線溝となっており、各カム溝11
c〜11eは該軸心に関して互いに120゜ずつ隔った位置に
形成されている。
ロータ4の前方端板部に枢着された3枚の絞り羽根6
〜8はロータの回動に応じて該前方端板部の面とほヾ平
行に(光軸に対して直交する平面内で)それぞれの枢着
点を中心として揺動する。絞り羽根6〜8は本体3のレ
ンズ保持部3aの前端面に貫設された光路孔3e(第1図参
照)の開閉を行う。該光路孔3eが完全に絞り羽根で閉じ
られた全閉状態では各絞り羽根の先端部分は光軸方向に
おいて互いに重り合って接触するが、該光路孔3eが完全
に開かれた全開状態では各絞り羽根の先端は互いに離れ
た位置に停止する。また、該光路孔3eが全開された時に
は各絞り羽根の従動ピン6b〜8bは前カバー11の各カム溝
の最外端位置に移動し、該光路孔3eが全閉された時には
各絞り羽根の従動ピン6b,7b,8bは各カム溝の最内端位置
に移動する。
〜8はロータの回動に応じて該前方端板部の面とほヾ平
行に(光軸に対して直交する平面内で)それぞれの枢着
点を中心として揺動する。絞り羽根6〜8は本体3のレ
ンズ保持部3aの前端面に貫設された光路孔3e(第1図参
照)の開閉を行う。該光路孔3eが完全に絞り羽根で閉じ
られた全閉状態では各絞り羽根の先端部分は光軸方向に
おいて互いに重り合って接触するが、該光路孔3eが完全
に開かれた全開状態では各絞り羽根の先端は互いに離れ
た位置に停止する。また、該光路孔3eが全開された時に
は各絞り羽根の従動ピン6b〜8bは前カバー11の各カム溝
の最外端位置に移動し、該光路孔3eが全閉された時には
各絞り羽根の従動ピン6b,7b,8bは各カム溝の最内端位置
に移動する。
本実施例の絞り装置に装備されている絞り羽根6〜8
は、開閉動作時における各絞り羽根同士の相互干渉を防
止するために、第2図及び第5図乃至第7図に示した構
造に形成されている。すなわち、最も光軸方向前方に配
置される絞り羽根8は第2図及び第7図に示すようにロ
ータ4のピン孔4eに挿入される枢着ピン8aと前カバー11
のカム溝11eに挿入される従動ピン8bとを有するととも
に枢着ピン8aの周囲に形成された厚肉のスペーサ部8cを
有している。また、最も光軸方向後方に配置される絞り
羽根6は第2図及び第5図に示すように、枢着ピン6a及
び従動ピン6bのほかに、従動ピン6bの周囲に形成された
半円状の厚肉のスペーサ部6cを有している。また、絞り
羽根6と絞り羽根8との間に配置される絞り羽根7は第
2図及び第6図に示すように、枢着ピン7aの周囲に形成
された環状厚肉の第1のスペーサ部7dと、従動ピン7bの
周囲に形成された環状厚肉の第2のスペーサ部7cと、を
有している。
は、開閉動作時における各絞り羽根同士の相互干渉を防
止するために、第2図及び第5図乃至第7図に示した構
造に形成されている。すなわち、最も光軸方向前方に配
置される絞り羽根8は第2図及び第7図に示すようにロ
ータ4のピン孔4eに挿入される枢着ピン8aと前カバー11
のカム溝11eに挿入される従動ピン8bとを有するととも
に枢着ピン8aの周囲に形成された厚肉のスペーサ部8cを
有している。また、最も光軸方向後方に配置される絞り
羽根6は第2図及び第5図に示すように、枢着ピン6a及
び従動ピン6bのほかに、従動ピン6bの周囲に形成された
半円状の厚肉のスペーサ部6cを有している。また、絞り
羽根6と絞り羽根8との間に配置される絞り羽根7は第
2図及び第6図に示すように、枢着ピン7aの周囲に形成
された環状厚肉の第1のスペーサ部7dと、従動ピン7bの
周囲に形成された環状厚肉の第2のスペーサ部7cと、を
有している。
各絞り羽根6〜8がそれぞれの枢着ピン6a,7a,8aにお
いてロータ4のピン孔4c,4d,4eに枢着され且つ互いに重
り合った状態では、絞り羽根6の後端面(すなわち、枢
着ピン6aが突設された面)はロータ4の前方端板部に面
接触するが、絞り羽根6のスペーサ部6cが前カバー11の
後方端板部に接触しているので絞り羽根6の前端面と前
カバー11の後方端板部とは面接触せずに絞り羽根6はロ
ータ4の前方端板部側へ寄ったかたちで配置され、絞り
羽根7、8の作動スペースを確保している。絞り羽根7
のスペーサ7cと前カバー11の後方端板部、絞り羽根7の
スペーサ部7dとロータ4の前方端板部がそれぞれに接触
するので絞り羽根7のスペーサ部7dにより絞り羽根6の
