JPH08148903A - マイクロ波部品 - Google Patents
マイクロ波部品Info
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- JPH08148903A JPH08148903A JP28648394A JP28648394A JPH08148903A JP H08148903 A JPH08148903 A JP H08148903A JP 28648394 A JP28648394 A JP 28648394A JP 28648394 A JP28648394 A JP 28648394A JP H08148903 A JPH08148903 A JP H08148903A
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- JP
- Japan
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- waveguide
- bimetal
- thermal expansion
- adjusting
- adjusting screw
- Prior art date
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 導波管フィルタ、共振器等のマイクロ波部品
において中心周波数を調整する調整ねじをマイクロ波部
品の筐体の熱膨張に対応して動かすようにして、中心周
波数が変動しないように補償する。 【構成】 中心周波数を調整する調整ねじをマイクロ波
部品の筐体の熱膨張に対応して湾曲するバイメタルの一
端に固定し、このバイメタルの他端をマイクロ波部品の
筐体の外表面に着脱可能に固定する。 【効果】 周辺温度の変化に伴う中心周波数の変動が抑
制され、中心周波数を安定させることができる。また、
周辺温度および筐体の熱膨張率等に対応したバイメタル
に容易に交換することができる。
において中心周波数を調整する調整ねじをマイクロ波部
品の筐体の熱膨張に対応して動かすようにして、中心周
波数が変動しないように補償する。 【構成】 中心周波数を調整する調整ねじをマイクロ波
部品の筐体の熱膨張に対応して湾曲するバイメタルの一
端に固定し、このバイメタルの他端をマイクロ波部品の
筐体の外表面に着脱可能に固定する。 【効果】 周辺温度の変化に伴う中心周波数の変動が抑
制され、中心周波数を安定させることができる。また、
周辺温度および筐体の熱膨張率等に対応したバイメタル
に容易に交換することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波周波数帯で
用いられるマイクロ波共振器、マイクロ波導波管フィル
タ等のマイクロ波部品に関し、特に温度変化による中心
周波数の変動の補償が施されたマイクロ波部品に関する
ものである。
用いられるマイクロ波共振器、マイクロ波導波管フィル
タ等のマイクロ波部品に関し、特に温度変化による中心
周波数の変動の補償が施されたマイクロ波部品に関する
ものである。
【0002】以下、説明の便宜上、従来のマイクロ波部
品としてマイクロ波発振回路について述べ、また実施例
のマイクロ波部品として導波管フィルタについて述べ
る。
品としてマイクロ波発振回路について述べ、また実施例
のマイクロ波部品として導波管フィルタについて述べ
る。
【0003】
【従来の技術】図13は、例えば特開昭62ー9740
5号公報に示された従来のマイクロ波発振回路を示す断
面図である。図13は、10GHz帯のマイクロ波発振
回路への適用例であり、その構造を以下に説明する。両
面鋼貼り基板10上に円筒形誘電体共振器12を接着剤
13でもって固定し、基板裏面導体11側より周波数調
整用ねじ1を誘電体共振器中空部14に挿入し、さらに
この周波数調整用ねじ1は導体支持体3にて支持される
構造としたものである。マイクロ波発振回路の発振周波
数は、誘電体共振器中空部14に挿入される周波数調整
用ねじ1の挿入長Lにより決定され、L=L1 −L2 −
T1 −T2 である。ここでL1 は導体支持体3から突き
出た周波数調整用ねじ1の長さ、L2 は導体支持体3の
高さ、T1 は基板10の厚み、T2 は接着剤13の厚み
である。温度変化により各部が微小変化を起こすことに
より周波数調整用ねじ1の挿入長Lの変化寸法ΔLは、
ΔL=ΔL1 −ΔL2 −ΔT1 −ΔT2 となる。このΔ
Lが小さくなるように周波数調整用ねじ1の材質を選定
することにより、マイクロ波発振回路の中心周波数の変
動を抑えていた。
5号公報に示された従来のマイクロ波発振回路を示す断
面図である。図13は、10GHz帯のマイクロ波発振
回路への適用例であり、その構造を以下に説明する。両
面鋼貼り基板10上に円筒形誘電体共振器12を接着剤
13でもって固定し、基板裏面導体11側より周波数調
整用ねじ1を誘電体共振器中空部14に挿入し、さらに
この周波数調整用ねじ1は導体支持体3にて支持される
構造としたものである。マイクロ波発振回路の発振周波
数は、誘電体共振器中空部14に挿入される周波数調整
用ねじ1の挿入長Lにより決定され、L=L1 −L2 −
T1 −T2 である。ここでL1 は導体支持体3から突き
出た周波数調整用ねじ1の長さ、L2 は導体支持体3の
高さ、T1 は基板10の厚み、T2 は接着剤13の厚み
である。温度変化により各部が微小変化を起こすことに
より周波数調整用ねじ1の挿入長Lの変化寸法ΔLは、
ΔL=ΔL1 −ΔL2 −ΔT1 −ΔT2 となる。このΔ
Lが小さくなるように周波数調整用ねじ1の材質を選定
することにより、マイクロ波発振回路の中心周波数の変
動を抑えていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のマイ
クロ波発振回路では温度変化に対する中心周波数の十分
な補償が困難であった。例えば温度が変化した場合には
周波数調整用ねじ、導体支持体、基板および接着剤だけ
でなく、共振器の筐体自体も熱膨張を起こす。しかし、
従来のマイクロ波発振回路では共振器の筐体自体の熱膨
張に対しては考慮されていなかった。また、従来のマイ
クロ波発振回路では周波数調整用ねじの材質を選定する
しかなく、挿入長Lの変化寸法ΔLに関係する導体支持
体の材質を適正なものに交換することができなかった。
さらに、従来のマイクロ波発振回路では温度変化に伴っ
て導体支持体に対する周波数調整用ねじの位置を可動さ
せることが困難であった。これら問題点についてはマイ
クロ波発振回路のみならず、導波管フィルタ等のマイク
ロ波部品に関しても同様である。
クロ波発振回路では温度変化に対する中心周波数の十分
な補償が困難であった。例えば温度が変化した場合には
周波数調整用ねじ、導体支持体、基板および接着剤だけ
でなく、共振器の筐体自体も熱膨張を起こす。しかし、
従来のマイクロ波発振回路では共振器の筐体自体の熱膨
張に対しては考慮されていなかった。また、従来のマイ
クロ波発振回路では周波数調整用ねじの材質を選定する
しかなく、挿入長Lの変化寸法ΔLに関係する導体支持
体の材質を適正なものに交換することができなかった。
さらに、従来のマイクロ波発振回路では温度変化に伴っ
て導体支持体に対する周波数調整用ねじの位置を可動さ
せることが困難であった。これら問題点についてはマイ
クロ波発振回路のみならず、導波管フィルタ等のマイク
ロ波部品に関しても同様である。
【0005】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、温度変化に対する中心周波数の変動
の十分な補償を行うことを目的としている。具体的に
は、共振器等のマイクロ波部品を構成する筐体自体の熱
膨張により生ずる中心周波数の変動に対しても補償を行
うマイクロ波部品を得ることを第1の目的としている。
また、周波数調整用ねじだけでなく、導体支持体の材質
を適正なものに交換することができるマイクロ波部品を
得ることを第2の目的とする。さらに、温度変化に伴っ
て周波数調整用ねじ自体を回動させることができるマイ
クロ波部品を得ることを第3の目的とする。さらにま
た、マイクロ波の漏れが少ないマイクロ波部品を得るこ
とを第4の目的とする。また、周波数調整用ねじの回動
をスムーズに行うことができるマイクロ波部品を得るこ
とを第5の目的とする。
になされたもので、温度変化に対する中心周波数の変動
の十分な補償を行うことを目的としている。具体的に
は、共振器等のマイクロ波部品を構成する筐体自体の熱
膨張により生ずる中心周波数の変動に対しても補償を行
うマイクロ波部品を得ることを第1の目的としている。
また、周波数調整用ねじだけでなく、導体支持体の材質
を適正なものに交換することができるマイクロ波部品を
得ることを第2の目的とする。さらに、温度変化に伴っ
て周波数調整用ねじ自体を回動させることができるマイ
クロ波部品を得ることを第3の目的とする。さらにま
た、マイクロ波の漏れが少ないマイクロ波部品を得るこ
とを第4の目的とする。また、周波数調整用ねじの回動
をスムーズに行うことができるマイクロ波部品を得るこ
とを第5の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】周壁に開口部を有する中
空筐体と、上記開口部を通して上記中空筐体内部に挿入
され、その挿入長が可変である周波数調整用部品と、上
記中空筐体の熱膨張に対応して上記挿入長を調節する調
節手段と、上記調節手段と上記中空筐体の外部で結合し
て上記調節手段を上記中空筐体の周壁に外表面側から固
定し、上記調節手段を介して上記周波数調整用部品を上
記中空筐体に固定する固定手段とを備えたものである。
空筐体と、上記開口部を通して上記中空筐体内部に挿入
され、その挿入長が可変である周波数調整用部品と、上
記中空筐体の熱膨張に対応して上記挿入長を調節する調
節手段と、上記調節手段と上記中空筐体の外部で結合し
て上記調節手段を上記中空筐体の周壁に外表面側から固
定し、上記調節手段を介して上記周波数調整用部品を上
記中空筐体に固定する固定手段とを備えたものである。
【0007】また、上記調節手段は、上記中空筐体の熱
膨張に対応して熱膨張を起こす金属片であることを特徴
とするものである。
膨張に対応して熱膨張を起こす金属片であることを特徴
とするものである。
【0008】さらに上記調節手段は、上記中空筐体の熱
膨張に対応して曲がるバイメタルであることを特徴とす
るものである。
