JPH08149895A - 負荷転流型インバータ起動発電システム - Google Patents
負荷転流型インバータ起動発電システムInfo
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- JPH08149895A JPH08149895A JP6283596A JP28359694A JPH08149895A JP H08149895 A JPH08149895 A JP H08149895A JP 6283596 A JP6283596 A JP 6283596A JP 28359694 A JP28359694 A JP 28359694A JP H08149895 A JPH08149895 A JP H08149895A
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- power generation
- generation system
- inverter
- synchronous generator
- type inverter
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/30—Reactive power compensation
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、LCI装置の無効電力及び有効電力
調整能力等の潜在能力を十分に利用し高機能で、かつ発
電システムも簡単なLCI起動発電システムを提供する
ことにある。 【構成】本発明は、同期発電機の固定子巻線に可変周波
の交流を印加して同期発電機を起動させて運転を開始す
るLCI起動発電システムにおいて、LCI装置のイン
バータ出力側に変圧器を接続すると共に、変圧器を同期
発電機出力側に接続し、系統側で無効電力を必要とする
場合には、この無効電力をLCI装置より供給している
ので、LCI装置は同期発電機を起動する機能のみでは
なく、系統側で無効電力が不足した場合にも所要の無効
電力を供給する機能を行わせることが可能であり、発電
システムがその分だけ簡素化できる。
調整能力等の潜在能力を十分に利用し高機能で、かつ発
電システムも簡単なLCI起動発電システムを提供する
ことにある。 【構成】本発明は、同期発電機の固定子巻線に可変周波
の交流を印加して同期発電機を起動させて運転を開始す
るLCI起動発電システムにおいて、LCI装置のイン
バータ出力側に変圧器を接続すると共に、変圧器を同期
発電機出力側に接続し、系統側で無効電力を必要とする
場合には、この無効電力をLCI装置より供給している
ので、LCI装置は同期発電機を起動する機能のみでは
なく、系統側で無効電力が不足した場合にも所要の無効
電力を供給する機能を行わせることが可能であり、発電
システムがその分だけ簡素化できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同期発電機の固定子巻線
に可変周波の交流を印加して同期発電機を起動させて運
転を開始する負荷転流型インバータ起動発電システムに
関する。
に可変周波の交流を印加して同期発電機を起動させて運
転を開始する負荷転流型インバータ起動発電システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の負荷転流型インバータ(Load Com
mutated Inverter 、以下LCIと略す)起動発電シス
テムの一構成例を図5に示し、以下簡単に構成と作用に
ついて説明する。図5において、1は同期発電機、2は
同期発電機1を起動するためのLCI装置で、しゃ断器
2a、変圧器2b、コンバータ2c、直流リアクトル2
d、インバータ2e、交流リアクトル2i、断路器2h
等から構成されている。同期発電機1の界磁巻線を励磁
するための励磁装置1aと励磁制御装置1bが設けられ
ている。3は主変圧器、A,B,C,Dは各構成機器を
電気的に接続する接続線である。
mutated Inverter 、以下LCIと略す)起動発電シス
テムの一構成例を図5に示し、以下簡単に構成と作用に
ついて説明する。図5において、1は同期発電機、2は
同期発電機1を起動するためのLCI装置で、しゃ断器
2a、変圧器2b、コンバータ2c、直流リアクトル2
d、インバータ2e、交流リアクトル2i、断路器2h
等から構成されている。同期発電機1の界磁巻線を励磁
するための励磁装置1aと励磁制御装置1bが設けられ
ている。3は主変圧器、A,B,C,Dは各構成機器を
電気的に接続する接続線である。
【0003】同期発電機1を駆動する際にはしゃ断器2
aが閉となり、コンバータ2cが運転され、直流電流I
d が直流リアクトル2d及びインバータ2eに流れる。
インバータ2eはLCI装置2の直流電流Id をスイッ
チングすることにより可変周波の交流電流Iacに変換さ
れる。交流電流Iacは接続線Dを介して同期発電機1の
固定子巻線に流れ、同期発電機1が起動される。同期発
電機1はLCI装置2による駆動後、発電を開始し、主
