JPH08146802A - クラウン形状または逆クラウン形状の構造体の形成方法およびこの方法により製造した定着ロ−ラ - Google Patents
クラウン形状または逆クラウン形状の構造体の形成方法およびこの方法により製造した定着ロ−ラInfo
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- JPH08146802A JPH08146802A JP28816194A JP28816194A JPH08146802A JP H08146802 A JPH08146802 A JP H08146802A JP 28816194 A JP28816194 A JP 28816194A JP 28816194 A JP28816194 A JP 28816194A JP H08146802 A JPH08146802 A JP H08146802A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】円筒状の芯体に有機物を被覆した構造体を、ク
ラウン形状または逆クラウン形状に形成加工する際に発
生する内部応力による著しい変形等を解消し、省エネル
ギーに適した薄肉タイプの定着ロ−ラを提供する。 【構成】芯体に有機物を被覆した円筒体1を加熱し、有
機物を溶融して被膜を形成し、ついで芯体の軸方向に温
度分布を持たせて冷却する。
ラウン形状または逆クラウン形状に形成加工する際に発
生する内部応力による著しい変形等を解消し、省エネル
ギーに適した薄肉タイプの定着ロ−ラを提供する。 【構成】芯体に有機物を被覆した円筒体1を加熱し、有
機物を溶融して被膜を形成し、ついで芯体の軸方向に温
度分布を持たせて冷却する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒状の芯体に有機物
を被覆したクラウン形状または逆クラウン形状の構造
体、特に複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成
装置に用いる定着ロ−ラの形成方法、ならびにこの方法
により形成した画像形成装置の定着ロ−ラに関する。
を被覆したクラウン形状または逆クラウン形状の構造
体、特に複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成
装置に用いる定着ロ−ラの形成方法、ならびにこの方法
により形成した画像形成装置の定着ロ−ラに関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置の定着装置に用いる定着ロ
−ラは、コピー紙のジャム防止、封筒等の厚物のしわ発
生防止のために、軸方向の中心部外径が両端部の外径よ
りも僅かに小さい逆クラウン形状(つづみ型)に加工形
成されている。
−ラは、コピー紙のジャム防止、封筒等の厚物のしわ発
生防止のために、軸方向の中心部外径が両端部の外径よ
りも僅かに小さい逆クラウン形状(つづみ型)に加工形
成されている。
【0003】一般に、定着ロ−ラは金属等の熱伝導体の
円筒状芯金上に離型性の良好なフッ素樹脂を被覆して形
成される。前記芯金には、多くの場合軽量で熱の良導体
であるアルミニュウム芯金が使用される。フッ素樹脂の
被膜は、平滑な平面性を確保するため、約20μmの膜
厚のものである。
円筒状芯金上に離型性の良好なフッ素樹脂を被覆して形
成される。前記芯金には、多くの場合軽量で熱の良導体
であるアルミニュウム芯金が使用される。フッ素樹脂の
被膜は、平滑な平面性を確保するため、約20μmの膜
厚のものである。
【0004】従来、定着ロ−ラの前述の逆クラウン形状
の加工は、切削機械加工に際し、該芯金の軸方向の中心
部における削り代を多くする方法、または該芯金の両側
端部の内部へ円錐台形状の治具を挿入して、スエジング
加工する方法等が採られている。
の加工は、切削機械加工に際し、該芯金の軸方向の中心
部における削り代を多くする方法、または該芯金の両側
端部の内部へ円錐台形状の治具を挿入して、スエジング
加工する方法等が採られている。
【0005】近年、省エネルギー対策の1つとして、定
着ロ−ラ芯金を薄くして熱伝達を良好にし、画像形成装
