JPH08151402A - 水性溶液組成物 - Google Patents

水性溶液組成物

Info

Publication number
JPH08151402A
JPH08151402A JP29459094A JP29459094A JPH08151402A JP H08151402 A JPH08151402 A JP H08151402A JP 29459094 A JP29459094 A JP 29459094A JP 29459094 A JP29459094 A JP 29459094A JP H08151402 A JPH08151402 A JP H08151402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
water
solution composition
ester
aqueous solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29459094A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Fukutome
和広 福留
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP29459094A priority Critical patent/JPH08151402A/ja
Publication of JPH08151402A publication Critical patent/JPH08151402A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保存時等の長期間の粘度安定性に優れた、塗
料、印刷インキ等に利用できる水性溶液組成物を提供す
る。 【構成】 無水グルコース単位1個あたりの硝酸エステ
ル基置換度が0.2以上、カルボキシアルキルエーテル
基置換度が0.05以上であるカルボキシアルキルセル
ロースの硝酸エステルと水及び有機溶剤、中和剤、安定
化剤からなる水性溶液組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の水性溶液組成物は、塗
料、プラスチック塗料、皮革塗料、磁性塗料、印刷イン
キ、ペーパーコーティング、フイルム加工、感熱紙、繊
維加工、及び導電性ペースト等に用いられる機能性材料
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ニトロセルロースやセルロースア
セテートブチレート等のセルロースエステル類が乾燥
性、耐熱性の点から塗料、印刷インキ、ペーパーコーテ
ィング、フイルム加工、感熱紙、繊維加工、及び導電性
ペースト等の材料として利用されている。
【0003】しかしながら、ニトロセルロースやセルロ
ースアセテートブチレート等のセルロースエステル類
は、コーティング材料等に用いる場合多量の有機溶剤を
使用するため、揮散溶剤による大気汚染、作業環境の悪
化、火災の危険性などの問題があった。また、水系のセ
ルロースアセテートブチレートにおいては、保存経時で
加水分解をおこして、増粘する等の物性的に不安定であ
る問題点があった。
【0004】これらの問題を解決するために、カルボキ
シアルキルセルロースの硝酸エステル(特開平5ー39
301号公報、特開平5ー39302号公報)が提案さ
れている。この内、特開平5ー39301号公報には、
カルボキシアルキルセルロースの硝酸エステル、水と必
要最小限の有機溶剤及び中和剤の混合溶液とし、水系の
材料として用いることにより、乾燥性、耐熱性等を向上
でき、かつ使用する有機溶剤を減らすことができ、揮発
溶剤による大気汚染、作業環境、火災の危険性等を改善
できることが記載されている。しかしながら、このカル
ボキシアルキルセルロースの硝酸エステルと水、有機溶
剤、中和剤からなる混合溶液は保存中に粘度が低下する
という実用上の問題がある。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、カルボキ
シアルキルセルロースの硝酸エステルと水、有機溶剤、
中和剤を混合してなる水性溶液の粘度等の経時的な安定
性が改良された水性溶液組成物を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明者は前記課題を解決
するために、無水グルコース単位1個あたりの硝酸エス
テル基置換度が0.2以上、カルボキシアルキルエーテ
ル基置換度が0.05以上であるカルボキシアルキルセ
ルロースの硝酸エステルと水及び有機溶剤、中和剤を混
合してなる水性溶液において、さらに安定化剤として、
エポキシ系化合物、有機リン化合物、リン酸誘導体及び
ピロリン酸塩類、フェノール系化合物、オキシ酸、ジカ