変圧器1を介して系統側に給電される。
aが閉となり、コンバータ2cが運転され、直流電流I
d が直流リアクトル2d及びインバータ2eに流れる。
インバータ2eはLCI装置2の直流電流Id をスイッ
チングすることにより可変周波の交流電流Iacに変換さ
れる。交流電流Iacは接続線Dを介して同期発電機1の
固定子巻線に流れ、同期発電機1が起動される。同期発
電機1はLCI装置2による駆動後、発電を開始し、主
変圧器1を介して系統側に給電される。
【0004】無効電力調整装置4は系統側で負荷急増に
伴い無効電力が急速に不足する様な場合に、所要の無効
電力を供給する。また系統側の送電線等で短絡事故等が
発生した場合には、同期発電機1の発電機出力PG が動
揺するため、その動揺を収束させ、同期発電機1が脱調
しないように、励磁制御装置1bと励磁装置1aにより
制御される。
伴い無効電力が急速に不足する様な場合に、所要の無効
電力を供給する。また系統側の送電線等で短絡事故等が
発生した場合には、同期発電機1の発電機出力PG が動
揺するため、その動揺を収束させ、同期発電機1が脱調
しないように、励磁制御装置1bと励磁装置1aにより
制御される。
【0005】一般に、LCI起動発電システムでは、L
CI装置2は同期発電機1を起動する時だけに使用さ
れ、同期発電機1が駆動後は、断路器2hは開、しゃ断
器2aも開となりLCI装置2は同期発電機回路と非接
続となる。
CI装置2は同期発電機1を起動する時だけに使用さ
れ、同期発電機1が駆動後は、断路器2hは開、しゃ断
器2aも開となりLCI装置2は同期発電機回路と非接
続となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5に示した構成例か
らも明らかなように、LCI装置2は同期発電機1の最
初の駆動時のみしか運転をせず、それ以外の目的では使
用されていない。例えば、系統側で無効電力が瞬時に不
足する場合は、無効電力調整装置4により調整を行うと
ともに、系統側事故時にも励磁制御装置1b、励磁装置
1aにより調整しており、各々の機器の動作能力として
高いレベルのものが要求されていた。
らも明らかなように、LCI装置2は同期発電機1の最
初の駆動時のみしか運転をせず、それ以外の目的では使
用されていない。例えば、系統側で無効電力が瞬時に不
足する場合は、無効電力調整装置4により調整を行うと
ともに、系統側事故時にも励磁制御装置1b、励磁装置
1aにより調整しており、各々の機器の動作能力として
高いレベルのものが要求されていた。
【0007】一方、LCI装置には無効電力調整機能及
び有効電力調整機能があるにもかかわらず、経済性の観
点からのみ考慮し、LCI装置の能力を限定して使用し
ているため、LCI装置として非効率でかつ発電システ
ムとして複雑な構成となっているという問題があった。
び有効電力調整機能があるにもかかわらず、経済性の観
点からのみ考慮し、LCI装置の能力を限定して使用し
ているため、LCI装置として非効率でかつ発電システ
ムとして複雑な構成となっているという問題があった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的はLCI装置の無効電力及び有効電力調整
能力等の潜在能力を十分に利用し高機能で、かつ発電シ
ステムも簡単でLCI装置以外の装置、例えば励磁装置
等の責務を低減可能なLCI起動発電システムを提供す
ることにある。
で、その目的はLCI装置の無効電力及び有効電力調整
能力等の潜在能力を十分に利用し高機能で、かつ発電シ
ステムも簡単でLCI装置以外の装置、例えば励磁装置
等の責務を低減可能なLCI起動発電システムを提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1は、同期発電機の固定子巻線に可変
周波の交流を印加して同期発電機を起動させて運転を開
始する負荷転流型インバータ起動発電システムにおい
て、前記負荷転流型インバータ装置のインバータ出力側
に変圧器を接続すると共に、前記変圧器を前記同期発電
機出力側に接続し、系統側で無効電力を必要とする場合
には、この無効電力を前記負荷転流型インバータ装置よ
り供給することを特徴とする。
に本発明の請求項1は、同期発電機の固定子巻線に可変
周波の交流を印加して同期発電機を起動させて運転を開
始する負荷転流型インバータ起動発電システムにおい
て、前記負荷転流型インバータ装置のインバータ出力側
に変圧器を接続すると共に、前記変圧器を前記同期発電
機出力側に接続し、系統側で無効電力を必要とする場合
には、この無効電力を前記負荷転流型インバータ装置よ
り供給することを特徴とする。
【0010】本発明の請求項2は、請求項1記載の負荷
転流型インバータ起動発電システムにおいて、系統側で
送電線事故等の故障により前記同期発電機出力に動揺が
生じた場合、前記同期発電機の励磁制御装置と同調して
前記同期発電機出力が増加する期間は前記負荷転流型イ
ンバータ装置のインバータよりパワーを吸収し、前記同
期発電機出力が減少する期間は前記負荷転流型インバー
タ装置のインバータよりパワーを放出することを特徴と
