JPH08147734A - 二軸アクチュエータ - Google Patents
二軸アクチュエータInfo
- Publication number
- JPH08147734A JPH08147734A JP30968294A JP30968294A JPH08147734A JP H08147734 A JPH08147734 A JP H08147734A JP 30968294 A JP30968294 A JP 30968294A JP 30968294 A JP30968294 A JP 30968294A JP H08147734 A JPH08147734 A JP H08147734A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- viscous body
- biaxial actuator
- support member
- fixed
- lens holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 弾性支持部材に備えられるダンパーの未硬化
部分が、固定部の接着面に流れ出さないようにした、二
軸アクチュエータを提供すること。 【構成】 対物レンズを支持するレンズホルダー11
が、弾性支持部材13a,13b,13c,13dを介
して固定部14に支持されていると共に、この弾性支持
部材の固定部側の端部領域に設けられた粘性体受け部1
5b,15eにダンパーとして粘性体16が塗布され硬
化され、上記弾性支持部材の粘性体受け部15b,15
eに隣接して、固定部14に形成された粘性体流れ防止
壁14bが備えられている。
部分が、固定部の接着面に流れ出さないようにした、二
軸アクチュエータを提供すること。 【構成】 対物レンズを支持するレンズホルダー11
が、弾性支持部材13a,13b,13c,13dを介
して固定部14に支持されていると共に、この弾性支持
部材の固定部側の端部領域に設けられた粘性体受け部1
5b,15eにダンパーとして粘性体16が塗布され硬
化され、上記弾性支持部材の粘性体受け部15b,15
eに隣接して、固定部14に形成された粘性体流れ防止
壁14bが備えられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD,MD等やデータ
ストレージ用の情報記録媒体の信号を記録再生するため
に使用される光学ピックアップ用の二軸アクチュエータ
に関するものである。
ストレージ用の情報記録媒体の信号を記録再生するため
に使用される光学ピックアップ用の二軸アクチュエータ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク等の情報記録媒体,例
えば、いわゆるコンパクトディスク(CD)や光磁気デ
ィスクに対する情報信号の再生もしくは記録は、光学ピ
ックアップを使用して行なわれる。この光学ピックアッ
プは、光源としての半導体レーザ,対物レンズ,光学系
及び光検出器を含んでいる。
えば、いわゆるコンパクトディスク(CD)や光磁気デ
ィスクに対する情報信号の再生もしくは記録は、光学ピ
ックアップを使用して行なわれる。この光学ピックアッ
プは、光源としての半導体レーザ,対物レンズ,光学系
及び光検出器を含んでいる。
【0003】光学ピックアップにおいて、半導体レーザ
から出射された光ビームは、光学系を介して対物レンズ
によって光ディスクの記録面上に集光される。光ディス
クからの戻り光ビームは、光学系により半導体レーザか
ら出射された光ビームと分離されて、光検出器に導かれ
る。半導体レーザから出射された光ビームは、光ディス
クの反り等に起因して発生する光ディスクの面方向と直
交する方向の光ディスクの変位に追従して、光ディスク
の記録面上で合焦されるように、対物レンズの光軸方向
の位置が調整される。同時に、半導体レーザから出射さ
れた光ビームの光ディスク上のスポットの位置が光ディ
スクの偏心や光ディスク上に形成されたトラックの蛇行
に追従するように、対物レンズの光軸と直交する方向の
位置が調整される。
から出射された光ビームは、光学系を介して対物レンズ
によって光ディスクの記録面上に集光される。光ディス
クからの戻り光ビームは、光学系により半導体レーザか
ら出射された光ビームと分離されて、光検出器に導かれ
る。半導体レーザから出射された光ビームは、光ディス
クの反り等に起因して発生する光ディスクの面方向と直
交する方向の光ディスクの変位に追従して、光ディスク
の記録面上で合焦されるように、対物レンズの光軸方向
の位置が調整される。同時に、半導体レーザから出射さ
れた光ビームの光ディスク上のスポットの位置が光ディ
スクの偏心や光ディスク上に形成されたトラックの蛇行
に追従するように、対物レンズの光軸と直交する方向の
位置が調整される。
【0004】この半導体レーザから出射された光ビーム
の合焦位置及び光ディスクの記録面上のスポット位置の
調整は、対物レンズを対物レンズの光軸方向の位置及び
光軸と直交する方向の位置を調整することによって行な
われる。対物レンズの位置調整には、電磁駆動型のアク
チュエータが使用される。このアクチュエータは、対物
レンズアクチュエータまたは二軸アクチュエータとい
い、対物レンズが取り付けられたボビンと、複数の弾性
支持部材と、駆動力を発生する駆動部とを含んでいる。
ボビンは、固定部に対して複数の弾性支持部材によっ
て、対物レンズの光軸方向の位置、すなわちフォーカス
位置と、対物レンズの光軸と直交する方向の位置、すな
わちトラッキング位置が調整可能に支持されている。以
下、この二軸アクチュエータの一例を図6にて説明す
る。
の合焦位置及び光ディスクの記録面上のスポット位置の
調整は、対物レンズを対物レンズの光軸方向の位置及び
光軸と直交する方向の位置を調整することによって行な
われる。対物レンズの位置調整には、電磁駆動型のアク
チュエータが使用される。このアクチュエータは、対物
