JPH0814807A - 三次元形状測定装置 - Google Patents
三次元形状測定装置Info
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
おけるベース13の送り移動の操作性を改善する。 【構成】 ベース13上にコラム14と並列に起立し、
その上下の端を両持ち式に回転自在に支持された送り操
作棒35を設ける。ベース11を送り溝11Bに沿って
付勢する摩擦ローラ26と送り操作棒35の間で、タイ
ミングベルト37がトルク伝達を行う。作業上の都合を
優先した作業性の良い位置に操作棒35を配置できるの
で、ヘッド送りノブ17CによるZ軸、アーム送りノブ
17BによるY軸の送りと同程度の容易さで、送り操作
棒35によるベース13のX軸の送り移動が可能とな
り、多数の測定を迅速に完了できる。
Description
た被計測物に対して三次元の計測やけがき処理を行う三
次元形状測定装置に関する。
する床面に停止させた被計測物等に対して三次元のアプ
ローチを行い、寸法取り計測やけがき処理を行う三次元
形状測定装置が実用化されている。三次元形状測定装置
の用途の例は、自動車車体の粘土モデルや実車体の三次
元形状を代表する多数の点のXYZの数値データを採取
する、金型の三次元曲面上の所定のXYZ座標位置に後
工程用のけがき線を形成すること等である。三次元形状
測定装置は、被計測物を固定する定盤と、被計測物の周
囲で定盤上を移動可能な計測部とで構成され、計測部
は、定盤面の第1軸の方向に設けた軌道に沿って移動可
能なベースと、ベース上に起立させたコラムに沿って、
定盤面と垂直な第2軸の方向に移動可能なヘッドと、ヘ
ッドに支持されて、第1軸および第2軸の両方に垂直な
第3軸の方向に移動可能なアームとを有する。アームの
先端には、用途に応じてポイントセンサ(タッチプロー
ブ、ノンコンタクトプローブ:レーザー方式等)やけが
き針が装着される。
を説明する。図4は三次元形状測定装置の斜視図であ
る。ここでは、定盤51上に固定した図示しない被計測
物に対してベース53を四方からアプローチさせて三次
元の計測を実行する。コラム54の高さは、最も標準的
なもので2.5m前後あり、ヘッド54に2m余りの上
下ストロークを可能にしている。この場合、作業者は、
通常、定盤51の上に立ち上がってヘッド55等を操作
する。なお、コラム54の高さは、用途に合わせて1m
以下の低いものから3mを越える高いものまで種々あ
る。ベース53の移動量からX軸、コラム54に沿った
ヘッド55の移動量からZ軸、ヘッド54からのアーム
56の送り出し量によってY軸の寸法取りがそれぞれ可
能である。
直行する2方向の送り溝51A、51Bを設けてある。
定盤51の裏面側には、図示しないリブ構造が形成さ
れ、被計測物、ベース53、操作者の体重を支持して
も、たわみ量を抑制した高い剛性が確保される。X軸方
向の送り溝51Bと平行にリニヤホルダー52を定盤5
1に固定してある。リニヤホルダー52は、ベース53
の駆動機構と計測尺とを兼ねており、2つのリニヤブロ
ック52A、52Bによって、送り溝51A、51Bの
任意の位置に取り付け可能である。リニアホルダー52
は、上面にデジタルスケール(一般的には光学読取り
式、磁気スケールも可)を貼り付け、見えない奥側の側
面にラックを形成してある。ベース53上のベース送り
ノブ57Aに軸連結してベース54内に格納したピニオ
ン歯車がこのラックに噛み合う。作業者がベース送りノ
ブ57Aを回転させると、ベース53は、送り溝51B
に沿ってX軸方向に移動する。また、ベース53に固定
した図示しない読取りヘッドでリニアホルダー52のデ
ジタルスケールの目盛りを読み取ってX軸方向の移動量
がデジタル表示される。表示は、ベース53の上空に設
けて固定した図示しないXYZ座標値の表示装置になさ
れる。
54高さが3mを越える大型の装置では5箇所の例もあ
る)、図示しないローラ車輪を設けており、わずかな力
でも定盤51上を送り溝51Bの方向に自由に移動でき
る。また、裏面に設けた図示しないガイドローラが送り
溝51Bの側壁を案内して、ベース53の進行方向を送
り溝51Bの方向に一致させる。なお、リニアホルダー
52をY方向の送り溝51Aに付け換え、ベース53を
90度回転させて送りローラの回転方向を送り溝51A
の方向に一致させ、さらに、ガイドローラを送り溝51
Aに落とし込むこととすれば、ベース53をY方向に移
動できる。このような操作を繰り返して、ベース53