する。
転流型インバータ起動発電システムにおいて、系統側で
送電線事故等の故障により前記同期発電機出力に動揺が
生じた場合、前記同期発電機の励磁制御装置と同調して
前記同期発電機出力が増加する期間は前記負荷転流型イ
ンバータ装置のインバータよりパワーを吸収し、前記同
期発電機出力が減少する期間は前記負荷転流型インバー
タ装置のインバータよりパワーを放出することを特徴と
する。
【0011】本発明の請求項3は、請求項1又は請求項
2記載の負荷転流型インバータ起動発電システムにおい
て、通常運転時には前記負荷転流型インバータ装置のイ
ンバータを還流モード運転とすることを特徴とする負荷
転流型インバータ起動発電システム。
2記載の負荷転流型インバータ起動発電システムにおい
て、通常運転時には前記負荷転流型インバータ装置のイ
ンバータを還流モード運転とすることを特徴とする負荷
転流型インバータ起動発電システム。
【0012】本発明の請求項4は、請求項1乃至請求項
3記載の負荷転流型インバータ起動発電システムにおい
て、系統側で無効電力を必要とする期間は、前記負荷転
流型インバータ装置のコンバータを還流モード運転とす
ることを特徴とする。
3記載の負荷転流型インバータ起動発電システムにおい
て、系統側で無効電力を必要とする期間は、前記負荷転
流型インバータ装置のコンバータを還流モード運転とす
ることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の請求項1によると、系統側で急激な無
効電力の不足が生じた場合に、インバータのサイリスタ
位相角制御により系統電圧と電圧差を発生せしめ、所要
の無効電力を供給することができる。
効電力の不足が生じた場合に、インバータのサイリスタ
位相角制御により系統電圧と電圧差を発生せしめ、所要
の無効電力を供給することができる。
【0014】本発明の請求項2によると、系統側の送電
線で短絡事故等が発生した際にインバータのサイリスタ
位相角制御により有効電力すなわちインバータの入力の
力率を可変せしめ発電機の出力変動を抑制させる方向に
制御することができる。
線で短絡事故等が発生した際にインバータのサイリスタ
位相角制御により有効電力すなわちインバータの入力の
力率を可変せしめ発電機の出力変動を抑制させる方向に
制御することができる。
【0015】本発明の請求項3および請求項4による
と、インバータ及びコンバータの交流系との連系を解除
することができ、余分な無効電力供給及び、高周波の系
統側への伝播を防止することが可能となる。
と、インバータ及びコンバータの交流系との連系を解除
することができ、余分な無効電力供給及び、高周波の系
統側への伝播を防止することが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1は本発明の第1実施例(請求項1対応)の構成
図である。同図において、同期発電機1を駆動する際に
は、しゃ断器2aが閉となり、コンバータ2cが運転さ
れ、直流電流Id が直流リアクトル2d及びインバータ
2eに流れる。インバータ2eはこの直流電流Id を位
相制御装置2gからの制御指令により可変周波の交流電
流Iacに変換される。交流電流Iacは変圧器2fを介し
て同期発電機1の固定子巻線に流れ、同期発電機1を起
動する。
る。図1は本発明の第1実施例(請求項1対応)の構成
図である。同図において、同期発電機1を駆動する際に
は、しゃ断器2aが閉となり、コンバータ2cが運転さ
れ、直流電流Id が直流リアクトル2d及びインバータ
2eに流れる。インバータ2eはこの直流電流Id を位
相制御装置2gからの制御指令により可変周波の交流電
流Iacに変換される。交流電流Iacは変圧器2fを介し
て同期発電機1の固定子巻線に流れ、同期発電機1を起
動する。
【0017】系統側で負荷急増に伴い無効電力が不足す
る場合には、以下に説明するように所要の無効電力が系
統側に供給される。すなわち、LCI装置2は同期発電
機1を起動した後も電気的に同期発電機1の出力側と接
続されており、LCI装置2のインバータ2eの出力に
より無効電力が供給される。
る場合には、以下に説明するように所要の無効電力が系
統側に供給される。すなわち、LCI装置2は同期発電
機1を起動した後も電気的に同期発電機1の出力側と接
続されており、LCI装置2のインバータ2eの出力に
より無効電力が供給される。
【0018】一般に、インバータ2eの出力QIWは、イ
ンバータ2eのサイリスタの位相制御角をαとすると、
下記の(1)式で表される。
ンバータ2eのサイリスタの位相制御角をαとすると、
下記の(1)式で表される。
【数1】 上記(1)式で示されるように、インバータ2eの出力
QIWは、位相制御角αの正弦成分(sin)に比例す
る。ここで、αは0°〜360°まで変化させることが
可能であり、αを可変とすることにより、絶対値|K|
以内であれば、進相分及び遅相分の両無効電力を供給す
ることが可能である。
QIWは、位相制御角αの正弦成分(sin)に比例す
る。ここで、αは0°〜360°まで変化させることが