膨張に対応して曲がるバイメタルであることを特徴とす
るものである。
【0009】さらにまた、上記調節手段は上記中空筐体
の熱膨張に対応して熱膨張を起こす凸形状の金属片であ
り、上記金属片の両端が上記固定手段により上記中空筐
体の周壁に外表面側から固定されるものである。
の熱膨張に対応して熱膨張を起こす凸形状の金属片であ
り、上記金属片の両端が上記固定手段により上記中空筐
体の周壁に外表面側から固定されるものである。
【0010】また、上記周波数調整用部品は上記開口部
に螺合し、上記調節手段は上記中空筐体の熱膨張に対応
して上記周波数調整用部品を回動させるものであり、必
要に応じて上記調節手段を複数設けたものである。
に螺合し、上記調節手段は上記中空筐体の熱膨張に対応
して上記周波数調整用部品を回動させるものであり、必
要に応じて上記調節手段を複数設けたものである。
【0011】さらに、上記調節手段は、上記中空筐体の
熱膨張に対応して熱膨張を起こす第1の支持手段と、上
記第1の支持手段と回動自在に連結され、上記第1の支
持手段の熱膨張に伴い上記周波数調整用部品を回動させ
る第2の支持手段とを備え、必要に応じて上記調節手段
を複数設けたものである。
熱膨張に対応して熱膨張を起こす第1の支持手段と、上
記第1の支持手段と回動自在に連結され、上記第1の支
持手段の熱膨張に伴い上記周波数調整用部品を回動させ
る第2の支持手段とを備え、必要に応じて上記調節手段
を複数設けたものである。
【0012】さらにまた、上記調節手段は、上記中空筐
体の熱膨張に対応して曲がるバイメタルと、上記バイメ
タルと回動自在に連結され、上記バイメタルが曲がるの
に伴い移動する第3の支持手段と、上記第3の支持手段
と回動自在に連結され、上記第3の支持手段の移動に伴
い上記周波数調整用部品を回動させる第4の支持手段と
を備え、必要に応じて上記調節手段を複数設けたもので
ある。
体の熱膨張に対応して曲がるバイメタルと、上記バイメ
タルと回動自在に連結され、上記バイメタルが曲がるの
に伴い移動する第3の支持手段と、上記第3の支持手段
と回動自在に連結され、上記第3の支持手段の移動に伴
い上記周波数調整用部品を回動させる第4の支持手段と
を備え、必要に応じて上記調節手段を複数設けたもので
ある。
【0013】
【作用】中空筐体は周壁に開口部を有し、周波数調整用
部品は上記開口部を通して上記中空筐体内部に挿入さ
れ、その挿入長が可変であり、調節手段は上記中空筐体
の熱膨張に対応して上記挿入長を調節し、固定手段は上
記調節手段と上記中空筐体の外部で結合して上記調節手
段を上記中空筐体の周壁に外表面側から固定し、上記調
節手段を介して上記周波数調整用部品を上記中空筐体に
固定することにより、温度変化に伴って上記周波数調整
用部品の挿入長が変化する。
部品は上記開口部を通して上記中空筐体内部に挿入さ
れ、その挿入長が可変であり、調節手段は上記中空筐体
の熱膨張に対応して上記挿入長を調節し、固定手段は上
記調節手段と上記中空筐体の外部で結合して上記調節手
段を上記中空筐体の周壁に外表面側から固定し、上記調
節手段を介して上記周波数調整用部品を上記中空筐体に
固定することにより、温度変化に伴って上記周波数調整
用部品の挿入長が変化する。
【0014】また、上記調節手段が温度変化に伴う上記
中空筐体の熱膨張に対応して熱膨張を起こす金属片であ
ることにより、上記金属片の熱膨張にしたがって上記周
波数調整用部品の挿入長が変化する。
中空筐体の熱膨張に対応して熱膨張を起こす金属片であ
ることにより、上記金属片の熱膨張にしたがって上記周
波数調整用部品の挿入長が変化する。
【0015】さらに、上記調節手段が温度変化に伴う上
記中空筐体の熱膨張に対応して曲がるバイメタルである
ことにより、上記バイメタルの変形にしたがって上記周
波数調整用部品の挿入長が変化する。
記中空筐体の熱膨張に対応して曲がるバイメタルである
ことにより、上記バイメタルの変形にしたがって上記周
波数調整用部品の挿入長が変化する。
【0016】さらにまた、上記調節手段が温度変化に伴
う上記中空筐体の熱膨張に対応して熱膨張を起こす凸形
状の金属片であり、上記金属片の両端が上記固定手段に
より上記中空筐体の周壁に外表面側から固定されること
により、上記金属片の熱膨張にしたがって上記周波数調
整用部品の挿入長が変化する。
う上記中空筐体の熱膨張に対応して熱膨張を起こす凸形
状の金属片であり、上記金属片の両端が上記固定手段に
より上記中空筐体の周壁に外表面側から固定されること
により、上記金属片の熱膨張にしたがって上記周波数調
整用部品の挿入長が変化する。
【0017】また、温度変化に伴う上記中空筐体の熱膨
張に対応して上記調節手段が上記開口部に螺合した上記
周波数調整用部品を回動させることにより、上記周波数
調整用部品の回動にしたがって上記周波数調整用部品の
挿入長が変化する。
張に対応して上記調節手段が上記開口部に螺合した上記
周波数調整用部品を回動させることにより、上記周波数
調整用部品の回動にしたがって上記周波数調整用部品の
挿入長が変化する。
【0018】さらに、温度変化に伴う上記中空筐体の熱
膨張に対応して第1の支持手段が熱膨張を起こし、上記
第1の支持手段の熱膨張に伴って上記第1の支持手段と
回動自在に連結された第2の支持手段が上記開口部に螺
合した上記周波数調整用部品を回動させ、上記周波数調
整用部品の回動にしたがって上記周波数調整用部品の挿
入長が変化する。
膨張に対応して第1の支持手段が熱膨張を起こし、上記
第1の支持手段の熱膨張に伴って上記第1の支持手段と
回動自在に連結された第2の支持手段が上記開口部に螺
合した上記周波数調整用部品を回動させ、上記周波数調
整用部品の回動にしたがって上記周波数調整用部品の挿
入長が変化する。
【0019】さらにまた、温度変化に伴う上記中空筐体
の熱膨張に対応してバイメタルが曲がり、上記バイメタ
ルが曲がるのに伴って上記バイメタルと回動自在に連結
された第3の支持手段が移動し、上記第3の支持手段の
移動に伴って上記第3の支持手段と回動自在に連結され
た第4の支持手段が上記開口部に螺合された上記周波数
調整用部品を回動させ、上記周波数調整用部品の回動に
したがって上記周波数調整用部品の挿入長が変化する。
の熱膨張に対応してバイメタルが曲がり、上記バイメタ
ルが曲がるのに伴って上記バイメタルと回動自在に連結
された第3の支持手段が移動し、上記第3の支持手段の
移動に伴って上記第3の支持手段と回動自在に連結され
た第4の支持手段が上記開口部に螺合された上記周波数
調整用部品を回動させ、上記周波数調整用部品の回動に
したがって上記周波数調整用部品の挿入長が変化する。
【0020】また、複数の上記調節手段によって上記開
口部に螺合された上記周波数調整用部品に力を加えるこ
とにより上記周波数調整用部品を回動させ、上記周波数
調整用部品の回動にしたがって挿入長が変化する。
口部に螺合された上記周波数調整用部品に力を加えるこ
とにより上記周波数調整用部品を回動させ、上記周波数
調整用部品の回動にしたがって挿入長が変化する。
【0021】
実施例1.実施例1は、バイメタルを用いて温度変化に
よる中心周波数の変動を補償するものであり、以下図1
に基づいて説明する。実施例の説明では以後、説明の便
宜上マイクロ波部品の中でも特に導波管フィルタを用い
て説明する。図1は、実施例1における導波管フィルタ
の断面図である。図1において、1は導波管フィルタの
中心周波数を調整する調整ねじであり、2は調整ねじ1
と螺合するナット、3は温度変化により湾曲するバイメ
タルである。このバイメタル3は2つの異種金属を接合
してつくられた平板金属片であり、2つの金属の熱膨張
率が異なるために温度が変化したときに湾曲するもので
ある。このバイメタル3は一端が調整ねじ1と螺合して
おり、ナット2を締めることによって調整ねじ1と固定
される。また、バイメタル3の他端には貫通穴が開けら
れている。4はバイメタル3を後述の導波管5の筒状の
周壁に外表面側から固定する固定ねじである。固定ねじ
4はバイメタル3の他端に開けられた貫通穴と後述のス
ペーサーを通して後述の導波管5の筒状の周壁の外表面
に開けられたねじ穴と螺合することによりバイメタル3
を後述の導波管5の筒状の周壁に外表面側から固定す
る。したがって、導波管5の外表面側から固定ねじ4を
弛めることによりバイメタル3を取りはずすことができ
る。5は上記調整ねじ1を挿入するための開口部を筒状
の周壁に有する中空の導波管である。この導波管5の両
端にはフランジ51a、51bが設けられている。図1
に図示するように導波管5の外表面から固定ねじ4の頂
部までの高さは、バイメタル3を導波管5の筒状の周壁
に固定した状態で導波管5の両端に設けられたフランジ
51a、51bの高さよりも低くなるようにしてある。
6はバイメタル3と導波管5の外表面間に空間Gをつく
るためのスペーサーである。
よる中心周波数の変動を補償するものであり、以下図1
に基づいて説明する。実施例の説明では以後、説明の便
宜上マイクロ波部品の中でも特に導波管フィルタを用い
て説明する。図1は、実施例1における導波管フィルタ
の断面図である。図1において、1は導波管フィルタの
中心周波数を調整する調整ねじであり、2は調整ねじ1
と螺合するナット、3は温度変化により湾曲するバイメ
タルである。このバイメタル3は2つの異種金属を接合
してつくられた平板金属片であり、2つの金属の熱膨張
率が異なるために温度が変化したときに湾曲するもので
ある。このバイメタル3は一端が調整ねじ1と螺合して
おり、ナット2を締めることによって調整ねじ1と固定
される。また、バイメタル3の他端には貫通穴が開けら
れている。4はバイメタル3を後述の導波管5の筒状の
周壁に外表面側から固定する固定ねじである。固定ねじ
4はバイメタル3の他端に開けられた貫通穴と後述のス
ペーサーを通して後述の導波管5の筒状の周壁の外表面
に開けられたねじ穴と螺合することによりバイメタル3
を後述の導波管5の筒状の周壁に外表面側から固定す
る。したがって、導波管5の外表面側から固定ねじ4を
弛めることによりバイメタル3を取りはずすことができ
る。5は上記調整ねじ1を挿入するための開口部を筒状
の周壁に有する中空の導波管である。この導波管5の両
端にはフランジ51a、51bが設けられている。図1
に図示するように導波管5の外表面から固定ねじ4の頂
部までの高さは、バイメタル3を導波管5の筒状の周壁
に固定した状態で導波管5の両端に設けられたフランジ
51a、51bの高さよりも低くなるようにしてある。