作動スペースが確保されるため、絞り羽根6の前端面と
絞り羽根7の後端面(枢着ピン7aが突設されている面)
とが面接触状態にはならず、従って両絞り羽根6及び7
は互いに平行に回動することができるとともに両絞り羽
根の先端がたとえ大きくたわんだとしても両者が互いに
干渉することはない。一方、絞り羽根8の前端面は前カ
バー11の後方端板部に面接触するが、絞り羽根8のスペ
ーサ部8dがロータ4の前方端板部に接触しているので絞
り羽根8の後端面とロータ4の前方端板部とは面接触せ
ずに絞り羽根8は前カバー11の後方端板部側へ寄ったか
たちで配置され、絞り羽根6、7の作動スペースを確保
している。絞り羽根7のスペーサ部7cにより絞り羽根8
の作動スペースが確保されるため、絞り羽根7の前端面
と絞り羽根8の後端面とが面接触状態にはならないので
両絞り羽根7及び8は互いに平行に回動することができ
るとともに両絞り羽根の先端がたとえ大きくたわんでも
両者が互いに干渉することはない。
いてロータ4のピン孔4c,4d,4eに枢着され且つ互いに重
り合った状態では、絞り羽根6の後端面(すなわち、枢
着ピン6aが突設された面)はロータ4の前方端板部に面
接触するが、絞り羽根6のスペーサ部6cが前カバー11の
後方端板部に接触しているので絞り羽根6の前端面と前
カバー11の後方端板部とは面接触せずに絞り羽根6はロ
ータ4の前方端板部側へ寄ったかたちで配置され、絞り
羽根7、8の作動スペースを確保している。絞り羽根7
のスペーサ7cと前カバー11の後方端板部、絞り羽根7の
スペーサ部7dとロータ4の前方端板部がそれぞれに接触
するので絞り羽根7のスペーサ部7dにより絞り羽根6の
作動スペースが確保されるため、絞り羽根6の前端面と
絞り羽根7の後端面(枢着ピン7aが突設されている面)
とが面接触状態にはならず、従って両絞り羽根6及び7
は互いに平行に回動することができるとともに両絞り羽
根の先端がたとえ大きくたわんだとしても両者が互いに
干渉することはない。一方、絞り羽根8の前端面は前カ
バー11の後方端板部に面接触するが、絞り羽根8のスペ
ーサ部8dがロータ4の前方端板部に接触しているので絞
り羽根8の後端面とロータ4の前方端板部とは面接触せ
ずに絞り羽根8は前カバー11の後方端板部側へ寄ったか
たちで配置され、絞り羽根6、7の作動スペースを確保
している。絞り羽根7のスペーサ部7cにより絞り羽根8
の作動スペースが確保されるため、絞り羽根7の前端面
と絞り羽根8の後端面とが面接触状態にはならないので
両絞り羽根7及び8は互いに平行に回動することができ
るとともに両絞り羽根の先端がたとえ大きくたわんでも
両者が互いに干渉することはない。
第8図乃至第10図は第5図乃至第7図に示した絞り羽
根6〜8の変形実施例を示したものである。第8図乃至
第10図に示したように、最後方に配置される絞り羽根61
は枢着ピン61a及び従動ピン61b並びにスペーサ部61cを
有し、中間位置に配置される絞り羽根71は枢着ピン71a
及び従動ピン71b並びにスペーサ部71cを有している。ま
た、最前部に配置される絞り羽根8も枢着ピン81a及び
従動ピン81b並びにスペーサ部81cを有している。なお、
絞り羽根71のスペーサ部71cは第6図に示した絞り羽根
7の2つのスペーサ部7c及び7dを合体させたものに相当
し、該スペーサ部71cは絞り羽根71の前端面及び後端面
から突出している。
根6〜8の変形実施例を示したものである。第8図乃至
第10図に示したように、最後方に配置される絞り羽根61
は枢着ピン61a及び従動ピン61b並びにスペーサ部61cを
有し、中間位置に配置される絞り羽根71は枢着ピン71a
及び従動ピン71b並びにスペーサ部71cを有している。ま
た、最前部に配置される絞り羽根8も枢着ピン81a及び
従動ピン81b並びにスペーサ部81cを有している。なお、
絞り羽根71のスペーサ部71cは第6図に示した絞り羽根
7の2つのスペーサ部7c及び7dを合体させたものに相当
し、該スペーサ部71cは絞り羽根71の前端面及び後端面
から突出している。
第8図乃至第10図に示した絞り羽根は第5図乃至第7
図に示した絞り羽根のスペーサ部の面積を拡大したもの
に相当するので絞り羽根61〜81の機能は絞り羽根6〜8
の機能と全く同じである。
図に示した絞り羽根のスペーサ部の面積を拡大したもの