可能であり、αを可変とすることにより、絶対値|K|
以内であれば、進相分及び遅相分の両無効電力を供給す
ることが可能である。
【0019】上述したように、本実施例によれば、LC
I装置2は同期発電機1を起動する機能のみではなく、
系統側で無効電力が不足した場合にも所要の無効電力を
供給する機能を行わせることが可能で、かつ従来技術で
示した様な無効電力調整装置を使用しなくてすむので、
発電システムがその分だけ簡素化できる。
I装置2は同期発電機1を起動する機能のみではなく、
系統側で無効電力が不足した場合にも所要の無効電力を
供給する機能を行わせることが可能で、かつ従来技術で
示した様な無効電力調整装置を使用しなくてすむので、
発電システムがその分だけ簡素化できる。
【0020】次に、本発明の第2実施例(請求項2対
応)を説明する。LCI装置2のインバータ2eの有効
電力入力(αが90を超過する場合は符号が反転して出
力となる)PINV は、一般にサイリスタ位相制御角をα
とすると、(2)式の様な関係があり、位相制御角αの
余弦(cos)に比例する。
応)を説明する。LCI装置2のインバータ2eの有効
電力入力(αが90を超過する場合は符号が反転して出
力となる)PINV は、一般にサイリスタ位相制御角をα
とすると、(2)式の様な関係があり、位相制御角αの
余弦(cos)に比例する。
【数2】 ここで、cosαは力率で、αは0°〜360°まで可
変可能であり、その制御速度は数msec〜数十mse
cと高速である。系統側で、送電線の短絡事故等が発生
した場合、後記図2で説明するように、同期発電機の発
電機出力動揺を抑制することが可能である。
変可能であり、その制御速度は数msec〜数十mse
cと高速である。系統側で、送電線の短絡事故等が発生
した場合、後記図2で説明するように、同期発電機の発
電機出力動揺を抑制することが可能である。
【0021】図2(a)は、発電機出力PG の変化を示
す図、同図(b)は、LCI装置2のインバータ2eの
インバータ入力(または出力)PINV の変化を示す図で
ある。この図から分かるように、系統側で事故発生直
後、すなわち、時間領域IではPG が急減し同期発電機
1の位相角は開き始め加速される。時間領域IIではPG
は定格出力Pgnより超過し、減速する。時間領域III 及
びIVも同様な動きを行い、その後収束する。これは、イ
ンバータ2eの入力制御並びに励磁制御装置1bの制御
によるものである。
す図、同図(b)は、LCI装置2のインバータ2eの
インバータ入力(または出力)PINV の変化を示す図で
ある。この図から分かるように、系統側で事故発生直
後、すなわち、時間領域IではPG が急減し同期発電機
1の位相角は開き始め加速される。時間領域IIではPG
は定格出力Pgnより超過し、減速する。時間領域III 及
びIVも同様な動きを行い、その後収束する。これは、イ
ンバータ2eの入力制御並びに励磁制御装置1bの制御
によるものである。
【0022】次に、インバータ2eの入力PINV 制御に
着目して説明する。インバータ2eの入力PINV は、同
期発電機1が加速する時間領域I及びIIIでは、発電機
出力に比例してインバータ2eにパワーが入力する方向
に制御されるため、無制御の場合(PG の破線部)に比
べて発電出力Pg の定格出力Pgnより超過する分を減少
させる方向に作用する(図の矢印)。これによりPINV
の入力分だけ発電機の加速成分が相殺される。時間領域
II及びIVの減速領域においても、上記と逆の作用により
PINV の出力分だけ発電機の減速成分が相殺され、次第
に動揺は収束する。
着目して説明する。インバータ2eの入力PINV は、同
期発電機1が加速する時間領域I及びIIIでは、発電機
出力に比例してインバータ2eにパワーが入力する方向
に制御されるため、無制御の場合(PG の破線部)に比
べて発電出力Pg の定格出力Pgnより超過する分を減少
させる方向に作用する(図の矢印)。これによりPINV
の入力分だけ発電機の加速成分が相殺される。時間領域
II及びIVの減速領域においても、上記と逆の作用により
PINV の出力分だけ発電機の減速成分が相殺され、次第
に動揺は収束する。
【0023】本実施例によれば、LCI装置2は、同期
発電機1を起動する機能のみではなく、系統側で短絡事
故が発生した際の発電機出力の動揺を抑制する機能をも
たせることができ、その能力分だけ例えば励磁装置の責
務を低減することが可能である。
発電機1を起動する機能のみではなく、系統側で短絡事
故が発生した際の発電機出力の動揺を抑制する機能をも
たせることができ、その能力分だけ例えば励磁装置の責
務を低減することが可能である。
【0024】図3は本発明の第3実施例(請求項3対
応)のインバータ2e部分の構成図である。インバータ
2eが同期発電機1の出力側に常に電気的に接続される
ため、常に(1)式で示した無効電力が供給されること
になる。今、α=90°とすれば、(1)式で0となる
が、この場合でも系統側には交流電流Iacに重畳した高
調波成分が流出する。これを防止するため、インバータ