6はバイメタル3と導波管5の外表面間に空間Gをつく
るためのスペーサーである。
【0022】つまり調整ねじ1の先端が導波管5の筒状
の周壁に開けられた開口部を通して導波管5の内部に挿
入され、かつ調整ねじ1の根元が導波管5の外部でバイ
メタル3と固定されている。そして調整ねじ1を固定し
たバイメタル3は固定ねじ4により導波管5の筒状の周
壁に固定されている。
の周壁に開けられた開口部を通して導波管5の内部に挿
入され、かつ調整ねじ1の根元が導波管5の外部でバイ
メタル3と固定されている。そして調整ねじ1を固定し
たバイメタル3は固定ねじ4により導波管5の筒状の周
壁に固定されている。
【0023】導波管フィルタ5の中心周波数調整に関し
一般的な事項について説明する。上記調整ねじ1は導波
管5の筒状の周壁に開けられた開口部を通して導波管5
の内部に挿入される。一般に導波管フィルタの中心周波
数は導波管5の内部に挿入された調整ねじ1の長さによ
って変動する。したがって、調整ねじ1のうち導波管5
の内側に突出した部分の長さL(以下、挿入長と記す)
を調節することにより導波管フィルタの中心周波数を調
節することができる。一般に挿入長Lが増加するほど、
フィルタの中心周波数は低くなる。したがって、請求項
および発明の詳細な説明において、調整ねじ1に相当す
るものを周波数調整部品と呼ぶことにする。この調整ね
じ1は一般的には金属でできているが、特に金属である
必要は無く他の材料によってできていてもよい。また、
一般に導波管フィルタの導波管5は金属等により形成さ
れており、温度が上昇すると導波管5を構成する金属が
熱膨張をおこす。この熱膨張により、導波管フィルタの
中心周波数は低くなる。実施例1における導波管フィル
タは、このような温度変化に伴い生じる中心周波数の変
動を補償するものである。
一般的な事項について説明する。上記調整ねじ1は導波
管5の筒状の周壁に開けられた開口部を通して導波管5
の内部に挿入される。一般に導波管フィルタの中心周波
数は導波管5の内部に挿入された調整ねじ1の長さによ
って変動する。したがって、調整ねじ1のうち導波管5
の内側に突出した部分の長さL(以下、挿入長と記す)
を調節することにより導波管フィルタの中心周波数を調
節することができる。一般に挿入長Lが増加するほど、
フィルタの中心周波数は低くなる。したがって、請求項
および発明の詳細な説明において、調整ねじ1に相当す
るものを周波数調整部品と呼ぶことにする。この調整ね
じ1は一般的には金属でできているが、特に金属である
必要は無く他の材料によってできていてもよい。また、
一般に導波管フィルタの導波管5は金属等により形成さ
れており、温度が上昇すると導波管5を構成する金属が
熱膨張をおこす。この熱膨張により、導波管フィルタの
中心周波数は低くなる。実施例1における導波管フィル
タは、このような温度変化に伴い生じる中心周波数の変
動を補償するものである。
【0024】次に実施例1における導波管フィルタの温
度変化による中心周波数変動に対する補償動作について
説明する。まず温度が上昇する場合について説明する。
この実施例1における導波管フィルタでは、温度の上昇
に伴いバイメタル3が湾曲する。このバイメタル3の湾
曲方向が導波管5から離れる方向(図1における上方
向)になるように設けておけば、バイメタル3の湾曲に
よりバイメタル3に固定された調整ねじ1の挿入長が減
少する。この調整ねじ1の挿入長の減少は、導波管フィ
ルタの中心周波数を上昇させる作用があるため、温度上
昇に伴う導波管5の熱膨張による中心周波数の低下を打
ち消すことができる。
度変化による中心周波数変動に対する補償動作について
説明する。まず温度が上昇する場合について説明する。
この実施例1における導波管フィルタでは、温度の上昇
に伴いバイメタル3が湾曲する。このバイメタル3の湾
曲方向が導波管5から離れる方向(図1における上方
向)になるように設けておけば、バイメタル3の湾曲に
よりバイメタル3に固定された調整ねじ1の挿入長が減
少する。この調整ねじ1の挿入長の減少は、導波管フィ
ルタの中心周波数を上昇させる作用があるため、温度上
昇に伴う導波管5の熱膨張による中心周波数の低下を打
ち消すことができる。
【0025】次に温度が低下する場合について説明す
る。温度の低下に伴いバイメタル3は導波管5に近づく
方向(図1において下方向)に湾曲するため、バイメタ
ル3に固定された調整ねじ1の挿入長が増加する。この
調整ねじ1の挿入長の増加は、導波管フィルタの中心周
波数を低下させる作用があるため、温度低下に伴う導波
管5の熱収縮による中心周波数の上昇を打ち消すことが
できる。なお、温度変化に伴い、調整ねじ1自体も熱膨
張、熱収縮を起こす。そのためなるべく熱膨張率の小さ
い調整ねじ1を選定するか、調整ねじ1の熱膨張量、熱
収縮量にも対応して湾曲するバイメタルを選定すること
により、さらに温度変化による中心周波数の補償効果が
大きくなる。
る。温度の低下に伴いバイメタル3は導波管5に近づく
方向(図1において下方向)に湾曲するため、バイメタ
ル3に固定された調整ねじ1の挿入長が増加する。この
調整ねじ1の挿入長の増加は、導波管フィルタの中心周
波数を低下させる作用があるため、温度低下に伴う導波
管5の熱収縮による中心周波数の上昇を打ち消すことが
できる。なお、温度変化に伴い、調整ねじ1自体も熱膨
張、熱収縮を起こす。そのためなるべく熱膨張率の小さ
い調整ねじ1を選定するか、調整ねじ1の熱膨張量、熱
収縮量にも対応して湾曲するバイメタルを選定すること
により、さらに温度変化による中心周波数の補償効果が
大きくなる。
【0026】この実施例ではバイメタル3を用いて調整
ねじ1の挿入長を調節することにより、温度変化に伴う
中心周波数の変動を補償することができる。また調整ね
じ1、バイメタル3は、導波管5の筒状の周壁に固定ね
じ4により脱着可能に固定されているため、導波管5の
熱膨張率および周囲環境の温度変化等を考慮して種々の
バイメタル3のうち適正な熱膨張率等を選定することが
可能である。また、同様の理由により保守、整備等も容
易に行うことができる。さらに、調整ねじ1とバイメタ
ル3は螺合されているので、取付後でも調整ねじ1の挿
入長を調節することができる。さらにまた、導波管5の
外表面から固定ねじ4の頂部までの高さは、バイメタル
3を導波管5の筒状の周壁に固定した状態で導波管5の
両端に設けられたフランジ51a、51bよりも低いた
め、設置場所の制約が少なくなる。
ねじ1の挿入長を調節することにより、温度変化に伴う
中心周波数の変動を補償することができる。また調整ね
じ1、バイメタル3は、導波管5の筒状の周壁に固定ね
じ4により脱着可能に固定されているため、導波管5の
熱膨張率および周囲環境の温度変化等を考慮して種々の
バイメタル3のうち適正な熱膨張率等を選定することが
可能である。また、同様の理由により保守、整備等も容
易に行うことができる。さらに、調整ねじ1とバイメタ
ル3は螺合されているので、取付後でも調整ねじ1の挿
入長を調節することができる。さらにまた、導波管5の
外表面から固定ねじ4の頂部までの高さは、バイメタル
3を導波管5の筒状の周壁に固定した状態で導波管5の
両端に設けられたフランジ51a、51bよりも低いた
め、設置場所の制約が少なくなる。
【0027】なおこの実施例では、特に導波管フィルタ
をもとに説明しているが、必ずしも導波管フィルタであ
る必要はなく、共振器等の他のマイクロ波部品について
も同様の構成にすれば同様の効果を得ることができる。
また、マイクロ波部品を構成する筐体の形状も、円筒空
洞または6面体空洞のどちらであってもよい。これらの
ことは、以下の実施例についても同様である。
をもとに説明しているが、必ずしも導波管フィルタであ
る必要はなく、共振器等の他のマイクロ波部品について
も同様の構成にすれば同様の効果を得ることができる。
また、マイクロ波部品を構成する筐体の形状も、円筒空
洞または6面体空洞のどちらであってもよい。これらの
ことは、以下の実施例についても同様である。
【0028】また、この実施例では、バイメタル3の形
状を平板形状としているが、その他の形状をしていても
よい。バイメタル3がその他の形状をしている例を図2
に示す。図2において、バイメタル3aは屈曲した形状
をしており、一端が調整ねじ1と導波管5の内部で固定
している。そしてバイメタル3aの他端が固定ねじ4に
より導波管5の筒状の周壁に外表面側から固定されてい
る。このような形状をしたバイメタル3aを用いても、
図1に示した導波管フィルタと同様の効果が得られる。
状を平板形状としているが、その他の形状をしていても
よい。バイメタル3がその他の形状をしている例を図2
に示す。図2において、バイメタル3aは屈曲した形状
をしており、一端が調整ねじ1と導波管5の内部で固定
している。そしてバイメタル3aの他端が固定ねじ4に
より導波管5の筒状の周壁に外表面側から固定されてい
る。このような形状をしたバイメタル3aを用いても、
図1に示した導波管フィルタと同様の効果が得られる。
【0029】実施例2.実施例2は、調整ねじに向かっ
て凸状の金属片を用いて温度変化による中心周波数の変
動を補償するものであり、以下図3に基づいて説明す
る。図3は実施例2における導波管フィルタの断面図で
ある。図3において1、2、5については先の実施例で
示したものと同一であるので説明は省略する。3bは温
度変化により熱膨張を起こす金属板であり、調整ねじ1
側(図3において上側)に凸形状をしている。この金属
板3bは、中央部を境に左右対称的な形状である。金属
板3bの中央部には調整ねじ1と螺合するためのねじ穴
が開けられており、金属板3bの両端には後述の固定ね
じを通すための貫通穴が開けられている。この金属板3
bは中央部のねじ穴により調整ねじ1と螺合し、さらに
ナット2を締めることにより金属板3bは調整ねじ1に
固定される。4aおよび4bはこの金属3bの両端を導
波管5の筒状の周壁に外表面側から固定するための固定
ねじである。導波管5の筒状の周壁の外表面には固定ね
じ4a、4bと螺合するためのねじ穴が開けられてい
る。固定ねじ4a、4bは金属板3bの両端に開けられ
た貫通穴を通して導波管5の筒状の周壁の外表面に開け
られたねじ穴と螺合することにより金属板3bを導波管
5の筒状の周壁に外表面側から固定する。したがって固
定ねじ4a、4bを弛めることにより金属板3bを取り
はずすことができる。また、図に示すように導波管5の
外表面から固定ねじ4a、4bの頂部までの高さは、金