ルボン酸、脂肪酸類の1種または2種以上を含有する水
性溶液組成物とすることにより、流通、保存時等の長期
間の経時において粘度が安定であること見いだし、本発
明を完成するに至った。
【0007】本発明に使用するカルボキシアルキルセル
ロースの硝酸エステルとは、カルボキシメチルセルロー
ス、カルボキシエチルセルロース等のカルボキシアルキ
ルセルロース類を公知の硝酸エステル化用混酸、例え
ば、硫酸/硝酸と水からなる硝酸エステル化用混酸で処
理を行い、カルボキシアルキルセルロースの硝酸エステ
ル中に含まれる硝酸エステル基置換度が0.2以上、カ
ルボキシアルキルエーテル基置換度が0.05以上であ
るものであり、特開平5−39302号公報に示された
水性セルロース誘導体を言う。硝酸エステル基置換度が
0.2未満では、顔料分散性が不十分になり、カルボキ
シアルキルエーテル基置換度が0.05未満では、水へ
の溶解性が不十分になり、使用する有機溶剤が多量必要
となる。
【0008】好ましくは、硝酸エステル基置換度は、
0.5以上2.5以下であり、カルボキシアルキルエー
テル基置換度は、0.3以上2.0以下である。本発明
に使用する中和剤としては、アルカリ金属水酸化物、ア
ルカリ金属塩、アルカリ土類金属水酸化物、アルカリ土
類金属塩、アンモニア、アンモニウム塩、有機アミン、
有機アミン塩、または、これらの水溶液等を使用するこ
とができる。
【0009】本発明に用いるカルボキシルアルキルセル
ロースの硝酸エステルは、含まれるカルボキシル基が上
記中和剤により中和される。中和されているとは、カル
ボキシル基の水素イオンの全部または一部が、好ましく
は50%以上が、アルカリ金属イオン、アンモニウムイ
オンまたは一塩基性有機アミンからなるイオンの一種ま
たは二種以上の組み合わせで置換され塩となっているこ
とを言う。
【0010】カルボキシアルキルセルロースの硝酸エス
テル中に含まれるカルボキシル基の中和に使用するアリ
カリ金属イオンとは、例えば、リチウム、ナトリウム、
カリウム、ルビジウム等の周期律表第一族の元素のイオ
ンをいい、一塩基性有機アミンとは、例えば、エチルア
ミン、プロピルアミン、ブチルアミン、トリエチルアミ
ン、ジエチルエタノールアミン等の分子中に1個のアミ
ノ基を含有する有機化合物のイオンをいう。これ以外の
金属元素イオン及び二塩基性あるいは、それ以上の多塩
基性の有機アミンのイオンでは、分子間の相互作用が過
大になり、水または有機溶剤との混合溶剤への溶解性が
不十分になる。
【0011】本発明に使用する有機溶剤としては、アル
コール類、多価アルコール類、多価アルコールの誘導体
類、ケトン類、エステル類、エーテル類、カーボネート
類等の1種または2種以上の組み合わせからなる溶剤を
使用することができる。アルコール類としては、メタノ
ール、エタノール、nープロパノール、nーブタノー
ル、nーペンタノール、nーヘキサノール、nーヘプタ
ノール、nーオクタノール、nーノニルアルコール、n
ーデカノール、nーウンデカノールまたは、これらの異
性体、シクロペンタノール、シクロヘキサノール等があ
げられる。好ましくは、アルキル炭素数が1〜6個を有
するアルコール類である。
【0012】多価アルコール類としては、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、1,3ーブチレングリ
コール、1,4ーブチレングリコール、1,5ーペンタ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6ーヘキサ
ンジオール、1,2ーシクロヘキサンジオール、1,7
ーヘプタンジオール、1,8ーオクタンジオール、1,
9ーノナンジオール、1,10ーデカンジオール、グリ
セリン、ペンタエリスリトール等があげられる。
【0013】多価アルコールの誘導体類としては、エチ
レングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコー
ルモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピ
ルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテ
ル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレン
グリコールイソブチルエーテル、プロピレングリコール
モノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチル
エーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテ
ル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、酢酸セ