2eをバイパスペア運転と称する還流運転モードを採用
することにより防止することが可能である。
応)のインバータ2e部分の構成図である。インバータ
2eが同期発電機1の出力側に常に電気的に接続される
ため、常に(1)式で示した無効電力が供給されること
になる。今、α=90°とすれば、(1)式で0となる
が、この場合でも系統側には交流電流Iacに重畳した高
調波成分が流出する。これを防止するため、インバータ
2eをバイパスペア運転と称する還流運転モードを採用
することにより防止することが可能である。
【0025】バイパスペア運転としては種々の方法が可
能であるが、一例として図3に示すサイリスタ素子2e
1 〜2e6 のうち、サイリスタ素子2e2 と2e5 のみ
に点弧指令を与えて導通させる方式がある。この場合、
直流電流Id は、変圧器2fをバイパスする様に流れ、
系統側に流出する無効電力、高調波電流Iac=0とする
ことにより防止することが可能である。
能であるが、一例として図3に示すサイリスタ素子2e
1 〜2e6 のうち、サイリスタ素子2e2 と2e5 のみ
に点弧指令を与えて導通させる方式がある。この場合、
直流電流Id は、変圧器2fをバイパスする様に流れ、
系統側に流出する無効電力、高調波電流Iac=0とする
ことにより防止することが可能である。
【0026】図4は本発明の第4実施例(請求項4対
応)のコンバータ2c部分の構成図である。本実施例で
は前記図3で説明したバイパスペア運転と同様の運転を
コンバータ2cで行う、すなわち図4に示すサイリスタ
2c2 ,2c5 のみを点弧・導通させることにより、直
流電流Id を変圧器2bを介して流れない様な還流モー
ド運転とすることが可能であり、この運転により系統側
より流入する有効・無効電力(P,Q)を0とすること
が可能となる。したがって、インバータ2eを用いて無
効電力制御を行う場合、コンバータ2cの無効電力が逆
作用することが考えられるため、コンバータ2cのバイ
パスペア運転により影響しない様に防止することが可能
となる。
応)のコンバータ2c部分の構成図である。本実施例で
は前記図3で説明したバイパスペア運転と同様の運転を
コンバータ2cで行う、すなわち図4に示すサイリスタ
2c2 ,2c5 のみを点弧・導通させることにより、直
流電流Id を変圧器2bを介して流れない様な還流モー
ド運転とすることが可能であり、この運転により系統側
より流入する有効・無効電力(P,Q)を0とすること
が可能となる。したがって、インバータ2eを用いて無
効電力制御を行う場合、コンバータ2cの無効電力が逆
作用することが考えられるため、コンバータ2cのバイ
パスペア運転により影響しない様に防止することが可能
となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればL
CI装置の無効電力及び有効電力の調整能力等の潜在能
力を十分に利用し、高機能で、かつ発電システムも簡単
となり、LCI装置以外の機器例えば励磁装置の責務の
低減が可能なLCI起動発電システムを提供することが
できる。
CI装置の無効電力及び有効電力の調整能力等の潜在能
力を十分に利用し、高機能で、かつ発電システムも簡単
となり、LCI装置以外の機器例えば励磁装置の責務の
低減が可能なLCI起動発電システムを提供することが
できる。
【図1】本発明の一実施例の構成図。
【図2】図1の系統事故の場合の特性図。
【図3】図1のインバータのバイパスペア運転の一例を
示す図。
示す図。
【図4】図1のコンバータのバイパスペア運転の一例を
示す図。
示す図。
【図5】従来のLCI起動発電システムの構成図。
1…同期発電機、1a…励磁装置、1b…励磁制御装
置、2…LCI装置、2a…しゃ断器、2b…変圧器、
2c…コンバータ、2d…直流リアクトル、2e…イン
バータ、2f…変圧器、2g…位相制御装置、2h…断
路器、2i…交流リアクトル、3…主変圧器、4…無効
電力調整装置、Id …直流電流、Iac…交流電流、A,
B,C,D…接続線、I,〜,IV…時間領域、PG …発
電機出力、PINV …インバータ入力、Pgn…定格出力、
2e1 〜2e6 …サイリスタ素子、2c1 〜2c6 …サ
イリスタ素子、P…有効電力、Q…無効電力。
置、2…LCI装置、2a…しゃ断器、2b…変圧器、
2c…コンバータ、2d…直流リアクトル、2e…イン
バータ、2f…変圧器、2g…位相制御装置、2h…断
路器、2i…交流リアクトル、3…主変圧器、4…無効
電力調整装置、Id …直流電流、Iac…交流電流、A,
B,C,D…接続線、I,〜,IV…時間領域、PG …発
電機出力、PINV …インバータ入力、Pgn…定格出力、
2e1 〜2e6 …サイリスタ素子、2c1 〜2c6 …サ
イリスタ素子、P…有効電力、Q…無効電力。
Claims (4)
- 【請求項1】 同期発電機の固定子巻線に可変周波の交
流を印加して同期発電機を起動させて運転を開始する負
荷転流型インバータ起動発電システムにおいて、前記負
荷転流型インバータ装置のインバータ出力側に変圧器を
接続すると共に、前記変圧器を前記同期発電機出力側に
