JPH08147792A - テープ弛み防止装置 - Google Patents

テープ弛み防止装置

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JPH08147792A
JPH08147792A JP6293090A JP29309094A JPH08147792A JP H08147792 A JPH08147792 A JP H08147792A JP 6293090 A JP6293090 A JP 6293090A JP 29309094 A JP29309094 A JP 29309094A JP H08147792 A JPH08147792 A JP H08147792A
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JP
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tape
reel
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power failure
take
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JP6293090A
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English (en)
Inventor
Koji Wakiyama
浩二 脇山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープを巻いた一対のリールを回転させてテ
ープを移送中のテープ移送手段が停電状態になったと
き、テープに弛みや過大なテンションを与えることなく
リール回転を停止させる。 【構成】 電源供給時にテープ移送手段20によってテー
プ100を移送している際、停電状態になると、リール10
1,リール102に巻かれたテープの巻径比と周波数発電機
23と24の周期比に基づいて比較手段68により両者を比較
し、テープ100の弛み状態を検出するとともに、停止状
態を検出する停止判断回路66の出力とテープ100の弛み
状態に応じて駆動力設定手段69により供給側のリール10
2に与える減速力を決定し、テープの弛み状態に応じて
リール102の駆動力を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ状の媒体(例え
ば、オーディオテープやビデオテープ等の磁気テープ)
を巻き取る装置のためのテープ弛み防止装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオテープレコーダに代表され
る機器は、テープの長尺化に伴う巻き取り量の増加とと
もに巻き取り速度の高速性が要求されてきている。テー
プの高速移送を行う上での機器性能は、移送速度と起動
および停止時間で決まる。
【0003】従来、これらの機器では、移送速度を高め
るために巻き取り用のモータの回転数を上げたり、回転
力伝達のための歯車の減速比を変えることで、移送速度
を高め、またテープ弛みを配慮した機器(例えば、特開
昭61−20250号公報,特開平4−74336号公報参照)で
は、テープテンションをほぼ一定に保ちながら起動およ
び停止時間を短縮するために、供給側に設けたモータの
回転トルクを制御するようにしたものがある。更に、テ
ープの停止だけに限定すると、巻取側と送出側のモータ
の回転を機械的ブレーキ機構によって強制停止させる方
法(例えば、特開平5−182311号公報参照)が考えられて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のテープ弛み防止に関する各種の装置は、いずれも電
源供給がなされている状態での巻き取り停止手段なの
で、高速で巻き取っている際に停電状態になると、巻取
側および供給側のモータは制御力を失い、摩擦抵抗等に
よって減速し、テープの巻き取り量と供給量との差によ
ってテープに過大なテンションや弛みが生じ、テープの
損傷を招きやすかった。これを防ぐために停電保障用の
補助電源を備えた装置もあるが、このような装置の場