ロソルブ等、または有機合成化学協会編の溶剤ポケット
ブツク(p、479〜p、574)(1990年9月2
0日、オーム社発行)に記載された多価アルコールとそ
の誘導体類があげられる。
【0014】ケトン類としては、アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルブチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、ジイソプロピルケトン、シクロペンタノン、シクロ
ヘキサノン等があげられる。エステル類としては、酢酸
メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸イソプロピ
ル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸アミル、乳酸エ
ステル、酪酸エステル、ジブチルフタレート、ジオクチ
ルフタレート、及び、εーカプロラクトン、εーカプロ
ラクタム等の環状エステル類があげられる。
【0015】エーテル類としては、ジエチルエーテル、
イソプロピルエーテル、nーブチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、テトラヒドロピラン、1,4ージオキサン
等があげられる。カーボネート類としては、ジメチルカ
ーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカー
ボネート、エチレンカーボネート等があげられる。
【0016】本発明に使用する安定化剤としては、エポ
キシ系化合物、有機リン化合物、リン酸誘導体及びピロ
リン酸塩、フェノール系化合物、オキシ酸、ジカルボン
酸、脂肪酸類等の1種または2種以上を組み合わせて使
用することができる。エポキシ系化合物としては、化学
構造中にエポキシ基を1個以上もった化合物であり、グ
リシジルエーテル系エポキシ樹脂、環式脂肪族エポキシ
樹脂、グリシジルエステル系樹脂、グリシジルアミン系
樹脂、複素環式エポキシ樹脂等があげられる。
【0017】グリシジルエーテル系エポキシ樹脂として
は、ビスフェノールA系エポキシ樹脂、ノボラック型エ
ポキシ樹脂等があげられる。環式脂肪族エポキシ樹脂と
しては、3.4エポキシシクロヘキシルメチルカルボキ
シレート、3.4エポキシー6メチルシクロヘキシルメ
チルカルボキシレート等があげられる。
【0018】グリシジルエステル系樹脂としては、フタ
ル酸ジグリシジルエステル、テトラヒドロフタル酸ジグ
リシジルエステル等があげられる。グリシジルアミン系
樹脂としては、ジクリシジルアニリン、トリグリシジル
−メタアミノフェノール等があげられる。複素環式エポ
キシ樹脂としては、トリグリシジルイソシアヌレート等
があげられる。
【0019】有機リン化合物としての亜リン酸エステル
類としては、トリフェニルホスファイト、トリス(ノニ
ルフェニル)ホスファイト、トリエチルホスファイト、
トリス(2ーエチルヘキシル)ホスファイト、トリデシ
ルホスファイト、トリス(トリデシル)ホスファイト、
ジフェニルモノ(2ーエチルヘキシル)ホスファイト、
ジフェニルモノデシルホスファイト、ジフェニルモノ
(トリデシル)ホスファイト、ジラウリルハイドロゲン
ホスファイト、ジフェニルハイドロゲンホスファイト、
テトラフェニルジプロピレングリコールジホスファイ
ト、トリス(トリデシル)ホスファイト、テトラフェニ
ルテトラ(トリデシル)ペンタエリストールテトラホス
ファイト、テトラ(トリデシル)−4−4’−イソプロ
ピリデンジフェニルジホスファイト、トリラウリルトリ
チオホスファイト、ビス(トリデシル)ペンタエリスト
ールジホスファイト、ビス(トリデシル)ペンタエリス
トールジホスファイト、ビス(ノニルフェニル)ペンタ
エリストールジホスファイト、トリステアリルホスファ
イト、ジステアリルペンタエリストールジホスファイ
ト、トリス(2、4−ジーtーブチルフェニル)ホスフ
ァイト等があげられる。
【0020】リン酸エステル類としては、トリエチルホ
スフェート、トリメチルホスフェート、トリブチルホス
フェート、エチルジエチルホスホノアセテート、エチル
アシッドホスフェート、ブチルアシッドホスフェート、
ブチルピロホスフェート、ブトキシエチルアシッドホス
フェート、2ーエチルヘキシルアシッドホスフェート、
オレイルアシッドホスフェート、テトラコシルアシッド
ホスフェート、ジ(2ーエチルヘキシル)ホスフェー
ト、エチレングリコールアシッドホスフェート、(2ー
ヒドロキシエチル)メタクリレートアシッドホスフェー
ト等があげられる。 リン酸誘導体及びピロリン酸類と
しては、ピロリン酸四ナリウム、リン酸水素二ナトリウ
ム等があげられる。
【0021】フェノール系化合物としては、2.2´ー
