JPH08149214A - モデム及びそのラインインタフェイス装置 - Google Patents

モデム及びそのラインインタフェイス装置

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JPH08149214A
JPH08149214A JP29138994A JP29138994A JPH08149214A JP H08149214 A JPH08149214 A JP H08149214A JP 29138994 A JP29138994 A JP 29138994A JP 29138994 A JP29138994 A JP 29138994A JP H08149214 A JPH08149214 A JP H08149214A
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line
transmission
signal
terminal
voltage
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JP29138994A
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Inventor
Yuichiro Hiyoshi
雄一郎 日吉
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Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 端末器の電源電圧を低くしても、充分な送出
電力が得られるようにする。 【構成】 送信時、フックスイッチ10が閉じ、送信ド
ライバ部3で増幅された送信信号が点Aから電話回線に
送出される。電源部8は電話回線の直流電圧から一定電
圧VEを形成し、送信ドライバ部3の電源電圧とする。
これにより、端末器の電源電圧に拘らず、大きな送出電
力が得られる。また、送信ドライバ部3の出力は打消増
幅器6で反転増幅されて抵抗5の一方の端子に供給さ
れ、点Aから受信部4を介して抵抗5の他方の端子に供
給される送信信号の一部を打ち消すようにする。これに
より、送信信号は受信部4に供給されないばかりでな
く、インピーダンス整合用の抵抗での電力の消費をなく
すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信露の4線/2線変
換を行なうモデムとそのラインインタフェイス装置に係
り、特に、電話回線などの2線式回線に接続してモデム
の該2線式回線を介した送受信を行なうに好適なライン
インタフェイス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報機器のダウンサイジングが叫ばれて
久しく、携帯型の端末器においても、電子手帳のように
な装置単独で使用するものからパソコンとの互換性をも
つものへと変わりつつある。これに伴い、かかる端末器
の周辺機器についても、携帯性に優れかつ汎用性のある
ものが求められ、カードタイプのものとして、PCMCIA
(米国)/JEIDA(日本国内)TYPE2(長さ85.
6×幅54×厚さ5mm)の規格のものの需要が期待さ
れている。なかでも、IOカードとしてモデムが広く使
われ始めており、据置型のものとは、伝送速度におい
て、遜色がないものも発表されている。
【0003】かかるモデムは、図11に示すように、情
報信号を変調して送信信号とする変調器と受信信号を復
調する復調器などからなる変復調部と、この変復調部を
電話回線などの2線式回線に接続するための接続部とし
てのラインインタフェイス装置と、変復調部を携帯用コ
ンピュータや電子手帳などの処理部に接続するための接
続部としてのPCMCIAインターフェイス装置(米国
規格の場合)とからなり、ラインインタフェイス装置
は、回線設備の損傷や機能障害の防止、回線を使用する
他の利用者への妨害防止、回線設備との責任分解の明確
化などの目的をもって設けられたものである。
【0004】ラインインタフェイス装置は、2線式回線
との絶縁機能を持たせるために、そのための部品が使用
され、この結果、小型化することが困難であった。高速
モデムにおいては、この絶縁部品として、従来、2H程
度のインダクタンスのライントランスが使用されてお
り、現在、PCカード用の高価なライントランスでも、
厚さが4mm程度あるため、厚さ5mmのTYPE2のカー
ドに実装することは容易でなく、プリント基板の一部を
打ち抜いて実装するようにする、という特別の工程を必
要としていた。
【0005】これに対し、本出願人は、先に、2線/4
線変換機能を持つラインインタフェイス装置の絶縁部品
として、フォトカプラを用いたものを提案した(特願平
6ー103871号)。図12に示すような基本構成を
なし、その回路構成として、図12に示すように、変調