合、モータに大電流を流さなければならないために大容
量の補助電源が必要になり、コストが割高になってい
た。また、機械的に強制停止させる方法は、テープに過
大なテンションが生じやすいという問題点を有してい
た。
【0005】本発明は上記問題点に対応して、主電源の
供給が断たれた場合に、機械的ブレーキ機構や大容量の
補助電源を用いることなく、弛みや過大なテンションを
生じないで、リール回転を停止させ、テープの移送を停
止させるテープ弛み防止装置を提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の構成:テープの両端から巻かれた巻取側と送出側
のリールと、前記巻取側リール,送出側リールの回転速
度に比例した周波数信号をそれぞれ出力する第1,第2
の周波数発電機と、通電時のみ前記テープを前記巻取側
リールに所定の速度で巻き取るテープ移送手段と、前記
送出側リールに巻き取りトルクを発生させる駆動手段
と、前記第1,第2の周波数発電機の出力信号の周期ま
たは周波数の比を算出する周期比演算手段と、前記巻取
側リール,送出側リールを含んだ前記テープの巻径の比
を算出する巻径比演算手段と、前記周期比演算手段の出
力値と前記周期比演算手段の出力値を比較し弛み状態を
検出する比較手段と、前記巻取側リールおよび送出側リ
ールの動作または停止の状態を検出する停止判断手段
と、前記停止判断手段の出力と前記比較手段の出力に応
じた駆動信号を出力する駆動力設定手段と、停電状態を
検出する停電検出手段と、前記停電検出手段の出力に応
じて前記駆動力設定手段の出力を前記駆動手段へ伝達す
る駆動力伝達手段と、停電時にも各部の動作電源を供給
する補助電源手段とを備えている。
【0007】第2の構成:テープの両端から巻かれた巻
取側と送出側のリールと、前記巻取側リールの回転速度
に比例した周波数信号を出力する周波数発電機と、通電
時のみ前記テープを前記巻取側リールに所定の速度で巻
き取るテープ移送手段と、前記送出側リールに巻き取り
トルクを発生させる駆動手段と、前記周波数発電機の出
力信号の周期または周波数を検出する回転状態検出手段
と、前記巻取側リールおよび送出側リールの動作または
停止の状態を検出する停止判断手段と、前記停止判断手
段の出力と前記回転状態検出手段の出力に応じた駆動信
号を出力する駆動力設定手段と、停電状態を検出する停
電検出手段と、前記停電検出手段の出力に応じて前記駆
動力設定手段の出力を前記駆動手段へ伝達する駆動力伝
達手段と、停電時にも各部の動作電源を供給する補助電
源手段とを具備し、停電時にテープの弛みを生じること
なくリールの回転を停止させるテープ弛み防止装置。
【0008】第3の構成:テープの両端から巻かれた巻
取側と送出側のリールと、前記巻取側リール,送出側リ
ールの回転速度に比例した周波数信号をそれぞれ出力す
る第1,第2の周波数発電機と、通電時のみ前記テープ
を前記巻取側リールに所定の速度で巻き取るテープ移送
手段と、前記送出側リールに巻き取りトルクを発生させ
る駆動手段と、前記巻取側リール,送出側リールを含ん
だ前記テープの巻径をそれぞれ検出する第1,第2の巻
径検出手段と、停電状態を検出する停電検出手段と、前
記停電検出手段による停電検出直後から前記第1,第2
の周波数発電機のパルス数をそれぞれ計数する第1,第
2の計数手段と、前記第1の計数手段の出力値と前記第
1の巻径検出手段の出力値を乗算する第1の乗算手段
と、前記第2の計数手段の出力値と前記第2の巻径検出
手段の出力値を乗算する第2の乗算手段と、前記第1の
乗算手段の出力値と前記第2の乗算手段の出力値を比較
し弛み状態を検出する比較手段と、前記巻取側リールお
よび送出側リールの動作または停止の状態を検出する停
止判断手段と、前記停止判断手段の出力と前記比較手段
の出力に応じた駆動信号を出力する駆動力設定手段と、
前記停電検出手段の出力に応じて前記駆動力設定手段の
出力を前記駆動手段へ伝達する駆動力伝達手段と、停電
時にも各部の動作電源を供給する補助電源手段とを備え
ている。
【0009】
【作用】
第1の構成による作用:電源供給状態のとき、テープ
は、テープ移送手段によって所定の速度で供給側リール
