JPH08147932A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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Publication number
JPH08147932A
JPH08147932A JP31426494A JP31426494A JPH08147932A JP H08147932 A JPH08147932 A JP H08147932A JP 31426494 A JP31426494 A JP 31426494A JP 31426494 A JP31426494 A JP 31426494A JP H08147932 A JPH08147932 A JP H08147932A
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JP
Japan
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tape
cassette
protective sheet
magnetic tape
flange
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Withdrawn
Application number
JP31426494A
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English (en)
Inventor
Yuji Iwahashi
祐司 岩橋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH08147932A publication Critical patent/JPH08147932A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保護シートのコーナー部分の衝撃力による破
損と、磁気テープのダメージとを未然に防止すること。 【構成】 合成樹脂によって射出成形された保護シート
14におけるのテープ保護部14aの周囲の側壁部14
bの先端面14eをカセット筐体3の上ハーフ1の内面
1aに対して隙間26相当分浮かせたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープカセットに関
し、特に、合成樹脂によって成形されたカセット筐体内
に磁気テープのエッジを保護する合成樹脂の保護シート
を加締め止めしてあるものに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の出願人は、例えば特願平4−3
6136号等によって、図5〜図9に示すような、Uマ
チックカセット(ソニー株式会社の商品名)と称される
ビデオテープレコーダ用の1インチ巾の磁気テープを使
用するテープカセットを出願している。
【0003】このテープカセットは、ポリエチレン等の
合成樹脂によって成形した上下ハーフ1、2によってカ
セット筐体3を構成し、このカセット筐体3内に回転自
在に収納した左右一対の片フランジリール4、5に1イ
ンチ巾の磁気テープ6を巻装して収納したものである。
そして、一方の片フランジリール4はハブ4aの下端側
にのみフランジ4bを一体に成形し、他方の片フランジ
リール5はハブ5aの上端側にのみフランジ5bを一体
に成形したものである。そして、これら一対のフランジ
4b、5bをカセット筐体3の中央位置で上下から互い
にオーバーラップさせることにより、カセット筐体3の
小型化と磁気テープ6の巻径の大型化とを両立させたも
のである。
【0004】なお、両片フランジリール4、5の中心
で、上ハーフ1の内面1aには左右一対の片フランジリ
ール4、5の摺動量規制用ピン7が一体成形されてお
り、下ハーフ2には左右一対のリール台挿入穴8が形成
されている。更に、上ハーフ1の一端側には透明窓蓋9
が固着されている。そして、磁気テープ6はカセット筐
体3の磁気テープ引出し用の前面開口10に沿って一対
のテープガイド11によって案内されてパスされてお
り、前面開口10には開閉自在の開閉蓋12が取り付け
られている。。
【0005】次に、このテープカセットには、カセット
筐体3の内面である上ハーフ1の下向きの内面1a及び
下ハーフ2の上向きの内面2aで、両片フランジリール