器などの送信側をフォトカプラを介して4端子ブリッジ
の対向する2つの端子A,C間に接続し、また、復調器
などの受信側を他のフォトカプラを介して4端子ブリッ
ジの他の対向する2つの端子B,D間に接続し、2線式
回線としての電話回線を4端子ブリッジの隣合う2つの
端子C,D間に接続したものである。
【0006】4端子ブリッジを平衡状態に設定すること
により、送信信号はフォトカプラと4端子ブリッジを介
して電話線に送られ、受信側に送られることがなく、ま
た、電話線を通して送られてきた信号は4端子ブリッジ
とフォトカプラを介して受信側に送られる。
【0007】かかる構成によると、フォトカプラによっ
て電話回線との絶縁機能を、4端子ブリッジによって2
線−4線変換器能を夫々もたせることができるし、フォ
トカプラは嵩張ることがないから、4端子ブリッジとと
もにモデムのカード内に容易に収納することができる。
この場合、PCMCIA IOカードとしては、上記のTYPE2よ
りも薄型のTYPE1(長さ85.6×幅54×厚さ3m
m)への移行も容易であり、周辺回路を含めたIC化に
も適合している。また、回線は平衡でも非平衡でもよ
く、コモンモードノイズ(電話線をなす2線に同相に生
ずるノイズ)性に優れたものとなるし、安全性や実装の
容易性,部品コストの点でも優れ、回線絶縁体圧は容易
に1500V以上とすることができるし、従来必要とし
ていたスピーチネットワークやハイブリット回路が必要
でなくなる。さらに、4線/2線変換のための回路は、
回線に重畳された直流で動作し、このため、送信側のフ
ォトカプラには一次側に、受信側のフォトカプラには二
次側に夫々端末器側から電源を供給するだけでよい。
【0008】なお、かかるラインインタフェイス装置で
絶縁部品が必要なのは、次の理由によるものである。即
ち、図13において、4線式回線側では、送信側の回線
や受信側の回線が変復調部(図11)の信号処理回路に
接続されているため、送信側の回線をなす2本の信号線
の一方と受信側の回線をなす2本の信号線の一方とは必
ず接地されている。そこで、いま、図示するようなフォ
トカプラなどの絶縁部品が設けられておらず、送信側の
回線や受信側の回線が直接4端子ブリッジに接続された
とすると、送信側の回線と受信側の回線との接地されて
いる信号線が4端子ブリッシでの同じ抵抗の両端の端子
(例えば、端子D,C)に接続されることになり、この
ため、この抵抗はショートされてしまい、平衡ブリッジ
の動作ができなくなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カード型の
モデムは、端末器からの給電によって動作する。携帯型
の端末器では、電源電圧として5Vが使用されていた
が、電源の小型化の必要性から、端末器の電源としてリ
チウム二次電池やMH電池を使用することが一般化して
おり、このため、動作電圧としては、3.3Vを標準と
し、一部では2.4V程度になることが考えられる。
【0010】しかし、モデムがこのような低電圧で動作
が可能となっても、電話回線の信号レベルは規格によっ
て定められているので、ラインインタフェイス装置に要
求される最大送出電力を低くすることはできない。カー
ド型モデムの電源電圧が3.3Vあるいは2.4Vと低
くなると、上記従来の方法では、ラインインタフェイス
装置の最大送出電力が不足気味となる。
【0011】一方、図14は従来のトランスを用いたラ
インインタフェイス装置の他の例を示すものであって、
この例では、送信アンプである送信ドライバ部Tは端末
器から電源電圧が供給されて動作する。抵抗Rは4線/
2線変換用の抵抗からなる4端子ブリッジの一辺をなす
ものであるが、2線式回線とのインピーダンス整合をと
る機能を有している。2線式回線が電話回線である場
合、所要のリターンロスを得るために、電話回線とライ
ンインタフェイス装置とのインピーダンス整合が必要と
なるが、この抵抗Rによってインピーダンス整合をとる
ことができる。
【0012】ところで、かかる従来例での最大出力電力
maxは、主として、送信ドライバ部Tの電源電圧と4
端子ブリッジの抵抗Rの値とによって決まる。ライント
ランスLTの昇圧比を1:1とすると、ライントランス
LTのブリッジ側からみた回線インピーダンスRLが6
00Ωであるから、インピーダンス整合をとるために
は、 R=RL=600Ω でなければならない。
【0013】そこで、送信ドライバ部Tの電源電圧が
3.3Vのときに得られる最大送出電圧Vmaxを3.0
p-pとすると、その実効値はVmax/2√2であるか
ら、トランスの挿入損失を考慮しない最大送出電力P
maxは、
【0014】
【数1】
【0015】となる。実際には、4端子ブリッジなどの
回路を構成する他の抵抗の損失があるし、また、小型で
広帯域のライントランスLTの挿入損失は大きい。この
ライントランスの挿入損失は、代表的なもので最大2.