から出て巻取側リールに巻き取られる。駆動力伝達手段
は駆動力設定手段の出力を駆動手段へ伝達しない。この
とき、巻径比演算手段は、それぞれ供給側,巻取側リー
ルのテープ巻径を検出し、その比を算出している。停電
検出手段によって停電状態が検出されると、周期比演算
手段は、第1,第2の周波数発電機の周期または周波数
の比を算出する。さらに巻径比演算手段は、停電検出前
に検出していた第1と第2の巻径検出手段の出力の比を
出力し続けている。比較手段は巻径比演算手段の出力と
周期比演算手段の出力とを比較し、テープ弛み状態を出
力する。停止判断手段は、巻取側リールおよび送出側リ
ールの状態を監視し、動作または停止の状態を出力す
る。駆動力設定手段は停止判断手段の出力と比較手段の
出力に応じて所定の駆動信号を出力する。駆動力伝達手
段は駆動力設定手段の出力を駆動手段に伝える。駆動手
段は駆動力設定手段の出力に基づいて供給側リールを駆
動する。つまり、比較手段でテープの弛みが検出される
と所定の減速力を供給側リールに発生させる動作となる
ため、テープの弛みは解消され停止に至る。
【0010】第2の構成による作用:電源供給状態のと
き、テープは、テープ移送手段によって所定の速度で供
給側リールから出て巻取側リールに巻き取られる。駆動
力伝達手段は駆動力設定手段の出力を駆動手段へ伝達し
ない。停電検出手段によって停電状態が検出されると、
停止判断手段は巻取側リールおよび送出側リールの状態
を監視し、動作または停止の状態を出力する。回転状態
検出手段は、周波数発電機の周期または周波数を検出
し、駆動力設定手段は停止判断手段の出力と回転状態検
出手段の出力に応じた駆動信号を出力する。駆動力伝達
手段は駆動力設定手段の出力を駆動手段に伝える。駆動
手段は、駆動力設定手段の出力に基づいて供給側リール
を駆動する。つまり、巻取側リールに取り付けられた周
波数発電機の出力信号の周期に応じた減速力を供給側リ
ールに発生させる動作となるため、テープの弛みは解消
され停止に至る。
【0011】第3の構成による作用:電源供給状態のと
き、テープは、テープ移送手段によって所定の速度で供
給側リールから出て巻取側リールに巻き取られる。駆動
力伝達手段は駆動力設定手段の出力を駆動手段へ伝達し
ない。このとき、第1,第2の巻径検出手段は、それぞ
れ供給側,巻取側リールのテープ巻径を検出している。
停電検出手段によって停電状態が検出されると、停止判
断手段は巻取側リールおよび送出側リールの状態を監視
し、動作または停止の状態を出力する。第1,第2の計
数手段は、それぞれ第1,第2の周波数発電機のパルス
数を計数する。第1の乗算手段は、第1の巻径検出手段
の出力と第1の計数手段の出力を乗算し出力する。第2
の乗算手段は、第2の巻径検出手段の出力と第2の計数
手段の出力を乗算し出力する。比較手段は第1の乗算手
段の出力と第2の乗算手段の出力の誤差をテープ弛み量
として出力する。駆動力設定手段は、停止判断手段の出
力と比較手段の出力に応じた駆動信号を出力する。駆動
力伝達手段は駆動力設定手段の出力を駆動手段に伝え
る。駆動手段は、駆動力設定手段の出力に基づいて供給
側リールを駆動する。つまり、比較手段のテープの弛み
量に応じた減速力を供給側リールに発生させる動作とな
るため、テープの弛みは解消され停止に至る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0013】図1は本発明の第1実施例におけるテープ
弛み防止装置の構成を示すブロック図である。
【0014】図1において、100はテープ、101,102は
テープ100を巻くためのリール、103,104はテープ100の
走行経路を形成するポスト、21,22はそれぞれリール10
1,102を回転させるモータ、23,24はそれぞれリール10
1,102の回転速度に比例した周波数の信号を出力する周
波数発電機、25,26はそれぞれモータ21,22に巻き取り
トルクを発生させる駆動回路、27は周波数発電機23,24
の出力信号に基づいてテープ100の速度を一定に制御す
るための駆動信号を駆動回路25へ出力するテープ速度制
御回路であり、20はモータ21と駆動回路25とテープ速度
制御回路27で構成されるテープ移送手段、28はモータ22