4、5の各フランジ4b、5bと対向する位置に、超高
分子ポリプロピレンや超高分子ポリエチレン等の滑性効
果の優れた合成樹脂シートによって真空成形された厚さ
1 (図11参照)が0.1〜0.2mm程度の保護シ
ート14、15が敷設されている。
【0006】この際、一方の片フランジリール4側で
は、上ハーフ1の内面1aで、その片フランジリール4
のハブ4aの両側に断面形状がほぼ台形状で、平面形状
がほぼ扇形状の一対のシート敷設台16が一体成形され
ていて、これら一対のシート敷設台16の下面16aに
一対の保護シート14が水平に敷設されている。また、
他方の片フランジリール5側では、下ハーフ2の内面2
aで、その片フランジリール5のリブ5aの外周に断面
形状がほぼ台形状で、平面形状がほぼ馬蹄形状のシート
敷設台17が一体成形されていて、そのシート敷設台1
7の上面17aに保護シート15が水平に敷設されてい
る。なお、これらのシート敷設台16、17は多数のリ
ブ18によって形成されている。
【0007】そして、図7に示すように、非使用状態で
は、他方の片フランジリール5のハブ5aの外周に巻き
取られた磁気テープ6の下エッジ6bが下側の保護シー
ト15上に載置されるように構成されている。
【0008】また、図9に示すように、上ハーフ1のシ
ート敷設台16の下面16aに敷設された上側の一対の
保護シート14は磁気テープ6の上エッジ6aに対して
通常2mm程度の高さHに設定されていて、通常の使用
状態では、磁気テープ6の上エッジ6aが上側の一対の
保護シート14に接触されることはない。
【0009】そして、この上側の一対の保護シート14
は、図9に示すように、このテープカセットをハードケ
ース19内に収納して輸送する際に、図9に1点鎖線で
示すように、一方の片フランジリール4が振動等にて傾
いた時に、磁気テープ6の上エッジ6aをこれらに接触
させることによって、その片フランジリール4の或る程
度以上の振動を防止させると共に、磁気テープ6の上エ
ッジ6aが上ハーフ1の内面1aに直接接触してダメー
ジを受けることを防止するように磁気テープ6を保護す
る機能を有している。
【0010】なお、図9において、19aはハードケー
ス本体、19bはハードケースカバー、19cはハード
ケース本体19a上に一体成形された左右一対のリール
回り止めであり、カセット筐体3をハードケース19内
に収納した時、一対のリール回り止め19aを一対のリ
ール台挿入穴8から一対の片フランジリール4、5のハ
ブ4a、5a内に挿入させて、これら一対の片フランジ
リール4、5の振動等による不測な回転を防止するよう
にしたものである。
【0011】従って、図9に示す磁気テープ6の上エッ
ジ6aに対する上側の一対の保護シート14の高さHが
高過ぎたり、平行度に狂いがあると、輸送中等における
片フランジリール4の振動量が大きくなり、保護シート
14に対する磁気テープ6の上エッジ6aの衝突力が増
大して、その上エッジ6aがダメージを受け易い。ま
た、高さHが低過ぎたり、平行度に狂いがあると、通常
の使用状態で、磁気テープ6の上エッジ6aが一対の保
護シート14に常時接触して、上エッジ6aがダメージ
を受け易い。従って、上エッジ6aに対する保護シート
14の高さHや平行度は非常に重要である。
【0012】ところで、従来からこの種テープカセット
では、一方の一対の保護シート14は上ハーフ1のシー
ト敷設台16の左右両側にそれぞれ4つの加締めピン2
1によって加締め止めしていた。なお、他方の保護シー
ト15は下ハーフ2のシート敷設台17に接着してい
た。
【0013】そこで、図10及び図11によって、従来
の保護シート14の加締め止め方法を説明する。なお、
図10及び図11では上ハーフ1を上下反転して示して
いる。
【0014】まず、上ハーフ1の内面1a上で、シート
敷設台16の左右両側には各一対、合計4つの小径の加
締めピン21が垂直に一体成形されている。また、保護
シート14は断面形状がほぼ台形状に真空成形された成
形シートであり、頂部が水平なテープ保護部14aに形
成され、その外周の下部全周に側壁部14bを介してフ
ランシ部14cが一体成形されている。そして、フラン
シ部14cには左右各一対、合計4つの貫通穴である加
締め穴22が形成されている。
【0015】そこで、図11の(A)に示すように、保
護シート14のフランジ部14cを4つの加締め穴22
によって4つの加締めピン21に上方から挿通して、保