置のスイッチを入れてから実際の画像形成までの待機時
間を少なくする方策が採用されている。しかし、前述の
ように芯金を薄くしていくと、機械加工時にビビリが発
生して充分な加工精度が出しづらくなり、またスエジン
グ加工後被膜を塗布して加熱により融着被膜を形成しよ
うとすると、加工時に発生した内部応力により著しい変
形等の生ずることを免れなかった。
着ロ−ラ芯金を薄くして熱伝達を良好にし、画像形成装
置のスイッチを入れてから実際の画像形成までの待機時
間を少なくする方策が採用されている。しかし、前述の
ように芯金を薄くしていくと、機械加工時にビビリが発
生して充分な加工精度が出しづらくなり、またスエジン
グ加工後被膜を塗布して加熱により融着被膜を形成しよ
うとすると、加工時に発生した内部応力により著しい変
形等の生ずることを免れなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、有機
物を被覆したクラウン形状または逆クラウン形状の円筒
状構造体、特に定着ロ−ラの製造時に生ずる前述の不具
合を解消し、省エネルギーに適した薄肉タイプの構造体
の形成方法、およびこの方法により形成した定着ロ−ラ
を提供するものである。
物を被覆したクラウン形状または逆クラウン形状の円筒
状構造体、特に定着ロ−ラの製造時に生ずる前述の不具
合を解消し、省エネルギーに適した薄肉タイプの構造体
の形成方法、およびこの方法により形成した定着ロ−ラ
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の表面被膜の形成
は、一般に次の方法が行われている。
は、一般に次の方法が行われている。
【0008】(i)粉体静電塗装 (ii)湿式スプレーコート (iii)繊維巻きつけ (iv)熱収縮チューブ外挿 これらのいずれの方法でも、その後に焼成等の加熱処理
が行われ、特に(i)〜(iii)の方法では、樹脂の融点
以上の温度が加えられる。
が行われ、特に(i)〜(iii)の方法では、樹脂の融点
以上の温度が加えられる。
【0009】熱可塑性樹脂一般にそうであるが、特にフ
ッ素系樹脂は溶融後冷却する際に収縮するストレスが著
しく、平板上で溶融冷却すると、金属面側に凸状に反る
ほどに変形例する。
ッ素系樹脂は溶融後冷却する際に収縮するストレスが著
しく、平板上で溶融冷却すると、金属面側に凸状に反る
ほどに変形例する。
【0010】他方において、円筒状のアルミニュウムに
フッ素樹脂を均一に塗布し焼成した場合、真直度および
真円度は実際の使用上問題は生じない。これは、冷却収
縮時のストレスが半径方向に均一に掛るためである。こ
のことは、逆に該ストレスが不均一に掛った場合には、
なんらかの変形の生ずることを意味する。
フッ素樹脂を均一に塗布し焼成した場合、真直度および
真円度は実際の使用上問題は生じない。これは、冷却収
縮時のストレスが半径方向に均一に掛るためである。こ
のことは、逆に該ストレスが不均一に掛った場合には、
なんらかの変形の生ずることを意味する。
【0011】本発明は、上述した認識を基とし、樹脂の
冷却収縮時の前述の現象を積極的に利用して、クラウン
形状または逆クラウン形状の構造体を形成し、前述した
従来技術の欠点を解消するものである。
冷却収縮時の前述の現象を積極的に利用して、クラウン
形状または逆クラウン形状の構造体を形成し、前述した
従来技術の欠点を解消するものである。
【0012】よって前記の課題は、本発明により、前記
円筒状構造体の芯体に有機物を被覆し、これを加熱し有
機物を溶融して被膜を形成し、芯体の軸方向に温度分布
を持たせて冷却する形成方法により解決される。
円筒状構造体の芯体に有機物を被覆し、これを加熱し有
機物を溶融して被膜を形成し、芯体の軸方向に温度分布
を持たせて冷却する形成方法により解決される。
【0013】また、前記の課題は、本発明により、芯体
に有機物を被覆し、これを加熱し有機物を溶融して被膜
を形成し、これを冷却し、ついで芯体の軸方向に温度分
布を持たせて加熱冷却する形成方法により解決される。
に有機物を被覆し、これを加熱し有機物を溶融して被膜
を形成し、これを冷却し、ついで芯体の軸方向に温度分