に相当するので絞り羽根61〜81の機能は絞り羽根6〜8
の機能と全く同じである。
第11図は、前記絞り羽根と同じ機能を有するが構造の
異る絞り羽根の一例を示したものである。第11図に示し
た絞り羽根62(最後部に配置される絞り羽根であるが、
本実施例の場合は最前部及び中間位置に配置される絞り
羽根も同一構造であるから1枚のみが示されている。)
は断面がテーパーになっており、枢着ピン62aの位置
(基端部)において最も肉厚が大きく、先端部に近ずく
に従って肉厚が一定の割合で減少する構造となってい
る。すなわち、枢着ピン62aの位置の羽根厚、従動ピン6
2bの位置の羽根厚、先端部の羽根厚、はいずれも相異っ
ており、しかも羽根の前面及び後面が共に傾斜面となっ
ている。従って、このような構造を有した絞り羽根の3
枚を互いに重り合う状態においても各羽根の先端が互い
に強く接触するようなことは起らないので絞り羽根の相
互干渉を防止することができる。
異る絞り羽根の一例を示したものである。第11図に示し
た絞り羽根62(最後部に配置される絞り羽根であるが、
本実施例の場合は最前部及び中間位置に配置される絞り
羽根も同一構造であるから1枚のみが示されている。)
は断面がテーパーになっており、枢着ピン62aの位置
(基端部)において最も肉厚が大きく、先端部に近ずく
に従って肉厚が一定の割合で減少する構造となってい
る。すなわち、枢着ピン62aの位置の羽根厚、従動ピン6
2bの位置の羽根厚、先端部の羽根厚、はいずれも相異っ
ており、しかも羽根の前面及び後面が共に傾斜面となっ
ている。従って、このような構造を有した絞り羽根の3
枚を互いに重り合う状態においても各羽根の先端が互い
に強く接触するようなことは起らないので絞り羽根の相
互干渉を防止することができる。
第16図乃至第18図は第5図乃至第7図に示した絞り羽
根6〜8の変形実施例を示したものである。
根6〜8の変形実施例を示したものである。
各絞り羽根63〜83がそれぞれの枢着63a,73a,83aにお
いてロータ4のピン4c,4d,4eに枢着され、且つ互いに重
り合った状態では、絞り羽根63の後端面(すなわち、枢
着ピン63aが突設された面)はロータ4の前方端板部に
面接触するが、絞り羽根63の前端面は絞り羽根73のスペ
ーサ部73dと接触し、絞り羽根63のスペーサ部63cは前カ
バー11の後方端板部に接触しているので、絞り羽根63の
前端面と絞り羽根73の後端面とが面接触状態とならず、
従って両絞り羽根63及び73は互いに平行に回動すること
ができるとともに両絞り羽根の先端が例え大きくたわん
だとしても両者が互いに干渉することはない。一方、絞
り羽根83の後端面に設けられたスペーサ部83cはロータ
4の前方端板部に接触し、絞り羽根83のスペーサ部83d
は絞り羽根73の中間部分の前端面に接触するので、絞り
羽根73の前端面と絞り羽根83の後端面とが面接触状態に
ならないので、両絞り羽根73及び83は互いに平行に回動
することができるとともに両絞り羽根の先端が例え大き
くたわんだとしても両者が互いに干渉することはない。
いてロータ4のピン4c,4d,4eに枢着され、且つ互いに重
り合った状態では、絞り羽根63の後端面(すなわち、枢
着ピン63aが突設された面)はロータ4の前方端板部に
面接触するが、絞り羽根63の前端面は絞り羽根73のスペ
ーサ部73dと接触し、絞り羽根63のスペーサ部63cは前カ
バー11の後方端板部に接触しているので、絞り羽根63の
前端面と絞り羽根73の後端面とが面接触状態とならず、
従って両絞り羽根63及び73は互いに平行に回動すること
ができるとともに両絞り羽根の先端が例え大きくたわん
だとしても両者が互いに干渉することはない。一方、絞
り羽根83の後端面に設けられたスペーサ部83cはロータ
4の前方端板部に接触し、絞り羽根83のスペーサ部83d
は絞り羽根73の中間部分の前端面に接触するので、絞り
羽根73の前端面と絞り羽根83の後端面とが面接触状態に
ならないので、両絞り羽根73及び83は互いに平行に回動
することができるとともに両絞り羽根の先端が例え大き
くたわんだとしても両者が互いに干渉することはない。
ここで再び第2図を参照して絞り羽根以外の部分につ
いて説明する。
いて説明する。
本体3のレンズ保持部3aと外側円筒部3bとの間に形成
されている環状空間には第2図に示したコイルユニット