と駆動回路26で構成される駆動手段、31は、コンデンサ
等によって構成され、停電時においてもテープ移送手段
20以外の各回路に電力を供給する補助電源、32は停電状
態を検出する停電検出回路、33は、テープ移送時にテー
プに安定したテンションを与えるため、供給側のモータ
22の駆動信号を出力するテンション制御回路、41,42は
それぞれ周波数発電機23,24の出力信号とテープ速度か
らリール101,102に巻かれているテープ100の巻径を検
出する巻径検出回路、51,52はそれぞれ周波数発電機2
3,24の出力信号の周期を検出する周期検出回路、Rt,
Rsはそれぞれ巻径検出回路41,42の出力信号の値、T
t,Tsはそれぞれ周期検出回路51,52の出力信号の値、
60はRtとRsの比を算出する巻径比演算回路、61はTt
とTsの比を算出する周期比演算回路、43は巻径検出回
路41,42と巻径比演算回路60で構成される巻径比演算手
段、53は周期検出回路51,52と周期比演算回路61で構成
される周期比演算手段、62は所定の巻径比の値Aを出力
するマージン回路、63は巻径比演算回路60の出力値とマ
ージン回路62の出力値Aを加算する加算回路、64は加算
回路63の出力値と周期比演算回路61の出力値を比較して
テープ100の弛みの有無を判定する比較回路、68はマー
ジン回路62と加算回路63と比較回路64で構成される比較
手段、65は、比較回路64によって弛み有りの状態を判定
した場合、固定トルク指令Q1を出力し、弛みがなけれ
ば零トルク指令Q0を出力するトルク選択回路、66は、
周波数発電機23,24の信号を監視し、リール101および1
02の停止状態を検出する停止判断回路、67は停止判断回
路66によって停止状態が検出されるまでトルク選択回路
65の出力信号を出力するスイッチ、69は前記トルク選択
回路65とスイッチ67で構成される駆動力設定手段、71
は、停電検出回路32によって停電状態が検出されていな
いときテンション制御回路33の出力信号を、停電状態が
検出されるとスイッチ67の出力信号を駆動回路26へ出力
する切替回路である。
【0015】以上のように構成された第1実施例のテー
プ弛み防止装置について、以下その動作を説明する。
【0016】まず、電源供給時のテープ100の巻き取り
動作について説明する。
【0017】テープ速度制御回路27は、周波数発電機2
3,24の出力信号の周期をそれぞれ2乗した値の合計値
が一定になるように駆動信号を駆動回路25へ出力し、駆
動回路25はモータ21を駆動して、テープ100を一定速度
でリール101に巻き取る。また、テンション制御回路33
は、テープ100のテンションを安定に保つための駆動信
号を出力し、切替回路71はテンション制御回路33の出力
信号を駆動回路26へ伝える。駆動回路26はモータ22を駆
動して、安定したテンションを得る。このとき、巻径検
出回路41はテープ速度と周波数発電機23の出力信号の周
期からリール101に巻かれているテープの巻径Rtを検出
している。同様に、巻径検出回路42はテープ速度と周波
数発電機24の出力信号の周期からリール102に巻かれて
いるテープの巻径Rsを検出している。
【0018】次に、停電等により電源供給が断たれたと
きの動作について説明する。
【0019】電源供給が停止すると、駆動回路25はテー
プ速度制御に必要な駆動力をモータ21に与えることがで
きなくなり、リール101の回転は回転負荷によって次第
に減速する。また、停電検出回路32は停電状態を検出
し、補助電源31は停電状態になってもテープ移送手段20
以外の各回路に電力を供給する。
【0020】周期検出回路51,52はそれぞれ周波数発電
機23,24の周期Tt,Tsを検出し、周期比演算回路61は
周期TtとTsの比を算出する。一方、巻径検出回路41,
42は電源供給が停止する前の巻径情報Rt,Rsを出力し
続け、巻径比演算回路60はRtとRsの比を算出する。マ
ージン回路62は所定の巻径比の値Aを出力し、加算回路
63は巻径比演算回路60の出力値とマージン回路62の出力
値Aを加算する。比較回路64は、加算回路63の出力値と
周期比演算回路61の出力値を比較してテープ100の弛み