は、定盤51の中央に固定された被計測物を囲む4方向
を周回可能である。また、図示しないロック機構によっ
て、リニアホルダー52の任意の位置でベース53を定
盤51上にロックできる。
ッド55をZ軸(垂直)方向に移動可能に支持する。コ
ラム54は、3つの弦を切り欠いた円形の断面(方形断
面の場合もある)を持ち、3つの弦の平面に、ヘッド5
5に設けた3組の摩擦ローラがそれぞれ押し付けられ
る。コラム54は、これらの摩擦ローラによって拘束さ
れるヘッド55のY方向の送り軌道である。また、送り
駆動に関しては、コラム54の正面側の平面を拘束する
摩擦ローラにヘッド送りノブ57Cが連動(例えば軸連
結)している。なお、コラム54側にラックを設け、ヘ
ッド55内に格納したピニオンギアをこのラックに噛み
合わせる場合もある。コラム54内にはワイヤ58Aに
よっておもりが吊り下げられ、おもりは滑車58を介し
てヘッド55を上方に付勢する。従って、操作者は、ヘ
ッド送りノブ57Cを操作して、ヘッド55をコラム5
4に沿って上下方向に軽快に送り移動できる。また、図
示しないロック機構によって、コラム54の任意の高さ
位置にヘッド55を固定できる。Z方向の計測は、コラ
ム54に貼り付けたデジタルスケールをヘッド55に取
り付けた図示しない読み取りヘッドで読み取って、X軸
座標値とともにデジタル表示する。
は、先端に計測用アタッチメント59を取り付け、ヘッ
ド55からの送り出し量を自由に設定できる。アーム5
6もまた、3つの弦を切り欠いた円形の断面を持ち、ヘ
ッド55に設けた別の3組の摩擦ローラによって3つの
平面がそれぞれ拘束される。アーム56の下側の平面を
拘束する摩擦ローラが、アーム送りノブ57Bに連動
(例えば軸連結)している。操作者は、アーム送りノブ
57Bを操作して、ヘッド55からアーム56を自由な
長さに送り出し可能である。Y方向の計測は、アーム5
6に貼り付けたデジタルスケールをヘッド55に取り付
けた図示しない読み取りヘッドで読み取って、X軸、Z
軸の座標値とともにデジタル表示する。
ーブの先端部が物体に接触した瞬間にトリガー信号を発
生する。このトリガー信号でデジタル表示されたX軸、
Y軸、Z軸の座標値をロックさせて表面の座標位置とす
る。タッチプローブは少なくとも測定時の送り方向(好
ましくはすべての方向)に逃げ得る構造で支持され、こ
の逃げ量が接触後のアーム56の送り出し量を吸収す
る。計測用アタッチメント59をけがき針アタッチメン
トに交換してけがき作業を行うこともできる。
測定装置における粘土モデル寸法取り作業の例は以下の
手順で実行される。まず、定盤51の中央に被計測物の
粘土モデルを固定し、その直近のX軸方向の送り溝51
Bにベース53をガイドさせ、2つのリニアブロック5
2A、52Bを固定して、リニアホルダー52を送り溝
51Bに対して平行かつ水平に位置決めする。そして、
ベース送りノブ57Aを操作してベース53を移動し、
計測アタッチメント59Aのタッチプローブ先端部を所
定のX座標位置に案内してベース53を定盤51上にロ
ックする。次に、ヘッド送りノブ57Cを操作してヘッ
ド55を上下させ、計測アタッチメント59Aのタッチ
プローブ先端部を所定のZ座標位置に案内してヘッド5
5をコラム54上にロックする。この状態でアーム送り
ノブ57Bを操作してアーム56を送り出し、計測アタ
ッチメント59Aのタッチプローブ先端部を粘土モデル
に接触させて、表示装置に表示されたX軸、Y軸、Z軸
の座標値をロックさせる。ロックされた座標値を粘土モ
デル表面の三次元データの1つとして取り込む。ヘッド
55の高さ位置を段階的に移動して、1つのX座標値の
複数のZ座標値について粘土モデルの三次元形状のX
軸、Y軸、Z軸の座標値を確定させた後に、ベース53
を移動させて、次のX軸座標値で同様の操作を繰り返
す。なお、X軸、Z軸の段階的な座標位置でY軸の座標
位置を採取する以外にも、Z軸、Y軸の段階的な座標位
置でX軸の座標位置を採取する等、各種手順の寸法取り
作業が可能である。
空の空間のすべての点が原点を共有するXYZ座標値と
して直接に取り出されるから、計測ごとの繁雑な原点取
り操作、計測値の複雑な差し引き計算、被計測物の回転
移動や段取り作業が不要である。
定装置では、ベース送りノブ57Aの位置が、ヘッド送
りノブ57C、アーム送りノブ57Bから上下方向にか
なり離れており、定盤51上の操作者は、しゃがみ込ま
なければベース送りノブ57Aを操作できないという問
題がある。上述した粘土モデル寸法取り作業では、作業