護シート14をシート敷設台16上に被せた後、図11
の(B)に示すように、これらの加締めピン21を超音
波溶着ホーン等の加熱加圧手段によって加熱しながら上
方から加圧することにより、4つの加締めピン21の先
端21aを溶融しながら加締めて、保護シート14の左
右一対のフランジ部14cを上ハーフ1の内面1aに固
着するようにしていた。
【0016】しかし、従来は、超高分子ポリプロピレン
や超高分子ポリエチレン等で厚さが0.1〜0.2mm
程度の合成樹脂シートを用いて保護シート14を真空成
形していたために、真空成形工程、真空成形後の外周カ
ット及び加締め穴22の穴明け工程の2工程が必要であ
り、生産性が低く、コスト高につくと言う問題があっ
た。
【0017】また、厚さT1 が0.1〜0.2mm程度
の非常に薄い合成樹脂シートで真空成形した従来の保護
シート14は歪み等が発生し易く、しかも、保護シート
の成形後にフランジ部14cに4つの加締め穴22を穴
明け加工しなければならないので、4つの加締め穴22
の位置精度が出しにくい。従って、保護シート14の組
立て時には、4つの加締め穴22を4つの加締めピン2
1にいちいち作業者の手作業で挿入しなければならず、
組立て工数が多く、組立て作業に時間がかかると言う問
題があった。
【0018】そこで、特願平4−36136号等におい
ては、上記構造の保護シート14を超高分子ポリプロピ
レンや超高分子ポリエチレン等の合成樹脂によって金型
を用いて射出成形したものを提案している。
【0019】このように保護シート14を射出成形すれ
ば、製造が簡単で、生産性が向上する上に、真空成形さ
れたものに比べて剛性が高くなり、高精度に加工でき
る。また、剛性が高いことから自動組立てが可能とな
り、組立て作業時間の短縮等を図り得る利点がある。
【0020】そこで、本発明の発明者は、今回、上記保
護シート14の射出成形構造を更に発展させた図3及び
図4に示す新しい保護シート14を試作した。
【0021】この保護シート14は、フランジ部14c
を除去したフランジレス構造であり、水平なテープ保護
部14aと、その周囲に形成された4つの側壁部14b
とによって断面形状がほぼ台形状となるように射出成形
されている。そして、テープ保護部14a及び側壁部1
4bの肉厚T2 が共に0.2mm以上に厚く形成されて
いる。そして、テープ保護部14aには2〜4つの複数
の小円形の凹部24が一体成形されていて、これらの凹
部24の底部24aの中央にはそれぞれ貫通穴である加
締め穴22が形成されている。
【0022】そして、上ハーフ1の内面1aのシート敷
設台1bを除去し、上ハーフ1のフラットな内面1aに
2〜4つの複数の加締めピン21を一体成形しておき、
保護シート14の複数の加締め穴22を複数の加締めピ
ン21に挿通して、これらの加締めピン21の先端21
aを溶融して加締めることによって、保護シート14を
内面1a上に直接取り付けるようにしたものである。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】この図3及び図4に示
す保護シート14によれば、保護シート14がフランジ
レスであり、上ハーフ1のシート敷設台16も除去でき
るので、構造がシンプルであり、合成樹脂の使用量を削
減できて、低コスト化が可能になる等の利点がある。
【0024】しかし、その反面、図4の(B)に示すよ
うに、超高分子ポリプロピレンや超高分子ポリエチレン
等の合成樹脂によって射出成形された保護シート14
は、剛性が高いことが災いして、テープ保護部14aと
側壁部14bとのコーナー部分14dにテープ荷重等の
大きな衝撃力Fを受けた時に、そのコーナー部分14d
が簡単に破損され易いと言う新たな問題が発生した。
【0025】この際、図6〜図8に示すように、保護シ
ート14の隣り合う片フランジリール5側とは反対側の
コーナー部分14dが、磁気テープ6の上エッジ6aと
上ハーフ1の内面1aとの間のクリアランスが大きいた
めに、輸送中の落下等による衝撃によって、図5の
(B)に示すように、保護シート14のコーナー部分1
4dにテープ荷重による大きな衝撃力Fを受け易い。
【0026】そして、上記の保護シート14のコーナー
部分14dが破損されると、図9で示した磁気テープ6
の上エッジ6aに対する保護シート14のテープ保護部
14aの平行度や高さHに狂いが発生して、磁気テープ
6の上エッジ6aのダメージが増大してしまう。