の有無を判定し、トルク選択回路65は比較回路64によっ
て弛み有りの状態を判定した場合、固定トルク指令Q1
を出力し、弛みがなければ零トルク指令Q0を出力す
る。停止判断回路66は、周波数発電機23,24の信号を監
視し、リール101および102の停止状態を検出し、スイッ
チ67は停止判断回路66によって停止状態が検出されるま
でトルク選択回路65の出力信号を出力する。切替回路71
は停電検出回路32によって停電状態が検出されている場
合、スイッチ67の出力信号を駆動回路26へ出力する。駆
動回路26は入力信号に応じた巻き取りトルクをモータ22
に発生させる。つまり、比較回路64によって弛みを検出
すると、モータ22に固定トルクを発生させるため、送出
側のリール102に所定の減速力が働き、弛みをなくす動
作となる。次第にリール101,102は減速し、停止判断回
路66によって停止状態が検出されると、モータ22のトル
ク発生を中止し停止する。
【0021】以上説明したように第1実施例では、巻径
比と検出した周期比を比較することで弛み状態が検出で
き、その弛み状態に応じた減速力をリール102に発生さ
せるため、テープ速度の減速時間はリール101,102の回
転負荷に依存するが、使用する電力を弛み取りに集中さ
せることができる。したがって、停電時の補助電源31の
容量を削減することができるとともに、過大なテープテ
ンションを生じることがない。
【0022】なお、前記比較回路64は弛みの有無だけを
検出し、トルク選択回路65は弛み有りのときだけ固定ト
ルク指令を出力する構成としたが、比較回路64を加算回
路63の出力と周期比演算回路61の出力との誤差を出力す
る構成にし、トルク選択回路65を比較回路64の出力に対
応したトルク指令信号を出力する構成にしても同様な効
果が得られ、上記の手段に限定されるものではない。ま
た、前記回転状態を検出する手段として周波数発電機2
3,24の出力信号の周期を検出する周期検出回路51,52
で構成した例を示したが、周波数発電機23,24の出力信
号の周波数を検出し、周期比演算回路61の比の求め方を
逆にする構成とすれば、同様な効果が得られ、上記の手
段に限定されるものではない。
【0023】次に、本発明の第2実施例について図面を
参照しながら説明する。
【0024】図2は本発明の第2実施例におけるテープ
弛み防止装置の構成を示すブロック図である。図2にお
いて、図1に示すテープ弛み防止装置と同一部分には同
一符号を付し、その構成の説明は省略する。82は周波数
発電機23,24の信号を監視しリール101および102の停止
状態を検出する停止判断回路、81は停止判断回路82の出
力と周期検出回路51の出力Ttに応じてトルク指令信号
Qを出力する駆動力設定回路である。
【0025】図3は本発明の第2実施例における各部の
信号波形図である。図3において、Ttは周期検出回路5
1の出力信号、Qはリール102に与えるトルク指令信号で
ある。
【0026】以上のように構成された第2実施例のテー
プ弛み防止装置について、以下、その動作を説明する。
【0027】まず、電源供給時のテープ100の巻き取り
動作について説明する。
【0028】テープ速度制御回路27は、周波数発電機2
3,24の出力信号の周期をそれぞれ2乗した値の合計値
が一定になるように駆動信号を駆動回路25へ出力し、駆
動回路25はモータ21を駆動して、テープ100を一定速度
でリール101に巻き取る。また、テンション制御回路33
は、テープ100のテンションを安定に保つための駆動信
号を出力し、切替回路71はテンション制御回路33の出力
信号を駆動回路26へ伝える。駆動回路26はモータ22を駆
動して、安定したテンションを得る。
【0029】次に、停電等により電源供給が断たれたと
きの動作について説明する。
【0030】電源供給が停止すると、駆動回路25はテー
プ速度制御に必要な駆動力をモータ21に与えることがで
きなくなり、リール101の回転は回転負荷によって次第
に減速する。また、停電検出回路32は停電状態を検出
し、補助電源31は停電状態になってもテープ移送手段20
以外の各回路に電力を供給する。
【0031】周期検出回路51は図3に示すように周波数