布を持たせて加熱冷却する形成方法により解決される。
【0014】さらに、本発明は、薄肉のアルミニューム
円筒にフッ素樹脂を被覆し、これを加熱してフッ素樹脂
を溶融して被膜を形成し、ついでアルミニューム円筒の
軸方向に温度分布を持たせて冷却して逆クラウン形状に
形成した定着ロ−ラにより、前記の課題を解決する。
円筒にフッ素樹脂を被覆し、これを加熱してフッ素樹脂
を溶融して被膜を形成し、ついでアルミニューム円筒の
軸方向に温度分布を持たせて冷却して逆クラウン形状に
形成した定着ロ−ラにより、前記の課題を解決する。
【0015】また、前述の定着ロ−ラの形成に際し、溶
融して被膜を形成後冷却し、ついでアルミニューム円筒
の軸方向に温度分布を持たせて加熱冷却して逆クラウン
形状に形成した定着ロ−ラにより、前記の課題を解決す
ることができる。
融して被膜を形成後冷却し、ついでアルミニューム円筒
の軸方向に温度分布を持たせて加熱冷却して逆クラウン
形状に形成した定着ロ−ラにより、前記の課題を解決す
ることができる。
【0016】
【作用および効果】請求項1の発明では、円筒状の芯
体、例えばアルミニューム円筒にフッ素樹脂のごとき有
機物を被覆し、これを加熱し有機物を溶融して被膜を形
成し、芯体の軸方向に温度分布を持たせて冷却する。こ
の場合、芯体の形成はストレート管の研削加工なので、
薄肉の場合も加工は容易である。また、前記の有機物の
被覆はストレート管への被覆なので、粉体塗装、湿式ス
プレー、繊維巻き、熱収縮チューブのいずれをも用いる
ことができ、かつ被覆の形成は容易である。
体、例えばアルミニューム円筒にフッ素樹脂のごとき有
機物を被覆し、これを加熱し有機物を溶融して被膜を形
成し、芯体の軸方向に温度分布を持たせて冷却する。こ
の場合、芯体の形成はストレート管の研削加工なので、
薄肉の場合も加工は容易である。また、前記の有機物の
被覆はストレート管への被覆なので、粉体塗装、湿式ス
プレー、繊維巻き、熱収縮チューブのいずれをも用いる
ことができ、かつ被覆の形成は容易である。
【0017】さらに、クラウン形状または逆クラウン形
状の生成は、温度分布制御のみであるから、前述の芯体
の形成および被膜形成が容易となる。
状の生成は、温度分布制御のみであるから、前述の芯体
の形成および被膜形成が容易となる。
【0018】前記の芯体としてアルミニューム円筒を用
い、被覆層としてPFA、PTFE等のフッ素樹脂を用
いることにより、好適な定着ロ−ラが形成される。例え
ば、フッ素樹脂としてのPFAは融点が310℃付近で
あり、通常380℃で焼成されるが、PFAは310℃
以下になると凝固してゆき、170〜180℃に温度変
化点があり、その間でストレスは最大になる。
い、被覆層としてPFA、PTFE等のフッ素樹脂を用
いることにより、好適な定着ロ−ラが形成される。例え
ば、フッ素樹脂としてのPFAは融点が310℃付近で
あり、通常380℃で焼成されるが、PFAは310℃
以下になると凝固してゆき、170〜180℃に温度変
化点があり、その間でストレスは最大になる。
【0019】他方において、アルミニュームは融点が6
50℃であり、200℃以上では加熱処理によりアニー
ルされ軟化するが、200℃以下では安定である。従っ
て、一旦形成された被覆構造体は、定着ロ−ラの使用範
囲である常温から180℃の範囲では、安定して使用す
ることができる。
50℃であり、200℃以上では加熱処理によりアニー
ルされ軟化するが、200℃以下では安定である。従っ
て、一旦形成された被覆構造体は、定着ロ−ラの使用範
囲である常温から180℃の範囲では、安定して使用す
ることができる。
【0020】請求項2の発明では、一旦焼成し冷却した
後に、再加熱して冷却するのであるから、その間に表面
研磨工程が入っても、その加工は容易である。
後に、再加熱して冷却するのであるから、その間に表面
研磨工程が入っても、その加工は容易である。
【0021】前記両発明において、芯体としてはアルミ
ニューム円筒を用い、被覆層としてPFA、PTFE等
のフッ素樹脂を用いることにより、薄肉芯金の逆クラウ
ン形状の好適な定着ロ−ラが得られる。この定着ロ−ラ
を用いて作成したコピー紙は、しわの発生が防止され、