5dBであり、上記の抵抗による損失を1dBとする
と、これら損失によって、最大送出電力PLは PL=−3.8dBm 程度となる。
【0016】送信ドライバ部Tの電源電圧を2.4Vと
したときには、最大送出電圧Vmaxを2.2Vp-pとし
て、 Pmax= 0.25mW =−6.0dBm 従って、 PL=−9.5dBm である。
【0017】日本国内向けのモデムでは、技術基準の制
限から、押しボタンダイヤルのDTMF信号の場合に
は、DTMF信号の最大送出電力の範囲が図15に示す
ように制限されている。図15から、線路伝送損失の補
償をしたときには、最大送出電力をこの範囲の上限であ
る−2.5dBmに設定されることがある。このような
場合には、上記の最大送出電力−3.8dBmでは、電
力が不足することになり、また、電源電圧を2.4Vと
したときの最大送出電力−9.5dBmでは、電力不足
が非常に甚だしいものとなる。
【0018】以上のように、端末器の電源電圧を3.3
Vや2.4Vと低くすると、従来の方式では、マージン
がなくなり、基準を満足させることが非常に困難とな
る。
【0019】本発明の目的は、かかる問題を解消し、端
末器側の電源電圧を低くし、最大送出電力を大きくする
ことができるようにしたモデムのラインインタフェイス
装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、接続される2線式回線の一方の信号線
を、送信部の出力信号線に接続するとともに、受信部を
介してインピーダンス整合用素子の一方の端子に接続
し、該インピダンス整合用素子の他方の端子に、送信
時、該送信部から受信部を介して該インピーダンス整合
用素子の該一方の端子に供給される送信信号と同位相か
つ同振幅の信号を供給する手段を設ける。
【0021】
【作用】2線式回線の一方の信号線を送信部の出力信号
線に接続することにより、直列抵抗による損失因子がな
くなり、該信号線を受信部を介して、インピーダンス整
合用素子の一方の端子に接続することにより、インピー
ダンスマッチングをとることができ、インピーダンス整
合用素子の他方の端子に、送信時、該送信部から受信部
を介して該インピーダンス整合用素子の該一方の端子に
供給される送信信号と同位相かつ同振幅の信号を供給す
る手段を設け、送信時、該受信部と該インピーダンス整
合用素子とに送信信号が流れるのを阻止することによ
り、並列抵抗の損失因子がなくなる。
【0022】従って、かかる作用が相俟って、インピー
ダンス整合用素子の抵抗での電力消費をなくすことがで
き、小電力のモデムを構成することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明によるモデムのラインインタフェイス
装置の一実施例を示す構成図であって、1は送信結合
部、2は補償部、3は送信ドライバ部、4は受信部、5
はインピーダンス整合用の抵抗器、6は打消増幅器、7
は抵抗器、8は電源部、9は直流ループ形成部、10は
フックスイッチ、11は呼出信号検出部、12は整流部
である。
【0024】同図において、図示しない変復調部からの
送信信号は、送信結合部1及び補償部2を介して定電力
出力アンプとしての送信ドライバ部3に送られ、ここ
で、電力増幅されて電話回線に送出される。このとき、
端末器(図示せず)での送信指令、あるいは呼出信号検
出部11での呼出し検出によってフックスイツチ10が
閉じており、電話回線からの直流電圧が電源部8に供給
されて電源電圧Eが形成され、この電源電圧Eが送信ド
ライバ部3の電源電圧としている。
【0025】このようにして、送信ドライバ部3の電源
電圧を電話回線側から供給することにより、端末器から
の電源電圧とは無関係となり、この電源電圧を、上記の
ように、3.3Vや2.4Vと低くしても、これに関係
なく最大送出電力を高めることができる。
【0026】送信結合部1は変復調部とラインインタフ
ェイス装置との間の絶縁をするものであって、フォトカ
プラやトランスなどが用いられる。補償部2は送信結合
部1としてフォトカプラを用いた場合のそのフォトカプ
ラの特性のバラツキを補償するためのものであって、ト
ランスを用いる場合には、必要がない。また、直流ルー