レンズアクチュエータまたは二軸アクチュエータとい
い、対物レンズが取り付けられたボビンと、複数の弾性
支持部材と、駆動力を発生する駆動部とを含んでいる。
ボビンは、固定部に対して複数の弾性支持部材によっ
て、対物レンズの光軸方向の位置、すなわちフォーカス
位置と、対物レンズの光軸と直交する方向の位置、すな
わちトラッキング位置が調整可能に支持されている。以
下、この二軸アクチュエータの一例を図6にて説明す
る。
【0005】このような二軸アクチュエータは、例え
ば、図6に示すように構成されている。図6において、
二軸アクチュエータ1は、対物レンズ2aが先端に取り
付けられたレンズホルダー2と、このレンズホルダー2
に対して、接着等により取り付けられたコイルボビン3
とを有している。
ば、図6に示すように構成されている。図6において、
二軸アクチュエータ1は、対物レンズ2aが先端に取り
付けられたレンズホルダー2と、このレンズホルダー2
に対して、接着等により取り付けられたコイルボビン3
とを有している。
【0006】上記レンズホルダー2は、一端がこのレン
ズホルダー2の両側に、また他端が固定部4に対して固
定された二対の弾性支持部材5によって、固定部4に対
して垂直な二方向、即ち符号Trkで示すトラッキング
方向及び、符号Fcsで示すフォーカシング方向に移動
可能に支持されている。
ズホルダー2の両側に、また他端が固定部4に対して固
定された二対の弾性支持部材5によって、固定部4に対
して垂直な二方向、即ち符号Trkで示すトラッキング
方向及び、符号Fcsで示すフォーカシング方向に移動
可能に支持されている。
【0007】また、上記コイルボビン3は、図示しない
フォーカシング用コイル及びトラッキング用コイルが巻
回されている。そして、各コイルに通電することによ
り、各コイルに発生する磁束が、固定部4に取り付けら
れたヨーク6及びそれに取り付けられたマグネット7に
よる磁束と相互に作用するようになっている。
フォーカシング用コイル及びトラッキング用コイルが巻
回されている。そして、各コイルに通電することによ
り、各コイルに発生する磁束が、固定部4に取り付けら
れたヨーク6及びそれに取り付けられたマグネット7に
よる磁束と相互に作用するようになっている。
【0008】さらに、上記弾性支持部材5は、弾性体に
より形成され、レンズホルダー2と固定部4との間に互
いに平行になるように固定されている。ここで、弾性支
持部材5の固定部4側の端部領域は、図7及び図8に示
すように構成されている。図7及び図8において、弾性
支持部材5は、その固定部側の端部領域5aが、全体と
して方形に形成されている。そして、端部領域5aは、
弾性支持部材5の前後方向に延びる細長い本体部分5b
に対して、その両側に設けられたスリット5c,5dを
有している。このように構成された端部領域5aにおい
て、端部領域5a上には、スリット5c,5dを介して
本体部分5bを跨ぐように、粘性体8が塗布され、硬化
される。この粘性体8は、例えば紫外線硬化型粘性体で
あって、塗布後に、紫外線を照射することにより硬化さ
れるようになっている。これにより、硬化した粘性体8
が、ダンパーとして作用することにより、弾性支持部材
5の本体部分5bの振動が抑制される。
より形成され、レンズホルダー2と固定部4との間に互
いに平行になるように固定されている。ここで、弾性支
持部材5の固定部4側の端部領域は、図7及び図8に示
すように構成されている。図7及び図8において、弾性
支持部材5は、その固定部側の端部領域5aが、全体と
して方形に形成されている。そして、端部領域5aは、
弾性支持部材5の前後方向に延びる細長い本体部分5b
に対して、その両側に設けられたスリット5c,5dを
有している。このように構成された端部領域5aにおい
て、端部領域5a上には、スリット5c,5dを介して
本体部分5bを跨ぐように、粘性体8が塗布され、硬化
される。この粘性体8は、例えば紫外線硬化型粘性体で
あって、塗布後に、紫外線を照射することにより硬化さ
れるようになっている。これにより、硬化した粘性体8
が、ダンパーとして作用することにより、弾性支持部材
5の本体部分5bの振動が抑制される。
【0009】このように構成された二軸アクチュエータ
1によれば、外部から、各コイルに駆動電圧が供給され
ることにより、各コイルに発生する磁束が、ヨーク6及
びマグネット7による磁束と相互に作用して、このコイ
ルボビン3が、トラッキング方向Trk及びフォーカシ
ング方向Fcsに対して移動される。かくして、レンズ
ホルダー2に取り付けられた対物レンズ2aが、フォー
カシング方向及びトラッキング方向に対して適宜に移動
されるようになっている。
1によれば、外部から、各コイルに駆動電圧が供給され
ることにより、各コイルに発生する磁束が、ヨーク6及
びマグネット7による磁束と相互に作用して、このコイ
ルボビン3が、トラッキング方向Trk及びフォーカシ
ング方向Fcsに対して移動される。かくして、レンズ
ホルダー2に取り付けられた対物レンズ2aが、フォー
カシング方向及びトラッキング方向に対して適宜に移動
されるようになっている。
【0010】このようにレンズホルダー2がフォーカシ
ング方向及びトラッキング方向に対して移動されると
き、このレンズホルダー2は、移動方向に関して振動し
ようとするが、弾性支持部材5の後端付近に備えられた
粘性体8の減衰作用によって、振動が抑止されるように
なっている。これにより、レンズホルダー2は、所定位
置にて安定した状態で停止されることになる。
ング方向及びトラッキング方向に対して移動されると
き、このレンズホルダー2は、移動方向に関して振動し
ようとするが、弾性支持部材5の後端付近に備えられた
粘性体8の減衰作用によって、振動が抑止されるように
なっている。これにより、レンズホルダー2は、所定位
置にて安定した状態で停止されることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の二軸アクチュエータ1においては、前記粘性