メチレンビス(4ーメチルー6ーtブチルフェノー
ル)、テトラキス[メチレン3ー(3、5ージーtーブ
チルー4ーヒドロキシフェニル]、nーオクタデシルー
3ー(3、5ージーtーブチルー4ーヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート、トリエチレングリコールービス
[3ー(3ーtーブチルー5ーメチルー4ーヒドロキシ
フェニル)プロピオネート]、2、6ージーtーブチル
ー4ーメチルフェノール、トリスノニルフェニルフォス
ファイト、ジフェニルアミン等があげられる。オキシ酸
としては、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒酸、クエ
ン酸等があげられる。
【0022】ジカルボン酸としては、蓚酸、マロン酸、
こはく酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、イタ
コン酸等があげられる。脂肪酸類としては、義酸、酢
酸、プロピオン酸、酪酸等があげられる。本発明におけ
る安定剤の添加量は、カルボキシアルキルセルロースの
硝酸エステルに対して0.1重量%以上、30重量%以
下である。0.1重量%未満であると組成物の経時変化
が大きく、30重量%を越えると組成物の乾燥性、耐熱
性が発現しなくなる。
【0023】本発明の水性溶液組成物において、組成物
中に他の水溶性の樹脂を含ませておくことができる。水
溶性の樹脂としては、水性の塗料、インキ、水性バイン
ダー等に使用されるものであり、マレイン酸ースチレン
コポリマー、マレイン酸ーアクリル酸エステル系コポリ
マー、マレイン酸ーメタクリル酸エステル系コポリマ
ー、アクリル酸ースチレン系コポリマー、アクリル酸ー
アクリル酸エステル系コポリマー、アクリル酸ーメタク
リル酸エステル系コポリマー、ポリウレタン樹脂、ポリ
アミド樹脂、シエラック、カゼイン、ポリビニルアルコ
ール、または、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース等
のセルロースエーテル類の1種または2種以上の組み合
わせが例としてあげられる。
【0024】本発明の水性溶液組成物において、使用の
目的に応じて顔料及びまたは染料を含ませておくことが
できる。顔料としては、酸化チタン、酸化鉄、カーボン
ブラック、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリ
ーン、ワッチャンレッド、キナクリドンイエロー等の着
色顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、クレー等の体
質顔料、磁性酸化鉄、チタン酸バリウム、金、銀等の機
能性顔料等の1種または2種以上の組み合わせが使用で
きる。染料としては、メチレンブルー、マラカイトグリ
ーン、ローダミン、アリザリン等公知のものが使用でき
る。
【0025】本発明の水性溶液組成物の調製方法の一例
を述べる。カルボキシアルキルセルロースの硝酸エステ
ルを撹拌機付きの密閉容器に計量し、水を規定量添加す
る。次いで、有機溶剤を規定量添加し、撹拌を行い系を
均一にする。次に中和剤を添加して撹拌を行い加温しつ
つ完全に溶解させ、更に安定剤を所定量添加して目的の
水性溶液組成物を調製する。
【0026】本発明の水性溶液組成物は、塗料、プラス
チック用塗料、皮革塗料、磁性塗料、印刷インキ、ペー
パーコーティング、フイルム加工、感熱紙、繊維加工、
及び導電性ペースト等に用いるコーティング材料及びそ
の添加剤として用いることができる。このように水性溶
液として要求される用途に適用できるので、以上示した
用途だけには限定されない。
【0027】
【実施例】以下実施例によって本発明を更に詳細に説明
する。なお、実施例において評価方法は下記の通りであ
る。 <粘度測定>上記調製法にて作製した水性溶液組成物
を、B型粘度計(東京計器製)を用いて測定温度25℃
にて粘度を測定した。
【0028】
【実施例1】カルボキシメチルセルロース(カルボキシ
メチルエーテル基置換度=0.7)100gと硫酸/硝
酸/水=64.7/24.4/10.9重量%からなる
混酸3リットルとを5リットルの反応容器中に入れ、5
℃で1時間撹拌しながら硝化反応を行う。生成物を遠心
分離機で除酸し、直ちに多量の水で洗浄し110gのカ
ルボキシメチルセルロース硝酸エステルを得た。
【0029】得られたカルボキシメチルセルロース硝酸
エステルは、カルボキシル基置換度が0.7で硝酸エス
テル基置換度が窒素含有量より求めて、1.8であつ
た。得られたカルボキシメチルセルロース硝酸エステル
15gとイオン交換水56.1gと有機溶剤として、n
ーブチルセロソルブ25.5gとをセパラブルフラスコ