属板3bを固定した状態で導波管5の両端に設けられた
フランジ51a、51bの高さよりも低くなるようにし
てある。
て凸状の金属片を用いて温度変化による中心周波数の変
動を補償するものであり、以下図3に基づいて説明す
る。図3は実施例2における導波管フィルタの断面図で
ある。図3において1、2、5については先の実施例で
示したものと同一であるので説明は省略する。3bは温
度変化により熱膨張を起こす金属板であり、調整ねじ1
側(図3において上側)に凸形状をしている。この金属
板3bは、中央部を境に左右対称的な形状である。金属
板3bの中央部には調整ねじ1と螺合するためのねじ穴
が開けられており、金属板3bの両端には後述の固定ね
じを通すための貫通穴が開けられている。この金属板3
bは中央部のねじ穴により調整ねじ1と螺合し、さらに
ナット2を締めることにより金属板3bは調整ねじ1に
固定される。4aおよび4bはこの金属3bの両端を導
波管5の筒状の周壁に外表面側から固定するための固定
ねじである。導波管5の筒状の周壁の外表面には固定ね
じ4a、4bと螺合するためのねじ穴が開けられてい
る。固定ねじ4a、4bは金属板3bの両端に開けられ
た貫通穴を通して導波管5の筒状の周壁の外表面に開け
られたねじ穴と螺合することにより金属板3bを導波管
5の筒状の周壁に外表面側から固定する。したがって固
定ねじ4a、4bを弛めることにより金属板3bを取り
はずすことができる。また、図に示すように導波管5の
外表面から固定ねじ4a、4bの頂部までの高さは、金
属板3bを固定した状態で導波管5の両端に設けられた
フランジ51a、51bの高さよりも低くなるようにし
てある。
【0030】つまり、調整ねじ1の先端が導波管5の筒
状の周壁に開けられた開口部を通して導波管5の内部に
挿入され、かつ調整ねじ1の根元が導波管5の外部で金
属板3bと固定されている。そして調整ねじ1を固定し
た金属板3bは固定ねじ4a、4bにより導波管5の筒
状の周壁に外表面側から固定されている。
状の周壁に開けられた開口部を通して導波管5の内部に
挿入され、かつ調整ねじ1の根元が導波管5の外部で金
属板3bと固定されている。そして調整ねじ1を固定し
た金属板3bは固定ねじ4a、4bにより導波管5の筒
状の周壁に外表面側から固定されている。
【0031】次に実施例2における導波管フィルタの温
度変化による中心周波数変動の補償の動作を説明する。
まず温度が上昇する場合について説明する。この実施例
2における導波管フィルタでは、温度の上昇に伴い金属
板3bが熱膨張を起こす。金属板3bは両端が固定ねじ
4a、4bにより導波管5の筒状の周壁に外表面側から
固定されているため、金属板3bの中央部が導波管5か
ら離れる方向(図3において上方向)に押しやられる。
したがって、金属板3bの中央部に固定された調整ねじ
1の導波管5内部への挿入長が減少する。この調整ねじ
1の挿入長の減少は、導波管フィルタの中心周波数を上
昇させる作用があるため、温度上昇に伴う導波管の熱膨
張による中心周波数の低下を打ち消すことができる。
度変化による中心周波数変動の補償の動作を説明する。
まず温度が上昇する場合について説明する。この実施例
2における導波管フィルタでは、温度の上昇に伴い金属
板3bが熱膨張を起こす。金属板3bは両端が固定ねじ
4a、4bにより導波管5の筒状の周壁に外表面側から
固定されているため、金属板3bの中央部が導波管5か
ら離れる方向(図3において上方向)に押しやられる。
したがって、金属板3bの中央部に固定された調整ねじ
1の導波管5内部への挿入長が減少する。この調整ねじ
1の挿入長の減少は、導波管フィルタの中心周波数を上
昇させる作用があるため、温度上昇に伴う導波管の熱膨
張による中心周波数の低下を打ち消すことができる。
【0032】次に温度が低下する場合について説明す
る。温度の低下に伴い金属板3bは熱収縮を起し、金属
板3bの中央部に固定された調整ねじ1の導波管5内部
への挿入長が増加する。この調整ねじ1の挿入長の増加
は、導波管フィルタの中心周波数を低下させる作用があ
るため、温度低下に伴う導波管の熱収縮による中心周波
数の上昇を打ち消すことができる。なお、温度変化に伴
い、調整ねじ1自体も熱膨張、熱収縮を起こす。そのた
めなるべく熱膨張率の小さい調整ねじ1を選定するか、
または調整ねじ1の熱膨張量、熱収縮量にも対応して熱
膨張を起こす金属板3bを選定することにより、さらに
温度変化による中心周波数の補償効果が大きくなる。
る。温度の低下に伴い金属板3bは熱収縮を起し、金属
板3bの中央部に固定された調整ねじ1の導波管5内部
への挿入長が増加する。この調整ねじ1の挿入長の増加
は、導波管フィルタの中心周波数を低下させる作用があ
るため、温度低下に伴う導波管の熱収縮による中心周波
数の上昇を打ち消すことができる。なお、温度変化に伴
い、調整ねじ1自体も熱膨張、熱収縮を起こす。そのた
めなるべく熱膨張率の小さい調整ねじ1を選定するか、
または調整ねじ1の熱膨張量、熱収縮量にも対応して熱
膨張を起こす金属板3bを選定することにより、さらに
温度変化による中心周波数の補償効果が大きくなる。
【0033】この実施例では調整ねじに向かって凸状の
金属板3bを用いて調整ねじ1の挿入長を調節すること
により、温度変化に伴う中心周波数の変動を補償するこ
とができる。また調整ねじ1、金属板3bは、導波管5
の外部に固定ねじ4a、4bにより着脱可能に固定され
ているため、導波管5の熱膨張率および周囲環境の温度
変化等を考慮して種々の金属板3bのうち適正な熱膨張
率、形状等を有する金属板3bを選定することが可能で
ある。さらにまた同様の理由により保守、整備等も容易
に行うことができる。また、調整ねじ1と金属板3bは
螺合されているので、取付後でも調整ねじ1の挿入長を
調節することができる。さらに、凸状の金属板3bは左
右対称であり、かつ両端が固定されているため、金属板
3bの中央部に固定された調整ねじ1は図3において導
波管5の外表面に対して垂直に上下することができる。
このため中心周波数の調整を実施例1のものに比べてよ
り適正に行うことができる。さらにまた、開口部の開口
面積は、実施例1の場合に比べてより狭くすることがで
き、マイクロ波の漏れる可能性がより小さくなる。ま
た、導波管5の外表面から固定ねじ4a、4bの頂部ま
での高さは、金属板3bを導波管5の筒状の周壁に固定
した状態で導波管5のフランジ51a、51bの高さよ
りも低いため、設置場所の制約が少なくなる。
金属板3bを用いて調整ねじ1の挿入長を調節すること
により、温度変化に伴う中心周波数の変動を補償するこ
とができる。また調整ねじ1、金属板3bは、導波管5
の外部に固定ねじ4a、4bにより着脱可能に固定され
ているため、導波管5の熱膨張率および周囲環境の温度
変化等を考慮して種々の金属板3bのうち適正な熱膨張
率、形状等を有する金属板3bを選定することが可能で
ある。さらにまた同様の理由により保守、整備等も容易
に行うことができる。また、調整ねじ1と金属板3bは
螺合されているので、取付後でも調整ねじ1の挿入長を
調節することができる。さらに、凸状の金属板3bは左
右対称であり、かつ両端が固定されているため、金属板
3bの中央部に固定された調整ねじ1は図3において導
波管5の外表面に対して垂直に上下することができる。
このため中心周波数の調整を実施例1のものに比べてよ
り適正に行うことができる。さらにまた、開口部の開口
面積は、実施例1の場合に比べてより狭くすることがで
き、マイクロ波の漏れる可能性がより小さくなる。ま
た、導波管5の外表面から固定ねじ4a、4bの頂部ま
での高さは、金属板3bを導波管5の筒状の周壁に固定
した状態で導波管5のフランジ51a、51bの高さよ
りも低いため、設置場所の制約が少なくなる。
【0034】なおこの実施例では、金属板3bは導波管
5の長手方向に平行に固定されているが、導波管5の長
手方向に対して垂直に筒状の周壁に固定されてもよい。
5の長手方向に平行に固定されているが、導波管5の長
手方向に対して垂直に筒状の周壁に固定されてもよい。
【0035】実施例3.実施例3は、導波管に螺合され
た調整ねじを回転させる手段を設けることにより温度変
化による中心周波数の変動を補償するものであり、以下
図4、5に基づいて説明する。図4は実施例3における
導波管フィルタの上面図、図5は実施例3における導波
管フィルタの断面図である。図4および図5において、
1、5は先の実施例に示したものと同一であるので説明
を省略する。3cは温度変化に伴い、熱膨張、熱収縮を
起こす金属材料により形成された伸縮棒である。伸縮棒
3cには一端に貫通穴が開けられている。4cは伸縮棒
3cを導波管5の筒状の周壁に外表面側から固定するた
めの固定ねじである。固定ねじ4cは伸縮棒3cの一端
に開けられた貫通穴を通して導波管5の筒状の周壁の外
表面に開けられたねじ穴と螺合することにより伸縮棒3
cを導波管5の筒状の周壁に外表面側から固定する。し
たがって固定ねじ4cを導波管5の外表面側から弛める
ことにより伸縮棒3cを取りはずすことができる。ま
た、図5に示すように導波管5の外表面から固定ねじ4
cの頂部までの高さは、伸縮棒3cを導波管5の筒状の
周壁に固定した状態で導波管5の両端に設けられたフラ
ンジ51a、51bの高さよりも低くなるようにしてあ
る。7aは一端が後述の回転リンクを介して伸縮棒3c
と連結されており、他端が調整ねじ1に固着されている
金属棒である。この金属棒7aは、伸縮棒3cよりも短
い。8aは伸縮棒3cと金属棒7aとを回動自在に連結
する回転リンクである。
た調整ねじを回転させる手段を設けることにより温度変
化による中心周波数の変動を補償するものであり、以下
図4、5に基づいて説明する。図4は実施例3における
導波管フィルタの上面図、図5は実施例3における導波
管フィルタの断面図である。図4および図5において、
1、5は先の実施例に示したものと同一であるので説明
を省略する。3cは温度変化に伴い、熱膨張、熱収縮を
起こす金属材料により形成された伸縮棒である。伸縮棒
3cには一端に貫通穴が開けられている。4cは伸縮棒
3cを導波管5の筒状の周壁に外表面側から固定するた
めの固定ねじである。固定ねじ4cは伸縮棒3cの一端
に開けられた貫通穴を通して導波管5の筒状の周壁の外
表面に開けられたねじ穴と螺合することにより伸縮棒3
cを導波管5の筒状の周壁に外表面側から固定する。し
たがって固定ねじ4cを導波管5の外表面側から弛める