者は、計測アタッチメント59のタッチプローブ先端部
に注意を集中している。ヘッド送りノブ57Cおよびア
ーム送りノブ57Bについては、定盤51上に立ち上が
った姿勢で、操作者が計測アタッチメント59のタッチ
プローブ先端部を視認しつつ同時に扱えるが、ベース送
りノブ57Aだけは独立した1つの操作となる。リニア
ホルダー52の表面に設けた目盛りを操作者が逐一読み
取ってベース53を位置決めする場合ならともかく、1
つの表示器にXYZ座標値が同時にデジタル表示され
て、定盤51上のどこからでもXYZ座標値を読み取り
得るにもかかわらず、ベース送りについてだけ独立した
1つの操作を要求されることは、作業効率上好ましくな
い。実際、1m余りもヘッド55からアーム56を送り
出して、操作者が粘土モデルの直近で計測アタッチメン
ト59のタッチプローブ先端部を注視している場合、ヘ
ッド送りノブ57Cやアーム送りノブ57Bを操作する
ためにコラム54の正面に戻ることすら面倒である。
タッチメント59のタッチプローブ先端部から視線を外
した状態でベース53やヘッド55を送り移動しようと
する場合、送り移動に先立って計測アタッチメント59
全体を粘土モデル表面から大きく退去させて、送り移動
中のタッチプローブ先端部の不要な衝突を予防する必要
がある。被測定物の穴や開口にタッチプローブ先端部を
侵入させている場合は特に大きく引き込む必要がある。
大きく引き込めば次の測定点では大きく送り出すことに
なり、1回の計測時間が伸びる。粘土モデルの寸法取り
作業ではこれを100回以上も繰り返すことになる。
ため、ベース送りノブ57Aの軸を長くしてベース53
上空に立ち上げる構造が考えられた。この場合、操作者
は、定盤51上に立ち上がった状態のまま、ベース送り
ノブ57Aの先端部を握って回転させる得る。しかし、
計測はヘッド55の高さ位置を種々に異ならせて実行さ
れるから、ヘッド送りノブ57Cやアーム送りノブ57
Bを操作しながら手探りでベース送りノブ57Aの先端
部を見付けることは容易でない。ヘッド55が極端に高
い位置や低い位置では特に困難である。ベース53から
片持ち式に起立させたベース送りノブ57Aは、先端部
に作業者が手をぶつけたり、ヘッド55やアーム56と
の間に物を挟み込む可能性もある。必要な剛性を得るた
めに、太い軸や大きな軸受けも必要となる。
り移動の操作性を最大限に改善した三次元形状測定装置
を提供することを目的とする。
定装置は、定盤面の第1軸の方向に設けた軌道に沿って
移動可能なベースと、前記ベース上に起立させたコラム
に沿って、前記定盤面と垂直な第2軸の方向に移動可能
なヘッドと、前記ヘッドに支持されて、第1軸および第
2軸の両方に垂直な第3軸の方向に移動可能なアームと
を有する三次元形状測定装置において、前記ベース上に
前記コラムと並列に起立し、その上下の端を両持ち式に
回転自在に支持された送り操作棒と、前記ベースを前記
軌道に沿って付勢する第1軸の送り駆動部材と前記送り
操作棒とを連絡して回転を伝える回転伝達機構と、を付
加したものである。
1記載の構成において、前記回転伝達機構は、前記送り
操作棒の下端に連結した第1プーリーと、第1軸の前記
送り駆動部材に連結してベース上に配置した第2プーリ
ーと、第1および第2プーリーの間に掛けたタイミング
ベルトとを有し、前記ヘッドに配置された第2軸および
第3軸の送りノブの近傍に前記送り操作棒を起立させた
ものである。
2記載の構成において、前記ヘッドを軸貫通させて第2
軸および第3軸の前記送りノブをそれぞれ一対設け、前
記ヘッドを挟む両側から前記送りノブを操作可能とした
ものである。
とって都合の良い位置を選んでベース上に起立させた送
り操作棒を、操作者が回転操作してベースを送り移動す
る。送り操作棒は側面を握って回転され、操作者は、送
り操作棒の自由な高さ位置を選択できる。ベースの送り
移動に際して回転させる部分とヘッド送りノブとアーム
送りノブの相対位置関係は、ヘッドの可能なすべての高
さ位置で同一にできる。従って、手探り状態でも容易に
送り操作棒を探し出せ、定盤上に立ち上がった姿勢のま
ま自在に操作できる。回転伝達機構は、軸による直結と
してもよいが、ベースの送り駆動機構および送り操作棒
の配置や設計の自由度を確保するため、平面的に離れた
軸間で回転力を伝達する歯車機構、自在継手、ベルト掛
け等とすることが好ましい。
は、片持ち式に立ち上がる構成に比較して、長いにぎり
操作部分を簡単な支持機構で強固に保持できる。また、