中に入れ、撹拌を行った。次に中和剤としてトリエチル
アミン3.4gを添加して撹拌しつつ80℃で加温しな
がら完全に中和して溶解させ、更に安定剤として環式脂
肪族エポキシ樹脂(商品名:セロキサイド2021P/
ダイセル工業株式会社製)を1g添加して水性溶液成物
を得た。得られた組成物の粘度は、200mPa・se
cであり、流動性は良好であった。20℃で30日間放
置での粘度は160mPa・secとわずかな変化でと
どまった。また、着色の変化も認められなかった。
【0030】
【実施例2】安定化剤を環式脂肪族エポキシ樹脂(商品
名:セロキサイド2021P/ダイセル工業株式会社
製)を1gと乳酸0.2gに変更した以外は、実施例1
と同様の水性溶液組成物を得た。得られた組成物の粘度
は、200mPa・secであり、流動性は良好であっ
た。20℃で30日間放置での粘度は185mPa・s
ecと殆ど変化がなく、経時安定性も良好であった。ま
た、着色の変化も認められなかった。
【0031】
【実施例3】安定化剤を亜リン酸エステル類(商品名:
JP−333E/城北化学工業株式会社製)を1gに変
更した以外は、実施例1と同様の水性溶液組成物を得
た。得られた組成物の粘度は、200mPa・secで
あり、流動性は良好であった。20℃で30日間放置で
の粘度は150mPa・secとわずかな変化でとどま
った。
【0032】
【実施例4】安定化剤を環式脂肪族エポキシ樹脂(商品
名:セロキサイド2021P/ダイセル工業株式会社
製)を1gとマレイン酸0.2gに変更した以外は、実
施例1と同様.の水性溶液組成物を得た。得られた組成
物の粘度は、210mPa・secであり、流動性は良
好であった。20℃で30日間放置での粘度は185m
Pa・secと殆ど変化がなく、経時安定性も良好であ
った。また、着色の変化も認められなかった。
【0033】
【実施例5】カルボキシメチルセルロース(カルボキシ
メチルエーテル基置換度=0.5)100gと硫酸/硝
酸/水=62.6/25.0/12.4重量%からなる
混酸3リットルとを5リットルの反応容器中に入れ、5
℃で1時間撹拌しながら硝化反応を行う。生成物を遠心
分離機で除酸し、直ちに多量の水で洗浄し120gのカ
ルボキシメチルセルロース硝酸エステルを得た。
【0034】得られたカルボキシメチルセルロース硝酸
エステルは、カルボキシル基置換度が0.5で硝酸エス
テル基置換度が窒素含有量より求めて2.0であつた。
得られたカルボキシメチルセルロース硝酸エステル15
gとイオン交換水56.1gと有機溶剤として、nーブ
チルセロソルブ25.5gとをセパラブルフラス中に入
れ、撹拌を行った。次ぎに中和剤としてトリエチルアミ
ン3.4gを添加して撹拌しつつ80℃で加温しながら
完全に中和して溶解させ、更に安定剤として環式脂肪族
エポキシ樹脂(商品名:セロキサイド2021P/ダイ
セル工業株式会社製)を1g添加して水性溶液組成物を
得た。得られた組成物の粘度は、600mPa・sec
であり、流動性は良好であった。20℃で30日間放置
での粘度は550mPa・secと殆ど変化がなく、経
時安定性も良好であった。また、着色の変化も認められ
なかった。
【0035】
【実施例6】安定化剤を環式脂肪族エポキシ樹脂(商品
名:セロキサイド2021P/ダイセル工業株式会社
製)を1gと乳酸0.2gに変更した以外は、実施例5
と同様の水性溶液組成物を得た。得られた組成物の粘度
は、700mPa・secであり、流動性は良好であっ
た。20℃で30日間放置での粘度は670mPa・s
ecと殆ど変化がなく、経時安定性も良好であった。ま
た、着色の変化も認められなかった。
【0036】
【実施例7】カルボキシメチルセルロース(カルボキシ
メチルエーテル基置換度=0.7)100gと硫酸/硝
酸/水=58.8/20.2/21.0重量%からなる
混酸3リットルとを5リットルの反応容器中に入れ、5
℃で1時間撹拌しながら硝化反応を行う。生成物を遠心
分離機で除酸し、直ちに多量の水で洗浄し100gのカ
ルボキシメチルセルロース硝酸エステルを得た。
【0037】得られたカルボキシメチルセルロース硝酸
エステルは、カルボキシル基置換度が0.7で硝酸エス
テル基置換度が窒素含有量より求めて1.0であつた。
得られたカルボキシメチルセルロース硝酸エステル10
gとイオン交換水68.8gと有機溶剤として、イソプ
ロピルアルコール18gとをセパラブルフラスコ中に入
れ、撹拌を行った。次ぎに中和剤として28%アンモニ
ア水3.2gを添して撹拌しつつ80℃で加温しながら
完全に中和して溶解させ、更に安定化剤としてクエン酸
0.5g添加して水性溶液組成物を得た。得られた組成
物の粘度は、5700mPa・secであり、流動性は
良好であった。20℃で30日間放置での粘度は560
0mPa・secと殆ど変化がなく、経時安定性も良好