【0027】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、合成樹脂によって射出成形された
保護シートのテープ保護部と側壁とのコーナー部分の衝
撃力による破損と、磁気テープのエッジのダメージとを
未然に防止できるようにしたテープカセットを提供する
ことを目的としている。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のテープカセットは、合成樹脂によって成成
形されたカセット筐体内に磁気テープを巻装して収納す
る一対のリールのうちの少なくとも一方を片フランジリ
ールに構成し、上記片フランジリールに嵌装された上記
磁気テープの上記フランジ側とは反対側のエッジを保護
する保護シートを上記カセット筐体の内面に加締め止め
したテープカセットにおいて、上記保護シートを上記磁
気テープのエッジに対向されたテープ保護部と、その周
囲に形成された側壁部とによって断面形状がほぼ台形状
となるように合成樹脂によって射出成形し、上記保護シ
ートを上記カセット筐体の内面に加締め止めした状態
で、上記保護シートの少なくとも1つの側壁の先端面を
上記カセット筐体の内面から浮かせたものである。
【0029】
【作用】上記のように構成された本発明のテープカセッ
トは、合成樹脂によって射出成形した保護シートをカセ
ット筐体の内面に加締め止めした状態で、その保護シー
トのテープ保護部の周囲に一体成形されている側壁部の
少なくとも1つの先端面を、カセット筐体の内面から浮
かせるようにして、テープ保護部と側壁部とのコーナー
部分に受ける衝撃力を緩和させるようにしたものであ
る。
【0030】
【実施例】以下、本発明を適用したテープカセットの一
実施例を図1及び図2を参照して説明する。なお、図3
〜図11と同一構造部には同一の符号を付して説明の重
複を省く。
【0031】そして、この実施例では、上ハーフ1の内
面1aへ敷設する一方の保護シート14について説明す
るが、下ハーフ2の内面2aに敷設する他方の保護シー
ト15も全く同様に構成することができる。
【0032】まず、図1及び図2に示すように、この保
護シート14は、超高分子ポリプロピレンや超高分子ポ
リエチレン等の滑性効果の優れた合成樹脂を用いて、水
平なテープ保護部14aと、その周囲に形成された4つ
の側壁部14bとによって断面形状がほぼ台形状となる
ように射出成形されたものである。
【0033】そして、この保護シート14は、テープ保
護部14a及び側壁部14bの肉厚T2 が共に0.2m
m以上に厚く形成されていて、保護シート14全体の剛
性を高くしている。
【0034】そして、この保護シート14のテープ保護
部14aには2〜4つの複数の小円形の凹部24が一体
成形されていて、これらの凹部24の底部24aの中央
にはそれぞれ貫通穴である加締め穴22が形成されてい
る。
【0035】そして、図1及び図2に示すように、シー
ト敷設台16が除去されて、フラットに形成された上ハ
ーフ1の内面1aに2〜4つの複数の加締めピン21が
一体成形されていて、保護シート14の複数の加締め穴
22を複数の加締めピン21に挿通して、これらの加締
めピン21の先端21aを溶融して加締めることによっ
て、保護シート14を内面1a上に直接取り付けるよう
にしたものである。
【0036】そして、本発明は図1及び図2に示すよう
に、落下等によってテープ荷重による大きな衝撃力Fを
受ける保護シート14のテープ保護部14aと側壁部1
4bとのコーナー部分14dの破損を未然に防止するた
めに、少なくとも最も大きい衝撃力Fを受け易い1つの
コーナー部分14bの先端面14eを上ハーフ1の内面
1aに対して0.5mm以上の間隙26相当分だけ浮か
せている。なお、図1及び図2では、全部の側壁14b
の先端面14eと内面1aとの間に隙間26を形成した
ものを示している。
【0037】また、本発明では、衝撃力Fによるコーナ
ー部分14dの破損を未然に防止するための他の手段と
して、図1の(B)に示すように、上ハーフ1の内面1
aへの保護シート14の加締め部である複数の凹部24
の円筒部24bに、蛇腹状の弾性作用部27を一体成形
したり、図2の(A)に示すように、テープ保護部14
aに蛇腹状の弾性作用部28を一体成形したり、図2の
(B)に示すように、テープ保護部14aの周囲の側壁
部14bに蛇腹状の弾性作用部29を一体成形してい
る。
【0038】そして、図1及び図2に示すように、保護