5が配置され、該コイルユニット5に設けられた複数の
コイルがロータ4の外側円筒部4bと該永久磁石9及び10
とに対して各々所定の間隙を以て対向するように該環状
空間内に配置されている。該コイルユニット5は、本体
3の後方端板部に形成された環状溝に嵌合固定される環
状円板形のプリント配線板13と、該プリント配線板13の
周縁と平行な円弧に沿って配置されるとともに該プリン
ト配線板上に直立固定された4個の円筒面状に湾曲した
板状のコイル14〜17と、によって構成されている。該プ
リント配線板13には各コイルに接続される配線18が取付
けられており、該配線18は該ロータの切欠き4fの位置に
配置されている。各コイル14〜17は第2図に示されるよ
うにプリント配線板13の中心に対して放射方向の軸線を
中心として巻線が巻かれており、且つ、プリント配線板
13の周縁と平行な円弧に沿って円筒面状に湾曲してい
る。これらの4個のコイルのうち、プリント配線板の軸
心に関して対称位置に配置された一対のコイル14及び15
は該ロータ4を駆動する電磁力を発生させるための駆動
用コイルであり、他の一対のコイル16及び17は該ロータ
4の回動速度と回動方向とを検出するための検出用コイ
ルとなっている。
されている環状空間には第2図に示したコイルユニット
5が配置され、該コイルユニット5に設けられた複数の
コイルがロータ4の外側円筒部4bと該永久磁石9及び10
とに対して各々所定の間隙を以て対向するように該環状
空間内に配置されている。該コイルユニット5は、本体
3の後方端板部に形成された環状溝に嵌合固定される環
状円板形のプリント配線板13と、該プリント配線板13の
周縁と平行な円弧に沿って配置されるとともに該プリン
ト配線板上に直立固定された4個の円筒面状に湾曲した
板状のコイル14〜17と、によって構成されている。該プ
リント配線板13には各コイルに接続される配線18が取付
けられており、該配線18は該ロータの切欠き4fの位置に
配置されている。各コイル14〜17は第2図に示されるよ
うにプリント配線板13の中心に対して放射方向の軸線を
中心として巻線が巻かれており、且つ、プリント配線板
13の周縁と平行な円弧に沿って円筒面状に湾曲してい
る。これらの4個のコイルのうち、プリント配線板の軸
心に関して対称位置に配置された一対のコイル14及び15
は該ロータ4を駆動する電磁力を発生させるための駆動
用コイルであり、他の一対のコイル16及び17は該ロータ
4の回動速度と回動方向とを検出するための検出用コイ
ルとなっている。
プリント配線板13には第12図及び第13図に示すように
各コイルの下端部を嵌入固定するための円弧状の溝13a
が形成されており、各コイルは該溝13aの一つに嵌入さ
れて該プリント配線板13に固定される。該溝13aは各コ
イルを湾曲した形状に保持する機能のほか、各コイルと
ロータの外側円筒部との間のギャップや各コイルと永久
磁石との間のギャップを一定に保つ機能を有しており、
該溝13aの深さtはコイルが倒れたり変形したりしない
ようにかなり大きな値に設計されている。なお、該溝13
aの深さを所定値以上にするために該溝の配置されてい
る部分のみを肉厚に構成してもよい。
各コイルの下端部を嵌入固定するための円弧状の溝13a
が形成されており、各コイルは該溝13aの一つに嵌入さ
れて該プリント配線板13に固定される。該溝13aは各コ
イルを湾曲した形状に保持する機能のほか、各コイルと
ロータの外側円筒部との間のギャップや各コイルと永久
磁石との間のギャップを一定に保つ機能を有しており、
該溝13aの深さtはコイルが倒れたり変形したりしない
ようにかなり大きな値に設計されている。なお、該溝13
aの深さを所定値以上にするために該溝の配置されてい
る部分のみを肉厚に構成してもよい。
各コイルは第1図及び第3図に示すように永久磁石9
及び10の外周面とロータの外側円筒部4bの内周面とに対
して所定の間隙をおいて対向配置されているが、各コイ
ルは第3図に示すように各永久磁石9及び10の周方向の
中心から片側へ寄った位置に配置されている。
及び10の外周面とロータの外側円筒部4bの内周面とに対
して所定の間隙をおいて対向配置されているが、各コイ
ルは第3図に示すように各永久磁石9及び10の周方向の
中心から片側へ寄った位置に配置されている。
第14図は永久磁石と各コイルとの位置関係を更に詳細