体8は、紫外線照射等による硬化の際に、酸素阻害によ
り表面に未硬化の部分が残留してしまうことがある。そ
して、このような未硬化の粘性体8は、図7に示すよう
に、固定部4の周縁部へ流れ、そのアウトサートライン
等に沿って流れることになる。これにより、上記粘性体
8は、固定部4の接着面,特に、固定部4が上下に分割
して形成され互いに接着されている場合には、上下の接
着面に対して流れ込んで、当該接着面にて接着剤と反応
することにより、接着力を著しく低下させることになる
という問題があった。
うな構成の二軸アクチュエータ1においては、前記粘性
体8は、紫外線照射等による硬化の際に、酸素阻害によ
り表面に未硬化の部分が残留してしまうことがある。そ
して、このような未硬化の粘性体8は、図7に示すよう
に、固定部4の周縁部へ流れ、そのアウトサートライン
等に沿って流れることになる。これにより、上記粘性体
8は、固定部4の接着面,特に、固定部4が上下に分割
して形成され互いに接着されている場合には、上下の接
着面に対して流れ込んで、当該接着面にて接着剤と反応
することにより、接着力を著しく低下させることになる
という問題があった。
【0012】本発明は、以上の点に鑑み、弾性支持部材
に備えられるダンパーの未硬化部分が、固定部の接着面
に流れ出さないようにして、固定部に対して強固に固定
されるようにした、二軸アクチュエータを提供すること
を目的としている。
に備えられるダンパーの未硬化部分が、固定部の接着面
に流れ出さないようにして、固定部に対して強固に固定
されるようにした、二軸アクチュエータを提供すること
を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、対物レンズを支持するレンズホルダーと、このレ
ンズホルダーを弾性支持部材を介して支持する固定部
と、前記弾性支持部材の固定部側の端部領域に設けら
れ、ダンパーとしての粘性体が適用される粘性体受け部
とを有し、さらに、前記固定部には、前記弾性支持部材
の粘性体受け部に隣接して形成された、粘性体流れ防止
部を備えるようにした、二軸アクチュエータにより、達
成される。
れば、対物レンズを支持するレンズホルダーと、このレ
ンズホルダーを弾性支持部材を介して支持する固定部
と、前記弾性支持部材の固定部側の端部領域に設けら
れ、ダンパーとしての粘性体が適用される粘性体受け部
とを有し、さらに、前記固定部には、前記弾性支持部材
の粘性体受け部に隣接して形成された、粘性体流れ防止
部を備えるようにした、二軸アクチュエータにより、達
成される。
【0014】本発明による二軸アクチュエータは、好ま
しくは、前記粘性体流れ防止部が、固定部と一体に成形
されている。
しくは、前記粘性体流れ防止部が、固定部と一体に成形
されている。
【0015】本発明による二軸アクチュエータは、好ま
しくは、前記粘性体流れ防止部が、固定部から突出して
いる弾性支持部材に対して、その周縁を越えて延びるよ
うに形成されている。
しくは、前記粘性体流れ防止部が、固定部から突出して
いる弾性支持部材に対して、その周縁を越えて延びるよ
うに形成されている。
【0016】本発明による二軸アクチュエータは、好ま
しくは、前記弾性支持部材が、固定部に対して、アウト
サート成形されている。
しくは、前記弾性支持部材が、固定部に対して、アウト
サート成形されている。
【0017】本発明による二軸アクチュエータは、好ま
しくは、前記固定部及びレンズホルダーが、それぞれ上
下に分割された状態で成形され、接着剤によって組み立
てられている。
しくは、前記固定部及びレンズホルダーが、それぞれ上
下に分割された状態で成形され、接着剤によって組み立
てられている。
【0018】本発明による二軸アクチュエータは、好ま
しくは、前記固定部が、光学ピックアップのベースに対
して、直接的にまたは間接的に接着されている。
しくは、前記固定部が、光学ピックアップのベースに対
して、直接的にまたは間接的に接着されている。
【0019】
【作用】上記構成によれば、対物レンズを保持するレン
ズホルダーが、弾性支持部材によって支持されている。
そして、フォーカシング用コイルまたはトラッキング用
コイルに通電することにより、弾性支持部材の張力に抗
して、レンズホルダーがフォーカシング方向またはトラ
ッキング方向に沿って移動され、対物レンズのフォーカ
シングまたはトラッキングが行われる。
ズホルダーが、弾性支持部材によって支持されている。
そして、フォーカシング用コイルまたはトラッキング用
コイルに通電することにより、弾性支持部材の張力に抗
して、レンズホルダーがフォーカシング方向またはトラ
ッキング方向に沿って移動され、対物レンズのフォーカ
シングまたはトラッキングが行われる。
【0020】このとき、このレンズホルダーは、移動方
向に関して振動しようとするが、弾性支持部材の固定部
側の端部領域にダンパーとして設けられた粘性体の減衰
作用によって、振動が抑止されることになる。
向に関して振動しようとするが、弾性支持部材の固定部
側の端部領域にダンパーとして設けられた粘性体の減衰
作用によって、振動が抑止されることになる。
【0021】ここで、前記粘性体が塗布される粘性体受
け部は、対向する固定部の周縁に対して、粘性体流れ防
止部によって、遮断されている。従って、粘性体の硬化
の際に、酸素阻害によって残留した粘性体の未硬化部分
が、固定部の周縁に対して流れ出そうとしても、粘性体
の流れは、上記粘性体流れ防止部によって阻止される。
これにより、粘性体の未硬化部分が、固定部のアウトサ
ートラインやパーティングライン等に沿って、その接着
面に達することはない。
け部は、対向する固定部の周縁に対して、粘性体流れ防
止部によって、遮断されている。従って、粘性体の硬化
の際に、酸素阻害によって残留した粘性体の未硬化部分
が、固定部の周縁に対して流れ出そうとしても、粘性体