良質のコピー画像が達成される。
ニューム円筒を用い、被覆層としてPFA、PTFE等
のフッ素樹脂を用いることにより、薄肉芯金の逆クラウ
ン形状の好適な定着ロ−ラが得られる。この定着ロ−ラ
を用いて作成したコピー紙は、しわの発生が防止され、
良質のコピー画像が達成される。
【0022】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面により説明す
る。
る。
【0023】図1に示す円筒体1は、アルミニュウム芯
金2とその外周に塗装したフッ素樹脂の被服層3とから
なる。図2は、逆クラウン形状に加工形成前の前記円筒
体であり、軸方向に同一の外径D1を有している。図3
は、逆クラウン形状に加工形成した後の円筒体1’を示
し、両端部の外径D1に対し、軸方向中央では外径D2を
有する。この場合、 D1 > D2 である。
金2とその外周に塗装したフッ素樹脂の被服層3とから
なる。図2は、逆クラウン形状に加工形成前の前記円筒
体であり、軸方向に同一の外径D1を有している。図3
は、逆クラウン形状に加工形成した後の円筒体1’を示
し、両端部の外径D1に対し、軸方向中央では外径D2を
有する。この場合、 D1 > D2 である。
【0024】つぎに、本発明による定着ロ−ラの加工形
成の実施例を示す。
成の実施例を示す。
【0025】実施例1:肉厚0,4mm、外径20mm
φのアルミニュウム円筒を研削し、面粗度Rz=6.0
μm以下に仕上げた後、フッ素樹脂PFA(三井デュポ
ンフロロケミカル製MP612)を静電塗装した。つい
で、図4に示す円筒同軸炉4内で380℃で均一に40
分間焼成した。焼成後のフッ素樹脂の膜厚は20μmで
ある。円筒同軸炉4内には、軸方向中央部にヒータH1
を配置し、そしてこのヒータH1を中心として両端部へ
順次ヒータH2、ヒータH3、ヒータH4が図示のように
配置されている。
φのアルミニュウム円筒を研削し、面粗度Rz=6.0
μm以下に仕上げた後、フッ素樹脂PFA(三井デュポ
ンフロロケミカル製MP612)を静電塗装した。つい
で、図4に示す円筒同軸炉4内で380℃で均一に40
分間焼成した。焼成後のフッ素樹脂の膜厚は20μmで
ある。円筒同軸炉4内には、軸方向中央部にヒータH1
を配置し、そしてこのヒータH1を中心として両端部へ
順次ヒータH2、ヒータH3、ヒータH4が図示のように
配置されている。
【0026】前記焼成後、ヒータH3とヒータH4とを切
り、ヒータH1が毎分10℃、ヒータH2が毎分20℃で
冷却するように、入力を制御して冷却を行った。この制
御は、構造体の実体温度が200℃以下となるまで行っ
て、サンプルNo.1を得た。
り、ヒータH1が毎分10℃、ヒータH2が毎分20℃で
冷却するように、入力を制御して冷却を行った。この制
御は、構造体の実体温度が200℃以下となるまで行っ
て、サンプルNo.1を得た。
【0027】実施例2:肉厚0,4mm、外径20mm
φの研削アルミニュウム円筒に、カーボン分散のPFA
繊維(1200d/6f)を巻きつけて焼成炉で加熱溶
融し、そのまま放冷して冷却した後、表面をテープ研磨
して平滑にし、20μmの被膜にした。この円筒をチャ
ックで保持して回転しながら、図5に示す高周波誘導加
熱装置5(200Hz:高周波ネスル製)で中心部付近
のみ加熱した。到達温度340℃にて冷却に切り換え、
毎分10℃で冷却してサンプルNo.2を得た。
φの研削アルミニュウム円筒に、カーボン分散のPFA
繊維(1200d/6f)を巻きつけて焼成炉で加熱溶
融し、そのまま放冷して冷却した後、表面をテープ研磨
して平滑にし、20μmの被膜にした。この円筒をチャ
ックで保持して回転しながら、図5に示す高周波誘導加
熱装置5(200Hz:高周波ネスル製)で中心部付近
のみ加熱した。到達温度340℃にて冷却に切り換え、
毎分10℃で冷却してサンプルNo.2を得た。
【0028】実施例3:肉厚0,4mm、外径20mm
φの研削アルミニュウム円筒に、PTFE樹脂(デュポ
ン製、857−305)をスプレー塗布し、380℃に
30分間均一に加熱した後冷却した。ついで、図6に示
すように、アルミニュウム円筒の中心部に該円筒と同軸
調整したハロゲンランプヒータ6で加熱して、320℃