発電機23の周期Ttを検出し続ける。停止判断回路82は
それぞれの周波数発電機23,24の信号周期を監視し、所
定の周期以上になったら、停止状態と判断する。駆動力
設定回路81は、図3に示すように停止判断回路82の出力
が停止状態を検出するまでは周期検出回路51の出力に対
応したトルク指令信号Qを出力し、To時間後に停止状
態を検出すると、徐々にトルク指令信号Qを零にする。
切替回路71は駆動力設定回路81のトルク指令信号Qを駆
動回路26へ出力する。駆動回路26は、入力信号に応じた
巻き取りトルクをモータ22に発生させる。つまり、周波
数発電機23の周期に対応したトルク指令信号をモータ22
に発生させるため、徐々に大きなトルク指令信号となり
停止に至る。
【0032】以上説明したように第2実施例では、停電
後、巻き取り側の周波数発電機23の周期に対応したトル
ク指令信号をモータ22に発生させることで、送出側のリ
ール102には徐々に大きな減速力が働くため、停電直後
から大きな減速力を働かせる場合に比べて、補助電源31
の容量を削減することができるとともに、急激なテープ
テンションの変動を生じることがない。
【0033】次に、本発明の第3実施例について図面を
参照しながら説明する。
【0034】図4は本発明の第3実施例におけるテープ
弛み防止装置の構成を示すブロック図である。図4にお
いて、図1に示すテープ弛み防止装置と同一部分には同
一符号を付し、その構成の説明は省略する。91,92は停
電検出回路32が停電状態を検出すると、それぞれ周波数
発電機23,24のパルス数Nt,Nsを計数し始める計数回
路、93は計数回路91の出力値Ntと巻径検出回路41の出
力値Rtを乗算する乗算回路、94は計数回路92の出力値
Nsと巻径検出回路42の出力値Rsを乗算する乗算回路、
95は乗算回路94の出力値から乗算回路93の出力値を減算
する減算回路、96は減算回路95に出力に応じたトルク指
令信号を出力する駆動力設定回路、97は駆動力設定回路
96とスイッチ67で構成される駆動力設定手段である。
【0035】以上のように構成された第3実施例のテー
プ弛み防止装置について、以下、その動作を説明する。
【0036】まず、電源供給時のテープ100の巻き取り
動作について説明する。
【0037】テープ速度制御回路27は、周波数発電機2
3,24の出力信号の周期をそれぞれ2乗した値の合計値
が一定になるように駆動信号を駆動回路25へ出力し、駆
動回路25はモータ21を駆動して、テープ100を一定速度
でリール101に巻き取る。また、テンション制御回路33
は、テープ100のテンションを安定に保つための駆動信
号を出力し、切替回路71はテンション制御回路33の出力
信号を駆動回路26へ伝える。駆動回路26はモータ22を駆
動して、安定したテンションを得る。このとき、巻径検
出回路41はテープ速度と周波数発電機23の出力信号の周
期からリール101に巻かれているテープの巻径Rtを検出
している。同様に、巻径検出回路42はテープ速度と周波
数発電機24の出力信号の周期からリール102に巻かれて
いるテープの巻径Rsを検出している。
【0038】次に、停電等により電源供給が断たれたと
きの動作について説明する。
【0039】電源供給が停止すると、駆動回路25はテー
プ速度制御に必要な駆動力をモータ21に与えることがで
きなくなり、リール101の回転は回転負荷によって次第
に減速する。また、停電検出回路32は停電状態を検出
し、補助電源31は停電状態になってもテープ移送手段20
以外の各回路に電力を供給する。
【0040】計数回路91,92は停電直後からそれぞれ周
波数発電機23,24のパルス数Nt,Nsを計数する。一
方、巻径検出回路41,42は電源供給が停止する前の巻径
値Rt,Rsを出力し続ける。乗算回路93は計数回路91の
出力値Ntと巻径検出回路41の出力値Rtとの乗算値を出
力する。乗算回路94は計数回路92の出力値Nsと巻径検
出回路42の出力値Rsとの乗算値を出力する。減算回路9
5は乗算回路94の出力値から乗算回路93の出力値を減算
した値Vを出力する。ここで、周波数発電機23と24が同
一仕様であれば、1パルス当たりの回転角度θは等しい