の流れは、上記粘性体流れ防止部によって阻止される。
これにより、粘性体の未硬化部分が、固定部のアウトサ
ートラインやパーティングライン等に沿って、その接着
面に達することはない。
【0022】前記粘性体流れ防止部が、固定部と一体に
成形されている場合には、粘性体流れ防止壁が、固定部
の成形時に同時に形成されるので、工程数が増えること
はなく、コストが高くなるようなことはない。
成形されている場合には、粘性体流れ防止壁が、固定部
の成形時に同時に形成されるので、工程数が増えること
はなく、コストが高くなるようなことはない。
【0023】前記粘性体流れ防止部が、固定部から突出
している弾性支持部材に対して、その周縁を越えて延び
るように形成されている場合には、弾性支持部材の粘性
体受け部から流れ出そうとする粘性体の未硬化部分が固
定部の側方に回り込んむことが、この粘性体流れ防止部
によって確実に阻止されることになる。
している弾性支持部材に対して、その周縁を越えて延び
るように形成されている場合には、弾性支持部材の粘性
体受け部から流れ出そうとする粘性体の未硬化部分が固
定部の側方に回り込んむことが、この粘性体流れ防止部
によって確実に阻止されることになる。
【0024】前記弾性支持部材が、固定部に対して、ア
ウトサート成形されている場合には、成形時に固定部に
発生するアウトサートラインに沿って、粘性体の未硬化
部分が流れることが阻止される。
ウトサート成形されている場合には、成形時に固定部に
発生するアウトサートラインに沿って、粘性体の未硬化
部分が流れることが阻止される。
【0025】前記固定部及びレンズホルダーが、それぞ
れ上下に分割された状態で成形され、接着剤によって組
み立てられている場合には、接着により固定部の上部及
び下部の境界線に沿って、粘性体の未硬化部分が流れる
ことが阻止される。従って、この上部及び下部の境界線
の接着面の接着力が低下するようなことはない。
れ上下に分割された状態で成形され、接着剤によって組
み立てられている場合には、接着により固定部の上部及
び下部の境界線に沿って、粘性体の未硬化部分が流れる
ことが阻止される。従って、この上部及び下部の境界線
の接着面の接着力が低下するようなことはない。
【0026】前記固定部が、光学ピックアップのベース
に対して、直接的にまたは間接的に接着されている場合
には、固定部のベースへの接着面に対して、粘性体の未
硬化部分が流れることが阻止される。これにより、例え
ば固定部が上下に分割されて形成されている場合にその
上下の各固定部の接着面の接着力が低下してしまうよう
なことはない。
に対して、直接的にまたは間接的に接着されている場合
には、固定部のベースへの接着面に対して、粘性体の未
硬化部分が流れることが阻止される。これにより、例え
ば固定部が上下に分割されて形成されている場合にその
上下の各固定部の接着面の接着力が低下してしまうよう
なことはない。
【0027】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1乃至図
5を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べる
実施例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に
好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの態様に限られるものではない。
5を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べる
実施例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に
好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0028】図1乃至図3は、本発明による二軸アクチ
ュエータの一実施例を示している。図1乃至図3におい
て、二軸アクチュエータ10は、レンズホルダー11,
コイルボビン12,複数の弾性支持部材13a,13
b,13c,13d,固定部14,ヨーク31を含んで
いる。上記レンズホルダー11は、本実施例では、図3
に示すように、好ましくは、水平な分割ライン(パーテ
ィングライン)によって、上部11U及び下部11Lに
分割されており、接着剤によって互いに接着されてい
る。さらに、上記レンズホルダー11には、図3に示す
ように、コイルボビンが取り付けられる開口部11aが
形成されていると共に、対物レンズ11cが取り付けら
れる凹部11bが形成されている。この凹部11bの底
面には、半導体レーザから出射された光ビームまたは光
ディスクの記録面からの戻り光ビームが通過する穴が形
成されている。レンズホルダー11の凹部11bには、
対物レンズ11cが接着等により取り付けられる。
ュエータの一実施例を示している。図1乃至図3におい
て、二軸アクチュエータ10は、レンズホルダー11,
コイルボビン12,複数の弾性支持部材13a,13
b,13c,13d,固定部14,ヨーク31を含んで
いる。上記レンズホルダー11は、本実施例では、図3
に示すように、好ましくは、水平な分割ライン(パーテ
ィングライン)によって、上部11U及び下部11Lに
分割されており、接着剤によって互いに接着されてい
る。さらに、上記レンズホルダー11には、図3に示す
ように、コイルボビンが取り付けられる開口部11aが
形成されていると共に、対物レンズ11cが取り付けら
れる凹部11bが形成されている。この凹部11bの底
面には、半導体レーザから出射された光ビームまたは光
ディスクの記録面からの戻り光ビームが通過する穴が形
成されている。レンズホルダー11の凹部11bには、
対物レンズ11cが接着等により取り付けられる。
【0029】さらに、上記レンズホルダー11は、弾性
支持部材13a,13b,13c,13dによって、フ
ォーカシング方向Fcs及びトラッキング方向Trk方