まで昇温させた。その後、毎分20℃で冷却して、サン
プルNo.3を作成した。
φの研削アルミニュウム円筒に、PTFE樹脂(デュポ
ン製、857−305)をスプレー塗布し、380℃に
30分間均一に加熱した後冷却した。ついで、図6に示
すように、アルミニュウム円筒の中心部に該円筒と同軸
調整したハロゲンランプヒータ6で加熱して、320℃
まで昇温させた。その後、毎分20℃で冷却して、サン
プルNo.3を作成した。
【0029】前記各実施例に対する比較例を実施して、
次の結果を得た。
次の結果を得た。
【0030】比較例1:アルミニュウム円筒、その表層
被覆および加熱焼成を実施例1と同じに行い、その後軸
方向に均一に冷却し、サンプルNo.4を得た。
被覆および加熱焼成を実施例1と同じに行い、その後軸
方向に均一に冷却し、サンプルNo.4を得た。
【0031】比較例2:肉厚0,4mm、外径20mm
φのアルミニュウム円筒の表面を、中心部が30μmだ
け小さくなるように研削加工した。この場合、多くはビ
ビリが発生した。これに、実施例3におけると同様に、
フッ素樹脂をスプレー塗布し、均一の加熱冷却を行い、
サンプルNo.5を得た。
φのアルミニュウム円筒の表面を、中心部が30μmだ
け小さくなるように研削加工した。この場合、多くはビ
ビリが発生した。これに、実施例3におけると同様に、
フッ素樹脂をスプレー塗布し、均一の加熱冷却を行い、
サンプルNo.5を得た。
【0032】比較例3:実施例3と同じアルミニュウム
円筒を用い、その各端部から内部にテーパーのついた治
具をそれぞれ挿入し、スエジングして逆クラウン形に成
形した。その後実施例3におけると同様に、フッ素樹脂
をスプレー塗布し、ついで均一の加熱冷却を行い、サン
プルNo.6を得た。
円筒を用い、その各端部から内部にテーパーのついた治
具をそれぞれ挿入し、スエジングして逆クラウン形に成
形した。その後実施例3におけると同様に、フッ素樹脂
をスプレー塗布し、ついで均一の加熱冷却を行い、サン
プルNo.6を得た。
【0033】以上のようにして、実施例1〜3および比
較例1〜3にて得られたサンプルNo.1〜6の各ロー
ラの両端外径D1と軸方向中央部外径D2とを測定し、そ
の後前記各ローラをリコー製ファクシミリC31に搭載
してコピーすることにより、画像品質を確認した。その
結果を次表に示す。この表において、 クラウン度合 d(mm)=(D1−D2)/2 である。
較例1〜3にて得られたサンプルNo.1〜6の各ロー
ラの両端外径D1と軸方向中央部外径D2とを測定し、そ
の後前記各ローラをリコー製ファクシミリC31に搭載
してコピーすることにより、画像品質を確認した。その
結果を次表に示す。この表において、 クラウン度合 d(mm)=(D1−D2)/2 である。
【0034】
【0035】前記表に示すように、本発明の方法による
実施例 1〜3は、いずれも紙しわがなく、良好な画像
品質が得られたのに対し、本発明の方法によらない比較
例1〜3は、紙しわが発生するか、または画像品質に問
題が生じた。
実施例 1〜3は、いずれも紙しわがなく、良好な画像
品質が得られたのに対し、本発明の方法によらない比較
例1〜3は、紙しわが発生するか、または画像品質に問
題が生じた。
【図1】本発明の方法を適用する前の構造体の縦断面図
である。
である。
【図2】図1の構造体の斜視図である。
【図3】本発明の方法を適用した後の前記構造体の外径
差を誇張して示す斜視図である。
差を誇張して示す斜視図である。
【図4】内部に構造体を置いた局所発熱分布可能な円筒
同軸加熱炉の縦断面図である。
同軸加熱炉の縦断面図である。
【図5】内部に構造体を置いた高周波誘導加熱装置の縦
断面図である。
断面図である。
【図6】内部に発熱体を配置した構造体の縦断面図であ
る。
る。
1 本発明による加工前の構造
体 1’ 本発明による加工後の構造
体 2 アルミニュウム芯金 3 被服層 4 円筒同軸加熱炉 5 高周波誘導加熱装置 6 ハロゲンランプヒータ D1 構造体の両端部の外径 D2 構造体の軸方向中央の外径 H1〜H4 ヒータ
体 1’ 本発明による加工後の構造