から、減算回路95の出力値Vはテープ100の弛み長Lに
対応した次式の値となる。
【0041】V=(Ns×Rs)−(Nt×Rt)=L/θ 駆動力設定回路96は、減算回路95の出力に対応したトル
ク指令信号を出力し、スイッチ67は停止判断回路66によ
って停止状態が検出されるまで駆動力設定回路96の出力
信号を出力する。切替回路71は停電検出回路32によって
停電状態が検出されている場合、スイッチ67の出力信号
を駆動回路26へ出力する。駆動回路26は入力信号に応じ
た巻き取りトルクをモータ22に発生させる。弛み長Lに
比例した減算回路95の出力値Vに応じたトルクをモータ
22に発生させ、停止判断回路66によって停止状態が検出
されると、モータ22のトルク発生を中止し停止する。
【0042】以上説明したように、第3実施例では、弛
み長Lに比例した値Vを算出することで、その弛み状態
に応じた減速力をリール102に発生させるため、テープ
速度の減速時間はリール101,102の回転負荷に依存する
が、使用する電力を弛み取りに集中させることができ
る。したがって、停電時の補助電源31の容量を削減する
ことができるとともに、過大なテープテンションを生じ
ることがない。
【0043】なお、各実施例では単一方向に移送する例
を示したが、巻き取り側と送り出し側を切り替えるよう
に構成しても同様の効果が得られることは明白である。
【0044】また、各実施例において、テープ速度制御
回路27は周波数発電機23,24の2乗の和を一定に保つ構
成としたが、テープ100に記録されている信号を再生し
て、その周期を一定に保つ構成やテープ100に同期して
回転するタイミングローラの回転周期を一定にする構成
などでもテープ100の速度を一定に保つことができる
等、種々の変形が考えられ、上記の手段に限定されるも
のではない。
【0045】更にまた、第1,第3実施例において、巻
径検出回路41,42は周波数発電機23,24の出力信号とテ
ープ速度から巻径を求める構成を示したが、光学的に巻
径を検出する方法等も考えられ、上記の手段に限定され
るものではない。
【0046】各実施例において、補助電源31はテープ移
送手段20に対する電力供給を行わない例を示したが、作
用の異なるテープ移送手段の構成を用いれば電力を供給
しても同様な効果が得られることは容易に考えられ、各
実施例に記載した手段以外にも種々の変形が考えられ
る。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明は、テープ弛み情
報を出力する比較手段や駆動力設定手段等を設けること
により、停電や電源コード抜けなどで主電源の供給が断
たれた場合、機械的ブレーキ機構や大容量の補助電源を
用いることなく、テープの弛みや過大なテンションを生
じない状態でテープの移送を停止させることができるの
で、装置やテープの損傷を防止でき、特にテープの高速
移送時の実施効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープ弛み防止装置の第1実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明のテープ弛み防止装置の第2実施例の構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第2実施例における各部の信号波形図
である。
【図4】本発明のテープ弛み防止装置の第3実施例の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
20…テープ移送手段、 23,24…周波数発電機、 28…
駆動手段、 31…補助電源、 33…テンション制御回
路、 41,42…巻径検出回路、 43…巻径比演算手段、
51,52…周期検出回路、 53…周期比演算手段、 6
6,82…停止判断回路、 68…比較手段、 69,97…駆
動力設定手段、 71…切替回路、 81…駆動力設定回
路、 91,92…計数回路、 93,94…乗算回路、 95…
減算回路、 100…テープ、 101,102…リール。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープの両端から巻かれた巻取側と送出