であった。また、着色の変化も認められなかった。
【0038】
【比較例1】実施例5と同様にしてカルボキシメチルセ
ルロース硝酸エステルを得た。得られたカルボキシメチ
ルセルロース硝酸エステル15gとイオン交換水56.
1gと有機溶剤として、nーブチルセロソルブ25.5
gとをセパラブルフラスコ中に入れ、撹拌を行った。次
ぎに中和剤としてトリエチルアミン3.4gを添加して
撹拌しつつ80℃で加温しながら完全に中和して溶解さ
せて水性溶液組成物を得た。得られた組成物の粘度は、
600mPa・secであり、流動性は良好であった。
しかし、20℃で30日間放置での粘度は、350mP
a・secと経時変化が大きかった。
【0039】
【発明の効果】本発明の水性溶液組成物は、塗料、プラ
スチック塗料、皮革塗料、磁性塗料、印刷インキ、ペー
パーコーティング、フイルム加工、感熱紙、繊維加工、
及び導電性ペースト等の機能性コーティング材料に利用
できる。この場合、水系の機能性コーティング材料にお
いて乾燥性、耐熱ブロッキング性等が向上し、有機溶剤
を大幅に減らすことができ、揮散溶剤による大気汚染、
作業環境の悪化、火災の危険性などの問題が改善され
る。
【0040】また、本発明の水性溶液組成物自体及び該
水性溶液組成物を含有する塗料、印刷インキ等のコーテ
ィング組成物の流通、保存時等の長期間の実用的な経時
安定性に効果を発揮する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/524 C09D 101/32 PCT // C09D 5/24 PPT 11/08 PTJ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無水グルコース単位1個あたりの硝酸エ
    ステル基置換度が0.2以上、カルボキシアルキルエー
    テル基置換度が0.05以上であるカルボキシアルキル
    セルロースの硝酸エステルと水及び有機溶剤、中和剤を
    混合してなる水性溶液組成物において、さらに安定化剤
    として、エポキシ系化合物、有機リン化合物、リン酸誘
    導体及びピロリン酸塩類、フェノール系化合物、オキシ
    酸、ジカルボン酸、脂肪酸類の1種または2種以上を含
    有することを特徴とする水性溶液組成物。
JP29459094A 1994-11-29 1994-11-29 水性溶液組成物 Withdrawn JPH08151402A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29459094A JPH08151402A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 水性溶液組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29459094A JPH08151402A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 水性溶液組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08151402A true JPH08151402A (ja) 1996-06-11

Family

ID=17809751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29459094A Withdrawn JPH08151402A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 水性溶液組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08151402A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998007799A1 (fr) * 1996-08-21 1998-02-26 Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. Materiau de revetement pour la realisation de surfaces d'affichage d'informations et support d'affichage
JP2008056782A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Nippon Polyurethane Ind Co Ltd ポリウレタンポリ尿素系樹脂組成物