プ形成部9は、電話回線にながれる直流電流が20〜1
20mAの範囲で変化するから、送信ドライバ部3で消
費する以外の余剰直流電流をバイパスさせる直流ループ
を形成している。しかも、この直流電流は極性反転する
から、整流部12でこの直流電流を整流している。
【0027】電話回線の一方の信号線が受信部4を介し
て抵抗器5の一方の端子に接続され、この抵抗器5の他
方の端子が打消増幅器6の出力端子に接続されている。
この打消増幅器6の入力端子は、送信ドライバ部3の他
の出力端子に接続されるとともに、抵抗器7を介して電
話回線の他方の信号線に接続されている。
【0028】かかる構成において、受信部4と打消増幅
器6のインピーダンスはほとんど0であって、抵抗器7
の値も抵抗器5の値に比べて充分小さい。また、送信ド
ライバ部3は定電流出力アンプであるから、その出力イ
ンピーダンスは∞である。従って、電話回線からは抵抗
器5のみが接続されていることになり、この抵抗器5の
抵抗値Rを電話回線のインピーダンスRLと等しくする
ことにより、電話回線とのインピーダンス整合がとれる
ことになる。
【0029】ところで、送信ドライバ部3から出力され
る送信信号は、電話回線に供給されるとともに、受信部
4を介して抵抗器5にも流れようとする。しかし、一方
では、送信ドライバ部3の出力が打消増幅器6で増幅反
転されて抵抗器5の他方の端子に供給される。このと
き、抵抗器5の両端の電位が等しくなるように、送信ド
ライバ部3から打消増幅器6に供給される出力の振幅や
打消増幅器6の増幅度が設定されている。このために、
受信部4や抵抗器5に送信信号が供給されることがな
い。
【0030】このようにして、送信時では、インピーダ
ンス整合用の抵抗器5での電力の消費をなくすることが
でき、また、送信信号が受信部4で受信されることもな
い。従って、送信ドライバ部3から電話回線への最大送
出電力がさらに増大する。
【0031】この実施例によると、電話回線は600Ω
の定インピーダンスであるから、送信ドライバ部3の送
出電流はすべて電話回線に流れ、効率は100%であ
る。これに対し、図2に示すラインインタフェイス装置
は、送信ドライバ部3として定電流出力アンプを用い、
4端子ブリッジによって4線/2線変換を行なうように
したものであって、本出願人が先に提案したものである
が(特願平6ー103871号)、これによると、送信
ドライバ部3の出力電流のうち、その半分しか2線式回
線に流れず、効率は50%となる。
【0032】次に、図3〜図6により、送信結合部1と
してフォトカプラを用いた場合のこの実施例の具体的な
回路構成を説明する。
【0033】図3は図1での4線/2線変換部を示す回
路図であって、図1に対応する部分には同一符号をつけ
ている。
【0034】同図において、打消増幅器6は演算増幅器
からなり、送信ドライバ部3(図1)の出力が点Bから
供給され、これを増幅反転してインピーダンス整合用の
抵抗器5の一方の端子に供給する。また、点Aは送信ド
ライバ部3のもう一方の出力端子に接続されている。抵
抗器5の他方の端子と点Aとの間に、受信部4(図1)
を結合するためのフォトカプラ25の発光素子25T
(一次側)が接続されている。
【0035】図4は図1における送信結合部1を示す回
路図であって、13は入力端子、14T1,14T2は夫
々フォトカプラ141,142の発光素子(一次側)であ
る。
【0036】同図において、この具体例では、送信結合
部1をプシュプル型としたものであり、これにより、フ
ォトカプラでの信号波形の歪みの除去と信号の伝達を行
なうようにしている。発光素子14T1のアノードには
直接電源電圧VCCが印加され、発光素子14T2のアノ
ードには抵抗R1を介して電源電圧VCCが印加される。
また、発光素子14T1のカソードは抵抗R2を介して接
地され、発光素子14T2のカソードは直接接地され
る。
【0037】入力端子に供給される変調された送信信号
の振幅が増加すると、発光素子14T2の駆動電流が増
加して発光素子14T1の駆動電流が減少する。。逆
に、この送信信号の振幅が減少すると、発光素子14T
1の駆動電流が増加して発光素子14T2の駆動電流が減
少する。
【0038】図5は図1における補償部2と送信ドライ