向に移動可能に支持されている。
支持部材13a,13b,13c,13dによって、フ
ォーカシング方向Fcs及びトラッキング方向Trk方
向に移動可能に支持されている。
【0030】コイルボビン12には、ベースと一体のヨ
ーク31及びその内ヨーク31aの内側面に取付けられ
たマグネット32からなる磁気回路が挿入される開口部
12aが形成されていると共に、フォーカシング用コイ
ル12b及びトラッキング用コイル12cが備えられて
いる。フォーカシング用コイル12bは、コイルボビン
12に対物レンズ11cの光軸と平行な軸に沿って巻回
されている。また、トラッキング用コイル12cは、楕
円状または矩形状にコイルを巻回することによって形成
され、フォーカシング用コイル12bの一つの側面に取
り付けられている。コイルボビン12の上面は、ヨーク
ブリッジ36によって覆われている。このヨークブリッ
ジ36は、前記磁気回路のヨーク部と共に、閉磁路を構
成するものであってもよい。コイルボビン12は、フォ
ーカシング用コイル12b及びトラッキング用コイル1
2cが取り付けられた状態で、レンズホルダー11に形
成された開口部に取り付けられる。
ーク31及びその内ヨーク31aの内側面に取付けられ
たマグネット32からなる磁気回路が挿入される開口部
12aが形成されていると共に、フォーカシング用コイ
ル12b及びトラッキング用コイル12cが備えられて
いる。フォーカシング用コイル12bは、コイルボビン
12に対物レンズ11cの光軸と平行な軸に沿って巻回
されている。また、トラッキング用コイル12cは、楕
円状または矩形状にコイルを巻回することによって形成
され、フォーカシング用コイル12bの一つの側面に取
り付けられている。コイルボビン12の上面は、ヨーク
ブリッジ36によって覆われている。このヨークブリッ
ジ36は、前記磁気回路のヨーク部と共に、閉磁路を構
成するものであってもよい。コイルボビン12は、フォ
ーカシング用コイル12b及びトラッキング用コイル1
2cが取り付けられた状態で、レンズホルダー11に形
成された開口部に取り付けられる。
【0031】上記弾性支持部材13a,13b,13
c,13dは、導通性があり、しかもバネ性があるもの
が好ましく、例えばリン青銅やベリリウム銅,チタン
銅,スズ−ニッケル合金,ステンレス等の材質が用いら
れる。これらにより、本実施例では、薄い板金によっ
て、例えば板バネサスペンションとして形成され、レン
ズホルダー11と固定部14との間に互いに平行になる
ように固定されている。これにより、上記弾性支持部材
13a,13b,13c,13dは、図示しない外部の
電流供給手段からの駆動電流を、コイルボビン12に巻
回されたフォーカシング用コイル12b及びトラッキン
グ用コイル12cに対して供給するように構成してもよ
い。レンズホルダー11と固定部14が4本の弾性支持
部材13a,13b,13c,13dにより連結された
状態で、調整プレート30に対して、上記固定部14が
取り付けられる。この調整プレート30は二軸アクチュ
エータの組立時に固定部14の固定位置を調整するため
のものである。そして、調整プレート30は、ヨークと
一体に形成されたベース31に対して、ハンダ付け等に
より固定される。この固定部14の調整プレート30へ
の取付けは、固定部14に設けたボスを調整プレート3
0の図示された穴に挿入し、接着剤等にて固定すること
により行われる。ここで、ベース31には、前記磁気回
路を構成する一対のヨーク31a,31bがベース31
の対物レンズ側の端部をそれぞれ上方に曲折することに
より設けられており、一方のヨーク31aの他方のヨー
ク31bに対向する面に取り付けられた永久磁石32が
備えられている。これにより、一対のヨークと永久磁石
により、磁気回路が構成されている。そして、上述のよ
うに、固定部14がベースに取り付けられると、他方の
ヨーク31bと永久磁石32との間のギャップ内に、コ
イルボビン12に取り付けられたフォーカシング用コイ
ル12b及びトラッキング用コイル12cが挿入され
る。同時に、一方のヨーク31a及び永久磁石32が、
コイルボビン12の開口部内に挿入されることになる。
c,13dは、導通性があり、しかもバネ性があるもの
が好ましく、例えばリン青銅やベリリウム銅,チタン
銅,スズ−ニッケル合金,ステンレス等の材質が用いら
れる。これらにより、本実施例では、薄い板金によっ
て、例えば板バネサスペンションとして形成され、レン
ズホルダー11と固定部14との間に互いに平行になる
ように固定されている。これにより、上記弾性支持部材
13a,13b,13c,13dは、図示しない外部の
電流供給手段からの駆動電流を、コイルボビン12に巻
回されたフォーカシング用コイル12b及びトラッキン
グ用コイル12cに対して供給するように構成してもよ
い。レンズホルダー11と固定部14が4本の弾性支持
部材13a,13b,13c,13dにより連結された
状態で、調整プレート30に対して、上記固定部14が
取り付けられる。この調整プレート30は二軸アクチュ
エータの組立時に固定部14の固定位置を調整するため
のものである。そして、調整プレート30は、ヨークと
一体に形成されたベース31に対して、ハンダ付け等に
より固定される。この固定部14の調整プレート30へ
の取付けは、固定部14に設けたボスを調整プレート3
0の図示された穴に挿入し、接着剤等にて固定すること
により行われる。ここで、ベース31には、前記磁気回
路を構成する一対のヨーク31a,31bがベース31
の対物レンズ側の端部をそれぞれ上方に曲折することに
より設けられており、一方のヨーク31aの他方のヨー
ク31bに対向する面に取り付けられた永久磁石32が
備えられている。これにより、一対のヨークと永久磁石
により、磁気回路が構成されている。そして、上述のよ
うに、固定部14がベースに取り付けられると、他方の
ヨーク31bと永久磁石32との間のギャップ内に、コ