    側のリールと、前記巻取側リール,送出側リールの回転
    速度に比例した周波数信号をそれぞれ出力する第1,第
    2の周波数発電機と、通電時のみ前記テープを前記巻取
    側リールに所定の速度で巻き取るテープ移送手段と、前
    記送出側リールに巻き取りトルクを発生させる駆動手段
    と、前記第1,第2の周波数発電機の出力信号の周期ま
    たは周波数の比を算出する周期比演算手段と、前記巻取
    側リール,送出側リールを含んだ前記テープの巻径の比
    を算出する巻径比演算手段と、前記周期比演算手段の出
    力値と前記周期比演算手段の出力値を比較し弛み状態を
    検出する比較手段と、前記巻取側リールおよび送出側リ
    ールの動作または停止の状態を検出する停止判断手段
    と、前記停止判断手段の出力と前記比較手段の出力に応
    じた駆動信号を出力する駆動力設定手段と、停電状態を
    検出する停電検出手段と、前記停電検出手段の出力に応
    じて前記駆動力設定手段の出力を前記駆動手段へ伝達す
    る駆動力伝達手段と、停電時にも各部の動作電源を供給
    する補助電源手段とを具備し、停電時にテープの弛みな
    くリール回転を停止させることを特徴とするテープ弛み
    防止装置。
  2. 【請求項2】 テープの両端から巻かれた巻取側と送出
    側のリールと、前記巻取側リールの回転速度に比例した
    周波数信号を出力する周波数発電機と、通電時のみ前記
    テープを前記巻取側リールに所定の速度で巻き取るテー
    プ移送手段と、前記送出側リールに巻き取りトルクを発
    生させる駆動手段と、前記周波数発電機の出力信号の周
    期または周波数を検出する回転状態検出手段と、前記巻
    取側リールおよび送出側リールの動作または停止の状態
    を検出する停止判断手段と、前記停止判断手段の出力と
    前記回転状態検出手段の出力に応じた駆動信号を出力す
    る駆動力設定手段と、停電状態を検出する停電検出手段
    と、前記停電検出手段の出力に応じて前記駆動力設定手
    段の出力を前記駆動手段へ伝達する駆動力伝達手段と、
    停電時にも各部の動作電源を供給する補助電源手段とを
    具備し、停電時にテープの弛みなくリール回転を停止さ
    せることを特徴とするテープ弛み防止装置。
  3. 【請求項3】 テープの両端から巻かれた巻取側と送出
    側のリールと、前記巻取側リール,送出側リールの回転
    速度に比例した周波数信号をそれぞれ出力する第1,第
    2の周波数発電機と、通電時のみ前記テープを前記巻取
    側リールに所定の速度で巻き取るテープ移送手段と、前
    記送出側リールに巻き取りトルクを発生させる駆動手段
    と、前記巻取側リール,送出側リールを含んだ前記テー
    プの巻径をそれぞれ検出する第1,第2の巻径検出手段
    と、停電状態を検出する停電検出手段と、前記停電検出
    手段による停電検出直後から前記第1,第2の周波数発
    電機のパルス数をそれぞれ計数する第1,第2の計数手
    段と、前記第1の計数手段の出力値と前記第1の巻径検
    出手段の出力値を乗算する第1の乗算手段と、前記第2
    の計数手段の出力値と前記第2の巻径検出手段の出力値
    を乗算する第2の乗算手段と、前記第1の乗算手段の出
    力値と前記第2の乗算手段の出力値を比較し弛み状態を
    検出する比較手段と、前記巻取側リールおよび送出側リ
    ールの動作または停止の状態を検出する停止判断手段
    と、前記停止判断手段の出力と前記比較手段の出力に応
    じた駆動信号を出力する駆動力設定手段と、前記停電検
    出手段の出力に応じて前記駆動力設定手段の出力を前記
    駆動手段へ伝達する駆動力伝達手段と、停電時にも各部
    の動作電源を供給する補助電源手段とを具備し、停電時
    にテープ弛みなくリールの回転を停止させることを特徴
    とするテープ弛み防止装置。
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