片持ち式に立ち上がるベース送りノブの頭頂部による上
述の不都合を排除できる。このような基本的な構造に加
えて、送り操作棒の両端を首振り運動可能な形式で支持
する構造とすれば、上下の軸ずれや送り操作棒の曲り等
があって円滑な回転が可能であり、送り操作棒をコラム
に対して両持ち式に取り付けた場合でも、コラムに異常
な水平力が作用しない。また、送り操作棒のロック機構
によってベース送りをロックさせる構造とすれば、ベー
ス送りのロック操作も定盤上に立ち上がった姿勢のまま
実行できる。さらに、ロック機構を送り操作棒の上下に
一対設ける構造とすれば、操作者は、ロック操作だけの
ために姿勢を変える必要が無い。しゃがんだ姿勢では下
側、立ち上がった状態では上側のロック機構を、そのま
ま手を延ばして利用できる。
ド送りノブとアーム送りノブを操作する場合と同程度の
努力で送り操作棒を探して操作できる。また、従来の送
り駆動機構に対する最小限の部品追加で回転伝達機構を
構成できる。回転伝達機構の付加による全体の重量増加
も歯車伝達を行う場合に比較すれば軽微である。
ド(特にアーム)を挟む上下の位置で送り操作棒を回転
させてベース送り操作を実行できるのと同様に、ヘッド
送り操作やアーム送り操作についても、ヘッドのそれぞ
れの部分を挟む両方の側から操作を実行できる。ヘッド
送り、アーム送りは、ヘッドを軸貫通させたそれぞれ一
対の送りノブの一方または両方を回転させて実行でき
る。例えば、大型の被計測物のベース送り方向に離れた
2つの面(例えば、ベース送り方向に置いた実車体の前
面と後ろ側面)を計測する場合、一方の面についてはヘ
ッドの正面側で作業しながら計測ポイントを視認できる
が、他方の面についてはヘッドの背面側で作業しないと
計測ポイントをうまく視認できないことがある。しか
し、背面側で作業する場合、正面側から操作する同じヘ
ッド送りノブ、アーム送りノブは操作しずらい。ヘッド
を挟んでこれらのノブを一対設けた構造は、ヘッドの背
面側での作業におけるヘッド送りおよびアーム送りの操
作性を改善して、作業の都合に合わせて操作方向を定め
る必要を無くする。
定装置を説明する。図1は全体構造の正面図、図2は送
り操作棒の両持ち支持部分の拡大図、図3は全体構造の
平面図である。図2中、(a)は上部支持機構、(b)
は下部支持機構である。図3中、(a)は平面図、
(b)はヘッド下の高さにおける水平断面図である。こ
こでは、コラム14に対して送り操作棒35を両持ち式
に支持させ、ベース13を駆動する摩擦ローラ26と送
り操作棒35とをタイミングベルト37で連絡してい
る。
とは異なり、定盤11のエッジと送り溝11Bの側壁を
摩擦ローラ25、26で挟み込んで、送り溝11Bの方
向に案内される。また、摩擦ローラ25に軸連結された
ベース送りノブ24を回転してベース13を送り移動で
きる。ベース13の送り移動量は、定盤11に設けた図
示しないデジタルスケール(図4のようにリニアホルダ
ーを使用する場合や定盤11の縁等にデジタルスケール
を固定している場合がある)をベース13に設けた図示
しない読取りヘッドで読み取って計測される。また、転
がり式の測長器を用いて定盤11面の転がり長さを計測
してもよい。いずれにせよ、ベース13の下面側には、
図示しない3組の支持ローラが組み込まれ、送り溝11
Bの方向における自在な移動を可能にしている。ベース
13の上面には、コラム14およびテンションロッド2
3が直立する。テンションロッド23の上端は、コラム
14の上端のフランジ21にナット22を用いて剛性高
く固定され、コラム14と協働して一種のラーメン構造
を構成する。テンションロッド23はコラム14を両持
ち式に支持して、コラム14の直立剛性を高めている。
に支持される。ヘッド15は、コラム14を囲む垂直軸
案内部15Aとアーム16を囲む水平軸案内部15Bと
を有して一体に構成される。ヘッド15は、コラム14
内に吊り下げたおもりに一端を結び付けたワイヤー18
Aによって、滑車18を経由してヘッド15の自重を相
殺する形式で吊り下げられる。操作者は、垂直軸案内部
15Aに設けたヘッド送りノブ17Cを回転して、ヘッ
ド14全体を軽く上下方向に移動できる。アーム16の
送り出し量は、水平軸案内部15Bに設けたアーム送り
ノブ17Bを回転させて自由に設定できる。アーム16
の先端には、図4の場合と同様に、用途に応じたアタッ
チメント(59)が取り付けられる。
動させる送り操作棒35は、上部支持機構33および下
部支持機構36によって回転自在かつ両持ち式に支持さ