ことにより伸縮棒3cを取りはずすことができる。ま
た、図5に示すように導波管5の外表面から固定ねじ4
cの頂部までの高さは、伸縮棒3cを導波管5の筒状の
周壁に固定した状態で導波管5の両端に設けられたフラ
ンジ51a、51bの高さよりも低くなるようにしてあ
る。7aは一端が後述の回転リンクを介して伸縮棒3c
と連結されており、他端が調整ねじ1に固着されている
金属棒である。この金属棒7aは、伸縮棒3cよりも短
い。8aは伸縮棒3cと金属棒7aとを回動自在に連結
する回転リンクである。
【0036】つまり、伸縮棒3cと金属棒7aと回転リ
ンク8aはリンク機構を構成することになる。これらを
構成する際に、伸縮棒3cは図4に示すように導波管5
の長手方向に平行に設けられ、金属棒7aはこの伸縮棒
3cに交わるように設けられており、図4では直交する
状態となっている。またこの実施例では、導波管5の筒
状の周壁には貫通したねじ穴が設けられており、調整ね
じ1はこの貫通したねじ穴に螺合し、かつ導波管5の内
部に挿入されている。調整ねじ1が右ねじであるとする
と、図4において調整ねじ1を時計回りに回せば調整ね
じ1を締める、反時計回りに回せば調整ねじ1を弛める
ことになる。
ンク8aはリンク機構を構成することになる。これらを
構成する際に、伸縮棒3cは図4に示すように導波管5
の長手方向に平行に設けられ、金属棒7aはこの伸縮棒
3cに交わるように設けられており、図4では直交する
状態となっている。またこの実施例では、導波管5の筒
状の周壁には貫通したねじ穴が設けられており、調整ね
じ1はこの貫通したねじ穴に螺合し、かつ導波管5の内
部に挿入されている。調整ねじ1が右ねじであるとする
と、図4において調整ねじ1を時計回りに回せば調整ね
じ1を締める、反時計回りに回せば調整ねじ1を弛める
ことになる。
【0037】次にこの実施例における導波管フィルタの
温度変化による中心周波数変動に対する補償動作につい
て説明する。まず温度が上昇する場合について説明す
る。この実施例における導波管フィルタでは、温度の上
昇に伴い伸縮棒3cが熱膨張を起こすことにより伸び
る。伸縮棒3cは伸びるが、一端が固定ねじ4cにより
固定されているために、回転リンク8a側が図4におい
て左側に移動することになる。回転リンク8aの移動に
伴い、金属棒7aは調整ねじ1を中心として図4におい
て反時計回りに回転する。金属棒7aは調整ねじ1に固
着されているため、金属棒7aの回転により調整ねじ1
も反時計回りに回転する。調整ねじ1が反時計回りに回
転すると、導波管5の貫通したねじ穴に螺合している調
整ねじ1が弛められる。したがって、調整ねじ1の挿入
長が減少する。この調整ねじ1の挿入長の減少は、導波
管フィルタの中心周波数を上昇させる作用があるため、
温度上昇に伴う導波管5の熱膨張による中心周波数の低
下を打ち消すことができる。
温度変化による中心周波数変動に対する補償動作につい
て説明する。まず温度が上昇する場合について説明す
る。この実施例における導波管フィルタでは、温度の上
昇に伴い伸縮棒3cが熱膨張を起こすことにより伸び
る。伸縮棒3cは伸びるが、一端が固定ねじ4cにより
固定されているために、回転リンク8a側が図4におい
て左側に移動することになる。回転リンク8aの移動に
伴い、金属棒7aは調整ねじ1を中心として図4におい
て反時計回りに回転する。金属棒7aは調整ねじ1に固
着されているため、金属棒7aの回転により調整ねじ1
も反時計回りに回転する。調整ねじ1が反時計回りに回
転すると、導波管5の貫通したねじ穴に螺合している調
整ねじ1が弛められる。したがって、調整ねじ1の挿入
長が減少する。この調整ねじ1の挿入長の減少は、導波
管フィルタの中心周波数を上昇させる作用があるため、
温度上昇に伴う導波管5の熱膨張による中心周波数の低
下を打ち消すことができる。
【0038】次に温度が低下する場合について説明す
る。温度が低下する場合には、上記温度が上昇した場合
と反対の動作を行うことによって調整ねじ1の挿入長が
増加する。調整ねじ1の挿入長の増加により、中心周波
数の上昇を打ち消すことができる。
る。温度が低下する場合には、上記温度が上昇した場合
と反対の動作を行うことによって調整ねじ1の挿入長が
増加する。調整ねじ1の挿入長の増加により、中心周波
数の上昇を打ち消すことができる。
【0039】この実施例では、伸縮棒3cおよび金属棒
7aにより構成されたリンク機構により導波管5の貫通
したねじ穴に螺合された調整ねじ1を回転させるため、
温度変化に伴う中心周波数の変動を補償することができ
る。また伸縮棒3cは導波管5の筒状の周壁に外表面側
から固定ねじ4cにより着脱可能に固定されているた
め、導波管5の熱膨張率および周囲環境の温度変化等を
考慮して種々の伸縮棒3cのうち適正な熱膨張率、形状
等を有する伸縮棒3cを選定することが可能である。さ
らに同様の理由により保守、整備等も容易に行うことが
できる。さらにまた調整ねじ1は導波管5の貫通したね
じ穴に螺合されるため、導波管5の貫通したねじ穴から
マイクロ波が漏れるのを実施例2よりも更に防ぐことが
できる。また調整ねじ1は導波管5の貫通したねじ穴に
螺合されるため、調整ねじ1に外力が加わっても調整ね
じ1の導波管5内部への挿入長を保持することができ
る。さらに同様の理由により、調整ねじ1は導波管5の
外表面に対して垂直に移動することができるので、中心
周波数の調整を適正に行うことができる。
7aにより構成されたリンク機構により導波管5の貫通
したねじ穴に螺合された調整ねじ1を回転させるため、
温度変化に伴う中心周波数の変動を補償することができ
る。また伸縮棒3cは導波管5の筒状の周壁に外表面側
から固定ねじ4cにより着脱可能に固定されているた
め、導波管5の熱膨張率および周囲環境の温度変化等を
考慮して種々の伸縮棒3cのうち適正な熱膨張率、形状
等を有する伸縮棒3cを選定することが可能である。さ
らに同様の理由により保守、整備等も容易に行うことが
できる。さらにまた調整ねじ1は導波管5の貫通したね
じ穴に螺合されるため、導波管5の貫通したねじ穴から
マイクロ波が漏れるのを実施例2よりも更に防ぐことが
できる。また調整ねじ1は導波管5の貫通したねじ穴に
螺合されるため、調整ねじ1に外力が加わっても調整ね
じ1の導波管5内部への挿入長を保持することができ
る。さらに同様の理由により、調整ねじ1は導波管5の
外表面に対して垂直に移動することができるので、中心
周波数の調整を適正に行うことができる。
【0040】また、温度変化に伴う伸縮棒3cの伸縮量
がわずかであっても、調整ねじ1のねじピッチおよび導
波管5の貫通したねじ穴のピッチを大きくすることによ
り調整ねじ1の挿入長を大きく変化させることができ
る。さらに、この実施例では伸縮棒3cは金属棒7aよ
りも長いので、図4に示したように伸縮棒3cを導波管
5の長手方向に平行に設けるほうがスペースを有効に使
用することができる。また、熱膨張量は物体の長さに比
例するので伸縮棒3cを金属棒7aよりも長くすること
によって、伸縮棒3cの熱膨張量が大きくなり、かつそ
の伸縮棒3cの熱膨張量を効率よく調整ねじ1の回転量
に変換することができる。
がわずかであっても、調整ねじ1のねじピッチおよび導
波管5の貫通したねじ穴のピッチを大きくすることによ
り調整ねじ1の挿入長を大きく変化させることができ
る。さらに、この実施例では伸縮棒3cは金属棒7aよ
りも長いので、図4に示したように伸縮棒3cを導波管
5の長手方向に平行に設けるほうがスペースを有効に使
用することができる。また、熱膨張量は物体の長さに比
例するので伸縮棒3cを金属棒7aよりも長くすること
によって、伸縮棒3cの熱膨張量が大きくなり、かつそ
の伸縮棒3cの熱膨張量を効率よく調整ねじ1の回転量
に変換することができる。
【0041】実施例4.実施例4は、導波管に螺合され
た調整ねじを回転させる手段を複数設けることにより温
度変化による中心周波数の変動を補償するものであり、
以下図6、7に基づいて説明する。図6は実施例4にお
ける導波管フィルタの上面図であり、図7は実施例4に
おける導波管フィルタの断面図である。図6および図7
において、先の実施例における符号と同一符号は同一又
は相当部を示すので同一符号については適宜説明を省略
する。3dは伸縮棒3cと同一の伸縮棒であり、4dは
固定ねじ4cと同一の固定ねじであり、7bは金属棒7
aと同一の金属棒であり、8bは回転リンク8aと同一
の回転リンクである。伸縮棒3d、固定ねじ4d、金属
棒7b、回転リンク8bは、伸縮棒3c、固定ねじ4
c、金属棒7a、回転リンク8aと調整ねじ1を中心と
した対称的な位置に同様な方法で設けられている。した
がって導波管5の外表面側から固定ねじ4c、4dを弛
めることにより伸縮棒3c、3dを取りはずすことがで
きる。また、図7に示すように導波管5の外表面から固
定ねじ4c、4dの頂部までの高さは、伸縮棒3c、3
dを固定した状態で導波管5の両端に設けられたフラン
ジ51a、51bの高さよりも低くなるようにしてあ
る。
た調整ねじを回転させる手段を複数設けることにより温
度変化による中心周波数の変動を補償するものであり、
以下図6、7に基づいて説明する。図6は実施例4にお
ける導波管フィルタの上面図であり、図7は実施例4に
おける導波管フィルタの断面図である。図6および図7
において、先の実施例における符号と同一符号は同一又
は相当部を示すので同一符号については適宜説明を省略
する。3dは伸縮棒3cと同一の伸縮棒であり、4dは
固定ねじ4cと同一の固定ねじであり、7bは金属棒7
aと同一の金属棒であり、8bは回転リンク8aと同一
の回転リンクである。伸縮棒3d、固定ねじ4d、金属
棒7b、回転リンク8bは、伸縮棒3c、固定ねじ4
c、金属棒7a、回転リンク8aと調整ねじ1を中心と
した対称的な位置に同様な方法で設けられている。した
がって導波管5の外表面側から固定ねじ4c、4dを弛
めることにより伸縮棒3c、3dを取りはずすことがで
きる。また、図7に示すように導波管5の外表面から固
定ねじ4c、4dの頂部までの高さは、伸縮棒3c、3
dを固定した状態で導波管5の両端に設けられたフラン
ジ51a、51bの高さよりも低くなるようにしてあ
る。
【0042】次にこの実施例における導波管フィルタの
温度変化による中心周波数変動に対する補償動作につい
て説明する。まず温度が上昇する場合について説明す
る。この実施例における導波管フィルタでは、温度の上
昇に伴い伸縮棒3cと伸縮棒3dが伸びる。伸縮棒3