バ部3と電源部8と直流ループ形成部9を示す回路図で
あって、14R1,14R2は夫々図4での発光素子14
1,14T2に対する受光素子(即ち、フォトカプラ1
1,142の二次側)、15a,15bはFET(電界
効果トランジスタ)、16a,16bは演算増幅器、1
7a,17bはコンデンサ、18a,18bは抵抗器、
19a,19bは増幅器、20はトランジスタ、21,
22は抵抗、24はコンデンサ、25はトランジスタで
あり、図1に対応する部分には同一符号をつけている。
【0039】同図において、受光素子14R1は図4で
の発光素子14T1とともに1つのフォトカプラ141
構成しており、発光素子14T1からの光を受光してそ
の受光量に応じた大きさの電流(二次電流)を出力す
る。受光素子14R2は図4での発光素子14T2ととも
に1つのフォトカプラ142を構成し、発光素子14T2
からの光を受光してその受光量に応じた大きさの電流
(二次電流)を出力する。これら二次電流は夫々、FE
T15a,15bのソースSに供給される。
【0040】演算増幅器16aとコンデンサ17aと抵
抗18aとで積分器を形成しており、この積分器とFE
T15aとでフォトカプラ141の特性のバラツキ(即
ち、電流伝達率のバラツキ)を補償する補償回路を形成
している。同様に、演算増幅器16bとコンデンサ17
bと抵抗18bとで積分器を形成しており、この積分器
とFET15bとでフォトカプラ142の特性のバラツ
キ(即ち、電流伝達率のバラツキ)を補償する補償回路
を形成している。
【0041】演算増幅器19a,19bは、差動増幅を
行ない、かつ、プッシュプル合成を行なっている。
【0042】フォトカプラ141で伝送された送信信号
は、かかる補償回路でこのフォトカプラ141の特性の
バラツキによる影響が補正されてFET15aのソース
Sに得られ、増幅器19aで増幅された後、コンデンサ
23で交流電圧(即ち、信号電圧)が抽出されて演算増
幅器19bに反転入力として供給される。また、フォト
カプラ142で伝送された送信信号は、上記の補償回路
でこのフォトカプラ142の特性のバラツキによる影響
が補正されてFET15bのソースSに得られ、演算増
幅器19bに非反転入力として供給される。この演算増
幅器19bは減算器を構成しており、これにより、特性
のバラツキが補償された夫々のフォトカプラ141,1
2からの互いに逆極性の信号がこの減算器で減算処理
されて、波形歪みのない振幅が2倍の送信信号が得られ
ることになる。この送信信号でもってトランジスタ20
のゲートが制御され、送信信号に応じた送出電流がコレ
クタに得られ、この送出電流が図3の点Aから電話回線
に送られる。
【0043】また、受光素子14R1,14R2の二次電
流の差が、図3の点Bから打消増幅器6に供給される。
【0044】ここで、電源部8は図3の点C,D間に接
続されており、電話回線の直流電圧から一定の直流電圧
Eを形成する。この直流電圧VEは補償部2での演算増
幅器16a,16bや送信ドライバ部3での演算増幅器
19a,19bに電源電圧として供給される。
【0045】また、補償部2での演算増幅器16a,1
6bには、積分の基準電圧VSが供給されるが、この基
準電圧VSは、電源部8で得られる一定の直流電圧を抵
抗21,22からなる分圧器で分圧することにより得ら
れる。
【0046】直流ループ形成部9も図3の点C,D間に
接続されており、電話回線に流れる直流電流の大きさに
応じてトランジスタ24を制御することにより、この直
流電流のバイパス量を調整し、電源部8に供給される直
流電流の大きさが常に一定となるようにしている。
【0047】なお、電源部8において、三端子レギュレ
ータは、一定の電圧を作る働きをしている。
【0048】図6は図3での受信結合部を示す回路図で
あって、25Rは受光素子、26は出力端子である。
【0049】同図において、受光素子25Rは、図3に
おける発光素子25Tとともに1つのフォトカプラを構
成しており、発光素子25Tからの光を受光して電話回
線からの受信信号に応じた二次電流を出力する。この二
次電流は、電流電圧変換された後、受信電圧として出力
端子26から図示しない復調回路に供給される。
【0050】ここで、図5における補償部2での補償回