れてベース13上に垂直に起立する。コラム14の上端
に水平フランジ部材31が固定され、フランジ部材31
から支持パイプ32が吊り下げ固定される。支持パイプ
32の下端に固定した上部支持機構33は、送り操作棒
35の上端を回転自在かつ首振り運動可能に支持する。
上部支持機構33は、後述するロック機構を内蔵してお
り、ハンドル34Aを締め込むことで、送り操作棒35
の回転をロック可能である。一方、ベース13には下部
支持機構36が固定される。送り操作棒35の下端部分
は首振り運動可能に構成され、この首振り運動可能な部
分が下部支持機構36によって回転自在に支持される。
送り操作棒35の上下端が首振り運動可能に保持される
から、上部支持機構33と下部支持機構36の軸がずれ
て一致していない場合や、送り操作棒35に曲りや撓み
が生じた場合でも送り操作棒35を円滑に回転させ得
る。下部支持機構33もまた、後述するロック機構を内
蔵しており、ハンドル34Bを締め込むことで、送り操
作棒35の回転をロック可能である。
が固定される。プーリー支持部38に格納されたプーリ
ーは、送り溝11Bに落とし込まれた摩擦ローラ26に
軸連結されている。一方、下部支持機構36にもプーリ
ーが格納され、2つのプーリーの間にタイミングベルト
37が掛けられる。送り操作棒35の回転は、タイミン
グベルト37を経て摩擦ローラ26を回転させ、ベース
13を送り溝11Bの方向に駆動する。タイミングベル
ト37に直行する向きでベース13上の位置調整が可能
に取り付けられたテンション機構39は、タイミングベ
ルト37の背面をアイドルローラで押してタイミングベ
ルト37に適性な張力を設定する。
固定された上部支持機構33は、内蔵する球面軸受け4
1によって送り操作棒35を回転自在かつ首振り運動可
能に支持する。送り操作棒35は、上端の雌ネジにナッ
ト42を締め込んで、球面軸受け41に吊り下げ支持さ
れる。また、送り操作棒35の上端の雌ネジの下に位置
するドラム部43Bをブレーキシュー43Aで締め込ん
で送り操作棒35の回転をロックできる。操作者が立ち
上がり姿勢で操作できるハンドル34Aを回転させれ
ば、ブレーキシュー43Aがドラム部43Bを締め付け
る。送り操作棒35の回転がロックされると、図1のタ
イミングベルト37を介して摩擦ローラ26の回転がロ
ックされて、ベース13が定盤11上に固定される。
下端には自在継手44が固定されている。自在継手44
の軸は、下部支持機構36に内蔵された軸受け45によ
って回転自在に支持される。自在継手44の軸に固定し
たタイミングベルト駆動用プーリー46にタイミングベ
ルト37が掛けられる。下部支持機構36は、ベース1
3の上面に形成した浅い凹所に半分沈み込ませて取り付
けてあり、タイミングベルト37もまた、ベース13の
上面に形成した浅い溝に半分沈み込ませて掛け渡してい
る。また、上部指示機構33と同様に、ドラム部43D
をブレーキシュー43Cで締め込んで送り操作棒35の
回転をロックできる。ロック操作は、操作者のしゃがみ
込んだ姿勢に適合させて配置したハンドル34Bによ
る。
測定装置を上方から見た平面図であり、(b)は、ヘッ
ド15の下の位置で切断した水平断面図であって、ヘッ
ド15やコラム14の頂上構造を除いて見たベース13
の平面図を示す。ベース13から直立するコラム14の
先端に固定したフランジ21に、テンションロッド23
の上端が固定される。テンションロッド23のコラムを
挟んだ反対側に張り出すフランジ31によって送り操作
棒35の上端が支持される。送り操作棒35を回転させ
ると、下部支持機構36内のプーリーからタイミングベ
ルト、プーリー支持部38を順に経て送り溝内11Bの
摩擦ローラ(26)が回転する。これにより、定盤11
上を送り溝11Bの方向にベース13が送り移動する。
軸支持部15Aを図中の破線で示すように軸貫通させて
一対のヘッド送りノブ17Cが配置される。一方、水平
軸保持部15Bを図中の破線で示すように軸貫通させて
一対のアーム送りノブ17Bが配置される。従って、定
盤11上の被測定物の側では、送り操作棒35、ヘッド
送りノブ17C、アーム送りノブ17Bが互いに極めて
近く配置される。図1〜図3に示されないその他の部分
の構成は、図4を参照して説明した従来例の三次元形状
測定装置と同一である。
形状測定装置では、操作者が定盤11上に立ち上がった
状態のまま、ヘッド送りノブ17Cやアーム送りノブ1
7Bと同程度の容易さで送り操作棒35を回転させてベ