シート14の側壁14bの先端面14eを上ハーフ1の
内面1aに対して0.5mm以上の隙間26相当分だけ
浮かせておくと、保護シート14のコーナー部分14d
にテープ荷重による大きな衝撃力Fが加えられた時に、
図1の(A)に1点鎖線で示すように、保護シート14
のテープ保護部14a及び側壁14bが隙間26内で弾
性に抗して撓みながら(ベンディングすること)、その
衝撃力Fを緩和することができる。
【0039】従って、その衝撃力Fによって、保護シー
ト14のコーナー部分14dが破損されることを未然に
防止することができると共に、テープ保護部14aのベ
ンディングによって、そのテープ保護部14aに衝突さ
れる磁気テープ6の上エッジ6aのダメージも未然に防
止できる。
【0040】また、図1の(B)に示すように、上ハー
フ1の内面1aへの保護シート14の加締め部である複
数の凹部24の円筒部24bに、蛇腹状の弾性作用部2
7を一体成形したり、図2の(A)に示すように、テー
プ保護部14aに蛇腹状の弾性作用部28を一体成形し
たり、図2の(B)に示すように、テープ保護部14a
の周囲の側壁部14bに蛇腹状の弾性作用部29を一体
成形しておけば、保護シート14のテープ保護部14a
にテープ荷重による大きな衝撃力Fが加えられた時に、
これらの弾性作用部27、28、29のベンディングに
よって、保護シート14のコーナー部分14dの破損
と、磁気テープ6の上エッジ6aのダメージとを未然に
防止することができる。
【0041】以上、本発明の実施例に付き述べたが、本
発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の技
術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
【0042】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のテープ
カセットは次のような効果を奏する。
【0043】請求項1は、合成樹脂によって射出成形し
た保護シートをカセット筐体の内面に加締め止めした状
態で、その保護シートのテープ保護部の周囲に一体成形
されている側壁部の少なくとも1つの先端面を、カセッ
ト筐体の内面から浮かせるようにして、テープ保護部と
側壁部とのコーナー部分に受ける衝撃力を緩和させるよ
うにしたので、保護シートのコーナー部分の破損と、磁
気テープのエッジのダメージとを未然に防止することが
できる。
【0044】請求項1は、保護シートの側壁部の少なく
とも1つの先端面をカセット筐体の内面から浮かせるだ
けであるから、構造が簡単で、製造が容易である。
【0045】請求項2、3、4及び5は、保護シートの
カセット筐体の内面に対する加締め部、テープ保護部、
側壁部に蛇腹状等の弾性作用部を合成樹脂によって一体
成形したので、保護シートのテープ保護部に受ける衝撃
力をこれらの弾性作用部によって緩和させるようにし
て、保護シートのコーナー部分の破損と、磁気テープの
エッジのダメージとを未然に防止することができる。
【0046】請求項2、3、4及び5は、保護シートに
蛇腹状等の弾性作用部を合成樹脂によって一体成形する
ので、容易に製造することができて、低コストである。
【0047】請求項1、2、3、4及び5は、保護シー
トをテープ保護部とその周囲の側壁部とによって断面形
状がほぼ台形状となるように合成樹脂によって射出成形
したので、その保護シートの製造が簡単で、生産性が高
い上に、フランジレスの保護シートが得られ、カセット
筐体側のシート敷設台も除去することができる等、構造
がシンプルとなり、合成樹脂の使用量も削減できて、大
幅なコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるテープカセットの保護シ
ートの2つの例を示した要部の断面図である。
【図2】同上のテープカセットの保護シートの他の2つ
の例を示した要部の断面図である。
【図3】本発明の発明者が試作した保護シートを説明す
る分解斜視図である。
【図4】図3に示した保護シートの上ハーフへの加締め
止めと、その保護シートのコーナー部分が衝撃力によっ
て破損されることを説明する断面図である。
【図5】テープカセット全体の分解斜視図である。
【図6】テープカセット全体の平面図である。
【図7】図6のA−A矢視での断面図である。
【図8】テープカセットの上ハーフの下面図である。