イルボビン12に取り付けられたフォーカシング用コイ
ル12b及びトラッキング用コイル12cが挿入され
る。同時に、一方のヨーク31a及び永久磁石32が、
コイルボビン12の開口部内に挿入されることになる。
【0032】上記弾性支持部材13a,13b,13
c,13dは、その固定部14側の端部領域にて、図4
及び図5に示すように、構成されている。即ち、図4及
び図5において、弾性支持部材13aについて説明する
と、弾性支持部材13aは、その固定部14側の端部領
域15が、例えば図示されているように、全体として方
形に形成されている。
c,13dは、その固定部14側の端部領域にて、図4
及び図5に示すように、構成されている。即ち、図4及
び図5において、弾性支持部材13aについて説明する
と、弾性支持部材13aは、その固定部14側の端部領
域15が、例えば図示されているように、全体として方
形に形成されている。
【0033】この端部領域15は、固定部14に固定さ
れた固定部15aと、弾性支持部材13aの本体部分に
連結された可動部15bと、この固定部15aの後縁部
(図面にて右縁部)付近からクランク状に延びて可動部
15bに接続された弾性部15cと、この可動部15b
の後方に配設され且つ角部15dを介して固定部15a
に連結された第一の粘性体受け部15eとを有してい
る。
れた固定部15aと、弾性支持部材13aの本体部分に
連結された可動部15bと、この固定部15aの後縁部
(図面にて右縁部)付近からクランク状に延びて可動部
15bに接続された弾性部15cと、この可動部15b
の後方に配設され且つ角部15dを介して固定部15a
に連結された第一の粘性体受け部15eとを有してい
る。
【0034】上記可動部15bは、比較的広く形成され
ていて、その表面が、第二の粘性体受け部として構成さ
れている。
ていて、その表面が、第二の粘性体受け部として構成さ
れている。
【0035】また、第一の粘性体受け部15eは、固定
部15aに連結されているので、フォーカス時またはト
ラッキング時に変位することはなく固定保持されている
と共に、可動部15bに対して、弾性支持部材13aが
延びる方向と直交する方向に水平に形成された僅かな間
隙17を挟んで対向するように形成されている。
部15aに連結されているので、フォーカス時またはト
ラッキング時に変位することはなく固定保持されている
と共に、可動部15bに対して、弾性支持部材13aが
延びる方向と直交する方向に水平に形成された僅かな間
隙17を挟んで対向するように形成されている。
【0036】このように構成された第一の粘性体受け部
15eと、第二の粘性体受け部である可動部15bに対
して、上記間隙17を跨いで双方の粘性体受け部15
e,15bを連結するように、粘性体16が備えられて
いる。この粘性体16は、例えば紫外線硬化型粘性体で
あって、第一の粘性体受け部15e及び第二の粘性体受
け部15bの全体に広がった状態で、ほぼ一定の厚さで
安定することになる。
15eと、第二の粘性体受け部である可動部15bに対
して、上記間隙17を跨いで双方の粘性体受け部15
e,15bを連結するように、粘性体16が備えられて
いる。この粘性体16は、例えば紫外線硬化型粘性体で
あって、第一の粘性体受け部15e及び第二の粘性体受
け部15bの全体に広がった状態で、ほぼ一定の厚さで
安定することになる。
【0037】この状態において、紫外線を照射すること
により、上記粘性体16は、硬化され、硬化した粘性体
16によって、第一の粘性体受け部15e及び第二の粘
性体受け部15bが連結されることになる。
により、上記粘性体16は、硬化され、硬化した粘性体
16によって、第一の粘性体受け部15e及び第二の粘
性体受け部15bが連結されることになる。
【0038】これに対して、固定部14は、図2及び図
4に示すように、弾性支持部材13aの端部領域15に
隣接する部分に、粘性体流れ防止壁14bを備えてい
る。この粘性体流れ防止壁14bは、好ましくは、固定
部14に対して一体に成形されている。そして、粘性体
流れ防止壁14bは、固定部14から突出している弾性
支持部材13aの周縁15fに対して、この周縁15f
を越えて延びるように形成されている。
4に示すように、弾性支持部材13aの端部領域15に
隣接する部分に、粘性体流れ防止壁14bを備えてい
る。この粘性体流れ防止壁14bは、好ましくは、固定
部14に対して一体に成形されている。そして、粘性体
流れ防止壁14bは、固定部14から突出している弾性
支持部材13aの周縁15fに対して、この周縁15f
を越えて延びるように形成されている。
【0039】本実施例による二軸アクチュエータ10
は、以上のように構成されており、コイルボビン12に
巻回されたフォーカシング用コイル12b及びトラッキ
ング用コイル12cに対して、フォーカスサーボ信号及
びトラッキングサーボ信号に基づく電流が、それぞれ供
給される。これにより、磁気回路の直流磁界とフォーカ
シング用コイル12b及びトラッキング用コイル12c
から生ずる交番磁界とによって、レンズホルダー11即
ち対物レンズ11cがフォーカス方向Fcs及びトラッ
キング方向Trkに駆動させる。
は、以上のように構成されており、コイルボビン12に
巻回されたフォーカシング用コイル12b及びトラッキ
ング用コイル12cに対して、フォーカスサーボ信号及
びトラッキングサーボ信号に基づく電流が、それぞれ供
給される。これにより、磁気回路の直流磁界とフォーカ
シング用コイル12b及びトラッキング用コイル12c
から生ずる交番磁界とによって、レンズホルダー11即
ち対物レンズ11cがフォーカス方向Fcs及びトラッ
キング方向Trkに駆動させる。
【0040】ここで、ダンパーとして、弾性支持部材1
3a,13b,13c,13dの固定部14側の端部領
域15にて、第一の粘性体受け部15e及び第二の粘性
体受け部15bとの間の間隙17を跨ぐように粘性体1
6が塗布され、硬化されているので、所望のダンピング