ース13を送り溝11Bの方向に送り移動できる。ま
た、送り操作棒35は任意の高さ位置で同じ要領で操作
できるから、ヘッド15のいかなる高さ位置でも、ヘッ
ド送りノブ17Cやアーム送りノブ17Bから送り操作
棒35へと容易に操作を移行できる。また、送り操作棒
35に沿った手の届く高さ位置にベース13の送り移動
をロックするハンドル34Aを配置したから、ベース1
3の送り移動、そのロック、ヘッド送りノブ17Cの操
作、ヘッド送りのロック、アーム送りノブ17Bの操作
という一連の操作を全く手探りの状態でも連続的かつ容
易に実行できる。また、送り操作棒35の下端部分にも
ロック機構を配置したから、低い位置の測定でもハンド
ル34Aの操作のためだけに立ち上がる必要は無い。ハ
ンドル34Bでベース送りをロックすればよい。従っ
て、操作者が自由な位置と姿勢を選択して、アーム16
の先端に設けた計測用アタッチメント(59)の針先や
粘土モデルの表面に視線を固定したままで、XYZのい
ずれの方向にも次々に測定ポイントを位置決めして寸法
取りを実行できる。
ース11上のいかなる位置にでも送り操作棒35を配置
できるようになり、操作上の都合を優先した最も操作性
の良い位置を選択できた。さらに、ヘッド送りノブ17
Cとアーム送りノブ17Bをそれぞれ一対設けて、ヘッ
ド送りノブ17C、アーム送りノブ17Bおよび送り操
作棒35を互いに極めて近く配置した構成によって、操
作者は、コラム14の正面位置に戻る必要すらなく、粘
土モデルに隣接して計測用アタッチメント(59)の針
先を直近に観察できる位置から手を延ばして、完全な手
探りでも、正確かつ迅速に、XYZいずれの方向にも測
定ポイントをシフトできるようになった。
限定されない。本実施例では、送り溝11A、11Bと
定盤11のエッジを挟み込んで摩擦ローラ25、26に
よってベース13を送り移動させるが、図4の従来例の
構成のように、リニアホルダー52を用いてベース53
の駆動を行ってもよい。平行な2本の送り溝を軌道とす
る場合や、定盤上に図4のリニアホルダー52以外の形
式の軌道を設定する場合もある。また、座標位置の測定
は、光学スケールによらず、磁気スケールや目盛り尺の
直読によってもよい。本実施例ではコラム14が方形断
面であるが、図4の従来例の構成のように円形断面とし
てもよい。その他の三角形断面等の場合もある。
ヘッドの任意の高さ位置で、ヘッド送り、アーム送り、
ベース送りの各操作部分の位置関係が等しくなるから、
作業姿勢を変えたり、視線を移動しなくても、これらの
操作を同程度の容易さで連続して実行できる。従って、
計測ポイント等の位置決め所用時間が短縮され、ゆとり
を持った正確な位置決めを実行できる。また、送り操作
棒は、両持ち式に支持されるから、薄肉のパイプ材料で
も十分な強度を確保でき、簡単な軸受け構造でも長い操
作可能部分と高い支持剛性とを得られる。
ース上の送り操作棒の配置の自由度が増し、軽量かつ少
ない部品追加で済む。送り操作棒を第2軸および第3軸
の送りノブの近傍に起立させることで位置決めの操作性
が向上する。第2軸および第3軸の送りノブをそれぞれ
一対設けた場合、コラムを囲む任意の位置から同程度の
容易さでXYZの位置決め操作を実行でき、操作者は、
被測定物や計測の都合を優先した自由な作業位置を取る
ことができる。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 定盤面の第1軸の方向に設けた軌道に沿
って移動可能なベースと、 前記ベース上に起立させたコラムに沿って、前記定盤面
と垂直な第2軸の方向に移動可能なヘッドと、 前記ヘッドに支持されて、第1軸および第2軸の両方に
垂直な第3軸の方向に移動可能なアームとを有する三次
元形状測定装置において、 前記ベース上に前記コラムと並列に起立し、その上下の
端を両持ち式に回転自在に支持された送り操作棒と、 前記ベースを前記軌道に沿って付勢する第1軸の送り駆
動部材と前記送り操作棒とを連絡して回転を伝える回転
伝達機構と、を付加したことを特徴とする三次元形状測
定装置。 - 【請求項2】 前記回転伝達機構は、前記送り操作棒の
下端に連結した第1プーリーと、第1軸の前記送り駆動
部材に連結してベース上に配置した第2プーリーと、第
1および第2プーリーの間に掛けたタイミングベルトと
を有し、前記ヘッドに配置された第2軸および第3軸の
送りノブの近傍に前記送り操作棒を起立させたことを特
徴とする請求項1記載の三次元形状測定装置。 - 【請求項3】 前記ヘッドを軸貫通させて第2軸および