【図9】テープカセットをハードケース内に収納した状
態での図6のB−B矢視での拡大断面図である。
【図10】従来の保護シートの斜視図である。
【図11】従来の保護シートの加締め止め工程を説明す
る断面図である。
【符号の説明】
1 上ハーフ 1a 上ハーフの内面(カセット筐体の内面) 3 カセット筐体 4、5 片フランジリール 4a、5a 片フランジリールのハブ 4b、5b 片フランジリールのフランジ 6 磁気テープ 6a 磁気テープの上エッジ 14 保護シート 14a 保護シートのテープ保護部 14b 保護シートの側壁部 21 加締めピン 22 加締め穴 26 隙間 27 弾性作用部 28 弾性作用部 29 弾性作用部 F 衝撃力

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂によって成形されたカセット筐体
    内に磁気テープを巻装して収納する一対のリールのうち
    の少なくとも一方を片フランジリールに構成し、 上記片フランジリールに嵌装された上記磁気テープの上
    記フランジ側とは反対側のエッジを保護する保護シート
    を上記カセット筐体の内面に加締め止めしたテープカセ
    ットにおいて、 上記保護シートを上記磁気テープのエッジに対向された
    テープ保護部と、その周囲に形成された側壁部とによっ
    て断面形状がほぼ台形状となるように合成樹脂によって
    射出成形し、 上記保護シートを上記カセット筐体の内面に加締め止め
    した状態で、上記保護シートの少なくとも1つの側壁の
    先端面を上記カセット筐体の内面から浮かせたことを特
    徴とするテープカセット。
  2. 【請求項2】合成樹脂によって成形されたカセット筐体
    内に磁気テープを巻装して収納する一対のリールのうち
    の少なくとも一方を片フランジリールに構成し、 上記片フランジリールに嵌装された上記磁気テープの上
    記フランジ側とは反対側のエッジを保護する保護シート
    を上記カセット筐体の内面に加締め止めしたテープカセ
    ットにおいて、 上記保護シートを上記磁気テープのエッジに対向された
    テープ保護部と、その周囲に形成された側壁部とによっ
    て断面形状がほぼ台形状となるように合成樹脂によって
    射出成形し、 上記保護シートの上記カセット筐体の内面に対する加締
    め部に弾性作用部を一体成形したことを特徴とするテー
    プカセット。
  3. 【請求項3】合成樹脂によって成形されたカセット筐体
    内に磁気テープを巻装して収納する一対のリールのうち
    の少なくとも一方を片フランジリールに構成し、 上記片フランジリールに嵌装された上記磁気テープの上
    記フランジ側とは反対側のエッジを保護する保護シート
    を上記カセット筐体の内面に加締め止めしたテープカセ
    ットにおいて、 上記保護シートを上記磁気テープのエッジに対向された
    テープ保護部と、その周囲に形成された側壁部とによっ
    て断面形状がほぼ台形状となるように合成樹脂によって
    射出成形し、 上記保護シートの上記テープ保護部に弾性作用部を一体
    成形したことを特徴とするテープカセット。
  4. 【請求項4】合成樹脂によって成形されたカセット筐体
    内に磁気テープを巻装して収納する一対のリールのうち
    の少なくとも一方を片フランジリールに構成し、 上記片フランジリールに嵌装された上記磁気テープの上
    記フランジ側とは反対側のエッジを保護する保護シート
    を上記カセット筐体の内面に加締め止めしたテープカセ
    ットにおいて、 上記保護シートを上記磁気テープのエッジに対向された
    テープ保護部と、その周囲に形成された側壁部とによっ
    て断面形状がほぼ台形状となるように合成樹脂によって
    射出成形し、 上記保護シートの上記少なくとも1つの側壁部に弾性作
    用部を一体成形したことを特徴とするテープカセット。
  5. 【請求項5】上記弾性作用部を蛇腹状に構成したことを
    特徴とする請求項2又は請求項3又は請求項4記載のテ
    ープカセット。
JP31426494A 1994-11-25 1994-11-25 テープカセット Withdrawn JPH08147932A (ja)

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