路について、図7により説明する。但し、フォトカプラ
141,142に対する補償回路は同一のものであるか
ら、図5での添字を除いた符号でもって各部を対応させ
ている。
【0051】フォトカプラは、図8に示すように、発光
素子の駆動電流である一次電流に対する受光素子の出力
電流である二次電流の関係を表わす電流伝達率CRTに
大きなバラツキがある。通常のもので6倍の範囲のバラ
ツキがあって、選別しても、2倍の範囲の保証が限界と
いわれている。モデムの出力電力は電気通信事業法に基
づく技術基準によって厳しく定められており、フォトカ
プラにこのように2倍以上の電流伝達率CTRのバラツ
キがあっては、これをそのまま絶縁手段として使用した
場合、カード型モデムをこの技術基準を満足するような
動作を行なわせることができない。
【0052】図7において、FET15は可変抵抗領域
で動作させるものであり、ドレイン・ソース間にほとん
ど電圧を掛けないようにしている。そして、このFET
15の可変抵抗と受光素子14Rの内部抵抗とで分圧器
(減衰器)を構成し、演算増幅器16,コンデンサ17
及び抵抗18とからなる積分器27の作用により、FE
T15のソースに接続された出力端子28に得られる出
力Zの直流電圧ZDCが基準電圧VSと等しくなるよう
に、FET15にサーボをかけるものである。
【0053】ここで、出力端子28に得られる出力Zは
交流電圧ZACと直流電圧ZDCとからなり、交流電圧
ZACは受光素子14Rからの二次電流の交流分(即
ち、信号電圧)によるもの、直流電圧ZDCは同じく直
流分によるものである。
【0054】そこで、いま、FET15のソース・ドレ
イン間の抵抗値をr1、受光素子14Rの内部抵抗をr0
とし、二次電流によるFET15のソース・ドレイン間
と受光素子14Rの内部抵抗とにかかる直流電圧をVD
とすると、直流電圧に関しては、
【0055】
【数2】
【0056】
【数3】
【0057】が成立する。従って、数2,数3から、
【0058】
【数4】
【0059】また、交流電圧に関しては、FET15の
ソース・ドレイン間のインピーダンスがr1に等しいと
し、二次電流によるFET15のソース・ドレイン間と
受光素子14Rの内部抵抗にかかる交流電圧をVCとす
ると、
【0060】
【数5】
【0061】であり、これに上記数4を代入すると、
【0062】
【数6】
【0063】となる。
【0064】このように、出力端子16に得られる出力
Zの交流電圧ZACは、基準電圧VSが一定であるから、
交流電圧VCを直流電圧VDで割算したものとなる。
【0065】そこで、フォトカプラ14の発光素子14
Tに流れる直流電流(一次直流電流)をI1、同じく交
流電流(一次交流電流)をi1、フォトカプラ14の受
光素子14Rに流れる直流電流(二次直流電流)を
2、同じく交流電流(二次交流電流)をi2とし、フォ
トカプラ14の直流,交流の電流伝達率を夫々CT
DC,CTRACとすると、 I2=CTRDC・I12=CTRAC・i1 であり、r0+r1=rとすると、 VC=r・i2=CTRAC・ri1D=r・I2=CTRDC・rI1 そこで、上記数6から、
【0066】
【数7】
【0067】であり、CTRDC=CTRACのときには
(実際には、若干異なるが、ほとんど一致するものが市
販されている)、フォトカプラ間に電流伝達率CTRに
バラツキがあっても、
【0068】
【数8】
【0069】となる。ここで、変調器からの信号電圧の
交流電圧をVACC,直流電圧をVADCとすると、i1=α
AAC、I1=αVADCであるから、上記数8は、
【0070】
【数9】
【0071】となる。
【0072】数9から明らかなように、出力端子28に
得られる出力Zの交流電圧(即ち、信号電圧)ZACはフ
ォトカプラ14の電流伝達率CTRに影響されないもの
であり、一次側の直流電圧VADCを安定化することによ
り、一次側の交流電圧VAAC(即ち、信号成分)に比例
した信号ZACが得られる。また、直流電圧VADCや基準
電圧VSを例えば1Vに安定化することにより、出力端
子28に得られる信号電圧ZACは一次側の交流電圧V
AACに等しく、ゲインが1の回路となる。
【0073】以上のようにして、図3〜図6に示した具