に示すとともにロータ休止位置における磁束分布の状況
を示した図である。
に示すとともにロータ休止位置における磁束分布の状況
を示した図である。
各永久磁石9及び10は第14図に示すように(第14図で
は絞り装置の半部のみを示す)周方向に沿って一端側か
ら他端側へ向ってS、N、Sとなるように分極されてお
り、駆動コイル14の中心と検出コイル16の中心とはそれ
ぞれ永久磁石のS極とN極との境界位置に配置されてい
る。従って、駆動コイル14と検出コイル16は第14図の如
く光軸と直交する面内においてそれぞれの一半部が永久
磁石9のN極もしくはS極に対向し、他の一半部が永久
磁石9のS極もしくはN極に対向している。なお、ロー
タに駆動トルクを与えるコイル部分は駆動用コイルの光
軸方向部分(第14図で紙面に直交する方向の巻線部分)
であり、2つの光軸方向部分のうち、一方は永久磁石9
のN極に対向し、他方はS極に対向している。
は絞り装置の半部のみを示す)周方向に沿って一端側か
ら他端側へ向ってS、N、Sとなるように分極されてお
り、駆動コイル14の中心と検出コイル16の中心とはそれ
ぞれ永久磁石のS極とN極との境界位置に配置されてい
る。従って、駆動コイル14と検出コイル16は第14図の如
く光軸と直交する面内においてそれぞれの一半部が永久
磁石9のN極もしくはS極に対向し、他の一半部が永久
磁石9のS極もしくはN極に対向している。なお、ロー
タに駆動トルクを与えるコイル部分は駆動用コイルの光
軸方向部分(第14図で紙面に直交する方向の巻線部分)
であり、2つの光軸方向部分のうち、一方は永久磁石9
のN極に対向し、他方はS極に対向している。
永久磁石9から発生する磁束の分布は図示のようにな
り、この状態で駆動コイル14に図示の方向の電流が流さ
れると、フレミングの左手の法則によって駆動コイル14
の2つの光軸方向部分にはそれぞれ図示矢印T1及びT2の
トルクが作用するが、該駆動コイル14は本体3に固定さ
れているため、ロータ4が該駆動コイル14に対して矢印
Aの向きに動かされることになる。ロータ4が第14図の
位置から矢印Aの向きに回動されて駆動コイル14の2つ
の光軸方向部分が共に永久磁石9のN極領域に対向する
位置に相対移動すると、駆動コイルの一方の光軸方向部
分(第14図において下側の部分)に対して作用する電磁
力の向きが逆になるためロータ4は停止する。
り、この状態で駆動コイル14に図示の方向の電流が流さ
れると、フレミングの左手の法則によって駆動コイル14
の2つの光軸方向部分にはそれぞれ図示矢印T1及びT2の
トルクが作用するが、該駆動コイル14は本体3に固定さ
れているため、ロータ4が該駆動コイル14に対して矢印
Aの向きに動かされることになる。ロータ4が第14図の
位置から矢印Aの向きに回動されて駆動コイル14の2つ
の光軸方向部分が共に永久磁石9のN極領域に対向する
位置に相対移動すると、駆動コイルの一方の光軸方向部
分(第14図において下側の部分)に対して作用する電磁
力の向きが逆になるためロータ4は停止する。
一方、ロータ4が第14図の位置から矢印A方向に回動
されると、永久磁石9のN極領域が検出コイル16から遠
去かり代ってS極領域(第14図では上方のS極領域)が
検出コイルの中心部に向って移動してくるので、検出コ
イル16の二つの巻線部分と鎖交する磁束数が変化するた
め、その鎖交磁束変化を補償する方向の誘導電流が該検
出コイル16に生じ、該検出コイル16に接続されている不
図示の制御回路においてロータ4の回動速度(すなわち
絞り羽根の開閉速度、絞り変化率)と回動方向とが検出
される。
されると、永久磁石9のN極領域が検出コイル16から遠
去かり代ってS極領域(第14図では上方のS極領域)が
検出コイルの中心部に向って移動してくるので、検出コ
イル16の二つの巻線部分と鎖交する磁束数が変化するた
め、その鎖交磁束変化を補償する方向の誘導電流が該検
出コイル16に生じ、該検出コイル16に接続されている不
図示の制御回路においてロータ4の回動速度(すなわち
絞り羽根の開閉速度、絞り変化率)と回動方向とが検出
される。
該制御回路は該絞り装置を通る光量を一定に制御する
機能を有し、検出コイル16及び17により検出された絞り
羽根開閉速度と他の光量検出子により検出された光量と
に応じて実際の光量を算出し、設定光量と実際の光量と