JP2015518499A (ja) * 2012-03-28 2015-07-02 テューリンギッシェス・インスティトゥート・フューア・テクスティル−ウント・クンストストッフ−フォルシュング・エー・ファウ 液体形態で適用することができる多官能性コーティングフィルム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998007799A1 (fr) * 1996-08-21 1998-02-26 Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. Materiau de revetement pour la realisation de surfaces d'affichage d'informations et support d'affichage
KR100510629B1 (ko) * 1996-08-21 2005-08-31 이데미쓰 고산 가부시키가이샤 정보 표시면 형성용 코팅재 및 표시매체
JP2008056782A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Nippon Polyurethane Ind Co Ltd ポリウレタンポリ尿素系樹脂組成物
JP2015518499A (ja) * 2012-03-28 2015-07-02 テューリンギッシェス・インスティトゥート・フューア・テクスティル−ウント・クンストストッフ−フォルシュング・エー・ファウ 液体形態で適用することができる多官能性コーティングフィルム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2983148C (en) Process for the manufacture of a crosslinkable composition
CN103333319B (zh) 一种通用型色浆研磨树脂的制备方法
EP2647676B1 (en) Active ray curable composition, active ray curable ink composition for inkjet printing, active ray curable adhesive composition, and method for stabilizing active ray curable composition
JPH08151402A (ja) 水性溶液組成物
WO2007107288A1 (de) Verwendung einer substituierten guanidin-verbindung als härter für epoxidharze
US4142914A (en) Pigments which are stable in nitrocellulose
JP4353901B2 (ja) 多官能性アジリジン化合物を含む硬化成分としての安定化された組成物
JP7426566B2 (ja) セルロースを溶解する方法
US3563988A (en) Aminoalkylamino-s-triazines
US8299143B2 (en) Crayon and process for producing the same
JPH1112509A (ja) インク組成物
US8242190B2 (en) Crayon and process for producing the same
EP0123797B1 (de) Verfahren zur Herstellung von Mattlacken
DE2138179C3 (de) Verfahren zur Herstellung veresterter Rhodaminfarbstoffe
US2285178A (en) Polyamides combined with cellulose derivatives
JPH06346015A (ja) 水性コーティング組成物
JPH09278940A (ja) 水性溶液組成物
JPH03284651A (ja) 溶剤組成物
JPH0753908A (ja) 水系コーティング組成物
JPH09309972A (ja) 水性溶液組成物の製造方法
JPH0548267B2 (ja)
JPH021472A (ja) パーオキサイド組成物
US3014822A (en) Printing on aluminum surfaces
DE3102984A1 (de) Verfahren zur herstellung von cysteamin-s-substituierten verbindungen und deren derivaten
US1880557A (en) Solvent for mixed cellulose esters

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020205