体例では、フォトカプラ141,142の特性のバラツキ
による影響をほとんどなくすることができる。
【0074】次に、図9及び図10により、送信結合部
1としてトランスを用いた場合の図1に示した実施例の
具体的な回路構成を説明する。
【0075】図9は図1での4線/2線変換部と受信部
4の結合部とを示す回路図であって、29は受信側トラ
ンス、30は出力端子であり、図1に対応する部分には
同一符号をつけている。
【0076】同図において、電話回線の一方の信号線と
インピーダンス整合用の抵抗5との間に受信側トランス
29の一次側コイルが設けられ、二次側コイルの一端が
出力端子30を介して変復調部に接続されている。ま
た、送信ドライバ部3(図1)の出力端子に接続される
点Aは、電話回線に接続されている。
【0077】図10は図1における送信結合部1と送信
ドライバ部3と電源部8と直流ループ形成部9を示す回
路図であって、32は入力端子、33は送信側トラン
ス、34,35は抵抗、36はコンデンサであり、図1
に対応する部分には同一符号をつけている。
【0078】同図において、送信結合部1は送信側トラ
ンス33からなり、その一次コイルの一方の端子が変復
調部に接続されている。この送信側トランス33の二次
側コイルに得られた送信電圧は、コンデンサ36で不要
な直流分が除去された後、抵抗34,35からなる分圧
器で電源部8からの一定電圧を分圧して得られる規定の
直流電圧Vfが付加されて演算増幅器19で増幅され、
この出力でトランジスタ20を制御する。このトランジ
スタ20のコレクタ電流は、送出電流として、図9での
点Aから電話回線に送られるとともに、点Bから打消増
幅器6に供給される。
【0079】なお、このようにトランスを用いた場合に
は、素子のバラツキや歪みが比較的小さい。このため、
回路電流で動作可能な送信ドライバ部を用いることによ
り、先の具体例のような補償部やプシュプル構成が不要
として、端末器の電源電圧を低くしても、大きな送出電
力を得ることができる。
【0080】また、トランスに挿入損失があっても、送
信ドライバ部3の増幅率を大きくすることにより、これ
を補償することができる。
【0081】さらに、トランスは直流バイアス電流なし
で動作するので、端末器の電源電圧がいくら低くなって
も、ラインインタフェイス装置は確実に動作する。この
ため、ラインインタフェイス装置の電源電圧を配慮する
ことなく、端末器の電源電圧を適宜決めることができ
る。
【0082】さらにまた、上記実施例においては、モデ
ムに本発明を適用した場合を中心に説明したが、本発明
はこれのみに限るものではなく、電話回線を利用した通
信端末器器一般に適用可能である。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回線とのインピーダンス整合のための素子での電力消費
をなくすことができ、このため、回線への最大送出電力
を回線に適合するまでに安定化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモデムのラインインタフェイス装
置の一実施例を示す構成図である。
【図2】本出願人が先に提案したモデムのラインインタ
フェイス装置の一例を示す回路図である。
【図3】送信結合部としてフォトカプラを用いた場合の
図1に示した実施例での4線/2線変換部を示す回路図
である。
【図4】送信結合部としてフォトカプラを用いた場合の
図1に示した実施例での送信結合部を示す回路図であ
る。
【図5】送信結合部としてフォトカプラを用いた場合の
図1に示した実施例での補償部,送信ドライバ部,電源
部及び直流ループ形成部を示す回路図である。
【図6】送信結合部としてフォトカプラを用いた場合の
図1に示した実施例での受信部を示す回路図である。
【図7】図5での補修回路の動作を説明する図である。
【図8】フォトカプラの特性のバラツキを示す図であ
る。
【図9】送信結合部としてトランスを用いた場合の図1
に示した実施例での4線/2線変換部と受信部を示す回
路図である。
【図10】送信結合部としてトランスを用いた場合の図
1に示した実施例での送信結合部,送信ドライバ部,電
源部及び直流ループを示す回路図である。
【図11】モデムのラインインタフェイス装置の構成を