特性が得られることになる。これにより、例えばフォー
カス時には、第二の粘性体受け部15bは、第一の粘性
体受け部15eに対して、上下方向に変形し、その変形
による振動が、粘性体16によって減衰される。また、
トラッキング時には、第二の粘性体受け部15bは、第
一の粘性体受け部15eに対して、揺動するように変形
し、その変形による振動が、粘性体16によって減衰さ
れる。
3a,13b,13c,13dの固定部14側の端部領
域15にて、第一の粘性体受け部15e及び第二の粘性
体受け部15bとの間の間隙17を跨ぐように粘性体1
6が塗布され、硬化されているので、所望のダンピング
特性が得られることになる。これにより、例えばフォー
カス時には、第二の粘性体受け部15bは、第一の粘性
体受け部15eに対して、上下方向に変形し、その変形
による振動が、粘性体16によって減衰される。また、
トラッキング時には、第二の粘性体受け部15bは、第
一の粘性体受け部15eに対して、揺動するように変形
し、その変形による振動が、粘性体16によって減衰さ
れる。
【0041】ここで、粘性体16を塗布し硬化させる場
合、酸素阻害等によって粘性体16の表面に未硬化部分
が発生したとしても、この未硬化部分が、弾性支持部材
の端部領域15の固定部15aに流れ出すこともある。
特に、本実施例のように、レンズホルダー11が、図3
に示すように、水平な分割ライン(パーティングライ
ン)によって、上部11U及び下部11Lに分割されて
おり、接着剤によって互いに接着されていると、このパ
ーティングラインに沿って粘性体16の未硬化部分が流
れてしまうことが考えられる。しかし、この粘性体の未
硬化部分は、固定部14に形成された粘性体流れ防止壁
14bによって阻止されるので、固定部14の側方に位
置する弾性支持部材の側縁15fにまで流れ出すことは
ない。
合、酸素阻害等によって粘性体16の表面に未硬化部分
が発生したとしても、この未硬化部分が、弾性支持部材
の端部領域15の固定部15aに流れ出すこともある。
特に、本実施例のように、レンズホルダー11が、図3
に示すように、水平な分割ライン(パーティングライ
ン)によって、上部11U及び下部11Lに分割されて
おり、接着剤によって互いに接着されていると、このパ
ーティングラインに沿って粘性体16の未硬化部分が流
れてしまうことが考えられる。しかし、この粘性体の未
硬化部分は、固定部14に形成された粘性体流れ防止壁
14bによって阻止されるので、固定部14の側方に位
置する弾性支持部材の側縁15fにまで流れ出すことは
ない。
【0042】従って、固定部14の側方の弾性支持部材
の側縁15fから、粘性体16の未硬化部分が、固定部
14のアウトサートラインやパーティングライン、さら
には上部11U及び下部11Lの境界に沿って流れない
ので、固定部14の接着面14bすなわち、上部11U
及び下部11Lの境界の接着面に流れ込むことはない。
かくして、この接着面の接着力が低下して、接着部分が
脱落してしまうことが防止されることになる。
の側縁15fから、粘性体16の未硬化部分が、固定部
14のアウトサートラインやパーティングライン、さら
には上部11U及び下部11Lの境界に沿って流れない
ので、固定部14の接着面14bすなわち、上部11U
及び下部11Lの境界の接着面に流れ込むことはない。
かくして、この接着面の接着力が低下して、接着部分が
脱落してしまうことが防止されることになる。
【0043】このように、上述の実施例では、上記粘性
体が塗布される粘性体受け部は、対向する固定部の側方
に対して、粘性体流れ防止壁によって、遮断されてい
る。従って、粘性体の未硬化部分が、固定部の側方に対
して流れ出そうとしても、粘性体の流れは、上記粘性体
流れ防止壁によって阻止される。かくして、粘性体が上
下分割の場合の固定部の上部及び下部の相互の接着にお
ける接着面に流れ込むようなことはなく、この接着面に
おける接着力が低下するようなことはなく、接着が確実
に保持されることになる。
体が塗布される粘性体受け部は、対向する固定部の側方
に対して、粘性体流れ防止壁によって、遮断されてい
る。従って、粘性体の未硬化部分が、固定部の側方に対
して流れ出そうとしても、粘性体の流れは、上記粘性体
流れ防止壁によって阻止される。かくして、粘性体が上
下分割の場合の固定部の上部及び下部の相互の接着にお
ける接着面に流れ込むようなことはなく、この接着面に
おける接着力が低下するようなことはなく、接着が確実
に保持されることになる。
【0044】尚、上述した実施例においては、弾性支持
部材13a,13b,13c,13dは、それぞれレン
ズホルダー11及び固定部14に対して、単に固定され
ていると説明したが、レンズホルダー11及び固定部1
4に対してインサート形成等により一体形成されていて
もよいことは明らかである。また、レンズホルダー11
は、上部11U及び下部11Lに分割されているが、一
体に成形されていてもよいことは明らかである。
部材13a,13b,13c,13dは、それぞれレン
ズホルダー11及び固定部14に対して、単に固定され
ていると説明したが、レンズホルダー11及び固定部1
4に対してインサート形成等により一体形成されていて
もよいことは明らかである。また、レンズホルダー11
は、上部11U及び下部11Lに分割されているが、一
体に成形されていてもよいことは明らかである。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、弾
性支持部材に備えられるダンパーの未硬化部分が、固定
部の接着面に流れ出さないようにして、固定部に対して
強固に固定されるようにした、二軸アクチュエータを提
供することができる。
性支持部材に備えられるダンパーの未硬化部分が、固定
部の接着面に流れ出さないようにして、固定部に対して
強固に固定されるようにした、二軸アクチュエータを提
供することができる。
【図1】本発明による光学ピックアップ用二軸アクチュ