接続し、系統側で無効電力を必要とする場合には、この
無効電力を前記負荷転流型インバータ装置より供給する
ことを特徴とする負荷転流型インバータ起動発電システ
ム。 - 【請求項2】 請求項1記載の負荷転流型インバータ起
動発電システムにおいて、系統側で送電線事故等の故障
により前記同期発電機出力に動揺が生じた場合、前記同
期発電機の励磁制御装置と同調して前記同期発電機出力
が増加する期間は前記負荷転流型インバータ装置のイン
バータよりパワーを吸収し、前記同期発電機出力が減少
する期間は前記負荷転流型インバータ装置のインバータ
よりパワーを放出することを特徴とする負荷転流型イン
バータ起動発電システム。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の負荷転流型
インバータ起動発電システムにおいて、通常運転時には
前記負荷転流型インバータ装置のインバータを還流モー
ド運転とすることを特徴とする負荷転流型インバータ起
動発電システム。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3記載の負荷転流型
インバータ起動発電システムにおいて、系統側で無効電
力を必要とする期間は、前記負荷転流型インバータ装置
のコンバータを還流モード運転とすることを特徴とする
負荷転流型インバータ起動発電システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6283596A JPH08149895A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 負荷転流型インバータ起動発電システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6283596A JPH08149895A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 負荷転流型インバータ起動発電システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08149895A true JPH08149895A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17667554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6283596A Pending JPH08149895A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 負荷転流型インバータ起動発電システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08149895A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004364373A (ja) * | 2003-06-03 | 2004-12-24 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 周波数変換装置 |
| JP2017229110A (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | 株式会社日立製作所 | 電圧無効電力監視制御装置及び方法 |
-
1994
- 1994-11-17 JP JP6283596A patent/JPH08149895A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004364373A (ja) * | 2003-06-03 | 2004-12-24 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 周波数変換装置 |
| JP2017229110A (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | 株式会社日立製作所 | 電圧無効電力監視制御装置及び方法 |
| WO2017221483A1 (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | 株式会社日立製作所 | 電圧無効電力監視制御装置及び方法 |
| US10892640B2 (en) | 2016-06-20 | 2021-01-12 | Hitachi, Ltd. | Voltage and reactive power monitoring/control device and method for calculating required reactive power amount for suppressing a fluctuation component and selecting an appropriate equipment |
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