示す図である。
【図12】フォトカプラを用いたラインインタフェイス
部の構成要素を示す図である。
【図13】フォトカプラを用いたラインインタフェイス
部の回路構成を示す図である。
【図14】従来のラインインタフェイス装置の一例を示
す図である。
【図15】フォトカプラの特性のバラツキを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 送信結合部 2 補償部 3 送信ドライバ部 4 受信部 5 インピーダンス整合用の抵抗 6 打消増幅器 7 抵抗 8 電源部 9 直流ループ形成部 10 フックスイッチ 11 検出部 12 整流部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変調部からの信号を送信信号として2線
    式回線に送る送信部と、該2線式回線からの受信信号を
    復調部に供給する受信部とを備え、4線/2線変換を行
    なうモデムのラインインタフェイス装置であって、 該2線式回線の一方の信号線を、送信部の出力信号線に
    接続するとともに、受信部を介してインピーダンス整合
    用素子の一方の端子に接続し、 該インピダンス整合用素子の他方の端子に、送信時、該
    送信部から受信部を介して該インピーダンス整合用素子
    の該一方の端子に供給される送信信号と同位相かつ同振
    幅の信号を供給する手段を設け、 送信時、該受信部と該インピーダンス整合用素子とに送
    信信号が流れるのを阻止することができるように構成し
    たことを特徴とするモデムのラインインタフェイス装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記2線式回線の直流電圧から一定の直流電圧を形成す
    る手段を設け、 該一定の直流電圧を前記送信部の電源電圧とすることを
    特徴とするモデムのラインインタフェイス装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記送信部及び前記受信部に、前記2線式回線との間を
    絶縁する絶縁手段を設けたことを特徴とするモデムのラ
    インインタフェイス装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記絶縁手段はフォトカプラであることを特徴とするモ
    デムのラインインタフェイス装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記絶縁手段はトランスであることを特徴とするモデム
    のラインインタフェイス装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4または5におい
    て、 前記送信部の電源電圧が3.3V以下、前記2線式回線
    の回線インピーダンスが600Ωであって、送信時、前
    記2線式回線に2.0dBmの最大出力電力を供給する
    ことを特徴とするモデムのラインインタフェイス装置。
  7. 【請求項7】 情報信号を変調して送信信号とする変調
    部と、受信信号を復調して情報信号とする復調部と、該
    変調部からの送信信号を2線式回線に送る送信部と、該
    2線式回線からの受信信号を復調部に供給する受信部と
    を備え、4線/2線変換を行なうラインインターフェー
    ス装置とからなるモデムにおいて、 該ラインインターフェース装置は、該2線式回路の一方
    の信号線を該送信部の出力信号線に接続するとともに、
    該受信部を介してインピーダンス整合用素子の一方の端
    子に接続し、 該インピダンス整合用素子の他方の端子に、送信時、該
    送信部から該受信部を介して該インピーダンス整合用素
    子の該一方の端子に供給される送信信号と同位相かつ同
    振幅の信号を供給する手段を設け、 送信時、該受信部と該インヒーダンス整合用素子とに送
    信信号が流れるのを阻止することができるように構成し
    たことを特徴とするモデム。
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