c、3dがそれぞれ伸びることにより、実施例3に示し
たのと同様に動作して調整ねじ1の導波管5の内部への
挿入長が減少する。次に温度が低下する場合について説
明する。温度の低下に伴い伸縮棒3c、3dは縮む。伸
縮棒3c、3dがそれぞれ縮むことにより、実施例3に
示したのと同様に動作して調整ねじ1の導波管5の内部
への挿入長が増加する。このように動作することにより
温度変化に伴い生じる中心周波数の変動を補償する。
温度変化による中心周波数変動に対する補償動作につい
て説明する。まず温度が上昇する場合について説明す
る。この実施例における導波管フィルタでは、温度の上
昇に伴い伸縮棒3cと伸縮棒3dが伸びる。伸縮棒3
c、3dがそれぞれ伸びることにより、実施例3に示し
たのと同様に動作して調整ねじ1の導波管5の内部への
挿入長が減少する。次に温度が低下する場合について説
明する。温度の低下に伴い伸縮棒3c、3dは縮む。伸
縮棒3c、3dがそれぞれ縮むことにより、実施例3に
示したのと同様に動作して調整ねじ1の導波管5の内部
への挿入長が増加する。このように動作することにより
温度変化に伴い生じる中心周波数の変動を補償する。
【0043】この実施例では実施例3の効果に加えて以
下のような効果がある。実施例3では金属棒7aのみに
より調整ねじ1に回転力を与えるのに対して、この実施
例では金属棒7aおよび金属棒7bにより調整ねじ1に
回転力を与えるため、この実施例の方が調整ねじ1をよ
りスムーズに回転させることができる。また、金属棒7
a等が切断された場合でも、金属棒7b側のリンク機構
が正常であれば調整ねじ1を回転させることができる。
下のような効果がある。実施例3では金属棒7aのみに
より調整ねじ1に回転力を与えるのに対して、この実施
例では金属棒7aおよび金属棒7bにより調整ねじ1に
回転力を与えるため、この実施例の方が調整ねじ1をよ
りスムーズに回転させることができる。また、金属棒7
a等が切断された場合でも、金属棒7b側のリンク機構
が正常であれば調整ねじ1を回転させることができる。
【0044】実施例5.実施例5は、バイメタルにより
導波管に螺合された調整ねじを回転させる手段を設ける
ことにより温度変化による中心周波数の変動を補償する
ものであり、以下図8、9に基づいて説明する。図8は
実施例5における導波管フィルタの上面図であり、図9
は実施例5における導波管フィルタの断面図である。図
8および図9において、1、5については先の実施例で
示したものと同一であるので説明は省略する。3eは温
度変化により湾曲するバイメタルである。このバイメタ
ル3eには一端に貫通穴が開けられている。4eはバイ
メタル3eを導波管5の筒状の周壁に外表面側から固定
するための固定ねじである。固定ねじ4eはバイメタル
3eの一端に開けられた貫通穴を通して導波管5の筒状
の周壁の外表面に開けられたねじ穴と螺合することによ
りバイメタル3eを導波管5の筒状の周壁に外表面側か
ら固定する。したがって固定ねじ4eを弛めることによ
りバイメタル3eを取りはずすことができる。また、図
9に示すように導波管5の外表面から固定ねじ4eの頂
部までの高さは、バイメタル3eを固定した状態で導波
管5の両端に設けられたフランジ51a、51bの高さ
よりも低くなるようにしてある。7cは一端がバイメタ
ル3eと回転リンク8cにより連結される金属棒であ
る。回転リンク8cで連結されることにより金属棒7c
はバイメタル3eに対して回動自在に連結される。7d
は一端が金属棒7cと回転リンク8dにより連結される
金属棒である。回転リンク8dで連結されることによ
り、金属棒7dは金属棒7cに対して回動自在に連結さ
れる。一方、金属棒7dの他端は調整ねじ1に固着され
ている。また、この金属棒7dはバイメタル3eと同じ
長さであり、金属棒7cよりも短い。
導波管に螺合された調整ねじを回転させる手段を設ける
ことにより温度変化による中心周波数の変動を補償する
ものであり、以下図8、9に基づいて説明する。図8は
実施例5における導波管フィルタの上面図であり、図9
は実施例5における導波管フィルタの断面図である。図
8および図9において、1、5については先の実施例で
示したものと同一であるので説明は省略する。3eは温
度変化により湾曲するバイメタルである。このバイメタ
ル3eには一端に貫通穴が開けられている。4eはバイ
メタル3eを導波管5の筒状の周壁に外表面側から固定
するための固定ねじである。固定ねじ4eはバイメタル
3eの一端に開けられた貫通穴を通して導波管5の筒状
の周壁の外表面に開けられたねじ穴と螺合することによ
りバイメタル3eを導波管5の筒状の周壁に外表面側か
ら固定する。したがって固定ねじ4eを弛めることによ
りバイメタル3eを取りはずすことができる。また、図
9に示すように導波管5の外表面から固定ねじ4eの頂
部までの高さは、バイメタル3eを固定した状態で導波
管5の両端に設けられたフランジ51a、51bの高さ
よりも低くなるようにしてある。7cは一端がバイメタ
ル3eと回転リンク8cにより連結される金属棒であ
る。回転リンク8cで連結されることにより金属棒7c
はバイメタル3eに対して回動自在に連結される。7d
は一端が金属棒7cと回転リンク8dにより連結される
金属棒である。回転リンク8dで連結されることによ
り、金属棒7dは金属棒7cに対して回動自在に連結さ
れる。一方、金属棒7dの他端は調整ねじ1に固着され
ている。また、この金属棒7dはバイメタル3eと同じ
長さであり、金属棒7cよりも短い。
【0045】このようにバイメタル3e、金属棒7c、
金属棒7d、回転リンク8c、8dはリンク機構を構成
している。図8に示すように、金属棒7cは導波管5の
長手方向に平行に設けられ、金属棒7dとバイメタル3
eは金属棒7cに交わるように設けられており、図8で
は直交する状態となっている。
金属棒7d、回転リンク8c、8dはリンク機構を構成
している。図8に示すように、金属棒7cは導波管5の
長手方向に平行に設けられ、金属棒7dとバイメタル3
eは金属棒7cに交わるように設けられており、図8で
は直交する状態となっている。
【0046】次にこの実施例における導波管フィルタの
温度変化による中心周波数変動に対する補償動作につい
て説明する。まず温度が上昇する場合について説明す
る。この実施例における導波管フィルタでは、温度の上
昇に伴いバイメタル3eが図8において左側に湾曲す
る。バイメタル3eが図8において左側に湾曲するのに
伴い、金属棒7cも図8の左側に移動し、金属棒7cと
金属棒7dの連結部である回転リンク8dも左側に移動
することになる。回転リンク8dの移動に伴い、金属棒
7dは調整ねじ1を中心として回転する。つまり、図8
では金属棒7dは調整ねじ1を中心として反時計回りに
回転する。調整ねじ1は金属棒7dに固着されているた
め、金属棒7dの反時計回りの回転により調整ねじ1も
反時計回りに回転する。調整ねじ1が反時計回りに回転
すると、導波管5の筒状の周壁に開けられた貫通したね
じ穴に螺合している調整ねじ1を弛めるようになる。し
たがって、調整ねじ1の挿入長が減少する。この調整ね
じ1の挿入長の減少は、導波管フィルタの中心周波数を
上昇させる作用があるため、温度上昇に伴う導波管5の
熱膨張による中心周波数の低下を打ち消すことができ
る。
温度変化による中心周波数変動に対する補償動作につい
て説明する。まず温度が上昇する場合について説明す
る。この実施例における導波管フィルタでは、温度の上
昇に伴いバイメタル3eが図8において左側に湾曲す
る。バイメタル3eが図8において左側に湾曲するのに
伴い、金属棒7cも図8の左側に移動し、金属棒7cと
金属棒7dの連結部である回転リンク8dも左側に移動
することになる。回転リンク8dの移動に伴い、金属棒
7dは調整ねじ1を中心として回転する。つまり、図8
では金属棒7dは調整ねじ1を中心として反時計回りに
回転する。調整ねじ1は金属棒7dに固着されているた
め、金属棒7dの反時計回りの回転により調整ねじ1も
反時計回りに回転する。調整ねじ1が反時計回りに回転
すると、導波管5の筒状の周壁に開けられた貫通したね
じ穴に螺合している調整ねじ1を弛めるようになる。し
たがって、調整ねじ1の挿入長が減少する。この調整ね
じ1の挿入長の減少は、導波管フィルタの中心周波数を
上昇させる作用があるため、温度上昇に伴う導波管5の
熱膨張による中心周波数の低下を打ち消すことができ
る。
【0047】次に温度が低下する場合について説明す
る。温度の低下に伴い、バイメタル3eは図8における
右側に湾曲し、その後温度が上昇した場合と逆の動作を
して、調整ねじ1は時計回りに回転する。調整ねじ1が
時計回りに回転すると、導波管5の筒状の周壁に開けら
れた貫通したねじ穴に螺合している調整ねじ1を締める
ようになる。したがって、調整ねじ1の挿入長が増加す
る。この調整ねじ1の挿入長の増加は、導波管フィルタ
の中心周波数を低下させる作用があるため、温度低下に
伴う導波管5の熱収縮による中心周波数の上昇を打ち消
すことができる。
る。温度の低下に伴い、バイメタル3eは図8における
右側に湾曲し、その後温度が上昇した場合と逆の動作を
して、調整ねじ1は時計回りに回転する。調整ねじ1が
時計回りに回転すると、導波管5の筒状の周壁に開けら
れた貫通したねじ穴に螺合している調整ねじ1を締める
ようになる。したがって、調整ねじ1の挿入長が増加す
る。この調整ねじ1の挿入長の増加は、導波管フィルタ
の中心周波数を低下させる作用があるため、温度低下に
伴う導波管5の熱収縮による中心周波数の上昇を打ち消
すことができる。
【0048】この実施例ではバイメタル3eを用いて導
波管5の貫通したねじ穴に螺合された調整ねじ1を回転
させるため、温度変化に伴う中心周波数の変動を補償す
ることができる。また調整ねじ1は導波管5の貫通した
ねじ穴に螺合されるため、導波管5の貫通したねじ穴か
らマイクロ波が漏れるのを実施例2よりも更に防ぐこと
ができる。また調整ねじ1は導波管5の貫通したねじ穴
に螺合されるため、調整ねじ1に外力が加わっても調整
ねじ1の導波管5内部への挿入長を保持することができ
る。さらにまたバイメタル3e、金属棒7c、7d等
は、固定ねじ4eにより導波管5の筒状の周壁に外表面
側から脱着可能に固定されるため、導波管5の熱膨張率
および周囲環境の温度変化等を考慮して種々のバイメタ
ル3eのうち適正な熱膨張率、形状等を有するバイメタ
ル3eを選定することが可能である。さらに同様の理由
により保守、整備等も容易に行うことができる。また、