の差を零にするように駆動コイル14,15に対する供給電
流を変化させる。
機能を有し、検出コイル16及び17により検出された絞り
羽根開閉速度と他の光量検出子により検出された光量と
に応じて実際の光量を算出し、設定光量と実際の光量と
の差を零にするように駆動コイル14,15に対する供給電
流を変化させる。
なお、駆動コイルに供給する電流の方向を第14図の状
態とは逆向きにすれば、ロータ4に作用するトルクの向
きは第14図とは逆になってロータ4は矢印Aとは逆向き
に駆動される。
態とは逆向きにすれば、ロータ4に作用するトルクの向
きは第14図とは逆になってロータ4は矢印Aとは逆向き
に駆動される。
第15図はロータ4の縦断面における磁束分布を示した
ものであり、永久磁石9の外周面のN極領域から生じた
磁束は図示のようにロータ4の外側円筒部4bとロータの
前方端板部とを通って永久磁石9の内周面のS極領域に
戻る磁気回路を構成する。この磁気回路によって生じる
電磁力はロータ4を第15図において下向きに(絞り装置
の前方から後方へ向って)付勢する力となり、従って、
ロータ4に前向きの軸方向移動を生じさせぬようにする
効果がある。
ものであり、永久磁石9の外周面のN極領域から生じた
磁束は図示のようにロータ4の外側円筒部4bとロータの
前方端板部とを通って永久磁石9の内周面のS極領域に
戻る磁気回路を構成する。この磁気回路によって生じる
電磁力はロータ4を第15図において下向きに(絞り装置
の前方から後方へ向って)付勢する力となり、従って、
ロータ4に前向きの軸方向移動を生じさせぬようにする
効果がある。
本実施例の絞り装置ではロータ4が二重円筒形のいわ
ゆるダブルロータ構造となっているので永久磁石から生
じた磁束の殆んどが駆動コイルと鎖交した後にロータを
通って該永久磁石に戻り、従って漏れ磁束が公知のスピ
ンドルモータにくらべて少いため漏れ損も少く、その結
果効率のよい駆動源を有した絞り装置となっている。
ゆるダブルロータ構造となっているので永久磁石から生
じた磁束の殆んどが駆動コイルと鎖交した後にロータを
通って該永久磁石に戻り、従って漏れ磁束が公知のスピ
ンドルモータにくらべて少いため漏れ損も少く、その結
果効率のよい駆動源を有した絞り装置となっている。
また、軸方向断面において生じる電磁力がロータ4を
軸方向後方へ付勢する力となっているため、ロータ4が
軸方向に振動する恐れがなく、軸受としての球体12もレ
ンズ保持部3aの外周の周方向凹部3cから脱出する恐れが
ない。
軸方向後方へ付勢する力となっているため、ロータ4が
軸方向に振動する恐れがなく、軸受としての球体12もレ
ンズ保持部3aの外周の周方向凹部3cから脱出する恐れが
ない。
なお、球体12が該周方向凹部3cから脱出しないように
該周方向凹部3cには押えリング19が嵌着されている。
該周方向凹部3cには押えリング19が嵌着されている。
なお、以上の実施例では永久磁石がロータ4の内側円
筒部に取付けされているが、永久磁石をロータの外側円
筒部の内周面に取付けた構造を採用してもよく、また、
ロータは必ずしも二重円筒形でなくともよい。
筒部に取付けされているが、永久磁石をロータの外側円
筒部の内周面に取付けた構造を採用してもよく、また、
ロータは必ずしも二重円筒形でなくともよい。
また、実施例では各絞り羽根に枢着ピンを突設した場
合を示したが、ロータに枢着ピンを突設し、絞り羽根に
は該枢着ピンに嵌合するピン孔を設けておいてもよい。
合を示したが、ロータに枢着ピンを突設し、絞り羽根に
は該枢着ピンに嵌合するピン孔を設けておいてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明による絞り装置では、支
持部材に対して揺動可能に支持され、揺動することによ
って、少なくとも一部が互いに重なり合う状態になる第
1の遮光部材と第2の遮光部材を有する絞り装置であっ
て、第1の遮光部材は支持部材に接触することで支持部
材に対して光軸方向の高さ位置を決められる光軸方向に
突出した第1の突部を有し、第2の遮光部材は支持部材
に接触することで支持部材に対して光軸方向の高さ位置
を決められる光軸方向に突出した第2の突部を有し、第
2の突部は第1の突部とは異なる突出量を有することに
よって第2の遮光部材は第1の遮光部材と光軸方向に位
置がずれるように設定されるので、第1の遮光部材と第