エータの一実施例の全体構成を前方から見た示す概略斜
視図である。
エータの一実施例の全体構成を前方から見た示す概略斜
視図である。
【図2】図1の二軸アクチュエータを後方から見た示す
概略斜視図である。
概略斜視図である。
【図3】図1の二軸アクチュエータの分解斜視図であ
る。
る。
【図4】図1の二軸アクチュエータにおける弾性支持部
材の固定部側の端部領域を示す拡大平面図である。
材の固定部側の端部領域を示す拡大平面図である。
【図5】図1の二軸アクチュエータにおける弾性支持部
材の固定部側の端部領域を示す拡大側面図である。
材の固定部側の端部領域を示す拡大側面図である。
【図6】従来の光学ピックアップ用二軸アクチュエータ
の一例の全体構成を示す概略斜視図である。
の一例の全体構成を示す概略斜視図である。
【図7】図6の二軸アクチュエータにおける弾性支持部
材の固定部側の端部領域を示す拡大平面図である。
材の固定部側の端部領域を示す拡大平面図である。
【図8】図6の二軸アクチュエータにおける弾性支持部
材の固定部側の端部領域を示す拡大側面図である。
材の固定部側の端部領域を示す拡大側面図である。
10 二軸アクチュエータ 11 レンズホルダー 11a 開口部 11b 凹部 11c 対物レンズ 12 コイルボビン 12a 開口部 12b フォーカシング用コイル 12c トラッキング用コイル 13a,13b,13c,13d 弾性支持部材 14 固定部 14a 接着面 14b 粘性体流れ防止壁 15 端部領域 15a 固定部 15b 可動部(第二の粘性体受け部) 15c 弾性部 15d 角部 15e 第一の粘性体受け部 15f 側縁 16 粘性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 圭一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 対物レンズを支持するレンズホルダー
と、 このレンズホルダーを弾性支持部材を介して支持する固
定部と、 前記弾性支持部材の固定部側の端部領域に設けられ、ダ
ンパーとしての粘性体が適用される粘性体受け部とを有
し、 さらに、前記固定部には、前記弾性支持部材の粘性体受
け部に隣接して形成された粘性体流れ防止部を備えるよ
うにしたことを特徴とする二軸アクチュエータ。 - 【請求項2】 前記粘性体流れ防止部が、固定部と一体
に成形されていることを特徴とする請求項1に記載の二
軸アクチュエータ。 - 【請求項3】 前記粘性体流れ防止部が、固定部から突
出している弾性支持部材に対して、この弾性支持部材の
周縁を越えて延びるように形成されていることを特徴と
する請求項1または2に記載の二軸アクチュエータ。 - 【請求項4】 前記弾性支持部材が、前記固定部に対し
て、アウトサート成形されていることを特徴とする請求
項1から3の何れかに記載の二軸アクチュエータ。 - 【請求項5】 前記固定部及び前記レンズホルダーが、
それぞれ上下に分割された状態で成形され、接着剤によ
って組み立てられていることを特徴とする請求項1から
3の何れかに記載の二軸アクチュエータ。 - 【請求項6】 前記固定部が、光学ピックアップのベー
スに対して、直接的にまたは間接的に接着されているこ
とを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の二軸ア
クチュエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30968294A JPH08147734A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 二軸アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30968294A JPH08147734A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 二軸アクチュエータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08147734A true JPH08147734A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17996015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30968294A Pending JPH08147734A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 二軸アクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08147734A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998053449A1 (en) * | 1997-05-19 | 1998-11-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | An optical pickup actuator and its damping device |
-
1994
- 1994-11-18 JP JP30968294A patent/JPH08147734A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998053449A1 (en) * | 1997-05-19 | 1998-11-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | An optical pickup actuator and its damping device |
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