温度変化によりバイメタル3eが湾曲する量がわずかで
あっても、調整ねじ1のねじピッチおよび導波管5の貫
通したねじ穴のピッチを大きくすることにより調整ねじ
1の挿入長の変化を大きくすることができる。
波管5の貫通したねじ穴に螺合された調整ねじ1を回転
させるため、温度変化に伴う中心周波数の変動を補償す
ることができる。また調整ねじ1は導波管5の貫通した
ねじ穴に螺合されるため、導波管5の貫通したねじ穴か
らマイクロ波が漏れるのを実施例2よりも更に防ぐこと
ができる。また調整ねじ1は導波管5の貫通したねじ穴
に螺合されるため、調整ねじ1に外力が加わっても調整
ねじ1の導波管5内部への挿入長を保持することができ
る。さらにまたバイメタル3e、金属棒7c、7d等
は、固定ねじ4eにより導波管5の筒状の周壁に外表面
側から脱着可能に固定されるため、導波管5の熱膨張率
および周囲環境の温度変化等を考慮して種々のバイメタ
ル3eのうち適正な熱膨張率、形状等を有するバイメタ
ル3eを選定することが可能である。さらに同様の理由
により保守、整備等も容易に行うことができる。また、
温度変化によりバイメタル3eが湾曲する量がわずかで
あっても、調整ねじ1のねじピッチおよび導波管5の貫
通したねじ穴のピッチを大きくすることにより調整ねじ
1の挿入長の変化を大きくすることができる。
【0049】この実施例では、金属棒7dはバイメタル
3eと同じ長さであり、金属棒7cよりも短くしてい
る。そして図8に示すように、金属棒7cは導波管5の
長手方向に平行に設けられている。しかし、必ずしもこ
のようにしなくてもよい。バイメタル3e、金属棒7
d、7cの導波管5の筒状の周壁への他の固定例を図1
0に示す。図10に示すように、バイメタル3e、金属
棒7d、金属棒7cのうちバイメタル3eが最も長く、
金属棒7dが最も短い。そしてバイメタル3eと金属棒
7dを導波管5の長手方向に平行に設け、金属棒7cを
このバイメタル3eおよび金属棒7dに連結させて、リ
ンク機構を構成している。これらバイメタル3e、金属
棒7d、7cの固定方法は図8における固定方法と同様
である。
3eと同じ長さであり、金属棒7cよりも短くしてい
る。そして図8に示すように、金属棒7cは導波管5の
長手方向に平行に設けられている。しかし、必ずしもこ
のようにしなくてもよい。バイメタル3e、金属棒7
d、7cの導波管5の筒状の周壁への他の固定例を図1
0に示す。図10に示すように、バイメタル3e、金属
棒7d、金属棒7cのうちバイメタル3eが最も長く、
金属棒7dが最も短い。そしてバイメタル3eと金属棒
7dを導波管5の長手方向に平行に設け、金属棒7cを
このバイメタル3eおよび金属棒7dに連結させて、リ
ンク機構を構成している。これらバイメタル3e、金属
棒7d、7cの固定方法は図8における固定方法と同様
である。
【0050】図10に示した導波管フィルタにおいて
は、以下のような効果がある。バイメタル3eを導波管
5の長手方向に平行に設けることにより、バイメタル3
eの長さを図8におけるバイメタル3eよりも長くする
ことができる。また、バイメタル3eの長さを金属棒7
dをよりも長くすることにより、バイメタル3eが温度
変化に伴って湾曲する量を効率よく調整ねじ1の回転量
に変換することができる。
は、以下のような効果がある。バイメタル3eを導波管
5の長手方向に平行に設けることにより、バイメタル3
eの長さを図8におけるバイメタル3eよりも長くする
ことができる。また、バイメタル3eの長さを金属棒7
dをよりも長くすることにより、バイメタル3eが温度
変化に伴って湾曲する量を効率よく調整ねじ1の回転量
に変換することができる。
【0051】実施例6.実施例6は、バイメタルにより
導波管に螺合された調整ねじを回転させる手段を複数設
けることにより温度変化による中心周波数の変動を補償
するものであり、以下図11、12に基づいて説明す
る。図11は実施例6における導波管フィルタの上面図
であり、図12は実施例6における導波管フィルタの断
面図である。図11および図12において、先の実施例
における符号と同一符号は、同一又は相当部を示すので
説明は省略する。また、3f、4f、7e、7f、8
f、8eはそれぞれバイメタル3e、固定ねじ4e、金
属棒7c、金属棒7d、回転リンク8c、回転リンク8
dと同一であり、リンク機構を構成している。バイメタ
ル3f側のリンク機構とバイメタル3e側のリンク機構
とは、調整ねじ1を中心とした対称的な位置に同様な方
法で設けられている。したがって、導波管5の外表面側
から固定ねじ4e、4fを弛めることによりバイメタル
3e、3fを取りはずすことができる。また図12に示
すように、導波管5の外表面から固定ねじ4e、f4の
頂部までの高さは、バイメタル3e、3fを固定した状
態で導波管5の両端に設けられたフランジ51a、51
bの高さよりも低くなるようにしてある。
導波管に螺合された調整ねじを回転させる手段を複数設
けることにより温度変化による中心周波数の変動を補償
するものであり、以下図11、12に基づいて説明す
る。図11は実施例6における導波管フィルタの上面図
であり、図12は実施例6における導波管フィルタの断
面図である。図11および図12において、先の実施例
における符号と同一符号は、同一又は相当部を示すので
説明は省略する。また、3f、4f、7e、7f、8
f、8eはそれぞれバイメタル3e、固定ねじ4e、金
属棒7c、金属棒7d、回転リンク8c、回転リンク8
dと同一であり、リンク機構を構成している。バイメタ
ル3f側のリンク機構とバイメタル3e側のリンク機構
とは、調整ねじ1を中心とした対称的な位置に同様な方
法で設けられている。したがって、導波管5の外表面側
から固定ねじ4e、4fを弛めることによりバイメタル
3e、3fを取りはずすことができる。また図12に示
すように、導波管5の外表面から固定ねじ4e、f4の
頂部までの高さは、バイメタル3e、3fを固定した状
態で導波管5の両端に設けられたフランジ51a、51
bの高さよりも低くなるようにしてある。
【0052】この実施例における導波管フィルタの温度
変化による中心周波数変動に対する補償動作について説
明する。まず、温度が上昇する場合について説明する。
この実施例における導波管フィルタでは、温度の上昇に
伴いバイメタル3eとバイメタル3fが湾曲する。バイ
メタル3e、3fがそれぞれ湾曲することにより、実施
例5に示したのと同様に動作して調整ねじ1を図11に
おいて反時計回りに回転させる。調整ねじ1を反時計回
りに回転させることにより調整ねじ1の挿入長が減少す
る。次に温度が低下する場合について説明する。温度の
低下に伴いバイメタル3e、3fは温度の上昇の場合と
逆方向に湾曲する。バイメタル3e、3fがそれぞれ温
度の上昇の場合と逆方向に湾曲することにより、実施例
5に示したのと同様に動作して調整ねじ1を図11にお
いて時計回りに回転させる。調整ねじ1を時計回りに回
転させることにより調整ねじ1の挿入長が増加する。こ
のように動作することにより温度変化に伴い生じる中心
周波数の変動を補償する。
変化による中心周波数変動に対する補償動作について説
明する。まず、温度が上昇する場合について説明する。
この実施例における導波管フィルタでは、温度の上昇に
伴いバイメタル3eとバイメタル3fが湾曲する。バイ
メタル3e、3fがそれぞれ湾曲することにより、実施
例5に示したのと同様に動作して調整ねじ1を図11に
おいて反時計回りに回転させる。調整ねじ1を反時計回
りに回転させることにより調整ねじ1の挿入長が減少す
る。次に温度が低下する場合について説明する。温度の
低下に伴いバイメタル3e、3fは温度の上昇の場合と
逆方向に湾曲する。バイメタル3e、3fがそれぞれ温
度の上昇の場合と逆方向に湾曲することにより、実施例
5に示したのと同様に動作して調整ねじ1を図11にお
いて時計回りに回転させる。調整ねじ1を時計回りに回
転させることにより調整ねじ1の挿入長が増加する。こ
のように動作することにより温度変化に伴い生じる中心
周波数の変動を補償する。
【0053】実施例5では金属棒7dのみにより調整ね
じ1に回転力を与えるのに対して、この実施例では金属
棒7dおよび金属棒7fにより調整ねじ1に回転力を与
えるため、この実施例の方が調整ねじ1をよりスムーズ
に回転させることができる。また、金属棒7d等が切断
された場合でも、金属棒7f側のリンク機構が正常であ
れば調整ねじ1を回転させることができる。
じ1に回転力を与えるのに対して、この実施例では金属
棒7dおよび金属棒7fにより調整ねじ1に回転力を与
えるため、この実施例の方が調整ねじ1をよりスムーズ
に回転させることができる。また、金属棒7d等が切断
された場合でも、金属棒7f側のリンク機構が正常であ
れば調整ねじ1を回転させることができる。
【0054】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下に記載されるような効果を奏す
る。
されているので、以下に記載されるような効果を奏す
る。
【0055】周壁に開口部を有する中空筐体と、上記開
口部を通して上記中空筐体内部に挿入され、この挿入長
が可変である周波数調整部品と、上記中空筐体の熱膨張
に対応して上記挿入長を調節する調節手段と、上記調節
手段と上記中空筐体の外部で結合して上記調節手段を上
記中空筐体の周壁に外表面側から固定し、上記調節手段
を介して上記周波数調整部品を上記中空筐体に固定する
固定手段とを備えたため、上記中空筐体の熱膨張により
生ずるマイクロ波部品の中心周波数の変化を補償すると
ともに、上記調節手段を適切なものに容易に交換するこ
とができる。
口部を通して上記中空筐体内部に挿入され、この挿入長
が可変である周波数調整部品と、上記中空筐体の熱膨張
に対応して上記挿入長を調節する調節手段と、上記調節
手段と上記中空筐体の外部で結合して上記調節手段を上
記中空筐体の周壁に外表面側から固定し、上記調節手段
を介して上記周波数調整部品を上記中空筐体に固定する
固定手段とを備えたため、上記中空筐体の熱膨張により
生ずるマイクロ波部品の中心周波数の変化を補償すると
ともに、上記調節手段を適切なものに容易に交換するこ
とができる。
【0056】また上記調節手段は、上記中空筐体の熱膨
張に対応して熱膨張を起こす金属片であるため、上記中
空筐体の熱膨張により生ずるマイクロ波部品の中心周波
数の変化を容易に補償するとともに、上記金属片を適切
なものに容易に交換することができる。