2の遮光部材は互いに重なり合う位置に揺動したとして
も、光軸方向に位置がずれるように支持部材に対する光
軸方向に高さ位置が決められているため互いの遮光部材
が衝突することを防止することができ、作動不良が少な
く信頼生の高い絞り装置を提供できる。
持部材に対して揺動可能に支持され、揺動することによ
って、少なくとも一部が互いに重なり合う状態になる第
1の遮光部材と第2の遮光部材を有する絞り装置であっ
て、第1の遮光部材は支持部材に接触することで支持部
材に対して光軸方向の高さ位置を決められる光軸方向に
突出した第1の突部を有し、第2の遮光部材は支持部材
に接触することで支持部材に対して光軸方向の高さ位置
を決められる光軸方向に突出した第2の突部を有し、第
2の突部は第1の突部とは異なる突出量を有することに
よって第2の遮光部材は第1の遮光部材と光軸方向に位
置がずれるように設定されるので、第1の遮光部材と第
2の遮光部材は互いに重なり合う位置に揺動したとして
も、光軸方向に位置がずれるように支持部材に対する光
軸方向に高さ位置が決められているため互いの遮光部材
が衝突することを防止することができ、作動不良が少な
く信頼生の高い絞り装置を提供できる。
また、第1の遮光部材および第2の遮光部材はそれぞ
れ第1の突部および第2の突部で支持部材と接触するた
めに、第1の遮光部材および第2の遮光部材が揺動する
際に生じる第1の遮光部材および第2の遮光部材と、支
持部材との接触抵抗を小さくすることができ、小さな駆
動力でも駆動することが可能になるので、絞り装置を小
型化できるだけでなく絞り装置を有する機器をも小型化
することができる。
れ第1の突部および第2の突部で支持部材と接触するた
めに、第1の遮光部材および第2の遮光部材が揺動する
際に生じる第1の遮光部材および第2の遮光部材と、支
持部材との接触抵抗を小さくすることができ、小さな駆
動力でも駆動することが可能になるので、絞り装置を小
型化できるだけでなく絞り装置を有する機器をも小型化
することができる。
第1図は本発明による一実施例の絞り装置を内蔵した超
小型ビデオカメラの要部概略縦断面図、第2図は第1図
のカメラに内蔵されている前記絞り装置の要部分解斜視
図、第3図は第1図のIII−III矢視断面図、第4図は第
1図に示したカメラの外観を示した斜視図、第5図乃至
第11図、第16図乃至第18図は絞り羽根の構造に関する実
施例を示した図であって各図において(a)は前面図、
(b)は断面図、(c)は後面図、第12図は前記絞り装
置に内蔵されているコイルユニットのプリント配線板の
正面図、第13図は該プリント配線板の断面図、第14図は
前記絞り装置の要部に関する半部拡大横断面図、第15図
は該絞り装置から絞り羽根を省略して表わした拡大縦断
面図、である。 1……カメラボディ、2……絞り装置 3……(絞り装置2の)本体、4……ロータ 5……コイルユニット、6〜8……絞り羽根 9及び10……永久磁石、11……前カバー 13……プリント配線板 14及び15……駆動コイル 16及び17……検出コイル 61〜81……絞り羽根、62……絞り羽根。
小型ビデオカメラの要部概略縦断面図、第2図は第1図
のカメラに内蔵されている前記絞り装置の要部分解斜視
図、第3図は第1図のIII−III矢視断面図、第4図は第
1図に示したカメラの外観を示した斜視図、第5図乃至
第11図、第16図乃至第18図は絞り羽根の構造に関する実
施例を示した図であって各図において(a)は前面図、
(b)は断面図、(c)は後面図、第12図は前記絞り装
置に内蔵されているコイルユニットのプリント配線板の
正面図、第13図は該プリント配線板の断面図、第14図は
前記絞り装置の要部に関する半部拡大横断面図、第15図
は該絞り装置から絞り羽根を省略して表わした拡大縦断
面図、である。 1……カメラボディ、2……絞り装置 3……(絞り装置2の)本体、4……ロータ 5……コイルユニット、6〜8……絞り羽根 9及び10……永久磁石、11……前カバー 13……プリント配線板 14及び15……駆動コイル 16及び17……検出コイル 61〜81……絞り羽根、62……絞り羽根。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−120621(JP,A) 実開 昭54−106832(JP,U) 実開 昭55−155226(JP,U) 実開 昭62−197134(JP,U) 実開 昭57−139926(JP,U) 実公 昭47−4379(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】支持部材に対して揺動可能に支持され、揺