体 2 アルミニュウム芯金 3 被服層 4 円筒同軸加熱炉 5 高周波誘導加熱装置 6 ハロゲンランプヒータ D1 構造体の両端部の外径 D2 構造体の軸方向中央の外径 H1〜H4 ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 127/12 PFG
Claims (4)
- 【請求項1】円筒状の芯体に有機物を被覆したクラウン
形状または逆クラウン形状の構造体の形成方法におい
て、円筒状の芯体に有機物を被覆し、これを加熱するこ
とにより有機物を溶融して被膜を形成し、ついで芯体の
軸方向に温度分布を持たせて冷却することを特徴とする
形成方法。 - 【請求項2】円筒状の芯体に有機物を被覆したクラウン
形状または逆クラウン形状の構造体の形成方法におい
て、円筒状の芯体に有機物を被覆し、これを加熱するこ
とにより有機物を溶融して被膜を形成し、これを冷却
し、ついで芯体の軸方向に温度分布を持たせて加熱冷却
することを特徴とする形成方法。 - 【請求項3】薄肉のアルミニューム円筒にフッ素樹脂を
被覆し、これを加熱してフッ素樹脂を溶融して被膜を形
成し、ついでアルミニューム円筒の軸方向に温度分布を
持たせて冷却して、逆クラウン形状に形成したことを特
徴とする定着ロ−ラ。 - 【請求項4】薄肉のアルミニューム円筒にフッ素樹脂を
被覆し、これを加熱してフッ素樹脂を溶融して被膜を形
成し、これを冷却し、ついでアルミニューム円筒の軸方
向に温度分布を持たせて加熱冷却して、逆クラウン形状
に形成したことを特徴とする定着ロ−ラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28816194A JPH08146802A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | クラウン形状または逆クラウン形状の構造体の形成方法およびこの方法により製造した定着ロ−ラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28816194A JPH08146802A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | クラウン形状または逆クラウン形状の構造体の形成方法およびこの方法により製造した定着ロ−ラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08146802A true JPH08146802A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17726599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28816194A Pending JPH08146802A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | クラウン形状または逆クラウン形状の構造体の形成方法およびこの方法により製造した定着ロ−ラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08146802A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008129492A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Okura Ind Co Ltd | 合成樹脂被覆ロール、導電性ロール及び電子写真用クリーニングロール |
-
1994
- 1994-11-22 JP JP28816194A patent/JPH08146802A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008129492A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Okura Ind Co Ltd | 合成樹脂被覆ロール、導電性ロール及び電子写真用クリーニングロール |
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