第3軸の前記送りノブをそれぞれ一対設け、前記ヘッド
を挟む両側から前記送りノブを操作可能としたことを特
徴とする請求項2記載の三次元形状測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06172108A JP3105398B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 三次元形状測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06172108A JP3105398B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 三次元形状測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0814807A true JPH0814807A (ja) | 1996-01-19 |
| JP3105398B2 JP3105398B2 (ja) | 2000-10-30 |
Family
ID=15935706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06172108A Expired - Lifetime JP3105398B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 三次元形状測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3105398B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001044466A (ja) * | 1999-07-29 | 2001-02-16 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 集積型薄膜太陽電池の洗浄方法及びその装置 |
| JP5925351B1 (ja) * | 2015-03-10 | 2016-05-25 | 東京貿易テクノシステム株式会社 | 三次元形状測定装置 |
| WO2018201720A1 (zh) * | 2017-05-05 | 2018-11-08 | 盐城华星光电技术有限公司 | Lcd 与 lcm 的自动光学检测装置 |
| WO2023061288A1 (zh) * | 2021-10-13 | 2023-04-20 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 测量组件、测量方法及测量系统 |
| CN119878770A (zh) * | 2025-02-13 | 2025-04-25 | 深圳市中图仪器股份有限公司 | 用于三坐标测量机的消隙传动机构和三坐标测量机 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016183339A1 (en) | 2015-05-12 | 2016-11-17 | Hexagon Metrology, Inc. | Apparatus and method of controlling a coordinate measuring machine using environmental information or coordinate measuring machine information |
| US10203192B2 (en) | 2015-05-29 | 2019-02-12 | Hexagon Metrology, Inc. | CMM with object location logic |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP06172108A patent/JP3105398B2/ja not_active Expired - Lifetime
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|---|---|---|---|---|
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3105398B2 (ja) | 2000-10-30 |
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