動することによって、少なくとも一部が互いに重なり合
う状態になる第1の遮光部材と第2の遮光部材を有する
絞り装置において、 前記第1の遮光部材は前記支持部材に接触することで該
支持部材に対して光軸方向の高さ位置を決められる光軸
方向に突出した第1の突部を有し、前記第2の遮光部材
は該支持部材に接触することで該支持部材に対して光軸
方向の高さ位置を決められる光軸方向に突出した第2の
突部を有し、該第2の突部は該第1の突部とは異なる突
出量を有することによって該第2の遮光部材は該第1の
遮光部材と光軸方向に位置がずれるように設定されるこ
とを特徴とする絞り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62289135A JPH0814675B2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 | 絞り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62289135A JPH0814675B2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 | 絞り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01130140A JPH01130140A (ja) | 1989-05-23 |
| JPH0814675B2 true JPH0814675B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=17739210
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62289135A Expired - Lifetime JPH0814675B2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 | 絞り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814675B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014030356A1 (ja) * | 2012-08-24 | 2014-02-27 | キヤノン電子株式会社 | 光量調節装置および光学機器 |
| JP5968822B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2016-08-10 | 日本電産コパル株式会社 | カメラ用絞り装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS474379U (ja) * | 1971-02-04 | 1972-09-09 | ||
| DE2408793A1 (de) * | 1974-02-23 | 1975-09-04 | Schneider Co Optische Werke | Irisblende fuer photographische, kinematographische oder fernseh-objektive und verfahren zu deren herstellung |
| JPS54106832U (ja) * | 1978-01-12 | 1979-07-27 | ||
| JPS5916912Y2 (ja) * | 1979-04-26 | 1984-05-17 | 株式会社リコー | レンズの絞り羽根装置 |
-
1987
- 1987-11-16 JP JP62289135A patent/JPH0814675B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01130140A (ja) | 1989-05-23 |
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