張に対応して熱膨張を起こす金属片であるため、上記中
空筐体の熱膨張により生ずるマイクロ波部品の中心周波
数の変化を容易に補償するとともに、上記金属片を適切
なものに容易に交換することができる。
【0057】さらに上記調節手段は、上記中空筐体の熱
膨張に対応して曲がるバイメタルであるため、上記中空
筐体の熱膨張により生ずるマイクロ波部品の中心周波数
の変化を容易に補償するとともに、適切なバイメタルに
容易に交換することができる。
膨張に対応して曲がるバイメタルであるため、上記中空
筐体の熱膨張により生ずるマイクロ波部品の中心周波数
の変化を容易に補償するとともに、適切なバイメタルに
容易に交換することができる。
【0058】さらにまた上記調節手段は上記中空筐体の
熱膨張に対応して熱膨張を起こす凸形状の金属片であ
り、上記金属片の両端が上記固定手段により上記中空筐
体の周壁に外表面側から固定されることにより、上記金
属片を適切なものに容易に交換することができるととも
に、上記周波数調整部品を安定して支持することができ
る。
熱膨張に対応して熱膨張を起こす凸形状の金属片であ
り、上記金属片の両端が上記固定手段により上記中空筐
体の周壁に外表面側から固定されることにより、上記金
属片を適切なものに容易に交換することができるととも
に、上記周波数調整部品を安定して支持することができ
る。
【0059】また上記周波数調整部品は上記開口部に螺
合し、上記調節手段は上記中空筐体の熱膨張に対応して
上記周波数調整部品を回動させるため、上記調節手段を
適切なものに容易に交換することができるとともに、マ
イクロ波の漏れが少ないマイクロ波部品を得ることがで
きる。
合し、上記調節手段は上記中空筐体の熱膨張に対応して
上記周波数調整部品を回動させるため、上記調節手段を
適切なものに容易に交換することができるとともに、マ
イクロ波の漏れが少ないマイクロ波部品を得ることがで
きる。
【0060】また上記調節手段は、上記中空筐体の熱膨
張に対応して熱膨張を起こす第1の支持手段と、上記第
1の支持手段と回動自在に連結され、上記第1の支持手
段の熱膨張に伴い上記周波数調整部品を回動させる第2
の支持手段とを備えたため、上記第1の支持手段を適切
なものに容易に交換することができるとともに、マイク
ロ波の漏れが少ないマイクロ波部品を得ることができ
る。
張に対応して熱膨張を起こす第1の支持手段と、上記第
1の支持手段と回動自在に連結され、上記第1の支持手
段の熱膨張に伴い上記周波数調整部品を回動させる第2
の支持手段とを備えたため、上記第1の支持手段を適切
なものに容易に交換することができるとともに、マイク
ロ波の漏れが少ないマイクロ波部品を得ることができ
る。
【0061】さらに上記調節手段は、上記中空筐体の熱
膨張に対応して曲がるバイメタルと、上記バイメタルと
回動自在に連結され、上記バイメタルが曲がるのに伴い
移動する第3の支持手段と、上記第3の支持手段と回動
自在に連結され、上記第3の支持手段の移動に伴い上記
周波数調整部品を回動させる第4の支持手段とを備えた
ため、上記バイメタルを適切なものに容易に交換するこ
とができるとともに、マイクロ波の漏れが少ないマイク
ロ波部品を容易に得ることができる。
膨張に対応して曲がるバイメタルと、上記バイメタルと
回動自在に連結され、上記バイメタルが曲がるのに伴い
移動する第3の支持手段と、上記第3の支持手段と回動
自在に連結され、上記第3の支持手段の移動に伴い上記
周波数調整部品を回動させる第4の支持手段とを備えた
ため、上記バイメタルを適切なものに容易に交換するこ
とができるとともに、マイクロ波の漏れが少ないマイク
ロ波部品を容易に得ることができる。
【0062】さらにまた上記調節手段を複数設けたた
め、上記中空筐体の熱膨張に対応して上記周波数調整部
品をスムーズに回動させることができる。
め、上記中空筐体の熱膨張に対応して上記周波数調整部
品をスムーズに回動させることができる。
【図1】 実施例1における導波管フィルタの断面図で
ある。
ある。
【図2】 バイメタルの形状の他の例を示す導波管フィ
ルタの断面図である。
ルタの断面図である。
【図3】 実施例2における導波管フィルタの断面図で
ある。
ある。
【図4】 実施例3における導波管フィルタの上面図で
ある。
ある。
【図5】 実施例3における導波管フィルタの断面図で
ある。
ある。
【図6】 実施例4における導波管フィルタの上面図で
ある。
ある。
【図7】 実施例4における導波管フィルタの断面図で
ある。
ある。
【図8】 実施例5における導波管フィルタの上面図で
ある。
ある。
【図9】 実施例5における導波管フィルタの断面図で
ある。
ある。
【図10】 バイメタル、金属棒の導波管5の筒状の周
壁への他の固定例を示す導波管フィルタの断面図であ
る。
壁への他の固定例を示す導波管フィルタの断面図であ
る。
【図11】 実施例6における導波管フィルタの上面図
である。
である。
【図12】 実施例6における導波管フィルタの断面図
である。
である。
【図13】 従来のマイクロ波共振器の断面図である。
1 調整ねじ、2 ナット、3〜3a、バイメタル、3
b 金属板、3c〜3d 伸縮棒、3e〜3f バイメ
タル、4 固定ねじ、5 導波管、6 スぺーサー、5
1 フランジ、7 金属棒、8 回転リンク。
b 金属板、3c〜3d 伸縮棒、3e〜3f バイメ
タル、4 固定ねじ、5 導波管、6 スぺーサー、5
1 フランジ、7 金属棒、8 回転リンク。
Claims (8)
- 【請求項1】 周壁に開口部を有する中空筐体と、上記
開口部を通して上記中空筐体内部に挿入され、この挿入
長が可変である周波数調整用部品と、上記中空筐体の熱
膨張に対応して上記挿入長を調節する調節手段と、上記
調節手段と上記中空筐体の外部で結合して上記調節手段
を上記中空筐体の周壁に外表面側から固定し、上記調節
手段を介して上記周波数調整用部品を上記中空筐体に固
定する固定手段とを備えたことを特徴とするマイクロ波
部品。 - 【請求項2】 上記調節手段は、上記中空筐体の熱膨張
に対応して熱膨張を起こす金属片であることを特徴とす
る請求項1記載のマイクロ波部品。 - 【請求項3】 上記調節手段は、上記中空筐体の熱膨張
に対応して曲がるバイメタルであることを特徴とする請
求項2記載のマイクロ波部品。 - 【請求項4】 上記調節手段は上記中空筐体の熱膨張に
対応して熱膨張を起こす凸形状の金属片であり、上記金
属片の両端が上記固定手段により上記中空筐体の周壁に
外表面側から固定されることを特徴とする請求項2記載
のマイクロ波部品。 - 【請求項5】 上記周波数調整用部品は上記開口部に螺
合し、上記調節手段は上記中空筐体の熱膨張に対応して
上記周波数調整用部品を回動させることを特徴とする請
求項1記載のマイクロ波部品。 - 【請求項6】 上記調節手段は、上記中空筐体の熱膨張
に対応して熱膨張を起こす第1の支持手段と、上記第1
の支持手段と回動自在に連結され、上記第1の支持手段
の熱膨張に伴い上記周波数調整用部品を回動させる第2
の支持手段とを備えたことを特徴とする請求項4記載の
マイクロ波部品。 - 【請求項7】 上記調節手段は、上記中空筐体の熱膨張
に対応して曲がるバイメタルと、上記バイメタルと回動
自在に連結され、上記バイメタルが曲がるのに伴い移動
する第3の支持手段と、上記第3の支持手段と回動自在
に連結され、上記第3の支持手段の移動に伴い上記周波
数調整用部品を回動させる第4の支持手段とを備えたこ
とを特徴とする請求項5記載のマイクロ波部品。 - 【請求項8】 上記調節手段を複数設けたことを特徴と
する請求項5ないし7のいずれかに記載のマイクロ波部
品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28648394A JPH08148903A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | マイクロ波部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28648394A JPH08148903A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | マイクロ波部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08148903A true JPH08148903A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17704988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28648394A Pending JPH08148903A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | マイクロ波部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08148903A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007020810A1 (ja) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Tohoku University | プラズマ処理装置 |
-
1994
- 1994-11-21 JP JP28648394A patent/JPH08148903A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007020810A1 (ja) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Tohoku University | プラズマ処理装置 |
| JP2007048718A (ja) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Tohoku Univ | プラズマ処理装置 |
| KR100984659B1 (ko) * | 2005-08-12 | 2010-10-01 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 플라즈마 처리 장치 |
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